JPH0451332Y2 - - Google Patents

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JPH0451332Y2
JPH0451332Y2 JP15170187U JP15170187U JPH0451332Y2 JP H0451332 Y2 JPH0451332 Y2 JP H0451332Y2 JP 15170187 U JP15170187 U JP 15170187U JP 15170187 U JP15170187 U JP 15170187U JP H0451332 Y2 JPH0451332 Y2 JP H0451332Y2
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ice
auger
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cylinder
compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、オーガ型製氷機に関し、特に、製造
された氷を搬送する搬送機構部に設けられる安全
装置に関するものである。
b 従来の技術 従来、オーガ型製氷機は種々の形式のものが知
られている。第2図及び第3図は、それ等のオー
ガ型製氷機のうち米国特許第3863463号明細書に
開示された最も代表的なものを示している。
第2図及び第3図において、冷凍ケーシング1
内に生成した氷は、回転するオーガ2によつて剥
離され、冷凍ケーシング1の上方に設けられた放
出口30より放出されるようになつている。放出
口30には氷搬送管31がスプリング33を介し
てナツト32により移動可能に取り付けられてお
り、氷搬送管31に過大な負荷がかかりスプリン
グ33が伸張する際、同氷搬送管31に取着され
た作動板34が放出口30に固定されたスイツチ
35を作動して、圧縮機(図示せず)及びオーガ
2の回路を遮断することにより製氷運転を停止
し、それ以上の負荷が働かないような構成となつ
ている。
c 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述したような構成であると、氷搬送
管31内を通る氷に働く管路抵抗の反作用と、氷
搬送管31を放出口30にに圧接させるように作
用するスプリング33の力とは互いに逆向きであ
るから、これ等の力がほぼ均衡する状態となつた
時には、管路抵抗の力が若干でも変化すると、ス
プリング33が伸縮し、前述したスイツチ34が
オン・オフを繰り返す状態となる。そのため、圧
縮機の起動・停止が短時間のうちに繰り返され
て、圧縮機が早期に破損を生起する問題点があつ
た。
また、ナツト32により氷搬送管31を放出口
30に取着する構成であると、氷搬送管31及び
放出口30の接続部の構造が複雑になるばかり
か、氷搬送管の少なくとも接続部は硬管で製作す
る必要があるため、オーガ型製氷機の据付場所に
よつては配管工事が難しくなりコスト増を招くと
いう問題点もあつた。
従つて、本考案の目的は、圧縮機に破損を生じ
させたり、接続部の構造を複雑にしたりすること
がないばかりか、配管工事を困難にしてコスト増
を招いたりすることのないオーガ型製氷機の安全
装置を提供することにある。
d 問題点を解決するための手段 この目的から、本考案は、圧縮機からの冷媒に
より冷却された冷凍ケーシングの壁面に生成する
氷層を、駆動装置により回転駆動されるオーガに
よつて削り取り、この削氷を、前記冷凍ケーシン
グからの氷の放出口を画成する筒体を介して、該
筒体に接続された氷搬送管に送り込む、オーガ型
製氷機において、前記筒体に該筒体の外側から嵌
合した可撓性の氷搬送管を、該氷搬送管の外側か
ら前記筒体に対して締め付ける、実質的に非伸縮
性の締付具と、前記筒体及び締付具の一方に取着
されたスイツチ手段と、前記筒体及び締付具の他
方に取着されたスイツチ作動手段とを備え、前記
筒体に対する前記締付具の相対的移動により前記
スイツチ手段を作動して、前記圧縮機及び駆動装
置を停止させることを特徴とするものである。
e 作用 冷凍ケーシング内に製氷用水を供給し、圧縮機
を駆動して冷媒により冷凍ケーシングの壁面を冷
却すると、この壁面には氷層が生成する。駆動装
置により冷凍ケーシング内のオーガを回転させる
と、生成された氷層は削り取られ、この削氷は氷
放出口から氷搬送管を経て貯氷庫内に搬送され
る。
貯氷庫に開口する氷搬送管の出口で、もしくは
出口に至る途中で氷詰まりの現象が起きると、氷
搬送管における管路抵抗が徐々に増す。管路抵抗
に勝たねばならない力が筒体に対する締付具の締
付力を超える状態になると、氷搬送管が筒体から
離脱する方向に若干移動し、その際締付具も同様
に筒体から若干移動する。上述した状態の均衡が
崩れても、締付具自体はスプリングのように伸縮
性ではないので、締付具が元の位置の方向に戻る
ことはない。締付具にはマグネツトが取り付けら
れており、また、筒体には近接スイツチが取り付
けられているので、前述した移動により、近接ス
イツチの接点が開路し、圧縮機及び駆動装置の作
動が停止し、製氷運転が停止する。
f 実施例 次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。
第1図において、断熱材1aで外周部を囲まれ
ると共に冷却パイプ1bが巻着された円筒状の冷
凍ケーシング1内には、上部の押圧頭3と下部の
軸受ハウジング4とによつて回転自在に支承され
たオーガ2が配設されている。該オーガ2はその
下端に結合された駆動装置5の出力軸によつて駆
動され、オーガ2の上端には円錐形オーガ6が一
体的に固定されている。押圧頭3は冷凍ケーシン
グ1の上端部内に嵌合しており、この上端部の外
側に、円錐形オーガ6を受け入れるのに適した円
錐形部分7aと円筒形部分7bとを有するハウジ
ング7がボルト8により固定され、該ハウジング
7が押圧頭3及び円錐形オーガ6を囲繞する圧縮
室9を画成している。1つしか図示しないが、押
圧頭3はその縦軸方向に延びる複数の氷圧縮通路
3aを有する。
以上のようなオーガ型製氷機において、給水パ
イプ1cから冷凍ケーシング1内に製氷用水が供
給され、図示しない周知の圧縮機から冷媒が冷却
パイプ1bに供給され、駆動装置5によりオーガ
2及び6が駆動されると、冷凍ケーシング1の内
壁に氷層が生成され、この氷層がオーガ2によつ
て掻き取られて押圧頭3の圧縮通路3aに送ら
れ、同圧縮通路3aで圧縮され、更にオーガ6に
より圧縮を受けながら上方に搬送される。
以上のような構成及び作用は従来周知のオーガ
型製氷機と同様である。
さて、本考案によると、ハウジング7の円錐形
部分7aの上端から上方に延びる円筒形の延長部
即ち筒体7dには、ブラケツト11aを介してス
イツチ手段である近接スイツチ14を固定支持し
た別の筒体11の下端部がボルト11bのような
手段により取着されており、一方、筒体11の上
端部には適宜の耐圧可撓性材料から形成すること
ができる氷搬送管12が締付具13により固定さ
れている。第1A図にこの締付具13の一例を示
すように、氷搬送管12を囲繞するスリツト付き
リング状本体部13aを備える締付具13は、直
径方向に対峙する部分に、スリツト13bの両端
から半径方向外側に突出する耳部13cと、シム
13dを介して本体部13aに取り付けられたL
字状ブラケツト13eとを備えている。該締付具
13は、ブラケツト13eの下端に前述した近接
スイツチ14を作動させるためのマグネツト15
のようなスイツチ作動手段を有しており、該締付
具13の耳部13cをねじ13fで締め付けるこ
とにより筒体11に氷搬送管12を取り付けた際
に、マグネツト15が近接スイツチ14に接する
ように取り付けるのが好適である。
実施例では、スイツチ手段として近接スイツチ
を、スイツチ作動手段としてマグネツトを用いて
氷搬送管の負荷検知装置を構成しているが、これ
に限定されるものではなく、氷搬送管の負荷検知
装置としては、先行技術のスプリングのようにそ
れ自体弾性的に伸縮しなければ、マイクロスイツ
チやコネクタ等のように、その移動によりオーガ
型製氷機の駆動装置及び圧縮機の回路を遮断でき
るものを使用可能である。また、実施例ではハウ
ジング7の延長部7dに筒体11を取り付け、次
いでこの筒体11に氷搬送管12を嵌合させてい
るが、勿論、氷搬送管12は延長部7dに直結し
うる。更に、締付具13も筒体11に嵌合した氷
搬送管12をその外側から締め付けることができ
ればよく、第1A図に示した構造のものに限定さ
れない。
次に、上述したオーガ型製氷機の作動について
説明する。電源をオンにすると、図示しないフロ
ートタンクに、そしてこのフロートタンクに連通
する給水パイプ1cを介して冷凍ケーシング1内
に製氷用水が供給される。フロートタンク及び冷
凍ケーシング1内の製氷用水が規定水位に達する
と、駆動装置5、圧縮機の順に起動し製氷運転を
開始する。
製氷運転により冷凍ケーシング1内に成長した
氷はオーガ2により剥離されて上方に運ばれ、氷
圧縮室9の押圧頭3及びオーガ6により圧縮され
棒状氷となる。筒体11は、第1B図から諒解さ
れるように“く”字状に形成されているので、棒
状氷11aの先端が筒体11の内面に当接すると
共に下方から押し上げられることにより、棒状氷
11aの先端部は水平方向の成分の力を受け、こ
の力とハウジング7の延長部7dの上縁7eとの
協働作用によつて、棒状氷11aは上縁7e付近
で適当な長さに折断分割され、搬送管12を経て
図示しない貯氷庫内に放出される。
上述した運転状態において、例えば貯氷庫内の
貯氷検知不良により、貯氷庫が満杯でも製氷機の
運転が停止しないと、搬送管12の出口(図示せ
ず)に氷が詰まり、やがては搬送管12に変形が
生じたり、搬送管12内で氷が相互に結合するよ
うになると、氷の搬送負荷が大きくなるため、オ
ーガ型製氷機の氷を押し出す推力が筒体11及び
搬送管12の接続部にかかる。接続部にかかる力
が、締付具13により搬送管12を介して筒体1
1に加えられる力よりも大きくなると、搬送管1
2が筒体11から抜け出る方向に移動し、締付具
13に取り付けられたマグネツト15が筒体11
に固定された近接スイツチ14から離れる。この
近接スイツチ14の接点(図示せず)は駆動装置
5及び図示しない圧縮機に作動上結合されている
ので、マグネツト15が近接スイツチ14から離
間することにより前記接点が開路すると、駆動装
置5及び圧縮機が停止し、製氷運転が停止する。
尚、例えば試運転時には、氷搬送管を取り付け
ずに製氷機を運転したい場合があるが、その時に
は、製氷機の制御回路に別に製氷スイツチ(図示
せず)を設け、この製氷スイツチを手動操作する
ことにより製氷運転を可能にすることができる。
g 考案の効果 本考案によるオーガ型製氷機の安全装置は以上
のような構成と作用とを備えているので、貯氷検
知不良による氷搬送管出口の詰まり等に起因し
て、氷搬送管及び筒体の接続部に締付力以上の力
が働き、氷搬送管が筒体から離脱する方向に移動
すれば、締付具自体は、実質的に非伸縮性である
ために、氷搬送管と同一方向に確実に移動して、
スイツチ手段により圧縮機をオン・オフを繰り返
すことなく停止させるので、圧縮機の早期破損を
防止することができる。また、このような非伸縮
性の締付具の使用により、氷搬送管を筒体に単に
嵌合するだけで接続が完了し、接続部の構造が非
常に簡単になる。更に、氷搬送管は可撓性のも
の、即ちいわゆるホースでよいので、配管工事が
大幅に簡素化できるだけでなく、製品コストの大
幅な低減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による安全装置を備えたオーガ
型製氷機を部分的に断面で示す正面立面図、第1
A図は第1図の安全装置における締付具の分解斜
視図、第1B図は筒体による棒状氷の折断態様を
説明するための部分拡大断面図、第2図は従来の
オーガ型製氷機の要部断面図、第3図は第2図の
−線における断面図である。 1……冷凍ケーシング、2……オーガ、5……
駆動装置、11……筒体、7d……ハウジングの
延長部(筒体)、12……氷搬送管、13……締
付具、14……スイツチ手段(近接スイツチ)、
15……スイツチ作動手段(マイクロスイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機からの冷媒により冷却された冷凍ケーシ
    ング1の壁面に生成する氷層を、駆動装置5によ
    り回転駆動されるオーガ2によつて削り取り、こ
    の削氷を、前記冷凍ケーシング1からの氷の放出
    口を画成する筒体7d,11を介して、該筒体に
    接続された氷搬送管12に送り込む、オーガ型製
    氷機において、前記筒体に該筒体の外側から嵌合
    した可撓性の前記氷搬送管12を、該氷搬送管1
    2の外側から前記筒体に対して締め付ける、実質
    的に非伸縮性の締付具13と、前記筒体及び締付
    具13の一方に取着されたスイツチ手段14と、
    前記筒体及び締付具13の他方に取着されたスイ
    ツチ作動手段15とを備え、前記筒体に対する前
    記締付具13の相対的移動により前記スイツチ手
    段15を作動して、前記圧縮機及び駆動装置5の
    駆動を停止させることを特徴とするオーガ型製氷
    機の安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4653343B2 (ja) * 2001-06-15 2011-03-16 ホシザキ電機株式会社 オーガ式製氷機の保護スイッチ装置
JP4759171B2 (ja) * 2001-06-29 2011-08-31 ホシザキ電機株式会社 オーガ式製氷機
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