JPS63258169A - 巡回型雑音低減装置 - Google Patents

巡回型雑音低減装置

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JPS63258169A
JPS63258169A JP62092893A JP9289387A JPS63258169A JP S63258169 A JPS63258169 A JP S63258169A JP 62092893 A JP62092893 A JP 62092893A JP 9289387 A JP9289387 A JP 9289387A JP S63258169 A JPS63258169 A JP S63258169A
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signal
video signal
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polarity
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JP62092893A
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Kazuhisa Marusumi
丸角 和久
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、映像信号に巡回型雑音低減を施す巡回型雑
音低減装置に関する。
[従来の技術] 映像信号のフィールド相関又はフレーム相関を利用して
雑音を低減する雑音低減装置のうち、単一の画像メモリ
を用い、雑音低減対象を巡回させることで等価的に複数
の画像メモリを用いたのと同じ効果を得ることのできる
巡回型雑音低減装置は、非巡回型に比べて低コストで製
造できる魅力がある。
第4図に示す従来の巡回型雑音低減装filは、入力映
像信号を、係数Kが1に満たない係数器2を挟む一対の
減算器3.4に被減算人力として供給するとともに、減
算器4から得られる出力映像信号を、ライン端数を切り
下げるか切り上げるかして整数ライン期間に合致させた
フィールド期間か或はまたフレーム期間を遅延時間とす
る画像メモリ5を介して減算器3の減算人力とする構成
をとる。入力映像信号は、減算器3と係数器2を通過し
たのち減算器4にて原信号から減算されることで(1−
K)倍され、一方減算器4の出力で画像メモリ5にて遅
延された遅延出力映像信号は、減算器3と係数器2及び
減算器4を通ることでに倍される。減算器3から得られ
る入力映像信号と遅延出力映像信号の差分信号は、動き
のある映像はどレベルが大であり、動きの激しい映像で
は、雑音低減効果を上げようとして係数Kを大に設定す
るほど、残像時定数は大となる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来の巡回型雑音低減装置lは、入力映像信号と遅
延出力映像信号の差分に、差分信号をアドレスとするR
OMから読み出される固有の係数Kを乗算する構成であ
るため、画像メモリ5のほかにROMが必要であり、装
置全体の製造コストが高くつく等の問題があった。
これに対し、係数器2と同じように飽和特性による振幅
制限効果を意図し、ビットシフトレジスタ型の係数器を
用いた巡回型雑音低減装置(図示せず)が提案されてい
る。このものは、入力映像信号と遅延出力映像信号の差
分である例えば8ビツトの差分信号を、割り算器にて4
ビツトシフトし、シフトした信号を原差分信号から減算
することで、振幅制限を施す構成としたものであるが、
原差分信号が15以下の場合割り算器の出力は零である
ため、実質的には減算が実行されず、静止画に近い動き
の乏しい画像入力に対し、ディジタル信号として取り扱
う上で生じた丸め誤差が最後まで相殺されずに残存して
しまい、結果的に内部に残像発生源を抱えてしまう等の
問題点があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、上記問題点を解決したものであり、入力映
像信号から、出力映像信号をほぼlフィールド又は夏フ
レーム期間遅延した遅延出力映像信号を減算し、得られ
た差分信号に係数器にて1以下の係数を乗じたのち、前
記入力映像信号から減算することで出力映像信号とする
巡回型雑音低減装置であって、前記係数器は、一定範囲
以下の差分信号入力に対しては出力を零のままとし、前
記一定範囲を越える差分信号入力だけに係数を乗ずる不
感帯要素からなることを特徴とする。
[作用1 この発明は、入力映像信号をほぼlフィールド又はlフ
レーム期間遅延し、これを巡回的に入力映像信号に加算
することで雑音を低減するとともに、入力映像信号と遅
延出力映像信号の差分信号に、不感帯要素からなる係数
器による係数乗算を行うことにより、入力映像信号のス
テップ変化に対する応答感度を差分信号が小さくなるほ
ど大とし、出力整定までの時間を短縮し、かつ一定範囲
以下の差分信号には感応させないこと□で、ディジタル
信号化の過程で生ずる丸め誤差等が、不要残像発生原因
となる不都合を防止する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、第1.2゛図を参照
して説明する。第1図は、この発明の巡回型雑音低減装
置の一実施例を示す回路構成図、第2wIは、第1図に
示した係数器の入・出力特性を示す図である。
第1図中、巡回型雑音低減装置11は、従来の係数器2
に代え、不感帯要素からなる係数器I2を設けて構成し
たものである。実施例に用いた係数器I2は、差分信号
入力の極性の正負を判別する極性判別回路13と、この
極性判別回路13が検出した極性の正負に応じ、前記差
分信号人力に対し数値1を減算又は加算する加・減算器
14からなる。すなわち、加・減算器14は、差分信号
入力の極性が正であればlを減算し、極性が負であれば
lを加算する構成であり、差分信号人力Xに対する出力
Yの関係(入・出力特性)は、第2図に示したように、 Y=X−1/2− (lX+11−IX−1l)で表さ
れ、絶対値が1以下の差分信号人力Xに対しては出力Y
が現れない不感帯を有し、絶対値が1を越える差分信号
人力Xにだけ、(X−1)又は(x+Hに対し係数1が
乗ぜられる。
このため、係数器12に正弦波状の差分信号入力を印加
した場合、IXI≦1を満たす低レベルの差分信号人力
はスライスされ、スライスされた分だけ全体的に振幅制
限が行われることになる。
また、IXI>1なる差分信号入力に対しては、その絶
対値が大であるほど、出力絶対値も入力絶対値に近い値
をとる。換言すれば、係数器!2により差分信号入力に
乗ぜられる係数には、入力絶対値が、、、5,4.3,
2.1と小さくなるにつれ、415.3/4.2/3.
1/2.0というように、徐々に減少する。従って、係
数にの大きさが残像時定数にほぼ比例することを考え併
せると、映像信号人力のステップ変化に対しては、差分
信号人力が小さくなるほど応答感度が大となる。このこ
とは、整定時間短縮の観点から重要であり、例えば係数
Kを3/4に固定してしまったような場合に比べ、立ち
上がり前半の比較的緩慢な応答による立ち上がり遅れを
、立ち上がり後半の急速な回復でもって十分補うことが
できる。
また、整定後は、差分信号入力が±1以内であれば係数
器I2の出力は零であるため、実質的には巡回ループは
断ち切られ、入力映像信号は減算器4にてなんら減算さ
れることなく、そのまま出力映像信号として出力される
ことになる。従って、ディジタル信号化の過程で生じた
丸め誤差等が、例えば係数器I2による係数乗算を経て
新たな誤差を産み、不要残像の発生原因となるといった
不都合を防止することができる。
このように、上記巡回型雑音低減装置11は、入力映像
信号を画像メモリ5にてほぼ!フィールド又は夏フレー
ム期間遅延し、これを巡回的に入力映像信号に加算する
ことで雑音を低減するとともに、入力映像信号と遅延出
力映像信号の差分信号に、不感帯要素からなる係数器1
2による係数乗算を行う構成としたから、入力映像信号
のステップ変化に対する応答感度を差分信号が小さくな
るほど大とし、出力整定までの時間を短縮するとともに
、一定範囲以下の差分信号には感応させないことで、デ
ィジタル信号化の過程で生ずる丸め誤差等が、不要残像
発生原因となる不都合を防止することができる。
また、係数器12として、差分信号入力の極性の正負を
判別する極性判別回路13と、この極性判別回路13が
検出した極性の正負に応じ、前記差分信号入力に対し所
定値を減算又は加算する加・減算器I4を設けて構成し
たから、特別な振幅制御限回路等は不要であり、簡単な
回路構成で動画に対する残像発生を抑制することができ
、また係数器にROM等の記憶素子を用いる装置に比し
、製造コストの切り下げが容易である。
なお、上記実施例において、加・減算器14は、差分信
号入力の極性が正であれば数値Aを減算し、極性が負で
あればAを加算し、かつIXI≦Aの人力に対しては強
制的に出力を零とする構成としてもよい。その場合、入
力Xに対する出力Yの関係(人・出力特性)は、 Y=X−1/2− (lX+AI−IX−AI)で表さ
れ、IXI≦Aなる範囲が不感帯とされる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、入力映像信号をほぼ
1フイールド又は1フレ一ム期間遅延し、これを巡回的
に入力映像信号に加算することで雑音を低減するととも
に、入力映像信号と遅延出力映像信号の差分信号に、不
感帯要素からなる係数器による係数乗算を行う構成とし
たから、入力映像信号のステップ変化に対する応答感度
を差分信号が小さくなるほど大とし、出力整定までの時
間を短縮し、かつ一定範囲以下の差分信号には感応させ
ないことで、ディジタル信号化の過程で生ずる丸め誤差
等が、不要残像発生原因となる不都合を防止することが
できる等の優れた効果を奏する。
また、この発明は、差分信号入力の極性の正負を判別す
る極性判別回路と、この極性判別回路が検出した極性の
正負に応じ、前記差分信号人力に対し所定値を減゛算又
は加算する加・減算器を設けて係数器を構成することに
より、特別な振幅制限回路等を不要とし、簡単な回路構
成で動画に対する残像発生を抑制することができ、また
ROM等の記憶素子を用いる装置に比し、製造コストの
切り下げが容易である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の巡回型雑音低減装置の一実施例を
示す回路構成図、第2図は、第1図に示した係数器の入
・出力特性を示す図、第3図は、従来の巡回型雑音低減
装置の一例を示す回路構成図である。 3.4.、、減算器、5.、、画像メモリ。 Il、、、巡・同型雑音低減装置、12...係数器、
13.、、極性判別回路、14.、、加・減算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号から、出力映像信号をほぼ1フィー
    ルド又は1フレーム期間遅延した遅延出力映像信号を減
    算し、得られた差分信号に係数器にて1以下の係数を乗
    じたのち、前記入力映像信号から減算することで出力映
    像信号とする巡回型雑音低減装置であって、前記係数器
    は、一定範囲以下の差分信号入力に対しては出力を零の
    ままとし、前記一定範囲を越える差分信号入力だけに係
    数を乗ずる不感帯要素からなる巡回型雑音低減装置。
  2. (2)前記係数器は、差分信号入力の極性の正負を判別
    する極性判別回路と、この極性判別回路が検出した極性
    の正負に応じ、前記差分信号入力に対し所定値を減算又
    は加算する加・減算器を設けて構成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の巡回型雑音低減装置。
JP62092893A 1987-04-15 1987-04-15 巡回型雑音低減装置 Expired - Lifetime JP2538592B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009118978A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 パナソニック株式会社 ノイズ検出方法及びそのノイズ検出方法を用いた映像処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510228A (en) * 1978-07-05 1980-01-24 Nec Corp S/n improving unit for television video signal
JPS56172063U (ja) * 1980-05-23 1981-12-18

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