JP2656752B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2656752B2
JP2656752B2 JP10253695A JP10253695A JP2656752B2 JP 2656752 B2 JP2656752 B2 JP 2656752B2 JP 10253695 A JP10253695 A JP 10253695A JP 10253695 A JP10253695 A JP 10253695A JP 2656752 B2 JP2656752 B2 JP 2656752B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に関
し、特に、外部からの衝撃に対して耐振構造を有する光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置について図面を参
照して説明する。
【0003】図2は従来の光ディスク装置の一実施例を
示す概略断面図である。
【0004】従来、外部からの衝撃に対して耐震構造を
有する光ディスク装置は、光ディスク媒体2に記録再生
を行う光学ヘッド7と、光ディスク媒体2を装着し回転
させるためのスピンドルモータ6および光学ヘッド7を
アクセスするポジショナ8を搭載したベースプレート1
0と、光ディスク媒体2を内部に収納した光ディスクカ
ートリッジ3を所定の位置に移動するためのロードメカ
11と、装置の外装部品である筐体12とを有してお
り、ロードメカ11を固定したベースプレート10が振
動吸収部材13を介して筐体12に固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク装置は、耐
振性の向上を図り、外部または内部からの振動による記
録、再生への影響を軽減することが重要な課題となって
いる。
【0006】上述した従来の光ディスク装置は、外部か
ら筐体に加えられた衝撃は振動吸収部材によりある程度
吸収されたかたちでベースプレートに伝わるが、吸収し
きれなかった振動はベースプレートを介してロードメカ
に伝わることになる。ここで、振動吸収部材は、装置の
小型化を図る必要から、たわみ量を1mm以下程度しか
とれないのが現状で、このような振動吸収部材では、数
10Hzといった比較的低い周波数の振動に対しては、
光ディスク装置の記録、再生に悪影響を及ぼさない範囲
まで振幅を押さえ込むことができ、100Hz以上とい
った比較的高い周波数の振動ほど吸収し易い性質があ
る。そのため、外部から筐体に加えられた衝撃による振
動が、例えば100Hz以上の比較的高い周波数であっ
た場合には、振動吸収部材によりほぼ完全に吸収するこ
とが可能だが、数10Hzといった比較的低い周波数で
あった場合には、吸収しきれなかった振動はベースプレ
ートを介してロードメカに伝わることになる。すると、
ロードメカ内部でロードメカを構成する金属部材などが
互いに衝突し合うため、その衝突により比較的高い周波
数の振動が新たに発生し、ベースプレートに伝わってし
まう。この比較的高い周波数の振動は、光ディスク装置
における情報の記録再生に悪影響を及ぼすため、装置の
信頼性を悪化させる原因となっている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光学ヘ
ッドとスピンドルモータを搭載したベースプレートを振
動吸収部材を介してロードメカに固定したことにより、
外部からの衝撃によりロードメカ内部で発生する比較的
高い周波数の振動をベースプレートに伝えないように
し、より安定した記録再生を行える光ディスク装置を提
供することにある。
【0008】そのため、本発明の光ディスク装置は、光
ディスク媒体に記録再生を行う光学ヘッドと、光ディス
ク媒体を装着し回転させるスピンドルモータおよび光学
ヘッドをアクセスするポジショナを搭載したベースプレ
ートと、光ディスク媒体を内部に収納した光ディスクカ
ートリッジを所定の位置に移動し光ディス媒体をスピン
ドルモータに装着するロード機構と、ロード機構を固定
する筐体と、筐体に固定されたロード機構とベースプレ
ートとの間に配置されロード機構とベースプレートとを
固定する振動吸収部材とを有することを特徴としてい
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明の光ディスク装置の一実施例
を示す概略断面図である。
【0011】箱状の筐体1の内部には、光ディスク媒体
2を内部に収納した光ディスクカートリッジ3を水平に
位置決め保持してロードメカ4が取り付けられている。
平板状のベースプレート5には、光ディスクカートリッ
ジ3の内部に接触しないように光ディスク媒体2を装着
したスピンドルモータ6と、光ディスク媒体2と対向す
る位置で光ディスク媒体2の半径方向に光学ヘッド7を
移動可能なポジショナ8が搭載されている。また、ベー
スプレート5は、筐体1内部で他部品と接触しないよう
に周囲に十分な隙間を空けた状態で、振動吸収部材9を
介して前記ロードメカ4に固定されている。
【0012】筐体1に外部から衝撃が加わると、筐体1
内部に固定されているロードメカ4に直接その衝撃が伝
わることから、その衝撃によりロードメカ4を構成する
金属部材,プラスチック部材など(図示せず)が振動し
互いに衝突し合うため、例えば100Hz以上といった
比較的高い周波数の振動が新たに生じる。
【0013】ここで、振動吸収部材9は、通常考え得る
最大の外部衝撃が加わった場合でも、光ディスクカート
リッジ3の内部に光ディスク媒体2が接触しない範囲で
たわみを完了するものとする。このような振動吸収部材
9では、数10Hzといった比較的低い周波数の振動に
対しては、光ディスク装置の記録再生に悪影響を及ぼさ
ない範囲まで振幅を押さえ込むことができ、100Hz
以上といった比較的高い周波数の振動ほど吸収し易い性
質がある。筐体1に加えらた外部からの衝撃が比較的高
い周波数の振動の場合には、ロードメカ4内部で新たに
発生した比較的高い周波数の振動と共に振動吸収部材9
でほぼ完全に吸収され、筐体1に加えらた外部からの衝
撃が数10Hzといった比較的低い周波数の振動の場合
には、ロードメカ4内部で新たに発生した比較的高い周
波数の振動は振動吸収部材9でほぼ完全に吸収され、外
部からの衝撃による比較的低い周波数の振動は光ディス
ク装置の記録再生に悪影響を及ぼさない範囲まで吸収さ
れる。
【0014】なお、本実施例で用いた振動吸収部材の材
質,形状,個数,取付位置はこの実施例に限定されるも
のではなく、衝撃が加わった際、光ディスクカートリッ
ジの内部に光ディスク媒体が接触しない範囲でたわみを
完了するものであればよいことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置は、光ディスク媒体を装着し回転させるスピンド
ルモータおよび光学ヘッドをアクセスするポジショナを
搭載したベースプレートと、光ディスク媒体を内部に収
納した光ディスクカートリッジを所定の位置に移動し光
ディス媒体をスピンドルモータに装着するロードメカと
の間に振動吸収部材を組込み、外部からの衝撃によりロ
ードメカ内部で発生する比較的高い周波数の振動がベー
スプレートに伝わるのを防止することにより、より安定
した情報の記録再生を行うことができ、装置の信頼性を
向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例を示す概略
断面図である。
【図2】従来の光ディスク装置の一実施例を示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1,12 筐体 2 光ディスク媒体 3 光ディスクカートリッジ 4,11 ロードメカ 5,10 ベースプレート 6 スピンドルモータ 7 光学ヘッド 8 ポジショナ 9,13 振動吸収部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク媒体に記録再生を行う光学ヘ
    ッドと、前記光ディスク媒体を装着し回転させるスピン
    ドルモータおよび前記光学ヘッドをアクセスするポジシ
    ョナを搭載したベースプレートと、前記光ディスク媒体
    を内部に収納した光ディスクカートリッジを所定の位置
    に移動し前記光ディス媒体を前記スピンドルモータに装
    着するロード機構と、前記ロード機構を固定する筐体
    と、前記筐体に固定されたロード機構と前記ベースプレ
    ートとの間に配置され前記ロード機構と前記ベースプレ
    ートとを固定する振動吸収部材とを有することを特徴と
    する光ディスク装置。
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