JP2003236013A - 回転式腕脚ストレッチ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 台座（１）に支柱（２）を設け、そこから台座（１）の
有する方向に突き出た横支柱（３）端に、回転可能な水
平軸（４）を有する軸受部（５）を設け、軸回転用アー
ム（６）に回転可能ペダル（７）を固定したものを、水
平軸（４）の左右端に各々固定し、台座（１）を寝具
（８）の下に置ける構成としたことを特徴とする回転式
腕脚ストレッチ機。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は仰臥したまま寝具の上
で、水平軸を回転可能ペダルで手や足を用いて回す、腕
や脚のストレッチ機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】健常者のみならず手足の筋力の衰えた老
人等が、寝具の上で仰臥したまま、腕や脚のストレッチ
機として用いられる物は無かった。又、寝具の上での健
康増進具として用いることが出来るものも無く不便であ
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の不
便を解決するもので、仰臥したまま寝具８の上で、手や
足で水平軸を回転可能ペダル７で回して、腕や脚のスト
レッチが出来る装置を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記の不具
合を解決しようとするもので、次のように構成されてい
る。即ち、「請求項１」の具体的手段として、パイプを
四角に構成した台座１に支柱２を固定し、その支柱２か
ら横支柱３を台座１の有する方向に突き出し、その端部
に回転可能な水平軸４を有する軸受部５を設け、その左
右端に軸回転用アーム６に回転可能ペダル７を固定した
ものを各々固定し台座１を寝具８の上、又は、下に置け
る構成とし、仰臥したまま、寝具８の上で水平軸４を回
転可能ペダル７で回すことが出来るようにしたものであ
るこの装置の台座１を、足方の寝具８の上、又は、下に
置き腰部付近を、その上に載せるが如く仰臥して足で回
転可能ペダル７を回すことにより、脚部のリハビリやス
トレッチを行うことができるのである。（図１〜図４参
照） 又、この装置の台座１を、頭部方の寝具８の上、又は、
下に置き、背中をその上に載せるが如く仰臥して、手で
回転可能ペダル７を回す事により背中や腕部のリハビリ
やストレッチを行うことができるものである。

【０００５】このとき、足が疲れてきて回転可能ペダル
７から足が外れる場合があるので「請求項２」の具体的
手段として、回転可能ペダル７の一端から帯状の足受け
部材を、足首を受けられるようＵの字形に伸ばし回転可
能ペダル７の他端で固定した足首支持部９を設け、回転
可能ペダル７から足が外れるのを防止するものである。
又、長方形と反転山形を合わせた形状の布様部材７２の
中央部をＵの字形に切り抜き、Ｕの字形の縦中心線の左
右の長方形部を、回転可能ペダルの軸線に垂直断面形状
に一辺を残してくり抜き、そのくり抜き片７３のどちら
かの表面と裏面に互いの接合部材７４（例えばホック状
の雄雌やマジックテープ（登録商標）の雄雌）を設け、
くり抜き部を回転可能ペダル７に通して、くり抜き片７
３に設けた各々の接合部材７４を接合すれば足首支持部
９が構成される別部品構成としても良い。（図５〜図７
参照）

【０００６】又、台座１をベッドのマットの下に敷いた
り、寝具８の上に置いたり１台の回転式腕脚ストレッチ
機で出来るよう水平軸４の高さを調節する必要が生じる
場合がある。その場合「請求項３」の具体的手段とし
て、支柱２を固定柱２０１と移動可能柱２０２とで構成
し、移動可能柱２０２に横支柱３を固定し、移動可能柱
２０２に固定用ボルト２０３を設け、任意の高さで移動
可能柱２０２を固定柱２０１に固定用ボルト２０３を締
め付けて固定可能としたものである。この固定柱２０１
と移動可能柱２０２とは大きなパイプに小さなパイプを
差し込み大きなパイプを固定柱２０１とし、小さなパイ
プを移動可能柱２０２とし、移動可能柱２０２に横支柱
３を固定したものである。以上により水平軸４が上下に
移動可能となる。（図８〜図１０参照）

【０００７】又、「請求項４」の具体的手段として、水
平軸４の回転に、減速機構付電動機１０の動力を用い、
減速機構付電動機１０はギヤー１０１で水平軸４に伝導
される構成とし、減速機構付電動機１０の入切スイッチ
１１を仰臥した本人の手元や、その周辺の看護人等が操
作可能となるように減速機構付電動機１０から仰臥した
本人の手元まで電気コード１０２を設け、その端に入切
スイッチ１１を設けた構成とすることにより、筋力の衰
えた老人や脳梗塞等にり片方の手足が不自由になった人
が起きあがることなく減速機構付電動機１０の運転を可
能としたものである。又、健常者がこれを用いて回転可
能ペダル７を減速機構付電動機１０で伝導された回転速
度より早く回せば使用者に負荷が掛かり筋力トレーニン
グやダイエットに用いることも可能となる。又、減速機
構付電動機１０に通電することなく回転可能ペダル７を
回しても使用者に負荷が掛かり筋力トレーニングやダイ
エットが可能となる。（図１１〜図１３参照）

【０００８】又、「請求項５」の具体的手段として、回
転可能ペダル７の足を乗せる側にも、減速機構付電動機
１０の切断用マイクロスイッチ１２のアクチュエータ１
２１を各々臨ませ、回転可能ペダル７からどちらかの足
が外れると、足で押さえられていたアクチュエータ１２
１が作動して通電路１６を解放して通電を遮断するので
ある。このように構成することにより、回転可能ペダル
７が回転しているにもかかわらず、足が外れても回転可
能ペダル７の回転が停止するので、回転可能ペダル７に
より怪我をすることが防止できるのである。（図１４〜
図１７参照）

【０００９】又、「請求項６」の具体的手段として、減
速機構付電動機１０の電気的回転制御可能な回転調節つ
まみ１３を、入切スイッチ１１と同じ操作盤に設け、仰
臥した本人の手元や、その周辺の看護人等が操作可能な
構成としたもので、減速機構付電動機１０から仰臥した
本人の手元まで電気コード１０２を設け、その端に回転
調節つまみ１３と入切スイッチ１１を設けたものであ
る。（図１８参照） このように構成することによりリハビリやストレッチ中
に回転可能ペダル７を仰臥したまま任意の回転速度にす
ることができるのである。

【００１０】又、この回転式腕脚ストレッチ機を寝具上
に突き出たままにしておくと介護等の時に邪魔になる場
合がある。又、寝具の清掃や取り替え等に邪魔になる場
合があるので、「請求項７」の具体的手段として、移動
可能柱２０２に調節穴付板２０２１を設け、回動軸用穴
１７と、回動軸用穴１７を軸心とした使用時回動固定用
穴１８と格納時回動固定用穴１９を設け、横支柱３に回
動軸用穴１７と、回動軸用穴１７を軸心とした回動固定
用穴２０を設け、調節穴付板２０２１の使用時回動固定
用穴１８と格納時回動固定用穴１９は、格納可動角２１
を配して設けられているもので、互いの回動軸用穴１７
に回動軸２２を通し、使用時は使用時回動固定用穴１８
と回動固定用穴２０を横支柱固定ピン２３を通して横支
柱３を固定し、格納時は格納時回動固定用穴１９と回動
固定用穴２０を横支柱固定ピン２３を通して横支柱３を
格納状態に固定する構成としたものである。（図１９．
２０参照）

【００１１】又、何の負荷も無い水平軸４を回すだけで
は物足りない健常者には、水平軸４にブレーキを掛ける
ことが出来るように「請求項８」の具体的手段として、
水平軸４と共に回転するブレーキ用円板２４と、ブレー
キ用円板２４と微少の隙間を設けてブレーキシュウ２５
をブレーキ用円板２４に圧接可能な如く調整可能に設
け、しかも調節用雌ねじ２６を軸受部５に設けて調節用
雄ねじ２７を通し、ブレーキシュウ固定具２８にはブレ
ーキシュウ２５を固定して、必要に応じて調節用雄ねじ
２７を回してブレーキシュウ２５をブレーキ用円板２４
に圧接して、ブレーキ用円板２４を介して水平軸４にブ
レーキを掛けれる構成としたものである。（図２１．２
２参照）

【００１２】次に、「請求項９」の具体的手段として、
台座１を、２本のパイプＡ１４１と２本のパイプＢ１４
２をＬ形接続具１５１で四角に構成し、１本のパイプＡ
１４１には２個のＴ形接続具１５２を通して固定する。
次に、支柱２を月の字形に構成し、そのそれぞれの角部
を２個のＬ形接続具１５１で接続し、４個のＴ形接続具
１５２で縦パイプ１４３と、月の字形の３本の横線に当
る３本の横パイプ１４４の下２本には、横支柱となる２
本のパイプＣ１４５との接続のためのＴ形接続具１５２
を通して両端をＴ形接続具１５２で各々固定し、４個の
Ｔ形接続具１５２の２本の縦パイプ１４３に通している
部位はスライドできる構成とし、台座１との接続はあら
かじめパイプＡ１４１に通しておいた２個のＴ形接続具
１５２に２本の縦パイプ１４３を固定する。横パイプ１
４４のＴ形接続具１５２の下端には調節自在のホースバ
ンド１４６を設けて、水平軸４の高さ調節後のＴ形接続
具１５２の下降を防止する。次に、回転可能ペダル７等
を取り付けた軸受部５に横支柱となるパイプＣ１４５と
接続の為の２個のピン５１をねじ込んで固定し、２本の
パイプＣ１４５と２個のピン５１と２本の横パイプ１４
４のＴ形接続具１５２とで各々固定する。（図２３．２
４参照） 又、台座１と支柱２の関係は図２６の如く、Ｕの字形に
曲げたＵパイプＡＡ１４１１に縦パイプ１４３を差し込
む縦パイプ用ピン１４３１を固定し、縦パイプ用ピン１
４３１に縦パイプ１４３を差し込んで固定する構成と
し、ＵパイプＡＡ１４１１の両端はＩ形接続具１５３で
パイプＢ１４２と接続した構成としても良い。以上の様
に組み立て可能にすることにより、流通時はダンボール
箱等に小さくまとめて出荷出来るのである。

【００１３】

【作用】本案は以上のような構成であるから、これを実
施することにより以下に述べる作用が発揮される。先
ず、「請求項１」の手段を講じたので、足方に、台座１
を寝具８の上に置いたり下に敷いたりして仰臥したまま
回転可能ペダル７に足を乗せて回すことができる作用を
生じ、脚のストレッチやリハビリの効果がある。又、頭
方に台座１を寝具８の上に置いたり下に敷いたりして仰
臥したまま回転可能ペダル７に手を乗せて回すことが出
来る作用を生じ、腕のストレッチやリハビリの効果があ
る。

【００１４】又、「請求項２」の手段を講じたので、回
転可能ペダル７に乗せた足が、足首支持部９により足首
周辺をＵの字形に包むようにして保持するので、回転可
能ペダル７から足が外れることがなく、しかも足首支持
部９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保持する作
用があるので、足が最下部から最後部へ足を後方へ引く
如く回すとき、足首で足首支持部９を持ち上げる如く片
足で回転可能ペダル７を容易に回す２次作用が生じ、脳
梗塞等で片手や片足が不自由になった人達のリハビリ用
として、不自由な方の手や足を一方の回転可能ペダル７
に乗せ、他方を正常な手や足で回すことが容易になり、
自分の意志で不自由な手足や腕脚のリハビリが可能とな
る効果がある。又、介護者が被介護者の不自由な方の足
を回転可能ペダル７上で補助することなく、片足等の不
自由な人のリハビリを容易に行える効果がある。又、健
常者がストレッチ用に足が少し疲れるほどに回しても、
足首支持部９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保
持する作用があるので、疲れで足が回転可能ペダル７か
ら外れることを防止する効果がある。

【００１５】又、「請求項３」の手段を講じたので、移
動可能柱２０２を任意の位置で固定できる作用を生じ、
水平軸４を任意の高さでを固定できるのである。ゆえに
マットや敷き布団の寝具８の厚さの変化に容易に対応出
来る効果がある。

【００１６】又、「請求項４」の手段を講じたので、被
介護者や介護者の労力を投入しなくても、減速機構付電
動機１０の動力を介して回転可能ペダル７を回す作用に
より、筋力の衰えた老人や脳梗塞等にり片方の手足が不
自由になった人達のストレッチやリハビリを、介護人等
の世話に頼ることなく可能となるのである。又、減速機
構付電動機１０の入切スイッチ１１を仰臥した本人の手
元や、その周辺の看護人等が操作可能となるように減速
機構付電動機１０から仰臥した本人の手元まで螺旋状の
電気コード１０２を設け、その端に入切スイッチ１１を
設けた構成とすることにより、筋力の衰えた老人や脳梗
塞等で片方の手足が不自由になった人達でも起きあがる
ことなく、本人や看護人等が入切スイッチ１１の操作を
出来るようにしたものである又、健常者がこれを用いて
回転可能ペダル７を減速機構付電動機１０で伝導された
回転速度より早く回せば、使用者に負荷が掛かかる作用
が生じ、筋力トレーニングやダイエットに用いることも
可能となる。又、減速機構付電動機１０の入切スイッチ
１１を操作することなく回転可能ペダル７を回しても、
使用者に負荷が掛かかる作用が生じ、筋力トレーニング
やダイエットに用いることも可能となる。

【００１７】又、「請求項５」の手段を講じたので、回
転可能ペダル７からどちらかの足が外れると、足で押さ
えられていたアクチュエータ１２１が作動して通電路１
６を解放して通電を遮断するのである。このように、足
が外れても回転可能ペダル７の回転が停止するので、回
転可能ペダル７で怪我をすることの防止効果を生じる。

【００１８】又、「請求項６」の手段を講じたので、減
速機構付電動機１０の回転調節つまみ１３を仰臥した本
人の手元や、その周辺の看護人等が手元で回転調節つま
み１３を操作可能となり、回転可能ペダル７の回転速度
の変更を、起きあがることなく出来る作用効果がある。

【００１９】又、「請求項７」の手段を講じたので、横
支柱３を回動軸２２を回動支点として、上方に回して格
納状態に出来るので、介護や寝具の手入れの邪魔になら
ないのである。

【００２０】又、「請求項８」の手段を講じたので、ブ
レーキシュウ２５をブレーキ用円板２４に接することに
より、水平軸４にブレーキを利かせる事が出来るのであ
る。又、必要に応じてブレーキシュウ固定具２８を調節
用雄ねじ２７で調整する事によりブレーキシュウ２５と
ブレーキ用円板２４とに隙間が生じ、ブレーキシュウ２
５の力がブレーキ用円板２４に及ばなくなりブレーキを
解放する事も出来るのである。

【００２１】又、「請求項９」の手段を講じたので、ダ
ンボール箱等に小さくまとめて出荷出来るので流通経費
を安価に出来る作用効果が生じる。

【００２２】

【実施例】実施例１ 本発明の「請求項１」の実施例を説明する。パイプを四
角に構成した台座１に支柱２を固定し、その支柱２から
横支柱３を突き出し、その端部に回転可能な水平軸４を
有する軸受部５を設け、水平軸４の左右端に軸回転用ア
ーム６に回転可能ペダル７を固定したものを各々固定し
台座１を寝具８の上、又は、下に置ける構成としたもの
である。又、これは畳の上や床の上でも用いることが出
来る。（図１〜図４参照）

【００２３】実施例２ 本発明の人力時の実施例を説明する。（図２５参照） 台座１を、２本のパイプＡ１４１と２本のパイプＢ１４
２をＬ形接続具１５１で四角に構成し、１本のパイプＡ
１４１には２個のＴ形接続具１５２を通して固定する。
次に、支柱２を月の字形に構成し、そのそれぞれの角部
を２個のＬ形接続具１５１で接続し、４個のＴ形接続具
１５２で縦パイプ１４３と、月の字形の３本の横線に当
る３本の横パイプ１４４の下２本には、横支柱となる２
本のパイプＣ１４５との接続のためのＴ形接続具１５２
を通して両端をＴ形接続具１５２で各々固定し、４個の
Ｔ形接続具１５２の２本の縦パイプ１４３に通している
部位はスライドできる構成とし、台座１との接続は、あ
らかじめパイプＡ１４１に通しておいた２個のＴ形接続
具１５２に２本の縦パイプ１４３を固定する。横パイプ
１４４の下２本のＴ形接続具１５２の下端には調節自在
のホースバンド１４６を設けて、水平軸４の高さ調節後
のＴ形接続具１５２の下降を防止する。次に、回転可能
ペダル７等を取り付けた軸受部５に横支柱となる２本の
パイプＣ１４５との接続の為のピン５１をねじ込んで固
定し、２本のパイプＣ１４５をピン５１と横パイプ１４
４の２個のＴ形接続具１５２とで各々固定する。以上の
様に組み立て可能にすることにより流通時はＬ形接続具
１５１とＴ形接続具１５２、パイプＡ１４１、パイプＢ
１４２、縦パイプ１４３、横パイプ１４４、パイプＣ１
４５、ホースバンド１４６、ピン５１、回転可能ペダル
７等を取り付けた軸受部５に分解してダンボール箱等に
小さくまとめて出荷出来るのである。又、回転可能ペダ
ル７の一端から帯状の足受け部材を、足首を受けられる
ようＵの字形に伸ばし回転可能ペダル７の他端で固定し
た足首支持部９を設け、回転可能ペダル７から足が外れ
るのを防止するものである。又、水平軸４と共に回転す
るブレーキ用円板２４と、ブレーキ用円板２４と微少の
隙間を設けてブレーキシュウ２５をブレーキ用円板２４
に圧接可能な如く調整可能に設け、しかも調節用雌ねじ
２６を軸受部５に設けて調節用雄ねじ２７を通し、ブレ
ーキシュウ固定具２８にはブレーキシュウ２５を固定し
て、常時ブレーキシュウ２５がブレーキ用円板２４と隙
間を生じる様にブレーキシュウ固定具２８を構成し、必
要に応じて調節用雄ねじ２７を回してブレーキシュウ２
５をブレーキ用円板２４に圧接して水平軸４にブレーキ
用円板２４を介してブレーキを掛けれる構成としたもの
である。

【００２４】実施例３ 本発明の減速機構付電動機１０付きの場合の実施例を説
明する。（図２７参照）台座１を、２本のパイプＡ１４
１と２本のパイプＢ１４２をＬ形接続具１５１で四角に
構成し、１本のパイプＡ１４１には２個のＴ形接続具１
５２を通して固定する。次に、支柱２を月の字形に構成
し、そのそれぞれの角部を２個のＬ形接続具１５１で接
続し、４個のＴ形接続具１５２で縦パイプ１４３と、月
の字形の３本の横線に当る３本の横パイプ１４４の下２
本には、横支柱となる２本のパイプＣ１４５との接続の
ためのＴ形接続具１５２を通して両端をＴ形接続具１５
２で各々固定し、４個のＴ形接続具１５２の２本 の縦
パイプ１４３に通している部位はスライドできる構成と
し、台座１との接続は、あらかじめパイプＡ１４１に通
しておいた２個のＴ形接続具１５２に２本の縦パイプ１
４３ を固定する。下２本の横パイプ１４４の接続用Ｔ
形接続具１５２の下端には調節自在のホースバンド１４
６を設けて、水平軸４の高さ調節後のＴ形接続具１５２
の下降を防止する。又、下２本の横パイプ１４４はＵの
字形のモータセット台１０３を固定し、それに減速機構
付電動機１０にモータ用スプロケット１０４をセットし
たものを取り付ける。次に、軸受部５に水平軸４と共に
回転するブレーキ用円板を兼ねたブレーキ用スプロケッ
ト２４１と、ブレーキ用スプロケット２４１と微少の隙
間を設けてブレーキシュウ２５をブレーキ用スプロケッ
ト２４１に圧接可能な如く調整可能に設け、しかも調節
用雌ねじ２６を軸受部５に設けて調節用雄ねじ２７を通
し、ブレーキシュウ固定具２８にはブレーキシュウ２５
を固定して、必要に応じて調節用雄ねじ２７を回してブ
レーキシュウ２５をブレーキ用スプロケット２４１に圧
接して、ブレーキ用スプロケット２４１を介して水平軸
４にブレーキを掛ける構成としたものである。当然モー
タ用スプロケット１０４とブレーキ用スプロケット２４
１はチェン２９で連結されているものである。スプロケ
ットとチェンの連結はベルトとプーリの連結でも良い。
次に、回転可能ペダル７等を取り付けた軸受部５に、横
支柱となる２本のパイプＣ１４５との接続の為のピン５
１をねじ込んで固定し、２本のパイプＣ１４５をピン５
１と横パイプ１４４の２個のＴ形接続具１５２とで各々
固定する。又、回転可能ペダル７の一端から帯状の足受
け部材を、足首を受けられるようＵの字形に伸ばし回転
可能ペダル７の他端で固定した足首支持部９を設け、回
転可能ペダル７から足が外れるのを防止するものであ
る。

【００２５】

【発明の効果】この発明は、上述のような構成であるか
ら、「請求校１」の効果について述べれば、足方に台座
１を寝具８の上に置いたり下に敷いたりして仰臥したま
ま回転可能ペダル７に足を乗せて回すことができるの
で、脚のストレッチやリハビリの作用をするので以下の
効果を得るのである。 １）仰臥したまま脚を腰より高く上げて運動するので、
体を移動させるというエネルギーは必要ないので体力の
衰えた老人や、病み上がりの人の脚力の維持向上及び脚
を骨折した人のストレッチやリハビリに効果を発するの
である ２）ジョギングやウォーキングと異なり腰に体重が掛か
らず、しかも仰臥して脚を動かしているので、寝具８に
接している腰や背中が温まり腰痛などを解消する効果を
発するのである。 ３）健常者が睡眠前に回転式腕脚ストレッチ機を用いれ
ば心地よい疲れと体が温まるのとで、そのまま心地よく
眠りの世界に導かれ睡眠誘導剤の様な効果を得るのであ
る。又、朝目が覚めたときに回転式腕脚ストレッチ機を
用いれば心臓に強い負荷は掛からず、血流が良くなるの
で心身共に爽快に起き上ることが出来る効果を得るので
ある。 ４）寝具８の上、又は下に設置できるので新たに設置場
所を必要としない効果がある。 ５）仰臥して回転可能ペダル７を回すので、大腿部を腹
部に近づける事が容易に長時間出来るので、大臀筋が活
躍し、長期に使用していると、歳と共に臀部が下がると
いう現象を抑制する効果がある。

【００２６】「請求校２」の効果について述べれば 回転可能ペダル７に乗せた足が、足首支持部９により足
首周辺をＵの字形に包むようにして保持するので、回転
可能ペダル７から足が外れることがなく、しかも足首支
持部９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保持する
ので、足が最下部から最後部へ足を後方へ引く如く回す
とき、足首で足首支持部９を持ち上げる如く片足で回転
可能ペダル７を容易に回す作用が生じ、脳梗塞等で片手
や片足が不自由になった人達のリハビリ用として、不自
由な方の手や足を一方の回転可能ペダル７に乗せ、他方
を正常な手や足で回すことが容易になり、自分の意志で
不自由な手足や腕脚のリハビリが可能となる効果があ
る。又、介護者が被介護者の不自由な方の足を回転可能
ペダル７上で補助することなく、片足等の不自由な人の
リハビリを容易に行える効果がある。又、健常者がスト
レッチ用に足が少し疲れるほどに回しても、足首支持部
９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保持するの
で、疲れで足が回転可能ペダル７から外れることを防止
するのでストレッチをスムースに進める事が出来る効果
がある。

【００２７】「請求校３」の効果について述べれば 移動可能柱２０２を上下することにより横支柱３の水平
軸４を、任意の高さで固定用ボルト２０３を締め付ける
ことにより任意の位置に水平軸４を固定できるのであ
る。ゆえにマットや敷き布団の寝具８の厚さの変化に容
易に対応出来る効果がある。

【００２８】「請求校４」の効果について述べれば 被介護者や介護者の労力を投入しなくても、減速機構付
電動機１０の動力を介して回転可能ペダル７を回す作用
により、筋力の衰えた老人や脳梗塞等にり片方の手足が
不自由になった人達のストレッチやリハビリを、介護人
等の世話に頼ることなく出来る効果がある。又、減速機
構付電動機１０の入切スイッチ１１を仰臥した本人の手
元や、その周辺の看護人等が操作可能となるように減速
機構付電動機１０から仰臥した本人の手元まで螺旋状の
電気コード１０２を設け、その端に入切スイッチ１１を
設けた構成とすることにより、筋力の衰えた老人や脳梗
塞等で片方の手足が不自由になった人達でも起きあがる
ことなく、本人や看護人等が入切スイッチ１１の操作を
出来る効果がある。又、健常者がこれを用いて回転可能
ペダル７を減速機構付電動機１０で伝導された回転速度
より早く回せば、使用者に負荷が掛かかる作用が生じ、
筋力トレーニングやダイエットの効果がある。又、減速
機構付電動機１０の入切スイッチ１１を「入」に操作す
ることなく回転可能ペダル７を回しても、使用者に負荷
が掛かかる作用が生じ、筋力トレーニングやダイエット
の効果がある。

【００２９】「請求校５」の効果について述べれば 回転可能ペダル７から足を外せば切断用マイクロスイッ
チ１２のアクチュエータ１２１が作動し、切断用マイク
ロスイッチ１２の通電路１６を解放する作用により、通
電を遮断するので、足が外れると回転可能ペダル７の回
転が停止するので、回転可能ペダル７で怪我をすること
の防止効果がある。

【００３０】請求校６」の効果について述べれば 減速機構付電動機１０の回転調節つまみ１３を仰臥した
本人の手元や、その周辺の看護人等が手元で回転調節つ
まみ１３を操作可能となり、回転可能ペダル７の回転速
度の変更を、起きあがることなく出来る作用効果があ
る。

【００３１】「請求校７」の効果について述べれば 横支柱３を回動軸２２を回動支点として、上方に回して
格納状態に出来るので、介護や寝具の手入れの邪魔とな
らない様に出来る効果がある。

【００３２】「請求校８」の効果について述べれば 必要に応じてブレーキシュウ固定具２８を調節用雄ねじ
２７で調整する事によりブレーキの入切を任意に出来る
効果がある。ゆえに筋力トレーニングやダイエットが出
来る効果がある。

【００３３】「請求校９」の効果について述べれば ダンボール箱等に小さくまとめて出荷出来るので流通経
費を安価に出来る効果が生じる。

【００３４】

【図面の簡単な説明】

【図１】「請求項１」の具体的手段の左側面図

【図２】「請求項１」の具体的手段の平面図

【図３】「請求項１」の具体的手段の正面図

【図４】「請求項１」の軸受部の断面図

【図５】「請求項２」の具体的手段の斜視図

【図６】「請求項２」の具体的手段の別部品構成の斜視
図

【図７】「請求項２」の具体的手段の別部品構成の取付
図

【図８】「請求項３」の具体的手段の左側面図

【図９】「請求項３」の具体的手段の平面図

【図１０】「請求項３」の具体的手段の正面図

【図１１】「請求項４」の具体的手段の軸受部正面断面
図

【図１２】「請求項４」の具体的手段の左側面図

【図１３】「請求項４」の具体的手段の平面図

【図１４】「請求項５」の具体的手段の左側面図

【図１５】「請求項５」の具体的手段の正面図

【図１６】「請求項５」の具体的手段の平面図

【図１７】「請求項５」の具体的手段の配線図

【図１８】「請求項６」の具体的手段の平面図

【図１９】「請求項７」の具体的手段の左側面図

【図２０】「請求項７」の具体的手段のＡ−Ａ断面図

【図２１】「請求項８」の具体的手段の正面図

【図２２】「請求項８」の具体的手段の右側面図

【図２３】「請求項９」の具体的手段の斜視図

【図２４】「請求項９」の具体的手段の接続部断面図

【図２５】「請求項９」の具体的手段の別フレーム構成
の図

【図２６】実施例２の斜視図

【図２７】実施例３の斜視図

【００３５】

【符号の説明】

１…台座 ２…支柱 ２０１…固定柱 ２０２…移動可能柱
２０３…固定用ボルト ２０２１…調節穴付板 ３…横支柱 ４…水平軸 ５…軸受部 ５１…ピン ６…軸回転用アーム ７…回転可能ペダル ７１…足受け部 ７３…くり抜
き片 ７４…接合部材 ７２…長方形と反転山形を合わせた形状の布様部材 ８…寝具 ９…足首支持部 １０…減速機構付電動機 １０１…ギヤー １０２
…電気コード １０３…モータセット台 １０４…モータ用スプロケッ
ト １１…入切スイッチ １２…切断用マイクロスイッチ １２１…アクチュエー
タ １３…回転調節ツマミ １４…欠番 １４１…パイプＡ １４２…パイプＢ
１４３…縦パイプ １４４…横パイプ １４５…パイプＣ １４６…ホ
ースバンド １４１１…ＵパイプＡＡ １４３１…縦パ
イプ用ピン １５…欠番 １５１…Ｌ形接続具 １５２…Ｔ形接続具
１５３…Ｉ形接続具 １６…通電路 １７…回動軸用穴 １８…使用時回動固定用穴 １９…格納時回動固定用穴 ２０…回動固定用穴 ２１…格納可動角 ２２…回動軸 ２３…横支柱固定ピン ２４…ブレーキ用円板 ２４１…ブレーキ用スプッロ
ケット ２５…ブレーキシュウ ２６…調節用雌ねじ ２７…調節用雄ねじ ２８…ブレーキシュウ固定具 ２９…チェン

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１４年１１月３０日（２００２．１１．
３０）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【発明の名称】 回転式腕脚ストレッチ機

【特許請求の範囲】

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は仰臥したまま寝具の上
で、水平軸を回転可能ペダルで手や足を用いて回す、腕
や脚のストレッチ機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】健常者のみならず手足の筋力の衰えた老
人等が、寝具の上で仰臥したまま、腕や脚のストレッチ
機として用いられる物は無かった。又、寝具の上での健
康増進具として用いることが出来るものも無く不便であ
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の不
便を解決するもので、仰臥したまま寝具の上で、手や足
で水平軸を回転可能ペダルで回して、腕や脚のストレッ
チが出来る装置を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記の不具
合を解決しようとするもので、次のように構成されてい
る。即ち、「請求項１」の具体的手段として、台座に支
柱を固定し、その支柱から横支柱を突き出し、その端部
に回転可能な水平軸を有する軸受部を設け、その左右端
に軸回転用アームに回転可能ペダルを固定したものを各
々固定し台座を寝具の下に置ける構成とし、仰臥したま
ま、寝具の上で水平軸を回転可能ペダルで回すことが出
来るようにしたものであるこの装置の台座を、足方の寝
具の下に置き腰部付近を、その上に載せるが如く仰臥し
て足で回転可能ペダルを回すことにより、脚部のリハビ
リやストレッチを行うことができるのである。又、この
装置の台座を、頭部方の寝具の下に置き、背中をその上
に載せるが如く仰臥して、手で回転可能ペダルを回す事
により背中や腕部のリハビリやストレッチを行うことが
できるものである。

【０００５】このとき、足が疲れてきて回転可能ペダル
から足が外れる場合があるので「請求項２」の具体的手
段として、回転可能ペダルの一端から帯状の足首受け部
材を、足首を受けられるようＵの字形に伸ばし回転可能
ペダルの他端で固定した足首支持部を設け、回転可能ペ
ダルから足が外れるのを防止するものである。又、長方
形と反転山形を合わせた形状の厚布部材の中央部をＵの
字形に切り抜き、Ｕの字形の縦中心線の左右の長方形部
を、回転可能ペダルの軸線に垂直断面形状に一辺を残し
てくり抜き、そのくり抜き片のどちらかの表面と裏面に
互いの接合部材（例えばホック状の雄雌やマジックテー
プの雄雌）を設け、くり抜き部を回転可能ペダルに通し
て、くり抜き片に設けた各々の接合部材を接合すれば足
首支持部が構成される別部品構成としても良い。

【０００６】

【作用】本案は以上のような構成であるから、これを実
施することにより以下に述べる作用が発揮される。先
ず、「請求項１」の手段を講じたので、足方に、台座を
寝具の下に敷いて仰臥したまま回転可能ペダルに足を乗
せて回すことができる作用を生じ、脚のストレッチやリ
ハビリの効果がある。又、頭方に台座を寝具の下に敷い
て仰臥したまま回転可能ペダルに手を乗せて回すことが
出来る作用を生じ、腕のストレッチやリハビリの効果が
ある。

【０００７】又、「請求項２」の手段を講じたので、回
転可能ペダルに乗せた足が、足首支持部により足首周辺
をＵの字形に包むようにして保持するので、回転可能ペ
ダルから足が外れることがなく、しかも足首支持部が足
首周辺をＵの字形に包むようにして保持する作用がある
ので、足が最下部から最後部へ足を後方へ引く如く回す
とき、足首で足首支持部を持ち上げる如く片足で回転可
能ペダルを容易に回す２次作用が生じ、脳梗塞等で片手
や片足が不自由になった人達のリハビリ用として、不自
由な方の手や足を一方の回転可能ペダルに乗せ、他方を
正常な手や足で回すことが容易になり、自分の意志で不
自由な手足や腕脚のリハビリが可能となる効果がある。
又、介護者が被介護者の不自由な方の足を回転可能ペダ
ル上で補助することなく、片足等の不自由な人のリハビ
リを容易に行える効果がある。又、健常者がストレッチ
用に足が少し疲れるほどに回しても、足首支持部が足首
周辺をＵの字形に包むようにして保持する作用があるの
で、疲れで足が回転可能ペダルから外れることを防止す
る効果がある。

【０００８】

【実施例】実施例１ 本発明の実施例を説明する。パイプを四角に構成した台
座１に支柱２を固定し、その支柱２から横支柱３を突き
出し、その端部に回転可能な水平軸４を有する軸受部５
を設け、水平軸４の左右端に軸回転用アーム６に回転可
能ペダル７を固定したものを各々固定し台座１を寝具８
の下に置ける構成としたものである。又、これは畳の上
や床の上でも用いることが出来る。（図１〜図４参照）

【０００９】実施例２ 本発明の第２の実施例を説明する。（図２３〜２４参
照） 台座１を、２本のパイプＡ１４１と２本のパイプＢ１４
２をＬ形接続具１５１で四角に構成し、１本のパイプＡ
１４１には２個のＴ形接続具１５２を通して固定する。
次に、支柱２を月の字形に構成し、そのそれぞれの角部
を２個のＬ形接続具１５１で接続し、４個のＴ形接続具
１５２で縦パイプ１４３と、月の字形の３本の横線に当
る３本の横パイプ１４４の下２本には、横支柱となる２
本のパイプＣ１４５との接続のためのＴ形接続具１５２
を通して両端をＴ形接続具１５２で各々固定し、４個の
Ｔ形接続具１５２の２本の縦パイプ１４３に通している
部位はスライドできる構成とし、台座１との接続は、あ
らかじめパイプＡ１４１に通しておいた２個のＴ形接続
具１５２に２本の縦パイプ１４３を固定する。横パイプ
１４４の下２本のＴ形接続具１５２の下端には調節自在
のホースバンド１４６を設けて、水平軸４の高さ調節後
のＴ形接続具１５２の下降を防止する。次に、回転可能
ペダル７等を取り付けた軸受部５に横支柱となる２本の
パイプＣ１４５との接続の為のピン５１をねじ込んで固
定し、２本のパイプＣ１４５をピン５１ と横パイプ１
４４の２個のＴ形接続具１５２とで各々固定する。以上
の様に組み立て可能にすることにより流通時はＬ形接続
具１５１とＴ形接続具１５２、パイプＡ１４１、パイプ
Ｂ１４２、縦パイプ１４３、横パイプ１４４、パイプＣ
１４５、ホースバンド１４６、ピン５１，回転可能ペダ
ル７等を取り付けた軸受部５に分解してダンボール箱等
に小さくまとめて出荷出来るのである。又、回転可能ペ
ダル７の一端から帯状の足受け部材を、足首を受けられ
るようＵの字形に伸ばし回転可能ペダル７の他端で固定
した足首支持部９を設け、回転可能ペダル７から足が外
れるのを防止するものである。

【００１０】実施例３ このとき、足が疲れてきて回転可能ペダル７から足が外
れる場合があるので「請求項２」の具体的手段として、
（図５〜図７参照）回転可能ペダル７の一端から帯状の
足受け部材を、足首を受けられるようＵの字形に伸ばし
回転可能ペダル７の他端で固定した足首支持部９を設
け、回転可能ペダル７から足が外れるのを防止するもの
である。又、長方形と反転山形を合わせた形状の布様部
材７２の中央部をＵの字形に切り抜き、Ｕの字形の縦中
心線の左右の長方形部を、回転可能ペダルの軸線に垂直
断面形状に一辺を残してくり抜き、そのくり抜き片７３
のどちらかの表面と裏面に互いの接合部材７４（例えば
ホック状の雄雌やマジックテープの雄雌）を設け、くり
抜き部を回転可能ペダル７に通して、くり抜き片７３に
設けた各々の接合部材７４を接合すれば足首支持部９が
構成される別部品構成としても良い。

【００１１】実施例４ 又、台座１をベッドのマットの下に敷き、他の厚さの異
なるマットに使用する場合、１台の回転式腕脚ストレッ
チ機で出来るよう水平軸４の高さを調節する必要が生じ
る場合がある。その場合支柱２を固定柱２０１と移動可
能柱２０２とで構成し、移動可能柱２０２に横支柱３を
固定し、移動可能柱２０２に固定用ボルト２０３を設
け、任意の高さで移動可能柱２０２を固定柱２０１に固
定用ボルト２０３を締め付けて固定可能としたものであ
る。この固定柱２０１と移動可能柱２０２とは大きなパ
イプに小さなパイプを差し込み大きなパイプを固定柱２
０１とし、小さなパイプを移動可能柱２０２とし、移動
可能柱２０２に横支柱３を固定したものである。以上に
より水平軸４が上下に移動可能となる。（図８〜図１０
参照）

【００１２】実施例５ 又、この回転式腕脚ストレッチ機を寝具上に突き出たま
まにしておくと介護等の時に邪魔になる場合がある。
又、寝具の清掃や取り替え等に邪魔になる場合があるの
で、移動可能柱２０２に調節穴付板２０２１を設け、回
動軸用穴１７と、回動軸用穴１７を軸心とした使用時回
動固定用穴１８と格納時回動固定用穴１９を設け、横支
柱３に回動軸用穴１７と、回動軸用穴１７を軸心とした
回動固定用穴２０を設け、調節穴付板２０２１の使用時
回動固定用穴１８と格納時回動固定用穴１９は、格納可
動角２１を配して設けられているもので、互いの回動軸
用穴１７に回動軸２２を通し、使用時は使用時回動固定
用穴１８と回動固定用穴２０を横支柱固定ピン２３を通
して横支柱３を固定し、格納時は格納時回動固定用穴１
９と回動固定用穴２０を横支柱固定ピン２３を通して横
支柱３を格納状態に固定する構成としたものである。
（図１９．２０参照）

【００１３】

【発明の効果】この発明は、上述のような構成であるか
ら、「請求項１」の効果について述べれば、足方に台座
１を寝具８の上に置いたり下に敷いたりして仰臥したま
ま回転可能ペダル７に足を乗せて回すことができるの
で、脚のストレッチやリハビリの作用をするので以下の
効果を得るのである。 １）仰臥したまま脚を腰より高く上げて運動するので、
体を移動させるというエネルギーは必要ないので体力の
衰えた老人や、病み上がりの人の脚力の維持向上及び脚
を骨折した人のストレッチやリハビリに効果を発するの
である ２）ジョギングやウォーキングと異なり腰に体重が掛か
らず、しかも仰臥して脚を動かしているので、寝具８に
接している腰や背中が温まり腰痛などを解消する効果を
発するのである。 ３）健常者が睡眠前に回転式腕脚ストレッチ機を用いれ
ば心地よい疲れと体が温まるのとで、そのまま心地よく
眠りの世界に導かれ睡眠誘導剤の様な効果を得るのであ
る。又、朝目が覚めたときに回転式腕脚ストレッチ機を
用いれば心臓に強い負荷は掛からず、血流が良くなるの
で心身共に爽快に起き上ることが出来る効果を得るので
ある。 ４）寝具８の下に設置できるので新たに設置場所を必要
としない効果がある。

【００１４】「請求項２」の効果について述べれば 回転可能ペダル７に乗せた足が、足首支持部９により足
首周辺をＵの字形に包むようにして保持するので、回転
可能ペダル７から足が外れることがなく、しかも足首支
持部９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保持する
ので、足が最下部から最後部へ足を後方へ引く如く回す
とき、足首で足首支持部９を持ち上げる如く片足で回転
可能ペダル７を容易に回す作用が生じ、脳梗塞等で片手
や片足が不自由になった人達のリハビリ用として、不自
由な方の手や足を一方の回転可能ペダル７に乗せ、他方
を正常な手や足で回すことが容易になり、自分の意志で
不自由な手足や腕脚のリハビリが可能となる効果があ
る。又、介護者が被介護者の不自由な方の足を回転可能
ペダル７上で補助することなく、片足等の不自由な人の
リハビリを容易に行える効果がある。又、健常者がスト
レッチ用に足が少し疲れるほどに回しても、足首支持部
９が足首周辺をＵの字形に包むようにして保持するの
で、疲れで足が回転可能ペダル７から外れることを防止
するのでストレッチをスムースに進める事が出来る効果
がある。

【００１５】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例の回転式腕脚ストレッチ機
の左側面図

【図２】本発明の第１実施例の回転式腕脚ストレッチ機
の平面図

【図３】本発明の第１実施例の回転式腕脚ストレッチ機
の正面図

【図４】本発明の第１実施例の回転式腕脚ストレッチ機
の軸受部の断面図

【図５】本発明の第３実施例の足首受け部の斜視図

【図６】本発明の第３実施例の足首受け部の別部品構成
の斜視図

【図７】本発明の第３実施例の足首受け部の別部品構成
の取付図

【図８】本発明の第４実施例の左側面図

【図９】本発明の第４実施例の平面図

【図１０】本発明の第４実施例の正面図

【図１１】本発明に減速機付き電動機を軸受け部上に付
けた時の軸受け部断面図

【図１２】本発明に減速機付き電動機を軸受け部上に付
けた時の左側面図

【図１３】本発明に減速機付き電動機を軸受け部上に付
けた時の平面図

【図１４】本発明に電流切断用のマイクロスイッチを設
けた時の左側面図

【図１５】本発明に電流切断用のマイクロスイッチを設
けた時の正面図

【図１６】本発明に電流切断用のマイクロスイッチを設
けた時の平面図

【図１７】本発明に電流切断用のマイクロスイッチを設
けた時の回路図

【図１８】本発明に減速機付き電動機の回転調節ツマミ
を設けた時の平面図略図

【図１９】本発明の第５実施例の左側面図

【図２０】本発明の第５実施例のＡ−Ａ断面図

【図２１】本発明にブレーキ装置を設けた時の正面部分
拡大図

【図２２】本発明にブレーキ装置を設けた時の右側面部
拡大図

【図２３】本発明の第２実施例の斜視図

【図２４】本発明の第２実施例の接続部断面図

【図２５】本発明の第２実施例の別フレーム構成の図

【図２６】本発明にブレーキ装置を設けた時の斜視図

【図２７】本発明に電動機を設けた時の斜視図

【００１６】

【符号の説明】 １…台座 ２…支柱 ２０１…固定柱 ２０２…移動可能柱
２０３…固定用ボルト ２０２１…調節穴付板 ３…横支柱 ４…水平軸 ５…軸受部 ５１…ピン ６…軸回転用アーム ７…回転可能ペダル ７１…足受け部 ７３…くり抜
き片 ７４…接合部材 ７２…長方形と反転山形を合わせた形状の厚布部材 ８…寝具 ９…足首支持部 １０…減速機構付電動機 １０１…ギヤー １０２
…電気コード １０３…モータセット台 １０４…モータ用スプロケ
ット １１…入切スイッチ １２…切断用マイクロスイッチ １２１…アクチュ
エータ １３…回転調節ツマミ １４…欠番 １４１…パイプＡ １４２…パイプＢ
１４３…縦パイプ １４４…横パイプ １４５…パイプＣ １４６
…ホースバンド １４１１…ＵパイプＡＡ １４３１…縦パイプ用ピン １５…欠番 １５１…Ｌ形接続具 １５２…Ｔ形接続
具 １５３…Ｉ形接続具 １６…通電路 １７…回動軸用穴 １８…使用時回動固定用穴 １９…格納時回動固定用穴 ２０…回動固定用穴 ２１…格納可動角 ２２…回動軸 ２３…横支柱固定ピン ２４…ブレーキ用円板 ２４１…ブレーキ用スプッロ
ケット ２５…ブレーキシュウ ２６…調節用雌ねじ ２７…調節用雄ねじ ２８…ブレーキシュウ固定具 ２９…チェン

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図１７

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１７】

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】台座（１）に支柱（２）を設け、そこから
   台座（１）の有する方向に突き出た横支柱（３）端に、
   回転可能な水平軸（４）を有する軸受部（５）を設け、
   軸回転用アーム（６）に回転可能ペダル（７）を固定し
   たものを、水平軸（４）の左右端に各々固定し、台座
   （１）を寝具（８）の上、又は、下に置ける構成とした
   ことを特徴とする回転式腕脚ストレッチ機。
2. 【請求項２】回転可能ペダル（７）に、足首支持部
   （９）を設けた「請求項１」の回転式腕脚ストレッチ機
3. 【請求項３】回転可能な水平軸（４）を上下調節可能と
   した事を特徴とする「請求項１」の回転式腕脚ストレッ
   チ機。
4. 【請求項４】水平軸（４）の回転に、減速機構付電動機
   （１０）の動力を用い、減速機構付電動機（１０）の入
   切スイッチ（１１）を、仰臥した本人の手元や、その周
   辺の看護人等が操作可能な構成とした「請求項１」の回
   転式腕脚ストレッチ機
5. 【請求項５】回転可能ペダル（７）の足を乗せる側に、
   減速機構付電動機（１０）の切断用マイクロスイッチ
   （１２）を臨ませた「請求項１」の回転式腕脚ストレッ
   チ機
6. 【請求項６】電気的制御による減速機構付電動機（１
   ０）の回転制御可能な回転調節つまみ（１３）を、仰臥
   した本人の手元やその周辺の看護人等が操作可能な構成
   とした「請求項１」の回転式腕脚ストレッチ機
7. 【請求項７】横支柱（３）を上方に格納可能な構成とし
   た「請求項１」の回転式腕脚ストレッチ機
8. 【請求項８】水平軸（４）に、ブレーキを利かせる事も
   出来る構成とした「請求項１」の回転式腕脚ストレッチ
   機
9. 【請求項９】軸受部（５）以外のフレーム構成をパイプ
   と、その接続具で構成した「請求項１」の回転式腕脚ス
   トレッチ機