JP2955430B2 - 電子機器の計測方法 - Google Patents

電子機器の計測方法

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JP2955430B2 JP4174148A JP17414892A JP2955430B2 JP 2955430 B2 JP2955430 B2 JP 2955430B2 JP 4174148 A JP4174148 A JP 4174148A JP 17414892 A JP17414892 A JP 17414892A JP 2955430 B2 JP2955430 B2 JP 2955430B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器が指定の入力
条件下で所望の動作状態が達成されるか否かを判断する
自動デバッグ装置などを用いる電子機器の計測方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子機器、特にマイクロコン
ピュータなどを内蔵し各種センサなどからの信号入力に
応答して各種制御を行う電子制御装置などでは、マイク
ロコンピュータ搭載用のプログラムの誤りなどを検出し
て修正するために、自動デバッグ装置などが用いられて
いる。自動デバッグ装置は、出力信号を複数のチャネル
(以下、「Ch」と略称することもある。)から順次的
に導出し、全てのチャネルについての出力信号が電子機
器の指定された入力条件に一致するように調整した後
で、電子機器の動作状態を計測する。各チャネル毎の出
力信号は、その出力信号に関連して変化する信号を計測
して、指定された入力条件が達成されているか否かが判
断される。指定された入力条件が達成されていないとき
には、入力信号を変化させて出力信号を変化させ、指定
の入力条件となるようにフィードバック調整を行う。
【0003】図19は、従来からの自動デバッグ装置を
用いた電子機器の計測方法を示す。ステップs1から処
理を開始し、ステップs2では指定された入力条件とし
て設定すべき設定条件を、ファイル装置から読込む設定
条件ファイルロードが行われる。指定された入力条件の
設定は、複数のチャネルに対して、予め定められる順序
で1つのチャネル毎に行われる。
【0004】ステップs3では、最終チャネル(Ch)
の設定が終了したか否かが判断される。最終チャネルで
ないときにはステップs4に移り、入力条件がそのチャ
ネルの設定値に達しているか否かが判断される。設定値
に達していないときにはステップs5で入力信号が調整
され、再びステップs4に戻って設定値に達しているか
否かが判断され、フィードバック調整が行われる。
【0005】ステップs4で入力条件が設定値に達する
と判断されるとステップs3に戻り、次のチャネルにつ
いての設定が行われる。ステップs3で最終チャネルと
判断されると、全てのチャネルについての入力条件が設
定されたことになり、ステップs6で電子機器の動作状
態の計測が行われ、ステップs7で処理を終了する。
【0006】以上のように、各チャネル毎にフィードバ
ック調整を行うのは、自動デバッグ装置からの出力信号
は、計測すべき電子機器の入力インピーダンスなどの影
響で、必ずしも入力条件として正確な設定値が得られる
とは限らないからである。フィードバックの回数は、通
常たとえば20回以下をめどにする。この回数を超えて
も出力信号が指定された入力条件としての範囲内に設定
することができないときには、調整不能であり、電子機
器が動作不良と判断する。一般には、より短いフィード
バックの回数で出力信号は所望の範囲に設定されるけれ
ども、ハードウエアの微妙なノイズなどの影響で、回数
が予想を上回ることも有り得る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来からの自動デバッ
グなどを用いる電子機器の計測方法においては、全ての
出力信号に対してフィードバック調整を行い、全入力条
件を設定し、電子機器の動作状態を計測する。フィード
バック調整は、1つの入力条件に対して少なくとも2回
以上帰還動作をする必要があるので、時間がかかる。こ
のため、特定の入力条件の変化を起点にして、微妙なタ
イミングで電子機器の特定の動作状態を計測する必要が
あるようなときには、所望の微妙なタイミングでの計測
が行えない恐れがある。自動デバッグ装置などからの出
力信号は、入力信号に応じてある程度の誤差範囲内に設
定され、入力条件によってはフィードバック調整を必要
としない。不要な入力条件に対してフィードバック調整
を行うことは、迅速な計測を妨げる結果となる。
【0008】本発明の目的は、複数の入力条件を設定し
た後で迅速に動作状態を計測することができる電子機器
の計測方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、計測すべき電
子機器に対して調整装置を接続し、調整装置に入力条件
設定用の入力信号を順次的に与え、調整装置からの出力
信号として複数の入力条件を設定し、動作状態を計測す
る電子機器の計測方法において、入力条件毎にフィード
バック調整の要否を予め指定し、各入力条件の設定時
に、フィードバック調整が必要な入力条件についての
み、調整装置に入力信号を与えて出力信号として導出さ
れる入力条件を計測して、設定すべき入力条件となるよ
うに調整することを特徴とする電子機器の計測方法であ
る。
【0010】また本発明は、計測すべき電子機器に対し
て調整装置を接続し、調整装置に入力条件設定用の入力
信号を順次的に与え、調整装置からの出力信号として複
数の入力条件を設定し、動作状態を計測する電子機器の
計測方法において、入力条件を設定する順序と、入力条
件毎のフィードバック調整の要否とを予め指定し、指定
された順序で、調整装置に入力条件設定用の入力信号を
与え、フィードバック調整が必要な入力条件について
は、調整装置に入力信号を与えて出力信号として導出さ
れる入力条件を計測して、設定すべき入力条件となるよ
うに調整することを特徴とする電子機器の計測方法であ
る。
【0011】
【作用】本発明に従えば、計測すべき電子機器に対して
は、調整装置が接続される。調整装置には入力条件設定
用の入力信号を順次的に与え、出力信号として複数の入
力条件を順次的に設定する。入力条件毎に、フィードバ
ック調整の要否が予め指定される。各入力条件の設定時
には、フィードバック調整が必要な入力条件についての
み、調整装置に入力信号を与えて出力信号として導出さ
れる入力条件を計測して、設定すべき入力条件となるよ
うに調整する。全ての入力条件の設定が終了した後で電
子機器の動作状態を計測する。フィードバック調整が不
要な入力条件については、入力条件の設定を迅速に行う
ことができるので、全体の入力条件設定を迅速に終了さ
せることができ、入力条件の設定終了後に短時間で電子
機器の動作状態を計測することができる。
【0012】また本発明に従えば、計測すべき電子機器
に対して調整装置を接続して、複数の入力条件を順次的
に設定する前に、入力条件を設定する順序と、入力条件
毎のフィードバック調整の要否とを予め指定する。調整
装置には、入力条件設定用の入力信号を指定された順に
与える。フィードバック調整に必要と指定された入力条
件については、調整装置に入力信号を与えて出力信号と
して導出される入力条件を計測して、設定すべき入力条
件となるように調整する。正確に調整すべき入力条件
は、フィードバック調整を指定して、動作上の計測の起
点とすべき入力条件より先に設定することによって、起
点とすべき入力条件の設定から短時間で電子機器の動作
状態の計測を行うことができる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による電子機器の
計測を行うための概略的な電気的構成を示す。計測対象
電子機器1は、たとえば車載用の電子制御装置(略称
「ECU」)である。調整装置であるインターフェイス
装置2を接続して入力条件を設定する。インターフェイ
ス装置2は、パーソナルコンピュータ3と接続され、パ
ーソナルコンピュータ3からの出力信号によって計測対
象電子機器1への入力条件が設定される。パーソナルコ
ンピュータ3には、インターフェイス装置2による計測
結果が入力信号として与えられる。パーソナルコンピュ
ータ3にはまた、外部ファイル装置4として固定ディス
ク装置などが接続される。ファイル装置4には、計測対
象電子機器1に設定すべき入力条件が記憶される設定条
件ファイルが形成される。
【0014】計測対象電子機器1には、中央処理装置
(以下、「CPU」と略称する。)を含むCPUボード
10および周辺回路ボード11が含まれる。インターフ
ェイス装置2には、インターフェイス回路(以下、「I
/F」と略称する。)ユニット12および入出力回路
(以下、「I/O」と略称する。)ユニット13が含ま
れる。I/Fユニット12からは、複数のアナログCh
出力ライン14が取出され、周辺回路ボード11に接続
される。アナログCh出力ライン14は、アナログCh
入力ライン15として、I/Fユニット12に帰還入力
される。また、複数のパルスCh入出力ライン18、お
よびデジタルCh入出力ライン19が、周辺回路ボード
11に接続される。CPUボード10からは、デジタル
データ入力ライン16がI/Fユニット12に接続され
る。パーソナルコンピュータ3には、表示画面17が備
えられ、ファイル装置4から読込れた設定条件ファイル
の内容などを表示する。
【0015】図2は、図1図示のファイル装置4に形成
される設定条件ファイルの形式を示す。設定条件ファイ
ルは、複数の計測ステップ毎に、各チャネルCh0,C
h1,Ch2,…毎に、入力条件としての設定値と、フ
ィードバック(以下、「F/B」と略称することもあ
る。)調整の有無とが設定される。
【0016】図3は、図1図示の表示画面17に表示さ
れる設定画面20を示す。たとえば、ステップSTEP
1については、アナログ入力として、+B、PM、TH
W、THAが設定され、パルス入力としてNE、SPD
が設定される。ここで、+Bはバッテリ電圧を示し、P
Mは吸気管内の空気圧を示し、THWは水温を示し、T
HAは吸気温度を示す。これらは、アナログ電圧レベル
として設定される。またパルス信号としての、NEは回
転数を示し、SPDは車速を示す。これらは、パルスの
数や速度が設定される。自動車に搭載されるバッテリの
電圧は、激しく変動するので、予想される各電圧位置に
ついて電子制御装置などの動作を確認することが重要で
ある。このため、+Bについてはフィードバック調整を
して、他の入力条件についてはフィードバック調整を指
定しない。このようなフィードバック調整の要否の設定
は、F/B調整要否表示21のように、別の表示窓に画
面表示を切換えて指定した結果を表示する。このような
設定画面20で、F/B調整を行うか否かを決定してい
く。
【0017】図4は設定条件ファイルの内容の1例を示
し、図5は設定条件に従う計測方法を示す。図4図示の
ファイル装置4内に形成される設定条件ファイルに従
い、+BについてはF/B調整22を行って入力条件の
設定23を行う。他の入力条件PM、THW、THAに
ついては、設定23のみを行う。設定23が、全ての入
力条件について終了すると計測24を行う。
【0018】図6は、入力条件の設定方法を示す。ステ
ップa1からスタートし、ステップa2では図3図示の
設定画面20を表示する。ステップa3では、設定値を
入力する。ステップa4では、F/B機能を有する信号
であるか否かを判断する。F/B機能を有する信号であ
ると判断されるときには、ステップa5で“F/B有”
をファイルに書込む。F/B機能がある信号でないと判
断されるときには、ステップa6で“F/B無”をファ
イルに書込む。次に、ステップa7で設定値をファイル
に書込み、ステップa8で設定条件ファイルをファイル
装置4にセーブし、ステップa9で処理を終了する。こ
れによって、図4図示のような設定条件ファイルが形成
される。
【0019】図7は、図5図示の計測動作を示す。ステ
ップb1からスタートし、ステップb2では設定条件フ
ァイルのロードを行う。ステップa3では、最終チャネ
ルに達しているか否かを判断する。最終チャネルに達し
ていないときには、ステップb4でF/B機能を指定し
た信号であるか否かを判断する。F/B機能を指定して
あるときには、ステップb5で設定値に達しているか否
かを判断する。設定値に達していないときには、ステッ
プb6で調整し、再びステップb5に戻る。このように
して、ステップb5およびステップb6によるフィード
バック調整が、設定値に達するまで行われる。ステップ
b4でF/B機能有り信号と判断されないときには、直
ちにステップb7で設定値出力が行われる。ステップb
7、またはステップb5およびステップb6のフィード
バック調整が終了すると、ステップb3に戻る。ステッ
プb3で最終チャネルであると判断されるときには、ス
テップb8で動作状態の計測を行い、ステップb9でそ
の計測ステップについての処理を終了する。
【0020】図8は、本発明の他の実施例による計測方
法を行うための概略的な電気的構成を示す。本実施例は
図1図示の実施例に類似し、対応する部分には同一の参
照符を付す。注目すべきは、ファイル装置4に測定のス
テップ毎にフィードバック制御の要否を指定した設定ス
テップファイルを形成してあることである。
【0021】図9は設定ステップファイルの形式を示
し、図10は設定画面を示し、図11は設定ステップフ
ァイルの記憶内容を示し、図12は計測動作を示す。本
実施例では、入力条件を設定して、計測対象電子機器1
の動作状態を計測すべきステップ毎にフィードバック調
整の要否を指定する。図10図示の設定画面30におい
ては、1番目の計測ステップにおいて、信号名および設
定値をそれぞれ設定した後で、フィードバック調整を行
うべきことを指定するため、F/Bに対してYESを設
定する。このようにして、図11図示のファイル装置4
には、1番目の計測ステップについてはYES、2番目
の計測ステップについてはNOがそれぞれ指定される設
定ステップファイルが形成される。この設定ステップフ
ァイルに従う図12図示の計測においては、計測ステッ
プ1においてF/B調整22を行って入力条件の設定2
3を行い、2番目のステップについて入力条件の設定2
3のみを行う。このような設定23が終了した後で計測
24を行う。
【0022】図13は、設定ステップファイルにフィー
ドバック調整の要否を指定する処理を示す。ステップc
1からスタートし、ステップc2では図11図示の設定
ステップファイルを読込む。ステップc3で、図10図
示の設定画面30によって指定ステップ画面表示を行
う。ステップc4では、F/B調整の有無を判断する。
F/B調整が必要なときには、ステップc5で“F/B
有”をファイルに書込む。F/B調整の必要がないとき
には、ステップc6で“F/B無”をファイルに書込
む。このようにして設定された設定ステップファイル
は、ステップc7でセーブされ、ステップc8で処理を
終了する。
【0023】図14は、図12図示の計測動作をフロー
チャートで示す。ステップd1でスタートし、ステップ
d2では計測すべき最初のステップと最終ステップとの
間を指定する。ステップd3では、最終ステップに達し
たか否かを判断する。最終ステップに達していないとき
には、ステップd4でF/B機能を指定したステップで
あるか否かを判断する。F/B機能を指定したステップ
であると判断されるときには、ステップd5でF/B調
整を行う。F/B機能を指定していないステップでは、
ステップd6で設定値の出力を行う。次に、ステップd
7で計測を行い、ステップd3に戻って次のステップに
ついての計測を行う。ステップd3で最終ステップと判
断されるときには、ステップd8で計測を終了する。
【0024】図15は、本発明のさらに他の実施例によ
る計測を行うための概略的な電気的構成を示す。本実施
例は、図1図示の実施例に類似し、対応する部分には同
一の参照符を付す。注目すべきは、ファイル装置4内に
は設定条件ファイルと、出力順序ファイルとが形成され
ることである。設定条件は、計測すべきステップ毎に作
成され、対応するステップにおいて出力順序が作成され
ないステップにおいては、チャネルの順番に入力条件が
設定される。出力順序が設定されているステップにおい
ては、設定された順番でチャネルからの出力の設定が行
われる。
【0025】図16は出力順序ファイルの設定状態を示
し、図17は入力条件の設定される順序を示し、図18
は図15図示の実施例による計測動作を示す。図16図
示の設定画面40において、入力条件は、アナログ信号
として、A0の+B、A1のPM、A2のTHWが設定
される。パルス信号として、P0のNE、P1のSPD
などが設定される。デジタル信号として、D0のアイド
ル信号(IDL)、D1のエアコン(A/C)信号、D
2のスタート(STA)信号などが設定される。なお、
デジタル信号は、デジタル値を表す。設定画面40で
は、各信号に対して出力順序を入力する。このようにし
て、設定された出力順序で、図7図示のように各信号が
出力される。このようにNE出力を最後に設定すること
によって、NE出力を起点に予め指定してある3秒の待
ち時間後に計測を開始することができる。
【0026】図18図示の計測は、ステップe1でスタ
ートし、ステップe2で出力順序ファイルをロードす
る。ステップe3では、計測ステップが最終ステップで
あるか否かを判断する。最終ステップでないときには、
ステップe4でその計測ステップに対する設定条件ファ
イルをロードする。ステップe5では、先にロードした
出力順序ファイルステップと一致するか否かを判断す
る。一致するときにはステップe6に移り、出力の順番
を検索し、設定された順番にしたがってステップe7で
対応するチャネルの出力を設定する。ステップe8で
は、最終出力順序に達しているか否かを判断し、達して
いないときはステップe6に戻る。
【0027】ステップe5で出力順序のファイルのステ
ップと一致しないときは、ステップe9で通常のチャネ
ル順の出力を行う。次に、ステップe10では次の計測
ステップに移り、ステップe3に戻る。ステップe3で
最終ステップと判断されるときには、ステップe11で
終了する。本実施例によれば、チャネル毎に出力順序を
変更することができる。各チャネルに出力信号の種類を
割当てると、たとえばアナログ信号からパルス信号への
変更は、ハードウエアの変更を伴い、困難となる。これ
に対して、出力順序の変更は容易である。
【0028】以上の各実施例においては、計測対象電子
機器1として、車載用電子制御装置について説明してい
るけれども、他の電子機器であってもよいことは勿論で
ある。また、インターフェイス装置2をパーソナルコン
ピュータ3によって制御しているけれども、一体に構成
するようにしてもよいことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の入
力条件の設定のうち、フィードバック調整が必要である
と予め指定された入力条件のみについてフィードバック
調整を行うようにする。時間を要するフィードバック調
整が不要な入力条件については、設定値を1回出力信号
として導出するだけなので、フィードバック調整を行う
入力条件に比較して大きく設定時間を短縮することがで
きる。このため、計測インターバルの短い動作状態など
であっても、充分に計測することができる。
【0030】また本発明によれば、入力条件を設定する
順序と、各入力条件についてのフィードバック調整の要
否とを予め指定することができる。これによって、特定
の入力条件の変化を起点として、指定時間経過後に電子
機器の動作状態を計測することが容易となる。また、フ
ィードバック調整を行わない入力条件については、迅速
な条件設定が可能であるので、順序の変更と組合せてよ
り複雑な計測使用にも対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の計測方法を実施するための
概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】設定条件ファイル形式を示す図である。
【図3】図1図示の設定条件ファイルを形成するための
設定画面を示す図である。
【図4】図1図示の設定条件ファイルの内容を示す図で
ある。
【図5】図1図示の実施例による動作を示すブロック図
である。
【図6】図1図示の構成による設定条件ファイルを形成
する動作を示すフローチャートである。
【図7】図1図示の実施例による計測動作を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の他の実施例による計測方法を実施する
ための概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【図9】図4図示の設定ステップファイルの形式を示す
図である。
【図10】図4図示の実施例における設定ステップファ
イルを設定する設定画面を示す図である。
【図11】図10図示の設定画面によって形成される設
定ステップファイルの内容を示す図である。
【図12】図11図示の設定条件ファイルに従う計測動
作を示すブロック図である。
【図13】図8図示の実施例による設定ステップファイ
ルの形成する動作を示すフローチャートである。
【図14】図8図示の実施例による計測動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明のさらに他の実施例による計測方法を
実施するための概略的な電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図16】図15図示の出力順序ファイルを形成するた
めの設定画面を示す図である。
【図17】図16図示の出力順序ファイルにしたがって
行われる計測動作を示すタイムチャートである。
【図18】図15図示の実施例による計測動作を示すフ
ローチャートである。
【図19】従来からの計測動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 計測対象電子機器 2 インターフェイス装置 3 パーソナルコンピュータ 4 ファイル装置 10 CPUボード 11 周辺回路ボード 12 I/Fユニット 13 I/Oユニット 14 アナログCh出力ライン 15 アナログCh入力ライン 16 デジタルデータ入力ライン 18 パルスCh入出力ライン 19 デジタルCh入出力ライン 20,30,40 設定画面 22 F/B調整 23 設定 24 計測

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測すべき電子機器に対して調整装置を
    接続し、調整装置に入力条件設定用の入力信号を順次的
    に与え、調整装置からの出力信号として複数の入力条件
    を設定し、動作状態を計測する電子機器の計測方法にお
    いて、 入力条件毎にフィードバック調整の要否を予め指定し、 各入力条件の設定時に、フィードバック調整が必要な入
    力条件についてのみ、調整装置に入力信号を与えて出力
    信号として導出される入力条件を計測して、設定すべき
    入力条件となるように調整することを特徴とする電子機
    器の計測方法。
  2. 【請求項2】 計測すべき電子機器に対して調整装置を
    接続し、調整装置に入力条件設定用の入力信号を順次的
    に与え、調整装置からの出力信号として複数の入力条件
    を設定し、動作状態を計測する電子機器の計測方法にお
    いて、 入力条件を設定する順序と、入力条件毎のフィードバッ
    ク調整の要否とを予め指定し、 指定された順序で、調整装置に入力条件設定用の入力信
    号を与え、フィードバック調整が必要な入力条件につい
    ては、調整装置に入力信号を与えて出力信号として導出
    される入力条件を計測して、設定すべき入力条件となる
    ように調整することを特徴とする電子機器の計測方法。
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