JP2961505B2 - 車輛の駆動制御装置 - Google Patents
車輛の駆動制御装置Info
- Publication number
- JP2961505B2 JP2961505B2 JP2330895A JP2330895A JP2961505B2 JP 2961505 B2 JP2961505 B2 JP 2961505B2 JP 2330895 A JP2330895 A JP 2330895A JP 2330895 A JP2330895 A JP 2330895A JP 2961505 B2 JP2961505 B2 JP 2961505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive control
- control device
- abs
- vehicle drive
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輛の駆動制御装置、特
に静油圧無段変速機を使用する車輛の駆動制御装置に関
するものである。
に静油圧無段変速機を使用する車輛の駆動制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の静油圧無段変速機(HS
T)使用の車輛の駆動制御装置を示し、1は車輪、2は
エンジン、3はこのエンジン2によって回転されるHS
Tの油圧ポンプ、4は油圧モータ、5はこの油圧モータ
4によって駆動される上記車輪1の駆動用プロペラ軸で
ある。
T)使用の車輛の駆動制御装置を示し、1は車輪、2は
エンジン、3はこのエンジン2によって回転されるHS
Tの油圧ポンプ、4は油圧モータ、5はこの油圧モータ
4によって駆動される上記車輪1の駆動用プロペラ軸で
ある。
【0003】このような従来の車輛においては、ブレー
キによる制動時は更にHSTの油圧ポンプ3の斜板(図
示せず)を中立位置に戻し駆動力を解除するようにして
いる。
キによる制動時は更にHSTの油圧ポンプ3の斜板(図
示せず)を中立位置に戻し駆動力を解除するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記のよう
な従来の車輛の駆動制御装置においては、ブレーキによ
る制動時、HSTの油圧ポンプの斜板を中立位置に戻せ
ば、これによる制動力が極めて大きくなり車輪1がロッ
クしてしまい、ABSで車輪1のロックを解除すること
ができなくなるという欠点があった。
な従来の車輛の駆動制御装置においては、ブレーキによ
る制動時、HSTの油圧ポンプの斜板を中立位置に戻せ
ば、これによる制動力が極めて大きくなり車輪1がロッ
クしてしまい、ABSで車輪1のロックを解除すること
ができなくなるという欠点があった。
【0005】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車輛の駆動制御
装置は、エンジンの回転を直接または静油圧無段変速機
を介して車輪に伝達するための動力伝達手段と、ABS
の作動を検知する手段と、ABS作動時上記エンジンの
回転を直接車輪に伝達するよう上記動力伝達手段を制御
する制御手段とより成る。
装置は、エンジンの回転を直接または静油圧無段変速機
を介して車輪に伝達するための動力伝達手段と、ABS
の作動を検知する手段と、ABS作動時上記エンジンの
回転を直接車輪に伝達するよう上記動力伝達手段を制御
する制御手段とより成る。
【0007】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0008】本発明においては、図1に示すようにエン
ジン2の回転を直接またはHSTを介してプロペラ軸5
に伝達するためのクラッチ(図示せず)を有する動力伝
達手段6と、ABSの作動を検知する手段7と、上記A
BSの作動検知手段7の出力によって上記クラッチを開
閉制御し、ABSの作動中はHST駆動を解除し、AB
S制御を実行せしめるための制御手段8とを設ける。
ジン2の回転を直接またはHSTを介してプロペラ軸5
に伝達するためのクラッチ(図示せず)を有する動力伝
達手段6と、ABSの作動を検知する手段7と、上記A
BSの作動検知手段7の出力によって上記クラッチを開
閉制御し、ABSの作動中はHST駆動を解除し、AB
S制御を実行せしめるための制御手段8とを設ける。
【0009】なお、9は、制御手段8からのABS制御
信号によって操作され各車輪1のブレーキ圧を減圧、保
持、加圧し、車輪1のロックを防ぐようにするためのソ
レノイドを有する流体ユニット(HU)、10は、油圧
系をフロントとリアの2系統に分割し、一方の油圧系が
失陥したとき、他方の油圧系で制動力を確保するために
設けたセーフティシリンダー、11はブレーキペダルの
踏み込みエアー圧を油圧に変換するためのエアーマスタ
ーシリンダー(A/M)を示す。
信号によって操作され各車輪1のブレーキ圧を減圧、保
持、加圧し、車輪1のロックを防ぐようにするためのソ
レノイドを有する流体ユニット(HU)、10は、油圧
系をフロントとリアの2系統に分割し、一方の油圧系が
失陥したとき、他方の油圧系で制動力を確保するために
設けたセーフティシリンダー、11はブレーキペダルの
踏み込みエアー圧を油圧に変換するためのエアーマスタ
ーシリンダー(A/M)を示す。
【0010】本発明の車輛の駆動制御装置は上記のよう
な構成であるから、図2に示すようにブレーキペダルが
踏まれたときABSが作動したか否かが検知され、AB
Sが作動しない状態ではクラッチを介してHST駆動が
実行され、ABSが作動した状態ではクラッチを介して
HST駆動が解除され、ABS制御が実行されるように
なる。
な構成であるから、図2に示すようにブレーキペダルが
踏まれたときABSが作動したか否かが検知され、AB
Sが作動しない状態ではクラッチを介してHST駆動が
実行され、ABSが作動した状態ではクラッチを介して
HST駆動が解除され、ABS制御が実行されるように
なる。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明の車輛の駆動制御装
置によれば、HST駆動車輛においてABS作動が可能
となり、通常制御時のHSTによる制動機能を減ずるこ
とがない大きな利益がある。
置によれば、HST駆動車輛においてABS作動が可能
となり、通常制御時のHSTによる制動機能を減ずるこ
とがない大きな利益がある。
【図1】本発明の車輛の駆動制御装置の説明図である。
【図2】本発明の車輛の駆動制御装置の動作説明図であ
る。
る。
【図3】従来の車輛の駆動制御装置の説明図である。
1 車輪 2 エンジン 3 油圧ポンプ 4 油圧モータ 5 プロペラ軸 6 動力伝達手段 7 作動検知手段 8 制御手段 9 流体ユニット(HU) 10 セーフティシリンダー 11 エアーマスターシリンダー(A/M)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 45/00 F16H 47/02 - 47/04 F16H 59/00 - 63/48 B60T 7/12 - 8/96
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの回転を直接または静油圧無段
変速機を介して車輪に伝達するための動力伝達手段と、
ABSの作動を検知する手段と、ABS作動時上記エン
ジンの回転を直接車輪に伝達するよう上記動力伝達手段
を制御する制御手段とより成ることを特徴とする車輛の
駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2330895A JP2961505B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 車輛の駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2330895A JP2961505B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 車輛の駆動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200472A JPH08200472A (ja) | 1996-08-06 |
JP2961505B2 true JP2961505B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=12106975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2330895A Expired - Lifetime JP2961505B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 車輛の駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2961505B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP2330895A patent/JP2961505B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08200472A (ja) | 1996-08-06 |
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