JP2959002B2 - 時計表示装置 - Google Patents

時計表示装置

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JP2959002B2
JP2959002B2 JP33334089A JP33334089A JP2959002B2 JP 2959002 B2 JP2959002 B2 JP 2959002B2 JP 33334089 A JP33334089 A JP 33334089A JP 33334089 A JP33334089 A JP 33334089A JP 2959002 B2 JP2959002 B2 JP 2959002B2
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JP
Japan
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clock
clock time
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time
oscillator
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光成 小西
隆生 浅田
龍志 岩本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリモコン等に表示される時計表示の実時間と
のズレの拡大を防止するものである。
従来の技術 従来のこの種の時計表示装置のブロック図を第2図に
示す。
1は時計時間カウント部で発振器2からのクロックパ
ルスをカウントし、時計時間を計算する。3は表示器駆
動部で時計時間カウント部1の時計データを時計表示部
4で表示さす構成となっている。
また第3図は発振器2の代わりに公称交流電源のゼロ
クロスを検出するゼロクロス検出手段6を設けたもので
ある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、発振器2のバラ
ツキにより表示時刻が実時刻とズレが生じてくる。ま
た、ズレを最小にするためには、精度のよい水晶発振子
を利用したり、温度に対する変動を防ぐ対策が必要で非
常に高価なものとなってしまう。
また、公称交流電源のゼロクロスを検出し、カウント
することによる時刻表示では、実時刻とのズレは公称交
流電源の周波数ズレによるものとなるが、公称交流電源
を持たないようなリモコンでは、実現不可能であった。
本発明は上記従来の課題を解決するものでリモコンな
どの時計表示における表示時刻が実時刻とのズレが拡大
しないような時計表示装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、発振器と、発
振器からのクロックをカウントし時計時間を計算する時
計時間カウント手段Aと、時計表示部に時計時間カウン
ト手段Aの時計時間データを表示さす表示器駆動部と、
公称交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手
段と、ゼロクロス検出手段からのクロックをカウントし
時計時間を計算する時計時間カウント手段Bと、時計時
間カウント手段Bの時計時間データを時計時間カウント
手段Aに転送するための送信手段と、送信手段からの送
信データを受信し、時計時間カウンタ手段Aに受信した
データを格納する受信手段と、所定時間ごとに送信手段
を作動さすタイマー手段とを設けたものである。
作用 上記のように、タイマー手段と送信手段と受信手段と
により所定時間ごとに時計時間カウント手段Bの時計時
間データを時計時間カウント手段Aに転送することによ
り、発振器の発振周波数のバラツキによる時計時間のズ
レを公称交流電源のゼロクロスの数により決定する時計
時間に修正する。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図を参照しながら説明
する。
1は時計時間カウント手段で、発振器2からのパルス
をカウントし時間計算を行なう。3は表示器駆動部で、
時計時間カウント手段1の時計時間を時計表示器4に表
示させるものである。5は時計時間カウント手段で公称
交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段6
からのゼロクロスパルスをカウントし、時間計算を行な
う。7は時計データ送信手段で、時計時間カウント手段
5の時計データ送信する。8はデータ通信ライン、9は
時計データ送信手段7から送られた時間データをデータ
通信ライン8を介して受信する時計データ受信手段であ
り、受信データを時計時間カウント手段1へ格納するも
のである。10はタイマー手段で、所定時間ごとに時計デ
ータ送信手段7を起動するものである。
11は器機本体で、時計時間カウント手段5とゼロクロ
ス検出手段6と時計データ送信手段7とタイマ手段10を
有する。12は器機本体11をコントロールするリモコン
で、時計時間カウント手段1と発振器2と表示器駆動部
3と時計表示器4と時計データ受信手段9を有する。
リモコン12内の時計表示器4は、時部分4−1、分部
分4−2、秒動作を表わすピリオド4−3を有し、時計
時間カウント手段1が発振器2のクロックパルスをカウ
ントし、時間計算すると共に表示器駆動部3により、時
部分4−1と分部分4−2とを点燈させ、発振器2のパ
ルス数に対応した1Hz周期でピリオド4−3を点滅さ
す。
次に器機本体11内では、公称交流電源のゼロクロスを
ゼロクロス検出手段6により検出し、そのゼロクロスの
数を時計時間カウント手段5がカウントし、時計時刻を
計算する。そしてタイマ手段10により10分毎に時計デー
タ送信手段7により時計時間カウント手段5の時刻デー
タをデータ通信ライン8へ送る。次に時計データ受信手
段9はデータ通信ライン8上の時刻データを受信し、時
計時間カウント手段1へ入れる。従って発振器2の基本
クロックをベースに時計時間カウント手段1が計算して
いた時刻は、器機本体11から送られてきた時刻データに
更新される。
ここで、発振器2のみによる時計時間カウントで月差
30秒とすると、1日に約1秒で、1/24×60×60〔秒〕
1.2×10-5〔秒〕の精度を持つ発振器が必要となる。し
かし上記のような手法で10分毎に時計時刻を補正すると
して、仮に10分間に0.5秒ずれるとすると発振器2の精
度は0.5/10×60〔秒〕8.3×10-4〔秒〕でよく、低精
度でも十分満足できる。
この実施例では、リモコンは1台であるが、同様の時
計表示機能を有するリモコンは何台でもデータ通信ライ
ンを介して器機本体11に接触可能である。
また、ここでは10分毎とあるが、1分毎に送信するこ
とにより、時計時間カウント手段1では、ピリオド4−
3の点滅周期のみの時間をカウントし、時分分4−1と
分部分4−2は、1分毎に送信されてくる時計時刻を時
計時間カウント手段1が保持し、表示器駆動部3が表示
することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明の時計表示装置によれば、時計表
示機能を有するリモコンなどにおいて、水晶発振子など
の精度のよい高価な発振器を使わなくても使用上問題と
ならない程度のバラツキを持って時計表示を行なうこと
ができるものである。
また、高精度の時計を実現するために常時時計時刻を
通信するのではなく、所定時間毎に時間情報の通信を行
うため、通信回線を時計時間の送受信のみに占有するこ
とがなく、スイッチ入力情報の送受信も必要なリモコン
システムにおいて通信回線の有効利用が図れる。
さらに、リモコンを2台以上有するものにおいては、
各リモコンの時計表示にズレを生じさせないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における時計表示装置のブロ
ック図、第2図および第3図は従来例のブロック図であ
る。 1……時計時間カウント手段、2……発振器、3……表
示器駆動部、4……時計表示器、5……時計時間カウン
ト手段、6……ゼロクロス検出手段、7……時計データ
送信手段、8……データ通信ライン、9……時計データ
受信手段、10……タイマー手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−135484(JP,A) 特開 昭62−243510(JP,A) 特開 昭62−128399(JP,A) 実公 昭44−10712(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G04G 7/00 G04G 5/00 G04G 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計表示部と、発振器と、前記発振器から
    のクロックをカウントし時計時間を計算する時計時間カ
    ウント手段Aと、前記時計表示部に前記時計時間カウン
    ト手段Aの時計時間データを表示さす表示器駆動部と、
    公称交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手
    段と、前記ゼロクロス検出手段からのクロックをカウン
    トし時計時間を計算する時計時間カウント手段Bと、前
    記時計時間カウント手段Bの時計時間データを前記時計
    時間カウント手段Aに転送するための送信手段と、前記
    送信手段からの送信データを受信し、前記時計時間カウ
    ント手段Aに受信したデータを格納する受信手段と、所
    定時間ごとに前記送信手段を作動さすタイマー手段とを
    備え、前記タイマー手段と前記送信手段と前記受信手段
    とにより所定時間ごとに前記時計時間カウント手段Bの
    時計時間データを前記時計時間カウント手段Aに転送す
    ることにより、前記発振器の発振周波数のバラツキによ
    る時計時間のズレを修正する時計表示装置。
JP33334089A 1989-12-22 1989-12-22 時計表示装置 Expired - Lifetime JP2959002B2 (ja)

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JPH03194491A JPH03194491A (ja) 1991-08-26
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