JP2957221B2 - ポリジエンゴムを主体とする高い走行性能を有するタイヤ走行面およびその製造方法 - Google Patents

ポリジエンゴムを主体とする高い走行性能を有するタイヤ走行面およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリジエンゴムを主体とし、かつ常用の添
加剤を有するタイヤ走行面およびその製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
タイヤの走行面はタイヤの構成箇所の中でも特別な部
分である。これは特に、タイヤ走行面が、車両と道路と
の間にわずかな接触面を形成する点にある。従つて走行
時の車両の特性は特に敏感に、走行面に使用したゴムの
種類および品質に依存する。
原則的に、高い走行性能を有するタイヤ走行面に関し
て多大な関心が寄せられている。近代的なラジアルタイ
ヤの走行性能は走行面の次の基準により測定する。
1. 成分の詳細な組成(カーボンブラツク/油含量、架
橋系) 2. ゴムの種類 3. ゴムの微細構造および分子量 前記のポリジエンの磨耗抵抗に関する公知の順序はBR
>SBR>NR/IRである。この順序と一致して、純粋なBR−
走行面が最適の寿命を示す。
しかし、極めて広範囲の要求に対して走行性能を別に
して考えることはできない。走行安定性の問題は、特に
濡れた路面上でのスリツプ抵抗に対してなお高度は意義
がある。しかしこの特性に対しては前記のポリマーの等
級は逆の順序となる。
磨耗特性およびスリツプ抵抗は、同じ分子運動の原則
に基ずくため、タイヤ走行面の組成の構成は常に妥協が
生じる。
高い積載能力用に規定されたタイヤならびに高速性能
用に構成したタイヤの場合、さらに走行時の著しい熱形
成を考慮すべきである。従つて、原料の選択はもう1つ
の難点がある。
磨耗特性およびスリツプ特性の同時の改善は、たとえ
ば高いカーボンブラツク/ゴム相互作用を有するカーボ
ンブラツクを使用する際に可能である。しかしカーボン
ブラツクの活性度が高まるにつれて、ゴム相中へのカー
ボン粒子の分配についての難度が増加する。さらにこの
ような加硫物の動的応力における熱形成は高まる。
ゴムの老化をともなう変性の問題は、数十年来特別の
酸素受容体およびラジカル受容体(いわゆる酸化防止剤
もしくはオゾン亀裂防止剤を添加することにより緩和さ
れている。これにより亀裂形成および硬化による品質低
下は避けられるが、しかし磨耗に関する保護効果には無
意味である。
走行面加硫物の最適化におけるもう1つの変数は、硫
黄架橋への影響である。常用の硫黄/促進剤系を使用す
る場合、原則として、ポリマー鎖がポリスルフイド系の
架橋部員により結合した加硫物が得られる。この種の架
橋加硫物は多数の特性において良い結果を示す(A.V.Ch
apmann,M.Porter“Sulfur Vulcanization Chemistry"、
“Natural Rubber−Science and Technology"、A.D.Rob
ertsed.,Oxford Press1988参照)。これは、機械的強度
のほかに特に磨耗特性にとつても適している。しかし、
この欠点は熱負荷のもとでポリスルフイド架橋の分解が
モノスルフイドの構成まで行なわれる点にある。その際
遊離した硫黄は一方でポリマーセグメントに蓄積し、他
方でゴムについての酸素の攻撃を接触する。
双方の作用は網状構造の損傷を生じさせる。すでに加
橋工程の経過で使用される硫黄の前記副反応は、主に車
両の運転の際の走行面の性能限界に影響し、従つて製造
工程の最的な形態に関して制限が必要である(同様にA.
V.Chapman,M.Porter前記の引用文献参照)。硫黄の副反
応を減少させる処置は、いわゆるEV系の適用である。こ
れは最少量の硫黄において多量の加硫促進剤からなる系
である。しかし急速な加硫開始のために、加工安全性は
不利になる。しかしあらかじめ計画した磨耗抵抗の不利
な影響はタイヤ走行面の品質に対してより大きな意義が
ある(P.M.Lewis“Vulcanizate structure and its eff
ects properties"in NR−Technology Quarterly Volume
17,4部,57頁以降(1986)参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、良好なスリツプ特性を維持しなが
ら、全ての寸法の走行性能の本質的向上を目標とするタ
イヤ走行面を開発することであつた。
〔課題を解決するための手段〕
この課題はポリジエンゴムを主体とし、かつ常用の添
加物、たとえばカーボンブラツク、ケイ酸、可塑剤、樹
脂および加硫剤を有するタイヤ走行面により解決され
た。本発明の思想は、網状構造を形成するオリゴマーの
S架橋の代わりに、安定な1,2−ジチオエタンジイル架
橋を導入する点にある。架橋試薬として、1,2−ビス
(N,N−ジメチルチオカルバモイルジチオ)−エタン(I
UPAC命令法による正式名:N,N−ジエチル−チオカルバミ
ン酸−(ジチオペルオキソ)−1,2−エタンジイルエス
テル、以下BDTEと省略)を使用するのが好ましい。ゴム
としては特にNR、IR、BRおよび/またはSBRが挙げられ
る。有利には融合ゴム(Integralkantschnk)である
(K.H.Nordsiek,Kautschuk und Gummi−Kunststoffe,3
8,178頁,(1985)、西ドイツ国特許出願公開第3710002
号、同第3724871号および同第3804547号明細書)。架橋
反応は、特に150〜200℃、特に170〜190℃の温度で実施
する。本発明の対象は請求項4〜6までのいずれか1項
記載の、前記タイヤ走行面の製造方法である。
本発明によるタイヤ走行面で達成さた磨耗の減少は、
特に優れている。著しく高い走行性能にもかかわらず、
スリツプ安定性の程度は変化しないことが保証される。
これは、冒頭に述べた磨耗特性とスリップ抵抗との妥協
は著しく改善されたことを意味する。この効果は融合ゴ
ムの場合、特に有利に現われる。特に天候および老化に
よる磨耗抵抗のほかに、その他の加硫物の特性、たとえ
ば引裂抵抗、引裂点伸び、引裂伝播抵抗、特に弾性に属
する特性、特に発熱性は優れた特性を示す。
緊急走行性能を有するタイヤ、つまり空気が濡れた場
合でもなお走行可能なタイヤの走行面は、緊急時に非常
に強い機械的および熱的負荷がかかる。この場合、本発
明による架橋試薬を使用することで有利な効果が生じ
る。
西ドイツ国特許第2256511号明細書から、熱安定性加
硫物の製造のために、一般式:(促進作用基−S−Sx
−R−Sx−S−促進作用基で示される有機ポリスルフ
イド誘導体を一般的に使用することは公知であり、かつ
1,2−ビス(N,N−ジメチルチオカルバモイルジチオ)−
エタンは多数の他の加硫剤とともに述べられている。し
かし、この明細書は、この加硫剤が高い走行性能を有す
る走行面の製造のために特に適していることを言及して
いない。
西ドイツ国特許第2265382号明細書中には、そこに記
載された加硫剤は、高い熱安定性を有すると主張されて
いるが、この主張は硫黄を添加する場合に関するにすぎ
ない(表14、43および44頁)。硫黄を添加する場合にの
み高いモジユラス特性が達成できるのは明らかである
(8頁、38行)。この架橋形成基Rは、50個までまたは
それ以上の炭素原子を有するほとんど任意の有機基であ
つてもよい(西ドイツ国特許出願公開第2256511号明細
書、6頁、40〜66行参照)。この記載からはエチレン加
橋が架橋形成物および老化特性の点で他の全ての基より
優れていることは推知できない(10頁以降の比較例参
照)。さらにこの明細書の公開内容は、当業者にとつ
て、ここで記載した具体的課題を解決するための手段で
はない。
本発明による方法のためのゴムとして専らポリジエン
が挙げられる。特に次のゴムは工業的に重要である。
天然ゴム(NR) イソプレンゴム(IR) 乳化重合により得られたスチロール−ブタジエンゴム
(E−SBR) 溶液重合により得られたスチロール−ブタジエンゴム
(L−SBR) ブタジエン単位に対して15%より多くのビニル含量を有
するスチロール−ブタジエンゴム(Vinyl−SBR) 20%より多くの二重結合がシス位置にあるブタジエンゴ
ム(cis−BR) 15%より多くのビニル含量を有するブタジエンゴム(Vi
nyl−BR) 前記ゴムの定義には、40%まで他の常用のコモノマー
を含有するようなコポリマーも含まれる。もちろん前記
ゴムの配合物を使用してもよい。自家用車用には、SBR
およびSBR/BR配合物が有利であり、貨物自動車用にはN
R、NR/BR配合物およびNR/SBR配合物が有利である。特に
融合ゴムが有利である。
1,2−ジチオエタンジイル架橋の導入は専ら1,2−ビス
(N,N−ジメチルチオカルボニルジチオ−)エタン(BDT
E) を用いて行う。脱離基の選択において、チルカルバモイ
ル基の他にはない。キサントゲネート脱離基は決して架
橋形成物を生じない。SBR−およびNR混合物中に1,2−ビ
ス(o−イソプロピルチオカルボニル−ジチオ)−エタ
ンを用いた実験において、300%モジユラスの値は、無
視できるほど少ない。西ドイツ国特許出願公開第225651
1号明細書との一致した点は、ジチオホスフアチル−、
ベンゾチアゾリル−およびオキサゾリル脱離基は、硫黄
添加なしでは不十分な架橋形成物を生じるにすぎないこ
とである。さらにジチオホスフアチル脱離基を用いた実
験は著しい臭気を発しながら実施されるにすぎない。
チオカルボニル窒素に着く基を選択する場合、エチル
基は低級および高級の同族体よりも優れている。ゴム溶
解性もしくはゴム相容性はたとえばメチル基の場合より
も明らかに良い。さらに、後者の架橋物の場合には、し
ばしばブールミングが観察される。高級同族体は同じ架
橋効果を得るために、モルで換算してより多くの物質を
使用しなければならないため、不経済である。
架橋部員の選択は明らかにC2である、それというのも
これは相応して加硫したゴムの架橋形成物および老化特
性の点で他のものよりも明らかに優れているためであ
る。
本発明により使用すべき架橋剤の出発点はジクロロエ
タンである。チオ硫酸ナトリウムとの反応により水溶液
中でビス−ブンテ塩にされる。このナトリウムジエチル
−ジチオカルバメートとの反応により所望の1,2−ビス
(N,N−ジメチルチオカルバモイルジチオ)−エタン(B
DTE)が得られる(西ドイツ国特許出願公開第2256511号
明細書参照)。
加硫物の製造は、公知方法で、ゴム成分と添加物との
混合により行う。決定的なのは本発明による架橋試薬の
添加である。常用の添加物は、たとえばカーボンブラツ
ク、ケイ酸、可塑剤および樹脂である。混合は、常用の
混合機、たとえばニーダーおよび練りロール機で行う。
この場合調節すべき温度は公知方法により、成分の組成
および混合法に依存する。老化防止剤およびオゾン亀裂
防止剤は、本発明により達成可能な高い網状構造安定性
により十分に省略することができる。ゴムに対して、原
則として油5〜40phrおよびカーボンブラツク40〜90phr
を使用する。架橋剤は3〜6phrの量で使用する。
硫黄を付加的に使用することは原則として有利ではな
い、それというのも戻り特性が明らかに悪化するためで
ある。
VULKANOX 4010(N−イソプロピル−N′−フエニル
−p−フエニレンジアミン)はFa.Bayer AG社、D−509
0Leverkusenにより市販されている加硫促進剤である。
VULKANOX 4020(N−(1,3−ジメチルブチル)−
N′−フエニル−p−フエニレンジアミン)はFa.Bayer
AG社、D−5090Leverkusenにより市販されている老化
防止剤およびオゾン亀裂防止剤である。
KORESIN はp−t−ブチルフエノールとアセチレン
との反応生成物であり、Fa.BASF AG、D−6700Ludwigsh
afenの加工助剤として市販されている。
SBS(N−シクロヘキシル−1−ベンゾチアゾールス
ルフエンアミド)は商標VULKAZIT CZとして、Fa.Bayer
AG社、D−5090Leverkusenにより市販されている加硫
促進剤である。
引張強さおよび破断点伸びはDIN53504により測定し
た。
100もしくは300%の伸び率で、モジユラスともいわれ
る応力値はDIN53504により測定した。
構造強度はPohleにより測定した(S.Bostrm,Kautsc
huk−Handbuch,5巻、123頁参照)。
残留伸び(引張歪残率)はDIN53518により測定した。
硬度(シユアA)はDIN53505により測定した。
レジリエンス(弾性)はDIN53512により測定した。
磨耗はDIN53516により測定した。
圧縮永久歪(compression set)はDIN53517により測
定した。
熱形成(発熱性)の試験はDIN53533、3部によりグツ
ドリツチフレキソメーターを用いて行つた。実施例中で
は、方法1として表わした。さらに次の条件を選択し
た: 荷重500N、開始温度:50℃、時間:25分これは実施例中
では方法5として表わした。
それぞれの荷重での球による圧潰試験を、S.Basstr
m,Kautschuk−Handbuch,5巻、Berliner Union,Stuttgar
t,149、150頁により測定した。
加硫度はDIN53529により測定した。
〔実施例〕
次に記載した走行面加硫物の全ては次のように製造し
た。
内部撹拌器(Werner und Pfleiderer社の、Typ GK2)
を用いてロータ回転数50rpmで、ジヤケツト温40℃で次
の基礎混合物を調製した。
ゴム 100 ZnO 3phr ステアリン酸 2phr 芳香族可塑剤 10phr カーボンブラツクRuβ N−339 50phr 架橋剤 表参照 この場合、ゴムに対して1分の前運転時間の後に添加
物の添加を行つた。混合はロータのエネルギ最大値を越
えた後1分で中断した。
6時間貯蔵した後、練りロール機で50℃のロール温度
で5分間に架橋剤を混入した。
架橋剤の種類および量ならびに次の加硫の際の温度管
理は、次表から相達できる。
この試験は、ビス(ジチオ)エタン架橋により、古典
的な硫黄加硫物と比較可能な磨耗性が得られたことを示
している。動的特性(グツドリツチフレキソメータ、球
による圧潰試験)についても同様なことが言える。
例2および比較例E この結果は、高い反応温度でビス(ジチオ)エタン架
橋の導入の場合著しい鋼状構造安定性を示している。こ
れは、特に次の特性:モジュラス、構造強度(引裂伝播
抵抗)、弾性、動的特性および特に磨耗にあてはまる。
例3および比較例F 比較の結果、老化工程での引裂抵抗は著しく少ない損
傷であつた。
例4および比較例G 比較の結果、本発明により架橋した走行面加硫物の磨
耗特性は段階的に苛酷になる老化条件で優れていること
が示される。
例5および比較例H このポリジエンゴムベースに関しても、本発明による
走行面の磨耗抵抗は高い酸素−および熱負荷の場合に明
らかに優れていることが示される。
例6および比較例I 走行性能の測定のため、それぞれ半分が高速道路と一
般道路とからなる正確に決められたテスト区間上の走行
テストを行つた。テスト対象物としてDimension175SR14
のタイヤを用いた。車両としてフオード社のScorpio2.0
2台を用いた。全ての走行面用のゴムとしてスチロール2
0%と1,2位置のブタジエン成分40%を有するビニル−SB
Rを使用した。
この品質を比較した。
水によるスリツプ結果は停止距離法(“Stopping dis
tomce"−Methodeにより得られる。この場合、濡れたア
スフアルト表面での制動距離を測定した。例5での磨耗
テストでの明らかに高い値は、わずかな磨耗を示した。
タイヤテスト結果は、磨耗抵抗と水によるスリツプ挙動
との妥協現象が著しく減少したことを示した。
例7および比較例J 例6と同様に融合ゴム(Integralkautschuk)を使用
するもう一つの走行試験を実施した。これは、西ドイツ
国特許出願公開第3710002号明細書(例1)による、ブ
タジエン、イソプレンおよびスチロールからなるコポリ
マーである。このゴムの特徴は、−80℃〜+15℃の範囲
にわたるtanΔ温度機能の著しく広い最大値である。ム
ーニー粘度は55である。
次のトレツドの品質を対比した。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】架橋剤としてポリジエンゴムに対して3〜
    6phrの量の1,2−ビス(N,N−ジメチルチオカルバモイル
    ジチオ)−エタンならびに常用の添加剤をポリジエンゴ
    ムに添加し、こうして得られたゴム混合物を架橋させる
    ことにより製造された、網状架橋として1,2−ジチオエ
    タンジイル架橋を含有することを特徴とするタイヤ走行
    面。
  2. 【請求項2】ゴムとしてNR、IR、BRおよびSBRまたはそ
    れらの混合物を用いる請求項1記載のタイヤ走行面。
  3. 【請求項3】ゴムとして融合ゴムを使用する請求項1お
    よび記載のタイヤ走行面。
  4. 【請求項4】架橋剤としてポリジエンゴムに対して3〜
    6phrの量の1,2−ビス(N,N−ジメチルチオカルバモイル
    ジチオ)−エタンならびに常用の添加剤をポリジエンゴ
    ムに添加し、こうして得られたゴム混合物を架橋させる
    ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項
    記載のタイヤ走行面の製造方法。
  5. 【請求項5】架橋反応を、170〜200℃の温度で実施する
    請求項4記載の方法。
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