JP2955288B1 - 配電盤 - Google Patents
配電盤Info
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- JP2955288B1 JP2955288B1 JP31012598A JP31012598A JP2955288B1 JP 2955288 B1 JP2955288 B1 JP 2955288B1 JP 31012598 A JP31012598 A JP 31012598A JP 31012598 A JP31012598 A JP 31012598A JP 2955288 B1 JP2955288 B1 JP 2955288B1
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Abstract
【要約】
【課題】 配電盤ボックス1の奥行寸法をできるだけ少
なくでき、配電盤のコンパクト化を図るとともに、各ブ
レーカの二次側配線の作業性を改善できる。 【解決手段】 複数のブレーカからなる横列ブレーカ3
1、32、33を上下に複数段に配置した配電盤におい
て、上方から導入される3相用個別の主幹バー2a、2
b、2cは、例えば主幹バー2a、2bと主幹バー2c
の2組に分けて、一方を横列ブレーカ31、32、33
の左側の空間に上下方向に一連に延びる分離主幹バー2
1として配置し、他方をその右側の空間に同様に分離主
幹バー22として配置している。
なくでき、配電盤のコンパクト化を図るとともに、各ブ
レーカの二次側配線の作業性を改善できる。 【解決手段】 複数のブレーカからなる横列ブレーカ3
1、32、33を上下に複数段に配置した配電盤におい
て、上方から導入される3相用個別の主幹バー2a、2
b、2cは、例えば主幹バー2a、2bと主幹バー2c
の2組に分けて、一方を横列ブレーカ31、32、33
の左側の空間に上下方向に一連に延びる分離主幹バー2
1として配置し、他方をその右側の空間に同様に分離主
幹バー22として配置している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開放型低圧配電盤
の改良された構造に関する。
の改良された構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、配電盤正面図を表す図3に例示す
るように、横方向に複数のブレーカ11a、11b、1
1cからなる横配列のブレーカ11を配置し、さらに複
数組(図3では合計3列の横配列)を上下に間隔をあけ
て配置した3相の配電盤では、主幹バー2a、2b、2
cは、配電盤ボックス1の略中央で横列ブレーカ11、
12、13の背後において、上下方向に平行に3本の導
体として配設されるとともに、この主幹バー2a、2
b、2cと各ブレーカとを接続するための3組の分岐母
線バー14、15、16が、それぞれ横列ブレーカ1
1、12、13のそれぞれのほぼ背後において横方向に
配設されている。なお、ここでは個別の主幹バー2a、
2b、2cからなるものを主幹バー2と総称している。
るように、横方向に複数のブレーカ11a、11b、1
1cからなる横配列のブレーカ11を配置し、さらに複
数組(図3では合計3列の横配列)を上下に間隔をあけ
て配置した3相の配電盤では、主幹バー2a、2b、2
cは、配電盤ボックス1の略中央で横列ブレーカ11、
12、13の背後において、上下方向に平行に3本の導
体として配設されるとともに、この主幹バー2a、2
b、2cと各ブレーカとを接続するための3組の分岐母
線バー14、15、16が、それぞれ横列ブレーカ1
1、12、13のそれぞれのほぼ背後において横方向に
配設されている。なお、ここでは個別の主幹バー2a、
2b、2cからなるものを主幹バー2と総称している。
【0003】このような配置を配電盤側面図を表す図4
を参照すると、横列ブレーカ11、12、13に対し
て、分岐母線バー14、15、16と主幹バー2とが前
後に重なりあう状態に配置されているので、配電盤ボッ
クス1の奥行き(厚み)としてかなりの寸法が必要であ
り、このような構造が配電盤のコンパクト化に対して大
きな障害となっていた。また、横列ブレーカの背後に分
岐母線バーや主幹バーが交錯して配置されていることか
ら、各ブレーカの二次側配線を行うに際して、それらか
ら逃げる配線が必要となり、非常に手間がかかるという
作業上の問題があった。
を参照すると、横列ブレーカ11、12、13に対し
て、分岐母線バー14、15、16と主幹バー2とが前
後に重なりあう状態に配置されているので、配電盤ボッ
クス1の奥行き(厚み)としてかなりの寸法が必要であ
り、このような構造が配電盤のコンパクト化に対して大
きな障害となっていた。また、横列ブレーカの背後に分
岐母線バーや主幹バーが交錯して配置されていることか
ら、各ブレーカの二次側配線を行うに際して、それらか
ら逃げる配線が必要となり、非常に手間がかかるという
作業上の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、配電盤ボック
スの奥行寸法をできるだけ少なくでき、配電盤のコンパ
クト化を図るとともに、各ブレーカの二次側配線の作業
性を改善できる配電盤構造を提供する。
点を解決するためになされたものであり、配電盤ボック
スの奥行寸法をできるだけ少なくでき、配電盤のコンパ
クト化を図るとともに、各ブレーカの二次側配線の作業
性を改善できる配電盤構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決した本
発明の配電盤は、複数のブレーカからなる横列ブレーカ
を上下に複数段に配置した配電盤において、主幹バーを
前記横列ブレーカの左右に分離して上下方向に配置した
ことを特徴とするものである。また、この配電盤は、主
幹バーから分岐した分岐母線バーを前記横列ブレーカの
上方または下方の空間に横方向に配置した形態に具体化
することができる。
発明の配電盤は、複数のブレーカからなる横列ブレーカ
を上下に複数段に配置した配電盤において、主幹バーを
前記横列ブレーカの左右に分離して上下方向に配置した
ことを特徴とするものである。また、この配電盤は、主
幹バーから分岐した分岐母線バーを前記横列ブレーカの
上方または下方の空間に横方向に配置した形態に具体化
することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図1および2を参照して本
発明の実施形態について説明する。本発明は、配電盤の
正面図を表す図1において、複数のブレーカからなる横
列ブレーカ31、32、33を上下に複数段に配置した
配電盤ボックスに適用されるものであって、主幹バーを
前記横列ブレーカの左右に分離して上下方向に配置した
ことを特徴とする。
発明の実施形態について説明する。本発明は、配電盤の
正面図を表す図1において、複数のブレーカからなる横
列ブレーカ31、32、33を上下に複数段に配置した
配電盤ボックスに適用されるものであって、主幹バーを
前記横列ブレーカの左右に分離して上下方向に配置した
ことを特徴とする。
【0007】すなわち、上方から導入される3相用個別
の主幹バー2a、2b、2cからなる主幹バー2は、例
えば主幹バー2a、2bと主幹バー2cの2組に分け
て、一方を横列ブレーカ31、32、33の左側の空間
に上下方向に一連に延びる分離主幹バー21として配置
し、他方をその右側の空間に同様に分離主幹バー22と
して配置している。
の主幹バー2a、2b、2cからなる主幹バー2は、例
えば主幹バー2a、2bと主幹バー2cの2組に分け
て、一方を横列ブレーカ31、32、33の左側の空間
に上下方向に一連に延びる分離主幹バー21として配置
し、他方をその右側の空間に同様に分離主幹バー22と
して配置している。
【0008】このように主幹バー2を分離した状態を図
2の背面図(A)、側面図(B)(C)によって示す
と、主幹バー2a、2bは、横列ブレーカ31、32、
33の左側の空間に沿って設けられた2本の個別の分離
主幹バー21a、21bに接続され、また、主幹バー2
cは、横列ブレーカ31、32、33の右側の空間に沿
って設けられた1本の個別の分離主幹バー22aに接続
されている。この場合、右側の分離主幹バー22は、1
本の個別の分離主幹バー22aのみが設けられている
が、左側の分離主幹バー21と同様に2本の個別の導体
バーを準備し、一本は予備としておくのもよい。
2の背面図(A)、側面図(B)(C)によって示す
と、主幹バー2a、2bは、横列ブレーカ31、32、
33の左側の空間に沿って設けられた2本の個別の分離
主幹バー21a、21bに接続され、また、主幹バー2
cは、横列ブレーカ31、32、33の右側の空間に沿
って設けられた1本の個別の分離主幹バー22aに接続
されている。この場合、右側の分離主幹バー22は、1
本の個別の分離主幹バー22aのみが設けられている
が、左側の分離主幹バー21と同様に2本の個別の導体
バーを準備し、一本は予備としておくのもよい。
【0009】この実施形態では、2本の個別の分離主幹
バー21a、21bは、配電盤の厚み方向に並列状態で
配置されているが、盤面方向に沿った向きに並列状態で
配置してもよく、かくして、主幹バーを横列ブレーカの
両側の配電盤ボックスとの間の隙間に分離して配置する
ことにより、配電盤ボックスの奥行き所要寸法を極力少
なくして全体を小型化できる利点が得られるのである。
バー21a、21bは、配電盤の厚み方向に並列状態で
配置されているが、盤面方向に沿った向きに並列状態で
配置してもよく、かくして、主幹バーを横列ブレーカの
両側の配電盤ボックスとの間の隙間に分離して配置する
ことにより、配電盤ボックスの奥行き所要寸法を極力少
なくして全体を小型化できる利点が得られるのである。
【0010】さらに、この実施形態では、このように配
置された個別の分離主幹バー21a、21b、および2
2aから分岐した分岐母線バー41、42、43を前記
横列ブレーカ31、32、33の上方の空間に横方向に
配置して、そこから各ブレーカの一次側配線が行われて
いる。この場合、分岐母線バー41、42、43は、そ
れぞれが個別の3本の導体バーから構成され、それぞれ
個別の導体バーが分離主幹バー21a、21b、および
22aのそれぞれに接続されているのは言うまでもない
ことである。なお、図1、2の実施形態では、最上列に
位置する3本の導体バーからなる分岐母線バー41につ
いては、各ブレーカ接続用の他、主幹バー2を分離主幹
バー21または同22とに個別に分岐、接続する導体を
も兼用させているのである。
置された個別の分離主幹バー21a、21b、および2
2aから分岐した分岐母線バー41、42、43を前記
横列ブレーカ31、32、33の上方の空間に横方向に
配置して、そこから各ブレーカの一次側配線が行われて
いる。この場合、分岐母線バー41、42、43は、そ
れぞれが個別の3本の導体バーから構成され、それぞれ
個別の導体バーが分離主幹バー21a、21b、および
22aのそれぞれに接続されているのは言うまでもない
ことである。なお、図1、2の実施形態では、最上列に
位置する3本の導体バーからなる分岐母線バー41につ
いては、各ブレーカ接続用の他、主幹バー2を分離主幹
バー21または同22とに個別に分岐、接続する導体を
も兼用させているのである。
【0011】このように、分岐母線バー41、42、4
3は、横列ブレーカ31、32、33の背面の区域外で
ある、上方または下方に配置してあるので、この点から
も配電盤ボックスの奥行き寸法を小さくして盤全体を小
型化できる利点が得られるのである。さらに、この分岐
母線バー41、42、43の配置と、前記した分離主幹
バー21、22の配置との関係から、横列ブレーカ3
1、32、33の背面側には各導体バーが存在せず、所
要の空間が確保できることになる。したがって、各ブレ
ーカの二次側配線の際に障害となるものがないから、そ
の作業性を大きく改善できる利点が得られるのである。
3は、横列ブレーカ31、32、33の背面の区域外で
ある、上方または下方に配置してあるので、この点から
も配電盤ボックスの奥行き寸法を小さくして盤全体を小
型化できる利点が得られるのである。さらに、この分岐
母線バー41、42、43の配置と、前記した分離主幹
バー21、22の配置との関係から、横列ブレーカ3
1、32、33の背面側には各導体バーが存在せず、所
要の空間が確保できることになる。したがって、各ブレ
ーカの二次側配線の際に障害となるものがないから、そ
の作業性を大きく改善できる利点が得られるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明の配電盤は、以上に説明したよう
に構成されているので、ブレーカと主幹バー、分岐母線
バーとの重なりを解消できるから、配電盤ボックスの奥
行寸法をできるだけ少なくでき、配電盤のコンパクト化
を図ることができる。また、各ブレーカの背面側には十
分な空間が確保でき、二次側配線の作業性を改善できる
という優れた効果がある。よって本発明は従来の問題点
を解消した配電盤として、その工業的価値は極めて大な
るものがある。
に構成されているので、ブレーカと主幹バー、分岐母線
バーとの重なりを解消できるから、配電盤ボックスの奥
行寸法をできるだけ少なくでき、配電盤のコンパクト化
を図ることができる。また、各ブレーカの背面側には十
分な空間が確保でき、二次側配線の作業性を改善できる
という優れた効果がある。よって本発明は従来の問題点
を解消した配電盤として、その工業的価値は極めて大な
るものがある。
【図1】本発明の1実施形態を説明するための要部正面
図。
図。
【図2】同じく背面図(A)および側面図(B)
(C)。
(C)。
【図3】従来の導体バーの配置を説明するための要部正
面図。
面図。
【図4】同じく要部側面図。
2 主幹バー、2a、2b、2c 個別の主幹バー、2
1 分離主幹バー、21a、21b 個別の分離主幹バ
ー、22 分離主幹バー、22a 個別の分離主幹バ
ー、31、32、33 横列ブレーカ、41、42、4
3 分岐母線バー。
1 分離主幹バー、21a、21b 個別の分離主幹バ
ー、22 分離主幹バー、22a 個別の分離主幹バ
ー、31、32、33 横列ブレーカ、41、42、4
3 分岐母線バー。
Claims (2)
- 【請求項1】複数のブレーカからなる横列ブレーカを上
下に複数段に配置した配電盤において、主幹バーを前記
横列ブレーカの左右に分離して上下方向に配置したこと
を特徴とする配電盤。 - 【請求項2】主幹バーから分岐した分岐母線バーを前記
横列ブレーカの上方または下方の空間に横方向に配置し
た請求項1に記載の配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31012598A JP2955288B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31012598A JP2955288B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2955288B1 true JP2955288B1 (ja) | 1999-10-04 |
JP2000138475A JP2000138475A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18001485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31012598A Expired - Fee Related JP2955288B1 (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2955288B1 (ja) |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP31012598A patent/JP2955288B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000138475A (ja) | 2000-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990706 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716 Year of fee payment: 9 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110716 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140716 Year of fee payment: 15 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |