JP2961181B2 - ディスク装置のフローティングシャーシ支持構造 - Google Patents
ディスク装置のフローティングシャーシ支持構造Info
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Description
ディスク装置に係わり、特に、車載用ディスク装置に好
適なフローティングシャーシ支持構造に関する。
ングシャーシ支持構造の例を図8〜図10により説明す
る。図8および図9に示すフローティングシャーシ11
はディスクモータ7およびピックアップ9とその送り機
構を支持しており、ディスク再生時にはダンパー4、
4、4および図示していないコイルばねを介して図示し
ていない本体シャーシにフローティング状態に支持され
る。ダンパー4、4、4の内少なくとも1個は再生時の
ディスクの投影面内に配置されている。
ーディング時にはフローティングシャーシ11は図示し
ていないロック機構により本体シャーシにロックされデ
ィスク15はディスクガイド1とディスク送りローラ2
で挾持され、ディスク送りローラ2の回転により再生位
置とディスク挿入口との間を移送される。
りローラ2は下降されてディスク15から離れ、ロック
機構はフローティングシャーシ11のロックを解除し、
ディスク15はディスクモータ7の回転軸に固着された
ターンテーブル8と図示していないクランパーでクラン
プされて回転駆動される。また、光ピックアップ9はデ
ィスク半径方向に送られてディスク再生が行われる。
ティングシャーシ支持構造では、ダンパー4がディスク
15の投影面内に配置されているため、ディスク15の
上面からダンパー4の下面までの寸法は図10に示すよ
うに、ディスク15の上面からフローティングシャーシ
11の上面までの距離H1、フローティングシャーシ1
1の厚みH2およびフローティングシャーシ11の下面
からダンパー4の下面までの厚みH3の和であるT=H
1+H2+H3となる。このようにディスク15の上面
からダンパー4の下面までの寸法が大きいため装置全体
の高さが高くなるという問題があった。
のであって、その目的とするところは、装着されたディ
スク上面からダンパーの下面までの必要寸法を小さくす
ることにより装置の高さを小さくすることができるディ
スク装置のフローティングシャーシ支持構造を提供する
ことにある。
のフローティングシャーシ支持構造は、装着されるディ
スクに対して垂直方向にデイスクの反対側からばねとダ
ンパーでフローティングシャーシを支持するフローティ
ングシャーシ支持構造において、ダンパーをディスク投
影面の外側に配置し、フローティングシャーシのダンパ
ーで支持される部分をディスク下面よりもディスク側に
後退させたものである。
造において、ダンパーを本体シャーシに形成した円筒部
に嵌合させ、ダンパー押え部材を本体シャーシに嵌着し
てダンパーの底面を押えることによりダンパーを本体シ
ャーシに取付けたものである。
構造において、フローティングシャーシを支持するばね
を本体シャーシに形成した前記円筒部の外側に嵌着して
前記円筒部に設けた突起により係止したものである。
Dプレーヤのフローティングシャーシ支持構造を図1〜
図7により説明する。図1および図2に示すフローティ
ングシャーシ3はディスクモータ7およびピックアップ
9とその送り機構を支持しており、ディスク再生時には
ダンパー4、4、4および図5〜図7に示すコイルばね
5を介して図4〜図7に示す本体シャーシ10にフロー
ティング状態に支持される。ダンパー4、4、4は全て
再生時のディスクの投影面の外に配置されている。
ーディング時にはフローティングシャーシ3は図示して
いないロック機構により本体シャーシにロックされディ
スク15はディスクガイド1とディスク送りローラ2で
挾持され、ディスク送りローラ2の回転により再生位置
とディスク挿入口との間を移送される。
りローラ2は下降されてディスク15から離れ、ロック
機構はフローティングシャーシ3のロックを解除し、デ
ィスク15はディスクモータ7の回転軸に固着されたタ
ーンテーブル8と図示していないクランパーでクランプ
されて回転駆動される。また、光ピックアップ9はディ
スク半径方向に送られてディスク再生が行われる。
付部を示している。図に示すように本体シャーシ10に
は円筒部10aと円筒部10aに連なるフランジ部10
bが形成されており、円筒部10aには外側に向けて突
出する突起10d、10dが設けられており、フランジ
部10bには3個の突起10c、10c、10cが設け
られている。なお、図には2個の突起10c、10cが
示されている。
付け状態を分解した状態に示している。図に示すダンパ
ー4はゴム製の袋の内部に粘性流体が密封されたもので
あり、上部に凹み4aが設けられている。凹み4aには
フローティングシャーシ3に立設された軸3aが嵌入す
る。ダンパー4は本体シャーシ10に挿入されて本体シ
ャーシ10に嵌着されたダンパー押え部材6により固定
される。
から折り曲げられた部分に3箇所穴6a、6a、6aが
設けられている。穴6a、6a、6aは図5(a)に示
すように、本体シャーシ10の突起10c、10c、1
0cと嵌合する。このように、ダンパー4を本体シャー
シ10に挿入してダンパー押え部材6を嵌着するだけで
ダンパー4を簡単に本体シャーシ10に取付けることが
できる。また、ダンパー押え部材6は板ばねであるため
ダンパー取付部を薄型にすることができる。
ティングシャーシ3の間に介装されるが、図5(b)に
示すようにその下端部が本体シャーシ10の突起10d
に係止される。このようにコイルばね6が仮止めされる
ので組立てが容易になる。図6にダンパー4およびコイ
ルばね5の取付けられた状態が示されている。
4の位置関係を示す。ダンパー4がディスク15の投影
面外に配置されているため、フローティングシャーシ3
のダンパー4と対向する部分をディスク側に後退させる
ことができる。ディスク15の上面からダンパー4の下
面までの寸法は図3に示すように、フローティングシャ
ーシ3の厚みh2とフローティングシャーシ3の下面か
らダンパー4の下面までの厚みh3の和であるt=h2
+h3となる。
ャーシ3の上面の距離h1は従来の例で示した図10に
おけるH1に相当し、この寸法だけディスク15の上面
からダンパー4の下面までの距離を従来のものより短く
することができる。その結果図3に示すh1の寸法だけ
従来のものより装置を薄くすることができる。
Nによると幅180mm、高さ50mmのスペースに収
容されるが、本願発明を適用した車載用CDプレーヤは
車載用機器であるためストロークの大きいダンパーを用
いたにも拘らず高さを25mmとすることができた。
明はこれに限られず、例えば、ダンパー4を樹脂成型品
で作ることも可能である。
グシャーシ支持構造によれば、ストロークの大きいダン
パーを用いる車載用機器を薄型とすることが可能とな
る。また、ダンパーやコイルばね等の減衰機構の組み付
けが簡単に行える。
フローティングシャーシ支持構造を示す平面図である。
である。
ー取付部を示す斜視図である。
ーシのダンパー取付部を示す平面図、図5(b)は図5
(a)におけるA−A拡大断面図である。
る。
ャーシ支持構造の例を示す平面図である。
である。
ジ部、10c、10d突起 11 フローティングシャーシ 15 ディスク
Claims (3)
- 【請求項1】 装着されるディスクに対して垂直方向に
デイスクの反対側からばねとダンパーでフローティング
シャーシを支持するフローティングシャーシ支持構造に
おいて、ダンパーをディスク投影面の外側に配置し、フ
ローティングシャーシのダンパーで支持される部分をデ
ィスク下面よりもディスク側に後退させたことを特徴と
するディスク装置のフローティングシャーシ支持構造。 - 【請求項2】 ダンパーを本体シャーシに形成した円筒
部に嵌合させ、ダンパー押え部材を本体シャーシに嵌着
してダンパーの底面を押えることによりダンパーを本体
シャーシに取付けた請求項1のフローティングシャーシ
支持構造。 - 【請求項3】 フローティングシャーシを支持するばね
を本体シャーシに形成した前記円筒部の外側に嵌着して
前記円筒部に設けた突起により係止した請求項2のフロ
ーティングシャーシ支持構造。
Priority Applications (18)
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---|---|---|---|
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DE1004117T DE1004117T1 (de) | 1997-08-22 | 1998-08-10 | Trägerstruktur eines schwimmend gelagerten chassis für ein plattengerät |
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HK02101058A HK1040563A1 (en) | 1997-08-22 | 2002-02-11 | Supporting structure of floating chassis of disc apparatus. |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25007097A JP2961181B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | ディスク装置のフローティングシャーシ支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1186520A JPH1186520A (ja) | 1999-03-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25007097A Expired - Lifetime JP2961181B2 (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-29 | ディスク装置のフローティングシャーシ支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100665025B1 (ko) | 2005-07-18 | 2007-01-09 | 삼성전자주식회사 | 디스크드라이브의 설치용 어셈블리 및 완충 댐퍼 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP25007097A patent/JP2961181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1186520A (ja) | 1999-03-30 |
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