JPH02272603A - データ補正装置 - Google Patents

データ補正装置

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JPH02272603A
JPH02272603A JP9469089A JP9469089A JPH02272603A JP H02272603 A JPH02272603 A JP H02272603A JP 9469089 A JP9469089 A JP 9469089A JP 9469089 A JP9469089 A JP 9469089A JP H02272603 A JPH02272603 A JP H02272603A
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大野 恒夫
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Kazuo Kokubo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、データ補正装置に関し、特に、複数通りの組
合せのうちから選択された一組の抵抗で分圧された電源
電圧値に基づき、計算式やその計算結果等を補正するた
めの所望の補正項を得るように構成されたデータ補正装
置に関する。
(従来の技術) 近年、燃料噴射制御や点火時期制御等、自動車に関する
自動制御にマイクロコンピュータが多く使用されている
。このような、車載のマイクロコンピュータに使用され
るプログラムの計算式にデータを設定する場合、まず試
作品を使用して試験データを採取する。そして、この試
験データに基づき、量産品に使用されるマイクロコンピ
ュータに設定する計算式や係数を決定するようにしてい
た。
ところが、例えば、前記マイクロコンピュータで制御さ
れる対象がエンジンの場合、試作品と量産品とでは鋳型
の寸法誤差、カムの外形寸法誤差、およびその他の使用
部品の寸法、性能等の差によって微妙な違いが生じるた
め、試作品で採取したデータに基づいて決定された計算
式や、係数等のデータがそのまま量産品に採用できない
ことがある。
このような場合には、量産品の各ロット毎の計算式や係
数、およびセンサ人力ならびにこれらに基づいた計算結
果(以下、これらをデータという)の少なくとも1つに
補正を加え、上記したような試作品と量産品との差を最
小限に縮小して所望のエンジン性能を得るようにしてい
る。
例えば、燃料噴射時間制御のために、燃料噴キ↑時間T
1−補正値K   Xf(エンジン回転数NrO e、負圧PB、水温TW、・・・・・・)というような
計算式が与えらていて、試作品とm産品との違いがなく
て補正の必要がない場合は補正値K   1.00rO を乗算係数として設定する。
一方、試作品と量産品との違いによって+1%の補正が
必要な場合は補正値K   1.01を、また、pr〇 =1%の補正が必要な場合は補正値K   O,99等
pr。
の数値を乗算係数としてそれぞれ設定する。
また、燃料噴射時間制御のために、燃料噴射時間Ti−
補正時間V、DL+f(エンジン回転数Ne、負圧PB
、水?m T W 、・・・・・・)というような計算
式が与えられていて、補正の必要がない場合は補正時間
vIDLとしてOm秒を、また、補正の必要がある場合
は例えば補正時間VIDLとして’+O,(15m秒等
の値を加算して計算式を補正する。
さらに、補正が必要となる可能性がある計算式やデータ
が複数個ある場合には、マルチプレクサを設けて、この
マルチプレクサをコントロール信号で切換えて順次複数
の補正入力を読込むようにしている。
前記計算式の補正項を得るための従来技術の一例を第1
1図のブロック図に示す。同図に示した例では、8種類
の分圧用抵抗の組合わせ(RAI。
RA2)、(RBI、RB2) 、・・・・・・ (R
HI。
RH2)によって、それぞれの抵抗値に応じて分圧され
た補正用の電圧がA−Hまで8種類設定され、マルチプ
レクサ3に人力される。
マルチプレクサ3はCPUIから出力されるコントロー
ル信号に従って切換えられ、前記設定電圧A−Hは順次
A/D変換器2に転送される。
A/D変換された電圧はCPUIに取込まれる。
ROM5には、前記設定電圧と補正項との関係図(後述
する)が記憶されており、読込まれた補正用の電圧をこ
の関係図に対応させて補正項を決定し、計算式に補正が
加えられる。
前記補正項を得る手法の1つとして、A/D変換器2か
ら出力される分圧電圧の値Xをそのまま補正項yの変数
とし、y=f (x)を計算式の補正項とする場合があ
る。
また、電源電圧とグラウンドレベルとの間をn個の領域
に区切り、このn個の領域に対応するn個の補正項また
はn種類の補正値を設定しておき、A/D変換器2から
出力される分圧電圧の値Xが前記n個の領域のどこに含
まれるかによって前記n個の補正項または補正値を得る
ようにした他の手法もある。
前記補正項を得るための後者の手法においで、従来技術
でCPUIに設定されている補正項とA/D変換器2か
ら出力される電圧値との関係の一例を第12図に示す。
同図において、補正項目(以下、量産補正という)A、
B・・・・・・は乗算係数を補正項とする場合の係数と
電圧値との関係を示し、量産補正・・・・・・G。
Hは加算係数を補正項とする場合の加算値と電圧値との
関係を示す。
電源電圧5vとグラウンドレベル(OV)との間は7つ
の領域に区切られ、電g電圧の中央部の領域に「補正な
し」の領域が設けられている。そして、乗算係数として
は、この補正なしの領域を境にして電圧が高い場合は1
を超える係数が割当られており、電圧が低い場合は1未
満の係数が割当られている。
一方、加算値としては、前記補正なしの領域を境にして
電圧が高い場合は正の値が割当られており、電圧が低い
場合は負の値が割当られている。
上記補正項と電圧との関係は前記ROM5に記憶されて
おり、A/D変換器2から出力される分圧電圧の値に対
応する補正項がROM5の補正項から選択され、この補
正項によって補正されたデータに基づいて予定の演算が
行われる。
なお、第12図に示した乗算係数および加算値は理解を
容易にするため大きな値で示しているが、実際には、例
えばエンジンの燃料噴射時間の制御のために使用される
データを補正するための係数や数値はもっと小さい値で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 上記補正項を得るための従来手法において、前者の手法
ではA/D変換器2の出力値Xの誤差がそのまま補正項
yの誤差につながるし、後者の手法では補正項または補
正値の数を多くして精度の高い補正を行うためには領域
の個数nをふやす必要があり、そのためには区切られた
1個の領域は狭くなる。
このために、両者いずれの手法でも、前記電源電圧分圧
のための抵抗は精度の高いものを使用しなければならな
い。
ところで、実際には量産時の補正が必要ない場合、すな
わち、前記乗算される補正値K  が”1“、または加
算される補正時間prO VIDLが“0″の場合が多い。
このような事情にもかかわらず、補正の必要がない場合
にも、高精度の抵抗で電源電圧を分圧して補正なしの場
合の補正項に相当する電圧を作っていた。したがって、
A/D変換1チャネルについて精度の高い抵抗を常に2
本実装していなければならず、また、すべての補正入力
が補正なしの場合にも入力切換えのためのマルチプレク
サを実装していたためコスト高につながるという問題点
があった。
本発明の目的は、上記問題点を解消し、精度の高い抵抗
およびマルチプレクサの使用を減らしてコストの低減を
図るのに好適なデータ補正装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用)上記の問題点
を解決し、目的を達成するために、本発明は、計算式補
正用電圧を設定する際、基準電圧およびグラウンドレベ
ル電圧の一方を、複数の量産補正すべてが補正なしの場
合の特定補正項設定電圧とし、この特定補正項設定電圧
に基づいて補正なしの場合の補正項を決定する手段を具
備した点に第1の特徴がある。
また本発明は、基$電圧およびグラウンドレベル電圧の
一方を、複数の量産補正の一部の量産補正のみが補正な
しの場合の特定補正項設定電圧とし、この特定補正項設
定電圧に基づいて補正なしの場合の補正項を決定する手
段を具備した点に第2の特徴がある。
上記特徴を有する本発明では、データを補正する必要が
ない場合は、基準電圧値、またはグラウンドレベルの電
圧値をそのままA/D変換器に入力すればよい。したが
って、電源電圧を抵抗で分圧する必要がないので精度の
高い抵抗を実装しなくてもよい。
また、複数の量産補正のすべてが補正なしの場合は、す
べての量産補正が補正なしである場合に相当する特定補
正項設定電圧(以下、単に特定電圧という)を−度読込
むだけで、すべての量産補正に関して補正なしの補正項
を得ることができるので、燃料噴射時間制御等の高速処
理が可能であり、かつ複数の量産補正のすべてについて
の補正用電圧を順次取込むためのマルチプレクサを実装
する必要がない。
(実施例) 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
まず、本発明の第1実施例を説明する。第9図は第1実
施例における設定電圧に基づいて補正項を得るための、
設定電圧と補正項との関係図である。この関係図は後述
するROM5に格納されている。
同図において、電源電圧5Vを8つの領域に区切った量
産補正が8種類設けられている。この8種類の量産補正
のうちA、B、C,Dは補正項として乗算係数を設定し
た例で、量産補正E、  F。
G、Hは補正項として加算値を設定した例である。
同図に示したように、電圧がグラウンドレベル(OV)
を含む領域には量産補正A−Hまでのすべてが補正なし
である場合の補正項が割当てられ、電圧が基準電圧(5
v)を含む領域には量産補正A−Hのそれぞれが補正な
しである場合の補正項が割当てられる。
上記のように区分された電圧領域に従って補正項を得る
場合、まず、量産補正A−Hのすべてが補正なしの時は
、A/D変換器の入力端の回路構成は第1図に示すよう
に設定される。
同図において、A/D変換器2の入力ラインは抵抗RO
Iを介してグラウンド(GND)に接続されている。し
たがって、CPUIに読込まれるA/D変換値はOVに
なる。
ROM5には、第9図の設定電圧と補正項との関係図が
格納されており、前記A/D変換値(Ov)に対応する
補正なしの補正項、つまり乗算係数“1″または加算係
数″0“がROM5からCPUIに読込まれる。CPU
Iでは、読込まれた補正項で計算式の補正が行われ、補
正された計算式に従って予定の計算が行われる。
量産補正A−Hのすべてが補正なしの場合は、A/D変
換器2から出力される1つの設定電圧、つまり特定電圧
OVを1度読込むたけて、複数の量産補正すべてが補正
なしとして処理される。
前記ROM5から乗算係数“1″′および加算係数“0
”のどちらが読出されるかは、CPUIからROM5に
対して出力される量産補正A−Hのどれを選択するかの
指示信号(コントロール信号)に従う。
一方、量産補正A〜Hのうち一部分だけが補正なしの場
合は、A/D変換器へ入力される電圧は第2図に示すよ
うに設定される。同図では、量産補正Aのみが補正有り
であって、量産補正B−Hが補正なしの場合を示す。同
図において、量産補正A用の抵抗RAI、RA2は高精
度の抵抗であり、量産補正B−H用の抵抗RB1=−R
HIは精度を問わない抵抗、または0Ωジヤンパー線で
ある。
量産補正A用には抵抗RAI、RA2による電源電圧V
DDの分圧電圧が設定され、量産補正B〜H用の電圧と
しては電源電圧VDDがそのまま設定される。それぞれ
の設定電圧はCPUIからのコントロール信号に従って
マルチプレクサ3て順次切換えられてA/D変換器2に
入力される。
A/D変換器2から出力される設定電圧値に従ってRO
M5の補正項が選択されるので、量産補正Aでは抵抗R
AI、RA2によって分割された電源電圧VDDに従っ
て所定の乗算係数が選択され、量産補正B−Hでは電源
電圧5Vに対応する補正なしの場合の乗算係数“1“ま
たは加算係数“0”が選択されてCPUIに転送される
。そして、転送された補正項に従ってデータの補正処理
が行われる。
なお、第2図において、RA2を取除(ことによって、
第1図で示した例と同様、A−Hの量産補正がすべて「
補正なし」の場合の補正項を得る電圧が設定できる。
前記CPUIの機能について第3図、第4図を参照して
説明する。
まず、第3図において、A/D変換器2でA/D変換さ
れた補正項設定電圧はテーブル検索部15に入力される
。テーブル検索部15では、ROM5に格納されている
補正項の中からA/D変換器2の出力に対応する補正項
を計算式の補正部13に読出す。そして、この補正項を
用い、記憶部14に格納されている計算式の補正を行う
計算部12では補正された計算式に基づいて予定の計算
が行われる。
次に、他の機能を有するCPUIの例を説明する°。
第4図において、判断部16はA/D変換器2の出力電
圧が特定電圧か否かを判断する。A/D変換器2の出力
電圧が特定電圧に含まれるならば、補正なしと判断して
信号aを出力する。記憶部14ではこの信号aに応答し
て算出式を計算部12に出力する。その結果、記憶部1
4の算出式は補正されずに計算部12に送られて予定の
計算が行われる。
一方、A/D変換器2の出力電圧が特定電圧に含まれな
い電圧ならば、補正が必要と判断されて判断部16から
信号すが出力される。信号すが出力されると、これに応
答してテーブル検索部15ではA/D変換器2の出力電
圧に対応する補正項をROM5から選択して補正部13
に読出す。
さらに、前記信号すに応答して記憶部14から算出式が
補正部13に転送され、この算出式に前記補正項で補正
が加えられる。計算部12では補正が加えられた算出式
に従って予定の計算が行われる。
また、第9図に示した各量産補正A−Hにおける電圧領
域への補正項の割当ては次のようにしてもよい。つまり
、量産補正Aだけは、第3図のように電圧値がOVを含
む領域に量産補正A−Hのすべてが補正なしの場合の補
正項を割当て、量産補正B〜Hは電圧値がOvを含む領
域を他の乗算係数または加算係数に割当てることによっ
て、この領域も補正範囲に加えられるので、補正範囲の
拡大または補正範囲の細分化ができる。
このような設定電圧と補正項との関係がROM5に格納
されている場合は、量産補正A−Hのうち、最初に量産
補正A用の設定電圧を読込むようにプログラムしておく
。この場合の量産補正の手順を第5図のフローチャート
に従って説明する。
まず、ステップS1では、A/D変換器2から読込まれ
た量産補正A用の設定電圧がOVか否か、つまり量産補
正A−Hのすべてが補正なしか否かが判断される。量産
補正A−Hがすべて補正なしの場合は、ステップS2で
、コントロール信号に基づいて量産補正A−Dか、また
は量産補正E〜Hか、つまり補正項として乗算係数を選
択するか、加算係数を選択するかの判断がなされる。
乗算係数ならばステップS3で乗算係数“1″を補正項
として選択し、加算係数ならばステップS4に移行して
加算係数“0”を補正項として選択する。
ステップS5では、選択された補正項に従って前記補正
計算部12で計算式の補正が行われる。
一方、前記ステップS1で、A/D変換器2から読込ま
れた電圧が0■でない場合はステップS6に移行して、
設定電圧が読込まれる量産補正記号(i)にAをセット
する。
ステップS7では、量産補正記号(i)つまり量産補正
A用の設定電圧が5vか否か、換言すると量産補正Aが
補正なしか否かが判断される。ステップS7の判断が肯
定ならば、ステップS8に進んで、(i)がA−Dの時
は乗算係数“1”を、(i)がE−Hの時は加算係数“
0”を補正項として選択する。
ステップS7の判断が否定ならば、ステップS9に移行
してA/D変換器2の出力に応じてROM1lから補正
項が読出され、ステップS10に進む。
ステップSIOでは、前記ステップ88.9で得られた
補正項に従って計算式の補正が行われる。
ステップ311では前記量産補正記号(i)がHか否か
、つまりすべての量産補正が終了したか否かの判断がな
される。
まだ、すべての量産補正が終了していない場合は、ステ
ップS12に進んで量産補正記号(i)をBで更新して
ステップS7に進み、今度は量産補正Bの設定電圧に従
って必要な補正が行われる。
このような手順で、同様に、量産補正C−Hまでの処理
が行われる。
上記実施例では、グラウンドレベル(OV)を含む電圧
領域に量産補正A−Hのすべてが補正なしの場合の補正
項に割当て、電源電圧V、Dを含む領域に量産補正A−
)1のそれぞれが補正なしの場合の補正項に割当てたが
、これらの領域を互いに入替えて割当ててもよい。
要は、前記特定電圧の設定が容易に行えるように、電源
電圧V90、およびOVを含む領域を特定電圧とし、複
数の量産補正のすべてが補正なしの場合、および各量産
補正に関して個々に補正なしの補正項がこの特定電圧に
基づいて得られるようになっていれば良い。
次に、本発明の第2実施例を説明する。この第2実施例
は、量産補正以外のプログラム処理に用いる信号、例え
ばセンサの検出信号をA/D変換するためにも前記A/
D変換器2が使用されている場合の実施例である。
第10図はこの第2実施例において、設定電圧に基づい
て補正項を得るための、設定電圧と補正項との関係図で
ある。
同図において、7種類の量産補正のうちA、B。
C,Dは補正項として乗算係数を設定した例で、m産補
正E、  F、 Gは補正項として加算値を設定した例
である。同図に示したように、電源電圧5Vを7つの領
域に区切った電圧が電?R電圧(5v)を含む領域には
量産補正A−Gのそれぞれについて補正なしの補正項が
割当てられている。
第6図は、複数の1産補正A−Gのすべてが補正なしの
場合に、前記関係図に従って量産補正を行うための第2
実施例のブロック図である。
同図において、センサの検出信号はA/D変換器2を介
してCPUIに人力される。スイッチ6のオン・オフ信
号はインタフェース4を介してCPUIに読込まれる。
CPU 1は予め設定されているプログラムに従ってA
/D変換器2からの入力およびスイッチ6のオン・オフ
状態を読込む。
複数の量産補正A−Gのすべてが補正なしの場合は、図
示のようにスイッチ6は量産補正なし側(この実施例で
はスイッチがオフ側)に切換えられており、CPU1は
このスイッチ6のオフ状態によって量産補正A−Gのす
べてが補正なしであることを判断する。
この場合は、A/D変換器2の出力電圧によらず補正な
し用の補正項が決定され、計算式の補正が行われる。そ
して、A/D変換器2の出力はもっばらセンサの検出信
号として読込まれる。
一方、量産補正A−Gのいずれか1つでも補正有りの場
合は、第7図に示すように補正用の電圧が設定される。
第7図では、量産補正Aのみが補正有りであって、量産
補正B−Gが補正なしであり、さらにマルチプレクサ3
の入力端子Hにはセンサが接続されている場合を示す。
同図において、量産補正A用の抵抗RAI、 RA2は
高精度の抵抗であり、量産補正B−G用の抵抗RBI〜
RGIは精度を問わない抵抗、または0Ωジヤンパー線
である。
量産補正A用の電圧としては抵抗RAI、RA2の抵抗
値によって分圧された電源電圧vDDが設定され、量産
補正B−G用の電圧としては電源電圧VDDがそのまま
設定される。それぞれの設定電圧およびセンサの検出信
号は、CPU1からのコントロール信号に従ってマルチ
プレクサ3で順次切換えられてA/D変換器2に入力さ
れる。
スイッチ6は補正有り側(この実施例ではスイッチがオ
ン側)に切換えられており、CPU1はこのスイッチ6
のオン状態によって量産補正A〜Gのいずれかが補正有
りであることを判断する。
したがって、ROM5に記憶されている第10図の補正
項の中から、A/D変換器2の出力電圧に従って補正項
が選択される。すなわち、量産補正Aでは抵抗RAI、
RA2によって分圧された電源電圧vDDに従って所定
の乗算係数が選択され、量産補正B−Gでは電源電圧5
■に対応する補正なしの場合の乗算係数“1”または加
算係数“0“が選択されてCPUIに転送される。
このように、量産補正A−Gのすべてが補正なしの場合
(第6図)は、一部の量産補正が補正有りの場合(第7
図)の構成から、マルチプレクサ3と、抵抗RAI、R
A2、およびRBI〜RG1とを削除し、0Ωジヤンパ
ー線ROを接続するだけで容易に変更可能である。また
スイッチ6も、0Ωジヤンパー線を実装するかしないが
で実現できる。
前記第2実施例に用いられるCPUIの機能を第8図の
ブロック図を参照して説明する。
同図において、スイッチ開閉判断部17では、スイッチ
6のオン・オフ状態が判断される。スイッチ6がオフの
状態ならばA/D変換器2からの入力端子の大小にかか
わらず、複数の量産補正がすべて補正なしと判断されて
信号Cが出力され、記憶部14の計算式は補正されず直
接、計算部12に転送されて予定の計算が行われる。
さらに、スイッチ6がオフの状態ならばゲート18は閉
じていて、A/D変換器2から出力される信号はすべて
センサ検出信号と判断されてセンサ出力読込部19を介
して計算部12に読込まれ予定の計算に利用される。
一方、スイッチ6がオンの状態ならば複数の量産補正の
少なくとも一部が補正有りと判断されて信号dが出力さ
れる。この信号dに応答してゲート18が開き、A/D
変換器2から補正項設定電圧のA/D変換値がテーブル
検索部15に読込まれる。また、前記信号dによって記
憶部14の計算式は補正部13に読出される。
そして、補正部13では前記補正項設定電圧に従ってR
OM5から読込まれた補正項で、前記計算式が補正され
、この補正された計算式によって計算部12で予定の計
算が行われる。
上記説明のように、第1実施例では、量産補正A−Hが
すべて補正なしの場合は、A/D変換器2からの出力を
1度だけ読込んで「すべて補正なし」をCPUが判断で
きるし、第2実施例では量産補正A−Gのすべてが補正
なしの場合は、スイッチ6の切換え(0Ωジヤンパー線
の実装有無)によって、「すべて補正なし」の指示をC
PUIに与えることができる。
また、量産補正がすべて補正なしが、一部補正有りかに
かかわらず、センサ入力は必要な時にいつでもCPUI
に取込むことができる。
本実施例では、OVから電源電圧(5v)の範囲の電圧
を罠数の領域に区切り、各領域に対応する複数の補正項
をROM5の記憶内容から選択するようにした。本発明
はこれに限定されず、A/D変換値をそのまま補正項y
の変数Xとして補正項を得る場合にも適用できる。
すなわち、A/Di換器の出力が電源電圧に相当する場
合は、乗算係数“1″が得られ、A/D変換器の出力が
グラウンドレベルに相当する場合は、加算係数“0°が
得られるように補正項y”f (x)を設定しておけば
よい。
なお、上記実施例では補正項で計算式を補正する場合に
ついて示したが、計算の結果を補正項で補正する場合、
および計算に用いるセンサ人力を補正する場合にも本発
明は適用できる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、補正
なしの場合には電源電圧を分圧して補正項を作る必要が
なくなった。
また、複数の量産補正がすべて補正なしの場合は、1回
の信号読込みてデータに対するすべての補正項目の補正
計算が行える。
したがって、現出開度の高い補正なしの場合に高精度の
抵抗を実装する必要がなくなったので、コスト低減が図
れるし、すべて補正なしの場合は、マルチプレクサも実
装する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示すブロック図
、第3図、第4図、第8図はCPUの機能を示すブロッ
ク図、第5図は第1実施例の動作を示すフローチャート
、第6図、第7図は第2実施例を示すブロック図、第9
図はこの第1実施例における電源電圧と補正値との関係
図、第10図はこの第2実施例における電源電圧と補正
値との関係図、第11図は従来技術を示すブロック図、
第12図は従来技術における電源電圧と補正値との関係
図である。 1・・・CPU、2・・・A/D変換器、RAI、RA
2・・・高精度抵抗、3・・・マルチプレクサ、4・・
・インタフェース、5・・・ROM、6・・・スイッチ
、12・・・計算部、13・・・補正部、14記憶部、
15・・・テーブル検索部、16・・・判断部、17・
・・スイッチ開閉判断部、18・・・ゲート、19・・
・センサ電圧読込部第 図 代理人 弁理士 平木通人 外18 第 図 V閲 第 箪 ↓ 第 図 図 図 第 図 第 第 図 DD ND 第 】1 図 第 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所要の量産補正量に相応する補正項設定電圧を基
    準電圧の分圧によって発生する手段と、前記補正項設定
    電圧に基づいて補正項を出力する手段と、この補正項で
    データを補正する手段とよりなる演算装置のデータ補正
    装置において、 複数の量産補正量のすべてが補正なしの場合に、前記基
    準電圧およびグラウンドレベル電圧の一方を特定補正項
    設定電圧として設定する手段と、前記特定補正項設定電
    圧を供給されて、量産補正用の補正項として乗算係数“
    1”および加算係数“0”のいずれかを選択して出力す
    る手段とを具備したことを特徴とするデータ補正装置。
  2. (2)所要の量産補正量に相応する補正項設定電圧を基
    準電圧の分圧によって発生する手段と、前記補正項設定
    電圧に基づいて補正項を出力する手段と、この補正項で
    データを補正する手段とよりなる演算装置のデータ補正
    装置において、 複数の量産補正の一部が補正なしの場合に、前記基準電
    圧およびグラウンドレベル電圧の一方を、この補正なし
    の場合の特定補正項設定電圧として設定する手段と、 前記特定補正項設定電圧を供給されて、量産補正用の補
    正項として乗算係数“1”および加算係数“0”のいず
    れかを選択して出力する手段とを具備したことを特徴と
    するデータ補正装置。
  3. (3)前記乗算係数“1”および加算係数“0”の少な
    くとも一方を特定補正項設定電圧に対応して記憶させた
    記憶手段を具備し、 前記特定補正項設定電圧をアドレスとして前記記憶手段
    から前記乗算係数“1”および加算係数“0”の一方を
    選択して出力することを特徴とする請求項1または2記
    載のデータ補正装置。
  4. (4)補正項設定電圧が特定補正項設定電圧か否かを判
    断する手段を具備し、補正項設定電圧が特定補正項設定
    電圧の場合は、データの補正を行わず予定の処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ補正装置。
  5. (5)複数の量産補正のうちの予め定められた少なくと
    も1つの量産補正用には、複数の量産補正のすべてが補
    正なしの場合の第1特定補正項設定電圧、および複数の
    量産補正の一部が補正なしの場合の第2特定補正項設定
    電圧に対応させて、前記乗算係数“1”および加算係数
    “0”の少なくとも一方を記憶させ、複数の量産補正の
    うちの残りの量産補正用としては、前記特定補正項設定
    電圧の一方に対応させて任意の補正項を記憶させた記憶
    手段を具備し、 前記特定補正項設定電圧をアドレスとして前記記憶手段
    から前記乗算係数“1”および加算係数“0”ならびに
    前記任意の補正項のいずれかを選択して出力することを
    特徴とする請求項1または2記載のデータ補正装置。
  6. (6)補正項設定電圧が特定補正項設定電圧か否かを判
    断する手段を具備し、前記予め定められた少なくとも1
    つの量産補正用の補正項設定電圧が第1特定補正項設定
    電圧の場合は、データの補正を行わず予定の処理を行う
    ことを特徴とする請求項5記載のデータ補正装置。
  7. (7)所要の量産補正量に相応する補正項設定電圧を基
    準電圧の分圧によって発生する手段と、前記補正項設定
    電圧に基づいて補正項を出力する手段と、この補正項で
    データを補正する手段とよりなる演算装置のデータ補正
    装置において、 前記複数の量産補正量のすべてが補正なしか、または少
    なくとも1つが補正有りかの指示手段と、量産補正のす
    べてが補正なしの場合の前記指示手段の出力に応答して
    量産補正用の補正項として乗算係数“1”および加算係
    数“0”のいずれかを選択して出力する手段とを具備し
    たことを特徴とするデータ補正装置。
  8. (8)前記指示手段の出力に基づいて量産補正がすべて
    補正なしか、少なくとも1つが補正ありかを判断する手
    段と、量産補正がすべて補正なしの場合は、データの補
    正を行わず予定の処理を行うことを特徴とする請求項7
    記載のデータ補正装置。
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