JP2004264000A - オーガ式製氷機 - Google Patents
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Abstract
【課題】露受皿の清掃を簡便かつ確実に行うことのできるオーガ式製氷機を提供すること。
【解決手段】本発明のオーガ式製氷機は、内部にオーガ15を回転可能に収納する製氷シリンダ19を有する筒状の冷凍ケーシング18と、オーガ15の上端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシング18の上部に配置された氷圧縮ヘッド21と、オーガ15の下端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシング18の下部に配置されたハウジングと、ハウジングの下部に連結されてオーガの回転駆動を行うギアードモータと、冷凍ケーシング18の上端部近傍に脱着自在に取り付けられた弾性変形可能な露受皿27とを備えていることを特徴としている。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明のオーガ式製氷機は、内部にオーガ15を回転可能に収納する製氷シリンダ19を有する筒状の冷凍ケーシング18と、オーガ15の上端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシング18の上部に配置された氷圧縮ヘッド21と、オーガ15の下端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシング18の下部に配置されたハウジングと、ハウジングの下部に連結されてオーガの回転駆動を行うギアードモータと、冷凍ケーシング18の上端部近傍に脱着自在に取り付けられた弾性変形可能な露受皿27とを備えていることを特徴としている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ギアードモータを介して冷凍ケーシングの内部でオーガを回転させながら、冷凍ケーシング内に供給された製氷水を氷結させてチップ状やフレーク状の氷を製造するオーガ式製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種のオーガ式製氷機が提案されている(特許文献1)。このようなオーガ式製氷機は、筒状の冷凍ケーシングの内部で、その上部に配置された氷圧縮ヘッドと下部に配置されたハウジングとを介してオーガ(スクリュウ)を回転可能に支持している。そして、冷凍ケーシング内に供給された製氷水を氷結させつつ、ハウジング内でオーガの下端部に連結されるギアードモータを介してオーガを回転させて、製氷水を氷結させたシャーベット状の氷を氷圧縮ヘッドに導入する。シャーベット状の氷は氷圧縮ヘッドで圧縮されてチップ状やフレーク状の氷に製氷される。
【0003】
このようなオーガ式製氷機の冷凍ケーシングの上部には、製造された氷の排出方向を規制する氷排出管が取り付けられる。そして、この氷排出管の下方には、氷排出管近傍から漏出する水や冷凍ケーシングの上端部近傍に結露する結露水を捕集する露受皿が取り付けられる。捕集された水は露受皿に形成された排水孔を介してホースなどで排水される。露受皿はステンレス鋼などの金属板をプレス加工して形成され、冷凍ケーシングの外周面上に発泡形成される断熱材層の形成時に位置決め固定されるのが一般的であった。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−205941号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のオーガ式製氷機では、露受皿上の水は排水孔によって完全に排水されるわけではなく、一部はそのまま溜まることがある。溜まった水は蒸発してスケールとなり露受皿上に固まる。スケールが溜まり続けると、露受皿から水があふれる原因となってしまう。そこで、定期的に露受皿上のスケールを除去する必要があるが、露受皿は発泡断熱剤層と固着しているため取り外しができず清掃を行いにくかった。また、金属板状の露受皿表面に固着したスケールの除去もスケールを砕く必要があり、行いにくかった。
【0006】
また、上述したような従来のオーガ式製氷機では、露受皿は発泡断熱材(通常は発泡ウレタン)の接着力によってのみ保持されているため、発泡断熱材内部への水の浸入などによって断熱材が劣化すると、露受皿が容易にはずれてしまうようになるという問題もあった。露受皿が外れてしまえば、漏水や結露水の捕集に支障が生じる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、露受皿の清掃を簡便かつ確実に行うことのできるオーガ式製氷機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のオーガ式製氷機は、内部にオーガを回転可能に収納する製氷シリンダを有する筒状の冷凍ケーシングと、オーガの上端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシングの上部に配置された氷圧縮ヘッドと、オーガの下端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシングの下部に配置されたハウジングと、ハウジングの下部に連結されてオーガの回転駆動を行うギアードモータと、冷凍ケーシングの上端部近傍に脱着自在に取り付けられた弾性変形可能な露受皿とを備えていることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーガ式製氷機において、製氷シリンダの外周面上に発泡断熱材層が形成されていると共にこの発泡断熱材層の上端部に係止部が配置され、露受皿がこの係止部に係止されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のオーガ式製氷機の実施形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態のオーガ式製氷機の構成について図1及び図2に基づいて説明する。図1はオーガ式製氷機の断面図(図中右方は側面図)である。図2は本発明の要部となる氷圧縮ヘッド近傍の分解斜視図である。図3は氷圧縮ヘッド近傍の組み立て後の斜視図である。
【0011】
図1に示されるように、オーガ式製氷機1の下部には、駆動モータと減速機構とが一体に構成されたギアードモータ2が配設されている。減速機構の出力軸7にはスプライン継手8の下端が取り付けられ、また、スプライン継手8及びオーガ15の下端部15Bと連結されている。スプライン継手8は、ハウジング10によって回転可能に保持されている。ハウジング10は、その下部に形成されたフランジ部11と重ね合わされ、複数箇所で六角穴付ボルト6によって相互に締結されている。ハウジング10は銅合金から形成されており、その内側には合成樹脂製の軸受が圧入されている。このハウジング10は、ギアードモータ2と冷凍ケーシング18とを相互に接続固定している。冷凍ケーシング18の下部とハウジング10とは、六角穴付ボルト9によって複数箇所で締結固定されている。
【0012】
オーガ15はステンレス製であり、円柱状の中心部の周囲に螺旋状のオーガ歯15Aが形成された形態を有している。このオーガ歯15Aは、冷凍ケーシング18(製氷シリンダ19)内で成長したシャーベット状の氷を冷凍ケーシング18の内壁から剥ぎ取りながら冷凍ケーシング18の上方に向かって押し上げる。なお、オーガ15の下端部15Bの上方位置にはメカニカルシール16が配置されており、このメカニカルシール16は、冷凍ケーシング18内に供給される製氷水が漏出しないようにシーリングを行うものである。また、Oリング17が、ハウジング10の周壁に配置されている。
【0013】
冷凍ケーシング18は、その内部にステンレス製の製氷シリンダ19を有しており、この製氷シリンダ19の外方には断熱材(発泡ポリウレタン)25が配設されている。製氷シリンダ19の外周(断熱材25の内部)には銅製の冷却パイプ20が巻かれている。冷却パイプ20は、公知の冷凍ユニット(コンプレッサ,コンデンサ等からなる)に接続されている。そして、冷却パイプ20内に導入された冷媒は急激な圧力低下によって冷却パイプ20内で蒸発され、この時に多量の気化熱を奪うことから製氷シリンダ19内の温度が急激に低下される。この結果、製氷シリンダ19の内面には製氷水が氷結される。なお、冷凍ユニットの構成については公知であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0014】
図1及び図2に示されるように、冷凍ケーシング18の上部位置において、製氷シリンダ19内の上端部には、ステンレス製の氷圧縮ヘッド21が固定されている。氷圧縮ヘッド21と製氷シリンダ19の上部とは、六角穴付ボルト5によって複数箇所で締結固定されている。これらの六角穴付ボルト5は、フランジ33も共締めしている。なお、後述する露受皿27の周辺をわかりやすく図示するため、図2には一部の部材(例えば、六角穴付ボルト5や後述する鋳込みヒータ35)の図示を省略している。氷圧縮ヘッド21の内部には、合成樹脂製の軸受が内蔵されており、この軸受には、製氷シリンダ19内に挿通されたオーガ15の上端部15Cが回転可能に保持されている。
【0015】
さらに、オーガ15における上端部15Cの頂部にはカッタ24が固定されている。カッタ24はオーガ15の回転に伴って回転する。氷圧縮ヘッド21は固定刃として機能しており、上述したようにオーガ15を介して製氷シリンダ19の内壁から剥ぎ取られながら製氷シリンダ19内を上方に押し上げられたシャーベット状の氷は、固定されている氷圧縮ヘッド21により圧縮されて柱状の氷となる。圧縮された柱状の氷はさらに上昇され、回転するカッタ24によって削られてチップ状やフレーク状の氷にされる。このように生成されたチップ状やフレーク状の氷は、氷排出部31から矢印A方向に排出される。
【0016】
氷排出部31には、カッタ24によって細かくされた氷の排出方向を規制する合成樹脂製の氷排出管32が取り付けられている。この氷排出管32は、製氷シリンダ19の上部に取り付けられたフランジ33を取付基部として製氷シリンダ19の上端に取り付けられる。製氷シリンダ19の氷圧縮ヘッド21が収納されている部分の外側には、アルミ製の鋳込みヒータ35が配設されている。鋳込みヒータ35は、氷圧縮ヘッド21で圧縮されている氷の表面を溶かして排出が円滑に行われるようにするものである。ここでは、製氷シリンダ19と鋳込みヒータ35の間に、鋳込みヒータの熱を効率よく拡散させるための銅製のアウタシリンダ36が取り付けられている。
【0017】
さらに、冷凍ケーシング18の上部には、排水孔27cが一体に形成された露受皿27が配設されている。露受皿27は、その下面に係止爪27aを有しており、この係止爪27aが断熱材25の上面に固定された押さえ板(係止部)26の外周縁と係合することで固定されている。押さえ板26は、製氷シリンダ19の周囲に発泡ウレタンからなる断熱材25を形成させる際(発泡時)に断熱材25の上端を押さえる役割をも有している。押さえ板26は、断熱材25の発泡後の硬化時に断熱材25に密着して固定される。そして、押さえ板26の外径が断熱材25の外径よりもやや大きくなるようにされており、露受皿27の係止爪27aが係止されやすくなっている。
【0018】
露受皿27は、六角穴付ボルト5の付近に結露する結露水や、氷排出管32取付部近傍からの漏水を捕集すると共に、捕集した結露水を排水孔27cを介して排出する。排水孔27cにはビニールチューブ27dが取り付けられており、排水が所定の場所まで導かれる。さらに、冷凍ケーシング18の下部には、製氷シリンダ19の内部に連通する吸水口28が形成されている。この吸水口28には公知の製氷水供給タンクが連結されており、吸水口28から矢印B方向に沿って製氷シリンダ19内に供給された製氷水は製氷シリンダ19内で製氷される。
【0019】
上述した露受皿27は、弾性変形可能な素材、即ち、人力でたわませることの可能な合成樹脂やゴムによる射出成形によって製造されている。係止爪27a部分はアンダーカットとなるが、成形型にスライドコアを採用すれば容易に形成させることができる。また、露受皿27は、その中央に製氷シリンダ19への取付孔が形成されるが、この取付孔の縁部にはシール部材27bが全周にわたって取り付けられている。シール部材27bは、軟質なエラストマーで形成されており、露受皿27の成形時に二色成型法(異材質融着成形法)によって露受皿27本体と一体化されている。
【0020】
露受皿27本体をやや硬質であるが人力で弾性変形可能な(形状を保持できれば軟質でもよい)熱可塑性樹脂とし、その一部のシール部材27bを軟質の熱可塑性エラストマーとして、二色成形法によって成形することで、露受皿27本体とシール部材27bとを確実に密着させることができ、この境界での割れによる露受皿27の脱落などを確実に防止できる。熱可塑性樹脂及び熱可塑性エラストマーは、例えば、PA(ポリアミド)及びTPU(ウレタン系エラストマー)のように融着性の良い組み合わせとする。また、製氷シリンダ19との接触面がシール部材27bとなるため、製氷シリンダ19と露受皿27との接触部におけるシール性を向上させることができ、この接触部から下方への漏水を確実に防止し、断熱材25の劣化を確実に防止することができる。
【0021】
特に、本実施形態の場合は、露受皿27の下方にさらに押さえ板26が配置されているため、漏水の断熱材25への浸み込みによる断熱材25の劣化をより一層確実に防止することができる。さらに、この取付孔の内径は、製氷シリンダ19の外径よりもやや小さめに形成されており、露受皿27を製氷シリンダ19に取り付けたときにシール部材27bが製氷シリンダ19の外周面に密着し、この部分でのシール性をさらに高めている。
【0022】
また、露受皿27は、係止爪27aによって押さえ板26に係止されているので、通常時は脱落してしまうことがない。しかし、製氷器のメンテナンス時には、上方の氷排出管32及びフランジ33や鋳込みヒータ35を取り外せば、露受皿27も製氷シリンダ19から取り外すことが可能である(脱着が可能である)。露受皿27を取り外すことができるので清掃を行いやすい。このとき、露受皿27は人力で弾性変形させることができるので、露受皿27の上面に固着したスケールも剥離させやすく都合がよい。また、清掃後は簡単に再度取り付けることができ、その際の製氷シリンダ19との密着性も悪化しない。
【0023】
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態においては、係止爪27aによって露受皿27を固定したが、露受皿が容易に脱落しないのであればこのような係止手段を設けなくてもよい。また、露受皿27自体をシール性のある部材によって形成させることでシール部材27bを省略することも考えられる。
【0024】
図3に他の実施形態を示すが、この実施形態においては、露受皿27は係止爪などでは固定されておらず、製氷シリンダ19とシール部材27bとの間の密着力で固定されている。また、この実施形態においては、露受皿27自体をシール性のある部材によって形成させたので、異素材によるシール部材は設けられていない。しかし、製氷シリンダ19との接触部27eは良好なシール性を得られるように形成されている。即ち、接触部27eの内径を製氷シリンダ19の外径よりもやや小さくして密着力を高めると共に、接触面積をやや増やしてシール性を向上させている。その他の同様の構成には図1及び図2の実施形態と同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0025】
また、図4にさらに他の実施形態を示す。この実施形態でも、露受皿27が弾性変形可能な素材、即ち、人力でたわませることの可能な合成樹脂やゴムによる射出成形によって製造されており、脱着可能であるのは上述した実施形態と同様である。図4中の冷却パイプ20には、本来、断熱材25の発泡形成時に取り付けられる部材29を示してある。即ち、この部分だけを見れば、発泡直後の状態でが示されていることとなる。なお、図4中の断熱材はその表面にスキン層25aを有している。最終的には、部材29は取り外され、その隙間には、断熱材25との接着性がよく、柔軟性を持ち、常温で硬化する接着剤、例えば、シリコンコーキング材などによって封止される。
【0026】
部材29は、フッ素樹脂で柔軟性を持ち、発泡時に銅製の冷却パイプ20に取り付けられ、この状態で断熱材25が発泡形成される。部材29は潤滑性を有するフッ素樹脂であるので、発泡された断熱材25との間に接着性がほとんどなく、発泡後には容易に取り外すことが可能である。部材29は、発泡治具(金型)と円錐状のテーパー面29aで接触する。このとき、その外径が縮径する方向に向けて発泡治具内に挿入される。また、発泡治具によって形成される、断熱材25を形成させるためのキャビティ内にも、他方の円錐状のテーパー面29bが突出される。このとき、その外径が縮径する方向に向けてキャビティ内に突出される。
【0027】
このようなテーパー面29a、29bが形成されているため、断熱材25発泡形成された後であっても、部材29を発泡治具及び断熱材25から容易に抜き出すことができる。また、発泡時には、テーパー面29a、29bと発泡時に作用する圧力とで部材29の位置ズレが抑止され、所望の位置にシリコンコーキング材を充填させる孔を形成させることができる。このようにすることで、スキン層25aが形成されていない銅製の冷却パイプ25部分においても完全なシール性を実現することができる。
【0028】
断熱材25の発泡時には、冷却パイプ25や吸水口(給排水パイプ)28等の隙間を塞いで発泡漏れを起こさないようにする必要がある。従来は、この部分のシール材として銅パイプに対してインシュレーションチューブを使用していた。しかし、段悦材の発泡後の実際の使用時に銅パイプは冷却され、結露するので、この部分の界面やインシュレーションチューブ自体から結露水が断熱材に浸入し、断熱材の劣化を促進させてしまっていた。しかし、本実施形態によれば、発泡漏れも抑止でき、かつ、断熱材25への結露水の浸入も効果的に抑止することができる。なお、その他の同様の構成には図1及び図2の実施形態と同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、露受皿が脱着自在であるため、メンテナンス時には取り外して清掃することが簡単にできる。また、再度取り付けるのも容易である。さらに、露受皿は弾性変形可能であるため、上面に体積固着するスケールもを弾性変形させることで容易に剥離・除去することができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、係止爪を係止部に係止させることで、露受皿を確実に固定させておくことができ、露受皿を脱着自在としつつも露受皿の脱落を確実に防止できる。このため、結露水や漏水を確実に捕集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーガ式製氷機の一実施形態の一部を断面とした側面図である。
【図2】本発明のオーガ式製氷機の一実施形態の要部拡大断面図である。
【図3】本発明のオーガ式製氷機の他の実施形態の要部拡大断面図である。
【図4】本発明のオーガ式製氷機のさらに他の実施形態の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…オーガ式製氷機、2…ギアードモータ、10…ハウジング、15…オーガ、15A…オーガ歯、18…冷凍ケーシング、19…製氷シリンダ、20…冷却パイプ、21…氷圧縮ヘッド、24…カッタ、25…断熱材、26…押さえ板(係止部)、27…露受皿、27a…係止爪、27b…シール部材、27c…排水孔、27d…ビニールチューブ、27e…接触部、32…氷排出管、33…フランジ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ギアードモータを介して冷凍ケーシングの内部でオーガを回転させながら、冷凍ケーシング内に供給された製氷水を氷結させてチップ状やフレーク状の氷を製造するオーガ式製氷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、各種のオーガ式製氷機が提案されている(特許文献1)。このようなオーガ式製氷機は、筒状の冷凍ケーシングの内部で、その上部に配置された氷圧縮ヘッドと下部に配置されたハウジングとを介してオーガ(スクリュウ)を回転可能に支持している。そして、冷凍ケーシング内に供給された製氷水を氷結させつつ、ハウジング内でオーガの下端部に連結されるギアードモータを介してオーガを回転させて、製氷水を氷結させたシャーベット状の氷を氷圧縮ヘッドに導入する。シャーベット状の氷は氷圧縮ヘッドで圧縮されてチップ状やフレーク状の氷に製氷される。
【0003】
このようなオーガ式製氷機の冷凍ケーシングの上部には、製造された氷の排出方向を規制する氷排出管が取り付けられる。そして、この氷排出管の下方には、氷排出管近傍から漏出する水や冷凍ケーシングの上端部近傍に結露する結露水を捕集する露受皿が取り付けられる。捕集された水は露受皿に形成された排水孔を介してホースなどで排水される。露受皿はステンレス鋼などの金属板をプレス加工して形成され、冷凍ケーシングの外周面上に発泡形成される断熱材層の形成時に位置決め固定されるのが一般的であった。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−205941号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のオーガ式製氷機では、露受皿上の水は排水孔によって完全に排水されるわけではなく、一部はそのまま溜まることがある。溜まった水は蒸発してスケールとなり露受皿上に固まる。スケールが溜まり続けると、露受皿から水があふれる原因となってしまう。そこで、定期的に露受皿上のスケールを除去する必要があるが、露受皿は発泡断熱剤層と固着しているため取り外しができず清掃を行いにくかった。また、金属板状の露受皿表面に固着したスケールの除去もスケールを砕く必要があり、行いにくかった。
【0006】
また、上述したような従来のオーガ式製氷機では、露受皿は発泡断熱材(通常は発泡ウレタン)の接着力によってのみ保持されているため、発泡断熱材内部への水の浸入などによって断熱材が劣化すると、露受皿が容易にはずれてしまうようになるという問題もあった。露受皿が外れてしまえば、漏水や結露水の捕集に支障が生じる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、露受皿の清掃を簡便かつ確実に行うことのできるオーガ式製氷機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のオーガ式製氷機は、内部にオーガを回転可能に収納する製氷シリンダを有する筒状の冷凍ケーシングと、オーガの上端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシングの上部に配置された氷圧縮ヘッドと、オーガの下端部を回転可能に支持するとともに冷凍ケーシングの下部に配置されたハウジングと、ハウジングの下部に連結されてオーガの回転駆動を行うギアードモータと、冷凍ケーシングの上端部近傍に脱着自在に取り付けられた弾性変形可能な露受皿とを備えていることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーガ式製氷機において、製氷シリンダの外周面上に発泡断熱材層が形成されていると共にこの発泡断熱材層の上端部に係止部が配置され、露受皿がこの係止部に係止されていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のオーガ式製氷機の実施形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態のオーガ式製氷機の構成について図1及び図2に基づいて説明する。図1はオーガ式製氷機の断面図(図中右方は側面図)である。図2は本発明の要部となる氷圧縮ヘッド近傍の分解斜視図である。図3は氷圧縮ヘッド近傍の組み立て後の斜視図である。
【0011】
図1に示されるように、オーガ式製氷機1の下部には、駆動モータと減速機構とが一体に構成されたギアードモータ2が配設されている。減速機構の出力軸7にはスプライン継手8の下端が取り付けられ、また、スプライン継手8及びオーガ15の下端部15Bと連結されている。スプライン継手8は、ハウジング10によって回転可能に保持されている。ハウジング10は、その下部に形成されたフランジ部11と重ね合わされ、複数箇所で六角穴付ボルト6によって相互に締結されている。ハウジング10は銅合金から形成されており、その内側には合成樹脂製の軸受が圧入されている。このハウジング10は、ギアードモータ2と冷凍ケーシング18とを相互に接続固定している。冷凍ケーシング18の下部とハウジング10とは、六角穴付ボルト9によって複数箇所で締結固定されている。
【0012】
オーガ15はステンレス製であり、円柱状の中心部の周囲に螺旋状のオーガ歯15Aが形成された形態を有している。このオーガ歯15Aは、冷凍ケーシング18(製氷シリンダ19)内で成長したシャーベット状の氷を冷凍ケーシング18の内壁から剥ぎ取りながら冷凍ケーシング18の上方に向かって押し上げる。なお、オーガ15の下端部15Bの上方位置にはメカニカルシール16が配置されており、このメカニカルシール16は、冷凍ケーシング18内に供給される製氷水が漏出しないようにシーリングを行うものである。また、Oリング17が、ハウジング10の周壁に配置されている。
【0013】
冷凍ケーシング18は、その内部にステンレス製の製氷シリンダ19を有しており、この製氷シリンダ19の外方には断熱材(発泡ポリウレタン)25が配設されている。製氷シリンダ19の外周(断熱材25の内部)には銅製の冷却パイプ20が巻かれている。冷却パイプ20は、公知の冷凍ユニット(コンプレッサ,コンデンサ等からなる)に接続されている。そして、冷却パイプ20内に導入された冷媒は急激な圧力低下によって冷却パイプ20内で蒸発され、この時に多量の気化熱を奪うことから製氷シリンダ19内の温度が急激に低下される。この結果、製氷シリンダ19の内面には製氷水が氷結される。なお、冷凍ユニットの構成については公知であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0014】
図1及び図2に示されるように、冷凍ケーシング18の上部位置において、製氷シリンダ19内の上端部には、ステンレス製の氷圧縮ヘッド21が固定されている。氷圧縮ヘッド21と製氷シリンダ19の上部とは、六角穴付ボルト5によって複数箇所で締結固定されている。これらの六角穴付ボルト5は、フランジ33も共締めしている。なお、後述する露受皿27の周辺をわかりやすく図示するため、図2には一部の部材(例えば、六角穴付ボルト5や後述する鋳込みヒータ35)の図示を省略している。氷圧縮ヘッド21の内部には、合成樹脂製の軸受が内蔵されており、この軸受には、製氷シリンダ19内に挿通されたオーガ15の上端部15Cが回転可能に保持されている。
【0015】
さらに、オーガ15における上端部15Cの頂部にはカッタ24が固定されている。カッタ24はオーガ15の回転に伴って回転する。氷圧縮ヘッド21は固定刃として機能しており、上述したようにオーガ15を介して製氷シリンダ19の内壁から剥ぎ取られながら製氷シリンダ19内を上方に押し上げられたシャーベット状の氷は、固定されている氷圧縮ヘッド21により圧縮されて柱状の氷となる。圧縮された柱状の氷はさらに上昇され、回転するカッタ24によって削られてチップ状やフレーク状の氷にされる。このように生成されたチップ状やフレーク状の氷は、氷排出部31から矢印A方向に排出される。
【0016】
氷排出部31には、カッタ24によって細かくされた氷の排出方向を規制する合成樹脂製の氷排出管32が取り付けられている。この氷排出管32は、製氷シリンダ19の上部に取り付けられたフランジ33を取付基部として製氷シリンダ19の上端に取り付けられる。製氷シリンダ19の氷圧縮ヘッド21が収納されている部分の外側には、アルミ製の鋳込みヒータ35が配設されている。鋳込みヒータ35は、氷圧縮ヘッド21で圧縮されている氷の表面を溶かして排出が円滑に行われるようにするものである。ここでは、製氷シリンダ19と鋳込みヒータ35の間に、鋳込みヒータの熱を効率よく拡散させるための銅製のアウタシリンダ36が取り付けられている。
【0017】
さらに、冷凍ケーシング18の上部には、排水孔27cが一体に形成された露受皿27が配設されている。露受皿27は、その下面に係止爪27aを有しており、この係止爪27aが断熱材25の上面に固定された押さえ板(係止部)26の外周縁と係合することで固定されている。押さえ板26は、製氷シリンダ19の周囲に発泡ウレタンからなる断熱材25を形成させる際(発泡時)に断熱材25の上端を押さえる役割をも有している。押さえ板26は、断熱材25の発泡後の硬化時に断熱材25に密着して固定される。そして、押さえ板26の外径が断熱材25の外径よりもやや大きくなるようにされており、露受皿27の係止爪27aが係止されやすくなっている。
【0018】
露受皿27は、六角穴付ボルト5の付近に結露する結露水や、氷排出管32取付部近傍からの漏水を捕集すると共に、捕集した結露水を排水孔27cを介して排出する。排水孔27cにはビニールチューブ27dが取り付けられており、排水が所定の場所まで導かれる。さらに、冷凍ケーシング18の下部には、製氷シリンダ19の内部に連通する吸水口28が形成されている。この吸水口28には公知の製氷水供給タンクが連結されており、吸水口28から矢印B方向に沿って製氷シリンダ19内に供給された製氷水は製氷シリンダ19内で製氷される。
【0019】
上述した露受皿27は、弾性変形可能な素材、即ち、人力でたわませることの可能な合成樹脂やゴムによる射出成形によって製造されている。係止爪27a部分はアンダーカットとなるが、成形型にスライドコアを採用すれば容易に形成させることができる。また、露受皿27は、その中央に製氷シリンダ19への取付孔が形成されるが、この取付孔の縁部にはシール部材27bが全周にわたって取り付けられている。シール部材27bは、軟質なエラストマーで形成されており、露受皿27の成形時に二色成型法(異材質融着成形法)によって露受皿27本体と一体化されている。
【0020】
露受皿27本体をやや硬質であるが人力で弾性変形可能な(形状を保持できれば軟質でもよい)熱可塑性樹脂とし、その一部のシール部材27bを軟質の熱可塑性エラストマーとして、二色成形法によって成形することで、露受皿27本体とシール部材27bとを確実に密着させることができ、この境界での割れによる露受皿27の脱落などを確実に防止できる。熱可塑性樹脂及び熱可塑性エラストマーは、例えば、PA(ポリアミド)及びTPU(ウレタン系エラストマー)のように融着性の良い組み合わせとする。また、製氷シリンダ19との接触面がシール部材27bとなるため、製氷シリンダ19と露受皿27との接触部におけるシール性を向上させることができ、この接触部から下方への漏水を確実に防止し、断熱材25の劣化を確実に防止することができる。
【0021】
特に、本実施形態の場合は、露受皿27の下方にさらに押さえ板26が配置されているため、漏水の断熱材25への浸み込みによる断熱材25の劣化をより一層確実に防止することができる。さらに、この取付孔の内径は、製氷シリンダ19の外径よりもやや小さめに形成されており、露受皿27を製氷シリンダ19に取り付けたときにシール部材27bが製氷シリンダ19の外周面に密着し、この部分でのシール性をさらに高めている。
【0022】
また、露受皿27は、係止爪27aによって押さえ板26に係止されているので、通常時は脱落してしまうことがない。しかし、製氷器のメンテナンス時には、上方の氷排出管32及びフランジ33や鋳込みヒータ35を取り外せば、露受皿27も製氷シリンダ19から取り外すことが可能である(脱着が可能である)。露受皿27を取り外すことができるので清掃を行いやすい。このとき、露受皿27は人力で弾性変形させることができるので、露受皿27の上面に固着したスケールも剥離させやすく都合がよい。また、清掃後は簡単に再度取り付けることができ、その際の製氷シリンダ19との密着性も悪化しない。
【0023】
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態においては、係止爪27aによって露受皿27を固定したが、露受皿が容易に脱落しないのであればこのような係止手段を設けなくてもよい。また、露受皿27自体をシール性のある部材によって形成させることでシール部材27bを省略することも考えられる。
【0024】
図3に他の実施形態を示すが、この実施形態においては、露受皿27は係止爪などでは固定されておらず、製氷シリンダ19とシール部材27bとの間の密着力で固定されている。また、この実施形態においては、露受皿27自体をシール性のある部材によって形成させたので、異素材によるシール部材は設けられていない。しかし、製氷シリンダ19との接触部27eは良好なシール性を得られるように形成されている。即ち、接触部27eの内径を製氷シリンダ19の外径よりもやや小さくして密着力を高めると共に、接触面積をやや増やしてシール性を向上させている。その他の同様の構成には図1及び図2の実施形態と同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0025】
また、図4にさらに他の実施形態を示す。この実施形態でも、露受皿27が弾性変形可能な素材、即ち、人力でたわませることの可能な合成樹脂やゴムによる射出成形によって製造されており、脱着可能であるのは上述した実施形態と同様である。図4中の冷却パイプ20には、本来、断熱材25の発泡形成時に取り付けられる部材29を示してある。即ち、この部分だけを見れば、発泡直後の状態でが示されていることとなる。なお、図4中の断熱材はその表面にスキン層25aを有している。最終的には、部材29は取り外され、その隙間には、断熱材25との接着性がよく、柔軟性を持ち、常温で硬化する接着剤、例えば、シリコンコーキング材などによって封止される。
【0026】
部材29は、フッ素樹脂で柔軟性を持ち、発泡時に銅製の冷却パイプ20に取り付けられ、この状態で断熱材25が発泡形成される。部材29は潤滑性を有するフッ素樹脂であるので、発泡された断熱材25との間に接着性がほとんどなく、発泡後には容易に取り外すことが可能である。部材29は、発泡治具(金型)と円錐状のテーパー面29aで接触する。このとき、その外径が縮径する方向に向けて発泡治具内に挿入される。また、発泡治具によって形成される、断熱材25を形成させるためのキャビティ内にも、他方の円錐状のテーパー面29bが突出される。このとき、その外径が縮径する方向に向けてキャビティ内に突出される。
【0027】
このようなテーパー面29a、29bが形成されているため、断熱材25発泡形成された後であっても、部材29を発泡治具及び断熱材25から容易に抜き出すことができる。また、発泡時には、テーパー面29a、29bと発泡時に作用する圧力とで部材29の位置ズレが抑止され、所望の位置にシリコンコーキング材を充填させる孔を形成させることができる。このようにすることで、スキン層25aが形成されていない銅製の冷却パイプ25部分においても完全なシール性を実現することができる。
【0028】
断熱材25の発泡時には、冷却パイプ25や吸水口(給排水パイプ)28等の隙間を塞いで発泡漏れを起こさないようにする必要がある。従来は、この部分のシール材として銅パイプに対してインシュレーションチューブを使用していた。しかし、段悦材の発泡後の実際の使用時に銅パイプは冷却され、結露するので、この部分の界面やインシュレーションチューブ自体から結露水が断熱材に浸入し、断熱材の劣化を促進させてしまっていた。しかし、本実施形態によれば、発泡漏れも抑止でき、かつ、断熱材25への結露水の浸入も効果的に抑止することができる。なお、その他の同様の構成には図1及び図2の実施形態と同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、露受皿が脱着自在であるため、メンテナンス時には取り外して清掃することが簡単にできる。また、再度取り付けるのも容易である。さらに、露受皿は弾性変形可能であるため、上面に体積固着するスケールもを弾性変形させることで容易に剥離・除去することができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、係止爪を係止部に係止させることで、露受皿を確実に固定させておくことができ、露受皿を脱着自在としつつも露受皿の脱落を確実に防止できる。このため、結露水や漏水を確実に捕集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーガ式製氷機の一実施形態の一部を断面とした側面図である。
【図2】本発明のオーガ式製氷機の一実施形態の要部拡大断面図である。
【図3】本発明のオーガ式製氷機の他の実施形態の要部拡大断面図である。
【図4】本発明のオーガ式製氷機のさらに他の実施形態の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…オーガ式製氷機、2…ギアードモータ、10…ハウジング、15…オーガ、15A…オーガ歯、18…冷凍ケーシング、19…製氷シリンダ、20…冷却パイプ、21…氷圧縮ヘッド、24…カッタ、25…断熱材、26…押さえ板(係止部)、27…露受皿、27a…係止爪、27b…シール部材、27c…排水孔、27d…ビニールチューブ、27e…接触部、32…氷排出管、33…フランジ。
Claims (2)
- 内部にオーガを回転可能に収納する製氷シリンダを有する筒状の冷凍ケーシングと、前記オーガの上端部を回転可能に支持するとともに前記冷凍ケーシングの上部に配置された氷圧縮ヘッドと、前記オーガの下端部を回転可能に支持するとともに前記冷凍ケーシングの下部に配置されたハウジングと、前記ハウジングの下部に連結されて前記オーガの回転駆動を行うギアードモータと、前記冷凍ケーシングの上端部近傍に脱着自在に取り付けられた弾性変形可能な露受皿とを備えていることを特徴とするオーガ式製氷機。
- 前記製氷シリンダの外周面上に発泡断熱材層が形成されていると共に該発泡断熱材層の上端部に係止部が配置され、前記露受皿が前記係止部に係止されていることを特徴とする請求項1に記載のオーガ式製氷機。
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