JPH0330785Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330785Y2 JPH0330785Y2 JP1985044855U JP4485585U JPH0330785Y2 JP H0330785 Y2 JPH0330785 Y2 JP H0330785Y2 JP 1985044855 U JP1985044855 U JP 1985044855U JP 4485585 U JP4485585 U JP 4485585U JP H0330785 Y2 JPH0330785 Y2 JP H0330785Y2
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- JP
- Japan
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- ice
- water
- casing
- making
- tank
- Prior art date
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- Expired
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- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
a 産業上の利用分野
本考案はオーガ式製氷機に関し、特に、冷凍ケ
ーシング内に存在するスケール及び濃縮水等を除
去し、冷凍ケーシングの各軸受部の異常摩耗及び
損傷を防止するための新規な改良に関するもので
ある。
ーシング内に存在するスケール及び濃縮水等を除
去し、冷凍ケーシングの各軸受部の異常摩耗及び
損傷を防止するための新規な改良に関するもので
ある。
b 従来の技術
従来、用いられていたオーガ式製氷機における
析出スケールによる摩耗対策としては、軸受部を
シールする手段又は製氷動作を停止させて定期的
に排水を行なうことにより、析出スケールを排除
する手段が一般的である。
析出スケールによる摩耗対策としては、軸受部を
シールする手段又は製氷動作を停止させて定期的
に排水を行なうことにより、析出スケールを排除
する手段が一般的である。
c 本考案が解決しようとする問題点
以上のような従来構成においては、析出スケー
ル及び濃縮水の排除には万全とは言えず、種々の
問題を有するものであつた。
ル及び濃縮水の排除には万全とは言えず、種々の
問題を有するものであつた。
すなわち、軸受部をシールする手段において
は、そのシール部が摩耗してしまうため、シーリ
ング効果が十分でなくなつていた。又、通常、オ
ーガ式製氷機の場合、1〜2時間の連続運転によ
つて冷凍ケーシング底部の製氷水の不純物濃度は
飽和状態に達することになり、その後は、冷凍ケ
ーシングの底部にスケールとして析出するか、又
は、氷と共に放出されていた。従つて、この析出
スケールによる各軸受部の摩耗は著るしく、その
損傷も大きいものとなつていた。そのため、定期
的に摩耗量の確認を行なつたり、軸受部の交換を
必要とし、特に、そのメンテナンスに多大のコス
トを要していた。
は、そのシール部が摩耗してしまうため、シーリ
ング効果が十分でなくなつていた。又、通常、オ
ーガ式製氷機の場合、1〜2時間の連続運転によ
つて冷凍ケーシング底部の製氷水の不純物濃度は
飽和状態に達することになり、その後は、冷凍ケ
ーシングの底部にスケールとして析出するか、又
は、氷と共に放出されていた。従つて、この析出
スケールによる各軸受部の摩耗は著るしく、その
損傷も大きいものとなつていた。そのため、定期
的に摩耗量の確認を行なつたり、軸受部の交換を
必要とし、特に、そのメンテナンスに多大のコス
トを要していた。
又、定期的に冷凍ケーシング内の製氷水を排水
してスケールを排除する手段においては、前述の
ように、1〜2時間の連続運転によつて冷凍ケー
シング底部の製氷水の不純物濃度が飽和状態に達
するため、1〜2時間毎に排水作業を行なう必要
がある。しかしながら、このように頻繁に排水作
業を行なうと、その間は製氷運転が出来なくな
り、全体的には製氷量の低下となり、オーガ式製
氷機本来の特徴である高効率な連続製氷運転が不
可能となつていた。又、前述のように、1〜2時
間以上連続して製氷運転を行なつた場合には、冷
凍ケーシング底部内に相当量のスケールが付着す
ることになり、単純な排水作業によつては、簡単
に除去出来るものではなかつた。
してスケールを排除する手段においては、前述の
ように、1〜2時間の連続運転によつて冷凍ケー
シング底部の製氷水の不純物濃度が飽和状態に達
するため、1〜2時間毎に排水作業を行なう必要
がある。しかしながら、このように頻繁に排水作
業を行なうと、その間は製氷運転が出来なくな
り、全体的には製氷量の低下となり、オーガ式製
氷機本来の特徴である高効率な連続製氷運転が不
可能となつていた。又、前述のように、1〜2時
間以上連続して製氷運転を行なつた場合には、冷
凍ケーシング底部内に相当量のスケールが付着す
ることになり、単純な排水作業によつては、簡単
に除去出来るものではなかつた。
c 問題点を解決するための手段
本考案は以上のような欠点を速やかに除去する
ための極めて好適な手段を提供することを目的と
するものであり、この目的を達成するためのこの
考案の要旨とするところは、所定水位を検知して
作動する水位スイツチを有する製氷水タンクと、
前記製氷水タンクに接続された沈澱槽と、前記沈
澱槽に管体を介して下方部位で接続された冷凍ケ
ーシングと、前記冷凍ケーシングの上方部位に設
けられ氷を押圧頭に送るためのオーガ刃と、前記
管体に関し直径方向に対峙して配設された給水管
を介して、前記冷凍ケーシングの下方部位もしく
は底部に接続して設けられた給水弁とを備え、該
給水弁は、前記製氷水タンクの前記水位スイツチ
の作動に連動して開弁するように、前記水位スイ
ツチと電気的に接続されていて、開弁時に前記給
水管を経て前記冷凍ケーシング内に流入する水に
より、前記冷凍ケーシングの前記下方部位もしく
は底部内の不純物濃縮水等を前記管体を介して前
記沈澱槽内に送りむ込ように構成したことを特徴
とするオーガ式製氷機に存する。
ための極めて好適な手段を提供することを目的と
するものであり、この目的を達成するためのこの
考案の要旨とするところは、所定水位を検知して
作動する水位スイツチを有する製氷水タンクと、
前記製氷水タンクに接続された沈澱槽と、前記沈
澱槽に管体を介して下方部位で接続された冷凍ケ
ーシングと、前記冷凍ケーシングの上方部位に設
けられ氷を押圧頭に送るためのオーガ刃と、前記
管体に関し直径方向に対峙して配設された給水管
を介して、前記冷凍ケーシングの下方部位もしく
は底部に接続して設けられた給水弁とを備え、該
給水弁は、前記製氷水タンクの前記水位スイツチ
の作動に連動して開弁するように、前記水位スイ
ツチと電気的に接続されていて、開弁時に前記給
水管を経て前記冷凍ケーシング内に流入する水に
より、前記冷凍ケーシングの前記下方部位もしく
は底部内の不純物濃縮水等を前記管体を介して前
記沈澱槽内に送りむ込ように構成したことを特徴
とするオーガ式製氷機に存する。
e 作用
製氷工程中に、製氷水タンク内の水は冷凍ケー
シング内において氷に変態するため、製氷水タン
クの水位は徐々に減少し、所定水位になると、こ
れを水位スイツチが検知して作動する。
シング内において氷に変態するため、製氷水タン
クの水位は徐々に減少し、所定水位になると、こ
れを水位スイツチが検知して作動する。
水位スイツチと給水弁とは連動ており、水位ス
イツチが作動すると給水弁が開弁し、外部水道か
らの水が給水管を介して、スケールを含む不純物
濃縮水が最も溜まり易い冷凍ケーシングの底部内
に供給される。
イツチが作動すると給水弁が開弁し、外部水道か
らの水が給水管を介して、スケールを含む不純物
濃縮水が最も溜まり易い冷凍ケーシングの底部内
に供給される。
この給水弁の開弁動作は、製氷機の能力、周囲
温度等の製氷条件によつても異なるが、5〜10分
間隔で繰り返され、その都度、不純物濃縮水は給
水管に対峙して配設された管体を介して効率的に
沈澱槽に送り込まれる。
温度等の製氷条件によつても異なるが、5〜10分
間隔で繰り返され、その都度、不純物濃縮水は給
水管に対峙して配設された管体を介して効率的に
沈澱槽に送り込まれる。
従つて、冷凍ケーシング内はスケール等が付着
もしくは析出しない程度に給水管からの水により
洗浄され、また、洗浄に使用された水に不純物が
含まれていても、これは、沈澱槽により除去さ
れ、製氷工程では実質的に製氷水に混入しない。
もしくは析出しない程度に給水管からの水により
洗浄され、また、洗浄に使用された水に不純物が
含まれていても、これは、沈澱槽により除去さ
れ、製氷工程では実質的に製氷水に混入しない。
f 実施例
以下、図面と共に本考案によるオーガ式製氷機
の好適な実施例について詳細に説明する。
の好適な実施例について詳細に説明する。
図面において符号1で示されるものは、全体が
円筒形状をなす冷凍ケーシングであり、この冷凍
ケーシング1の外周には、蒸発器となる冷却パイ
プ2が巻回して装着されており、この冷却パイプ
2の外周には、筒状の断熱体カバー3が設けら
れ、外部との熱の遮断を行なつている。
円筒形状をなす冷凍ケーシングであり、この冷凍
ケーシング1の外周には、蒸発器となる冷却パイ
プ2が巻回して装着されており、この冷却パイプ
2の外周には、筒状の断熱体カバー3が設けら
れ、外部との熱の遮断を行なつている。
前記冷凍ケーシング1の下部には、下部軸受部
4aを有するハウジング部4が設けられ、この下
部軸受部4a内にはオーガ刃5を有するオーガ軸
6の下部軸部7が回転自在に保持されていると共
に、前記下部軸受部4aの近傍に設けられたメカ
ニカルシール8により、前記冷凍ケーシング1と
前記下部軸部7との水密状態が保持されている。
4aを有するハウジング部4が設けられ、この下
部軸受部4a内にはオーガ刃5を有するオーガ軸
6の下部軸部7が回転自在に保持されていると共
に、前記下部軸受部4aの近傍に設けられたメカ
ニカルシール8により、前記冷凍ケーシング1と
前記下部軸部7との水密状態が保持されている。
前記オーガ軸6の上部軸部9は、前記冷凍ケー
シング1の上部に固定ボルト10を介して設けら
れた押圧頭11内に、上部軸受部11aを介して
回転自在に設けられている。
シング1の上部に固定ボルト10を介して設けら
れた押圧頭11内に、上部軸受部11aを介して
回転自在に設けられている。
さらに、前記上部軸部9の上端は、前記冷凍ケ
ーシング1の上部に設けられた氷放出口12内に
突出部13として突出していると共に、この突出
部13には氷カツタ14が取付けられている。前
記押圧頭11内には、前記冷凍ケーシング1内と
連通して形成された氷案内通路15が形成されて
おり、前記オーガ刃5によつて削り取られた氷
が、この氷案内通路15内で圧縮され棒状となつ
て前記氷カツタ14によつて砕かれるものであ
る。
ーシング1の上部に設けられた氷放出口12内に
突出部13として突出していると共に、この突出
部13には氷カツタ14が取付けられている。前
記押圧頭11内には、前記冷凍ケーシング1内と
連通して形成された氷案内通路15が形成されて
おり、前記オーガ刃5によつて削り取られた氷
が、この氷案内通路15内で圧縮され棒状となつ
て前記氷カツタ14によつて砕かれるものであ
る。
前記冷凍ケーシング1の下部の外周面1aに
は、図示しない外部水道に接続された給水弁16
を有する給水管17が接続され、さらに、この給
水管17と対向する位置における前記冷凍ケーシ
ング1の外周面1aには、第1管体18を介して
沈澱槽19が接続されている。従つて、この給水
管17と第1管体18とは、ほぼ同一水平位置に
配設されていると共に、前記メカニカルシール8
のやや上位の位置に配設され、給水弁16からの
水によつてメカニカルシール等の洗条が行なわれ
るように構成されてる。
は、図示しない外部水道に接続された給水弁16
を有する給水管17が接続され、さらに、この給
水管17と対向する位置における前記冷凍ケーシ
ング1の外周面1aには、第1管体18を介して
沈澱槽19が接続されている。従つて、この給水
管17と第1管体18とは、ほぼ同一水平位置に
配設されていると共に、前記メカニカルシール8
のやや上位の位置に配設され、給水弁16からの
水によつてメカニカルシール等の洗条が行なわれ
るように構成されてる。
前記沈澱槽19の底部19aには、排水弁20
を有する第3管体21が接続され、この沈澱槽1
9の上部19bには、第3管体22を介して製氷
水タンク23が接続されている。この製氷水タン
ク23は、前記冷凍ケーシング1内に製氷水を供
給するために、所定の高さ位置に配設されてお
り、この製氷水タンク23内の水位と前記冷凍ケ
ーシング1内の水位は常に同レベルに保たれ、図
面において矢印Aで示される水位は定水位であ
る。
を有する第3管体21が接続され、この沈澱槽1
9の上部19bには、第3管体22を介して製氷
水タンク23が接続されている。この製氷水タン
ク23は、前記冷凍ケーシング1内に製氷水を供
給するために、所定の高さ位置に配設されてお
り、この製氷水タンク23内の水位と前記冷凍ケ
ーシング1内の水位は常に同レベルに保たれ、図
面において矢印Aで示される水位は定水位であ
る。
前記製氷水タンク23内には、オーバーフロー
管24及び水位スイツチ25が設けられており、
この水位スイツチ25は、高レベル検知部25a
及び低レベル検知部25bを有すると共に、前記
給水弁16と連動可能に接続され、前記低レベル
検知部25bの作動による給水信号によつて前記
給水弁16が作動するものである。
管24及び水位スイツチ25が設けられており、
この水位スイツチ25は、高レベル検知部25a
及び低レベル検知部25bを有すると共に、前記
給水弁16と連動可能に接続され、前記低レベル
検知部25bの作動による給水信号によつて前記
給水弁16が作動するものである。
尚、前記オーガ軸6は、図示しないカツプリン
グによつて減速機と接続されており、製氷運転中
は、低速で回動駆動するように構成されている。
グによつて減速機と接続されており、製氷運転中
は、低速で回動駆動するように構成されている。
次に、以上のような構成において、本考案によ
るオーガ式製氷機を作動させて製氷を行なう場合
について説明する。
るオーガ式製氷機を作動させて製氷を行なう場合
について説明する。
図示しない圧縮機、凝縮器等からなるコンデン
シングユニツトにより供給された冷媒は、冷却パ
イプ2に供給され、冷凍ケーシング1が冷却され
ると、この冷凍ケーシング1の内面には氷が形成
される。この氷はオーガ軸6のオーガ刃5により
剥ぎ取られて上方に移送され、氷案内通路15を
経て、氷カツタ14によつて所要の長さに砕か
れ、氷放出口12から図示しない貯氷庫内に貯氷
される。
シングユニツトにより供給された冷媒は、冷却パ
イプ2に供給され、冷凍ケーシング1が冷却され
ると、この冷凍ケーシング1の内面には氷が形成
される。この氷はオーガ軸6のオーガ刃5により
剥ぎ取られて上方に移送され、氷案内通路15を
経て、氷カツタ14によつて所要の長さに砕か
れ、氷放出口12から図示しない貯氷庫内に貯氷
される。
前述の製氷工程において、製氷水タンク23内
の製氷水の水位が下がり、水位スイツチ25の低
レベル検知部25bがオンとなると、連動して給
水弁16が開弁し、給水管17から冷凍ケーシン
グ1内に外部水道からの製氷水が供給される。こ
のようにして冷凍ケーシング1内に給水が行なわ
れると、冷凍ケーシング1内の濃縮水やスケール
等は給水弁16からの水と共に沈澱槽19並びに
製氷水タンク23内へ運ばれ、冷凍ケーシング1
内は濃縮水が薄められた状態となる。又、製氷水
タンク23内の水位が所定水位を保持し、給水弁
16が閉弁している間は、製氷水タンク23内の
製氷水が再び冷凍ケーシング1内に徐々に供給さ
れるが、その途中経路に沈澱槽19が設けられて
いるため、濃縮水やスケール等はこの沈澱槽19
の底部19b上に沈澱し、その上澄み水がケーシ
ング1内に製氷水として供給される。
の製氷水の水位が下がり、水位スイツチ25の低
レベル検知部25bがオンとなると、連動して給
水弁16が開弁し、給水管17から冷凍ケーシン
グ1内に外部水道からの製氷水が供給される。こ
のようにして冷凍ケーシング1内に給水が行なわ
れると、冷凍ケーシング1内の濃縮水やスケール
等は給水弁16からの水と共に沈澱槽19並びに
製氷水タンク23内へ運ばれ、冷凍ケーシング1
内は濃縮水が薄められた状態となる。又、製氷水
タンク23内の水位が所定水位を保持し、給水弁
16が閉弁している間は、製氷水タンク23内の
製氷水が再び冷凍ケーシング1内に徐々に供給さ
れるが、その途中経路に沈澱槽19が設けられて
いるため、濃縮水やスケール等はこの沈澱槽19
の底部19b上に沈澱し、その上澄み水がケーシ
ング1内に製氷水として供給される。
前述の水位スイツチ25の作動に連動する給水
弁16の開弁動作は、約5分から10分位の間隔で
行なわれるため、冷凍ケーシング1の内部には、
濃縮水やスケール等が殆んど蓄積せず、冷凍ケー
シング1内をクリーンな状態に保つことが出来
る。又、図面には示されていないが、水位スイツ
チ25又は手動スイツチ等の排水弁駆動手段と接
続して排水弁20を開弁して沈澱物を除去する構
成、タイマからなる排水弁駆動手段を用いて定期
的に排水弁20を開弁して沈澱物を除去する構成
にした場合も、より一層効率良く沈澱物を除去す
ることが出来るものである。
弁16の開弁動作は、約5分から10分位の間隔で
行なわれるため、冷凍ケーシング1の内部には、
濃縮水やスケール等が殆んど蓄積せず、冷凍ケー
シング1内をクリーンな状態に保つことが出来
る。又、図面には示されていないが、水位スイツ
チ25又は手動スイツチ等の排水弁駆動手段と接
続して排水弁20を開弁して沈澱物を除去する構
成、タイマからなる排水弁駆動手段を用いて定期
的に排水弁20を開弁して沈澱物を除去する構成
にした場合も、より一層効率良く沈澱物を除去す
ることが出来るものである。
g 考案の効果
本考案は以上のような構成と作用とを備えてい
るため、製氷工程において、製氷動作を継続した
ままの状態で、冷凍ケーシング内の洗条を極めて
効率よく行なうことが出来、冷凍ケーシング内の
濃縮水やスケール等をほぼ完全に除去することが
出来、メカニカルシール、各軸受部の寿命を大巾
に延ぶすことが出来るため、オーガ式製氷機自体
の信頼性を著るしく向上させることが可能とな
る。
るため、製氷工程において、製氷動作を継続した
ままの状態で、冷凍ケーシング内の洗条を極めて
効率よく行なうことが出来、冷凍ケーシング内の
濃縮水やスケール等をほぼ完全に除去することが
出来、メカニカルシール、各軸受部の寿命を大巾
に延ぶすことが出来るため、オーガ式製氷機自体
の信頼性を著るしく向上させることが可能とな
る。
又、各軸受部、スタリユウ刃、メカニカルシー
ル等に対する定期的な摩耗量の点検等も大巾に減
らすことが出来、メンテナンス面において著るし
い効果を奏することが出来る。
ル等に対する定期的な摩耗量の点検等も大巾に減
らすことが出来、メンテナンス面において著るし
い効果を奏することが出来る。
図面は本考案によるオーガ式製氷機の全体構成
を示すための一部断面を含む全体構成である。 1は冷凍ケーシング、2は冷凍パイプ、3は断
熱体カバー、4はハウジング部、4aは下部軸受
部、5はオーガ刃、6はオーガ軸、7は下部軸
部、8はメカニカルシール、9は上部軸部、11
は押圧頭、11aは上部軸受部、16は給水弁、
19は沈澱槽、20は排水弁、23は製氷水タン
ク、25は水位スイツチである。
を示すための一部断面を含む全体構成である。 1は冷凍ケーシング、2は冷凍パイプ、3は断
熱体カバー、4はハウジング部、4aは下部軸受
部、5はオーガ刃、6はオーガ軸、7は下部軸
部、8はメカニカルシール、9は上部軸部、11
は押圧頭、11aは上部軸受部、16は給水弁、
19は沈澱槽、20は排水弁、23は製氷水タン
ク、25は水位スイツチである。
Claims (1)
- 所定水位を検知して作動する水位スイツチ25
を有する製氷水タンク23と、前記製氷水タンク
23に接続された沈澱槽19と、前記沈澱槽19
に管体18を介して下方部位で接続された冷凍ケ
ーシング1と、前記冷凍ケーシング1の上方部位
に設けられ氷を押圧頭11に送るためのオーガ刃
5と、前記管体18に関し直径方向に対峙して配
設された給水管17を介して、前記冷凍ケーシン
グ1の下方部位に接続して設けられた給水弁16
とを備え、該給水弁16は、前記製氷水タンク2
3の前記水位スイツチ25の作動に連動して開弁
するように、前記水位スイツチ25と電気的に接
続されていて、開弁時に前記給水管17を経て前
記冷凍ケーシング1内に流入する水により、前記
冷凍ケーシング1の前記下方部位内の不純物濃縮
水等を前記管体18を介して前記沈澱槽19内に
送り込むように構成したことを特徴とするオーガ
式製氷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985044855U JPH0330785Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985044855U JPH0330785Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61162783U JPS61162783U (ja) | 1986-10-08 |
JPH0330785Y2 true JPH0330785Y2 (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=30557813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985044855U Expired JPH0330785Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330785Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS572985A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-08 | Oki Densen Kk | Hollow tube type heat exchanger |
JPS5828267B2 (ja) * | 1976-03-03 | 1983-06-15 | 三菱レイヨン株式会社 | テレフタル酸の連続エステル化方法 |
JPS6021676B2 (ja) * | 1978-04-29 | 1985-05-29 | 大日本塗料株式会社 | 青色発光螢光体およびカラ−テレビジョンブラウン管 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828267U (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-23 | 三洋電機株式会社 | 製氷機 |
JPS6021676U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-14 | 三洋電機株式会社 | オ−ガ式製氷機の排水装置 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP1985044855U patent/JPH0330785Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61162783U (ja) | 1986-10-08 |
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