JP2959790B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2959790B2 JP2026342A JP2634290A JP2959790B2 JP 2959790 B2 JP2959790 B2 JP 2959790B2 JP 2026342 A JP2026342 A JP 2026342A JP 2634290 A JP2634290 A JP 2634290A JP 2959790 B2 JP2959790 B2 JP 2959790B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は外周に歯部を設けたリールハブを有するカセ
ットを使用する磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置の普及率が高くなり、ユーザ
ーにより使い易いものが望まれつつある。
以下、図面を参照しながら、従来の磁気記録再生装置
の一例について説明する。
第9図および第10図において、1は外周に歯部1aを設
けたリールハブで、このリールハブ1にテープ2が装巻
された状態でカセット3内に収納されている。そして、
リールハブ1は外周の歯部1aを介して外部から駆動可能
に保持されている。4は前記カセット3に設けられテー
プ2をガイドするローラで、以上はテープカセットの構
成の説明である。
次に磁気記録再生装置側において、5はカセット3を
保持するカセットホルダー、6はテープ2を巻き付け記
録再生を行なうシリンダー、7はシリンダー6の上部に
配置されたテープガード、8は記録再生時にテープ2を
ガイドするポスト、9はこのポスト8の上部に設けられ
たテープガードである。
次に、以上のように構成された従来の磁気記録再生装
置の動作について説明する。
まず、カセット3はカセットホルダー5に装着され、
第9図に示すように定位置で保持される。このとき、テ
ープ2は装着前および装着時の振動などにより内部にた
るみを持っており、その程度により第10図のa,b,cの状
態になっている。第10図に示す状態からカセット3は矢
印A方向に移動し、磁気記録再生装置に装着される。そ
のとき、テープ2がaまたはbの状態でたるんでいる場
合はテープガード7および9によって設けた傾斜部を滑
りながらテープ2は正規の位置へ案内され、テープダメ
ージが発生することはない。しかし、テープ2が第10図
cのように大きくたるんでいる場合には、テープガード
7および9では対応できず、テープ2を正規の位置へ案
内できなかったり、案内できてもテープに対して著しい
折れ傷などを与えることになった。
このため、従来はダメージを防止するために注意書き
などにより、発生した大きなたるみを使用者に巻取って
もらう必要があった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、大きなたるみが
発生したときは使用者が巻取らねばならないという面倒
さがあり、また大きなたるみが発生したことを知らずに
カセット装着がなされるとテープダメージが発生すると
いう問題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、カセット
内に発生した大きなたるみをカセット装着時に吸収し、
テープダメージを発生させることなくカセットを装着す
ることを可能とした磁気記録再生装置を提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、テープを装巻し
外周に歯部を設けたリールハブを前記歯部を外部から駆
動可能に収納したカセットを保持するカセットホルダー
と、このカセットホルダーに保持されカセットの進入時
に前記歯部に噛合する歯部を有する回動自在かつスライ
ド可能な部材を備え、前記カセットを前記カセットホル
ダー内に装着するとき、前記部材の歯部の作用により前
記リールハブを回転させてテープのたるみ分を巻き取
り、カセットを取り出すときには前記部材がスライドし
リールハブに作用しないように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成によって、カセットホルダーに
カセットを装着するときにカセット内に発生したテープ
たるみが吸収されることになり、これによりテープのた
るみが解消され、テープダメージを発生させることな
く、テープを磁気記録再生装置に装着できることとな
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説
明する。
第1図および第2図において、11は外周に歯部11aを
設けたリールハブで、このリールハブ11にテープ12が装
巻された状態でカセット13内に収納されている。そし
て、リールハブ11は外周の歯部11aを介して外部から駆
動可能に保持されている。14はカセット13に設けられテ
ープ12をガイドするローラで、以上はテープカセットの
構成の説明である。次に磁気記録再生装置側において、
15はカセット13を保持するカセットホルダーで、このカ
セットホルダー15に回動自在かつスライド可能にアーム
16が保持されている。17はアーム16に形成された長孔
で、この長孔17にカセットホルダー15上の軸18が嵌入し
てアーム16は回動ならびにスライド自在となっている。
19はアーム16に回転力および定位置への保持力を作用さ
せるアームばねである。20はアーム16の先端のラチェッ
ト部である。
以上のように構成された磁気記録再生装置について、
以下第3図から第8図を用いて動作を説明する。
第3図はテープ12が大きくたるんだカセット13がカセ
ットホルダー15に装着される途中の状態を示し、このと
きアーム16はアームばね19の作用により第3図に示す位
置に停止している。この第3図に示す初期の状態ではア
ーム16はカセット13に対して、またテープ12に対しても
何ら作用はしない。この状態からカセット13が進入する
と、カセット13がアーム16のカム部16aに当接するた
め、アーム16は回動を始め、第4図に示すようにラチェ
ット部20がリールハブ11の外周の歯部11aに噛み合う。
これにより、カセット13の第4図矢印B方向の動作はリ
ールハブ11の第4図矢印C方向の回転になり、テープ12
がリールハブ11に巻取られ、カセット13をカセットホル
ダー15に装着終了した状態は第5図に示すようになる。
この第5図において、アーム16のカム部16aに対するカ
セット13の当接が弱くなり、アーム16は第4図に示す状
態から戻るとともにアーム16のラチェット部20はリール
ハブ11の歯部11aから外れ、リールハブ11の回転の妨げ
とならなくなる。この第5図に示す状態からカセット13
は磁気記録再生装置へ装着され、そのときテープ12をた
るみなく正規の位置へ装着することができる。
次にカセット13をカセットホルダー15から取り出す動
作について説明する。第6図はカセット13をカセットホ
ルダー15から取り出し始めた状態を示している。カセッ
ト13の引き出し動作によりアーム16は第6図矢印D方向
に回転し、リールハブ11はアーム16と当接し始める。し
かし、カセット装着時と異なり、アーム16は長孔17に沿
ってカセット13とともに第7図矢印E方向へ移動するた
め、リールハブ11は回転しない。次にカセット13をさら
に引き出したときは第8図に示すようにアーム16のカム
部16aとカセット13との当接が解除され、同時にラチェ
ット部20はリールハブ11外周の歯部11aから外れ、アー
ム16はカセット13およびリールハブ11に対して作用しな
くなる。このように取り出し時の一連の動作において、
リールハブ11を回転動作させないため、テープ12はたる
まない。
以上のように本実施例によれば、カセットホルダー15
に回動自在かつスライド可能に保持されたアーム16を設
けることにより、カセット13をカセットホルダー15に装
着するときにテープたるみを吸収することができ、テー
プ12を正規の状態にしてカセット13を磁気記録再生装置
に装着することができる。これにより、従来発生してい
た大きなテープたるみによるテープダメージを防止する
ことができる。また、カセット取り出し時にはテープた
るみを発生させないため、副作用の心配もない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、カセット内に発生した
テープたるみはカセットをカセットホルダーに装着する
時点でなくすことができ、それ以降のカセットの磁気記
録再生装置へのカセットの装着をスムーズかつテープダ
メージなく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は磁気記録再生装置の要部平面図、第2図はカセット
の要部平面図、第3図〜第5図はカセット装着時の動作
説明図、第6図〜第8図はカセット取り出し時の動作説
明図、第9図は従来の磁気記録再生装置へのカセット装
着時の状態を示す要部平面図、第10図は同側面図であ
る。 11……リールハブ、11a……歯部、12……テープ、13…
…カセット、14……ローラ、15……カセットホルダー、
16……アーム、16a……カム部、17……長孔、18……
軸、19……アームばね、20……ラチェット部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを装巻し外周に歯部を設けたリール
    ハブを前記歯部を外部から駆動可能に収納したカセット
    を保持するカセットホルダーと、このカセットホルダー
    に保持されカセットの進入時に前記歯部に噛合する歯部
    を有する回動自在かつばね力で保持されスライド可能な
    部材を備え、前記カセットを前記カセットホルダー内に
    装着するとき、前記部材の歯部の作用により前記リール
    ハブを回転させてテープのたるみ分を巻き取り、カセッ
    トを取り出すときには前記部材がスライドしリールハブ
    に作用しないように構成した磁気記録再生装置。
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JPH01113832U (ja) * 1988-01-22 1989-07-31
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