JP2956314B2 - ディザ回路 - Google Patents

ディザ回路

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JP2956314B2
JP2956314B2 JP26590991A JP26590991A JP2956314B2 JP 2956314 B2 JP2956314 B2 JP 2956314B2 JP 26590991 A JP26590991 A JP 26590991A JP 26590991 A JP26590991 A JP 26590991A JP 2956314 B2 JP2956314 B2 JP 2956314B2
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吉一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理回路
におけるディザ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル信号処理回路において、
IIR(無限応答)回路が多用されている。IIR回路
において、入力信号がゼロである時、出力がゼロになら
ず、ある周期的なノイズが発生する。一般的にこのノイ
ズのことをリミットサイクルと呼んでいる。このリミッ
トサイクルを防止するために、入力信号とは別にディザ
と呼ばれるノイズを混入することが一般的に防止策とし
て行われている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
ディザ回路の一例について説明する。図2は従来のディ
ザ回路のブロック図を示すものである。図2において、
1はデジタル入力端子、4はディザ発生回路、5は加算
器、6は信号処理回路、7はデジタル出力端子である。
従来のディザ回路では入力信号に関係なくディザが加算
され、リミットサイクルが起きないような構成となって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のディザ回路では、入力信号に関係なく常に一
定のディザを加算していた為、入力信号が微小レベルの
時、加えているディザによるSN比の悪化を招き、逆に
SN比を悪化させないように加えているディザのレベル
を小さくすると入力信号がデジタルゼロの時のリミット
サイクルを完全に防止できないという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、微小
信号の入力時はSN比を悪化させることはなく、入力信
号がデジタルゼロの時はリミットサイクルを完全に防止
できるディザ回路を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディザ回路は、入力信号がデジタルゼロであ
ることを検出するデジタルゼロ検出回路と、前記デジタ
ルゼロ検出回路によりディザレベルを切り換えるディザ
レベル切り換え回路と、レベルの異なったディザを発生
するディザ発生回路と、入力信号とディザ発生回路の出
力を加算する加算器を具備し、前記デジタルゼロ検出回
路により入力信号がデジタルゼロであることを検出した
時、前記ディザレベル切り換え回路より前記ディザ発生
回路から発生するディザのレベルを大きくしたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、微小信号の入
力時はSN比を悪化させることはなく、入力信号がデジ
タルゼロの時は前記デジタルゼロ検出回路により入力信
号がデジタルゼロであることを検出し、前記ディザレベ
ル切り換え回路より前記ディザ発生回路から発生するデ
ィザのレベルを大きくすることによりリミットサイクル
を防止できる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
ディザ回路のブロック図を示すものである。
【0009】図1において、1はデジタル入力端子、2
はデジタル入力端子1に入力されたデジタル信号がデジ
タルゼロであることを検出して出力を出すデジタルゼロ
検出回路、3はデジタルゼロ検出回路2の検出出力によ
ってディザ発生回路4から発生するディザのレベルを切
り換えるディザレベル切り換え回路、5はデジタル入力
端子1に入力されたデジタル信号とディザ発生回路4か
ら発生されたディザを加算する加算器、6は信号処理回
路、7はデジタル出力端子である。
【0010】以上のように構成されたディザ回路につい
て、以下その動作について説明する。まずデジタル入力
端子1にデジタル信号が入力されて、デジタル信号がデ
ジタルゼロでない時は、ディザ発生回路4から微小レベ
ルのSN比を劣化させないある一定レベルのディザが加
算器5により入力信号に加算されている。デジタル入力
信号がデジタルゼロになると、デジタルゼロ検出回路2
により、入力信号がデジタルゼロであることを検出し、
その出力をディザレベル切り換え回路3に送ることによ
りディザ発生回路4の発生レベルを入力信号がデジタル
ゼロでない時よりも大きくするように動作する。大きく
なったディザを加算器5により入力信号に加算し、それ
が信号処理回路6の入力となり信号処理され、デジテル
出力端子7から出力される。信号処理回路6の入力はあ
る程度の大きな入力信号なので、リミットサイクルは起
きない。またディザ発生回路のディザはM系列等のラン
ダムデ−タが適しているが、特に限定されたデ−タであ
る必要はない。
【0011】以上のように本実施例によれば、入力信号
がデジタルゼロであることを検出した時、ディザのレベ
ルを大きくして加算することによりリミットサイクルを
防ぐことが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、前記デジタルゼ
ロ検出回路により入力信号がデジタルゼロであることを
検出した時、前記ディザレベル切り換え回路より前記デ
ィザ発生回路から発生するディザのレベルを大きくした
ことにより入力信号が微小レベルの時はSN比を悪化さ
せることがなく、入力信号がデジタルゼロの時はリミッ
トサイクルを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディザ回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】従来のディザ回路の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 デジタル入力端子 2 デジタルゼロ検出回路 3 ディザレベル切り換え回路 4 ディザ発生回路 5 加算器 6 信号処理回路 7 デジタル出力端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03H 17/02 641 H03M 1/08 H03M 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル信号処理回路において、入力信
    号がデジタルゼロであることを検出するデジタルゼロ検
    出回路と、前記デジタルゼロ検出回路によりディザレベ
    ルを切り換えるディザレベル切り換え回路と、レベルの
    異なったディザを発生するディザ発生回路と、入力信号
    とディザ発生回路の出力を加算する加算器を具備し、前
    記デジタルゼロ検出回路により入力信号がデジタルゼロ
    であることを検出した時、前記ディザレベル切り換え回
    路より前記ディザ発生回路から発生するディザのレベル
    を大きくしたことを特徴とするディザ回路。
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