JPH11258966A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11258966A
JPH11258966A JP10060254A JP6025498A JPH11258966A JP H11258966 A JPH11258966 A JP H11258966A JP 10060254 A JP10060254 A JP 10060254A JP 6025498 A JP6025498 A JP 6025498A JP H11258966 A JPH11258966 A JP H11258966A
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JP
Japan
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image forming
drum
gear
drive
forming unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10060254A
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English (en)
Inventor
Akichika Furusawa
彰近 古澤
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成ユニットの着脱時にドラムへの駆動伝
達系のギヤ位置を機械的に自動的に正しく維持する画像
形成装置を提供する。 【解決手段】画像形成ユニットの装着部81bの軸受8
8−1、88−2に支持されたドラム駆動軸89は軸に
溝91−1、91−2を備え、圧縮バネ94により常に
右方へ付勢されている。溝91−2に係合するドラム駆
動ギア51は左右への位置を固定されて回転自在に支持
部材92に支持され、装置本体10の組み立て時にギア
の位相合わせを行った状態で駆動ギア95に常に噛合し
ている。上蓋部材14が開成されると上下レバー99が
圧縮バネ102に付勢されて上に上昇しドラム駆動軸8
9が右に移動して感光体ドラム25のフランジ87との
係合が外れる。上蓋部材14が閉成されるとこの裏面に
押圧されて上下レバー99が下がりレバーカム96が時
計回り方向に回動してフランジ87と係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に着脱自
在な画像形成ユニットに交換自在に組み付けられる像担
持体ドラムへ装置本体からの駆動力を伝達する駆動伝達
機構の位置合せを自動機構的に維持する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばフルカラー印字(印
刷)を行うカラープリンタ(画像形成装置)等では、回
転駆動される部分が多数あり、これらの被回転駆動部に
は、ギア列からなる駆動伝達系を介してモータから駆動
力を伝達している。このようなカラープリンタでは、特
に回転に精度を必要とするものの中に、搬送される用紙
上に3色又は4色のトナー画像を順次転写する3個又は
4個のドラム(像担持体ドラム)がある。
【0003】このような、各被駆動部を回転駆動するた
めに上記のようにギヤ列からなる駆動伝達系を用いるの
は、大きなスペースを取ることなく駆動力を確実に伝達
できる利点があるが、他方では、各ギヤの偏心による回
転ムラがドラムに発生するという問題を有している。
【0004】このような回転ムラは、1色の黒トナーを
専用に用いるモノクロプリンタではさして問題とはなら
なかったが、近年になって実用化が進められている3色
又は4色の色トナーを塗り重ねて印字を行うカラープリ
ンタでは、ドラムに回転ムラが有ると用紙上に塗り重ね
るドット(トナー画素)の位置に、ずれが発生する。通
常、印字は、1mm間に9個程度のドット密度で行われ
るが、例えば重ね合わせる色に1/2ドット分の位置ず
れがあっても、モアレと称される縞模様が画像面に発生
して紙面に形成される画像の質を著しく低下させてしま
う。
【0005】しかしながら、どのような部材でも、その
製作精度には限界があるから、カラープリンタのように
3個又は4個の複数のドラムに対応する複数の駆動ギア
には機械的に発生する形状あるいは寸法上の誤差が必ず
伴っている。
【0006】特にドラムは、芯金が金属製の筒であるの
で容易に真円のものを作成できるが表面の感光層の使用
による劣化が比較的早い。つまり交換頻度の高い使い捨
て部品となるので、このドラム端部に一体化されて配設
されるドラムギアには、使い捨てユニットの観点から樹
脂製のギアが使われる。したがって、このギアには形状
あるいは寸法上の誤差の発生がなおさら避けられない。
そして、これに駆動伝達されるドラムには、上記の誤差
に基づく回転むらの発生が避けられない。
【0007】このことを考慮して、つまり避けることの
できない回転むらを容認したうえでこれら複数のドラム
の画像転写部における相互の相対的な画像転写位置を常
に同期させて画像形成を行わせ、これにより、塗り重ね
る画像の位置ずれを解消するようにした画像形成装置が
知られている。
【0008】図9は、そのような画像形成装置のドラム
駆動伝達系のみを模式的に示す図である。画像形成装置
には、この他に給紙装置、用紙搬送装置、定着装置等の
駆動伝達系があるが、これらの駆動伝達系は同図で図示
を省略している。
【0009】同図に示すように、4個のドラムと夫々一
体に固定されて形成されているドラムギア1(1a、1
b、1c、1d)が、図の矢印Aで示す画像形成処理の
流れの方向に並んで配置されている。ドラムギア1aに
対応するドラムはマゼンタ(M)の画像を形成し、ドラ
ムギア1bに対応するドラムはシアン(C)の画像を形
成し、ドラムギア1cに対応するドラムはイエロー
(Y)の画像を形成し、そしてドラムギア1dに対応す
るドラムはブラック(K)の画像を形成する。モノクロ
印字ではドラムギア1dのドラムのみが駆動される。フ
ルカラー印字ではドラムギア1a〜1dの4個のドラム
が全て駆動される。
【0010】そして、それらのドラムギア1a〜1d
に、ドラム駆動ギアA1、A2、A3及びA4が夫々噛
合している。また、これらのドラム駆動ギアA1、A
2、A3及びA4には、大径歯車と小径歯車とが一体に
形成された減速ギアB1、B2、B3及びB4の小径歯
車が夫々噛合している。
【0011】上記の減速ギアB1の大径歯車には駆動側
の減速ギアC1の小径歯車が噛合しており、減速ギアB
2及びB3の大径歯車には駆動側の1個の減速ギアC2
の小径歯車が噛合している。そして、これら減速ギアC
1及びC2の大径歯車は、1個のクラッチギア2に噛合
している。クラッチギア2は、減速ギア3、アイドルギ
ア4及び5を介してドラム駆動モータ6の駆動軸ギア7
に噛合している。
【0012】上記のドラムギア1a、1b、1c及び1
dは、同一の型によって形成された同一形状のギアであ
る。ドラム駆動ギアA1、A2、A3及びA4も同一の
型によって形成された同一形状のギアである。また、減
速ギアB1、B2、B3及びB4も同一の型によって形
成された同一形状のギアである。更に、減速ギアC1及
びC2は同一形状のギアである。したがって、ドラム駆
動モータ6からアイドルギア5、4及び減速ギア3を介
してクラッチギア2に伝達される駆動力により減速ギア
C1及びC2を介して下流側に伝達される回転特性は同
一であり、減速ギアC1から減速ギアB1、ドラム駆動
ギアA1を介してドラムギア1aに伝達される回転特性
と、減速ギアC2から減速ギアB2、ドラム駆動ギアA
2を介してドラムギア1bに伝達される回転特性、及び
同じく減速ギアC2から減速ギアB3、ドラム駆動ギア
A3を介してドラムギア1cに伝達される回転特性も夫
々同一である。
【0013】また、ドラム1dに対応する減速ギアB4
とドラム駆動モータ6との間には減速ギアC4が介在し
ており、その大径歯車がドラム駆動モータ6の駆動軸ギ
ア7に噛合し、小径歯車が減速ギアB4の大径歯車に噛
合している。この駆動系では、減速ギアC4から減速ギ
アB4、ドラム駆動ギアA4を介してドラムギア1dに
伝達される回転特性と、上述した減速ギアC1又は減速
ギアC2からドラムギア1a、1b又は1cへ伝達され
る回転特性とが同一になるように、アイドルギア5、4
及び3間のギア比が設定されている。
【0014】この構成において、ドラム駆動モータ6に
より上記のギア列を介して行われるドラムの駆動におい
ては、前述したようにギア列における同一位置のギアは
同一金型を用いて同一形状に形成されており、それらギ
ア列のギア比と各ドラムの位置関係とから、画像形成・
転写位置におけるドラムの回転位相が一致するように位
置決めして全体を組み付けるようにする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
装置の小型化や部品交換時の保守作業の容易さなどの追
求の結果、画像の記録と現像を行うドラムと現像器の部
分は画像形成ユニットとしてユニット化されている。そ
して、前述したように、使用劣化の度合が比較的早いド
ラムを交換する都度、この画像形成ユニットを装置本体
から着脱する。
【0016】このとき、ドラムと一体のドラムギアも交
換されることになる。そうすると、上記のように折角4
個のドラムの回転位相が一致するように決めたギアの噛
み合い位置が狂ってしまう。したがって、例えば図9に
おいて、主要なギアとなるドラムギア1a〜1d、2系
統の駆動伝達系に分かれる装置本体側のドラム駆動ギア
A3及びA4に適宜の目印を設け、その目印を検出する
センサ8a〜8d及びセンサ9c及び9dを設ける。そ
して、脱抜した画像形成ユニットのドラムを交換してそ
の画像形成ユニットを装置本体に再装着した際には、空
駆動(画像形成を行わない回転駆動)を行いながら、各
センサで目印を検出して、各部の回転位相を一致させる
ための位置決めを行わなければならなかった。
【0017】このように、製作段階では多数のセンサの
取り付けと、それらの出力を接続する作業と、位置出し
制御のプログラムの組み込みなど、手数がかかり、費用
も上昇するため、この何等かの改善が望まれていた。
【0018】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
画像形成ユニットの着脱時に、ドラムへの駆動伝達系の
ギヤ位置を自動的機械的に正しく維持する画像形成装置
を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明(第1の発明)の画像形成装置は、装置本体が開閉可
能な第1機体と第2機体とからなり、該両機体を開成し
た状態で、像担持体ドラムを含む画像形成ユニットの複
数を、その短手方向に沿って上記第1機体に並設すべく
着脱自在に構成する画像形成装置であって、駆動源を含
み上記像担持体ドラムに駆動力を伝達するための上記装
置本体に設けられた第1駆動伝達手段と、該第1駆動伝
達手段と常時連結している被駆動ギアを備え上記像担持
体ドラムと係脱自在な第2駆動伝達手段と、上記両機体
の閉成動作に連動して上記第2駆動伝達手段を上記像担
持体ドラムに係合させ、上記両機体の開成動作に連動し
て上記第2駆動伝達手段の上記像担持体ドラムとの係合
を解除可能にする係脱制御手段とを備えて構成される。
【0020】次に、請求項2記載の発明(第2の発明)
の画像形成装置は、装置本体が開閉可能な第1機体と第
2機体とからなり、該両機体を開成した状態で、像担持
体ドラムを含む画像形成ユニットの複数を、その短手方
向に沿って上記第1機体に並設すべく着脱自在に構成す
る画像形成装置であって、駆動源を含み上記像担持体ド
ラムに駆動力を伝達するための上記装置本体に設けられ
た第1駆動伝達手段と、該第1駆動伝達手段と連結して
上記像担持体ドラムに駆動力を伝達すべく上記画像形成
ユニットに設けられ上記像担持体ドラムに係脱自在な第
2駆動伝達手段と、上記両機体の開成動作に連動して上
記第2駆動伝達手段の駆動伝達姿勢を位置固定し、上記
両機体の閉成動作に連動して上記第2駆動伝達手段の駆
動伝達姿勢の位置固定を解除する位置固定制御手段とを
備えて構成される。
【0021】上記位置固定制御手段は、例えば請求項3
記載のように、上記装置本体側と上記画像形成ユニット
側とに分かれて配置される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に
おける画像形成装置の外観斜視図である。同図に示す画
像形成装置10は、例えばデスクトップ型のパソコン用
ラックに載置可能な程度の大きさのタンデム型の小型の
カラープリンタである。
【0023】この画像形成装置10は、本体基部(第1
機体)11の前面(図の右方)に開閉トレー12を備
え、下部に用紙カセット13を着脱自在に備えている。
また上蓋部材(第2機体)14には、その上面は本体基
部11の後部上面と共に排紙トレー15を形成してお
り、そこには上部排紙口16から排出される画像形成済
みの用紙が積載される。上蓋部材14の前部側方には、
上蓋開閉スイッチ17、液晶表示装置18、電源スイッ
チや複数のデータ入力キー等からなる操作パネル19が
配設されている。
【0024】図2は、上記の画像形成装置10の内部構
成を示す側断面図である。同図に示すように、略中央
に、駆動ローラ21と従動ローラ22に保持されて反時
計回り方向に循環移動する用紙搬送ベルト23が配設さ
れている。この用紙搬送ベルト23の上方に、画像形成
ユニット24(24a、24b、24c、24d)が用
紙搬送方向(画像形成ユニットの短手方向)に多段式に
並設されている。画像形成ユニット24には(以下、画
像形成ユニット24a内の諸装置のみに番号を付して示
す)、感光体ドラム25と、この感光体ドラム25を囲
み込むようにして、クリーナ26、初期化帯電器27、
現像器28が組み付けられている。各画像形成ユニット
24a〜24dの現像器28には、内部にM(マゼン
タ)、C(シアン)、Y(イエロー)及びK(ブラッ
ク)の各トナーがそれぞれ収容され、その下部開口に現
像ローラ29が上記感光体ドラム25に当接して配置さ
れている。
【0025】上記初期化帯電器27と現像ローラ29の
間の感光体ドラム25の真上に、支持部材31を介して
上蓋部材14裏面に配設されている書込ヘッド32が、
上蓋部材14の閉成により挿入されて配置される。上蓋
部材14は本体基部11後方の支軸33を中心にして図
の二点破線14′で示す位置と実線位置とに開閉する。
感光体ドラム25は、用紙搬送ベルト23に当接してお
り、その用紙搬送ベルト23の裏面から感光体ドラム2
5と対向配置されて転写ブラシ34が配設される。
【0026】用紙搬送ベルト23の用紙搬送方向上流側
(図の右方)には、待機ローラ対35、用紙検出センサ
36が配設され、それより上流は横(装置前方)と下に
分岐して、横方向には給紙ローラ37及び上述の開閉ト
レー12が配設され、下方向には2枚のガイド板から形
成される搬送路38が配設されている。搬送路38の端
部には給送ローラ対39が配設され、その下方に上述の
用紙カセット13の給紙端が位置している。その給紙端
の上方に近接して給紙コロ40が配設されている。
【0027】一方、用紙搬送ベルト23の用紙搬送方向
下流には、分離爪41、定着器42、排紙ローラ対4
3、切り換えレバー44が設けられる。定着器42は、
断熱性の匡体内に組み付けられた圧接ローラ、発熱ロー
ラ、周面清掃器、オイル塗布ローラ、サーミスタ等から
構成されている。
【0028】切り換えレバー44は、同図に示すように
下の位置にあるときは用紙を上方の排出路45へ案内
し、上の位置に回動しているときは用紙を装置後面に開
口する排紙口46へ案内する。上記の排出路45の下流
は排紙ローラ対47を介して上部排紙口16に連絡す
る。
【0029】このような画像形成装置の内部装置は、使
用頻度に応じて損耗する。したがって、比較的頻繁な保
守作業を必要とする。このため、この保守作業における
修理や交換を簡易化するために、上記の画像形成ユニッ
ト24のように、主要部の諸装置を組装置として一体化
し、本体基部11に着脱自在に装着して用いるようにし
ている。
【0030】画像形成ユニット24の保守作業時は、通
常時には上面を覆っている上蓋部材14を図の二点鎖線
14´で示す方向(反時計回り方向)に支持軸33を支
点にして回動させて開成し、画像形成ユニット24を上
方に脱抜する。そして、ドラムの交換等の作業を終え
て、上記脱抜した画像形成ユニット24を再装着する際
は、上蓋部材14を開成した状態で画像形成ユニット2
4を上から下へ降ろすようにして装着部に装着し、上蓋
部材14を閉成する。
【0031】この画像形成装置10は、電源が投入さ
れ、使用する用紙の紙質、枚数、印字モード、その他の
指定がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号
として入力されると、印字(印刷)を開始する。
【0032】先ず、給紙コロ40が一回転毎に用紙カセ
ット13に多枚数載置収容されている用紙Pの最上部の
一枚を取り出し、搬送路38を介して待機ローラ対35
へ給送する。待機ローラ対35は回転を一時停止して用
紙Pの進行を制止し搬送タイミングを待機する。
【0033】続いて、駆動ローラ21と従動ローラ22
が反時計回り方向に回転して、用紙搬送ベルト23の循
環移動を開始させる。現像器28及び感光体ドラム25
も印字タイミングに合わせて順次駆動され、感光体ドラ
ム25は時計回り方向に回転する。
【0034】初期化帯電器27は、感光体ドラム25周
面に一様な高マイナス電荷を付与し、書込ヘッド32
は、その感光体ドラム25周面に画像信号に応じて露光
を行って、上記初期化による高マイナス電位部と上記露
光による低マイナス電位部からなる静電潜像を形成す
る。現像器28の現像ローラ29は、その静電潜像の低
電位部にトナーを転移させて感光体ドラム25周面上に
トナー像を形成(反転現像)する。
【0035】最上流の画像形成ユニット24aの感光体
ドラム25周面上のトナー像の先端が、用紙搬送ベルト
23との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、そ
の対向点に用紙Pの印字開始位置が一致するように、待
機ローラ対35が回転を開始して用紙Pを用紙搬送ベル
ト23へ給送する。用紙搬送ベルト23は表面に用紙P
を静電的に吸着し、その用紙Pを、感光体ドラム25と
転写ブラシ34により形成されている最初の転写部へ搬
送する。
【0036】転写ブラシ34は、不図示の転写バイアス
電源から出力される転写電流を用紙搬送ベルト23を介
して用紙Pに印加して、感光体ドラム25上のマゼンタ
(M)のトナー像を用紙Pに転写する。続いて、画像形
成ユニット24bの感光体ドラム25と転写ブラシ34
による2番目の転写部がシアン(C)のトナー像を転写
し、更に画像形成ユニット24cの感光体ドラム25と
転写ブラシ34による3番目の転写部がイエロー(Y)
のトナー像を転写し、そして、画像形成ユニット24d
の感光体ドラム25と転写ブラシ34による最下流の転
写部がブラック(K)のトナー像を転写する。
【0037】4色のトナー像を重ねて転写された用紙P
は、分離爪41によって用紙搬送ベルト23から分離さ
れ、定着器42に搬入される。定着器42は、圧接ロー
ラと発熱ローラで用紙Pを挟持し、熱と圧とでトナー像
を用紙Pに定着させながら用紙Pを後方に排出する。
【0038】用紙Pは、排紙ローラ対43によって搬送
を引き継がれ、切り換えレバー44が下に回動している
ときは、排出路45へ案内され上向きから前方へ反転し
て排出路45終端に配置された排紙ローラ対47を介し
て排紙トレー15上にトナー像を下にして排出される。
一方、切り換えレバー44が上に回動しているときは排
紙口46からトナー像を上にして機外に排出される。
【0039】図3は、図2の断面図では図示しなかった
が、上述の駆動ローラ21、各感光体ドラム25、待機
ローラ対35、給送ローラ対39、給紙コロ40、及び
定着器42の被駆動部を回転駆動する駆動系を示す図で
ある。上記の各被駆動部は、同図に示すギア列からなる
駆動系に係合して回転駆動される。
【0040】感光体ドラム25は、一体構成のドラムギ
アを有しておらず、詳しくは後述するが、装置本体側
(本体基部11)の画像形成ユニット24の装着部に設
けられているドラム駆動ギア51に係合して駆動され、
現像ローラ29は、感光体ドラム25に係合して間接的
に駆動される。同図には、その4個のドラム駆動ギア5
1(51a、51b、51c、51d)を示している。
そして、その4個のドラム駆動ギア51a〜51dに、
大径のドラム駆動ギアA1、A2、A3及びA4が夫々
噛合している。
【0041】これら大径のドラム駆動ギアA1、A2、
A3及びA4は、図9に示したドラム駆動ギアA1、A
2、A3及びA4と同様のものである。また、図3に示
す減速ギアB1、B2、B3及びB4も図9に示した減
速ギアB1、B2、B3及びB4と同様であり、図3の
減速ギアC1、C2及びC4も図9の減速ギアC1、C
2及びC4と同様であり、また、図3に示す上記ギア列
に連結するクラッチギア52、減速ギア53、アイドル
ギア54、55、ドラム駆動モータ56及び駆動軸ギア
57も、図9のクラッチギア2、減速ギア3、アイドル
ギア4、5、ドラム駆動モータ6及び駆動軸ギア7と同
様の構成であるので説明は省略し、他の部分について説
明する。
【0042】用紙搬送ベルト23を駆動する駆動ローラ
21のギア58は、減速ギア59を介してベルト駆動モ
ータ61の駆動軸ギア62に係合している。そして、前
述の定着器42の発熱ローラ63と一体な発熱ローラギ
ア64が、アイドルギア65及び減速ギア66を介して
上記ベルト駆動モータ61の駆動軸ギア62に係合して
いる。これによって、用紙搬送ベルト23と定着器42
は、ベルト駆動モータ61によって同時駆動される。ま
た、排紙ローラ対43は定着器42に係合して上記のギ
ア列とは間接に駆動される。
【0043】他方、前述のアイドルギア54には、2個
の減速ギア67及び68と、2個のアイドルギア69及
び71が順次噛合して連結している。そのアイドルギア
71から2方に分かれて2個のアイドルギア72及び7
3が夫々噛合している。一方のアイドルギア72には、
クラッチを介して前述した給紙コロ40が係合してお
り、更にこのアイドルギア72には他のアイドルギア7
4を介して前述した搬送ローラ対39が係合している。
そして、他方のアイドルギア73には、増速兼中継用の
二枚ギア75の小径ギアが噛合している。その二枚ギア
75の大径ギアに待機ローラ対35に係合するクラッチ
ギア76が噛合している(この場合二枚ギア75は増速
ギア)。一方、二枚ギア75の小径ギアを介してアイド
ルギア77が噛合し(この場合二枚ギア75は中継ギ
ア)、そのアイドルギア77に給紙ローラのギア78が
噛合している。給紙ローラは、図2及び図3に示すよう
に開閉トレー12が開成されたとき、その上に載置され
た用紙を装置内に搬入する。
【0044】図4は、上記のような構成において、感光
体ドラム25及び画像形成ユニット24と、装置本体側
の画像形成ユニット装着部との関係を示す斜視図であ
る。同図は、感光体ドラム25を上に示し、この感光体
ドラム25が交換自在に装着される画像形成ユニット2
4を中央に示し、この画像形成ユニット24が着脱自在
に装着される装置本体10側の画像形成ユニット装着部
(以下、単に装着部という)81(81a、81b)を
下に示している。
【0045】同図に示す画像形成ユニット24は、ユニ
ットフレーム82a及び82bに支持される現像器28
内に、トナー、攪拌器、供給ローラ、現像ローラ29、
ドクターブレード等を有し、副ユニット83に、上に示
している感光体ドラム25と、図2に示した初期化帯電
器27、クリーナ26や、ドラム保護カバー等を備え、
その副ユニット83の上部には書込ヘッド32の発光部
が嵌入する溝孔84が形成されている。
【0046】画像形成ユニット28のユニットフレーム
82a及び82bの斜面及び段差をなす底部85a及び
85bと、装着部81a及び81bの支持部(図の斜線
部)86a及び86bとは、互いに凸と凹とで同形状に
形成されており、画像形成ユニット24を図の矢印D及
びEで示すように装着部81a及び81bに装着する
と、ユニットフレーム82a及び82bの底部85a及
び85bと装着部81a及び81bの支持部86a及び
86bが密着する。
【0047】画像形成ユニット24内に一体に組み付け
られる諸装置や部材は、感光体ドラム25を除いては、
装置本体10とほぼ同様の又は比較的長期の使用寿命を
有しており、したがって、本実施の形態における画像形
成装置10においては、感光体ドラム25のみの交換も
できるようにして、安価な保守費用で使用を継続するこ
とができるようにしている。そして、感光体ドラム25
には、その端部に装置本体10側の後述するドラム駆動
軸と係合するフランジ87b及び支持軸と係合するフラ
ンジ87aのみを備え、従来のような感光体ドラムと一
体のドラムギアを備えていない。
【0048】図5(a),(b) は、上記装置本体10側のド
ラム駆動系の構成を示すと共にその動作状態を示す図で
ある。図5(a) は、図4において画像形成ユニット24
が装着部81(81a、81b)に装着された直後の状
態を示す図であり、感光体ドラム25の端部とフランジ
87b、画像形成ユニット24のユニットフレーム82
b及びその底部85b、並びに装着部81bの正面から
見た断面図である。また、図5(b) は、上蓋部材14が
閉成されたときの状態を示す図である。
【0049】図5(a) に示すように(図4も参照)、装
着部81b内には、両壁の軸受88−1、88−2に支
持されてドラム駆動軸89が設けられている。ドラム駆
動軸89は、内端部(図では左端部)と中程より外端部
側に、軸方向に沿って直接穿設された溝(又はDカッ
ト)91−1、91−2を備えている。そして、中程よ
り外端部側の溝91−2は、支持部材92により左右へ
の位置を固定されて回転自在に支持されているドラム駆
動ギア51(図3参照)と、その内径孔を介して軸方向
に滑動自在に係合している。ドラム駆動ギア51の内径
孔の断面の形状は、特には図示しないがドラム駆動軸8
9の上記の溝91−2に対応している。
【0050】ドラム駆動軸89には、ドラム駆動ギア5
1との係合部より内側にワッシャ93が固着しており、
このワッシャ93と装着部81bの軸受88−1との間
で圧縮バネ94がドラム駆動軸89に外嵌している。こ
の圧縮バネ94により、ドラム駆動軸89には常に右方
への付勢力が加えられている。
【0051】この係合関係において、一方のドラム駆動
ギア51には大径のドラム駆動ギア95(図3のA1、
A2、A3又はA4)が噛合している。これらのドラム
駆動ギア51(51a〜51d)と大径のドラム駆動ギ
ア95(A1〜A4)とは、予め装置本体10の組み立
て時にギアの位相合わせが実施されている。
【0052】そして、他方のドラム駆動軸89の外端部
には、トビ口形のレバーカム96の下部背面が当接して
いる。レバーカム96は、トビ口状の上部を、装着部8
1bに形成されているカム支持部97に支持ピン98を
介して回動自在に支持されている。そして、レバーカム
96のトビ口上部の傾斜面の近傍上方に、本体基部11
のフレームに配設されている上下レバー99の下端が位
置している。
【0053】上下レバー99は、本体基部11のフレー
ム100に固設されたレバー保持部101に保持されて
いる。この上下レバー99は、図5(a) に示すように、
本体基部11のフレーム100に固設されたレバー保持
部101を貫通して配設され、レバー保持部101内に
おいて上部に止め輪102を固着している。その止め輪
102とレバー保持部101の底部との間に、上下レバ
ー99に外嵌する圧縮バネ103が配置される。圧縮ば
ね103は、止め輪102を介して上下レバー99を常
に上方に付勢し、上下レバー99は、止め輪102がレ
バー保持部101の上部内面に当接することにより停止
している。
【0054】上下レバー99の上端は上蓋部材14の図
2に示す上下の開閉により、上蓋部材14に離接して、
図4の両方向矢印Hに示すように上下する。この上端と
ともに下端が図4の両方向矢印Jに示すように上下し、
後述するようにレバーカム96が回動し、ドラム駆動軸
89が図4の両方向矢印Kに示すように横方向に進退す
る。
【0055】上記の図5(a) は、上蓋部材14が開成さ
れているときの状態を示している。この状態において、
上蓋部材14が閉成されることに応じて、図5(b) に示
すように、上蓋部材14の裏面が上下レバー99の頭部
を押圧し、これにより、上下レバー99が圧縮バネ10
2の付勢力に抗して下方に押し下げられる。この上下レ
バー99の降下によって、その先端(下端)がレバーカ
ム96のトビ口斜面に当接し、このトビ口斜面を更に摺
接しながら降下してレバーカム96を時計回り方向に回
動させる。
【0056】上蓋部材14の閉成完了によって上下レバ
ー99の頭部が充分に押し込まれ、上下レバー99とレ
バーカム96との係合が、先端と斜面の摺接から、上下
レバー99の周面とレバーカム96のトビ口垂直面との
当接に移動したとき、レバーカム96の時計回り方向へ
の回動が完了し、ドラム駆動軸89が圧縮バネ94の付
勢力に抗して左方へ押し込まれる。
【0057】これにより、ドラム駆動軸89の内端部の
溝91−1が、感光体ドラム25のフランジ87bの焼
結軸受104に嵌入する。焼結軸受104の嵌入孔は、
溝91−1と係合するよう形成されている。このように
ドラム駆動軸89に感光体ドラム25が連結されると、
画像形成ユニット24内において感光体ドラム25と、
この感光体ドラム25を保持していたケース(ユニット
フレーム82a、82b)間に間隙Iが生じて感光体ド
ラム25が位置決めされる。
【0058】特には図示しないが、感光体ドラム25の
他方の端部のフランジ87aにも同様に支持軸が装着部
81a内から突出して嵌入し、他方の端部も位置決めさ
れる。これにより、大径のドラム駆動ギア95の回転
は、ドラム駆動ギア51、ドラム駆動軸89、フランジ
87を介して感光体ドラム25に伝達される。
【0059】上記の感光体ドラム25には、精度の落ち
易いギアがなく、ドラム自体は真円であり、フランジ8
7には高精度の焼結部材を用いているので偏心がない。
そして、これらの感光体ドラム25にフランジ87を介
して係合するドラム駆動軸89、ドラム駆動ギア51及
び大径のドラム駆動ギア95以下の装置本体側の駆動系
は、前述したように位相合わせが予め行われているの
で、感光体ドラム25に装置本体側から伝達される駆動
力は、画像形成ユニット24の着脱や感光体ドラム25
の交換等に拘わりなく常に4個の感光体ドラム25に同
期のとれた位相の駆動力が伝達される。
【0060】図6は、上記のドラム駆動軸89の他の構
成例を示す図である。同図に示すドラム駆動軸89′
は、左端に溝(又はDカット)が無く、代わりにカップ
リング105が形成されている。このカップリング10
5がフランジ87の中央部に嵌入する。このようにドラ
ム駆動軸と感光体ドラムとの係合は、溝やDカットでな
くカップリングであってもよい。
【0061】上述した実施の形態においては、ドラム駆
動ギアが感光体ドラムと一体ではなく且つ画像形成ユニ
ットの着脱に拘わりなく常に複数(上記の例では4個)
のドラム駆動ギアの位相が同期している状態を、ドラム
駆動ギアを装置本体側に設けることによって機械的に実
現しているが、ドラム駆動ギアを画像形成ユニット内に
設けても、上記と同様に感光体ドラムと一体化すること
なく且つ画像形成ユニットの着脱に拘わりなく常に複数
のドラム駆動ギアの位相が同期している状態を機械的に
実現することができる。これを第2の実施の形態として
説明する。
【0062】図7(a) は、第2の実施の形態における画
像形成ユニットの斜視図であり、同図(b),(c) は、その
主要な内部構成を示す図である。尚、装置本体の画像形
成ユニット以外の構成部分は図2の構成と同様であり、
駆動系の構成はドラム駆動ギアの構成を除いて図3の構
成と同様である。
【0063】この図7(a) に示す画像形成ユニット11
0は、図4に示した画像形成ユニット24と概ね同様な
構成ではあるが、この図7(a) では、ユニットフレーム
111の側面には内部から現像ローラの回転支持軸11
2と感光体ドラムの回転支持軸113が外部に突出して
いる。
【0064】この画像形成ユニット110は、装置本体
の装着部に装着されると装着部の軸受114に感光体ド
ラムの回転支持軸113が嵌入して位置決めされる。画
像形成ユニット110内部では、同図(b) に示すよう
に、感光体ドラム115が脱抜自在に且つ回転自在に回
転支持軸113に外嵌して支持される。感光体ドラム1
15の端部にはカップリングフランジ116が設けられ
ており、回転支持軸113に同軸に支持されるドラム駆
動ギア117のカップリング118に係合する。同図
(c) はその係合した状態を示している。
【0065】この感光体ドラム115の脱抜・装着の
間、ドラム駆動ギア117は、そのギア歯に係止爪11
9が係止しているため、回転不能な状態で位置決めされ
ている。上記の係止爪119は、支持軸121によりユ
ニットフレーム111に回動自在に支持されている。
【0066】図8(a) は、上記の図7(c) に示した部分
を、装置本体側の大径のドラム駆動ギア及び装着と共に
示す図であり、図8(b) はそのやや縮小した側面透視図
である。そして、図8(c),(d) は図8(a),(b) と共に動
作状態を示す図である。
【0067】同図(a),(b) に示すように、ユニットフレ
ーム111(つまり画像形成ユニット110)が装着部
の軸受114に装着されて回転駆動軸113が位置決め
されると、ドラム駆動ギア117に、装置本体側の大径
のドラム駆動ギア122が噛合する。画像形成ユニット
が脱抜されている間に装置本体側が駆動されることはな
いので大径のドラム駆動ギア122のドラム駆動ギア1
17に対する位相は脱抜前と装着後とで狂いは生じてい
ない。そして、ドラム駆動ギア117も係止爪119に
よって回転を禁止されていたので、大径のドラム駆動ギ
ア122に対して位相は脱抜前と装着後とで狂いは生じ
ていない。
【0068】この状態で双方が係合した後、同図(c),
(d) に示すように、書込ヘッド32′が上蓋部材の閉成
に伴われて上方から降下し、ユニットフレーム111
(画像形成ユニット110)上の所定の場所に位置決め
されると、書込ヘッド32′の突起123が係合孔12
4(同図(b) 参照)からユニットフレーム111内に進
入して、その先端が係止爪119の支持軸121に対し
て反対側の端部を下方に押し込む。これにより、係止爪
119が図の時計回り方向に回動して、ドラム駆動ギア
117との係止から外れ、ドラム駆動ギア117の固定
状態が解除される。これによって、大径のドラム駆動ギ
ア122、ドラム駆動ギア117を介して感光体ドラム
115に伝達される回転駆動の位相には、画像形成ユニ
ット110の脱抜前と装着後とで狂いは生じていない。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、ドラム駆動ギアを感光体ドラムに直接取り付
けず予め回転位相を合わせた状態で画像形成装置本体側
に配設し、そのギア軸を、装置本体に着脱される画像形
成ユニットの感光体ドラムの中心に、装置本体の上蓋の
開閉に連動して係合解除・係合復帰させるので、感光体
ドラムに伝達される回転の位相が画像形成ユニットの脱
抜前も装着後も常に維持され、したがって、画像形成ユ
ニットの着脱の度に本体装置の空運転を行ってセンサに
よる位置の検知を行いながら回転の位相合わせを行う必
要がなくなり、これにより、位相合わせ用のセンサの配
設が不要になって製作コストが軽減されて経済的である
と共に位相合わせのための空回転の時間がなくなるので
使い勝手が良くなって便利である。
【0070】また、第2の発明によれば、ドラム駆動ギ
アを感光体ドラムとは係合可能に切り離して画像形成ユ
ニットに設け、且つ装置本体の上蓋の開閉に連動して回
転位置の一時固定とその解除を行うので、同様に感光体
ドラムに伝達される回転の位相が画像形成ユニットの脱
抜前も装着後も常に維持され、したがって、画像形成ユ
ニットの着脱の度に本体装置の空運転を行ってセンサに
よる位置の検知を行いながら回転の位相合わせを行う必
要がなくなり、これにより、位相合わせ用のセンサの配
設が不要になって製作コストが軽減されて経済的である
と共に位相合わせのための空回転の時間がなくなるので
使い勝手が良くなって便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における画像形成装置の外観
斜視図である。
【図2】画像形成装置の内部構成を示す側断面図であ
る。
【図3】画像形成装置の各被駆動部を回転駆動する駆動
系を示す図である。
【図4】感光体ドラム及び画像形成ユニットと画像形成
ユニット装着部との関係を示す図である。
【図5】(a),(b) は装置本体側のドラム駆動系の構成を
示すと共にその動作状態を示す図である。
【図6】ドラム駆動軸の他の構成例を示す図である。
【図7】(a) は第2の実施の形態における画像形成ユニ
ットの斜視図、(b),(c) はその主要な内部構成を示す図
である。
【図8】(a) は図7(c) に示した部分を装置本体側の大
径のドラム駆動ギア及び装着と共に示す図、(b) はその
やや縮小した側面透視図、(c),(d) はその動作状態を説
明する図である。
【図9】従来の画像形成装置のドラム駆動伝達系のみを
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1(1a、1b、1c、1d) ドラムギア A1、A2、A3、A4 ドラム駆動ギア(大径のドラ
ム駆動ギア) B1、B2、B3、B4 減速ギア C1、C2、C4 減速ギア 2 クラッチギア 3 減速ギア 4、5 アイドルギア 6 ドラム駆動モータ 7 駆動軸ギア 8a、8b、8c、8d、9c、9d センサ 10 画像形成装置 11 本体基部(第1機体) 12 開閉トレー 13 用紙カセット 14 上蓋部材(第2機体) 15 排紙トレー 16 上部排紙口 17 上蓋開閉スイッチ 18 液晶表示装置 19 操作パネル 21 駆動ローラ 22 従動ローラ 23 用紙搬送ベルト 24(24a、24b、24c、24d) 画像形成ユ
ニット 25 感光体ドラム 26 クリーナ 27 初期化帯電器 28 現像器 29 現像ローラ 31 支持部材 32 書込ヘッド 33 支軸 34 転写ブラシ 35 待機ローラ対 36 用紙検出センサ 37 給紙ローラ 38 搬送路 39 給送ローラ対 40 給紙コロ 41 分離爪 42 定着器 43 排紙ローラ対 44 切り換えレバー 45 排出路 46 排紙口 47 排紙ローラ対 51(51a、51b、51c、51d) ドラム駆動
ギア 52 クラッチギア 53 減速ギア 54、55 アイドルギア 56 ドラム駆動モータ 57 駆動軸ギア 58 駆動ローラギア 59 減速ギア 61 ベルト駆動モータ 62 駆動軸ギア 63 発熱ローラ 64 発熱ローラギア 65 アイドルギア 66 減速ギア 67、68 減速ギア 69、71、72、73、74、77 アイドルギア 75 増速兼中継用二枚ギア 76 クラッチギア 78 給紙ローラギア 81(81a、81b) 画像形成ユニット装着部 82a、82b ユニットフレーム 83 副ユニット 84 溝孔 85a、85b 底部 86a、86b 支持部 87 フランジ 88−1、88−2 軸受 89 ドラム駆動軸 91−1、91−2 溝(又はDカット) 93 ワッシャ 94 圧縮バネ 95 大径のドラム駆動ギア 96 レバーカム 97 カム支持部 98 支持ピン 99 上下レバー 100 フレーム 101 レバー保持部 102 止め輪 103 圧縮バネ 104 焼結軸受 105 カップリング 110 画像形成ユニット 111 ユニットフレーム 112 現像器の回転支持軸 113 感光体ドラムの回転支持軸 114 軸受 115 感光体ドラム 116 カップリングフランジ 117 ドラム駆動ギア 118 カップリング 119 係止爪 121 支持軸 122 大径のドラム駆動ギア 123 突起 124 係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体が開閉可能な第1機体と第2機
    体とからなり、該両機体を開成した状態で、像担持体ド
    ラムを含む画像形成ユニットの複数を、その短手方向に
    沿って前記第1機体に並設すべく着脱自在に構成する画
    像形成装置において、 駆動源を含み前記像担持体ドラムに駆動力を伝達するた
    めの前記装置本体に設けられた第1駆動伝達手段と、 該第1駆動伝達手段と常時連結している被駆動ギアを備
    え前記像担持体ドラムと係脱自在な第2駆動伝達手段
    と、 前記両機体の閉成動作に連動して前記第2駆動伝達手段
    を前記像担持体ドラムに係合させ、前記両機体の開成動
    作に連動して前記第2駆動伝達手段の前記像担持体ドラ
    ムとの係合を解除可能にする係脱制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置本体が開閉可能な第1機体と第2機
    体とからなり、該両機体を開成した状態で、像担持体ド
    ラムを含む画像形成ユニットの複数を、その短手方向に
    沿って前記第1機体に並設すべく着脱自在に構成する画
    像形成装置において、 駆動源を含み前記像担持体ドラムに駆動力を伝達するた
    めの前記装置本体に設けられた第1駆動伝達手段と、 該第1駆動伝達手段と連結して前記像担持体ドラムに駆
    動力を伝達すべく前記画像形成ユニットに設けられ前記
    像担持体ドラムに係脱自在な第2駆動伝達手段と、 前記両機体の開成動作に連動して前記第2駆動伝達手段
    の駆動伝達姿勢を位置固定し、前記両機体の閉成動作に
    連動して前記第2駆動伝達手段の駆動伝達姿勢の位置固
    定を解除する位置固定制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置固定制御手段は、前記装置本体
    側と前記画像形成ユニット側とに分かれて配置されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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