JP2927989B2 - 映像受信装置 - Google Patents
映像受信装置Info
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- JP2927989B2 JP2927989B2 JP3159324A JP15932491A JP2927989B2 JP 2927989 B2 JP2927989 B2 JP 2927989B2 JP 3159324 A JP3159324 A JP 3159324A JP 15932491 A JP15932491 A JP 15932491A JP 2927989 B2 JP2927989 B2 JP 2927989B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像受信装置に関し、特
に受信電界レベルが著しく低下した場合に、所定値以上
の映像ノイズを含んだ映像信号を出力しないように制御
する映像受信装置に関する。
に受信電界レベルが著しく低下した場合に、所定値以上
の映像ノイズを含んだ映像信号を出力しないように制御
する映像受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来のこの種の映像受信装置の
一例を示すブロック図である。映像信号で変調された受
信信号は中間周波信号Ｓｉに変換された後、ＡＧＣ増幅
回路２１を経て復調回路２２によって復調される。復調
された映像信号は映像増幅回路２３によって増幅され、
受信出力信号Ｓｏとして出力される。また、ＡＧＣ増幅
回路２１は、中間周波信号Ｓｉのレベルに応じて利得を
制御して増幅すると共に利得を示す信号Ｃ１を送出する
ところで、受信電界レベルが著しく低下した場合、ＡＧ
Ｃ増幅回路２１の利得が著しく増大し、受信装置で発生
するノイズが増幅されて復調回路２２に入力するので、
受信出力信号Ｓｏの映像ノイズレベルが増大する。この
ような場合、映像ノイズの多い映像信号が出力されない
ようにするために、受信感度検出回路２４および電源ス
イッチ回路２５を設けている。
一例を示すブロック図である。映像信号で変調された受
信信号は中間周波信号Ｓｉに変換された後、ＡＧＣ増幅
回路２１を経て復調回路２２によって復調される。復調
された映像信号は映像増幅回路２３によって増幅され、
受信出力信号Ｓｏとして出力される。また、ＡＧＣ増幅
回路２１は、中間周波信号Ｓｉのレベルに応じて利得を
制御して増幅すると共に利得を示す信号Ｃ１を送出する
ところで、受信電界レベルが著しく低下した場合、ＡＧ
Ｃ増幅回路２１の利得が著しく増大し、受信装置で発生
するノイズが増幅されて復調回路２２に入力するので、
受信出力信号Ｓｏの映像ノイズレベルが増大する。この
ような場合、映像ノイズの多い映像信号が出力されない
ようにするために、受信感度検出回路２４および電源ス
イッチ回路２５を設けている。
【０００３】ここで、受信感度検出回路２５は、ＡＧＣ
増幅回路２１の利得を示す信号Ｃ１を受け、この信号Ｃ
１が所定値以上の利得を示したときに信号Ｃ２を電源ス
イッチ回路２５へ送出する。電源スイッチ回路２５は、
信号Ｃ２を受けたときに映像増幅回路２３への供給電源
を遮断することにより、映像ノイズの多い映像信号が出
力されるのを防止し、表示画面上に何も表示しないよう
にしている。
増幅回路２１の利得を示す信号Ｃ１を受け、この信号Ｃ
１が所定値以上の利得を示したときに信号Ｃ２を電源ス
イッチ回路２５へ送出する。電源スイッチ回路２５は、
信号Ｃ２を受けたときに映像増幅回路２３への供給電源
を遮断することにより、映像ノイズの多い映像信号が出
力されるのを防止し、表示画面上に何も表示しないよう
にしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の映像受
信装置は、受信電界レベルが著しく低下してＡＧＣ増幅
回路の利得が著しく増大したときに、映像増幅回路への
供給電源を遮断することにより、受信出力信号Ｓｏの出
力を停止し、過大な映像ノイズが出力されるのを防止し
ている。しかし、この場合、受信出力は表示画面上に何
も表示されない無変調状態と同様に、表示画面上に何も
表示されない状態となるため、受信電界レベルが著しく
低下してスケルチが作動したことにより表示画面に何も
表示されていないのか、あるいは、送信側で何も表示さ
れない無変調映像信号を送出したことにより表示画面に
何も表示されていないのかを区別できないという問題点
がある。
信装置は、受信電界レベルが著しく低下してＡＧＣ増幅
回路の利得が著しく増大したときに、映像増幅回路への
供給電源を遮断することにより、受信出力信号Ｓｏの出
力を停止し、過大な映像ノイズが出力されるのを防止し
ている。しかし、この場合、受信出力は表示画面上に何
も表示されない無変調状態と同様に、表示画面上に何も
表示されない状態となるため、受信電界レベルが著しく
低下してスケルチが作動したことにより表示画面に何も
表示されていないのか、あるいは、送信側で何も表示さ
れない無変調映像信号を送出したことにより表示画面に
何も表示されていないのかを区別できないという問題点
がある。
【０００５】本発明の目的は、受信出力が抑圧されたと
きに、受信電界レベルが著しく低下したのか、送信側で
無変調映像信号を送出しているのかを区別できる映像受
信装置を提供することにある。
きに、受信電界レベルが著しく低下したのか、送信側で
無変調映像信号を送出しているのかを区別できる映像受
信装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の映像受信装置
は、受信信号のレベルに応じて利得を制御して増幅し一
定レベルの信号を出力すると共にこの利得を示す信号を
送出するＡＧＣ回路と、このＡＧＣ回路によって増幅さ
れた一定レベルの信号を復調する映像復調回路と、この
映像復調回路の映像出力信号を増幅する映像増幅回路
と、前記利得を示す信号が所定値以上であるときに制御
信号を発生する受信感度検出回路と、前記増幅回路の出
力端とグランド間にコレクタ及びエミッタが接続されて
前記制御信号が供給される間だけ導通状態となり前記増
幅回路の映像出力信号を抑圧するトランジスタとを備え
て構成されている。
は、受信信号のレベルに応じて利得を制御して増幅し一
定レベルの信号を出力すると共にこの利得を示す信号を
送出するＡＧＣ回路と、このＡＧＣ回路によって増幅さ
れた一定レベルの信号を復調する映像復調回路と、この
映像復調回路の映像出力信号を増幅する映像増幅回路
と、前記利得を示す信号が所定値以上であるときに制御
信号を発生する受信感度検出回路と、前記増幅回路の出
力端とグランド間にコレクタ及びエミッタが接続されて
前記制御信号が供給される間だけ導通状態となり前記増
幅回路の映像出力信号を抑圧するトランジスタとを備え
て構成されている。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。映像信号で変調された受信信号は中間周波信号
Ｓｉに変換された後、ＡＧＣ増幅回路１１を経て一定レ
ベルの信号となり復調回路１２によって復調される。復
調された映像信号は映像増幅回路１３によって増幅され
受信出力信号Ｓｏとして送出される。また、ＡＧＣ増幅
回路１１は、中間周波信号Ｓｉのレベルに応じて利得を
制御して増幅し一定レベルの信号を出力すると共にこの
利得を示す信号Ｃ１を送出する。更に、映像増幅回路１
３の出力端とグランド間にトランジスタ１５が接続され
ており、受信感度検出回路１４からの信号Ｃ２をベース
に受けてスイッチ動作を行う。
である。映像信号で変調された受信信号は中間周波信号
Ｓｉに変換された後、ＡＧＣ増幅回路１１を経て一定レ
ベルの信号となり復調回路１２によって復調される。復
調された映像信号は映像増幅回路１３によって増幅され
受信出力信号Ｓｏとして送出される。また、ＡＧＣ増幅
回路１１は、中間周波信号Ｓｉのレベルに応じて利得を
制御して増幅し一定レベルの信号を出力すると共にこの
利得を示す信号Ｃ１を送出する。更に、映像増幅回路１
３の出力端とグランド間にトランジスタ１５が接続され
ており、受信感度検出回路１４からの信号Ｃ２をベース
に受けてスイッチ動作を行う。
【０００９】ここで、受信電界レベルが著しく低下した
場合は、ＡＧＣ増幅回路１１の利得が著しく増大し、受
信装置で発生する映像ノイズが増幅されて映像増幅回路
１３から出力される。受信感度検出回路１４は、ＡＧＣ
増幅回路１１の利得を示す信号Ｃ１を受け、この信号Ｃ
１が所定値以上の利得を示したときに信号Ｃ２を送出す
る。トランジスタ１５は信号Ｃ２を受けて導通状態とな
るので、映像増幅回路１３の出力端はトランジスタ１５
を介して接地される。従って、映像ノイズの多い映像信
号出力は抑圧される。ところで、トランジスタ１５が導
通状態になったとき、トランジスタ１５のコレクタには
映像ノイズの多い映像信号が印加されてコレクタ電位は
変動し、コレクタ電位がマイナス側に変動したときは内
部抵抗が増大するので、映像ノイズの多い映像信号はあ
る程度抑圧されるものの、完全には抑圧されず、表示画
面上にはノイズと映像をわずかに含む映像が表示され
る。
場合は、ＡＧＣ増幅回路１１の利得が著しく増大し、受
信装置で発生する映像ノイズが増幅されて映像増幅回路
１３から出力される。受信感度検出回路１４は、ＡＧＣ
増幅回路１１の利得を示す信号Ｃ１を受け、この信号Ｃ
１が所定値以上の利得を示したときに信号Ｃ２を送出す
る。トランジスタ１５は信号Ｃ２を受けて導通状態とな
るので、映像増幅回路１３の出力端はトランジスタ１５
を介して接地される。従って、映像ノイズの多い映像信
号出力は抑圧される。ところで、トランジスタ１５が導
通状態になったとき、トランジスタ１５のコレクタには
映像ノイズの多い映像信号が印加されてコレクタ電位は
変動し、コレクタ電位がマイナス側に変動したときは内
部抵抗が増大するので、映像ノイズの多い映像信号はあ
る程度抑圧されるものの、完全には抑圧されず、表示画
面上にはノイズと映像をわずかに含む映像が表示され
る。
【００１０】また、送信側で無変調映像信号を送出した
場合、受信電界レベルは正常であるため、受信感度検出
回路１４が信号Ｃ２を送出しないので、トランジスタ１
５はオフ状態であり、映像増幅回路１３から無変調映像
信号がそのまま出力されるので、表示画面上には何も表
示されない。よって、映像ノイズが多く映像レベルが抑
圧された映像信号が出力されたならば、即ち、ノイズと
映像をわずかに含む映像が表示されたならば受信電界レ
ベルが著しく低下したと判定でき、また、映像ノイズの
少ない無変調映像信号が出力されたならば、即ち、何も
表示されないならば送信側で無変調映像信号を送出した
と判定できる。
場合、受信電界レベルは正常であるため、受信感度検出
回路１４が信号Ｃ２を送出しないので、トランジスタ１
５はオフ状態であり、映像増幅回路１３から無変調映像
信号がそのまま出力されるので、表示画面上には何も表
示されない。よって、映像ノイズが多く映像レベルが抑
圧された映像信号が出力されたならば、即ち、ノイズと
映像をわずかに含む映像が表示されたならば受信電界レ
ベルが著しく低下したと判定でき、また、映像ノイズの
少ない無変調映像信号が出力されたならば、即ち、何も
表示されないならば送信側で無変調映像信号を送出した
と判定できる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、映
像増幅回路の出力端とグランド間にトランジスタを接続
し、受信電界レベルが著しく低下したときに、映像増幅
回路の出力端をトランジスタを介して接地することによ
り、受信電界レベルが著しく低下したのか、あるいは送
信側で無変調映像信号を送出しているのかを区別するこ
とができる。
像増幅回路の出力端とグランド間にトランジスタを接続
し、受信電界レベルが著しく低下したときに、映像増幅
回路の出力端をトランジスタを介して接地することによ
り、受信電界レベルが著しく低下したのか、あるいは送
信側で無変調映像信号を送出しているのかを区別するこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来の映像受信装置の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
１１，２１ ＡＧＣ増幅回路 １２，２２ 復調回路 １３，２３ 映像増幅回路 １４，２４ 受信感度検出回路 １５ トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項１】受信信号のレベルに応じて利得を制御して
増幅し一定レベルの信号を出力すると共にこの利得を示
す信号を送出するＡＧＣ回路と、 このＡＧＣ回路によって増幅された一定レベルの信号を
復調する映像復調回路と、 この映像復調回路の映像出力信号を増幅する映像増幅回
路と、 前記利得を示す信号が所定値以上であるときに制御信号
を発生する受信感度検出回路と、 前記増幅回路の出力端とグランド間にコレクタ及びエミ
ッタが接続されて前記制御信号が供給される間だけ導通
状態となり前記増幅回路の映像出力信号を抑圧するトラ
ンジスタとを備えることを特徴とする映像受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159324A JP2927989B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 映像受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159324A JP2927989B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 映像受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514217A JPH0514217A (ja) | 1993-01-22 |
| JP2927989B2 true JP2927989B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15691322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3159324A Expired - Fee Related JP2927989B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 映像受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927989B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5134220A (ja) * | 1974-09-18 | 1976-03-23 | Ishizuka Glass | Garasuseikeisochi |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP3159324A patent/JP2927989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514217A (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970909 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 11 |
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