JP2955324B2 - テレビセンサの局発洩れ信号検出方法 - Google Patents
テレビセンサの局発洩れ信号検出方法Info
- Publication number
- JP2955324B2 JP2955324B2 JP10703890A JP10703890A JP2955324B2 JP 2955324 B2 JP2955324 B2 JP 2955324B2 JP 10703890 A JP10703890 A JP 10703890A JP 10703890 A JP10703890 A JP 10703890A JP 2955324 B2 JP2955324 B2 JP 2955324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- amplifier
- local
- sensor
- television
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
ける局発洩れ信号検出方法に関するものである。
レビセンサと呼ばれる装置をサンプルとなる家庭のテレ
ビセット,ビデオテープレコーダ等の測定対象装置に取
り付け、測定対象装置のオン・オフ情報およびチャンネ
ル情報等を時刻情報と関連させて採取し、電話回線を利
用してセンタのコンピュータに定期的に回収するように
している。
として、測定対象装置の受信回路の局部発振信号を利用
するものが知られている。これは、測定対象装置の受信
チャンネルとその受信回路の局部発振信号の周波数とが
1対1に対応していることから、局部発振信号を検出
し、その周波数等から受信チャンネルを判定するもので
ある。
にも種々のものがあり、測定対象装置内の回路基板にリ
ード線を直接に半田付けして取り出す方法や、ピックア
ップコイルを回路部に近接して設ける方法等があるが、
これらは個人の所有にかかる測定対象装置内に手を加え
ることとなるため好ましくなく、そのため、測定対象装
置のアンテン端子から漏洩する局部発振信号(局発洩れ
信号)を利用する方法が望ましいとされている。すなわ
ち、測定対象装置のアンテナ端子から漏洩する局部発振
信号を利用する場合には、サンプルとなる家庭の測定対
象装置と受信アンテナとの間にコネクタ等によりテレビ
センサを接続するだけで設置が済むため、測定対象装置
内に手を加えずに済み、トラブルの発生を最小限に抑え
ることができるからである。
号を利用する方法は好ましいものであったが、測定対象
装置のアンテナ端子から取り出される信号には、局発漏
れ信号のほかに、放送波,一般通信波,ノイズ等のチャ
ンネルセンシングにとっての妨害波が多分に含まれてお
り、これらの成分が充分に分離できない場合にはチャン
ネル判定が不可能になったり、誤りが生じるという欠点
があった。
目的とするところは、正確なチャンネル判定が行えるよ
うに、放送波,一般通信波,ノイズ等の妨害波を充分に
分離することのできるテレビセンサの局発洩れ信号検出
方法を提供することにある。
信号を低ゲインのアンプにより増幅して測定対象装置の
アンテナ端子に与え、 前記アンプの両端の信号を差動アンプにより差動増幅
して測定対象装置から漏洩する局部発振信号を検出する
ようにしている。
アイソレーションの入出力比が順方向のゲインに比して
非常に大きいことに着目し、受信アンテナと測定対象装
置のアンテナ端子との間にアンプを挿入し、このアンプ
の両端の信号を差動アンプにより差動増幅することによ
り、測定対象装置から漏洩する局部発振信号を高レベル
に含んだ信号を取り出すようにしている。
ては、受信アンテナの信号を低ゲインのアンプが増幅し
て測定対象装置のアンテナ端子に与え、前記アンプの両
端の信号を差動アンプが差動増幅して測定対象装置から
漏洩する局部発振信号を高レベルに含んだ信号を出力す
る。
る。
法を適用したテレビセンサの一実施例を示す構成図であ
る。第1図において、本実施例のテレビセンサ3は、受
信アンテナ1に接続される端子T1とテレビセット,ビデ
オテープレコーダ等の測定対象装置2のアンテナ端子に
接続される端子T2とを有し、受信アンテナ1と測定対象
装置2のアンテナ端子との間に接続される。
ナ1から測定対象装置2に向かって順方向となるように
接続された低ゲインのアンプ4と、アンプ4の両端の信
号を入力する差動アンプ5と、差動アンプ5の出力信号
を適当なレベルまで減衰するアッテネータ6と、検出し
た局部発振信号に基づいてチャンネル判定等を行うテレ
ビセンサ主回路部7とから構成されている。
一般通信波,ノイズ等はアンプ4により低ゲイン(例え
ば6dB程度)で均一に増幅され、測定対象装置2のアン
テナ端子に供給される。これらの信号のうち、放送波が
測定対象装置2内のチューナ(図示せず)によって選局
され、テレビ放送が受信される。
ューナから局部発振信号が漏洩してきており、この信号
はアンプ4のアイソレーションの入出力比(例えば40dB
程度)が大きいことから、アンプ4の入力側には極くわ
ずかしか帰還しない。
増幅するが、差動増幅では両入力端子に与えられる信号
の絶対値に関係なく、両者の差に応じた出力を生じるた
め、受信アンテナ1から測定対象装置2側に伝達される
放送波,一般通信波,ノイズ等のチャンネルセンシング
にとっての妨害波はアンプ4のゲインに相当する6dB程
度の低レベルの信号が差信号として増幅され、反対に、
測定対象装置2から受信アンテナ1側に伝達する局発漏
れ信号はアンプ4のアイソレーションの入出力比に相当
する40dB程度の高レベルの信号が差信号として増幅され
る。
局発漏れ信号とのレベル差を考えると、 40dB−6dB=36dB となって、充分に分離が可能となり、本実施例では、ア
ッテネータ6により後続のテレビセンサ主回路部7が感
知しない程度まで妨害波のレベルを減衰し、局発漏れ信
号のみをテレビセンサ主回路部7に与える。
れ信号に基づき、測定対象装置2の受信チャンネルを判
定し、視聴率測定データの一部とする。
6dB程度として説明したが、これに限られるものではな
く、例えば0dBとすることができれば、理論上、差動ア
ンプ5の出力に妨害波が表れないようにすることもでき
る。また、アンプ4のアイソレーションの入出力比も40
dBには限られないが、一般に30dB以上が容易に得られる
ものである。
れ信号検出方法にあっては、アンプが逆方向に対して有
するアイソレーションの入出力比が順方向のゲインに比
して非常に大きいことに着目し、受信アンテナと測定対
象装置のアンテナ端子との間にアンプを挿入し、このア
ンプの両端の信号を差動アンプにより差動増幅すること
により、測定対象装置から漏洩する局部発振信号を高レ
ベルに含んだ信号を取り出すようにしているので、放送
波,一般通信波,ノイズ等のチャンネルセンシングにと
っての妨害波を充分に分離することが可能となり、正確
なチャンネル判定が行える効果がある。
二つの入力信号の差が増幅されるため、各チャンネル毎
に振幅のバラツキをもっている局発洩れ信号を安定した
振幅の信号として取り出すことができ、このことからも
チャンネル判定をより安定に行える効果がある。
を適用したテレビセンサの一実施例を示す構成図であ
る。 図において、 1……受信アンテナ 2……測定対象装置 3……テレビセンサ 4……アンプ 5……差動アンプ 6……アッテネータ 7……テレビセンサ主回路部
Claims (1)
- 【請求項1】受信アンテナの信号を低ゲインのアンプに
より増幅して測定対象装置のアンテナ端子に与え、 前記アンプの両端の信号を差動アンプにより差動増幅し
て測定対象装置から漏洩する局部発振信号を検出するこ
とを特徴としたテレビセンサの局発洩れ信号検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10703890A JP2955324B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | テレビセンサの局発洩れ信号検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10703890A JP2955324B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | テレビセンサの局発洩れ信号検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044626A JPH044626A (ja) | 1992-01-09 |
JP2955324B2 true JP2955324B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=14448947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10703890A Expired - Fee Related JP2955324B2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | テレビセンサの局発洩れ信号検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955324B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3101102B2 (ja) * | 1992-12-02 | 2000-10-23 | 富士通株式会社 | 電波盗視試験装置 |
JP4606201B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2011-01-05 | パナソニック株式会社 | 表示制御装置及び表示装置並びに表示制御方法 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10703890A patent/JP2955324B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044626A (ja) | 1992-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4935814A (en) | Picture quality indicator for satellite broadcasting receiver | |
US4493811A (en) | Preamplifier for a wide range neutron flux monitoring system | |
US7228114B2 (en) | Wide dynamic range power detection scheme | |
JP2955324B2 (ja) | テレビセンサの局発洩れ信号検出方法 | |
US3895191A (en) | Method and apparatus for measurement of channel separation in amplifier or the like | |
EP0120660A2 (en) | Muting apparatus for television receiver/monitor | |
JP3456202B2 (ja) | 受信レベルモニタ回路 | |
JP2646631B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置の絶縁異常検出装置 | |
US4344029A (en) | Automatic IM distortion test selector | |
JPS6026331B2 (ja) | マルチパス検出回路 | |
US3977023A (en) | Tape recorder | |
US4414568A (en) | Device for the measurement, in operation, of non-linearity products in a television transmitter | |
JPS6218981Y2 (ja) | ||
JPS5852734Y2 (ja) | Am放送受信機 | |
JPH10221389A (ja) | 周波数特性測定方法 | |
JP2591231B2 (ja) | 双方向catv端末 | |
US2007985A (en) | Radio transmission and receiving system | |
JP2508338B2 (ja) | スケルチ信号発生回路 | |
GB2229877A (en) | Video intermediate frequency processing circuit | |
JP2911354B2 (ja) | 検波装置 | |
JPH04192894A (ja) | ドロップアウト検出装置 | |
JPH01141473A (ja) | テレビ受像機 | |
JPS61260725A (ja) | Agc回路 | |
JPS6233778B2 (ja) | ||
JP2927989B2 (ja) | 映像受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090716 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |