JPH0535756Y2 - - Google Patents

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JPH0535756Y2
JPH0535756Y2 JP1989119293U JP11929389U JPH0535756Y2 JP H0535756 Y2 JPH0535756 Y2 JP H0535756Y2 JP 1989119293 U JP1989119293 U JP 1989119293U JP 11929389 U JP11929389 U JP 11929389U JP H0535756 Y2 JPH0535756 Y2 JP H0535756Y2
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washstand
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base
counter
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JP1989119293U
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JPH0358179U (ja
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、組合わせ洗面台におけるベースキヤ
ビネツト、特にその方向を変えることができるよ
うにしたベースキヤビネツトに関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、意匠的見地や設置スペースの有効利用の
ために、種々な組合わせ家具が開発され、提案さ
れてきているが、第1図あるいは第5図に示すよ
うな組合わせ洗面台もその内の一つである。すな
わち、これらの組合わせ洗面台は、一つの洗面カ
ウンターと、その下方に配置される少なくとも二
つ以上のベースキヤビネツトを有するものである
が、これらのベースキヤビネツトの洗面カウンタ
ーに対する配置場所を変更できるようにしたもの
である。
ところで、従来のこの種の組合わせ洗面台にお
いては、これを一度設置場所に据え付けてしまつ
た後の変更は殆んど考慮されていないものであ
り、組合わせ家具といつても、設置時のみの組合
わせが変更できる程度にとどまつていたものであ
つた。しかしながら、この種の組合わせ洗面台の
設置場所は、その後の住宅事情の変化等から種々
な模様替えがなされるものであり、例えば、第6
図に示すような洗濯機を新たに設置する等の要望
も当然発生するものである。そのような変化に対
処したとき、折角の家具が使用できなくなつたの
では問題である。また、この種の家具を新規に設
置する場合であつても、その設置時にある程度の
変更が出来ないと問題になることは当然である。
このような場合に、既に設置されているあるい
はこれから設置しようとしている組合わせ洗面台
が固定的なものであると、当然のことながら前述
した要望が出てきたときに柔軟に対応することは
できない。つあり、各ベースキヤビネツトの間口
の方向を変えようとしても、簡単には変えること
ができないのである。そこで、各ベースキヤビネ
ツトを洗面カウンターに対して移動自在とするこ
とが当然考えられるが、その場合には洗面カウン
ターや他のキヤビネツト等に対して意匠的な異和
感を生じさせないようにする工夫が必要になつて
くるのである。一つのベースキヤビネツト等の位
置を変更することにより、家具全体に意匠的な異
和感を生じさせることは、この種の組合わせ家具
の意味を完全に無くしてしまうからである。
そこで、本考案者等は、組合わせ洗面台の内の
少なくとも一つのベースキヤビネツトの位置が容
易に変更できるとともに、変更したときに全体の
意匠に異和感を与えずしかもその使用勝手を十分
なものとするにはどうしたらよいかについて検討
を重ねてきた結果、本考案を完成したのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上のような経緯に基づいてなされ
たもので、その解決しようとする課題は、従来の
組合わせ洗面台における組合わせ変更の不自由さ
である。
そして、本考案の目的とするところは、設置時
及び設置後の組合わせ洗面台の特にベースキヤビ
ネツトの変更を容易に行うことができることは勿
論のこと、変更後において全体の意匠に異和感を
生じさせない組合わせ洗面台におけるベースキヤ
ビネツトを簡単な構成によつて提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、本考案の採つた
手段は、実施例において使用する符号を付して説
明すると、 「少なくとも洗面カウンター11と、その下方
に配置する2つ以上のベースキヤビネツト12か
らなる組合わせ洗面台10において、 ベースキヤビネツト12の一つ以上を、洗面カ
ウンター11と別体のものとし、その間口と奥行
とが同一寸法となるようにするとともに、これら
の間口及び奥行が当該ベースキヤビネツト12の
上方に位置する洗面カウンター11の奥行よりも
小さくなるように構成したことを特徴とするキヤ
ビネツト」 である。
(考案の作用) 次に、以上のように構成した本考案に係るベー
スキヤビネツト12の作用について説明する。
まず、第1図〜第4図に示した例においては、
図示左方に配置されるベースキヤビネツト12の
間口の寸法aと奥行の寸法bとは同一にしてあ
り、しかもこれらの寸法aおよびbは洗面カウン
ター11の図示左方部分の奥行寸法cより小さく
してあるから、第1図のように、当該ベースキヤ
ビネツト12の前方に何も置かない場合で間口部
14を前方に向ける場合、あるいは、第3図のよ
うに、ベースキヤビネツト12の前方に便器15
等を置くために、間口部14を第4図のように右
方に向ける場合においても、ベースキヤビネツト
12の特に洗面カウンター11に対する意匠的異
和感は全く生じないのである。
勿論、このように、ベースキヤビネツト12の
間口部14の方向を変更することは、このベース
キヤビネツト12とその上に位置する洗面カウン
ター11とが別体であるため容易に行えるもので
あり、変更後のベースキヤビネツト12の洗面カ
ウンター11に対する位置決めもベースキヤビネ
ツト12の間口寸法aと奥行寸法bとが同一であ
るため、極めて容易に行えるものとなつているの
である。
また、第3図に示したような状況に合わせるた
めに、ベースキヤビネツト12を第4図に示した
ように変更した場合には、その間口部14が洗面
カウンター11の下方にて図示右方に開くことに
なるから、このベースキヤビネツト12はその前
方に便器15が存在していたとしても使用可能と
なつているのである。
以上のことは、第5図〜第7図に示した例の場
合も同様である。すなわち、この場合のベースキ
ヤビネツト12は、洗面カウンター11の下方で
あつて第5図の図示右方部分に配置されるもので
あるが、第6図に示したように、このベースキヤ
ビネツト12の前方に洗濯機16を置くために、
第7図に示したようにその方向を変更したとして
も、組合わせ洗面台10全体に意匠的な異和感を
生じさせないものである。特に、このベースキヤ
ビネツト12の間口寸法aと奥行寸法bとを同じ
にしてあるから、ベースキヤビネツト12の方向
を変えたとしても、このベースキヤビネツト12
に隣接する他の第二ベースキヤビネツト13等と
の間に隙間を生ずることはないのである。
なお、以上のいずれの場合も、組合わせ洗面台
10を構成する一つのベースキヤビネツト12に
ついてのみ本考案を実施した場合について説明し
たが、本考案は他の第二ベースキヤビネツト13
に対しても実施することができるものであり、こ
の場合にも上述したのと同様な作用を有するもの
である。
(実施例) 次に、本考案に係るベースキヤビネツト12に
ついて、図示に示した実施例に従つて詳細に説明
する。
第1図〜第4図には、本考案に係るベースキヤ
ビネツト12の第一の実施例が示してあり、この
ベースキヤビネツト12は第1図に示したような
形状の組合わせ洗面台10において使用するもの
である。すなわち、この第1図に示した組合わせ
洗面台10を構成している洗面カウンター11
は、その図示左方部分の奥行を他の奥行より小さ
くしたものであり、この部分の下方にベースキヤ
ビネツト12が収納配置されるのである。
ベースキヤビネツト12は、第2図に示したよ
うに、洗面カウンター11とは完全に別体に形成
したものであり、その間口部14の寸法aと奥行
の寸法bとは同一となるような平面正方形に構成
したものである。また、このベースキヤビネツト
12の上面は洗面カウンター11の図示左方部分
によつて覆われるため、所謂天板を有してはいな
いものとしてある。そして、このベースキヤビネ
ツト12の間口寸法aと奥行寸法bとは、洗面カ
ウンター11の左方部分に奥行寸法cより小さく
なるように形成してある。なお、符号13は、他
のベースキヤビネツトを示している。
この組合わせ洗面台10におけるベースキヤビ
ネツト12は、第1図に示したように、その前方
に何も配置されない場合には、その間口部14が
前方に開口した状態で洗面カウンター11の図示
下方部分の下側に配置される。また、第3図に示
したように、このベースキヤビネツト12の前方
に便器15等を配置する必要がある場合には、第
4図に示したように、その間口部14が右方部分
にて開口するように配置されるのである。勿論、
このとき、洗面カウンター11の左方部分に十分
なスペースがある場合には、このベースキヤビネ
ツト12の間口部14を左方部分にて開口するよ
うに配置して実施してもよい。
第5図〜第7図には、本考案の他の実施例が示
してあり、この実施例においては、洗面カウンタ
ー11の図示右方部分の下側にベースキヤビネツ
ト12が配置してある。そして、このベースキヤ
ビネツト12に密着状態で第二ベースキヤビネツ
ト13が隣接している。この実施例におけるベー
スキヤビネツト12の間口寸法a及び奥行寸法b
は同じであり、これらの寸法a及びbは、洗面カ
ウンター11の奥行寸法からその前端に取付けら
れる前端部材17の厚さを引いた分の長さにして
ある。
これにより、前述した実施例と同様に、この組
合わせ洗面台10を構成しているベースキヤビネ
ツト12の前方に、第6図に示したように、洗濯
機16等の家具を配置した場合には、第7図にて
示したように、このベースキヤビネツト12の向
きを変えることによりその使用を可能なものとす
るのである。
なお、以上のいずれのベースキヤビネツト12
についても、キヤスターを設けることによつて、
移動自在なものとして実施してもよい。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案においては、ベース
キヤビネツト12の一つ以上を、洗面カウンター
11と別体のものとし、その間口と奥行とが同一
寸法となるようにするとともに、これらの間口及
び奥行が当該ベースキヤビネツト12の上方に位
置する洗面カウンター11の奥行よりも小さくな
るように構成したことにその特徴があり、これに
より設置時は勿論のこと、設置後の組合わせ洗面
台の特にベースキヤビネツトの変更を容易に行う
ことができることは勿論のこと、変更後において
全体の意匠に異和感を生じさせない組合わせ洗面
台におけるベースキヤビネツトを簡単に構成によ
つて提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るベースキヤビネツトを有
する組合わせ洗面台の斜視図、第2図はベースキ
ヤビネツトの斜視図、第3図はこの組合わせ洗面
台を一定の部屋内に設置した状態を示す概略平面
図、第4図はベースキヤビネツトの向きを変えた
ときの組合わせ洗面台の部分斜視図である。ま
た、第5図〜第7図は本考案の他の実施例を示す
ものであり、第5図は本考案に係るベースキヤビ
ネツトを有する組合わせ洗面台の斜視図、第6図
はこの組合わせ洗面台を一定の部屋内に設置した
状態を示す概略平面図、第7図はベースキヤビネ
ツトの向きを変えたときの組合わせ洗面台の部分
斜視図である。 符号の説明、10……組合わせ洗面台、11…
…洗面カウンター、12……ベースキヤビネツ
ト、13……第二ベースキヤビネツト、14……
間口部、15……便器、16……洗濯機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも洗面カウンターと、その下方に配置
    する2つ以上のベースキヤビネツトからなる組合
    わせ洗面台において、 前記ベースキヤビネツトの一つ以上を、前記洗
    面カウンターと別体のものとし、その間口と奥行
    とが同一寸法となるようにするとともに、これら
    の間口及び奥行が当該ベースキヤビネツトの上方
    に位置する前記洗面カウンターの奥行よりも小さ
    くなるように構成したことを特徴とするキヤビネ
    ツト。
JP1989119293U 1989-10-12 1989-10-12 Expired - Lifetime JPH0535756Y2 (ja)

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