JP2958398B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JP2958398B2 JP15652596A JP15652596A JP2958398B2 JP 2958398 B2 JP2958398 B2 JP 2958398B2 JP 15652596 A JP15652596 A JP 15652596A JP 15652596 A JP15652596 A JP 15652596A JP 2958398 B2 JP2958398 B2 JP 2958398B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギアードモータを
介して冷凍ケーシングの内部でオーガを回転させなが
ら、冷凍ケーシング内に供給された製氷水を氷結させて
フレーク状の氷を製造するオーガ式製氷機に関し、特
に、オーガの下端部を回転可能に支持するハウジングと
冷凍ケーシングの下部とを締結固定するボルト等の頭部
にスケール固形物が直接付着することを防止するスケー
ル付着防止部材を設けることにより、ボルトの頭部にス
ケール固形物が付着することを防止可能であり、また、
製氷水分中に含有される不純物に由来するスケール固形
物がボルトの頭部に堆積した場合においても、そのスケ
ール固形物をボルトの頭部から極めて容易に除去するこ
とが可能であり、もってボルトのリリース、及び、締結
を簡単にしてギアードモータ等の交換を容易に行うこと
が可能なオーガ式製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種のオーガ式製氷機が提案
されており、例えば、実公昭61−32309号公報に
記載されているように、かかるオーガ式製氷機は、一般
に、筒状の冷凍ケーシングの内部で、その上部に配置さ
れた氷圧縮ヘッドと下部に配置されたハウジングとを介
してオーガ(スクリュウ)を回転可能に支持し、ハウジ
ング内でオーガの下端部に連結されるギアードモータを
介してオーガを回転させながら冷凍ハウジング内に供給
された製氷水を氷結してフレーク状の氷を製造するよう
に構成されている。
【0003】前記オーガ式製氷機において、オーガの下
端部を回転可能に支持するハウジングは、ボルトを介し
て冷凍ケーシングの下部に締結固定されており、また、
ハウジングとギアードモータとは同様にボルトを介して
相互に締結固定されている。更に、ギアードモータの減
速装置は通常上下一対のケースを有するとともに、各ケ
ースはボルトを介して相互に締結固定されており、ま
た、ギアードモータ自体もボルトを介してベース(製氷
機固定ベース)に締結固定されている。このとき、冷凍
ケーシングの下部周辺には殆どスペース的な余裕はな
く、スパナ等の工具によりボルトの締結固定を行うこと
は困難であることから、前記したハウジングと冷凍ケー
シングの下部との締結固定、ハウジングとギアードモー
タとの締結固定、ギアードモータの減速装置における各
ケース相互間の締結固定、及び、ギアードモータとベー
スとの締結固定に使用されるボルトの種類としては、通
常、六角穴付ボルトが使用されている。かかる六角穴付
ボルトを使用すれば、狭いスペースしかない場合であっ
ても小型の専用治具によりリリース及び締結固定を行う
ことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実公昭
61−32309号公報に記載されたオーガ式製氷機で
は、オーガの上端部を回転可能に支持する氷圧縮ヘッド
(押圧頭)が冷凍ケーシングの上部に配置されており、
この氷圧縮ヘッドはボルト等の固定具を介して冷凍ケー
シングに締結固定されている。また、オーガを介して冷
凍ケーシング内を上方に移送されてきたシャーベット状
の氷が氷圧縮ヘッドにより圧縮される際に固定具に対し
て非常に高い内圧が及ぼされ、固定具の付近から製氷水
が漏水してしまうことを完全に防止するのは困難である
ことから、冷凍ケーシングの上部にて排水口を有する露
受皿が配設されている。
【0005】前記のように構成されたオーガ式製氷機に
おいて、氷圧縮ヘッドと冷凍ケーシングとを締結固定す
るボルト等の固定具の付近から水が漏れた場合、製氷水
分中に含有される不純物が排水口の周辺、内部や露受皿
上等に堆積されてスケールが固着してしまう。ここに、
スケールとは、水分中に含有されて氷にはならない不純
物(シリカ、カルシウム、マグネシウム等)が、水分の
蒸発に伴って固形化した固形物をいう。特に、シリカは
硬いスケールとなる。
【0006】前記のように排水口の周辺、内部にスケー
ルが堆積されると、排水口や排水ホースが詰まってしま
い、これにより露受皿に滴下された不純物を含有する製
氷水は露受皿から溢れてしまって、前記六角穴付ボルト
上に滴下される。また、露受皿上でスケールが堆積され
ると、スケールにより堰が形成されてしまい、これによ
り前記と同様露受皿に滴下された不純物を含有する製氷
水は露受皿から溢れてしまって、前記六角穴付ボルト上
に滴下される。この結果、水分中に含有された不純物
は、六角穴付ボルトの周囲、特に、六角穴に入り込んで
スケールが形成固着されてしまう。このように、六角穴
付ボルトの頭部に形成された六角穴内にスケールが堆積
されると、ギアードモータ等を交換する必要が生じた際
に専用治具を六角穴に嵌合することができず、六角穴付
ボルトをリリースすることができなくなるという問題が
ある。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、オーガの下端部を回転可能に支
持するハウジングと冷凍ケーシングの下部とを締結固定
するボルトの頭部にスケール固形物が直接付着すること
を防止するスケール付着防止部材を設けることにより、
ボルトの頭部にスケール固形物が付着することを防止可
能であり、また、製氷水分中に含有される不純物に由来
するスケール固形物がボルトの頭部に堆積した場合にお
いても、そのスケール固形物をボルトの頭部から極めて
容易に除去することが可能であり、もってボルトのリリ
ース、及び、締結を簡単にしてギアードモータ等の交換
を容易に行うことができるオーガ式製氷機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るオーガ式製氷機は、内部にオーガを有す
る筒状の冷凍ケーシングと、オーガの上端部を回転可能
に支持するとともに冷凍ケーシングの上部に配置された
氷圧縮ヘッドと、オーガの下端部を回転可能に支持する
とともに冷凍ケーシングの下部に配置されたハウジング
と、冷凍ケーシングの下部とハウジングとを締結固定す
るボルトと、駆動モータと減速機構とを一体に構成して
なりハウジング内でオーガの下端部と連結されてオーガ
の回転駆動を行うギアードモータとを備えたオーガ式製
氷機において、前記ボルトの頭部にスケールが付着する
ことを防止するスケール付着防止部材を設けた構成を有
する。
【0009】前記請求項1のオーガ式製氷機では、ハウ
ジングと冷凍ケーシングとを締結固定するボルトの頭部
にスケールが付着することを防止するスケール付着防止
部材を設けたので、ボルトの頭部にスケールが付着する
ことを防止可能となり、また、製氷水分中に含有される
不純物に由来するスケールがボルトの頭部に堆積した場
合においても、そのスケールをボルトの頭部から極めて
容易に除去することが可能となる。従って、ボルトのリ
リース、及び、締結を簡単にしてギアードモータ等の交
換を容易に行うことが可能となる。
【0010】また、請求項2に係るオーガ式製氷機は、
請求項1のオーガ式製氷機において、前記ハウジングと
前記ギアードモータとはボルトにより締結固定されてお
り、前記スケール付着防止部材を介してボルトの頭部へ
のスケールの付着が防止されることを特徴とし、また、
請求項3に係るオーガ式製氷機は、請求項1のオーガ式
製氷機において、前記ギアードモータは上下一対のケー
スを有するとともに、各ケースはボルトにより締結固定
されており、前記スケール付着防止部材を介してボルト
の頭部へのスケールの付着が防止されることを特徴と
し、更に、請求項4に係るオーガ式製氷機は、請求項1
のオーガ式製氷機において、前記ギアードモータはボル
トによりベースに固定されており、前記スケール付着防
止部材を介してボルトの頭部へのスケールの付着が防止
されることを特徴とする。
【0011】請求項2乃至請求項4のオーガ式製氷機で
は、冷凍ケーシングの下部とハウジングとを締結固定す
るボルトに加えて、ハウジングとギアードモータとを締
結固定するボルト、ギアードモータの一対の各ケースを
相互に締結固定するボルト、及び、ギアードモータとベ
ースとを締結固定するボルトに対してスケールが直接付
着されることをスケール付着防止部材により防止可能で
ある。このように各ボルトに対するスケールの付着を防
止して、各ボルトのリリース、及び、締結を簡単にして
ギアードモータ等の交換を容易に行うことが可能とな
る。
【0012】更に、請求項5に係るオーガ式製氷機は、
請求項1乃至請求項4いずれかのオーガ式製氷機におい
て、前記スケール付着防止部材は、前記ボルトの頭部に
被着された合成樹脂製のボルトキャップであることを特
徴とする。請求項5のオーガ式製氷機では、各ボルトの
頭部に合成樹脂製のボルトキャップを被着させたので、
冷凍ケーシングの上部で氷圧縮ヘッドの付近から製氷水
が下方に滴下された場合においても、製氷水分中に含有
される不純物に起因して形成されるスケールはボルトキ
ャップに堆積されるだけであり、これによりボルトに対
してスケールが直接付着されることを確実に防止するこ
とが可能となる。また、ギアードモータ等を交換する際
には、ボルトキャップ上に堆積したスケールをハンマー
等で粉砕することによりスケールをボルトキャップから
除去するとともに、ボルトキャップをボルトの頭部から
取り外した後、専用治具等を介してリリースすればよ
い。このとき、ボルトキャップ上に堆積したスケールの
粉砕除去時において、ボルトキャップが合成樹脂から形
成されて弾性を有し、粉砕時に容易に変形可能であるこ
とからスケールを容易に粉砕除去することが可能であ
り、また、ボルトキャップを介してボルトの頭部が保護
されており、ボルトキャップが緩衝材として作用するの
で、頭部が損傷することを防止することが可能となる。
【0013】また、請求項6に係るオーガ式製氷機は、
請求項5のオーガ式製氷機において、前記ボルトキャッ
プは、前記ボルトの頭部よりも大きく成形され、その頭
部に被着した状態で頭部の頂面とボルトキャップの内面
との間には間隙が形成されることを特徴とする。かかる
請求項6のオーガ式製氷機では、ボルトキャップをボル
トの頭部に被着した状態で、ボルトにおける頭部の頂面
とボルトキャップの内面との間に間隙が形成されている
ので、ボルトキャップ上に堆積したスケールの粉砕除去
時において、ボルトキャップは間隙を介して更に容易に
変形してスケールを更に容易に粉砕除去することが可能
となり、また、間隙が更に効果的な緩衝材となってボル
トの頭部が損傷することを確実に防止することが可能と
なる。
【0014】更に、請求項7に係るオーガ式製氷機は、
請求項6のオーガ式製氷機において、前記ボルトキャッ
プの外面にはヒレ部が形成されていることを特徴とす
る。かかる請求項7のオーガ式製氷機では、ボルトキャ
ップの外面に形成されたヒレ部が、ボルトキャップ上に
堆積されるスケールを分断する作用を行い、これにより
スケールがボルトキャップ上で一体に堆積されてしまう
ことを防止してスケールの強度を低下させるので、スケ
ールの粉砕除去を容易に行うことが可能となる。
【0015】また、請求項8に係るオーガ式製氷機は、
請求項1乃至請求項4のいずれかのオーガ式製氷機にお
いて、前記スケール付着防止部材は、前記ボルトの上方
位置にて前記冷凍ケーシングの下部に配設された傘状体
からなることを特徴とする。請求項8のオーガ式製氷機
では、ボルトの上方位置にて前記冷凍ケーシングの下部
には傘状体が配設されているので、かかる傘状体を介し
てスケールがボルトの頭部に付着することを確実に防止
することが可能となる。従って、ボルトのリリース、及
び、締結を行うにつき何ら支障なくギアードモータ等の
交換を容易に行うことが可能となる。
【0016】更に、請求項9に係るオーガ式製氷機は、
請求項1乃至請求項8のいずれかのオーガ式製氷機にお
いて、前記ボルトはその頭部に六角穴が形成された六角
穴付ボルトであることを特徴とする。かかる六角穴付ボ
ルトは、冷凍ケーシングの下部周辺には殆どスペース的
な余裕がなくて、スパナ等の工具によりボルトの締結固
定を行うことは困難である場合に、狭いスペースしかな
い場合であっても小型の専用治具によりリリース及び締
結固定を行うことができる点を勘案して使用されるもの
であり、前記のようにボルトキャップや傘状体からなる
スケール付着防止部材により六角穴付ボルトの頭部への
スケールの付着が防止されることから、六角穴の内部に
スケールが堆積することはなく、従って、専用治具によ
り六角穴付ボルトのリリース、及び、締結を行うにつき
何ら支障なくギアードモータ等の交換を容易に行うこと
が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオーガ式製氷
機について、本発明を具体化した実施形態に基づいて図
面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係
るオーガ式製氷機の概略構成について図1、図2に基づ
き説明する。図1はオーガ式製氷機の模式断面図、図2
はオーガ式製氷機の分解斜視図である。
【0018】図1、図2に示すオーガ式製氷機1におい
て、その下部にはギアードモータ2が配設されており、
このギアードモータ2は、駆動モータ3と減速装置4と
が一体に構成されている。駆動モータ3は単相100V
で駆動され、また、減速装置4内に設けられた減速機構
には平行軸平歯車3段方式が使用されている。また、減
速装置4は、アルミダイキャスト製の下カバー4A及び
上カバー4Bを有し、下カバー4Aと上カバー4Bと
は、複数個の六角穴付ボルト5を介して相互に締結され
ている。各六角穴付ボルト5の頭部5Aには、後述する
ようにビニル製のボルトキャップ32が被着されている
(図1、図2ではボルトキャップは図示されていない
が、図3にて説明する)。更に、ギアードモータ2は、
長尺状の六角穴付ボルト5’を各上カバー4A、下カバ
ー4Bに貫通させることにより、ベースB(オーガ式製
氷機1を固定するためのベース)に対して固定されてい
る。尚、かかる長尺状の六角穴付ボルト5’の頭部5A
に対しても、後述するようにボルトキャップ32が被着
されている。
【0019】減速装置4の上カバー4Bには連結口6が
設けられており、この連結口6には減速機構の出力軸7
が臨んでいる。出力軸7にはスプライン継手8の下端が
取り付けられ、また、スプライン継手8の上端は後述す
るオーガ15の下端部に連結されている。連結口6の周
囲に形成された上カバー4Bのフランジ部9は、ハウジ
ング10の下部に形成されたフランジ部11と重ね合わ
され、複数箇所で六角穴付ボルト5と座金13、14と
を介して相互に締結されている。ここに、ハウジング1
0は銅合金から形成されており、その内側には樹脂製の
軸受(図示せず)が圧入されている。かかるハウジング
10は、ギアードモータ2と冷凍ケーシング18とを相
互に接続固定する作用を行うものである。
【0020】オーガ15はステンレスから形成されてお
り、その周囲に螺旋状のオーガ歯15Aを有する。かか
るオーガ歯15Aは、冷凍ケーシング18内で成長した
シャーベット状の氷を冷凍ケーシング18の内壁から剥
ぎ取りながら冷凍ケーシング18の上方に向かって押し
上げる作用を行う。また、オーガ15の下端部15B
は、ハウジング10内でスプライン継手8の上端に連結
されている。これにより、オーガ15は、ギアードモー
タ2(駆動モータ3、減速装置4)、及び、スプライン
継手8を介して、ゆっくりと回転され、その回転に伴っ
て冷凍ケーシング18内で成長した氷を上方に押し上げ
る。尚、オーガ15の下端部15Bの上方位置にはメカ
ニカルシール16が配置され、このメカニカルシール1
6は、冷凍ケーシング18内に供給される製氷水が漏出
しないようにシールを行うものである。また、Oリング
17が、ハウジング10の周壁に配置されている。
【0021】冷凍ケーシング18はステンレス製の製氷
シリンダ19を有しており、また、その外周壁は断熱材
(発砲ポリウレタン)から形成されている。シリンダ1
9のシリンダ壁19Aの外周には銅製の冷却パイプ20
が巻かれている。冷却パイプ20は、公知の冷凍ユニッ
ト(コンプレッサ、コンデンサ、脱水器等からなる)に
接続されている。そして、冷却パイプ20内に導入され
た冷媒は、急激な圧力低下に基づいて冷却パイプ20内
で蒸発され、この時に、多量の気化熱を奪うことから、
製氷シリンダ19内の温度が急激に低下されるととも
に、製氷シリンダ19におけるシリンダ壁19Aの内面
の製氷水が氷結されるものである。尚、冷凍ユニットの
構成については公知であるので、ここではその詳細な説
明を省略する。
【0022】冷凍ケーシング18の上部位置において、
製氷シリンダ19内の上端部には、ステンレス製の氷圧
縮ヘッド21が嵌合されており、かかる氷圧縮ヘッド2
1と製氷シリンダ19の上部とは、座金22を介して六
角穴付ボルト5により複数箇所にて締結固定されてい
る。各六角穴付ボルト5の頭部5Aには、前記と同様、
ボルトキャップ32が被着されている(図3参照)。ま
た、氷圧縮ヘッド21の内部には、樹脂製の軸受(図示
せず)が嵌着されており、この軸受には、製氷シリンダ
19内に挿通されたオーガ15の上端部15Cが回転可
能に支持されている。更に、オーガ15における上端部
15Cの頂部には、座金23を介してカッタ24が六角
ボルト25により固定されており、カッタ24はオーガ
15の回転に従って回転される。ここに、氷圧縮ヘッド
21は固定刃としての作用を行い、前記のようにオーガ
15を介して製氷シリンダ19内を上方に押し上げられ
たシャーベット状の氷は、氷圧縮ヘッド21により圧縮
されて柱状の氷となるとともに、カッタ24を介して削
られてフレーク状の氷が生成されるものである。このよ
うに生成されたフレーク状の氷は、氷排出部31から矢
印A方向に排出される。
【0023】また、冷凍ケーシング18の上部には、排
水パイプ26が一体に形成された露受皿27が配設され
ており、この露受皿27は、六角穴付ボルト5の付近か
ら漏水する製氷水を受けるとともに、排水パイプ26を
介して排出するものである。更に、冷凍ケーシング18
の下部には、製氷シリンダ19の内部に連通する吸水口
28が形成されている。この吸水口28には、公知の製
氷水供給タンクが連結されており、吸水口28から矢印
B方向に沿って製氷シリンダ19内に供給された製氷水
が製氷シリンダ19内で前記のように製氷されるもので
ある。更に、冷凍ケーシング18の下部位置において、
製氷シリンダ19の内部には前記したハウジング10が
配設されており、冷凍ケーシング18の下部とハウジン
グ10とは、座金30を介して六角穴付ボルト5により
複数箇所にて締結固定されている。各六角穴付ボルト5
の頭部5Aには、前記と同様、ボルトキャップ32が被
着されている(図3参照)。
【0024】次に、前記のように、減速装置4の下ケー
ス4Aと上ケース4Bとの締結固定、製氷シリンダ19
の上部と氷圧縮ヘッド21との締結固定、製氷シリンダ
19の下部とハウジング10との締結固定、ギアードモ
ータ2とハウジング10との締結固定、及び、ギアード
モータ2とベースBとの固定に、それぞれ使用される六
角穴付ボルト5、5’とその頭部5Aに被着されるボル
トキャップとの関係について図3、図4に基づき説明す
る。図3は第1例に係るボルトキャップを六角穴付ボル
ト5、5’の頭部5Aに被着した状態を模式的に示す断
面図、図4はボルトキャップ32の周囲にスケールが形
成された状態を模式的に示す断面図である。尚、以下の
説明においては、製氷シリンダ19の下部とハウジング
10とを締結固定する場合を例にとって説明することと
する。
【0025】図3において、六角穴付ボルト5は頭部5
Aと軸部5Bとからなり、また、頭部5Aには六角穴5
Cが形成されている。かかる六角穴付ボルト5は、その
締結及びリリースを行う際に、スパナ等の大型の工具を
使用することなく、六角穴5Cに嵌合される小型の専用
治具で締結及びリリースが可能であるので、オーガ式製
氷機1においてスペースの狭い締結箇所に使用されてい
る。また、ボルトキャップ32は、ビニル等の合成樹脂
から成形されており、従って、合成樹脂の特質上非常に
弾性に富んだ特性を有する。かかるボルトキャップ32
は、六角穴付ボルト5の頭部5Aよりも大きく成形され
ており、これより頭部5Aに被着した状態においては頭
部5Aの頂面とボルトキャップ32の内面との間には所
定の間隙33が形成される。この間隙33は、後述する
ように、ボルトキャップ32に製氷水が滴下されてボル
トキャップ32に堆積されたスケールの粉砕除去を行う
際に、ボルトキャップ32を容易に変形させるととも
に、効果的な緩衝材として六角穴付ボルト5の頭部5A
が損傷することを防止することを可能とするものであ
る。
【0026】また、冷凍ケーシング18の上部で氷圧縮
ヘッド21の付近から製氷水が下方に滴下されて露受皿
27上やその排水パイプ26の付近でスケールが形成さ
れることに起因して、露受皿27から溢れた製氷水が六
角穴付ボルト5付近に滴下された場合には、図4に示す
ように、六角穴付ボルト5の周辺でスケール34が堆積
形成されてしまう。このようにスケール34が形成され
ると、キアードモータ2等を交換する際に六角穴付ボル
ト5の六角穴5Cに専用治具を嵌合することができず、
六角穴付ボルト5をリリースすることができなくなる。
かかる場合、スケール34は、ハンマー等により粉砕さ
れて除去される。このとき、ボルトキャップ32はビニ
ル等の合成樹脂から形成されて弾性を有し、粉砕時に容
易に変形可能であることからスケール34を容易に粉砕
除去することができる。また、ボルトキャップ32を介
して六角穴付ボルト5の頭部5Aが保護されており、ボ
ルトキャップ32が緩衝材として作用するので、頭部5
Aが損傷することを防止することができる。
【0027】前記のようにスケール34を粉砕除去した
後、ボルトキャップ32を六角穴付ボルト5の頭部5A
から取り外すとともに、六角穴5Cに専用治具を嵌合し
てリリースすれば、ギアードモータ2等の交換を行うこ
とができる。前記したように、本実施形態のオーガ式製
氷機1においては、減速装置4の下ケース4Aと上ケー
ス4Bとの締結固定、製氷シリンダ19の上部と氷圧縮
ヘッド21との締結固定、製氷シリンダ19の下部とハ
ウジング10との締結固定、ギアードモータ2とハウジ
ング10との締結固定、及び、ギアードモータ2とベー
スBとの固定に、それぞれ使用される六角穴付ボルト
5、5’の頭部5Aに、ボルトキャップ32を被着させ
たので、冷凍ケーシング18の上部で氷圧縮ヘッド21
の付近から製氷水が下方に滴下された場合においても、
製氷水分中に含有される不純物に起因して形成されるス
ケールはボルトキャップ32に堆積されるだけであり、
これにより六角穴付ボルト5、5’の六角穴5C内にス
ケールが堆積することを確実に防止することができる。
【0028】また、ギアードモータ2等を交換するにつ
いて、ボルトキャップ32上に堆積したスケール34の
粉砕除去時において、ボルトキャップ32がビニル等の
合成樹脂から形成されて弾性を有し、粉砕時に容易に変
形可能であることからスケール34を容易に粉砕除去す
ることができ、また、ボルトキャップ32を介して六角
穴付ボルト5、5’の頭部5Aが保護されており、ボル
トキャップ32が緩衝材として作用するので、頭部5A
が損傷することを防止することができる。更に、ボルト
キャップ32を六角穴付ボルト5、5’の頭部5Aに被
着した状態で、六角穴付ボルト5、5’における頭部5
Aの頂面とボルトキャップ32の内面との間に間隙33
が形成されるように構成したので、ボルトキャップ32
上に堆積したスケール34の粉砕除去時において、ボル
トキャップ32は間隙33を介して更に容易に変形して
スケール34を更に容易に粉砕除去することができ、ま
た、間隙33が更に効果的な緩衝材となって六角穴付ボ
ルト5、5’の頭部5Aが損傷することを確実に防止す
ることができる。
【0029】次に、第2例に係るボルトキャップについ
て図5に基づき説明する。図5は第2例に係るボルトキ
ャップの周囲にスケールが形成された状態を模式的に示
す断面図である。尚、図5においても製氷シリンダ幾の
下部とハウジング10を締結固定する場合を例にとって
説明する。図5において、ボルトキャップ35は、基本
的に、前記第1例のボルトキャップ32と同様、ビニル
等の合成樹脂から成形されているとともに、六角穴付ボ
ルト5、5’の頭部5Aよりも大きく成形されており、
これより頭部5Aに被着した状態においては頭部5Aの
頂面とボルトキャップ32の内面との間には所定の間隙
33が形成される。また、ボルトキャップ35は、前記
構成に加えて、更にその外面にヒレ部36が形成されて
いる。かかるヒレ部36は、ボルトキャップ35上に堆
積されるスケール34を分断する作用を行い、これによ
りスケール34がボルトキャップ35上で一体に堆積さ
れてしまうことを防止してスケール34の強度を低下さ
せる作用を行う。従って、前記と同様、スケール34を
ハンマー等を介して粉砕除去する際に、スケール34は
極めて容易に粉砕され得るものであり、これよりスケー
ル34の粉砕除去を容易に行うことができる。
【0030】次に、六角穴付ボルト5、5’の頭部5A
に被着されるボルトキャップ32、35に代えて、頭部
5Aにスケール34が付着されることを防止する別の実
施形態について図6に基づき説明する。図6はスケール
の発生を防止する別の実施形態を模式的に示す説明図で
ある。図6において、製氷シリンダ19の下部とハウジ
ング10との締結固定に使用される六角穴付ボルト5の
上方位置にて冷凍ケーシング18の下部には、傘状のシ
ェード37が取り付けられている。かかるシェード37
は、図6から明らかなように、製氷シリンダ19の下部
とハウジング10との締結固定に使用される六角穴付ボ
ルト5を覆うのみならず、上方から滴下される製氷水に
対して、減速装置4の下ケース4Aと上ケース4Bとの
締結固定、ギアードモータ2とハウジング10との締結
固定、及び、ギアードモータ2とベースBとの固定に、
それぞれ使用される六角穴付ボルト5、5’を遮蔽して
いる。従って、シェード37を介して前記各六角穴付ボ
ルト5、5’の周囲にも製氷水が滴下されなくなり、こ
れにより各六角穴付ボルト5、5’の頭部5Aにスケー
ル34が堆積形成されることを確実に防止することがで
きる。
【0031】尚、本発明は前記各実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記実施形態では、六角穴付ボルト5の頭部5Aにボル
トキャップ32、35を被着するようにしているが、六
角穴付ボルト5に限らず、例えば、ハウジング10と上
カバー4Bとを締結固定する六角ボルト12に被着して
いもよい。また、前記実施形態では、六角穴付ボルト
5、六角ボルト12については、錆の発生を防止するた
めステンレス製のボルトが使用されているが、ボルトキ
ャップ32、35を使用することにより錆の発生を抑制
することが可能となるので、更に強度的に優れた安価な
鉄製のボルトを使用することができ、これによりコスト
ダウンを図ることができ、また、取付強度も向上するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係るオーガ
式製氷機では、ハウジングと冷凍ケーシングとを締結固
定するボルトの頭部にスケール固形物が付着することを
防止するスケール付着防止部材を設けたので、ボルトの
頭部にスケール固形物が付着することを防止可能とな
り、また、製氷水分中に含有される不純物に由来するス
ケール固形物がボルトの頭部に堆積した場合において
も、そのスケール固形物をボルトの頭部から極めて容易
に除去することが可能となる。従って、ボルトのリリー
ス、及び、締結を簡単にしてギアードモータ等の交換を
容易に行うことが可能となるものである。
【0033】また、請求項2乃至請求項4のオーガ式製
氷機では、冷凍ケーシングの下部とハウジングとを締結
固定するボルトに加えて、ハウジングとギアードモータ
とを締結固定するボルト、ギアードモータの一対の各ケ
ースを相互に締結固定するボルト、及び、ギアードモー
タとベースとを締結固定するボルトに対してスケールが
直接付着されることをスケール付着防止部材により防止
可能である。このように各ボルトに対するスケールの付
着を防止して、各ボルトのリリース、及び、締結を簡単
にしてギアードモータ等の交換を容易に行うことが可能
となる。
【0034】更に、請求項5のオーガ式製氷機では、各
ボルトの頭部に合成樹脂製のボルトキャップを被着させ
たので、冷凍ケーシングの上部で氷圧縮ヘッドの付近か
ら製氷水が下方に滴下された場合においても、製氷水分
中に含有される不純物に起因して形成されるスケールは
ボルトキャップに堆積されるだけであり、これによりボ
ルトに対してスケールが直接付着されることを確実に防
止することが可能となる。また、ギアードモータ等を交
換する際には、ボルトキャップ上に堆積したスケールを
ハンマー等で粉砕することによりスケールをボルトキャ
ップから除去するとともに、ボルトキャップをボルトの
頭部から取り外した後、専用治具等を介してリリースす
ればよい。このとき、ボルトキャップ上に堆積したスケ
ールの粉砕除去時において、ボルトキャップが合成樹脂
から形成されて弾性を有し、粉砕時に容易に変形可能で
あることからスケールを容易に粉砕除去することが可能
であり、また、ボルトキャップを介してボルトの頭部が
保護されており、ボルトキャップが緩衝材として作用す
るので、頭部が損傷することを防止することが可能とな
る。
【0035】また、請求項6のオーガ式製氷機では、ボ
ルトキャップをボルトの頭部に被着した状態で、ボルト
における頭部の頂面とボルトキャップの内面との間に間
隙が形成されているので、ボルトキャップ上に堆積した
スケールの粉砕除去時において、ボルトキャップは間隙
を介して更に容易に変形してスケールを更に容易に粉砕
除去することが可能となり、また、間隙が更に効果的な
緩衝材となってボルトの頭部が損傷することを確実に防
止することが可能となる。更に、請求項7のオーガ式製
氷機では、ボルトキャップの外面に形成されたヒレ部
が、ボルトキャップ上に堆積されるスケールを分断する
作用を行い、これによりスケールがボルトキャップ上で
一体に堆積されてしまうことを防止してスケールの強度
を低下させるので、スケールの粉砕除去を容易に行うこ
とが可能となる。
【0036】また、請求項8のオーガ式製氷機では、ボ
ルトの上方位置にて前記冷凍ケーシングの下部には傘状
体が配設されているので、かかる傘状体を介してスケー
ルがボルトの頭部に付着することを確実に防止すること
が可能となる。従って、ボルトのリリース、及び、締結
を行うにつき何ら支障なくギアードモータ等の交換を容
易に行うことが可能となる。更に、請求項9に係るオー
ガ式製氷機では、六角穴付ボルトは、冷凍ケーシングの
下部周辺には殆どスペース的な余裕がなくて、スパナ等
の工具によりボルトの締結固定を行うことは困難である
場合に、狭いスペースしかない場合であっても小型の専
用治具によりリリース及び締結固定を行うことができる
点を勘案して使用されるものであり、前記のようにボル
トキャップや傘状体からなるスケール付着防止部材によ
り六角穴付ボルトの頭部へのスケールの付着が防止され
ることから、六角穴の内部にスケールが堆積することは
なく、従って、専用治具により六角穴付ボルトのリリー
ス、及び、締結を行うにつき何ら支障なくギアードモー
タ等の交換を容易に行うことが可能となる
【0037】以上説明した通り本発明は、オーガの下端
部を回転可能に支持するハウジングと冷凍ケーシングの
下部とを締結固定するボルトの頭部にスケール固形物が
直接付着することを防止するスケール付着防止部材を設
けることにより、ボルトの頭部にスケール固形物が付着
することを防止可能であり、また、製氷水分中に含有さ
れる不純物に由来するスケール固形物がボルトの頭部に
堆積した場合においても、そのスケール固形物をボルト
の頭部から極めて容易に除去することが可能であり、も
ってボルトのリリース、及び、締結を簡単にしてギアー
ドモータ等の交換を容易に行うことができるオーガ式製
氷機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オーガ式製氷機の模式断面図である。
【図2】 オーガ式製氷機の分解斜視図である。
【図3】 第1例に係るボルトキャップを六角穴付ボル
トの頭部に被着した状態を模式的に示す断面図である。
【図4】 ボルトキャップの周囲にスケールが形成され
た状態を模式的に示す断面図である。
【図5】 第2例に係るボルトキャップの周囲にスケー
ルが形成された状態を模式的に示す断面図である。
【図6】 スケールの発生を防止する別の実施形態を模
式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・オーガ式製氷機、2・・・ギアードモータ、3
・・・駆動モータ、4・・・減速装置、4A・・・下カ
バー、4B・・・上カバー、5、5’・・・六角穴付ボ
ルト、5A・・・頭部、5C・・・六角穴、10・・・
ハウジング、15・・・オーガ、15B・・・オーガの
下端部、15C・・・オーガの上端部、18・・・冷凍
ケーシング、19・・・製氷シリンダ、20・・・冷却
パイプ、21・・・氷圧縮ヘッド、27・・露受皿、3
2・・・ボルトキャップ、33・・・間隙、34・・・
スケール、35・・・ボルトキャップ、36・・・ヒレ
部、37・・・シェード

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にオーガを有する筒状の冷凍ケーシ
    ングと、オーガの上端部を回転可能に支持するとともに
    冷凍ケーシングの上部に配置された氷圧縮ヘッドと、オ
    ーガの下端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシ
    ングの下部に配置されたハウジングと、冷凍ケーシング
    の下部とハウジングとを締結固定するボルトと、駆動モ
    ータと減速機構とを一体に構成してなりハウジング内で
    オーガの下端部と連結されてオーガの回転駆動を行うギ
    アードモータとを備えたオーガ式製氷機において、 前記ボルトの頭部にスケールが付着することを防止する
    スケール付着防止部材を設けたことを特徴とするオーガ
    式製氷機。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングと前記ギアードモータと
    はボルトにより締結固定されており、前記スケール付着
    防止部材を介してボルトの頭部へのスケールの付着が防
    止されることを特徴とする請求項1記載のオーガ式製氷
    機。
  3. 【請求項3】 前記ギアードモータは上下一対のケース
    を有するとともに、各ケースはボルトにより締結固定さ
    れており、前記スケール付着防止部材を介してボルトの
    頭部へのスケールの付着が防止されることを特徴とする
    請求項1記載のオーガ式製氷機。
  4. 【請求項4】 前記ギアードモータはボルトによりベー
    スに固定されており、前記スケール付着防止部材を介し
    てボルトの頭部へのスケールの付着が防止されることを
    特徴とする請求項1記載のオーガ式製氷機。
  5. 【請求項5】 前記スケール付着防止部材は、前記ボル
    トの頭部に被着された合成樹脂製のボルトキャップであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載のオーガ式製氷機。
  6. 【請求項6】 前記ボルトキャップは、前記ボルトの頭
    部よりも大きく成形され、その頭部に被着した状態で頭
    部の頂面とボルトキャップの内面との間には間隙が形成
    されることを特徴とする請求項5記載のオーガ式製氷
    機。
  7. 【請求項7】 前記ボルトキャップの外面にはヒレ部が
    形成されていることを特徴とする請求項6記載のオーガ
    式製氷機。
  8. 【請求項8】 前記スケール付着防止部材は、前記ボル
    トの上方位置にて前記冷凍ケーシングの下部に配設され
    た傘状体からなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載のオーガ式製氷機。
  9. 【請求項9】 前記ボルトはその頭部に六角穴が形成さ
    れた六角穴付ボルトであることを特徴とする請求項1乃
    至請求項8のいずれかに記載のオーガ式製氷機。
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