JP2960718B1 - 入浴用担架 - Google Patents

入浴用担架

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JP2960718B1
JP2960718B1 JP19084398A JP19084398A JP2960718B1 JP 2960718 B1 JP2960718 B1 JP 2960718B1 JP 19084398 A JP19084398 A JP 19084398A JP 19084398 A JP19084398 A JP 19084398A JP 2960718 B1 JP2960718 B1 JP 2960718B1
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stretcher
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bathing
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肇 鈴木
春夫 長岡
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Sakai Medical Co Ltd
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Sakai Medical Co Ltd
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Abstract

【要約】 【課題】 入浴者の体の大きさ(特に身長)が種々異な
る場合でも、枕を適切な位置に配置でき、入浴者にごく
自然な横臥姿勢をとらせることができる。 【解決手段】 枕10からは下方に駒15が突出して設
けられ、担架本体の枕支持部分には、駒が挿入された状
態でこの駒を移動可能に案内する長孔17aが担設けら
れ、駒には枕を担架本体に固定する固定用ノブ18が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴用担架に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、体の不自由な身体障害者や老人
等を入浴させるにあたり、図4に示すように、身体障害
者が横臥している担架100をストレッチャ101に載
せたまま昇降式浴槽102まで移動してそれに横付け
し、担架100ごと昇降式浴槽102の担架支持台10
2a上に移し替えた後、浴槽本体102bを上昇させ、
これにより、身体障害者等を動かすことなく入浴させ得
る入浴システムが知られている。
【0003】ところで、上記入浴システムでは、昇降式
浴槽102とそれに横付けされるストレッチャ101あ
るいは洗浄台との間を、上部に身体障害者等を載せまま
相互移動するのに、入浴用担架100が用いられてい
る。入浴用担架は、下部に車輪を持ち、それらが昇降式
浴槽102の担架支持台102b、ストレッチャ101
等に設けられた案内レール104上を走行することによ
り、昇降式浴槽102、ストレッチャ101、洗浄台の
間の相互移動が可能な構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の入浴用担架には
次の欠点があった。すなわち、入浴用担架100は、下
部に車輪等が取り付けられたフレーム110上に担架本
体111が取り付けられ、該担架本体111上に身体障
害者等がバンドにより固定されて使用される。
【0005】担架本体にはマット113、足当て11
4、手すり115、枕116、肩掛け用シャワー(図示
略)等がそれぞれ固定的に設けられているものの、マッ
ト113上に載せられる身体障害者等の入浴者の体の大
きさは、必ずしも一様ではなく、人によって種々異な
る。
【0006】通常、マット113上に入浴者を載せる場
合、足当て114に足が当たるようにあるいは腰の位置
がマット113の腰支持部分に位置するように入浴者の
位置を定めるが、このとき、入浴者が極端に背の高い人
であったりあるいは背の低い人であったりするときに
は、枕116の位置が上がりすぎたり(頭の頂部側に行
きすぎたり)、あるいは下がりすぎたり(肩口側に行き
すぎたり)して、頭を支えるという枕116としての機
能を発揮できにくくなる場合がある。一方、枕116の
位置を基準に入浴者の位置を定めると、人によっては足
当て114に足が触れなかったり、足当て114に足が
つかえたり、あるいは入浴者の腰の位置がマット113
の腰支持部の位置からずれたりして、入浴者は安らぐ姿
勢をとることができなくなる場合があった。
【0007】また、従来の入浴用担架には、枕が傾斜角
度を変えられるようになっているものもあるが、枕の位
置自体が入浴者の頭からずれている場合には、枕の傾斜
角度を変えたところで何ら意味をなさない。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、入浴者の体の大きさ(特に身長)が種々異なる場合
でも、枕を適切な位置に配置でき、入浴者がごく自然な
横臥姿勢をとることができる入浴用担架を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の手段をも
って上記目的の達成を図っている。すなわち、請求項1
にかかる発明では、入浴装置に使用される入浴用担架に
おいて、枕が、担架本体の長手方向に移動可能に取りつ
けられており、前記枕からは下方に駒が突出して設けら
れ、前記担架本体の枕支持部分には、前記駒が挿入され
た状態で該駒を移動可能に案内する長孔が担架本体の長
手方向に沿って設けられ、駒には枕を担架本体に固定す
る固定手段が設けられていることを特徴としている。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明にかかる入浴用担架
の平面図、図2は側面図である。入浴用担架1は、フレ
ーム2を備えており、このフレーム2の上部には、所要
箇所をステンレスで補強された樹脂製の担架本体3が取
り付けられている。フレーム2の下部には車輪2a,…
がフレーム2の左右方向に2列に並んで取り付けられ、
これら車輪2,…が昇降式浴槽の担架支持台、ストレッ
チャあるいは洗浄台上に取り付けられた案内レール上を
走行することにより、入浴用担架1はそれら昇降式浴槽
等の間を相互移動できるようになっている。
【0012】担架本体3はフレームの長手方向に沿って
3分割された構造になっており、それら各分割体3a、
3b、3cは互いにピン結合されて、図2中実線で示す
ように全体がフラットとなる水平状態と、同図中2点鎖
線で示すように、入浴者の上半身を支える背支持部3c
が傾斜するとともに、入浴者のすね等を支持するすね支
持部3aと腰部及び大腿部を支持する腰支持部3bを互
いに連結するヒンジ部分4が上昇する状態とに切り換え
られるようになっている。
【0013】また、担架本体3にはマット5が固定用の
フック5a,…を介して着脱可能に取りつけられてい
る。担架本体3のすね支持部3aには足当て7が回動可
能に設けられている。担架本体3の腰支持部3b及び背
支持部3cにはそれぞれ入浴者をこの入浴用担架に固定
するためのベルト8,8が取り付けられている。さら
に、担架本体3の背支持部3cには、左右の手すり9,
9と枕10がそれぞれ取り付けられている。なお、11
は、フレームに取り付けられた回動可能なサイドフェン
スであり、このサイドフェンス11は通常起立状態で固
定され、身体障害者等の入浴者が当該入浴用担架上に乗
り移るときあるいはこの担架から降りるときに、下方に
垂れさがるように回転される。また、12はピン結合さ
れて起立・横倒可能な肩掛け用のシャワーである。
【0014】前記枕10は、担架本体3に、該担架本体
3の長手方向に移動可能に取りつけられている。すなわ
ち、前記枕10のベース板13には駒15が、2つのボ
ルト16,16により回転を規制された状態で下方に突
出するように取り付けられている。一方、担架本体3の
枕を支持する枕支持部分であって左右方向略中央には、
長孔17aが担架本体3の長手方向に沿って形成されて
おり、この長孔17aに前記駒15が移動可能に挿入さ
れることにより、枕10は担架本体3の長手方向に移動
可能となっている。
【0015】また、前記駒15にはノブ18が下側から
ネジ合わされ、このノブ18が締めつけられることによ
り、ノブ18の締め付け面18aと前記ベース板13と
の間で、長孔17a近傍の担架本体補強部分17を挟み
込み、枕10を固定するようになっている。つまり、前
記ノブ18は、枕10を担架本体3に固定するための固
定手段を構成する。
【0016】上記構成の入浴用担架1によれば、図1に
示すように、その上部に身体障害者等の入浴者Mが横臥
状態で横たわることになるが、入浴者Mによっては、身
長の違いから枕10が適切な箇所に位置してない場合が
ある。このとき、介助者等が、図3に示すノブ18を緩
め、枕10の固定を解除する。そして、駒15を長孔1
7aに沿って移動させることにより、枕10を入浴者M
の身長に合わせた適宜位置まで移動させる。この後、ノ
ブ18を締め付けることにより、枕を同位置に固定する
ことができる。つまり、入浴者Mの身長等に合わせて枕
を無段階で移動調整することができ、もって、入浴者は
ごく自然な横臥姿勢をとることができる。
【0017】なお、本発明の構成は、前記実施の形態に
限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更可能で
ある。例えば、前記実施の形態では、枕10を移動させ
るのに、枕10の下面に設けた駒15と担架本体3に設
けた長孔17aとの組み合わせにより行っていたが、必
ずしも、この構成に限定されるものではなく、枕10あ
るいは担架本体3のいずれか一方に雄側連結部を取り付
けるとともに、それらの他方に雌側連結部を取り付け、
それら連結部を雌雄嵌合することにより、あるいはマジ
ックテーブを利用して、枕10を移動させて固定するよ
うにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、枕を担
架本体の長手方向に移動可能に取りつけているから、入
浴者の体の大きさ(特に身長)が種々異なる場合でも、
枕を適切な位置に配置でき、入浴者がごく自然な横臥姿
勢をとることができる。
【0019】また、枕に駒を設け、担架本体の枕支持部
分に駒を挿入した状態で該駒を移動可能に案内する長孔
を設け、さらに、駒に枕を担架本体に固定する固定手段
を設けているので、枕を担架本体に無段階で移動調整で
きる他、ごく簡単な構成でローコストで枕移動調整が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す入浴用担架の平面
図である。
【図2】 同入浴用担架の側面図である。
【図3】 同入浴用担架の要部の拡大断面図である。
【図4】 従来の入浴用担架を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…入浴用担架、2…フレーム、3…担架本体、5…マ
ット、7…足当て、8…ベルト、9…手すり、10…
枕、12…肩掛け用シャワー、15…駒、17a…長
孔、18…ノブ(固定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 33/00 310 A61G 7/05 A47C 20/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入浴装置に使用される入浴用担架(1)
    において、 枕(10)が、担架本体(3)の長手方向に移動可能に
    取りつけられており、 前記枕からは下方に駒(15)が突出して設けられ、前
    記担架本体の枕支持部分には、前記駒が挿入された状態
    で該駒を移動可能に案内する長孔(17a)が担架本体
    の長手方向に沿って設けられ、駒には枕を担架本体に固
    定する固定手段(18)が設けられている ことを特徴と
    する入浴用担架。
JP19084398A 1998-07-06 1998-07-06 入浴用担架 Expired - Lifetime JP2960718B1 (ja)

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JP4629478B2 (ja) * 2005-03-31 2011-02-09 オージー技研株式会社 可動枕付き入浴用機器

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