JP2959292B2 - ファンアウト調整方式 - Google Patents

ファンアウト調整方式

Info

Publication number
JP2959292B2
JP2959292B2 JP4207657A JP20765792A JP2959292B2 JP 2959292 B2 JP2959292 B2 JP 2959292B2 JP 4207657 A JP4207657 A JP 4207657A JP 20765792 A JP20765792 A JP 20765792A JP 2959292 B2 JP2959292 B2 JP 2959292B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
information
adjustment
circuit
hierarchy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4207657A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0652248A (ja
Inventor
勝 生方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4207657A priority Critical patent/JP2959292B2/ja
Publication of JPH0652248A publication Critical patent/JPH0652248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2959292B2 publication Critical patent/JP2959292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンアウト調整方式に
関し、特に階層設計された回路図を調整するファンアウ
ト調整方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のファンアウト調整方式は、
階層間のインタフェースを考慮せずに下位階層,上位階
層を別々にファンアウト調整しているので、上位階層で
ファンアウト調整を行う場合には、下位階層シンボルの
ピンに人手でファンイン(以下F/I)値,ファンアウ
ト(以下F/O)値を設定することにより、そのシンボ
ルに接続されるネットのファンアウト条件を満たすよう
に調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のファンアウ
ト調整方式では、上位階層のファンアウト調整を行う時
に人手でF/I値,F/O値を設定しているため、下位
階層のF/I値,F/O値との不一致が起こって正しく
ファンアウト調整ができないことになり、回路図の品質
が低下するとう問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のファンアウト調
整方式は、電子回路図の回路動作を保障するために行う
ファンアウト調整方式において、論理回路図を表現した
回路情報と,その回路情報の階層関係を表現した階層情
報と,下位階層の前記回路情報が示す回路のファンアウ
トの調整結果をあらわすファンアウト情報とを記憶する
データ記憶装置と、前記階層情報より下位の階層からフ
ァンアウト調整をするように順番を設定する調整順設定
手段と,前記下位階層の前記ファンアウトの調整結果を
前記ファンアウト情報として出力し上位階層でその結果
を設定するための情報を入力するファンアウト情報入出
力手段と,下位に階層がある場合はその下位階層の前記
ファンアウトの調整結果を入力しファンアウト条件をチ
ェックして条件を満たすようにバッファ素子を挿入しフ
ァンアウト調整して上位に階層がある場合はそのファン
アウト調整結果を出力するファンアウト調整手段とから
構成される階層間ファンアウト調整装置と、を備えて構
成されている。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のファンアウト調整方式の一実施例を
示すブロック図、図2は図1における階層間ファンアウ
ト調整装置の動作を説明するためのフローチャート、図
3は階層設計された一例の回路図、図4(a),(b)
は図3における最下位階層の回路図のファンアウト調整
前,後を示す図、図5(a),(b)は図3における階
層の回路図のファンアウト調整前,後を示す図、図6は
下位階層の回路情報が示す回路のファンアウトの調整結
果をあらわすファンアウト情報を示す図である。
【0006】図1を参照すると、本実施例入出力装置
110と、演算処理装置120と、データ記憶装置13
0と、階層間ファンアウト調整装置140とから構成さ
れている。
【0007】データ記憶装置130は論理回路図を表現
した回路情報131と、その回路情報の階層関係を表現
した階層情報132と、下位階層の回路情報が示す回路
のファンアウトの調整結果をあらわすファンアウト情報
133とからなる。
【0008】また、階層間ファンアウト調整装置140
は調整順設定手段141と、ファンアウト情報入出力手
段142と、ファンアウト調整手段143とを有してお
り、ードウェアおよびソフトウェアにより実現され
る。そして、調整順設定手段141は階層情報132よ
り下位階層からファンアウト調整をするように順番を
設定する。ファンアウト情報入出力手段142は下位階
層の調整結果をファンアウト情報133として出力し、
上位階層でその結果を設定するための情報を入力する。
また、ファンアウト調整手段143は下位に階層がある
場合はその下位階層のファンアウト調整結果を入力し、
ファンアウト条件をチェックして条件を満たすようにバ
ッファ素子を挿入し、ファンアウト調整して上位に階層
がある場合はそのファンアウト調整結果を出力する。
【0009】続いて本実施例の動作について図1,図2
と、具体例を示す図3,〜図6を用いて説明する。図3
に示す階層設計された回路図では、AAA,〜DDDは
階層マクロシンボルであり、回路図名と一致している。
図4,図5はそれぞれ図3における階層マクロシンボル
DDD,BBBの回路図であり、図4(a),図5
(a)はファン調整前の回路図、図4(b),図5
(b)はファンアウト調整後の回路図である。ここで
a,〜yは回路シンボルを、T1,〜T3は図4では端
子を、図5では図4に対応するシンボルピンを、NET
×××はシンボル間を接続する信号線の信号名を、回路
シンボル近傍に記されている数字はそのシンボルピンに
設定されているF/I値またはF/O値を表している。
図6は下位階層の回路情報が示す回路のファンアウトの
調整結果をあらわすファンアウト情報であり、(A)は
階層マクロシンボル名、(B)は(A)の階層マクロの
入力端子と出力端子とのファンアウトを調整した結果を
示し、(a)は階層マクロシンボル名”DDD”、
(b)は(a)の階層マクロの入力端子T1のファンア
ウトを調整した結果、(c),(d)は(a)の階層マ
クロの出力端子T2,T3のファンアウトを調整した結
果をそれぞれ表している。
【0010】先ず図3に示すような階層設計された回路
情報131がデータ記憶装置130に記憶されている。
またこの回路情報131の階層関係を記した階層情報1
32もデータ記憶装置130に記憶されている。この階
層情報132より下位の階層から逆順に調整するように
順番を設定する。ここでは回路図DDD,BBB,C
CC,AAAの順となる(ステップ21)。次にステッ
プ21で設定された順に回路情報131を入力する。
【0011】最初に入力される回路図はDDDで、図4
(a)に示すような構成になっている(ステップ2
2)。この図面から信号線(ネット)ごとに信号系列内
の情報を抽出する(ステップ23)。NETAの系列か
らは端子T1と回路シンボルa乃至dを得る。この系列
内には下位階層がないためステップ25はスキップする
(ステップ24)。ここで系列内で出力源となる端子T
1をF/O源とし、各シンボルピンのF/I値を求める
(ステップ26)。求めたF/I値,F/O値を次のフ
ァンアウト条件式に当てはめ、条件を満たしていない場
合はバッファを系列内に挿入して条件を満たすように設
定する(ステップ27)。
【0012】ファンアウト条件式は、F/O値≧F/I
値の和であり、図4(a)に示すNETAでは4<2+
2+2+2であるため条件を満たしていないので、図4
(b)に示すようにバッファj,kを挿入して条件を満
たすように調整する。同様にNETBにおいても調整を
行うが、この系列内の端子T2にはF/I値が設定され
ていないが、内部のシンボルとは1:1で接続されてい
るため調整は行わない。同様にNETCにおいても、系
列内の端子T3にはF/I値が設定されていないが、内
部と多数接続されているため内部と分けるためバッファ
lを挿入する。その後上述と同様に系列内を調整する。
【0013】次に、この回路図は上位で使用しているた
め(ステップ28でYes)、上位との切り口となる端
子のファンアウト調整結果を上位でのシンボルのF/I
値,F/O値として、つまり入力端子はF/I値,出力
端子はF/O値をファンアウト情報133へ出力する
(ステップ29)。ここでは図6に示すように階層マク
ロシンボル名”DDD”の入力端子T1はF/I値
“4”,出力端子T2はF/O値を“4”,出力端子
3はF/O値を“4”と出力する。以上により回路図D
DDのファンアウト調整ができたことになる。
【0014】次に図5に示す回路図BBBのファンアウ
ト調整を行うが、ステップ24でBBBは下位階層DD
Dを有すると判断され、そのシンボルピンのF/I,F
/O値はファンアウト情報133から入力する(ステッ
プ25)。DDDのピンT1,T2,T3にはそれぞれ
F/I値“4”,F/O値“4”が設定され、NET
D,NETE,NETFはファンアウト調整することが
できる。
【0015】本実施例では、以上の手順で回路図CC
C,AAAについても同様にファンアウト調整を行い、
回路全体をファンアウト調整することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電子回路
図の回路動作を保障するために行うファンアウト調整方
式において、論理回路図を表現した回路情報と,その回
路情報の階層関係を表現した階層情報と,下位階層のフ
ァンアウト調整結果を表現しておくファンアウト情報と
を記憶するデータ記憶装置と、階層情報より下位の階層
からファンアウト調整をするように順番を設定する調整
順設定手段と,下位階層の調整結果をファンアウト情報
として出力し上位階層でその結果を設定するための情報
を入力するファンアウト情報入出力手段と,下位に階層
がある場合はその下位階層のファンアウト調整結果を入
力しファンアウト条件をチェックして条件を満たすよう
にバッファ素子を挿入しファンアウト調整して上位に階
層がある場合はそのファンアウト調整結果を出力するフ
ァンアウト調整手段とから構成される階層間ファンアウ
ト調整装置とを備えることにより、階層設計された論理
回路図を階層間にまたがってファンアウト調整を行うの
で、高品質の回路図を得ることができ、また容易に階層
設計できるようになり設計者の工数が大幅に削減される
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファンアウト調整方式の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1における階層間ファンアウト調整装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図3】階層設計された一例の回路図である。
【図4】(a),(b)は図3における最下位階層の回
路図のファンアウト調整前,後を示す図である。
【図5】(a),(b)は図3における階層の回路図の
ファンアウト調整前,後を示す図である。
【図6】下位階層の回路情報が示す回路のファンアウト
の調整結果をあらわすファンアウト情報を示す図であ
る。
【符号の説明】
110 入出力装置 120 演算処理装置 130 データ記憶装置 131 回路情報 132 階層情報 133 ファンアウト情報 140 階層間ファンアウト調整装置 141 調整順設定手段 142 ファンアウト情報入出力手段 143 ファンアウト調整手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路図の回路動作を保障するために
    行うファンアウト調整方式において、 論理回路図を表現した回路情報と,その回路情報の階層
    関係を表現した階層情報と,下位階層の前記回路情報が
    示す回路のファンアウトの調整結果をあらわすファンア
    ウト情報とを記憶するデータ記憶装置と、 前記階層情報より下位の階層からファンアウト調整をす
    るように順番を設定する調整順設定手段と,前記下位階
    層の前記ファンアウトの調整結果を前記ファンアウト情
    報として出力し上位階層でその結果を設定するための情
    報を入力するファンアウト情報入出力手段と,下位に階
    層がある場合はその下位階層の前記ファンアウトの調整
    結果を入力しファンアウト条件をチェックして条件を満
    たすようにバッファ素子を挿入しファンアウト調整して
    上位に階層がある場合はそのファンアウト調整結果を出
    力するファンアウト調整手段とから構成される階層間フ
    ァンアウト調整装置と、 を備えることを特徴とするファンアウト調整方式。
JP4207657A 1992-08-04 1992-08-04 ファンアウト調整方式 Expired - Lifetime JP2959292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4207657A JP2959292B2 (ja) 1992-08-04 1992-08-04 ファンアウト調整方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4207657A JP2959292B2 (ja) 1992-08-04 1992-08-04 ファンアウト調整方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0652248A JPH0652248A (ja) 1994-02-25
JP2959292B2 true JP2959292B2 (ja) 1999-10-06

Family

ID=16543406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4207657A Expired - Lifetime JP2959292B2 (ja) 1992-08-04 1992-08-04 ファンアウト調整方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2959292B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085222A (ja) 2001-09-06 2003-03-20 Mitsubishi Electric Corp 自動配置配線装置、自動配置配線方法及び自動配置配線プログラム
JP5562359B2 (ja) 2010-02-03 2014-07-30 富士通株式会社 回路設計方法、回路設計システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0652248A (ja) 1994-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2877303B2 (ja) 集積回路の自動設計装置
US6779158B2 (en) Digital logic optimization using selection operators
JP2959292B2 (ja) ファンアウト調整方式
US8849440B2 (en) Manufacturing control based on a final design structure incorporating both layout and client-specific manufacturing information
US20050086621A1 (en) Method for processing design data of semiconductor integrated circuit
US6877040B1 (en) Method and apparatus for testing routability
JP2002269162A (ja) 動作合成方法
JP2824482B2 (ja) 2分決定グラフの変数順決定方式
JP2872216B1 (ja) マクロの設計方法
JP2776267B2 (ja) 回路図出力方法
JP2606659B2 (ja) 論理回路階層展開装置および方法
JPH05314207A (ja) 論理回路合成装置
JPH05181929A (ja) 遅延時間検証方式
JP3145778B2 (ja) Lsi設計部品データの生成管理装置
JP2004110102A (ja) プロジェクト管理方法および工程定義装置
JP3813754B2 (ja) 半導体集積回路の等価性検証方法
JPH06231205A (ja) 状態遷移図マクロ接続システム
JP2946682B2 (ja) 集積回路設計装置
JP2785708B2 (ja) 論理シミュレーション方法
JP3543404B2 (ja) ディジタル回路の入力装置
JP2839574B2 (ja) 不定値を含む論理回路の照合方式
JP3652220B2 (ja) 論理回路検証装置及び論理回路検証方法及び論理回路検証プログラムを格納した記録媒体
JPH1185809A (ja) 論理回路の冗長機能部分排除合成方式
JPH0578062B2 (ja)
JPH0561938A (ja) 論理回路のフアンアウトチエツク方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990629