JP2003021439A - オーガ式製氷機 - Google Patents
オーガ式製氷機Info
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- JP2003021439A JP2003021439A JP2001202703A JP2001202703A JP2003021439A JP 2003021439 A JP2003021439 A JP 2003021439A JP 2001202703 A JP2001202703 A JP 2001202703A JP 2001202703 A JP2001202703 A JP 2001202703A JP 2003021439 A JP2003021439 A JP 2003021439A
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- auger
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ストッカを取外すことなく、押圧頭を冷凍ケ
ーシングから取外し得るようにする。 【解決手段】 冷凍ケーシング12の上端縁に形成した
フランジ12aは、ストッカ26の底部に穿設した通孔
26aに嵌挿されて、その上面をストッカ26内に臨む
よう配設される。押圧頭22は、円筒状本体28の内部
に、上軸受20が同心的で着脱可能に配設されると共
に、本体内壁面と上軸受外壁面との間に、複数の固定刃
30が周方向に離間して放射状に配設されて、フレーク
状氷が圧縮される複数の圧縮通路22aが画成される。
円筒状本体28の下端縁に形成したフランジ28aを、
冷凍ケーシング12のフランジ12aにストッカ26内
で当接した状態で、複数の取付けボルト32を介して両
フランジ12a,28aが着脱可能に固定される。
ーシングから取外し得るようにする。 【解決手段】 冷凍ケーシング12の上端縁に形成した
フランジ12aは、ストッカ26の底部に穿設した通孔
26aに嵌挿されて、その上面をストッカ26内に臨む
よう配設される。押圧頭22は、円筒状本体28の内部
に、上軸受20が同心的で着脱可能に配設されると共
に、本体内壁面と上軸受外壁面との間に、複数の固定刃
30が周方向に離間して放射状に配設されて、フレーク
状氷が圧縮される複数の圧縮通路22aが画成される。
円筒状本体28の下端縁に形成したフランジ28aを、
冷凍ケーシング12のフランジ12aにストッカ26内
で当接した状態で、複数の取付けボルト32を介して両
フランジ12a,28aが着脱可能に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍ケーシング
の内壁面に氷結させた氷をオーガスクリューで削り取り
つつ上方に移送し、得られたフレーク状氷を押圧頭で圧
縮してストッカ内に放出するよう構成したオーガ式製氷
機に関するものである。
の内壁面に氷結させた氷をオーガスクリューで削り取り
つつ上方に移送し、得られたフレーク状氷を押圧頭で圧
縮してストッカ内に放出するよう構成したオーガ式製氷
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より喫茶店やレストラン等の厨房で
は、所要形状の氷塊を製造する製氷機が、その用途や目
的に応じて好適に使用されており、そのなかに、チップ
アイスやフレークアイスと云った小片状の氷塊を連続的
に製造するオーガ式製氷機がある。このオーガ式製氷機
は、円筒状の冷凍ケーシングの内壁面に薄氷を氷結さ
せ、この薄氷を、冷凍ケーシング内に回転可能に配設し
たオーガスクリューでフレーク状に削り取りつつ上方に
移送するよう構成される。また、冷凍ケーシングの上部
に配設されてオーガスクリューの上軸部を回転可能に支
持する押圧頭で、該オーガスクリューで移送されるフレ
ーク状氷を圧縮し、得られた圧縮氷を冷凍ケーシングの
上部に配設したストッカ内に放出して貯留するようにな
っている。
は、所要形状の氷塊を製造する製氷機が、その用途や目
的に応じて好適に使用されており、そのなかに、チップ
アイスやフレークアイスと云った小片状の氷塊を連続的
に製造するオーガ式製氷機がある。このオーガ式製氷機
は、円筒状の冷凍ケーシングの内壁面に薄氷を氷結さ
せ、この薄氷を、冷凍ケーシング内に回転可能に配設し
たオーガスクリューでフレーク状に削り取りつつ上方に
移送するよう構成される。また、冷凍ケーシングの上部
に配設されてオーガスクリューの上軸部を回転可能に支
持する押圧頭で、該オーガスクリューで移送されるフレ
ーク状氷を圧縮し、得られた圧縮氷を冷凍ケーシングの
上部に配設したストッカ内に放出して貯留するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記冷凍ケーシングに
対して押圧頭は、該ケーシングの上部に配設されたスト
ッカの外底面より下方位置において、複数の取付けボル
トを介して着脱可能に固定されている。このため、メン
テナンス等に際して押圧頭を冷凍ケーシングから取外す
場合は、ストッカを先に取外さなければならず、メンテ
ナンス性に劣る問題がある。また、前記オーガスクリュ
ーのメンテナンス等に際しても、同様の問題が内在す
る。なお、前記押圧頭は、オーガスクリューの上軸部を
回転可能に支持する上軸受を備えているが、この上軸受
は定期的な交換が必要となる消耗品である。しかるに、
前述したように押圧頭を取外すにはストッカを先に取外
す作業が必要となるから、上軸受の交換作業に時間が掛
かる難点が指摘される。
対して押圧頭は、該ケーシングの上部に配設されたスト
ッカの外底面より下方位置において、複数の取付けボル
トを介して着脱可能に固定されている。このため、メン
テナンス等に際して押圧頭を冷凍ケーシングから取外す
場合は、ストッカを先に取外さなければならず、メンテ
ナンス性に劣る問題がある。また、前記オーガスクリュ
ーのメンテナンス等に際しても、同様の問題が内在す
る。なお、前記押圧頭は、オーガスクリューの上軸部を
回転可能に支持する上軸受を備えているが、この上軸受
は定期的な交換が必要となる消耗品である。しかるに、
前述したように押圧頭を取外すにはストッカを先に取外
す作業が必要となるから、上軸受の交換作業に時間が掛
かる難点が指摘される。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に係るオ
ーガ式製氷機に内在している前記欠点に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、ストッカを
取外すことなく押圧頭を冷凍ケーシングから取外すこと
ができるメンテナンス性に優れたオーガ式製氷機を提供
することを目的とする。
ーガ式製氷機に内在している前記欠点に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、ストッカを
取外すことなく押圧頭を冷凍ケーシングから取外すこと
ができるメンテナンス性に優れたオーガ式製氷機を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため、本発明に係るオーガ式製氷機
は、冷凍ケーシングの内部に回転可能に配設され、該ケ
ーシングの内壁面に氷結させた氷を削り取りつつ上方に
移送するオーガスクリューと、前記冷凍ケーシングに配
設されてオーガスクリューの上軸部を回転可能に支持す
ると共に、該オーガスクリューにより上方に移送される
フレーク状氷を圧縮して冷凍ケーシングの上部に配設し
たストッカ内に放出する押圧頭とから構成したオーガ式
製氷機において、前記冷凍ケーシングの上端部に形成し
たフランジを前記ストッカ内に臨ませ、このフランジに
前記押圧頭に設けたフランジを当接した状態で、両フラ
ンジを固定手段によりストッカ内で着脱可能に固定する
よう構成したことを特徴とする。
の目的を達成するため、本発明に係るオーガ式製氷機
は、冷凍ケーシングの内部に回転可能に配設され、該ケ
ーシングの内壁面に氷結させた氷を削り取りつつ上方に
移送するオーガスクリューと、前記冷凍ケーシングに配
設されてオーガスクリューの上軸部を回転可能に支持す
ると共に、該オーガスクリューにより上方に移送される
フレーク状氷を圧縮して冷凍ケーシングの上部に配設し
たストッカ内に放出する押圧頭とから構成したオーガ式
製氷機において、前記冷凍ケーシングの上端部に形成し
たフランジを前記ストッカ内に臨ませ、このフランジに
前記押圧頭に設けたフランジを当接した状態で、両フラ
ンジを固定手段によりストッカ内で着脱可能に固定する
よう構成したことを特徴とする。
【0006】前記課題を解決し、所期の目的を達成する
ため、本願の別の発明に係るオーガ式製氷機は、冷凍ケ
ーシングの内部に回転可能に配設され、該ケーシングの
内壁面に氷結させた氷を削り取りつつ上方に移送するオ
ーガスクリューと、前記冷凍ケーシングに配設されてオ
ーガスクリューの上軸部を回転可能に支持すると共に、
該オーガスクリューにより上方に移送されるフレーク状
氷を圧縮して冷凍ケーシングの上部に配設したストッカ
内に放出する押圧頭とから構成したオーガ式製氷機にお
いて、前記冷凍ケーシングに対して前記押圧頭を着脱可
能に固定するための取付けボルトを、前記ストッカ内に
臨むよう構成したことを特徴とする。
ため、本願の別の発明に係るオーガ式製氷機は、冷凍ケ
ーシングの内部に回転可能に配設され、該ケーシングの
内壁面に氷結させた氷を削り取りつつ上方に移送するオ
ーガスクリューと、前記冷凍ケーシングに配設されてオ
ーガスクリューの上軸部を回転可能に支持すると共に、
該オーガスクリューにより上方に移送されるフレーク状
氷を圧縮して冷凍ケーシングの上部に配設したストッカ
内に放出する押圧頭とから構成したオーガ式製氷機にお
いて、前記冷凍ケーシングに対して前記押圧頭を着脱可
能に固定するための取付けボルトを、前記ストッカ内に
臨むよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るオーガ式製氷
機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。
機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。
【0008】
【第1実施例】図1は、第1実施例に係るオーガ式製氷
機を示すものであって、該製氷機10は、円筒状の冷凍
ケーシング12の外周に、冷凍系(図示せず)に連通する
蒸発器14が密着的に巻回され、製氷運転時に冷媒を該
蒸発器14に循環させることにより、冷凍ケーシング1
2を強制冷却するよう構成される。また、冷凍ケーシン
グ12には図示しない製氷水タンクから製氷水が所定レ
ベルで供給され、製氷運転が開始されて冷凍ケーシング
12が強制冷却されることで、製氷水がケーシング内壁
面から徐々に氷結を始め、層状の薄氷が形成されるよう
になっている。
機を示すものであって、該製氷機10は、円筒状の冷凍
ケーシング12の外周に、冷凍系(図示せず)に連通する
蒸発器14が密着的に巻回され、製氷運転時に冷媒を該
蒸発器14に循環させることにより、冷凍ケーシング1
2を強制冷却するよう構成される。また、冷凍ケーシン
グ12には図示しない製氷水タンクから製氷水が所定レ
ベルで供給され、製氷運転が開始されて冷凍ケーシング
12が強制冷却されることで、製氷水がケーシング内壁
面から徐々に氷結を始め、層状の薄氷が形成されるよう
になっている。
【0009】また、前記冷凍ケーシング12の内部には
オーガスクリュー16が内挿され、その下軸部16a
が、冷凍ケーシング12の下部に配設した下軸受18に
より回転可能に支持されると共に、上軸部16bが、冷
凍ケーシング12の上部に配設された後述する押圧頭2
2が備える上軸受20に回転可能に支持されている。こ
のオーガスクリュー16には、冷凍ケーシング12の内
径より僅かに小さい外径の削切刃16cが螺旋状に形成
され、該ケーシング12の内壁面に氷結する薄氷を、前
記削切刃16cで削り取りつつ上方に移送するよう構成
される。
オーガスクリュー16が内挿され、その下軸部16a
が、冷凍ケーシング12の下部に配設した下軸受18に
より回転可能に支持されると共に、上軸部16bが、冷
凍ケーシング12の上部に配設された後述する押圧頭2
2が備える上軸受20に回転可能に支持されている。こ
のオーガスクリュー16には、冷凍ケーシング12の内
径より僅かに小さい外径の削切刃16cが螺旋状に形成
され、該ケーシング12の内壁面に氷結する薄氷を、前
記削切刃16cで削り取りつつ上方に移送するよう構成
される。
【0010】前記冷凍ケーシング12の上部には、図2
に示す如く、前記オーガスクリュー16の上軸部16b
を支持する上軸受20を備えた押圧頭22が着脱可能に
配設され、オーガスクリュー16により削り取られて移
送されるフレーク状氷を、該押圧頭22により圧縮する
ことで圧縮氷を成形するよう構成される。また押圧頭2
2の上部には、オーガスクリュー16の上軸部16bに
着脱可能に配設されて一体的に回転するカッタ24が臨
み、押圧頭22で成形される圧縮氷を該カッタ24によ
り所定寸法毎に切断するよう構成されている。図1に示
す如く、前記冷凍ケーシング12の上部には、多数の圧
縮氷を貯留するストッカ26が配設され、カッタ24に
より切断された圧縮氷がストッカ26内に放出されて貯
留されるようになっている。
に示す如く、前記オーガスクリュー16の上軸部16b
を支持する上軸受20を備えた押圧頭22が着脱可能に
配設され、オーガスクリュー16により削り取られて移
送されるフレーク状氷を、該押圧頭22により圧縮する
ことで圧縮氷を成形するよう構成される。また押圧頭2
2の上部には、オーガスクリュー16の上軸部16bに
着脱可能に配設されて一体的に回転するカッタ24が臨
み、押圧頭22で成形される圧縮氷を該カッタ24によ
り所定寸法毎に切断するよう構成されている。図1に示
す如く、前記冷凍ケーシング12の上部には、多数の圧
縮氷を貯留するストッカ26が配設され、カッタ24に
より切断された圧縮氷がストッカ26内に放出されて貯
留されるようになっている。
【0011】前記冷凍ケーシング12と押圧頭22との
取付け構造を詳細に説明すれば、図2に示す如く、冷凍
ケーシング12の上端縁に、径方向外方に延出するフラ
ンジ12aが形成され、該フランジ12aは、前記スト
ッカ26の底部に穿設した通孔26aに嵌挿されて、そ
の上面をストッカ26内に臨むよう配設される。これに
対して押圧頭22は、図3に示す如く、円筒状本体28
の内部に、前記上軸受20が同心的に着脱可能に配設さ
れると共に、本体内壁面と上軸受外壁面との間に、複数
の固定刃30が周方向に離間して放射状に配設されて、
前記フレーク状氷が圧縮される複数の圧縮通路22aが
画成されている。また、円筒状本体28の下端縁に径方
向外方に延出するフランジ28aが形成されており、該
フランジ28aを冷凍ケーシング12の前記フランジ1
2aにストッカ26内で当接した状態で、固定手段とし
ての複数の取付けボルト32を介して両フランジ12
a,28aを着脱可能に固定するようになっている。
取付け構造を詳細に説明すれば、図2に示す如く、冷凍
ケーシング12の上端縁に、径方向外方に延出するフラ
ンジ12aが形成され、該フランジ12aは、前記スト
ッカ26の底部に穿設した通孔26aに嵌挿されて、そ
の上面をストッカ26内に臨むよう配設される。これに
対して押圧頭22は、図3に示す如く、円筒状本体28
の内部に、前記上軸受20が同心的に着脱可能に配設さ
れると共に、本体内壁面と上軸受外壁面との間に、複数
の固定刃30が周方向に離間して放射状に配設されて、
前記フレーク状氷が圧縮される複数の圧縮通路22aが
画成されている。また、円筒状本体28の下端縁に径方
向外方に延出するフランジ28aが形成されており、該
フランジ28aを冷凍ケーシング12の前記フランジ1
2aにストッカ26内で当接した状態で、固定手段とし
ての複数の取付けボルト32を介して両フランジ12
a,28aを着脱可能に固定するようになっている。
【0012】
【第1実施例の作用】次に、第1実施例に係るオーガ式
製氷機の作用につき、以下に説明する。前記オーガ式製
氷機10において製氷運転が開始されると、前記冷凍ケ
ーシング12は蒸発器14内を循環する冷媒と熱交換を
行なって強制冷却され、前記製氷水タンクから冷凍ケー
シング12に供給される製氷水は、ケーシング内壁面か
ら徐々に氷結を始め、層状の薄氷が形成される。冷凍ケ
ーシング12の内部に配設した前記オーガスクリュー1
6が回転駆動されると、該スクリュー16の削切刃16
cにより薄氷が削り取られつつ上方に移送される。この
フレーク状氷は、冷凍ケーシング12の上部に配設した
前記押圧頭22の各圧縮通路22aを通過することで圧
縮されて連続的な圧縮氷に成形される。更に、この圧縮
氷は押圧頭22の固定刃30と、回転している前記カッ
タ24との協働により切断されて、所定寸法の圧縮氷と
なって前記ストッカ26の内部に放出される。
製氷機の作用につき、以下に説明する。前記オーガ式製
氷機10において製氷運転が開始されると、前記冷凍ケ
ーシング12は蒸発器14内を循環する冷媒と熱交換を
行なって強制冷却され、前記製氷水タンクから冷凍ケー
シング12に供給される製氷水は、ケーシング内壁面か
ら徐々に氷結を始め、層状の薄氷が形成される。冷凍ケ
ーシング12の内部に配設した前記オーガスクリュー1
6が回転駆動されると、該スクリュー16の削切刃16
cにより薄氷が削り取られつつ上方に移送される。この
フレーク状氷は、冷凍ケーシング12の上部に配設した
前記押圧頭22の各圧縮通路22aを通過することで圧
縮されて連続的な圧縮氷に成形される。更に、この圧縮
氷は押圧頭22の固定刃30と、回転している前記カッ
タ24との協働により切断されて、所定寸法の圧縮氷と
なって前記ストッカ26の内部に放出される。
【0013】前記押圧頭22やオーガスクリュー16等
のメンテナンスに際しては、前記ストッカ26の内部に
おいて、オーガスクリュー16の上軸部16bに取付け
られているカッタ26を取外すと共に、押圧頭22のフ
ランジ28aと冷凍ケーシング12のフランジ12aと
を固定している複数の取付けボルト32を弛み外す。こ
れにより、ストッカ26を取外すことなく、押圧頭22
を冷凍ケーシング12から取外すことができる。またオ
ーガスクリュー16に関しても、ストッカ26内に臨む
冷凍ケーシング12の上部開口から上方に引抜いて取外
し得る。更には、押圧頭22に配設されている消耗品と
しての上軸受20についても、押圧頭22を冷凍ケーシ
ング12から取外すことで簡単に交換することが可能と
なる。
のメンテナンスに際しては、前記ストッカ26の内部に
おいて、オーガスクリュー16の上軸部16bに取付け
られているカッタ26を取外すと共に、押圧頭22のフ
ランジ28aと冷凍ケーシング12のフランジ12aと
を固定している複数の取付けボルト32を弛み外す。こ
れにより、ストッカ26を取外すことなく、押圧頭22
を冷凍ケーシング12から取外すことができる。またオ
ーガスクリュー16に関しても、ストッカ26内に臨む
冷凍ケーシング12の上部開口から上方に引抜いて取外
し得る。更には、押圧頭22に配設されている消耗品と
しての上軸受20についても、押圧頭22を冷凍ケーシ
ング12から取外すことで簡単に交換することが可能と
なる。
【0014】なお、第1実施例に係るオーガ式製氷機1
0では、押圧頭22をストッカ26の内部に配設したか
ら、該押圧頭22の高さ分だけストッカ26の底部位置
を低く設定することができ、ストッカ26の上端位置を
変えることなく容積を拡大し、圧縮氷の貯留量を増やす
ことができる。
0では、押圧頭22をストッカ26の内部に配設したか
ら、該押圧頭22の高さ分だけストッカ26の底部位置
を低く設定することができ、ストッカ26の上端位置を
変えることなく容積を拡大し、圧縮氷の貯留量を増やす
ことができる。
【0015】
【第2実施例】図4および図5は、第2実施例に係るオ
ーガ式製氷機を示すものであって、前述した第1実施例
と異なる部分についてのみ説明する。この第2実施例に
係るオーガ式製氷機34では、冷凍ケーシング36の上
端部が、前記ストッカ26の底部に穿設した通孔26a
に挿通されて所定長さだけストッカ26内に臨むように
配設され、該ケーシング36の上部開口はストッカ26
内で開放している。ストッカ26の通孔26aにおける
内周面と冷凍ケーシング36の外周面の間にはOリング
38が配設され、冷凍ケーシング36の挿通部位におけ
る水密性を確保するようにしてある。そして、冷凍ケー
シング36の上部に、前記オーガスクリュー16の上軸
部16bを回転可能に支持する上軸受40を備えた押圧
頭42が着脱可能に配設される。
ーガ式製氷機を示すものであって、前述した第1実施例
と異なる部分についてのみ説明する。この第2実施例に
係るオーガ式製氷機34では、冷凍ケーシング36の上
端部が、前記ストッカ26の底部に穿設した通孔26a
に挿通されて所定長さだけストッカ26内に臨むように
配設され、該ケーシング36の上部開口はストッカ26
内で開放している。ストッカ26の通孔26aにおける
内周面と冷凍ケーシング36の外周面の間にはOリング
38が配設され、冷凍ケーシング36の挿通部位におけ
る水密性を確保するようにしてある。そして、冷凍ケー
シング36の上部に、前記オーガスクリュー16の上軸
部16bを回転可能に支持する上軸受40を備えた押圧
頭42が着脱可能に配設される。
【0016】前記押圧頭42は、取付けボルト44を介
して冷凍ケーシング36の内部に着脱可能に固定される
複数(実施例では3個)の固定刃46と、これらの固定刃
46に支持されて冷凍ケーシング36の内部に同心的に
配設される前記上軸受40とから基本的に構成される。
そして、図5に示す如く、冷凍ケーシング36、上軸受
40および固定刃46により、複数の圧縮通路42aを
周方向に離間して画成するようになっている。前記固定
刃46を冷凍ケーシング36に対して着脱可能に固定す
る取付けボルト44は、図4に示す如く、前記ストッカ
26の内部位置において、前記冷凍ケーシング36に対
して径方向から螺挿されるよう設定され、ストッカ26
内で弛み外しおよび締付け作業を行ない得るようになっ
ている。なお実施例では、固定刃46を固定する取付け
ボルト44が、冷凍ケーシング36に対して押圧頭42
を着脱可能に固定する取付けボルトとなる。前記上軸受
40の上部には、上方に向かうにつれて直径が拡開する
ヘッド40aが、冷凍ケーシング36の上部開口から上
方に延出するように設けられており、前記圧縮通路42
aを通過することで圧縮成形された連続する圧縮氷は、
該ヘッド40aの傾斜面に当接することで所定寸法毎に
折断されるよう構成してある。
して冷凍ケーシング36の内部に着脱可能に固定される
複数(実施例では3個)の固定刃46と、これらの固定刃
46に支持されて冷凍ケーシング36の内部に同心的に
配設される前記上軸受40とから基本的に構成される。
そして、図5に示す如く、冷凍ケーシング36、上軸受
40および固定刃46により、複数の圧縮通路42aを
周方向に離間して画成するようになっている。前記固定
刃46を冷凍ケーシング36に対して着脱可能に固定す
る取付けボルト44は、図4に示す如く、前記ストッカ
26の内部位置において、前記冷凍ケーシング36に対
して径方向から螺挿されるよう設定され、ストッカ26
内で弛み外しおよび締付け作業を行ない得るようになっ
ている。なお実施例では、固定刃46を固定する取付け
ボルト44が、冷凍ケーシング36に対して押圧頭42
を着脱可能に固定する取付けボルトとなる。前記上軸受
40の上部には、上方に向かうにつれて直径が拡開する
ヘッド40aが、冷凍ケーシング36の上部開口から上
方に延出するように設けられており、前記圧縮通路42
aを通過することで圧縮成形された連続する圧縮氷は、
該ヘッド40aの傾斜面に当接することで所定寸法毎に
折断されるよう構成してある。
【0017】すなわち第2実施例においても、前記押圧
頭42やオーガスクリュー16等のメンテナンスに際し
ては、前記ストッカ26の内部において、押圧頭42の
固定刃46を固定している取付けボルト44を弛み外
す。これにより、ストッカ26を取外すことなく、押圧
頭42を構成する上軸受40や固定刃46を冷凍ケーシ
ング36から簡単に取外して交換することができる。ま
たオーガスクリュー16に関しても、ストッカ26内に
臨む冷凍ケーシング36の上部開口から上方に引抜いて
取外し得る。なお、冷凍ケーシング36の上端部をスト
ッカ26内に臨ませることで、該ケーシング36の外表
面に水が付着して流れるが、ストッカ26に対する冷凍
ケーシング36の挿通部にはOリング38が配設されて
水密性が確保されているから、当該水がストッカ26の
外部に漏れ出るのは防止される。
頭42やオーガスクリュー16等のメンテナンスに際し
ては、前記ストッカ26の内部において、押圧頭42の
固定刃46を固定している取付けボルト44を弛み外
す。これにより、ストッカ26を取外すことなく、押圧
頭42を構成する上軸受40や固定刃46を冷凍ケーシ
ング36から簡単に取外して交換することができる。ま
たオーガスクリュー16に関しても、ストッカ26内に
臨む冷凍ケーシング36の上部開口から上方に引抜いて
取外し得る。なお、冷凍ケーシング36の上端部をスト
ッカ26内に臨ませることで、該ケーシング36の外表
面に水が付着して流れるが、ストッカ26に対する冷凍
ケーシング36の挿通部にはOリング38が配設されて
水密性が確保されているから、当該水がストッカ26の
外部に漏れ出るのは防止される。
【0018】第2実施例において上軸受にヘッドを一体
的に形成したが、上軸受とヘッドとを別体で構成しても
よい。
的に形成したが、上軸受とヘッドとを別体で構成しても
よい。
【0019】
【発明の効果】以上に説明した如く、請求項1の発明に
係るオーガ式製氷機では、冷凍ケーシングのストッカ内
に臨むフランジと押圧頭に設けたフランジとを当接した
状態で、固定手段によりストッカ内で着脱可能に固定す
るよう構成したから、冷凍ケーシングからストッカを取
外すことなく押圧頭やオーガスクリューを取外して交換
等を簡単に行なうことができ、メンテナンス性が向上す
る。
係るオーガ式製氷機では、冷凍ケーシングのストッカ内
に臨むフランジと押圧頭に設けたフランジとを当接した
状態で、固定手段によりストッカ内で着脱可能に固定す
るよう構成したから、冷凍ケーシングからストッカを取
外すことなく押圧頭やオーガスクリューを取外して交換
等を簡単に行なうことができ、メンテナンス性が向上す
る。
【0020】また請求項2の発明に係るオーガ式製氷機
では、冷凍ケーシングに対して押圧頭を着脱可能に固定
するための取付けボルトをストッカ内に臨むよう構成し
たから、冷凍ケーシングからストッカを取外すことなく
押圧頭やオーガスクリューを取外して交換等を簡単に行
なうことができ、メンテナンス性が向上する。
では、冷凍ケーシングに対して押圧頭を着脱可能に固定
するための取付けボルトをストッカ内に臨むよう構成し
たから、冷凍ケーシングからストッカを取外すことなく
押圧頭やオーガスクリューを取外して交換等を簡単に行
なうことができ、メンテナンス性が向上する。
【図1】 本発明の好適な第1実施例に係るオーガ式製
氷機を示す縦断側面図である。
氷機を示す縦断側面図である。
【図2】 第1実施例に係るオーガ式製氷機の要部を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図3】 第1実施例に係るオーガ式製氷機の押圧頭を
示す概略斜視図である。
示す概略斜視図である。
【図4】 本発明の好適な第2実施例に係るオーガ式製
氷機の要部を示す縦断側面図である。
氷機の要部を示す縦断側面図である。
【図5】 第2実施例に係る押圧頭の平面図である。
12 冷凍ケーシング,12a フランジ,16 オーガ
スクリュー 16b 上軸部,22 押圧頭,26 ストッカ,28a
フランジ 32 取付けボルト(固定手段),36 冷凍ケーシング,
42 押圧頭 44 取付けボルト
スクリュー 16b 上軸部,22 押圧頭,26 ストッカ,28a
フランジ 32 取付けボルト(固定手段),36 冷凍ケーシング,
42 押圧頭 44 取付けボルト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 澄川 英雄
愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ
電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 冷凍ケーシング(12)の内部に回転可能に
配設され、該ケーシング(12)の内壁面に氷結させた氷を
削り取りつつ上方に移送するオーガスクリュー(16)と、
前記冷凍ケーシング(12)に配設されてオーガスクリュー
(16)の上軸部(16b)を回転可能に支持すると共に、該オ
ーガスクリュー(16)により上方に移送されるフレーク状
氷を圧縮して冷凍ケーシング(12)の上部に配設したスト
ッカ(26)内に放出する押圧頭(22)とから構成したオーガ
式製氷機において、 前記冷凍ケーシング(12)の上端部に形成したフランジ(1
2a)を前記ストッカ(26)内に臨ませ、このフランジ(12a)
に前記押圧頭(22)に設けたフランジ(28a)を当接した状
態で、両フランジ(12a,28a)を固定手段(32)によりスト
ッカ(26)内で着脱可能に固定するよう構成したことを特
徴とするオーガ式製氷機。 - 【請求項2】 冷凍ケーシング(36)の内部に回転可能に
配設され、該ケーシング(36)の内壁面に氷結させた氷を
削り取りつつ上方に移送するオーガスクリュー(16)と、
前記冷凍ケーシング(36)に配設されてオーガスクリュー
(16)の上軸部(16b)を回転可能に支持すると共に、該オ
ーガスクリュー(16)により上方に移送されるフレーク状
氷を圧縮して冷凍ケーシング(36)の上部に配設したスト
ッカ(26)内に放出する押圧頭(42)とから構成したオーガ
式製氷機において、 前記冷凍ケーシング(36)に対して前記押圧頭(42)を着脱
可能に固定するための取付けボルト(44)を、前記ストッ
カ(26)内に臨むよう構成したことを特徴とするオーガ式
製氷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202703A JP2003021439A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | オーガ式製氷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001202703A JP2003021439A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | オーガ式製氷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003021439A true JP2003021439A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19039470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001202703A Pending JP2003021439A (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | オーガ式製氷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003021439A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242421A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | オーガ式製氷機 |
JP2017101849A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | ダイキン工業株式会社 | 製氷装置 |
-
2001
- 2001-07-03 JP JP2001202703A patent/JP2003021439A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242421A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Hoshizaki Electric Co Ltd | オーガ式製氷機 |
JP4680632B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2011-05-11 | ホシザキ電機株式会社 | オーガ式製氷機 |
JP2017101849A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | ダイキン工業株式会社 | 製氷装置 |
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