JP2960764B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2960764B2
JP2960764B2 JP2234753A JP23475390A JP2960764B2 JP 2960764 B2 JP2960764 B2 JP 2960764B2 JP 2234753 A JP2234753 A JP 2234753A JP 23475390 A JP23475390 A JP 23475390A JP 2960764 B2 JP2960764 B2 JP 2960764B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像記
録装置に関するものである。
〔従来技術〕
複写機、プリンタ等の各種画像記録装置には色々の方
式のものが使用されている。例えば作像方式としては粉
体現像方式、熱転写印字方式、インクジェット印字方式
等があり、夫々の方式において白黒画像用とカラー画像
用とが使いわけられている。
従来の画像記録装置では夫々の方式の装置が個別に製
作されており、インクジェット印字方式と熱転写印字方
式を使いたい場合は少なくとも2台のプリンタを用意し
なければならない。更に白黒用のプリンタがある上にカ
ラー印字を求めるときはカラー印字用のプリンタを追加
的に準備するか、黒白とカラーに兼用できる装置に交換
しなければならない。従ってユーザーにとっては多くの
出費を要求されることになり、メーカーも多くの装置を
製造しなければならないという問題があった。
従来の画像記録装置においては、装置の内部にある一
部の装置、例えば現像装置、感光体と現像装置を含む作
像部等を1つのユニットとして交換可能に装置すること
が、例えば特公昭64−20832号、特開昭59−99861号、特
開平1−273057号等により知られている。斯かる従来の
装置では消耗品の交換を容易化すること、アナログ作像
方式とデジタル方式との交換を可能にするという効果が
得られたが、外観的には変化がなく、内部的な部分変更
に過ぎず、機能的な拡張は限られたものになる。又内部
が変わっても外部からは確認ができず、ミスプリントが
回避できない。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、上記の従来の問題点を解消し、部品の共通
化を図ることにより、各種の方式の画像記録装置を少な
い費用と少ないスペースで構成することを可能にし、機
能拡張が容易な画像記録装置を提供することを課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を、記録紙を給紙する給紙ユニ
ットが脱着可能に設けられたユニットであって少なくも
電気的制御装置をケースに格納した基体ユニットと、該
基体ユニットに対して脱着可能に結合され、その基体ユ
ニットの電気的制御装置により作動されるとともに、画
像信号に基づいて画像を形成する少なくとも1つの構成
部材をケースに格納した作像ユニットとを有し、該作像
ユニットの少なくとも1つには前記記録紙に画像の記録
処理を行う作像装置が備えられ、前記記録紙がその作像
装置を有する作像ユニットの記録位置に対して直線的に
搬入され、かつ搬入直線とほぼ同一直線上へ搬出される
ことを特徴とする画像記録装置により解決した。
前記作像ユニットは複数個並べて連結されることがで
きる。
本発明は、上記の課題を、作像ユニットが画像信号に
基づいて画像書込みを行う書込み装置を1つのケースに
格納し分離可能にした書込みユニットと、書込まれた情
報を作像処理し記録する作像装置を1つのケースに格納
し分離可能にした作像本体ユニットと、記録紙を入口か
ら作像装置による記録位置を通って出口より排出するた
めに搬送する手段を1つのケースに格納し分割可能にし
た搬送ユニットと、画像を記録された記録紙を定着する
定着装置を1つのケースに格納した分割可能にした定着
ユニットと、作像ユニットの各部駆動用の機械的伝動装
置を1つのケースに格納し分割可能にした伝動ユニット
とより構成され、各ユニットが夫々個別に組付組はずし
可能であることを特徴とする画像記録装置により解決し
た。
本発明により、各ユニットは適当する組合せで互いに
一体に構成して1つのユニットを形成することもでき
る。
〔作用〕
本発明により、少なくとも電気的制御装置を、必要に
応じてモータを含む駆動機構を格納した基体ユニットの
上又は横に、任意の方式の作像構成部材を夫々個別に格
納して形成した作像ユニットを1つ又は複数個並べて連
結され、基体ユニット内の制御装置及び駆動機構により
作像ユニットが作動される。作像方式を変えたいときは
作像ユニットのみを変換すればよい。複数の作像ユニッ
トを配置するときは前記基体ユニットから最上段又は最
も離れた側端の作像ユニットまでほぼ直線状の通紙路が
形成される。カラー画像形成のときは同じ作像方式で異
なる色で作像する作像ユニットが複数個並べられる。
本発明により、異なる方式の作像方式を任意に選択で
き、又は複数の色の画像を同一作像方式により形成する
ことができる。
基体ユニットと作像ユニットにより本発明に係る画像
記録装置の基体構造が形成されるが、付加的に作像ユニ
ットにより形成する画像を表示する表示部を備えたディ
スプレイユニットを組付けることにより、機能を拡げる
ことができる。
上記の基体構造は外部よりの画像信号に基づいてプリ
ントするプリンタの態様を構成するが、原稿の画像を読
取る読取装置を1つのユニットとして読取ユニットを形
成し、基体構造に対し付加することにより複写装置の態
様を構成することができる。
作像ユニットは作像構成部材の機能により光学書込み
及び非光学書込みを含めて画像情報に基づき書込みを行
う書込み装置と、書込まれた画像を記録紙に記録する処
理を行う作像装置と、記録紙を作像ユニットの入口から
記録位置を通って出口より排紙する搬送手段と、作像ユ
ニット内の各部を駆動する機械的伝動装置とを含む。更
に作像方式によっては転写後の記録紙を定着する定着装
置が含まれる。これらの各部を夫々1つのユニットとし
て書込みユニット、作像本体ユニット、搬送ユニット、
伝動ユニット、定着ユニットと脱着可能なユニットに分
割することができる。特許請求の範囲第3項は代表的な
ユニットを示したもので、作像方式によっては書込装置
と作像装置を分離できないもの、定着装置を必要とせ
ず、内蔵しないもの等がある。特許請求の範囲の分離で
きるものは夫々ユニットとして構成可能であることを表
現したもので、言葉で表現した装置に限るものではな
い。又分離できない装置は他の装置と一緒に1つのユニ
ットを構成するもので、例えば定着装置を必要としない
作像方式では定着ユニットを構成できないからといって
も特許請求の範囲第3項の技術範囲に含まれることを趣
旨とするものである。
要は分割ユニット化できるものは全てユニットとして
構成することと、又ユニット化できるものも幾つかのユ
ニットをまとめて1つのユニットとすることができるこ
とを表明するものである。各ユニットは各作像ユニット
毎に分割できるが例えば搬送ユニットのように複数の作
像ユニットについて共通の1つのユニットを利用するこ
ともできる。
更に具体的には、電子写真方式その他でトナーのよう
な粉体現像剤を使用して顕像を形成し、その顕像を記録
紙に転写し、転写後の記録紙を定着する方式では定着装
置を各作像ユニット内に設けることもできるが、別のユ
ニットとして構成し、一番上の作像ユニットの上に定着
ユニットを設ける。
各作像ユニットの書込み装置にレーザ光学装置等を用
いる場合は書込み装置を単独のユニットとして構成し、
各作像ユニット毎に、又は複数の作像ユニットを通して
1つの書込みユニットを取り付けるように構成すること
ができる。
本発明により、1つの基体ユニットに複数の作像ユニ
ットを重ねて組付けることにより全ての作像ユニットを
適宜駆動することができ、1つの制御装置及び駆動装置
で複数の作像ユニットを駆動制御することが可能になっ
た。従って本発明により複数の方式の作像装置に対し、
制御装置及びモータ並びに駆動装置を一つのユニットと
して共通化することができ、部品点数及び必要スペース
を少なくすることが可能になった。
本発明により、作像ユニットを複数個上下に積み重ね
又は左右に並べて配置することにより、簡単に所望の色
のカラー画像記録を形成することが可能になった。
記録紙に複数のカラー画像を重ねて画像形成する場合
のように搬送中の記録紙に対する各作像ユニットによる
画像形成位置のずれを防止したい場合は、基体ユニット
から一番上の作像ユニットまで1つの搬送ベルトにより
記録紙を搬送するように独立した搬送ユニットを用い、
基体ユニットから各作像までを架橋するように搬送ユニ
ットを取り付ける。
本発明により、作像ユニットにより形成される画像を
基体ユニット又は作像ユニットに固定したディスプレユ
ニットの表示部に表示することができる。ディスプレユ
ニットに設けた転写ベルトに作像ユニットにより画像を
印字し、該転写ベルトに印字された画像をウインドーを
通して外部より観察可能にする。その際、ディスプレイ
ユニットを搬送ユニットと兼用することができる。ディ
スプレイユニットのウインドーには、転写ベルトの画像
がケース内部に設けた照明装置により照らし出すことが
できる。
〔実施例〕
本発明の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
各種の画像記録装置は基本的には記録紙を収納し供給
する給紙部分と、給紙された記録紙に画像を記録する作
像部分と、給紙部分及び作像部分を制御する電気的制御
部分とを有している。
第1図において、電気的制御部分と必要な場合には機
械的駆動装置とを1つのケースに格納し基体ユニット1
を構成し、作像部分を1つのケースに格納し、作像ユニ
ット3を構成し、給紙部分2を基体ユニット1の中に構
成すると、基体ユニット1と作像ユニットとを脱着可能
に連結することにより画像記録装置を構成することがで
きる。第2図に示すように基体ユニット1と作像ユニッ
ト3とを単独ユニットとして上下に重ねるか、または横
に並べるかによって画像記録装置が簡単に構成できる。
作像ユニット3を各種の作像方式、例えば電子写真方
式、熱磁気書込み方式等のような感光体等の潜像形成体
に静電潜像を形成し、トナー等の粉体状顕像体(粉体現
像剤)により顕像化し、顕像を記録紙に転写する方式や
インクジェット方式、サーマル転写方式、ワイヤドット
方式等について夫々形成しておけば共通の基体ユニット
1に対し作像ユニット3を取替えて別の画像記録装置を
簡単に構成することができる。
給紙部分2は給紙トレイ、給紙カセット等を基体ユニ
ット1のケース内に設ける例に対し、給紙部分を1つの
ケースに格納し、基体ユニット1に対して脱着可能な1
つのユニットとして構成し、給紙制御を基体ユニット1
により行うようにすることもできる。
基体ユニット1と作像ユニット3は後に説明するジョ
イントにより互いに脱着可能に連結する。作像ユニット
3に含まれる構成部材を検討すると、他の装置等から送
られる画像信号に基づいて画像を書込む書込み部分と、
書込まれた画像を記録紙に記録可能に処理する画像処理
部分と、記録紙を作像ユニット3内において搬送する搬
送部分と、回転部材等の運動部材を機械的に駆動するた
めに伝動する機械的伝動部材と、作像方式によっては粉
体現像剤を定着するための定着部分とがある。作像ユニ
ット3に含まれる構成部分を更に夫々脱着可能なケース
に格納されたユニットに分割しようとすると、第3図に
示すように定着部を格納した定着ユニット4、書込み部
分を格納した書込みユニット5、搬送部分を格納した搬
送ユニット6、機械的伝動部分を格納した伝動ユニット
7のうちのいずれか1つ又は2つ以上のユニット又は全
部のユニットを画像記録装置処理部分を格納する作像本
体ユニット8に対し分割可能にすることができる。書込
みユニット5には一例として内部にHe−Neレーザ又は半
導体レーザを走査させる回転ポリゴンミラーやAO変調に
よりレーザ光をON、OFF制御する部材やfθレンズ、反
射ミラー等が組込まれ、書込みユニット5のケースの出
口開口5aを出射するレーザ光が矢印で示すように作像本
体ユニット8に導入されるように構成することができ
る。
ユニットの分割の態様によって夫々のユニットは第4
図に示すように形成されることができる。尚図の形状は
理解し易く簡単な形として示したもので、実際のユニッ
トの形状と必ずしも一致するものではなく、どのような
ユニットの組合わせが得られるかの理解の一助とするも
のである。
第4図Aは基本的作像ユニット3を示し、記録紙の通
紙口3aが設けられる。第4図Bは定着装置による定着を
必要とする作像方式の場合に該当し、定着装置は作像ユ
ニット3から除去して定着装置のない変形作像ユニット
3′を形成し、定着ユニット4は別に設ける。作像ユニ
ットを複数個並べ、カラープリントのように何種類かの
画像を重ね転写する場合に、全ての画像の転写後に定着
するように構成でき、有利である。
第4図Cは書込ユニット5を分割可能に第1作像本体
ユニット8aとの組合わせで構成する。第4図Dは搬送ユ
ニット6を分割可能にし、第2作像本体ユニット8bとの
組合わせで構成する。以下同様にはEは伝動ユニット7
と第3作像本体ユニット8cに分割可能にし、F、G、H
はC、D、Eに示す例に対し、付加的に定着ユニットを
分割可能にしたものを示し、第1作像本体ユニット8a、
第2作像本体ユニット8b、第3作像本体ユニット8c、に
対し定着装置を除くという変形をした第1′作像本体ユ
ニット8′a、第2′作像本体ユニット8′b、第3′
作像本体ユニット8′cを使用する。
第4図Iは書込みユニット5と搬送ユニット6と第4
作像本体ユニット8dに分割可能にしたものを示し、Jは
搬送ユニット6と伝動ユニット7と第5作像本体ユニッ
ト8eの分割可能にしたのを示し、Kは書込みユニット5
と伝動ユニット7と第6作像本体ユニット8fに分割可能
にした例を示す。L、M、Nは夫々I、J、Kに示した
例に対し付加的に定着ユニット4を分割可能にし、第4
作像本体ユニット8d、第5作像本体ユニット8e、第6作
像本体ユニット8fに対し、定着装置を除くという変形を
した第4′作像本体ユニット8′d、第5′作像本体ユ
ニット8′e、第6′作像本体ユニット8′fを使用す
る。
第4図に示すように分割できる部分を夫々単独のユニ
ットとして分割可能に構成するのに対し、第5図に示す
ように、分割可能な構成部分も要求に応じて幾つかを1
つのユニットに合体した状態として使用することもでき
る。その代表例を示すと第5図Aは搬送ユニット6と定
着ユニット4とを合体して搬送定着ユニット6′を構成
し、Bは搬送ユニット6と伝動ユニット7を合体して搬
送伝動ユニット6″を構成し、Cは書込みユニット5と
伝動ユニット7とを合体して書込み伝動ユニット5′を
構成する。図は一例を示すものでこの例に組合わせが限
られるものではない。A、B、Cが2つのユニットを合
体したのに対しDは定着ユニット4と搬送ユニット6と
伝動ユニット7とを合体して搬送定着伝動ユニット
6″′を構成する。
上記の各作像ユニット3毎に分割可能なユニットを組
合せた例に対し、基体ユニット1に対し複数の作像ユニ
ット3を組付けて画像形成装置を構成する場合には、複
数の作像ユニットにおける分割したユニットを互いに1
つのユニットに合体して作像ユニット3に又は基体ユニ
ット1に又は作像ユニット3と基体ユニット1とに同時
に取付けるようにすることができる。一例としては第6
図Aに示すように、複数の搬送ユニットを1つのユニッ
トに合体した多段搬送ユニット6″″を構成することが
できる。多段搬送ユニット6″″は記録紙を排出するた
めの上排紙トレイ6a及び横排紙トレイ6bの一方又は両方
を一体に形成するか取外し可能に有し、記録紙の排紙を
上排紙トレイ6aの場合と横排紙トレイ6bの場合とに切換
えることができる。
第6図BはAに示す多段搬送ユニット6″″の上端に
定着ユニットを一体に構成したもので多段搬送定着ユニ
ット6″″′を構成する。排紙トレイ6a、6bは同様に形
成することができる。
第6図Cは複数の書込みユニット5を1つのユニット
に構成した多段書込みユニット5′を示し、複数の作像
ユニットに対して共通して使用できる。書込みユニット
5′においては、各作像ユニットに対応する位置におい
てレーザ光を出射できるように複数の開口5aを設けるこ
とができる。組付時に作像ユニットに対向する位置に投
射口5aが形成され、各投射口から各作像ユニットに該当
する画像光が該当作像ユニット内に投射される。
画像記録装置を構成するユニットについては、代表的
には、第7図に示すような組合わせが得られることが判
明した。図示の関係で、定着ユニット4、書込みユニッ
ト5、搬送ユニット6、作像本体ユニット8の各種の組
合せを示すが、この他に伝動ユニットに関する組合せが
存在するが、前記の各ユニットの説明と、第7図より容
易に類推できるものと思うので、詳細な説明は省略す
る。しかし当然本発明の技術範囲に含まれるものであ
る。
第7図Aは最も基本的なもので、電気的制御装置及び
必要に応じて駆動装置を含む基体ユニット1と、給紙カ
セットを含む給紙ユニット2と、画像を形成する構成部
材を含む基本作像ユニット3の各ユニットを着脱可能に
組付けた型式である。この場合、給紙カセット2は基体
ユニット1の中に組込むこともできるが、給紙装置を1
つのユニットとし、給紙ユニットを基体ユニット1に対
して脱着可能にすることができる。
第7図Aの型式をA−1型と称する。
作像ユニットでは、感光体等の潜像形成体に静電潜像
を形成し、トナー等の粉体状顕像体(粉体現像剤)によ
り顕像化し、顕像を記録紙に転写する電子写真方式等の
作像方式では、転写後の記録紙の顕像を定着する必要が
ある。この定着装置を基本作像ユニット3内に設けるこ
ともできるが、作像ユニットとは別個に第7図Bに示す
ように1つのユニットとして定着ユニット4を形成し、
作像ユニットに脱着可能に組付ける構造とすることがで
きる。定着ユニット4を別個に構成することは後に述べ
る複数の作像ユニットを利用しその作像ユニットの夫々
を通して記録紙を搬送する場合に有利である。定着ユニ
ット4を別個に設ける場合は、作像ユニットには定着装
置を含む必要がないので定着装置を除いた構成に変形す
ることができる。この変形された状態の変形作像ユニッ
ト3′と定着ユニット4の組合わせが第7図Bに示す型
式であり、この型式をA−2型と称す。
作像ユニット3又は3′における潜像形成体が光感光
体である場合は、画像書込み装置としてはレーザ走査光
学装置等の光学装置が用いられることができる。この書
込み装置として、LEDアレイや液晶シャッタの書込み光
学系を利用する場合は、簡単に作像ユニット内に組込む
ことができるので、A−1型、A−2型として適用する
ことができるが、He−Neレーザ又は半導体レーザを走査
させる構成では1つのユニットとして書込みユニットを
構成し、作像ユニットに別個に脱着可能に構成するのが
好都合である。この場合、作像ユニットには書込み装置
は設ける必要がない。書込みユニット5と書込み装置を
設けないように変形した第1作像本体ユニット8aとの組
合わせが第7図Cに示された型式となる。この型式をA
−1a型と称する。同様にして、第1作像本体ユニット8a
の変形として書込み装置を省いた第1′作像ユニット
8′aと書込みユニット5との組合わせにより第5図D
に示す構成が得られる。これは第7図Bに示すA−2型
の変形であり、A−2a型と称する。
第7図A〜Dに示す型式ではいずれも作像ユニット
3、3′もしくは作像本体ユニット8a、8′aが1個設
けられており、通常の単色の画像記録装置に基づいた構
成であるが、2色以上のカラー単色画像又は多色画像の
形成又は異なる方式の画像形成方式を利用したい場合等
に対応するためには2個以上の作像ユニットを用いるこ
とが必要になる。このためには第7図Aに示すA−1型
の変形として第7図Eに示すように複数個の第1作像ユ
ニット3を重ねた型式が考えられる。図では2個の第1
作像ユニット3を重ねた例を代表としてすが特に2個に
限定する意味ではない。他の例についても同様である。
第7図Eに示す型式をA−1′型と称す。
第7図B〜第7図Dに示すA−2、A−1a、A−2aの
各型式についても全く同様に複数の作像ユニット3′も
しくは作像本体ユニット8a、8′aを用いる形式に変形
することができる。第7図Bに対する変形は第1図Fに
示す如くであり、この型式をA−2′型と称する。同様
に第7図Cに対する変形は第7図G、第7図Dに対する
変形は第7図Hに示す如くであり、夫々A−1′a型、
A−2′a型と称する。
第1作像本体ユニット8a又は第1′作像本体ユニット
8′aを複数個設ける場合には、第7図Hに示すように
各第1′作像本体ユニット8′aに対して書込みユニッ
ト5を個別に組付ける例に対して、複数の第1′作像ユ
ニット8′aに対して1個の共通の書込みユニット5′
を第7図Iに示すように組込むことも可能である。この
型式をA−2′b型と称する。図示していないが第7図
Gの例も同様に共通の1個の書込みユニット5を組付け
る構成に変えることができる。この型式をA−1′b型
と称す。
給紙カセット2より給紙される記録紙は第7図A〜I
に示す型式の画像記録装置においては各作像ユニット
3、3′又は作像本体ユニット8a、8′a内に設けた給
送路を通して図の上方へ又は側方へと案内されるが、複
数の作像ユニット3、3′又は作像本体ユニット8a、
8′aを用いる場合には記録紙の搬送手段を1つのユニ
ットとしてまとめて搬送ユニット6″″を構成し、基体
ユニット1及び作像ユニット3、3′又は作像本体ユニ
ット8a、8′aに対し取付取外し可能に構成することが
できる。
第7図J〜Nは夫々単独に構成した搬送ユニット
6″″を用いる例を示し、第7図Jは第7図Eに示すA
1′型に対する変形であり、第7図Kは第7図Fに示す
A−2′型に対する変形であり、第7図Lは第7図Gに
示すA−1′a型に対する変形であり、第7図Mは第7
図Hに示すA2′a型に対する変形であり、第7図Nは第
7図Iに示すA−2′a型に対する変形である。第7図
K、M、Nに示す型式では搬送ユニット6の定着ユニッ
ト4とを1つのユニットとして構成した搬送定着ユニッ
ト6″″′を使用した例を示すが、別個のままでも勿論
可能である。
第7図J〜Nの例では搬送ユニット6″″、
6″″′、が別個に構成されるので、作像ユニット3、
3′又は作像本体ユニット8a、8′aは夫々記録紙搬送
部分を省略した構造に変形することができる。第7図J
では、第7図Eに示す基本作像ユニット3に対する変形
例として、搬送部分を省略した第2作像本体ユニット8b
が用いられ、同様にして第7図Kでは第7図Fの変形作
像ユニット3′の変形として第2′作像本体ユニット
8′bが、第7図Lにおいては、第7図Gの第1作像本
体ユニット8aの変形としての第4作像本体ユニット8dが
設けられ、第7図M、Nにおいては、夫々第7図H、I
の第1′作像本体ユニット8′aの変形として第4′作
像本体ユニット8′dが設けられる。
基体ユニット1と作像ユニット3は、上記の各図では
基体ユニット1の上に作像ユニット3を重ねる例を示し
たが、必要によって第8図に示すように重ねる方向を選
択することができる。第8図Aは記録紙を基体ユニット
1から上方へ流す例を示し、上記の各例と同様である。
BはAに示す例を90゜横転した状態に横に並べて連結
し、記録紙を図の右から左に流す例を示す。CはAに示
す例を上下逆転し、記録紙を上から下に流す例を示し、
DはBに示す例と左右反転し、記録紙を左から右に流す
例を示す。
作像ユニット4の作像方式によっては方向が限定さ
れ、例えば第8図Aの態様しか得られない場合もある
が、サーマル転写方式、サイカラー方式のように方向性
に限定がない場合には第8図の何れの例を選択すること
もできる。設置スペースに応じて適宜記録紙の流れ方向
を選択することができる。
個々のユニットについての更に詳細な構造の一例を説
明する。
基体ユニット1は第9図に示すように給紙口12を設け
たケース11を有し、該ケース11には電気的制御装置、例
えばCPU、インターフェース、信号メモリ等を含む画像
処理系及び作像ユニット内のシステムを動かすための駆
動系の回路を構成した基板13及び駆動モータ14並びに駆
動モータ14の駆動力を作像ユニット3へ伝達するための
機械的駆動装置15が格納される。
機械的駆動装置15には、例えば第1傘歯車16aが設け
られ、該第1傘歯車16aは基体ユニット1の上に載せら
れた作像ユニット3等の中に設けられた例えば傘歯車17
にかみあう。第2傘歯車16bは上の作像ユニット3中に
設けられた傘歯車にかみあう。
作像ユニット内では傘歯車17が伝達軸18に支持され、
該伝達軸18からウオーム19a、ウオーム歯車19bの組合せ
その他の機構及びクラッチ又はソレノイド等の伝達ON、
OFF機構19cを含む加減速機構19等を介してローラ等の各
回転体に伝達される。
各作像ユニット3、3′作像本体ユニット8a、8′
a、8b、8′b、8c、8′c、8d、8′d、8e、8′
e、8f、8′f等の内においても基体ユニット1と同
様、上に載置される作像ユニットに駆動伝達するために
伝動軸15aに連結可能な伝達軸15bを設け、該伝達軸に傘
歯車16b等を設ける。
上記の例は一例を示したもので、1つのユニットから
他のユニットに駆動伝達ができる構造であれば任意の構
造を利用することができる。
作像ユニット3は、粉体現像方式の一例として第10図
に示す第1作像ユニット3Aが用いられる。第1作像ユニ
ット3Aは1つのケース21を有し、該ケース21には給紙口
22及び排紙口23が形成される。
熱磁気書込み方式の場合は給紙口22から入り排紙口23
を出るほぼ直線状の通紙路の途中に加熱ローラ24と、該
加熱ローラに圧接される加圧ローラ25とによる印字位置
が配設される。
加熱ローラ24とテンションローラ26とに潜像ベルト27
が巻掛けられる。潜像ベルトとしては例えば磁性体ベル
ト(例えばCoO2を含む磁性材料よりなる)が用いられ
る。潜像ベルト27は矢印方向に駆動され、潜像ベルト27
の走行路に沿って配置された書込みヘッド28、現像装置
29、クリーナ30、イレーサ31により画像形成処理が行わ
れる。すなわち基体ユニット1からの書込み信号により
書込みヘッド28か潜像ベルト27に画像潜像を記録し、そ
の潜像を現像装置29の現像ローラ29aにより現像して顕
像化し、該顕像は加熱ローラ24と加圧ローラ25との間を
通る記録紙32に転写及び同時に定着が行われる。転写後
の潜像ベルト27はクリーナーにより残留現像剤を除去さ
れ、イレーサ31により潜像が消去される。加熱ローラ24
よりの熱による潜像ベルト27及び他の部品が不必要に加
熱されることを防ぐために、加熱ローラ24の横に断熱部
材33が設けられ、更に潜像ベルト27の冷却のための放熱
部材34が配置される。
第10図の例では加熱ローラ24と加圧ローラ25とテンシ
ョンローラ26と現像ローラ29aは夫々の中心軸線がほぼ
同一平面内に配置されることにより偏平なユニットを構
成することができる。この場合現像装置29の容器も各ロ
ーラを配置した平面にそって延びる薄い容器として構成
するのが好都合である。
前記の基体ユニット1と第1作像ユニット3Aとにより
第7図Aに示す画像記録装置が形成されることができ
る。
ケース21の上面には排紙トレイとして使用される凹部
21aが形成される。
黒画面と単色カラー画像とを適宜切換えて利用したい
ときは、第7図Eに示すように、同じ第1作像装置3Aを
複数個並べ、1つには黒現像剤を、他には夫々の色現像
剤を収容することにより要求に応じることができる。
第10図において、作像の際に、第1作像ユニット3Aの
下方に配置される基体ユニット1の中の給紙カセット2
から給紙ローラ2aにより送られる記録紙32が、第1作像
ユニット3Aの給紙入口22から給送され、加熱ローラ24に
より転写定着され、排紙口23より排紙される。1つの第
1作像ユニット3Aの場合は排紙される記録紙は直ちに凹
部21aに収容され、2つ以上の第1作像ユニット3Aが重
ねられているときは最も上の作像ユニットまで通紙され
排紙される。複数の第1作像ユニット3Aを重ねて利用す
るときは希望する1つの第1作像ユニット3Aを作動して
画像形成するために他の第1作像ユニット3Aにおいては
画像形成しないようにする必要がある。このために加圧
ローラ25又は加熱ローラ24のいずれか又は両方が移動し
て圧接状態を解除し、転写を行わないようにするのが好
ましい。
画像形成方式がサーマル転写方式の場合には作像ユニ
ット3として、例えば第11図に示す第2作像ユニット3B
を用いることができる。
第2作像ユニット3Bは給紙口42と排紙口43とを設けた
ケース41を有する。
給紙口42から排紙口43に至るほぼ直線状の通紙路に1
ライン印字できるサーマルヘッド44と、該サーマルヘッ
ド44に対向する背面ローラ45とによる印字位置が設けら
れる。通紙される記録紙とサーマルヘッド44との間を記
録紙と同一方向に移動できるようにインクリボン54が配
置される。インクリボン54は供給ロール46により送り出
され、第1変向コロ47と第2変向コロ48により印字位置
を案内され、第3変向コロ49により巻取ロール50に案内
される。
サーマルヘッド44と背面ローラ45と供給ロール46と巻
取ロール50とは夫々の軸線がほぼ同一平面内に位置する
ように配置され、ケース41を偏平に形成可能にする。
ケース41内には必要に応じて通紙路に搬送ローラ対5
1、52が配置される。
排紙口43から排紙する記録紙をケース41に設けられた
排紙トレイ用凹部41aに向ける場合と、図の左に排紙す
る場合との切換えのために切換爪53を設けることができ
る。切換爪53を右へ、又は左へ傾動することにより排紙
方向を切換えることができる。記録紙を上に配置された
作像ユニットの給紙口へ向ける場合のために、切換爪53
の回動中心を移動する構成を設けることが可能である。
切換爪53は第10図のケース21においても全く同様に設け
ることができる。
サーマルヘッド44は矢印に示すように記録紙を背面ロ
ーラ45に圧接して印字する印字位置と、背面ローラ45か
ら離れる待機位置との間を移動可能に形成される。
カラー作像のためにインクリボン54として希望する色
のインクリボンを配置した第2作像ユニット3Bを複数個
配置し、カラーの切換印字が可能になる。
インクジェット作像方式の場合には、作像ユニット3
として例えば第12図に示す第3作像ユニット3Cを用いる
ことができる。
第3作像ユニット3Cは給紙口62と排紙口63とを設けた
ケース61を有する。
給紙口62から排紙口63に至るほぼ直線状の通紙路に記
録ヘッド64による印字位置が設けられる。記録ヘッド64
に対向してプラテン65並びにインク吸収体66が設けられ
る。
記録ヘッド64にはインクタンク67が脱着可能に装着さ
れ、基体ユニット1よりの画像情報信号により記録ヘッ
ド64はインクを噴射して記録紙に印字する。
記録ヘッド64と、プラテン65と、インク吸収体66と、
インクタンク67とが一線に並んで配置され、ケース61が
偏平に形成可能にしてある。
ケース61内には必要に応じて搬送ローラ対68、69が配
置される。
ケース61には排紙口63より排紙される記録紙を受入れ
る排紙トレイを形成する凹部61aが形成される。排紙口6
3には第11図の例と同様に切換爪を設けることもでき
る。
インクタンク67に収容するインクの色を選ぶことによ
り複数の第3作像ユニット3cを童ねて、配置し、記録の
色に応じて作像を実際に行うユニットを基体ユニット1
からの指令により選択することができる。
インクジェット作像方式にはグールドタイプ、バルブ
ジェットタイプ、スリットジェット等のオンデマンドタ
イプ、加圧振動方式又は荷電量制御形のデマンドタイプ
等があるが夫々第12図を参考にして同様に偏平はケース
の中に収容し、1つのユニットを構成することができ
る。作像ユニットを小型にまとめるためにはオンデマン
ドタイプが有利である。
作像方式としては別に電子写真方式、サーマル方式、
ワイヤドット方式等があるが、いずれの方式についても
上記の各例に似た形でケースに格納し、1つの作像ユニ
ットを構成することができる。ここでは図面による説明
は省略する。
各作像ユニットには上記の各構成部材の他に必要に応
じて、冷却ファン、作像を良好に行うための検知装置や
回路、ソレノイド、小型モータ等を格納することができ
る。
画像記録装置を構成する場合には第7図Aに示すよう
に基体ユニット1の上に作像ユニット3が重ねられる。
必要に応じて更に第7図Eに示すようにその作像ユニッ
ト3の上に別の作像ユニットが重ねられる。
積重ねる際には基体ユニット1と作像ユニット3の間
及び各作像ユニット3の間の位置合わせ及び固定連結並
びに機械系及び電気系の連結が必要となる。この各種の
連結を1つのユニットの上に他のユニットを載せるだけ
で簡単に実施できるように、第13図及び第14図に示すよ
うに、各ユニットのケース11、21、41、61(第13図では
基体ユニット11の例で示す)の上面には上部に載せるユ
ニットと連結するための第1ジョイント81及び第2ジョ
イント82並びに機械的駆動系の連結のための駆動系連結
口83、電気系高圧コネクタ84、電気系信号コネクタ85及
び第3ジョイント86並びに第4ジョイント87が各ユニッ
トについて、同じ位置に同じ形態で設けられている。こ
れらの各部は作像ユニットの上面にも設けられる。
各作像ユニットのケース21、41、61(以下代表して21
のみで説明する)の底面には、第13図の各部に対向する
位置に夫々ジョイント81′、82′、86′、87′及び図示
しないが駆動系連結口83′、電気系高圧コネクタ84′、
電気系信号コネクタ85′が形成される。
第3ジョイント86及び第4ジョイント87の一具体例は
第14図に示す如くである。基体ユニット1のケース11及
び各作像ユニットのケース21の上面にはジョイント86、
87として支軸86a、87aに回動可能に支持される平板状支
持部材86b、87bがばね等により、図に示すように、角度
θだけ開いた状態に保持される。第3ジョイント86、第
4ジョイント87の対向部材として作像ユニットのケース
21には支持部材86a、87aを夫々挿入する受口がジョイン
ト86′、87′として形成される。
基体ユニット1の上に作像ユニット3を載せるときは
受口であるジョイント86′、87′に斜めの状態で支持部
材86a、87aを差込み、基体ユニット1の上に傾動して載
せる。基体ユニット1には第1ジョイント81、第2ジョ
イント82としてピン81a、82aにより夫々回動自在に支持
されるフック81b、82bが設けられ、作像ユニットのケー
ス21にフック81b、82bが係合する係合穴(又は係合ピ
ン)として形成されたジョイント81′、82′が夫々設け
られる。フック81b、82bはばね等により係合位置に保持
されているので、作像ユニットのケース(例えば21)を
基体1の上に載せると、自動的にフック81b、82bが係合
穴81′、82′に係合する。係合を解除するときはピン81
c、82c等の適当する手段によりフック81b、82bを動かし
て係合穴81′、82′に対する係合を解除する。ジョイン
トはほんの一例を示したもので作像ユニット同士又は作
像ユニットと基体ユニットを連結しロックできる構造で
あればどのようなものでも利用できる。
第3、第4ジョイント86、87は基体ユニットのケース
11のみではなく各作像ユニットのケース21の上面にも設
けることができる。
基体ユニット1内の基板13には第15図に示すような制
御装置を構成する回路が形成される。第15図においてAC
電源入力は電源コードからのAC入力を基体内部に供給す
る。低電圧DC電源は各電気回路基板やモータにDCを供給
する。コントロールユニットは装置全体の駆動や作像14
2ニットへの画像信号等の制御を行う。
表示装置は基体及び作像ユニットの動作状態をオペレ
ータに表示する装置である。
操作スイッチは作像ユニットに合わせ、セットされる
スイッチで手動操作で又は自動的に作像ユニットの特徴
検知(読取り)を行う。
画像処理、メモリ制御は作像ユニット内のサーマルヘ
ッドかインクジェットの駆動回路に画像信号を伝送す
る。
モータ及びソレノイドは作像ユニットの動作駆動を制
御する。
a〜eは電気信号の入出力を示す。aは作像ユニット
内の電気回路にDC電圧を供給する。bは同じユニット内
のソレノイド類の動作信号を送る。cは作像ユニット内
からのセンサー類の信号を受ける。dは画像信号を伝送
する。eはファクシミリスキャナ、ワープロに接続され
るコネクタである。
a〜dはセントロニクスで構成される。eはRS−232C
で構成される。Aはモータの回転駆動を作像ユニットに
伝動する回転軸を示す。
各作像ユニットには原則的には駆動源及び制御装置は
設けられないが、作像ユニット内には冷却用ファンや、
作像を良好に行うための検知装置並びに回路、ソレノイ
ド、小型モータ等は組入れられることがある。
カラー作像のために、第7図Eに示すように、基体ユ
ニット1の上に複数の同種の作像方式の作像ユニット3
が積重ねられる。積重ねる数は作像する色の数により決
定される。基体ユニット1から給紙された記録紙は、最
初の作像ニット3により1つの色の画像が形成され、次
の作像ユニット3では別の色の画像を重ねて作像するこ
とができる。
フルカラー画像形成の際には、3つ又は4つの作像ユ
ニットを重ねる必要がある。この場合、一番上の作像ユ
ニットの排紙切換により排紙方向を選定することがで
き、途中の作像ユニットは垂直に通紙するように切換爪
の切換が選定される。
給紙は、カセットからだけでなく、外から手差し給紙
も可能である。
基体ユニット1の上に複数の作像ユニット3を重ね配
置し、カラー画像を形成する場合、上記に示すように記
録紙を夫々の作像ユニット3内に配置した搬送ローラ
(例えば35、36、51、52、68、69等)の搬送手段により
搬送する場合に記録紙にたるみや曲がりを生じると、画
像の色ずれを生じて画質が低下する場合がある。
この問題を解消するためには複数の作像ユニットに共
通の搬送手段により記録紙を搬送するのが好都合であ
る。
このような共通の搬送手段による搬送を可能にするた
めに、第1作像ユニット3A、第2作像ユニット3B及び第
3作像ユニット3Cは夫々第10図、第11図及び第12図の一
点鎖線で示す位置において画像形成手段を含む作像本体
3A′、3B′又は3C′と搬送手段、すなわち搬送ローラ3
5、36及び加圧ローラ25を含む搬送部3A″、搬送ローラ5
1、52及び背面ローラ45を含む搬送部3B″、又は搬送ロ
ーラ68、69とプラテン65及びインク収容体66を含む搬送
部3C″とに分割可能に形成する。例えば第16図〜第18図
に示すように第1作像ユニット3Aのケース21、第2作像
ユニット3Bのケース41又は第3作像ユニット3Cのケース
61を本体ケース111と搬送ケース112とに分割可能にす
る。本体ケース111は作像本体3A′、3B′又は3C′のケ
ースとして使用され、搬送ケース112は搬送部3A″、3
B″、3C″のケースとして使用される。
搬送ケース112には給紙口113と排紙口114が形成さ
れ、本体ケース111に対向する面は開口115として形成さ
れ、搬送ケース112内は図示していないが搬送ローラ等
上記の必要部材が配設される。給紙口113は第1作像ユ
ニット3Aの場合は給紙口22と該当し、第2作像ユニット
3Bの場合は給紙口42に該当する。排紙口114は第1作像
ユニット3Aの場合は排紙口23に該当し、第2作像ユニッ
ト3Bの場合は排紙口43に該当する。
搬送ケース112の上面には開口115の側において2つの
上部係合フック116が突出形成され、下面には2つの下
部係合フック117が形成される。
本体ケース111には搬送ケース112の開口115に対向す
る面に開口118が形成され、該開口118は上方の一部は上
部カバー板119によりカバーされる。上部カバー板119は
ピン120により回動可能に本体ケース111の上板に支持さ
れ、第17図に示すように所定角度で斜めに外部下方に延
びるカバー位置(実線位置)と本体ケース111内に折り
畳まれた開放位置(破線位置)との間を回動する。上部
カバー板119は、外力が作用しないときは、所定角度の
斜め位置にばね等により保持される。
前記開口118は下方の一部が下部カバー板121によって
カバーされる。下部カバー板121はピン122により回動可
能に本体ケース111の底板に支持され、第17図に示すよ
うに所定角度で斜めに外部上方に延びるカバー位置(実
線位置)と本体ケース111内に折り畳まれた開放位置
(破線位置)との間を回動する。下部カバー板121は、
外力が作用しないときは、所定角度の斜め位置にばね等
により保持される。
搬送ケース112が本体ケース111に差込まれると、上部
係合フック116により押されて上部カバー板119が、そし
て下部係合フック117により押されて下部カバー板121が
押し回されて夫々開放位置へと回動し、搬送ケース121
が所定位置に達すると、第18図に示すように上部係合フ
ック116は上部カバー板119に形成した切欠124を通して
本体ケース111の上板に形成された上穴123に係合する。
同様に下部係合フック117は下部カバー板121に形成した
切欠126を通して本体ケース111の底板に形成した止穴12
5に係合する。上部係合フック116と下部係合フック117
の突出している部分を手で押さえると係合は解除され、
搬送ケース112は本体ケース111から簡単に分離できる。
このように搬送ケース112を本体ケース111から分離可能
にすることにより搬送途中でジャムを生じた記録紙の取
り出し作業等が容易になる。
第7図Eに示すように、複数の第1作像ユニット3を
重ねた画像記録装置において、搬送ケース112をフック1
16、117の解除により本体ケース111から取外すと、各作
像ユニット3においては本体ケース111の開口118が外部
に露出する。
この状態において、第19図に示すように、搬送ユニッ
ト6″″を本体ケース111(又は21)の開口118を閉鎖す
る形で配置する。すなわち基体ユニット1及び作像本体
ユニット8b、8′b、8d、8′d、8e 8′e等を並べ、
基体ユニット1と作像本体ユニット8の間及び各作像本
体ユニット8の間を架橋するように搬送ユニット6″″
を取付ける。例えば第1作像ユニット3Aの作像本体1A′
に搬送ユニット6″″を取付ける。
第10図に示す第1作像ユニット3Aの変形例としての電
子写真方式の第4作像ユニット3Dの場合には第19図に示
すようにケース21′には第16図の本体ケース111のみが
配置され、搬送ケース112は使用されない。搬送ケース1
12の代わりに搬送ユニット6″が配置される。
第19図に示す第4作像ユニット3Dでは第1ローラ24′
とテンションローラ26′とに潜像ベルト27が巻掛けられ
る。潜像ベルトとして感光ベルトが用いられる。潜像ベ
ルト27は矢印方向に駆動され、潜像ベルト27の走行路に
沿って配置された一次帯電ローラ34′、書込み光学系2
8、現像装置29、クリーナ30、イレーサ31により画像形
成処理が行われる。すなわち一次帯電ローラ34′により
一様に帯電され、基体ユニット1からの書込み信号によ
り書込み光学系28、例えばLEDアレイが駆動され、潜像
ベルト27に画像潜像を記録し、その潜像を現像装置29の
現像ローラ(又はスリーブ)29aにより現像して顕像化
し、該顕像は第1ローラ24、と対向配置された転写ロー
ラ25′との間を通る記録紙32に転写が行われる。記録紙
32は基体ユニット1の給紙カセット2より給紙コロ2aに
より送り出され、搬送ユニット6″″により搬送され
る。転写後の潜像ベルト27はクリーナー30により残留現
像剤を除去され、イレーサ31により残留電荷が消去され
る。潜像ベルト27はスタイラスやサーマルヘッドで潜像
形成可能な誘電体ベルトや、強誘電体材料にすることも
できる。
転写ローラ25′は夫々顕像粒子を転写する必要な電界
を発生する独立の電源が接続されることができる。必要
によっては共通の電源でもよい。
第19図の例では第1ローラ24′とテンションローラ2
6′と現像ローラ29aは夫々の中心軸線がほぼ同一平面内
に配置されることにより偏平なユニットを構成すること
ができる。この場合現像装置29の容器も各ローラを配置
した平面にそって延びる薄い容器として構成するのが好
都合である。
黒画像と単色カラー画像とを適宜切換えて利用したい
とき又は多色画像を形成したいときは、1つの作像ユニ
ットには黒現像剤を、他には夫々の色現像剤を多色のと
きは分解色に応じた色の現像剤を、例えばイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色又は必要に応じて黒色を含む4色
の現像剤を収容することにより要求に応じることができ
る。
搬送ユニット6″″は第20図に示すようにケース91と
該ケース91内に配置された駆動ローラ92と従動ローラ93
とを有する。駆動ローラ92と従動ローラ93とには搬送ベ
ルト94が巻掛けられる。駆動ローラ92を駆動する駆動モ
ータは図示しないがケース91内に配置されることができ
る。
搬送ベルト94を間にして従動ローラ93に対向して電位
形成ローラ95が回動自在に支持されている。電位形成ロ
ーラ95は電位形成電源96に接続される。従動ローラ93は
接地される。
搬送ベルト94は誘電体シートとして形成され、電位形
成ローラ95により電圧が印加され記録紙を吸着して搬送
するのに都合のよいパターン、例えば縞状や市松模様状
に正電位、負電位が形成される。
搬送ベルト94は駆動ローラ92と従動ローラ93との間で
は、ガイドローラ97により案内される。各カイドローラ
97は第2作像ユニット3Bにおける背面ローラ45と兼用す
る構造とすることができる。第3作像ユニット3Cにおけ
るプラテン65及びインク吸収体66を搬送ユニット6のケ
ース91内に配置し、各作像ユニット3B、3Cの記録ヘッド
44、64に対向配置されるようにすることもできる。
第19図及び第20図において、給紙カセット2が給紙ロ
ーラ2aにより送り出される記録紙32は電位形成ローラ95
により電位形成された搬送ベルト94に吸着されて搬送さ
れ、各作像ユニット3A、3B、3C、3Dの記録位置において
記録紙32に画像が順次形成される。ガイドローラ97が背
面ローラ45と兼用されるときは、各ガイドローラ97に記
録紙32を押圧した状態で記録ヘッド44により画像形成さ
れる。
記録紙は搬送ベルト内に吸着搬送され複数の作像ユニ
ットを通過して順次画像形成されるので記録紙の位置ず
れが防止され色ずれが防止される。
全ての作像ユニットによる画像形成が終わった記録紙
は分離爪98により搬送ベルト94より分離され、切換爪99
の切換により上排紙トレイ6aに排出されるか、横排紙ト
レイ6bに排紙される。上排紙トレイ6a及び横排紙トレイ
6bはケース91に固定可能又は一体形成されることができ
る。ケース91の上端はカバー100によりカバーされてい
る。
作像ユニット3が第10図又は第19図に示すような粉体
現像剤を使用する方式のときは、定着を必要とする。定
着装置は各作像ユニットに設けることもできるが、全て
の作像ユニット3の転写が終わって定着する場合が多
い。この場合は、第21図に示すように、搬送ユニット
6″″と定着ユニット4とを一体とした搬送定着ユニッ
ト6″″′を使用することができる。
搬送定着ユニット6″″′は第20図に示す搬送ユニッ
ト6の上に定着装置105が一体に設けられたものであ
る。搬送ユニットは第14図に示すユニットと同一部分又
は対応する部分には同一符号を付して説明は省略する。
搬送ベルト94は駆動ローラ92と従動ローラ93との間で
はガイドローラ97により案内される。各ガイドローラ97
は第4作像ユニット3Dにおける転写ローラ25′と兼用す
る構造とすることができる。
転写ローラに電圧を印加する電源もケース91に内蔵さ
れることができる。駆動モータや各種電源は基体ユニッ
ト1内のCPUにより制御される。
第19図及び第21図において給紙カセット2から給紙ロ
ーラ2aにより送り出される記録紙32は電位形成ローラ95
により電位形成された搬送ベルト94に吸着されて搬送さ
れ、第4作像ユニット3Dの転写位置において記録紙に潜
像ベルト27より画像が順次転写される。ガイドローラ97
が転写ローラ25′と兼用されるときは各ガイドローラ97
が夫々の第4作像ユニット3Dにおける。第1ローラ24′
に搬送ベルト27及び記録紙32を潜像ベルト27に対して圧
接するように配置される。
全ての第4作像ユニット3Dによる転写を終わった記録
紙32は駆動ローラ92の曲率と分離爪98により搬送ベルト
94より分離され、ケース91内に設けられた定着装置105
により定着され、排出口108より排出される。第21図に
示す例は搬送ユニット6″″に定着装置105を一体に組
込んだ搬送定着ユニット6″″′を構成しているが定着
装置は別のユニットとして搬送ユニット6″″に組付け
る構成にすることもできる。
記録紙の分離後の搬送ベルト94はクリーニングブレー
ド102を有するクリーナ101によりクリーニングされ徐電
ローラ103又は徐電ブラシにより徐電され、静電位的に
均一化がはかられ、再び電位形成ローラ95による電位形
成よりの工程をくり返す。
クリーナ101にはクリーニングブレード102により除去
したトナーや紙粉等を収納する容器104を設けることが
できる。
定着装置105の排出口108には切換爪109を設け、第7
図Kと第20図に示すようにケース91に上排紙トレイ6a、
横排紙トレイ6bを一体に又は取外し可能に形成した場合
に、記録紙32を上排紙トレイ6aに排出するか横排紙トレ
イ6bに排出するかの切換を行う。
定着装置109には一例として図に示すように加熱定着
ローラ106と加圧ローラ107とが設けられる。
搬送ベルト94は3段又は4段等多数の作像ユニットが
重ねられる場合にも適用することができるように適切な
長さに予め設定し、1個の作像ユニットだけの場合は搬
送ベルトの一部は作像ユニットに対向しないで記録紙の
搬送のみに使用することもできる。記録紙を必要以上に
無駄に搬送することを避けるため、作像ユニット3の個
数に応じて搬送ユニット6″″の基体ユニット1に対す
る取付け状態を変更可能にする。このため第22図に示す
ように、基体ユニット1のケース11にはガイド棒11aを
取付け、搬送ユニット6″″、搬送定着ユニット
6″″′のケース91に設けた案内部材例えばスライドボ
ールベアリング91cをガイド棒11aに係合して搬送ユニッ
ト6″″、搬送定着ユニット6″″′を上下摺動案内す
る。作像ユニットが複数個例えば2個又は3個積重ねら
れたときは搬送ユニット6″″、搬送定着ユニット
6″″′のケース91に固定された又は一体形成された上
排紙トレイ6aが一番上の作像ユニット3の上に載置され
ることにより位置決めされ、1個しか作像ユニットが積
重ねられないときは基体ユニット1のケース11に設けた
ストッパ(図示せず)により位置決めされ、搬送ユニッ
ト6″″、搬送定着ユニット6″″′のケース91が基体
ユニット1のケース11より下方に突出しない状態で保持
するように考慮する。
搬送ユニット6″″、搬送定着ユニット6″″′は第
22図に示すようにケース91か基体1のケース11に設けた
ガイド棒11aに摺動可能に装着される案内部材91c、例え
ばスライドボールベアリングが固定された静置ケース91
aに下部が回動可能に支持される可動ケース91bとを有す
る構造に変形することができる。この例では可動ケース
91bは従動ローラ93の軸線のまわりに回動可能に支持さ
れ駆動ローラ92、該駆動ローラ92を駆動するモータ、搬
送ベルト94、ガイドローラ97、クリーニングブレード10
2、クリーナ101、除電ローラ103、容器104は可動ケース
91bに支持され、可動ケース91bと共に傾動する。
定着装置105及び切換爪98は静置ケース91aに設けられ
る。
可動ケース91bを破線で示すように作動位置にセット
すると、ガイドローラ97は各作像ユニット3の夫々の転
写ローラとして使用される第1ローラ24′に潜像ベルト
27を介して当接する。
搬送途中の記録紙にジャムを生じたり点検したりする
ときは実線で示す状態に可動ケース91bが傾動され、開
かれる。
可動ケース91bの開閉動を容易に行うため把手が設け
られると好都合である。
図の例とは逆に駆動ローラ92の軸線のまわりに回動可
能に可動ケース92bを形成し、搬送ユニット6の下方が
開くように構成することも可能である。
搬送定着ユニット6″″′の可動ケース92bを開閉動
可能に構成することにより、搬送ベルト94の搬送途中
(矢印1)、給紙カセット2の出口(矢印2)、定着ロ
ーラ106に先端のみはさまった状態(矢印3)等のジャ
ム紙の除去作業が容易になる。
伝動ユニット7は例えば第23図に示すようにケース15
1にモータ152と該モータ152の軸153に連結される減速機
154とを有し、該減速機の出力軸には歯車155が取付けら
れる。歯車155は作像本体ユニットに取付けられると
き、作像本体ユニット8内に設けた歯車にかみあう。ケ
ース151内には伝動手段を作動する電気回路を含む駆動
制御装置156が設けられ、この中には必要に応じてソレ
ノイド類等の構成部材が収納される。
ケース151には第24図に一例を示すように作像本体ユ
ニット8に組込むときに位置決めをし確実に組付けでき
るようにスライド溝157を設ける。スライド溝157に作像
本体ユニット8に形成した係合突起等が摺動する。
伝動ユニット7の高さは作像ユニット3の高さとほぼ
一致した高さに選定され、個別に任意の作像ユニット3
に対し組付け可能である。従って、駆動ユニットの共通
化が可能になる。
基体ユニット1にモータを装備すると、構造が簡単に
なる利点があるが、作像ユニット3の連結する数が変わ
ることにより、負荷が変わることになる。従って基体ユ
ニット1に全ての作像ユニット3を駆動するモータを組
付けると、大きな容量を必要とする。この基体ユニット
1に対し、1つの作像ユニット3だけを連結する場合に
は、必要以上に大きなモータを使用することになり、作
像ユニットの必要容量とモータの容量とかマッチせず、
無駄に大きな装置を使用することになり、価格、大き
さ、重さの面で無駄を生じることになる。逆に連結数が
予定以上に多くてモータの容量が不足する場合も生じ
る。
この問題を解決するためには、伝動ユニット7を夫々
作像本体ユニット毎に1つ宛組付け、夫々の伝動ユニッ
ト7に1つの作像本体ユニット8を駆動するに充分なモ
ータを装備するようにすると有利である。
2個又はそれ以上の伝動ユニットを1つのユニットに
合体し、ケースの中には各作像ユニット毎に1台のモー
タを設けることと、1台のモータで関連する作像ユニッ
トを動かすように構成することもできる。モータの出力
は当然駆動する作像ユニットの個数に応じて選択される
こができる。
伝動ユニット7の歯車155と作像本体ユニット8の歯
車との噛み合い等を考慮して第23図、第24図に示すよう
に、ケースに段状部分を形成すると、伝動ユニット7と
作像本体ユニット8との間の位置決めや、組立作業が容
易になる。
連結する作像本体ユニット8の数は任意に選択できる
が、使用頻度の多い連結数に対しては、その数だけの伝
動ユニット7を予め1つのユニットに構成しておくこと
もできる。例えば3個の作像本体ユニット8を連結する
場合が多い場合には、3個の伝動ユニット7を並べて1
つのユニットに一体化することもできる。
基体ユニット1にモータ等を組込むのに対し、伝動ユ
ニット7を分割可能に構成し、モータ等を伝動ユニット
内に装備するように変形すると、第15図に示す基体ユニ
ットの構成要素の関連は、第25図に示すように変形する
ことが必要になる。第25図で破線で示す枠内は第15図と
同様であり、モータ及びモータを駆動する駆動制御装置
及びソレノイド類駆動制御装置が基体ユニット1から伝
動ユニット7内に移されることを示す。電気回路として
はモータの駆動制御とソレノイド類駆動制御関係の他セ
ンサ類の制御回路等も含まれる。
伝動ユニット7は作像本体ユニット8とは分割される
が、一度組付けられると、作像本体ユニット8とはあた
かも一体の如く、運搬、組付け作業点検作業、ジャム処
理作業等において、扱われることができる。
伝動ユニット7は作像ユニット3内の搬送手段又は搬
送ユニット6として分割可能にした搬送手段であるロー
ラ等を駆動可能に構成することができる。
搬送ユニット6の搬送手段を伝動ユニット7により駆
動する構成とした場合、第26図、第27図に示すように、
搬送ユニット6と伝動ユニット7を予め一体に構成した
搬送伝動ユニット6″を設け、単に作像本体ユニット8e
に組付けるだけとすることができる。この場合、作像ユ
ニット3としてはサーマル転写、インクジェット、電子
写真法等の印字方式を利用することができる。
搬送伝動ユニット6″に第27図に示すような平板158
を固定し、作像本体ユニット8eを平板158に載せ、平板1
58に設けてあるクランプ部材159によりクランプする構
造とすることができる。
搬送伝動ユニット6″と作像本体ユニット8eの組付け
の際の位置合わせのために位置決めピンと穴の嵌合を利
用することと、伝動装置の歯車と作像本体ユニット8eの
歯車の噛み合いを考慮して形成したケースの段部のはめ
あい等を利用することとが可能である。
作像本体ユニット8eと搬送伝動ユニット6″との間に
は記録紙の通紙口3aがケースされるが、平板158にも記
録紙の通過を妨げないように通紙口が形成される。
第6図に示す搬送ユニットにより第7図に示すような
組付型式を構成した場合は搬送される記録紙上に画像が
記録されるが、この方式の画像記録に対して別の方式と
して記録紙を用いず、画像をディスプレイに表示する方
式が考えられる。この場合にも基本的には第7図に示す
組立型式を発展することができる。
第7図に示す基体ユニット1、給紙ユニット2、作像
ユニット3等に対し第28図Aに示すディスプレイユニッ
ト9が付加される。ディスプレイユニット9は第7図J
〜Nに示す組立型式の搬送ユニット6″″の代わりに配
置されることができる。搬送ユニット6″″では記録紙
を搬送するのが目的であるのに対し、ディスプレイユニ
ット9は画像を表示することが目的であるので、作像本
体ユニット8b、8d、8eは1個だけの場合も効果がある。
したがってディスプレイユニット9を用いる組立形式は
第28図B〜Fの如く構成することができる。第28図Bは
第7図Aに示すA−1型に対する変形であり、第7図C
は第1図Cに示すA−1a型に対する変形である。作像ユ
ニット3を2個又はそれ以上使用する場合には第7図E
に示すA−1′型の変形として第28図Dの如く構成する
ことができ、同様に第7図Gに示すA−1a′型の変形と
して第28図Eに示す如く構成することが出来る。又、第
7図G及び第7図Iに示す例を基にした変形として第28
図Fに示す如く構成することができる。
ディスプレイユニット9は第29図、第30図に示すよう
にケース131と、該ケース131内に配置された駆動ローラ
132と従動ローラ133とを有する。駆動ローラ132と従動
ローラ133とには誘電体よりなる白色転写ベルト134が巻
掛けられる。駆動ローラ132を駆動する駆動モータは図
示しないがケース131内に配置されることがてきる。転
写ベルト134は駆動ローラ132と従動ローラ133との間で
はガイドローラ135により案内され、該ガイドローラ135
は各作像本体ユニット8により画像を直接転写ベルト13
4に印字する場合の転写ローラとして兼用することがで
きる。
ケース131は基体ユニット1又は作像本体ユニット8
に固定可能に形成され、ケース131の各作像本体ユニッ
ト8に対向する部分には開口が形成され、転写ベルト13
4が作像本体ユニット8に対して露出することができる
ように構成される。使用する作像本体ユニット8の数に
よっては使用しない開口部分は蓋することができるよう
に構成する。
ケース131内にはクリーナ136が配置され、クリーナ13
6のブレード137が転写ベルト134に当接して転写ベルト1
34の表面をクリーニングすることが可能に形成される。
ケース131の作像本体ユニット8に対向する面とは反
対側の面にウインドー138が形成され、転写ベルト134に
印字された画像が外部より観察できるように構成されて
いる。外部から観察しやすいようにケース131の内部に
は照明装置139、例えばランプが配置され、転写ベルト1
34の作像本体ユニット8に対向する部分を照らすことを
防ぐために遮光板140が設けられる。
ウインドー138には表示ディスプレイを配置し、転写
ベルト134の画像を直接見るのではなく投影したものを
見るようにその他適当する状態で画像をディスプレに表
示するように構成することができる。必要によってはデ
ィスプレイを液晶等による表示部材として電気的信号に
より画像を表示することを可能にすることもできる。
転写ベルト134の画像をウインドー138を通して観察す
る場合は、オペレータの操作又は制御装置のプログラム
により、転写ベルト134を自動的に所定の時間間隔で所
定長さ宛移動するように構成することができる。ウイン
ドー138における表示後の転写ベルト134の画像はクリー
ナ136により消去され、再び新しい画像情報が印字され
る。ディスプレイユニット9は基体ユニット1に対して
相対位置固定的に配置することも可能である。
ディスプレイユニット9として使用する場合には、記
録紙を搬送する必要がないので、転写ベルトにおいては
記録紙を静電吸着するための処置は不必要になる。
ディスプレイユニット9を搬送ユニット6″″とは全
く別個に構成して交換して利用する第28〜第30図の例に
対し、搬送ユニット6″″とディスプレイユニット9を
兼用する構造とすることもできる。この場合、ウインド
ー138はカバーにより閉鎖可能とし、搬送ユニットとし
て使用するときはウインドー138は閉鎖し、ディスプレ
イユニット9として使用するときはカバーを開いてウイ
ンドー138を開放すると好都合である。兼用可能なディ
スプレイユニット9の場合は、搬送ユニットとして使用
する場合は搬送ベルトに静電位を形成する電位形成手段
を作動し、ディスプレイユニットとして使用するときは
クリーナを作動させ電位形成手段の作動を止める。
読取ユニット10は第31図において、ケース161を有
し、該ケース161に原稿を載置するコンタクトガラス162
と、原稿を押さえる厚板163と、原稿を照明する光源164
と、原稿からの反射光を撮像素子(CCD等)165に結像す
るためのミラー166、レンズ167等を含む光学系168と、
撮像素子165に関する回路板169が格納さる。
読取ユニット10ではブック物等の厚みのある原稿をコ
ンタクトガラス162の上に載せて厚板163で押圧して読取
ることができる。
読取ユニット10からの信号は原稿の色分解され、処理
された信号で各作像ユニットに送られ、給紙カセット2
からの給紙タイミングに合わせて書込みが行われる。
厚板163に代わって公知の自動原稿給紙装置(ADF)を
置けば、自動的に送られる原稿の読取りも可能である。
読取ユニット10は作像ユニット3の上に載せることも
できるが、別に支持枠により支持する構造とし、読取ユ
ニット10に対しプリンタ機能を有する基体ユニット1と
作像ユニット3を連結した装置を1つの装置として取付
け取外し可能に構成することもできる。
読取ユニット10は第31図の例に対し第32図の例の如く
変形することもできる。
第31図において、給紙ユニット2の上に(又は90゜転
倒した状態で横に)1つ又は複数の作像ユニット3(図
では2個の作像ユニット)が連結さ、その上(又はその
横)に給紙装置のユニットとして用紙カセット2が連結
され、その上(又はその横)に読取ユニット10が連結さ
れる。各作像ユニット3、読取ユニット10に設けた搬送
コロにより記録紙及び原稿を搬送することも可能である
が、搬送手段を別に1つの搬送ユニット6として構成
し、作像ユニット3、読取ユニット10に対向配置し連結
する構造とすることもできる。搬送ユニットを構成する
ことにより記録紙の搬送を円滑且つ精確に行うことを可
能にする。
読取ユニット10はケース171を有し、該ケース171には
原稿が接触するガラス板179が取付けられる。ガラス板1
79は第32図に示すように横側に設けられ、作像ユニット
3、用紙ユニット2から送られる原稿が移動する間に読
取るように構成することができる。
ガラス179を通して原稿を照明する照明ランプ172及び
原稿からの反射光を撮像素子(CCD等)173に結像する光
学系174及び撮像素子173に関連する回路基板175等がケ
ース171内に格納される。
〔効果〕
本発明により、1つの作像ユニットと1つの基体ユニ
ットとの組合せを基本として作像ユニットを増設するこ
とにより適宜の画像記録装置を形成することができ、異
なる作像方式の作像ユニットを任意に組合せた装置を形
成することができ、又カラー記録装置を随意に形成する
ことができ、しかも装置を随時増設する形で任意のカラ
ー記録装置を構成することができる。
任意の作像ユニットを共通の基体ユニットと組合せ、
1つの画像記録装置を構成することができ、ユニットの
共通化により生産コストを低減することが可能になっ
た。
本発明により1つの基体ユニットに同じ種類の複数の
作像ユニットを重ねて組付けることができ、しかも複数
の作像ユニットを1つの基体ユニットにより切換作像す
ることができ、異なる複数の画像記録装置を少ない費用
で使用することが可能になった。例えばランニングコス
トの安いサーマル方式の作像ユニットに対して印字速度
の早い電子写真方式の作像ユニットだけを追加すること
により、基体ユニットは変えることなく高速の画像記録
装置を利用することが可能になった。更にカラー画像も
費用をあまりかけずに適宜切換形成することが可能にな
り、高画質化への対応が使用者の選択により自由にでき
る。
本発明により、複数の作像ユニットのうち1個宛交換
することが可能であるので、色不具合のユニットだけを
交換又は保守修理すればよく、保守が容易になった。
本発明により、画像記録装置が各ユニットに分割され
るため、作業者1人で搬送しカセットすることが可能に
なった。
本発明により、作像ユニットの存在が外部から容易に
目視することができ、どの種類の画像形成が可能か容易
に確認することが可能になった。
本発明により、ディスプレイユニットを組み込むこと
により、画像を記録紙に記録する方式の他に画像を直接
表示する装置を構成することが可能になった。
本発明により、複数のユニットを外部的に連結するこ
とにより、各種のユニットの組合せを構成すことがで
き、ユニットの選択に応じて、任意の多ユニット、多態
様化が可能になった。
消耗品類を交換可能に収納するときには、歯車類や電
気配線等がむき出しになると、安全性に問題があるため
ケース内に収納した形で交換可能に形成することが提案
されているが、二重包装になり、材料節約の上で問題が
ある。それに対し本発明は各ユニットはケースが二重に
なることがなく、互いに連結されるため、材料の経済性
が高められている。また、内部に別のケースを収納する
ことがなく、各ユニットのケースは互いに外部的に連結
されるため、必要な部材の装着を忘れて作動するような
誤操作を防止することが可能になった。
本発明によりカラー化、モノカラー化、フルカラー化
を随時切換え利用するように機能を拡張することが可能
になった。その場合作像ユニットに作像態様を表示する
ようにすれば外部からみて得られる機能が明らかにな
り、ミスプリントを少なくすることができる。
本発明により印字方式を切換え利用するように機能を
拡張することが可能になった。
本発明により基本的構成ユニットにディスプレイユニ
ットを加えることによりプリント機能に加えてディスプ
レイ機能を達成でき、機能が一層拡張された。
搬送ユニットの選択と光学系を有する作像ユニットの
選択により画質を向上させることが可能になった。
基本的構成ユニットに読取ユニットを加えることによ
りプリンタ機能の外にデジタル複写機の機能を更にはフ
ァクシミリの機能を加えることができ適応性の拡張が得
られた。
本発明により作像方式に応じた最大速度でフルに利用
できプリントスピードに対応性を拡張できた。
適当の複写機のようにソーダを加えたり自動給紙装置
を備えることにより複写機のフルシステムを装着可能に
なった。
作像ユニッートが脱着できる事によりユニット交換又
はトラブルに対応する作業の対応が容易になり、搬送ロ
ーラの清掃が必要な部材に対しても作業がしやすい。
本発明によりユニットの並べる方向が自由に選択で
き、小面積のスペースに設置可能になり、事務机等の上
のスペースを有効に使用する事が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の基本構造の分解斜
視図、第2図は組立状態の正面図、第3図は作像ユニッ
トの分解可能なユニットの例を示す斜視図、第4図は作
像ユニットのユニット組合せの態様を示す一例の斜視
図、第5図は複数のユニットを1つのユニットに変形す
る一例の斜視図、第6図は複数の同種ユニットを1つの
ユニットに構成する変形の一例を示す斜視図、第7図は
本発明に係る画像記録装置の全体構成を示す説明図でA
〜Nは各構成ユニットの組合せの変化の一例を示す図、
第8図は画像記録装置のユニット連結状態を示す斜視図
で、A〜Dは連結方向の変化を示す図、第9図は基体ユ
ニットの概略図、第10図〜第12図は作像ユニットの夫々
異なる実施例の概略図、第13図は基体ユニット又は作像
ユニットの上面を示す図、第14図は基体ユニットと作像
ユニット相互間の連結状態を示す分解斜視図、第15図は
基体ユニット内の構成要素を示すブロック図、第16図は
作像ユニットの作像本体と搬送部の分解を示す斜視図、
第17図は作像ユニットの作像本体のケーシングの断面部
分図、第18図は作像本体と搬送部のケーシングの連結状
態を示す部分断面図、第19図は作像ユニットと搬送ユニ
ットを連結した場合の部分図、第20図は搬送ユニットの
断面概略図、第21図は搬送定着ユニットの断面概略図、
第22図は搬送定着ユニットの変形例の断面概略図、第23
図は伝動ユニットの平面断面図、第24図は伝動ユニット
を2段状に基体ユニットに組付けた状態の斜視図、第25
図は伝動ユニットを分割する場合の基体ユニットと伝動
ユニットの構成要素を示すブロック図、第26図は搬送伝
動ユニットと作像本体ユニットの関係を示す斜視図、第
27図は搬送伝動ユニットと作像本体ユニットを組付けた
状態の斜視図、第28図はAがディスプレイユニットの外
観略図、B〜Fがディスプレイユニットを含んだ各構成
ユニットの組合せの変化を示す図、第29図はディスプレ
イユニットを有する構成の一例の斜視図、第30図はディ
スプレイユニットの断面図、第31図は読取ユニットの一
例の概略図、第32図は読取ユニットの別の例を含む画像
記録装置の組合わせ状態を示す図である。 1……基体ユニット 2……給紙ユニット 3、3′……作像ユニット 4……定着ユニット 5、5′……書込みユニット 6、6′……搬送ユニット 7……伝動ユニット 8、8a、8′a、8b、8′b、8c、8′c、8d、8′
d、8e、8′e、8f、8′f……作像本体ユニット 9……ディスプレイユニット 10……読取ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 石田 章 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 陣内 孝一郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭60−230154(JP,A) 特開 昭60−230155(JP,A) 特開 昭60−230164(JP,A) 特開 平2−193828(JP,A) 特開 昭62−71971(JP,A) 特開 昭63−296968(JP,A) 特表 昭61−501227(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 G03G 15/00

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を給紙する給紙ユニットが脱着可能
    に設けられたユニットであって少なくも電気的制御装置
    をケースに格納した基体ユニットと、該基体ユニットに
    対して脱着可能に結合され、その基体ユニットの電気的
    制御装置により作動されるとともに、画像信号に基づい
    て画像を形成する少なくとも1つの構成部材をケースに
    格納した作像ユニットとを有し、 該作像ユニットの少なくとも1つには前記記録紙に画像
    の記録処理を行う作像装置が備えられ、前記記録紙がそ
    の作像装置を有する作像ユニットの記録位置に対して直
    線的に搬入され、かつ搬入直線とほぼ同一直線上へ搬出
    されることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記作像装置を有する作像ユニットが複数
    個並べて連結されることを特徴とする請求項1に記載の
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】記録紙を給紙する給紙ユニットが脱着可能
    に設けられたユニットであって少なくも電気的制御装置
    をケースに格納した基体ユニットと、該基体ユニットに
    対して脱着可能に結合され、その基体ユニットの電気的
    制御装置により作動されるとともに、画像信号に基づい
    て画像を形成する少なくとも1つの構成部材をケースに
    格納した作像ユニットとを有し、 該作像ユニットの少なくとも1つには前記記録紙に画像
    の記録処理を行う作像装置が備えられ、その作像装置を
    有する作像ユニットが前記基体ユニットに対し脱着可能
    に複数個設けられているとともに、各記録位置を結ぶ線
    がほぼ一直線上となるように連結され、前記記録紙が記
    録位置を結ぶ直線上を搬送されることを特徴とする画像
    記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録紙を、前記作像装置を有する作像
    ユニットの各記録位置を結ぶ直線上に搬送する搬送ユニ
    ットを有し、該搬送ユニットが支持手段を介して前記基
    体ユニットに支持されていることを特徴とする請求項3
    に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記支持手段は前記基体ユニットに対する
    前記搬送ユニットの取り付け位置を変更可能であること
    を特徴とする請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】前記作像ユニットは画像信号に基づいて画
    像書込みを行う書込み装置を1つのケースに格納し分離
    可能にした書込みユニットと、書込まれた情報を作像処
    理し記録する作像装置を1つのケースに格納し分離可能
    にした作像本体ユニットと、記録紙を入口から作像装置
    による記録位置を通って出口より排出するために搬送す
    る手段を1つのケースに格納し分割可能にした搬送ユニ
    ットと、画像を記録された記録紙を定着する定着装置を
    1つのケースに格納した分割可能にした定着ユニット
    と、作像ユニットの各部駆動用の機械的伝動装置を1つ
    のケースに格納し分割可能にした伝動ユニットとより構
    成され、各ユニットが夫々個別に組付組はずし可能であ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載
    の画像記録装置。
  7. 【請求項7】前記書込みユニットが作像本体ユニットと
    一体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載
    の画像記録装置。
  8. 【請求項8】前記搬送ユニットが作像本体ユニットと一
    体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の
    画像記録装置。
  9. 【請求項9】前記伝動ユニットが作像本体ユニットと一
    体に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の
    画像記録装置。
  10. 【請求項10】前記伝動ユニットにスライド溝が形成さ
    れ、作像本体ユニットがそのスライド溝に沿って組み付
    けられることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装
    置。
  11. 【請求項11】定着ユニットが前記作像本体ユニットと
    一体に形成されることを特徴とする請求項6に記載の画
    像記録装置。
  12. 【請求項12】前記書込みユニットの外に搬送ユニット
    と、定着ユニットと、伝動ユニットの内の少なくとも1
    つのユニットが前記作像本体ユニットに一体に形成され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装
    置。
  13. 【請求項13】前記搬送ユニットの外に定着ユニット
    と、伝動ユニットの内の少なくとも1つのユニットが前
    記作像本体ユニットに一体に形成されることを特徴とす
    る請求項8に記載の画像記録装置。
  14. 【請求項14】前記伝動ユニットの外に定着ユニットが
    前記作像本体ユニットに一体に形成されることを特徴と
    する請求項9または10に記載の画像記録装置。
  15. 【請求項15】前記書込みユニットと、前記搬送ユニッ
    トと、前記定着ユニットと、前記伝動ユニットの内の少
    なくとも2個が互いに一体に形成され1つのユニットを
    構成することを特徴とする請求項6に記載の画像記録装
    置。
  16. 【請求項16】前記搬送ユニットが複数の前記作像ユニ
    ット用として複数の搬送ユニットを一体に形成して1つ
    のユニットを構成することを特徴とする請求項6〜15の
    いずれか1つに記載の画像記録装置。
  17. 【請求項17】前記搬送ユニットが前記作像本体ユニッ
    トにクランプ部材により組み付けられることを特徴とす
    る請求項6〜16のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  18. 【請求項18】前記書込みユニットが複数の前記作像ユ
    ニット用の複数の書込みユニットを一体に形成して1つ
    のユニットを構成することを特徴とする請求項6〜15の
    いずれか1つに記載の画像記録装置。
  19. 【請求項19】作像ユニットにより記録する画像記録装
    置を表示する表示装置を1つのケースに格納したディス
    プレユニットと、原稿の画像を読み取り画像情報を出力
    する読取装置を1つのケースに格納した読取ユニットと
    の少なくとも1方を付加的に設けることを特徴とする請
    求項1〜18のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  20. 【請求項20】前記搬送ユニットと前記ディスプレイユ
    ニットが一体に形成され1つのユニットを構成すること
    を特徴とする請求項19に記載の画像記録装置。
  21. 【請求項21】搬送装置とディスプレイ装置とが切換え
    て個別に作動可能に形成されていることを特徴とする請
    求項20に記載の画像記録装置。
  22. 【請求項22】前記書込みユニットが前記基体ユニット
    に対し着脱自在に形成されることを特徴とする請求項6
    〜21のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  23. 【請求項23】記録紙を搬送する搬送ベルト装置が1つ
    のケースに格納されて搬送ユニットを形成し、前記基体
    ユニットと前記作像ユニットとに並置され給紙カセット
    から送られる記録紙を各作像ユニットを経て排紙トレイ
    まで搬送することを特徴とする請求項2〜22のいずれか
    1つに記載の画像記録装置。
  24. 【請求項24】前記書込みユニットが光学書込み装置を
    有し、光学書込み装置が各作像ユニットへ画像光を出射
    するためケースに形成された複数の出射口を有し、複数
    の作像ユニットに対して共通の1つの共通光学書込みユ
    ニットとして形成されていることを特徴とする請求項18
    〜23のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  25. 【請求項25】排紙トレイが前記作像ユニットに設けら
    れることを特徴とする請求項1〜24のいずれか1つに記
    載の画像記録装置。
  26. 【請求項26】排紙トレイが前記搬送ユニットに設けら
    れることを特徴とする請求項4〜25のいずれか1つに記
    載の画像記録装置。
  27. 【請求項27】前記ディスプレイユニットが前記作像ユ
    ニットにより画像を印字する転写ベルトと、該転写ベル
    トに印字された画像を外部より観察可能にするウインド
    ーとを有し、該ウインドーが表示部として使用されるこ
    とを特徴とする請求項19〜26のいずれか1つに記載の画
    像記録装置。
  28. 【請求項28】前記搬送ユニットの搬送ベルトが転写ベ
    ルトとして使用可能に形成され、ケースに搬送ベルト上
    の画像を観察可能なウインドーが形成され搬送ユニット
    とディスプレイユニットが兼用されることを特徴とする
    請求項19〜27のいずれか1つに記載の画像記録装置。
  29. 【請求項29】カバー内部に転写ベルトの画像をウイン
    ドーに照らし出すための照明装置が設けられていること
    を特徴とする請求項27又は28に記載の画像記録装置。
  30. 【請求項30】前記基体ユニットと少なくとも1つの作
    像ユニットを互いに並べて連結するため各ユニットにジ
    ョイント部と、記録紙用の通紙口と機械的駆動装置の連
    結口と、電気等のコネクタとが夫々のユニットについて
    共通位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜
    29のいずれか1つに記載の画像記録装置。
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