JP2962060B2 - 共同作業方法および装置 - Google Patents

共同作業方法および装置

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JP2962060B2
JP2962060B2 JP4212324A JP21232492A JP2962060B2 JP 2962060 B2 JP2962060 B2 JP 2962060B2 JP 4212324 A JP4212324 A JP 4212324A JP 21232492 A JP21232492 A JP 21232492A JP 2962060 B2 JP2962060 B2 JP 2962060B2
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
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    • G06F11/30Monitoring
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    • G06F11/3495Performance evaluation by tracing or monitoring for systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークステーション
を利用して共有データを使って複数人で共同作業を行う
共同作業方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より共同作業を行うときデータをネ
ットワークを介して共有する方法か知られている(例え
ば、Xerox社のStarワークステーションにおけ
るドロワー[文献1]やShared Book[文献
2])。すなわち、このような従来のシステムでは、例
えば複数の作業者で共著をするために、章などで作業分
担を決め文章作成を行う場合、共有データの格納場所を
確保しその格納場所を示したリファレンスを各作業者が
自ワークステーションのディスクトップ上に置く。各作
業者は自ワークステーションのディスクトップ上で文章
を作成し、適当なタイミングでリファレンスで示された
格納場所に文章を格納する。他の共同作業者は格納され
た文書をリファレンスアイコンを開くことにより参照す
ることができる。また他の作業者と同時に同じ文章を修
正することを防ぐために一人の作業者のみが修正をでき
るように排他制御を行っている。さらに誰が文章を編集
中であるかまたは最後に編集したのは誰かなどの情報を
得ることができる。その結果、共有データの一貫性が保
たれ共同作業を行うことができる。
【0003】また、多くの情報から必要な情報を入手す
る方法として送られてきた情報(メール)を前もって指
定しておいた分類方法により分類したり、前もって指定
したキーワードに合う情報(メール)を受け取ったりす
る方法が知られている(例えば、MITのObject
Lens[文献3][文献4])。すなわち、このよ
うな従来のシステムでは、例えば複数人で共同作業を行
っている時前もってキーワードを指定しておけば、送ら
れてきた情報内に合うキーワードがあるか判定し選別す
ることができる。その結果、作業者を煩わすことなく情
報を選別することができる。
【0004】また、ワークステーションを使ってネット
ワークを介しリアルタイムなメッセージ交換を行うシス
テムが知られている(例えば、XeroxのPalo
Alto研究所によるColab System[文献
5]、NTTのTeamWorkstation[文献
6][文献7][文献8][文献9]、NECのMER
MAID[文献10][文献11])。すなわち、この
ような従来のシステムでは、例えば遠隔地で複数人で打
合せを行う場合、打合せを行う人が使っているワークス
テーションなどのアドレスを指定し打合せを行うグルー
プを形成し打合せに必要なアプリケーションプログラム
を起動してメッセージの交換を行う。その結果、複数の
共同作業者とワークステーションを使って打合せが可能
となる。
【0005】また、共有データの変更などを自動的に通
知する機能を持ったシステムが知られている(例えば、
アクセス通知装置[文献12])。すなわち、このよう
な従来のシステムでは、共有データを一定時間間隔また
は作業者からの要求に応じて検索し、共有データの変更
を調べ通知する。その結果、共有データにアクセスがあ
った事実を、共有データの全利用者が知ることができ
る。
【0006】[文献1] 上谷晃弘(編), ”ワーク
ステーションシリーズ JStarワークステーショ
ン”, 丸善, 1986. [文献2] 特開平2−2450(ゼロックスコーポレ
ーション) 「ネットワーク化ワークステーション環境
における共用構造化データオブジェクトオブジェクトに
関する協同マルチユーザー活動の表現」 [文献3] Malone,T. W., Gran
t, K. R., Lai, K. Y., Ra
o, R. and Rosenblitt, D.”
Semi−structured message a
re surprisingly useful fo
r computer supportedcoodi
nation.” ACM Transactions
on Office Information Sy
stems, Vol.5, No.e, April
1987, p.115−131. [文献4] Malone, T. W., Gran
t, K. R., Turbak, F. A.,
Brobst, S. A., and Cohen
M. D. ”Intelligent Inform
ation Sharing Systems.” C
ommunications of the ACM,
30, 390−402. [文献5] Stefik, M., Bobrow,
D. G., Foster, G., Lanni
ng S., and Tatar, D. ”WYS
IWIS: Revised: Early Expe
rienceswith Multiuser Int
erfaces,” ACM Transaction
s on Office Information S
ystems, Vol.5, No.2, Apri
l 1987, pp. 147−167. [文献6] Ishii, Hiroshi. ”Te
amWorkstation: Towards a
Seamless Shared Workspac
e.” CSCW ’90 Proceedings,
October1990, pp. 13−26 [文献7] 特開平3−119476(NTT) 「共
用画面制御方式」 [文献8] 特開平3−119477(NTT) 「共
用画面制御方式」 [文献9] 特開平3−119478(NTT) 「共
用画面制御方式」 [文献10] 渡部和雄, 阪田史郎, 前野和俊,
福岡秀幸, 大森豊子.”マルチメディア分散在席会議
システム MERMAID”, 情報処理学会論文誌,
Vol.32, No.9, September
1991, Pages 1200−1209. [文献11] 特開平3−58658(NEC) 「分
散会議システム」 [文献12] 特開平3−117246(富士ゼロック
ス) 「アクセス通知装置」
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
共有データ装置(例えば、XeroxのStarワーク
ステーションにおけるドロワー[文献1]やShare
d Book[文献2])においては排他制御のための
ロックの情報や、最後に修正した人の情報などしか作業
者は知ることができず、あるファイルを参照している共
同作業者や参照した共同作業者、またコピーを取ったり
参照を終了しファイルを閉じた情報などを知ることがで
きず共同作業者とのコミュニケーションのタイミングを
知る機会を失うという問題があった。
【0008】また、情報を識別する時に共同作業の相手
が、意図的に作成したメッセージの中のキーワードや属
性で選別するためにある特定のファイルに対する操作
や、ある特定の人の操作に関する情報を漏れなく捜すこ
とはできない。すなわち、共同作業者が自分の操作のう
ちメッセージとして送らなかったものはどんなキーワー
ドを用意しても見つけ出すことはできない。つまり情報
を選別することができかつ、必ず必要な情報を得るとい
ったことができないという問題があった(例えば、MI
TのObject Lens[文献3][文献4])。
【0009】また、ある操作を行っている共同作業者と
打合せや調整を行おうとした場合、対象となる人たちを
調べかつ、使っているワークステーションのアドレスを
調べて打合せのアプリケーションを起動する必要があ
り、操作が煩雑になるという問題があった(例えば、X
eroxのPalo Alto研究所によるColab
System[文献5]、NTTのTeamWorks
tation[文献6][文献7][文献8][文献
9]、NECのMERMAID[文献10][文献1
1])。
【0010】また、共有データの変更などを自動的に通
知する機能を持ったシステム(例えば、アクセス通知装
置[文献12])においては、共有データの変化を一定
時間間隔または作業者からの要求に応じて通知するタイ
ミングを取っているために、共有データに対して作業者
が作業した時点で変更の事実を知ることができない、ま
た、作業した形跡が共有データに対して残らない操作は
その存在を検知し通知することができないという問題が
あった。
【0011】この発明は、前記問題点を解決するために
案出されたものであって、共同作業装置において、共同
作業者の操作を通知できること、また、確実な通知情報
の選別や通知方法の指定ができること、さらに打合せや
調整のために必要となる通信アドレスを自動的に生成し
リアルタイムな打合せも可能とすることなどを課題とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明(請求
項1)は、複数の作業者が共有データを用いて共同作業
を行う共同作業装置において、共有データに対する各作
業者の操作を監視する共有データ監視手段(3)と、前
記作業者の共有データに対する操作を他の作業者に通知
する通知の態様を決定するための情報である通知レベル
情報を蓄積する通知レベル情報蓄積手段(9)と、前記
共有データ監視手段からの情報と通知レベル情報蓄積手
段からの通知レベル情報をもとに通知情報を作成する通
知情報作成手段(4)と、伝達された通知情報を解読
し、通知情報に含まれる通知レベルに応じた通知の態様
を決定する通知情報解読手段(5)と、前記通知情報解
読手段の決定した通知の態様に基づいて通知情報を作業
者へ提供する通知情報提供手段(6,7)とを備えてい
る。
【0013】前記通知レベルは、この発明の一態様(請
求項2)によれば、通知情報を即時に表示する即時表示
レベルと、通知レベルを蓄積する蓄積レベルと、通知情
報を電子メールとして送信する電子メールレベルからな
る。このような通知レベルは、通知の必要性を判断する
元になるたとえば操作者や、操作内容、操作対象などの
情報により決められる。
【0014】前記通知情報提供手段は、この発明の一態
様(請求項3)によれば、前記通知情報解読手段により
解読された通知レベルが即時表示レベルであるときに、
通知情報を表示する通知情報表示手段(6)と、前記通
知情報解読手段により解読された通知レベルが蓄積レベ
ルであるときに、通知情報を蓄積する通知情報蓄積手段
(7)とを有する。
【0015】また、この発明の一態様(請求項4)によ
れば、通知レベル情報の変更の設定を行う通知レベル設
定手段(10)と、前記通知レベル設定手段の設定に従
って通知レベル蓄積手段に記憶されている通知レベル情
報の変更を行う通知レベル変更手段(11)が設けられ
る。
【0016】また、この発明の一態様(請求項5)によ
れば、前記共同作業装置は、共有データを管理する共有
データ管理手段(共有ファイルサーバ)と作業者が使
用する情報処理装置であるワークステーション(,
…)とをネットワーク1に結合してなるものであり、前
記共有データ管理手段は前記共有データ監視手段
(3)、前記通知レベル情報蓄積手段(9)、および前
記通知情報作成手段(4)を有し、前記ワークステーシ
ョンは前記通知情報解読手段(5)および前記通知情報
提供手段(6,7)を有する。
【0017】また、この発明の一態様(請求項6)によ
れば、前記ワークステーションは、前記ワークステーシ
ョンから前記共有データ管理手段へ通知レベルを問合せ
る通知レベル問合せ手段(13)と、各作業者が指定し
ている通知レベル情報を一覧するための通知レベル情報
一覧手段(12)を有する。
【0018】また、この発明の一態様(請求項7)によ
れば、通知レベル情報を一覧する場合、表示の必要性を
判断し、表示が必要な情報のみを表示手段に伝達する一
覧情報表示選択手段(14)を設けたことを特徴として
いる。
【0019】また、この発明の一態様(請求項8)によ
れば、前記共有データ管理手段がワークステーションに
対して通知を行いなんらかの理由で通知に失敗した時に
通知に失敗した通知情報を蓄積する通知不成功データ蓄
積手段(15)と、ワークステーションから通知不成功
データを取り出し表示する通知不成功データ取り出し手
段(16)とを設けたことを特徴としている。
【0020】また、この発明の一態様(請求項9)によ
れば、共有データに関係する作業者が使用している通信
可能ワークステーションの情報を保持している通信可能
ワークステーション情報保持手段(17)と、ワークス
テーションが通信不可能状態から可能状態になったこと
を検知し共有データ管理手段に通信可能であることを通
知する通信可能状態通知手段(18)を設けたことを特
徴としている。
【0021】また、この発明の一態様(請求項10)に
よれば、ある特定の操作を行っている人とのリアルタイ
ムなメッセージ交換を行うために、自動的に通信アドレ
スを含んだ打合せ者リストを作成する打合せ者リスト作
成手段(19)と、打合せ者リストをもとにネットワー
クを介してメッセージ交換を行うリアルタイム情報交換
手段(20)と、メッセージの表示の制御とメッセージ
の入力や打合せ者リスト作成のための操作の指定を行う
ユーザインターフェースを含んだ打合せ手段(21)と
を設けたことを特徴としている。また、この発明の一態
様(請求項11)によれば、処理の高速化のために、共
有データの操作状態をワータステーションからの問合せ
により常に調べずともよいように共有データの現状操作
状態データ管理手段(22)を設けたことを特徴として
いる。
【0022】また、この発明の共同作業方法(請求項1
2)は、複数の作業者が共有データを用いて共同作業を
行う共同作業方法において、共有データに対する各作業
者の操作を監視し、前記作業者の共有データに対する操
作を他の作業者に通知する通知の態様を決定するための
情報である通知レベル情報を用意し、前記監視により得
られた各作業者の操作に関する情報と前記通知レベル情
報をもとに通知情報を作成し、伝達された通知情報を解
読して知情報に含まれる通知レベル情報に応じた通知
の態様を決定し、その決定された通知の態様に基づいて
通知情報を前記他の作業者へ提供することを特徴とす
る。
【0023】
【作用】この発明(請求項1〜3)において、共有デー
タ監視手段は共有データに対して行われる操作を常に監
視し作業者が共有データに対して操作すると、その操作
内容、操作対象データID、操作者などの情報を通知情
報作成手段に伝え、通知情報作成手段は通知レベル蓄積
手段に蓄積された通知レベル情報を参照し、通知データ
を作成する。作成された通知データは、例えば共同作業
装置がネットワークに構成されている場合には、ネット
ワークの通信を介して通知対象のワークステーションに
配信される。通知データを受け取った、ワークステーシ
ョンは、通知データを通知情報解読手段に伝達し、通知
情報解読手段は通知レベルにより、通知情報表示手段
や、蓄積手段などに情報を伝達する。なお、共有データ
の管理を行う処理部と作業者の処理部が一つのワークス
テーションにあるような場合には、通知データは、デー
タバスやプロセス間通信等により通知され、同様の処理
が行われる。この発明によれば、共有データに対して行
われた他の共同作業者の操作が自動的に通知されること
により、共同作業者とのインタラクションの機会をタイ
ムリーに得ることができる。
【0024】この発明の一態様(請求項4)において
は、作業者は、通知レベル設定手段により共有データに
対する操作のうち操作内容や操作者により通知形態を指
定することができる。通知レベル設定手段により指定さ
れた通知レベルデータは通信手段によりネットワークを
介してサーバに送られ、通知レベル変更データを受け取
ったサーバは通知レベル変更データを通知レベル変更手
段に伝達し通知レベル変更データを受け取った通知レベ
ル変更手段は、通知レベル情報を更新する。この発明に
よれば、共有データに対して行われた他の共同作業者の
操作の通知を、作業者が容易に変更できる。
【0025】この発明において通知レベル情報一覧手段
を設けた態様(請求項6)によれば、通知レベル情報一
覧手段は、通知レベル問合せ手段からの問合せにより、
通知レベル情報の一覧表を作成しワークステーションに
通知する。この発明によれば、他の作業者も含め、通知
レベル情報を知ることができ通知レベル情報の確認のみ
でなく他の作業者が共有データに対する共同作業者の興
味を持っている作業を知ることができる。
【0026】この発明の一態様(請求項7)において
は、共有データ管理手段から送られてきた通知レベル情
報を、一覧情報表示選択手段に伝達し、作業者の指定し
た項目に整合するものだけを表示手段に伝達する。この
発明によれば、通知レベル情報を一覧する場合、表示処
理の高速化および、必要な情報だけを選択して表示でき
る。
【0027】この発明の一態様(請求項8)において
は、通知不成功データ蓄積手段は、通知に失敗した通知
情報を蓄積し、通知不成功データ取り出し手段により問
合せがあった場合は、通知不成功データ蓄積手段はワー
クステーションに必要なデータを再送する。この発明に
よれば、なんらかの理由で通知に失敗した場合でも通知
情報を失うことがない。
【0028】この発明の一態様(請求項9)において
は、通知情報の通知に失敗すると再通知の試みを数度繰
り返した後、通知不成功データ蓄積手段に通知に失敗し
た通知情報を蓄積し、通信可能ワークステーション情報
保持手段に通知失敗の情報が伝達され通信可能ワークス
テーションの情報から失敗したワークステーションの情
報を削除する。また、通知情報を作成する時、通信可能
ワークステーション情報保持手段に問合せ、通知可能状
態になっていないワークステーションへの問合せは、通
信手段でなく通知不成功データ蓄積手段に通知情報を蓄
積する。また、ワークステーションの通信可能状態通知
手段はワークステーションの電源投入後、共有データ管
理手段に通信可能であることを通知する。また、共有デ
ータ管理手段へのアクセスポイントとしてリファレンス
アイコンを使用している場合はリファレンスアイコンの
開かれた時点で共有データ管理手段に通信可能であるこ
とを通知することも考えられる。さらに、作業者が通信
可能であることを通知する命令を直接出してもよい。通
信可能状態通知手段より、通信可能であるという情報を
得た、共有データ管理手段は通信可能ワークステーショ
ン情報保持手段に情報を伝達し、通信可能ワークステー
ション情報保持手段は、通信可能ワークステーションの
情報に通信可能であるという情報を送ってきたワークス
テーションを追加する。この発明によれば、なんらかの
理由で通知に失敗した場合、通信可能ワークステーショ
ン情報から通知に失敗したワークステーションの情報が
削除され、以後、通信可能であるという情報受け取るま
で、通信手段による通知をやめ直接通知不成功データ蓄
積手段に通知情報が蓄積されるため、通信手段に与える
負荷を軽減できる。
【0029】この発明の一態様(請求項10)において
は、リアルタイム情報交換手段は作業者が指定したデー
タや操作内容をサーバに伝え、サーバの打合せ者リスト
作成手段により対象となる作業者の通信アドレスと作業
者名をリストにしワークステーションに送り返す。打合
せ者リストをうけとったリアルタイム情報交換手段はリ
アルタイム情報交換の対象となるワークステーションと
情報交換のための通信準備を行い作業者からの入力を待
つ。作業者が入力をすることにより入力された情報は、
対象となるワークステーションに配信される。この発明
によれば、データや操作内容を指定するだけでリアルタ
イム情報交換の対象となる共同作業者とリアルタイムで
情報交換の準備ができる。
【0030】この発明の一態様(請求項11)において
は、現状操作状態データ管理手段は、共有データ監視手
段の情報を受け取り共有データの各作業者による操作状
態を保持しており、ワークステーションからの共有デー
タの操作状態の問合せに応じて状態を通知する。この発
明によれば、ワークステーションからの共有データの操
作状態の問合せに高速に対応できる。
【0031】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面によりこの発明の実施例を
説明する。図1はこの発明の一実施例のブロック図を示
す。この共同作業装置は、共有データ管理手段である共
有ファイルサーバとワークステーションをネットワ
ーク1に接続してなるものであり、次の構成要素2〜1
8を備えている。
【0032】通信手段2はネットワーク1を介して通信
するための装置である。共有データ監視手段3は、作業
者が共有データ蓄積手段8に対して行うさまざまな操作
を監視し、操作に関する情報を通知情報作成手段4へ伝
達する。通知情報作成手段4は、共有データ監視手段3
からの情報伝達をトリガーとし、通知レベル情報蓄積手
段9を参照し通知形態、通知の相手などを決定し通知情
報を作成する。
【0033】通知情報解読手段5は、送られてきた通知
情報を通信手段2より受け取り、即時に通知する必要が
あるか否かなどの通知レベルの判定をして作業者への通
知方法(通知の態様)を決定する。通知情報蓄積手段7
は、通知情報解読手段5により即時に通知の必要がない
と判断された通知情報を蓄積し、通知情報表示手段6の
問合せにより通知情報を提供する。通知情報表示手段6
は、通知情報解読手段5からの情報により作業者に情報
を伝達したり、作業者の指示に基づいて通知情報蓄積手
段7に蓄積されている情報の表示を行う。
【0034】通知レベル設定手段10は、作業者と対話
し通知レベルを設定し、通信手段2を介して通知レベル
変更手段11に伝達する。通知レベル変更手段11は、
通信手段2を介して送られてきた通知レベルデータを基
に通知レベル情報蓄積手段9を更新する。
【0035】通知レベル問合せ手段13は、作業者の指
示により共有ファイルサーバが持っている通知レベル
情報蓄積手段9の内容を通知レベル情報一覧手段12へ
問合せる。通知レベル情報一覧手段12は通知レベル問
合せ手段13の要求により、通知レベル情報をもとに通
知レベル情報一覧データを作成しワークステーション
へ伝達する。伝達された通知レベル情報一覧データは、
通知情報解読手段5で解読され、通知情報表示手段6に
より表示され作業者に伝達される。一覧情報表示選択手
段14は、伝達された通知レベル情報一覧データを作業
者に表示する段階で作業者の指示により表示すべき情報
を選択して指示された情報のみを表示する。
【0036】通知不成功データ蓄積手段15は、共有フ
ァイルサーバがワークステーションに対して通知を
試みその通知が失敗した場合、通信手段2より伝達され
た通知情報を蓄積する、また、通信手段2は通知に失敗
したことを通信可能ワークステーション情報保持手段1
7へ伝達する。通知不成功データ取り出し手段16は、
作業者の指示により通信手段2を介して、通知不成功デ
ータ蓄積手段15に取出要求を出し、取出要求を受けた
通知不成功データ蓄積手段15はワークステーション
へ蓄積していた通知情報を伝達する。
【0037】通信可能ワークステーション情報保持手段
17は通知情報作成手段4で作成された通知情報のう
ち、通知可能なワークステーションへの通知情報は通信
手段2へ伝達し、通知不可能な通知情報は通知不成功デ
ータ蓄積手段15へ伝達する。通信可能ワークステーシ
ョン情報保持手段17は、通信手段2より通知に失敗し
た情報を受けた場合は該当するワークステーションの情
報を削除する。通信可能状態通知手段18はワークステ
ーションの電源投入後、共有ファイルサーバに通信
可能であることを通知する。また、共有ファイルサーバ
へのアクセスポイントとしてリファレンスアイコンを
使用している場合はリファレンスアイコンの開かれた時
点で、通信可能状態通知手段18は共有ファイルサーバ
に通信可能であることを通知する。さらに、通信可能
状態通知手段18は、作業者が通信可能であることを通
知する指示に従い共有ファイルサーバに通信可能であ
ることを通知する。通信可能状態通知手段18より、通
信可能であるという情報を得た共有ファイルサーバは
通信可能ワークステーション情報保持手段17に情報を
伝達し、通信可能ワークステーション情報保持手段17
は、通信可能ワークステーションの情報に通信可能であ
るという情報を送ってきたワークステーションを追加す
る。
【0038】図3は、図1の通信情報作成手段4が通知
の可否を決定するため使用する通知レベル情報の構成図
である。同図において、データIDは、共有データの中
のデータを特定するための識別符号である。操作者限定
は、だれの操作に対して通知を行うかを判断するための
情報である。この情報がnoneの場合はどの共同作業
者が操作を行っても通知する。通知レベルは、どの操作
内容に対して、どのレベルで通知するかを決めるための
情報である。
【0039】図4は、共有データに対して操作が行われ
た時共有ファイルサーバがワークステーションに伝える
通知データの構成図であり、通知情報識別子、通知先、
データID、通知レベル、操作内容、ファイル名、操作
者などから成っている。
【0040】図5は、図1の通知レベル設定手段10に
より共有ファイルサーバに対して伝えられる通知レベル
情報変更のための情報の構成図であり、通知情報識別
子、データID、ユーザ名、通知レベル&操作内容、操
作者などからなっている。この情報により変更すべき通
知レベル情報を特定し、通知レベル&操作内容の項目の
内容に従って通知レベル情報が変更される。
【0041】図6は、図2の打合せ者リスト作成手段1
1により作成された打合せ者情報の構成図である。この
情報は、同図に示されるように打合せ者(ユーザ名)と
そのアドレスの対のリストからなる。
【0042】図7は、図1の通知レベル設定手段10に
より表示される通知レベル設定のためのウィンドウの表
示例である。この例では、操作の内容と、それに対応す
る通知レベルの選択項目が表示され、通知レベルを選択
することにより設定できるウィンドウとして構成されて
いる。また、操作者の限定を入力するための欄も設けて
ある。
【0043】図8および図9は、図1の通知情報表示手
段6により表示される通知ウィンドウの表示例である。
図8の例は、通知レベルが即時表示の場合の表示を示す
ものであり、通知対象のファイル名、操作内容、操作
者、通知先などの項目名と、それぞれに対応する情報が
表示される。図9の例は、通知レベルが蓄積の場合の表
示を示すものであり、ファイルを指定したときに、図8
と同様の情報が通知情報蓄積手段7から読み出され表示
される。
【0044】図10において、作業者が共有データに対
して操作した場合に共有ファイルサーバでおこなわれ
る制御フローが示され、まず、ステップ101におい
て、共有データへのにアクセスの有無を調べ共有データ
へのにアクセスが無い場合はステップ101を再び行
い、共有データへのにアクセスが有る場合はステップ1
02に進み、データIDにより通知レベル情報を検索
し、ステップ103に進み、データIDによりファイル
名を調べる。次に、ステップ104へ進み、通知レベル
情報の操作者限定の欄と操作者が整合するか調べ、整合
しない場合はステップ101に戻る、整合する場合や操
作者の限定がない場合はステップ105に進み、通知レ
ベル情報の通知レベルの欄と操作内容が整合するか調
べ、整合しない場合はステップ101に戻る、整合する
場合はステップ106に進み、通知データの作成を行
い、ステップ107へ進み、通知データを送信し、ステ
ップ101へ進む。
【0045】図11において、ワークステーションの前
記通信手段2が通知情報を受信した場合の制御フローが
示され、まず、ステップ110において、通知データの
有無を調べ通知データが無い場合はステップ110を再
び行い、通知データが有る場合はステップ111に進
み、通知の表示用データを作成する。次に、ステップ1
12へ進み、通知レベルを識別する。通知レベルが即時
表示の場合はステップ113へ進み、通知用ウィンドウ
データを作成し、ステップ116へ進み、通知用ウィン
ドウを表示し、ステップ110へ戻る。通知レベルが蓄
積の場合はステップ114へ進み、通知情報を蓄積デー
タに付け加え、ステップ110へ戻る。通知レベルがメ
ールの場合はステップ115へ進み、通知情報にメール
情報のヘッダーを付け、ステップ117へ進み、通知情
報を電子メールとして送信し、ステップ110へ戻る。
【0046】図12において、作業者が通知レベル変更
をおこなう時にワークステーションで行われる制御フロ
ーが示され、まず、ステップ120において、ユーザが
指示したファイルの識別をおこなう。次に、ステップ1
21に進み、作業者に変更指示を行わせるための変更指
示パネルを表示し、ステップ122に進み、変更指示作
業が終了するのを待つ。次に、ステップ123へ進み、
通知レベル変更データを作成し、ステップ124へ進
み、通知レベル変更データを送信する。
【0047】図13において、サーバの前記通信装置2
が通知レベル変更情報を受信した場合の制御フローが示
され、まず、ステップ130において、通知レベル変更
情報の有無を調べ通知レベル変更情報が無い場合はステ
ップ130を再び行い、通知レベル変更情報が有る場合
はステップ131に進み、受信した通知レベル変更情報
に基づき、通知レベル情報を書き換える。
【0048】なお、前記実施例では、通信手段としてネ
ットワークを介して情報の伝達を行うようにしたが、こ
の発明はこれに限定されることなく、同一のワークステ
ーション内にこの発明の構成手段が存在する場合などは
プロセス間の通信やバスを使った通信でもよい。また、
前記実施例では、通信可能ワークステーション情報保持
手段17では通信可能なワークステーションの情報を保
持したが、これは通信に失敗したワークステーションの
情報を保持して通信手段への伝達の可否を判断してもよ
い。当然この場合、通信可能状態通知手段18からの情
報でワークステーションの情報を追加するのでなく削除
することになる、また通信手段2からの通信失敗の情報
に対してもワークステーションの情報を削除するのでな
く追加することになる。
【0049】(第2の実施例)図2はこの発明の第2の
実施例のブロック図を示す。図2では、図示するのを省
略したが当然図1の構成要件を含んでいる。この装置
は、共有データを管理する共有ファイルサーバ101
と、共有データを利用する複数のワークステーション1
02,103とがネットワーク1により結合されてい
る。すなわち、この共同作業装置は、図1の構成要素2
〜18と図2に示す構成要素19〜23により構成され
ており、例えばイーサネットから成るネットワーク1を
介して互いに接続されている。2はネットワークに接続
された通信装置である。以下、各構成要素について説明
する。
【0050】各ワークステーション102,103のリ
アルタイム情報交換手段20は、作業者によって指定さ
れた打合せ対象範囲をネットワークを介して打合せ者リ
スト作成手段19に伝達する。打合せ者リスト作成手段
19は共有データを基に打合せ対象範囲に当てはまる作
業者の名前と、使用しているワークステーションの通信
アドレスなどからなる打合せ者リストを作成しリアルタ
イム情報交換手段20a,20bへ伝達する。打合せ者
リスト23を受け取ったリアルタイム情報交換手段20
a,20bは打合せ者データの通信アドレスによりリア
ルタイムな情報交換を行う。現状操作状態データ管理手
段22は、打合せ者リスト作成手段19からの共有デー
タの操作状態の問合せがると保持している現状操作状態
データを打合せ者リスト作成手段19へ伝達する。ま
た、共有データ監視手段3は作業者が共有データに対し
て操作を行った場合、その操作内容と、操作者と操作対
象データを現状操作状態データ管理手段22へ伝達す
る。現状操作状態データ管理手段22は共有データ監視
手段3より、作業者が共有データに対して行った情報を
受け取ると、受け取った情報をもとに現状操作状態デー
タを更新する。
【0051】図14には、作業者が特定の処理をしてい
る他の作業者とリアルタイムなメッセージ交換をおこな
う時にワークステーションで行われる制御フローが示さ
れている。まず、ステップ140において、ユーザが指
示したファイルの識別をおこない、ステップ141に進
み、作業者が対象操作を入力する画面を表示する。次に
ステップ142に進み、サーバに問合せるためのデータ
を作成し、ステップ143に進み、問合せデータを送信
し、ステップ144に進み、サーバからの返事を待つ。
ステップ144において、サーバからの打合せ者リスト
の受信の有無を調べ打合せ者リストの受信情報が無い場
合はステップ144を再び行い、打合せ者リストの受信
情報が有る場合はステップ145に進み、打合せ者リス
トにあるアドレスのワークステーションと通信準備手続
を行い、ステップ146に進み、メッセージの表示およ
び入力画面を表示する。次に、ステップ147へ進み、
作業者からのメッセージの入力の有無を判別する。メッ
セージの入力が無い場合は、ステップ149へ進み、メ
ッセージの入力が有る場合はステップ148へ進み、メ
ッセージを前記の通信準備手続を行ったワークステーシ
ョンへ送信する。次に、ステップ149において、前記
の通信準備手続を行ったワークステーションからのメッ
セージの受信の有無を判定し、メッセージの受信がある
場合は、ステップ150へ進み、受信メッセージの表示
をおこない、ステップ151へ進む。メッセージの受信
が無い場合は、ステップ151へ進む。次に、ステップ
151においてメッセージ交換の終了を判定し、終了で
ない場合はステップ147へ戻る。
【0052】図15において、サーバの前記通信装置2
が打合せのための問合せデータを受信した場合の制御フ
ローが示され、まず、ステップ160において、問合せ
データの有無を問合せ、データが無い場合はステップ1
60を再び行い、問合せデータが有る場合はステップ1
61に進み、対象データIDと対象操作で、現状操作デ
ータを検索し、操作者とアドレスのリストを作成する。
次に、ステップ162へ進み、重複している操作者情報
を1つにし打合せ者リストを作成し、ステップ163へ
進み、打合せ者リストを問合せのあったワークステーシ
ョンへ送信する。
【0053】なお、上述の実施例では、通信手段として
ネットワークを介して情報の伝達を行うようにしたが、
この発明はこれに限定されることなく、同一のワークス
テーション内にこの発明の構成手段が存在する場合など
はプロセス間の通信やバスを使った通信でもよい。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、この発明(請求項1
〜3)によれば、共有している電子文書や、ハイパーテ
キストなどの共同作業者による操作が自動的かつ、操作
の発生した時点で通知されるために、共同作業者の状態
を容易に知ることができ自らの判断で共同作業者とのイ
ンタラクションを開始するなど最適のタイミングで共同
作業ができるものである。
【0055】また、この発明における、通知レベル設定
手段と通知レベル変更手段を設けた態様(請求項4)に
よれば、通知レベルを変更できることにより、必要な共
同作業者の操作だけを判断でき不必要な共同作業者の操
作状態の情報に翻弄されることなく、共同作業ができる
ものである。また、通知レベル設定手段により通知の対
象を指定できることにより、関心のある部分だけに関し
て共同作業者の操作を知ることができ関心の無い部分に
関する情報に翻弄されることなく、共同作業が可能とで
きるものである。また、操作した人が誰であるにより通
知するかしないかの設定ができることにより、不必要な
共同作業者の操作状態の情報に翻弄されることなく、共
同作業が可能とできるものである。
【0056】また、この発明における、通知レベル問合
せ手段とそれに応答する通知レベル一覧手段を設けた態
様(請求項6)によれば、他の作業者も含め、通知レベ
ル情報を知ることができ通知レベル情報の確認のみでな
く他の作業者が共有データに対する共同作業者の興味を
持っている作業を知ることができる。また、さらに一覧
情報表示選択手段を設けた場合(請求項7)には、表示
処理の高速化ができ、また、必要な情報だけの選択が可
能である。
【0057】また、この発明の通知不成功の場合に対処
した態様(請求項8〜9)においては、通知情報を失う
ことがなく、また通信手段に与える負荷を軽減できる。
【0058】また、この発明のリアルタイム情報交換手
段を設けた態様(請求項10)においては、共同作業を
行う場合、他の作業者の作業情報をもとに、容易にリア
ルタイムの打合せが可能になるために調整に要する時間
が低減できるものである。また、共有データを利用した
共同作業を行う場合、共有データに対する他の作業者の
作業情報をもれなく知ることができるものである。共有
データを利用している他の作業者とリアルタイムな打合
せを行う場合、作業者の操作内容や、操作の対象データ
などの指定だけによりリアルタイムな打合せを行う作業
者のワークステーションのアドレスを調べたり、打ち込
むなどの作業なしに、リアルタイムな打合せを行うこと
ができるものである。
【0059】また、この発明の現状操作状態データ管理
手段を設けた態様(請求項11)においては、ワークス
テーションからの共有データの操作状態の問合せに高速
に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の共同作業装置の第1の実施例を示
すブロック図
【図2】 この発明の共同作業装置の第2の実施例を示
すブロック図
【図3】 通知レベル情報の構造図
【図4】 通知データの構造図
【図5】 通知レベル変更データの構造図
【図6】 打合せ者データの構造図
【図7】 通知レベル設定ウィンドウの画面表示例を示
す図
【図8】 通知情報ウィンドウの画面表示例を示す図
【図9】 通知情報の画面表示例を示す図
【図10】 通知処理の制御フロー図(サーバ)
【図11】 通知処理の制御フロー図(ワークステーシ
ョン)
【図12】 通知レベル変更処理の制御フロー図(ワー
クステーション)
【図13】 通知レベル変更処理の制御フロー図(サー
バ)
【図14】 打合せ処理の制御フロー図(ワークステー
ション)
【図15】 打合せ処理の制御フロー図(ワークステー
ション)
【符号の説明】 …共有ファイルサーバ(共有データ管理手段)、…
ワークステーション、1…ネットワーク、2…通信手
段、3…共有データ監視手段、4…通知情報作成手段、
5…通知情報解読手段、6…通知情報表示手段、7…通
知情報蓄積手段、8…共有データ蓄積手段、9…通知レ
ベル情報蓄積手段、10…通知レベル設定手段、11…
通知レベル変更手段、12…通知レベル情報一覧手段、
13…通知レベル問合せ手段、14…一覧情報表示選択
手段、15…通知不成功データ蓄積手段、16…通知不
成功データ取り出し手段、17…通信可能ワークステー
ション情報保持手段、18…通信可能状態通知手段、1
9…打合せ者リスト作成手段、20a,20b…リアル
タイム情報交換手段、21a,21b…打合せ手段、2
2…現状操作状態データ管理手段、23a,23b…打
合せ者リスト蓄積手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/00 351 - 357 G06F 15/16 370 G06F 12/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作業者が共有データを用いて共同
    作業を行う共同作業装置において、 共有データに対する各作業者の操作を監視する共有デー
    タ監視手段と、 前記作業者の共有データに対する操作を他の作業者に通
    知する通知の態様を決定するための情報である通知レベ
    ル情報を蓄積する通知レベル情報蓄積手段と、前記共有
    データ監視手段からの情報と通知レベル情報蓄積手段か
    らの通知レベル情報をもとに通知情報を作成する通知情
    報作成手段と、 伝達された通知情報を解読し、通知情報に含まれる通知
    レベルに応じた通知の態様を決定する通知情報解読手段
    と、 前記通知情報解読手段の決定した通知の態様に基づいて
    通知情報を前記他の作業者へ提供する通知情報提供手段
    とを備えたことを特徴とする共同作業装置。
  2. 【請求項2】 前記通知レベルは、通知情報を即時に表
    示する即時表示レベルと、通知情報を蓄積する蓄積レベ
    ルと、通知情報を電子メールとして送信する電子メール
    レベルからなることを特徴とする請求項1記載の共同作
    業装置。
  3. 【請求項3】 前記通知情報提供手段は、 前記通知情報解読手段により解読された通知レベルが即
    時表示レベルであるときに、通知情報を表示する通知情
    報表示手段と、 前記通知情報解読手段により解読された通知レベルが蓄
    積レベルであるときに、通知情報を蓄積する通知情報蓄
    積手段とを有することを特徴とする請求項2記載の共同
    作業装置。
  4. 【請求項4】 通知レベル情報の変更の設定を行う通知
    レベル設定手段と、前記通知レベル設定手段の設定に従
    って通知レベル蓄積手段に記憶されている通知レベル情
    報の変更を行う通知レベル変更手段を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の共同作業装置。
  5. 【請求項5】 前記共同作業装置は、共有データを管理
    する共有データ管理手段と作業者が使用するワークステ
    ーションとをネットワークに結合してなるものであり、
    前記共有データ管理手段は前記共有データ監視手段、前
    記通知レベル情報蓄積手段、および前記通知情報作成手
    段を有し、前記ワークステーションは前記通知情報解読
    手段および前記通知情報提供手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の共同作業装置。
  6. 【請求項6】 前記ワークステーションは、前記ワーク
    ステーションから前記共有データ管理手段へ通知レベル
    を問合せる通知レベル問合せ手段と、各作業者が指定し
    ている通知レベル情報を一覧するための通知レベル情報
    一覧手段を有することを特徴とする請求項5記載の共同
    作業装置。
  7. 【請求項7】 通知レベル情報を一覧する場合、表示の
    必要性を判断し、表示が必要な情報のみを表示手段に伝
    達する一覧情報表示選択手段を設けたことを特徴とする
    請求項6記載の共同作業装置。
  8. 【請求項8】 前記共有データ管理手段が前記ワークス
    テーションに対して通知を行いなんらかの理由で通知に
    失敗した時に通知に失敗した通知情報を蓄積する通知不
    成功データ蓄積手段と、前記作業者のワークステーショ
    ンから通知不成功データを取り出し表示する通知不成功
    データ取り出し手段を設けたことを特徴とする請求項5
    記載の共同作業装置。
  9. 【請求項9】 共有データに関係する作業者が使用して
    いる通信可能ワークステーションの情報を保持している
    通信可能ワータステーション情報保持手段と、ワークス
    テーションが通信不可能状態から可能状態になったこと
    を検知し共有データ管理手段に通信可能であることを通
    知する通信可能状態通知手段を設けたことを特徴とする
    請求項8記載の共同作業装置。
  10. 【請求項10】 通信アドレスを含んだ打合せ者リスト
    を作成する打合せ者リスト作成手段と、打合せ者リスト
    をもとに通信手段を介してメッセージ交換を行うリアル
    タイム情報交換手段と、メッセージの表示の制御とメッ
    セージの入力や打合せ者リスト作成のための操作の指定
    を行うユーザインターフェースを含んだ打合せ手段を設
    けたことを特徴とする請求項5記載の共同作業装置。
  11. 【請求項11】 共有データの操作状態をワークステー
    ションからの問合せにより常に調べずともよいように共
    有データの現状操作状態データ管理手段を設けたことを
    特徴とする請求項10記載の共同作業装置。
  12. 【請求項12】 複数の作業者が共有データを用いて共
    同作業を行う共同作業方法において、共有データに対す
    る各作業者の操作を監視し、前記作業者の共有データに
    対する操作を他の作業者に通知する通知の態様を決定す
    るための情報である通知レベル情報を用意し、前記監視
    により得られた各作業者の操作に関する情報と前記通知
    レベル情報をもとに通知情報を作成し、伝達された通知
    情報を解読して知情報に含まれる通知レベルに応じた
    通知の態様を決定し、その決定された通知の態様に基づ
    いて通知情報を前記他の作業者へ提供することを特徴と
    する共同作業方法。
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