JP2962659B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2962659B2
JP2962659B2 JP7083512A JP8351295A JP2962659B2 JP 2962659 B2 JP2962659 B2 JP 2962659B2 JP 7083512 A JP7083512 A JP 7083512A JP 8351295 A JP8351295 A JP 8351295A JP 2962659 B2 JP2962659 B2 JP 2962659B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一戸建住宅
るいは集合住宅等における洗面室内に設置される洗面化
粧台に関し、特に、キャビネット上に設置される洗面カ
ウンタの形状に工夫を施すことにより、洗面カウンタ面
の有効利用を図るとともに、洗濯機との使い勝手の良さ
を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗面化粧台においては、
図5に示すように、キャビネットa上に設置される洗面
カウンタbの左右の奥行寸法D,Dが左右対称形状に形
成されているとともに、この洗面カウンタbの中央部に
左右の奥行寸法d,dが左右対称形状の洗面ボールcを
設けてなる構成を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の洗面化粧台では、図6に示すように、
ャビネットaを洗面室S内に洗濯機Wと組合せて設置す
る際、洗面室Sの出入口側の反対側であるキャビネット
aの左右いずれか一方の端面に洗濯機Wを位置させ、そ
の他方の端面が洗面室Sの出入口側に設置されることが
多く、このため、図6に示される形態のように、洗面室
Sの出入口にドアPを内側に開閉するように設けた場合
に、ドアPの開閉の邪魔にならないように洗面カウンタ
bの左右の奥行寸法D,Dを短くして逃げを設ける必要
がある。
【0004】これによって、洗面カウンタbの洗濯機W
側に面する片側の奥行寸法Dは、大きくすることができ
ず、洗面カウンタ面を有効に利用することができないた
めに、洗濯機Wとの使い勝手が悪く、洗濯作業の効率化
を図ることができないといった問題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、洗面カウンタ面の有
効利用を可能にし、洗面室における洗濯機との使い勝手
の良さを高め、洗濯作業の効率化を図ることができるよ
うにした洗面化粧台を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、キャビネット上に洗面ボールが設
けられる洗面カウンタを設置し、かつこの洗面カウンタ
の左右いずれか一方の端面が洗濯機に隣接し、その他方
の端面が洗面室の出入口に設けられる内側に開閉するド
ア側に位置するように配置される洗面化粧台であって、
前記洗面カウンタは、ドア側に位置する端面の奥行寸法
が短寸法となるように左右非対称形状に形成してなる
とを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、洗面ボールを洗面カウンタのドア側に
位置する奥行寸法が短寸法の端面側に偏らせて配置して
なることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、キャビネット上に設置される洗面カウンタ
の左右の奥行寸法を非対称形状に形成してなるために、
洗面室内に洗濯機と共に組合せ設置する際、洗面室の出
入口側の反対側に設置した洗濯機側に面する洗面カウン
タの片側の奥行寸法を大きくしても、ドアの開閉の邪魔
になることがない。
【0009】しかも、洗面カウンタに設けられる洗面ボ
ールの左右の奥行寸法を左右対称形状または左右非対称
形状に形成するとともに、この洗面ボールを洗面カウン
タの短寸法の奥行側に偏らせて配置してなるために、洗
濯機側に面する洗面カウンタの大きな奥行寸法側の洗面
カウンタ面が広くなり、洗濯時、洗濯物等を一時的に載
置する作業スペースとして有効に利用することが可能に
なる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1から図4に示
す図面を参照しながら詳細に説明すると、図1から図3
はこの発明に係る洗面化粧台の第1実施例を示すもの
で、図中1はキャビネットである。
【0011】このキャビネット1上には、洗面カウンタ
2が設置され、この洗面カウンタ2は、その左右の端面
側の奥行寸法D1,D2が左右非対称形状(D1>D
2)となるように形成してなる構成を有する。
【0012】また、前記洗面カウンタ2に設けた洗面ボ
ール3は、その左右の端面側の奥行寸法d1,d2が左
右対称形状(d1=d2)に形成されているとともに、
前記洗面カウンタ2の奥行寸法が短寸法D2の端面側
偏らせて配置することにより、前記洗面カウンタ2の
行寸法が長寸法D1の端面側の洗面カウンタ面2aが広
くなるように形成されている。
【0013】すなわち、この発明の洗面化粧台は、図2
に示すように、キャビネット1を洗面室S内に洗濯機W
と組合せて設置する際、キャビネット1上に設置される
洗面カウンタ2の奥行寸法が長寸法D1の端面側に洗濯
機Wを隣接させて位置させ、その反対側の奥行寸法が短
寸法D2の端面側が洗面室Sの出入口側に位置するよう
に配置する。
【0014】このような洗面室S内への洗面化粧台のキ
ャビネット1の設置によって、図3に示すように、洗面
カウンタ2の洗面ボール3内に漬け置き洗いされて留め
られた洗濯物を、洗濯機W側に投入する前に洗面カウン
タ2の長寸法D1の奥行側の洗面カウンタ面2aに一時
置きすることが可能になるために、洗面カウンタ2の洗
面カウンタ面2aを作業スペースとして有効利用が図れ
るとともに、洗面室Sの出入口側に面する洗面カウンタ
2の奥行寸法D2の短いために、ドアPの開閉の邪魔に
なることがない。
【0015】また、図4はこの発明に係る洗面化粧台の
第2実施例を示すもので、洗面カウンタ2に設けた洗面
ボール3の左右両端面の奥行寸法d1,d2左右非対
称形状となるように形成してなる構成としたものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の説明したように、この発明は、キ
ャビネット上に洗面ボールが設けられる洗面カウンタを
設置し、かつこの洗面カウンタの左右いずれか一方の端
面が洗濯機に隣接し、その他方の端面が洗面室の出入口
に設けられる内側に開閉するドア側に位置するように配
置される洗面化粧台であって、洗面カウンタは、ドア側
に位置する端面の奥行寸法が短寸法となるように左右
対称形状に形成してなることから、洗面室内に洗濯機と
共に組合せ設置する際、洗面室の出入口側の反対側に設
置した洗濯機側に面する洗面カウンタの片側の奥行寸法
を大きくしても、ドアの開閉の邪魔になることがない。
【0017】また、請求項2において、洗面ボールを洗
面カウンタのドア側に位置する奥行寸法が短寸法の端面
側に偏らせて配置してなることから、洗濯機側に面する
洗面カウンタの大きな奥行寸法側の洗面カウンタ面を広
くすることができ、洗濯時、洗濯物等を一時的に載置す
る作業スペースとして有効に利用することができるため
に、洗濯機との使い勝手が良く、洗濯作業の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る洗面化粧台の第1実施例を示す
概略的平面図。
【図2】同じく洗面室内への洗濯機との組合せ設置状態
を示す概略的平面図。
【図3】同じく洗濯機との組合せ設置状態を示す概略的
断面図。
【図4】この発明に係る洗面化粧台の第2実施例を示す
概略的平面図。
【図5】従来の洗面化粧台の概略的平面図。
【図6】同じく従来の洗面室内への洗濯機との組合せ設
置状態を示す概略的平面図。
【符号の説明】
1・・・キャビネット、 2・・・洗面カウンタ、 2a・・・洗面カウンタ面、 3・・・洗面ボール、 D1,D2・・・洗面カウンタの左右の奥行寸法、 d1,d2・・・洗面ボールの左右の奥行寸法。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット上に洗面ボールが設けられ
    る洗面カウンタを設置し、かつ前記キャビネットの左右
    いずれか一方の端面が洗濯機に隣接し、その他方の端面
    が洗面室の出入口に設けられる内側に開閉するドア側に
    位置するように配置される洗面化粧台であって、前記洗
    面カウンタは、ドア側に位置する端面の奥行寸法が短寸
    法となるように非対称形状に形成したことを特徴とする
    洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 洗面ボールを洗面カウンタのドア側に位
    置する奥行寸法が短寸法の端面側に偏らせて配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
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JPS5975012A (ja) * 1982-10-20 1984-04-27 松下電器産業株式会社 住宅設備装置
JPH026941U (ja) * 1988-06-24 1990-01-17
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