JP2964328B2 - 耐震補強構造 - Google Patents

耐震補強構造

Info

Publication number
JP2964328B2
JP2964328B2 JP2355198A JP2355198A JP2964328B2 JP 2964328 B2 JP2964328 B2 JP 2964328B2 JP 2355198 A JP2355198 A JP 2355198A JP 2355198 A JP2355198 A JP 2355198A JP 2964328 B2 JP2964328 B2 JP 2964328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
column
intersection
seismic
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2355198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11223042A (ja
Inventor
宏 阿世賀
和夫 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIMATSU KENSETSU KK
Original Assignee
NISHIMATSU KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIMATSU KENSETSU KK filed Critical NISHIMATSU KENSETSU KK
Priority to JP2355198A priority Critical patent/JP2964328B2/ja
Publication of JPH11223042A publication Critical patent/JPH11223042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2964328B2 publication Critical patent/JP2964328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱と梁又は床を含
む建築物における水平方向の地震力に対する耐震補強構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国は、世界でも有数の地震多発地域
に属し、建築物を構築する際には、十分な耐震的考慮を
要する。一般に、図7に示すような柱101と梁102
を含む架構100においては、水平方向の地震力Fを受
けた場合に、前記柱101と前記梁102には、図8に
示すような曲げモーメントとせん断力が発生する。更に
詳細には、前記柱101と前記梁102とが交差する交
差点Qを含む部位は、図9のモーメント図に示したよう
に、交差点Qに近づくほど曲げモーメントが大きくな
り、この場合の前記柱101と前記梁102の変形状態
は、図10の模式図のようになる。そして、地震力Fに
よる曲げモーメントが前記柱101の曲げ耐力よりも大
きい場合には、前記柱101は曲がり、地震力Fによる
せん断力が前記柱101のせん断耐力よりも大きい場合
には、せん断破壊を生じてしまう。
【0003】そこで、曲げ耐力が不足している場合の耐
震補強方法として、例えば、柱の表面に鋼管を取り付け
たり、或いは図11に示すように炭素繊維シート103
等を柱101に巻いて前記柱101の強度を上げる方法
等が知られている。また、柱101のせん断耐力が不足
している場合の耐震補強方法として、例えば、図12に
示すような、柱101と梁102の間にフレーム104
を取付け、対角線状にブレース105,105を設ける
方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、曲げ耐
力補強としての上記鋼管或いは炭素繊維シート103等
を用いて柱101の強度を上げる方法では、かなりの手
間とコストが必要であるという問題点を有していた。ま
た、せん断耐力補強としての上記ブレース105を用い
る方法においても、引張に対してはブレース105は有
効であるが、圧縮に対してはブレース105の座屈が生
じてしまうケースが考えられ、この場合急激な耐力低下
が生じてしまうため必ずしも有効でないこともある。更
に、ブレース105を取り付けることにより、柱101
と梁102の間の開口部面積が少なくなるという問題点
も有していた。
【0005】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めに為されたものであって、地震力等の水平方向の力に
よる曲げモーメント及びせん断力に対して、十分な曲げ
耐力或いはせん断耐力を得ることが出来るとともに、構
造がシンプルで手間がかからず、且つ低コストな耐震補
強構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、柱とこの柱に水平に設けら
れる梁と、この梁の上面に設けられる床と、を含む建築
物の耐震補強構造であって、L字状の直角部と、該直角
部の端部同士を結び外側に向かって凸となる弧状の曲部
、を有するダンパ部材の前記直角部が、前記柱と前記
梁或いは前記床とが交差する交差部の四隅の前記柱と前
記床、及び前記柱と前記梁とに設けられていることを特
徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、柱と梁或い
は床とが交差する交差部の四隅に設けられたダンパ部材
は、交差部から外側に向かって凸となるようにされてい
るので、地震力によって柱、梁、床に曲げモーメントが
生じた場合に、ダンパ部材の曲げ抵抗力により建築物の
曲げ耐力が補強されることとなる。即ち、このダンパ部
材は、曲げモーメントの大きい柱と梁或いは床の交差す
る交差部に設けられ、柱や梁及び床の受ける曲げモーメ
ントをダンパ部材の曲げ抵抗力で分担することにより建
築物の曲げ耐力を大きくさせることが出来ることとなっ
て、従来の鋼管或いは炭素繊維シート等を用いて柱の強
度を上げて補強していた場合に比べて、同等或いはそれ
以上の曲げ耐力を得ることが出来るとともに、ダンパ部
材の取付、取り替えが容易で手間がかからず、且つ低コ
ストで建築物の耐震補強を施すことが出来る。
【0008】ここで、ダンパ部材は、特に限定するもの
ではなく、板状のものであっても棒状のものであっても
よく、L字状の直角部と、弧状の曲部を有し、所定の曲
げ抵抗力が得られるものであればよい。また、ダンパ部
材の材質は、例えば、鋼製のものが上げられるが、これ
に限るものではなく、L字状の直角部と、弧状の曲部を
有し、所定の曲げ抵抗力が得られるものであればどのよ
うな材質のものであればよい。
【0009】請求項2記載の発明は、柱と、この柱に水
平に設けられる梁と、この梁の上面に設けられる床と、
を含む建築物の耐震補強構造であって、前記柱と前記梁
及び前記床とが交差する交差部の四隅前記柱と前記
床、及び前記柱と前記梁とに、前記交差部に向かって凸
となるような弧状の曲部を有するダンパ部材が設けられ
ていることを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明によれば、柱と梁或い
は床とが交差する交差部の四隅の柱と梁、或いは柱と床
とに設けられた弧状の曲部を有するダンパ部材は、交差
部に向かって凸となるようにされているので、地震力に
よって柱、梁、或いは床にせん断力が生じた場合でも、
ダンパ部材の引張力と曲げ抵抗力により建築物のせん断
耐力が補強されることとなる。即ち、このダンパ部材
は、せん断力が働く柱、梁、或いは床の交差する部分に
設けられ、柱や梁、或いは床が受けるせん断力をダンパ
部材の引張力と曲げ抵抗力で分担させることにより建築
物のせん断耐力を大きくさせることが出来ることとなっ
て、従来のブレースを用いて補強していた場合に比べ
て、同等或いはそれ以上のせん断耐力を得ることが出来
るとともに、ダンパ部材の取付、取り替えが容易で手間
がかからず、且つ低コストで建築物の耐震補強を施すこ
とが出来る。
【0011】また、ダンパ部材は、交差部に向かって凸
となるようにされているので、従来のブレースによる補
強に比べ、開口部をより広くとれることとなって、広い
窓などを設けることが出来る。また、ダンパ部材は弧状
の曲部を有しているので、従来のブレースによる補強の
ように圧縮変形によるブレースの座屈が生じることがな
く、圧縮変形に対しても耐震効果が得られる。
【0012】ここで、ダンパ部材は、特に限定するもの
ではなく、板状のものであっても棒状のものであっても
よく、弧状の曲部を有し、所定のせん断耐力が得られる
ものであればよい。また、ダンパ部材の材質は、例え
ば、鋼製のものが上げられるが、これに限るものではな
く、弧状の曲部を有し、所定の曲げ抵抗力が得られるも
のであればどのような材質のものであってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
架構における耐震補強構造の実施の形態を詳細に説明す
る。 [第1の実施の形態] 図1は、本発明に係る第1の実施の形態の耐震補強構造
を示した架構の正面図である。図1に示す耐震補強構造
1は、柱2と、この柱2と交差するように設けられた梁
3又は床4とから構成された建築物としての架構におい
て、前記柱2と前記梁3又は前記床4とが交差する交差
部Oの前記柱2と前記梁3とに、L字状の直角部51
交差部Oから外側に向かって凸となるような弧状の曲部
52とを有する鋼製ダンパ5a〜5d(ダンパ部材)が
それそれ設けられている。
【0014】前記鋼製ダンパ5a〜5dは、リング形状
を有し、前記各交差部Oの前記柱2と前記梁3又は前記
床4にボルト6…等によって取り付けられている。な
お、前記鋼製ダンパ5a〜5dの材質、寸法は設計事項
であり、設けられる建築物の曲げ耐力や必要とされる曲
げ耐力等によって決定される。
【0015】次に、前記鋼製ダンパ5a〜5dが設けら
れる耐震補強構造1に作用する曲げモーメントと、これ
に対する曲げ耐力との関係を図2と図3に示す模式図を
用いて説明する。まず、図2の状態で、前記柱2に、例
えば、図中の矢印の方向に地震力が作用した場合、前記
柱2及び前記梁3(或いは前記床4)は、図3の模式図
に誇張して示したような変形が生じる。ここで、曲げモ
ーメントは、中心Oに近づくほど大きくなる(例えば、
曲げモーメント大部21、22、31、32)。
【0016】この状態において、例えば、前記柱2は、
鋼製ダンパ5a及び鋼製ダンパ5bの曲げ抵抗力によっ
て、曲げモーメント大部21の曲げ耐力が補強され、鋼
製ダンパ5c及び鋼製ダンパ5dの曲げ抵抗力によっ
て、曲げモーメント大部22の曲げ耐力が補強される。
同様に、前記梁3(或いは前記床4)は、鋼製ダンパ5
b及び鋼製ダンパ5cの曲げ抵抗力によって、曲げモー
メント大部31の曲げ耐力が補強され、鋼製ダンパ5a
及び鋼製ダンパ5dの曲げ抵抗力によって、曲げモーメ
ント大部32の曲げ耐力が補強される。
【0017】以上説明した本発明の第1の実施に形態に
係る耐震補強構造によれば、前記柱2と前記梁3又は前
記床4とが交差する交差部Oの前記柱2と前記梁3又は
前記床4とに設けられた弧状の鋼製ダンパ5a〜5d
は、交差部Oから外側に向かって凸となるようにされて
いるので、地震力によって前記柱2や前記梁3又は前記
床4に曲げモーメントが生じた場合でも、鋼製ダンパ5
a〜5dの曲げ抵抗力により前記梁3又は前記床4の曲
げ耐力が補強される。即ち、前記柱2や前記梁3又は前
記床4の受ける曲げモーメントを前記鋼製ダンパ5a〜
5dの曲げ抵抗力で分担することにより建築物としての
架構の曲げ耐力を大きくさせることが出来ることとなっ
て、従来の鋼管或いは炭素繊維シート等を用いて柱の強
度を上げて補強していた場合に比べて、前記鋼製ダンパ
5a〜5d取付、取り替えが容易で手間がかからず、且
つ低コストで耐震補強させることが出来る。
【0018】[第2の実施の形態]図4は、本発明に係
る第2の実施の形態の耐震補強構造を示した架構の正面
図である。図4に示す耐震補強構造10は、柱11と、
この柱11と交差するように設けられた水平部材として
の梁12又は床13とから構成された建築物としての架
構において、前記柱11と前記梁12又は前記床13と
が交差する交差部Pの前記柱11と前記梁12とに、交
差部Pに向かって凸となるような弧状の曲部を有する鋼
製ダンパ14e〜14h(ダンパ部材)がそれぞれ設け
られている。
【0019】前記鋼製ダンパ14e〜14hは、前記交
差部Pの前記柱11と前記梁12又は前記床13にボル
ト15…等によって取り付けられている。なお、前記鋼
製ダンパ14e〜14hの材質、寸法も設計事項であ
り、設けられる建築物のせん断耐力や必要とされるせん
断耐力等によって決定される。
【0020】次に、前記鋼製ダンパ14e〜14hが設
けられる耐震補強構造10に作用するせん断力と、これ
に対するせん断耐力との関係を図5と図6に示す模式図
を用いて説明する。まず、図5の状態で、前記柱2に、
例えば、図中の矢印の方向に地震力が作用した場合、前
記柱11及び前記梁12(或いは前記床13)は、図6
に模式的に誇張して示したような変形が生じる。
【0021】この状態において、例えば、前記柱11
は、鋼製ダンパ14eの曲げ抵抗力と鋼製ダンパ14f
の引張力とによって、せん断耐力が補強され、鋼製ダン
パ14gの曲げ抵抗力と鋼製ダンパ14hの引張力とに
よって、せん断耐力が補強される。同様に、前記梁12
(或いは前記床13)は、鋼製ダンパ14gの曲げ抵抗
力と鋼製ダンパ14fの引張力とによって、せん断耐力
が補強され、鋼製ダンパ14eの曲げ抵抗力と鋼製ダン
パ14hの引張力とによって、せん断耐力が補強され
る。
【0022】以上説明した本発明の第2の実施に形態に
係る耐震補強構造によれば、前記柱11と前記梁12又
は前記床13とが交差する交差部Pの柱11と前記梁1
2又は前記床13とに設けられた弧状の鋼製ダンパ14
e〜14hは、交差部Pに向かって凸となるようにされ
ているので、地震力によって柱11や前記梁12又は前
記床13にせん断力が生じた場合でも、鋼製ダンパ14
e〜14hの曲げ抵抗力と引張力によってせん断耐力が
補強される。即ち、この鋼製ダンパ14e〜14hは、
前記柱11と前記梁12又は前記床13の交差する部分
に設けられ、前記柱11や前記梁12又は前記床13の
受けるせん断力を鋼製ダンパ14e、14gの曲げ抵抗
力と引張力で分担することにより建築物のせん断耐力を
大きくさせることが出来ることとなって、従来のブレー
スを用いて補強していた場合に比べて、同等或いはそれ
以上のせん断耐力を得ることが出来るとともに、鋼製ダ
ンパ14e〜14hの取付、取り替えが容易で手間がか
からず、且つ低コストで耐震補強させることが出来る。
【0023】また、鋼製ダンパ14e〜14hは、交差
部Pに向かって凸となるようにされているので、従来の
ブレースによる補強に比べ、開口部をより広くとれるこ
ととなって、広い窓などを設けることが出来る。また、
鋼製ダンパ14e〜14hは弧状とされているので、従
来のブレースによる補強のように圧縮変形によるブレー
スの座屈が生じることがなく、圧縮変形に対しても耐震
補強効果が得られる。
【0024】なお、上記第1の実施の形態の鋼製ダンパ
5a〜5dと第2の実施の形態の鋼製ダンパ14e〜1
4hは、別個に用いてもよく、或いは併用してもよい。
併用することにより、曲げ耐力とせん断耐力の両方につ
いて補強することができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、柱と梁或
いは床とが交差する交差部の四隅に設けられたダンパ部
材は、交差部から外側に向かって凸となるようにされて
いるので、地震力によって柱や梁或いは床に曲げモーメ
ントが生じた場合に、ダンパ部材の曲げ抵抗力により建
築物の曲げ耐力が補強されることとなる。即ち、このダ
ンパ部材は、曲げモーメントの大きい柱と梁或いは床の
交差する交差部に設けられ、柱や梁或いは床の受ける曲
げモーメントをダンパ部材の曲げ抵抗力で分担すること
により建築物の曲げ耐力を大きくさせることが出来るこ
ととなって、従来の鋼管或いは炭素繊維シート等を用い
て柱の強度を上げて補強していた場合に比べて、同等或
いはそれ以上の曲げ耐力を得ることが出来るとともに、
ダンパ部材の取付、取り替えが容易で手間がかからず、
且つ低コストで建築物の耐震補強を施すことが出来る。
【0026】請求項2記載の発明によれば、柱と梁或い
は床とが交差する交差部の四隅の柱と梁、或いは柱と床
とに設けられた弧状の曲部を有するダンパ部材は、交差
部に向かって凸となるようにされているので、地震力に
よって柱、梁、或いは床にせん断力が生じた場合でも、
ダンパ部材の引張力と曲げ抵抗力により建築物のせん断
耐力が補強されることとなる。即ち、このダンパ部材
は、せん断力が働く柱、梁、或いは床の交差する部分
設けられ、柱や梁、或いは床が受けるせん断力をダンパ
部材の引張力と曲げ抵抗力で分担させることにより建築
物のせん断耐力を大きくさせることが出来ることとなっ
て、従来のブレースを用いて補強していた場合に比べ
て、同等或いはそれ以上のせん断耐力を得ることが出来
るとともに、ダンパ部材の取付、取り替えが容易で手間
がかからず、且つ低コストで建築物の耐震補強を施すこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の耐震補強構造
を示した架構の正面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態の耐震補強構造
を模式的に示した図である。
【図3】図2において、水平方向に地震力が作用した場
合における架構の変形を模式的に示した図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態の耐震補強構造
を示した架構の正面図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の耐震補強構造
を模式的に示した図である。
【図6】図5において、水平方向に地震力が作用した場
合における架構の変形を模式的に示した図である。
【図7】架構に対して水平方向に地震力が作用した場合
を模式的に示した図である。
【図8】図7において、地震力による架構の変形を模式
的に示した図である。
【図9】図8において、一の交差部に作用する力を示し
た曲げモーメント図である。
【図10】図9における曲げモーメントによる架構の変
形を模式的に示した図である。
【図11】従来の炭素繊維を用いた架構の耐震補強構造
の一例を示した図である。
【図12】従来のブレースを用いた架構の耐震補強構造
の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 耐震補強構造 2 柱 3 梁(水平部材) 4 床(水平部材) 5a〜5d 鋼製ダンパ(ダンパ部材) 10 耐震補強構造 11 柱 12 梁(水平部材) 13 床(水平部材) 14a〜14d 鋼製ダンパ(ダンパ部材)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 9/02 E04G 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱とこの柱に水平に設けられる梁と、こ
    の梁の上面に設けられる床と、を含む建築物の耐震補強
    構造であって、L字状の直角部と、該直角部の端部同士を結び外側に向
    かって凸となる弧状の曲部と 、を有するダンパ部材の前
    記直角部が、前記柱と前記梁及び前記床とが交差する交
    差部の四隅の前記柱と前記床、及び前記柱と前記梁とに
    設けられていることを特徴とする耐震補強構造。
  2. 【請求項2】 柱と、この柱に水平に設けられる梁と、
    この梁の上面に設けられる床と、を含む建築物の耐震補
    強構造であって、 前記柱と前記粱及び前記床とが交差する交差部の四隅
    前記柱と前記床、及び前記柱と前記梁とに、前記交差部
    に向かって凸となるような弧状の曲部を有するダンパ部
    材が設けられていることを特徴とする耐震補強構造。
JP2355198A 1998-02-04 1998-02-04 耐震補強構造 Expired - Fee Related JP2964328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2355198A JP2964328B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 耐震補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2355198A JP2964328B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 耐震補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11223042A JPH11223042A (ja) 1999-08-17
JP2964328B2 true JP2964328B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=12113636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2355198A Expired - Fee Related JP2964328B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 耐震補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2964328B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005007999A1 (ja) * 2003-07-22 2005-01-27 Takenaka Corporation 超塑性合金による木造住宅用制震ダンパー
JP2008267058A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Shimizu Corp 耐震補強構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6406741B1 (ja) * 2018-02-21 2018-10-17 株式会社アンディーン 柱梁に設置する制震器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005007999A1 (ja) * 2003-07-22 2005-01-27 Takenaka Corporation 超塑性合金による木造住宅用制震ダンパー
CN100422490C (zh) * 2003-07-22 2008-10-01 株式会社竹中工务店 通过超塑性合金达成的木结构住宅用的抗震减振器
JP2008267058A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Shimizu Corp 耐震補強構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11223042A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004169504A (ja) Rc造用ブレースレス耐震補強工法
JP3451328B2 (ja) エネルギ吸収機構を備えた柱梁接合部
JP2004176460A (ja) 耐震補強構造
JP2964328B2 (ja) 耐震補強構造
JP2001090376A (ja) 耐力壁
JP3104679U (ja) ブレースレス耐震補強鉄筋コンクリート造
JPH1082095A (ja) Rc造躯体の耐震補強構造
JPH11350778A (ja) 制震ダンパーおよび制震構造
JP3397220B2 (ja) 制振装置
JP2001140343A (ja) 三階建て住宅
JPH11293930A (ja) 耐震補強用部材及び耐震補強構造
JP3039301B2 (ja) Rc造コア壁架構における制震ダンパーを取り入れた境界梁の施工方法
JP2686372B2 (ja) ユニット住宅
JPH07207755A (ja) 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部構造
JP2810615B2 (ja) 振動エネルギー吸収機能を有する耐震壁
JPH02128035A (ja) Rc造躯体開口部の耐震補強方法
KR102462907B1 (ko) 내진 보강용 가새 철골 프레임 및 이를 이용한 내진 보강 공법
JP2955960B2 (ja) 制振架構用鋼板壁構造
JP2961220B2 (ja) 既存構造物に対する増築構法
JPH11229632A (ja) 既存建物外殻の制震補強方法
JP2000248685A (ja) 鉄骨構造物の梁部材
JP3650508B2 (ja) 高倍率壁耐力付与用パネルに用いる筋かい材連結接手
JP2964986B2 (ja) 制震ダンパを装着した鋼製壁による既存建築物の耐震改修方法
JPH07103699B2 (ja) 既存rc造の鉄骨による耐震補強構造
JP3358512B2 (ja) 高ダンピング特性を有する鋼製構造部材

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120813

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees