JP2003219522A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ

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JP2003219522A
JP2003219522A JP2002014987A JP2002014987A JP2003219522A JP 2003219522 A JP2003219522 A JP 2003219522A JP 2002014987 A JP2002014987 A JP 2002014987A JP 2002014987 A JP2002014987 A JP 2002014987A JP 2003219522 A JP2003219522 A JP 2003219522A
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JP
Japan
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cable
connection terminal
circuit breaker
zct
box
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JP2002014987A
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English (en)
Inventor
Tomoo Isoya
智生 礒谷
Katsuji Tanabe
勝司 田辺
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守点検、ケーブル接続等の作業性を損なう
ことなく、スイッチギヤ箱体の縮小化をはかる。 【解決手段】 スイッチギヤ箱体1内の前側上部及び下
部に配置された上段遮断器3及び下段遮断器4と、両遮
断器3、4間の上部及び下部に配置された母線5及び制
御器23と、上段遮断器3に接続され、CT、ZCT一
体形上段変流器24を経由し、先端の上段接続端子部8
が、箱体1後側上部に、両側部と中央部とが前後に位置
した3相上段接続導体6と、下方から立上り上端の各ヘ
ッド14が各上段接続端子部8に接続され、ヘッド14
が傾斜した上段ケーブル12と、下段遮断器4に接続さ
れ、CT、ZCT一体形下段変流器25を経由し、先端
の下段接続端子部11が、箱体1後側中程に位置した3
相下段接続導体9と、下方から立上り上端の各ヘッド1
7が各下段接続端子部11に接続された下段ケーブル1
5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、保守点検及びケー
ブル接続等の作業性を損なうことなく、縮小化をはかっ
たスイッチギヤに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の遮断器2段積の高圧スイッチギヤ
を、図4ないし図6を参照して説明する。それらの図に
おいて、1は配電線盤、即ちスイッチギヤ箱体、2は箱
体1の前面扉、3、4は箱体1の前側上部及び下部に配
置された上段遮断器及び下段遮断器、5は両遮断器3、
4間の母線室に配置された3相母線であり、各母線5は
上段遮断器3の下端子3a及び下段遮断器4の上端子4
aに接続されている。 【0003】6は3相の上段接続導体であり、基部が上
段遮断器3の上端子3bに接続され、上段CT(変流
器)7を貫通し、先端の各上段接続端子部8が、箱体1
後側上部に左右方向に1列に配置されている。 【0004】9は3相の下段接続導体であり、基部が下
段遮断器4の下端子4bに接続され、下段CT(変流
器)10を貫通し、先端の各下段接続端子部11が、箱
体1後側中程に左右方向に1列に配置されている。 【0005】12は下方から箱体1内下部の片側に配置
された上段ZCT(零相変流器)13を貫通して立上っ
た3相上段ケーブルであり、上端の各上段ヘッド14が
各上段接続端子部8に接続され、各上段ヘッド14は上
下方向に位置し、各上段ケーブル12の下方は、まとめ
て箱体1内の片側に寄せられている。 【0006】15は下方から箱体1内下部他の片側に配
置された下段ZCT16を貫通して立上った3相下段ケ
ーブルであり、上端の各下段ヘッド17が各下段接続端
子部11に接続され、各下段ヘッド17は上下方向に位
置し、各下段ケーブル15の下方は、まとめて箱体1内
の他の片側に寄せられている。 【0007】そして、前面扉2の表面に、保護リレー、
メータ、表示灯、試験用端子等が取付けられ、裏面に補
助リレー等が取付けられている。 【0008】また、各ケーブル12、15の接続作業性
を考慮し、ケーブルサイズはCVT325sq以下、盤
サイズはW:700、H:2300、D:2000以上
が一般的であり、図7に列盤状態を示すように、箱体
1、即ち配電線盤18の高さに合わせ、変圧器2次盤1
9及び母線連絡盤20が美観上同一高さになっている。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】従来の前記スイッチギ
ヤの場合、上段CT7、下段CT10と上段ZCT1
3、下段ZCT16とが別体であり,両ZCT13、1
6が箱体1内下部両側に配置され、各上段ケーブル12
及び各下段ケーブル15がまとめられて両ZCT13、
16を貫通しており、各ケーブル12、15の太さの関
係上、各ケーブル12、15を大きくわん曲させること
ができず、箱体1の上下方向の長さが大になる。そのた
め、美観上、配電線盤18以外の変圧器2次盤19及び
母線連絡盤20を必要以上に同一高さに長くせざるを得
ず、盤の縮小化がはかれず、きわめて不経済で、高価に
なるという問題点がある。 【0010】なお、箱体1内の後部において、下段ケー
ブル15を前方の位置に、上段ケーブル12を後方の位
置に、前後にずらすと、両ケーブル12、15が前後に
重なり、後方からのケーブル接続、保守点検作業が困難
である。 【0011】本発明は、前記の点に留意し、保守点検、
ケーブル接続等の作業性を損なうことなく、スイッチギ
ヤ箱体の縮小化をはかったスイッチギヤを提供すること
を目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスイッチギヤは、スイッチギヤ箱体内の前
側上部及び下部に配置された上段遮断器及び下段遮断器
と、前記両遮断器間の上部及び下部に配置された母線及
び制御器と、前記上段遮断器に接続され、CT、ZCT
一体形上段変流器を経由し、先端の上段接続端子部が、
前記箱体後側上部に、両側部と中央部とが前後に位置し
た3相上段接続導体と、下方から立上り上端の各ヘッド
が前記各上段接続端子部に接続され、前記ヘッドが傾斜
した上段ケーブルと、前記下段遮断器に接続され、C
T、ZCT一体形下段変流器を経由し、先端の下段接続
端子部が、前記箱体後側中程に位置した3相下段接続導
体と、下方から立上り上端の各ヘッドが前記各下段接続
端子部に接続された下段ケーブルとを備えたものであ
る。 【0013】前記のように構成された本発明のスイッチ
ギヤは、両遮断器のCT、ZCTが別体でなく、CT、
ZCT一体形変流器が用いられているため、従来のCT
配置位置にほぼ等しい位置にCT、ZCT一体形変流器
を配置することにより、従来のように、CTと別体のZ
CTを設置する必要がなく、スペースを縮小できる。 【0014】さらに、3相上段接続導体先端の上段接続
端子部が、両側部と中央部とが前後に位置しているた
め、充分な絶縁距離を確保することができ、箱体の幅を
縮小できる。 【0015】その上、3相の上段接続端子部に接続され
る上段ケーブル上端のヘッドが傾斜しているため、ケー
ブル接続時、ケーブルに無理な力がかからず、箱体の上
下方向の長さを縮小でき、箱体の縮小化をはかることが
できる。 【0016】この箱体、即ち配電線盤の高さの縮小によ
り、列盤される変圧器2次盤及び母線連絡盤も低くで
き、大幅なコストダウンをはかることができる。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を、図1な
いし図3を参照して説明する。それらの図において、図
4ないし図6と同一符号は同一もしくは相当するものを
示し、従来例と異なる点はつぎの通りである。 【0018】スイッチギヤ箱体1の前側上部及び下部に
配置された上段遮断器3と下段遮断器4との間に、その
間の上部母線室21に3相母線5を配置するとともに、
その間の下部制御器スペース22に制御器23を配置す
る。 【0019】これは、制御回路を全て安全に箱体1の前
面側より保守できる構造とするため、縮小化した前面扉
2の裏面に取り付けきらない補助リレー等制御器23
を、下段遮断器4と母線室21間の制御器スペース22
に配置するものである。 【0020】また、この制御器スペース22に配置した
制御器23の補助リレー等は、手が届きにくく、保守が
困難にならないように、ユニット化し、コネクタで接続
するようにする。 【0021】つぎに、従来は別体であったCTとZCT
を一体形とし、CT、ZCT一体形上段変流器24及び
CT、ZCT一体形下段変流器25を用い、盤内導体で
完結させる。従って、従来のように、上段ZCT13及
び下段ZCT16を左右に配置するスペースを要しな
い。 【0022】そして、基部が上段遮断器3の上端子3b
に接続された3相の上段接続導体6を、CT、ZCT一
体形上段変流器24を貫通して箱体1の後側上部に導出
し、各上段接続導体6の上下方向先端上段接続端子部8
を、両側部の端子部8a、8c前側に、中央部の端子部
8bを後側に、即ち、両側部と中央部とを前後にずらし
て配置し、絶縁距離を充分に確保する。 【0023】さらに、下方から立上った各上段ケーブル
12は、従来のように上段ZCT13を介さず、その各
先端ヘッド14につき、一側のヘッド14aは、一側部
の上段接続端子部8aに対しほぼ平行に、即ち上下方向
に接続し、中央部のヘッド14bは、中央部の上段接続
端子部8bに対し若干傾斜して接続し、他側部のヘッド
14cは、他側部の上段接続端子部8cに対しさらに傾
斜して接続し、2個のヘッド14b、14cを傾斜して
接続する。従って、各上段ケーブル12のわん曲度が小
さく、ケーブル12に無理な力がかからない。 【0024】従って、各上段接続端子部8の前後のず
れ、及び各上段ケーブル12のヘッド14の傾斜によ
り、箱体1の幅方向及び上下方向の長さを小さくでき
る。 【0025】つぎに、基部が下段遮断器4の下端子4b
に接続された3相の下段接続導体9を、CT、ZCT一
体形下段変流器25を貫通して箱体1後側中程に、各上
段接続端子部8より前側の位置に導出し、各下段接続導
体9の上下方向先端下段接続端子部11を左右方向に一
列に配置し、3相下段ケーブル15を、従来のように下
段ZCT16を介さず、下方から平行に立上げ、その上
端の各下段ヘッド17を、各下段接続端子部11に接続
する。従って、各ケーブル12、15の絶縁距離が確保
され、接続及び保守点検の作業が容易であり、作業性が
向上し、コスト低減がはかられる。 【0026】そして、盤サイズは、例えばW:600、
H:2000、D:1850となり、従来に比し占有容
積で70%以下となり、接続可能ケーブルはCTV50
0sqとすることができる。 【0027】また、変圧器2次盤19及び母線連絡盤2
0も高さを縮小でき、一層のコスト低減をはかることが
できる。 【0028】なお、上段ケーブル12の各ヘッド14の
うち、上段接続端子部8に傾斜して接続されるヘッド1
4は、1個でもよいし、3個全部でもよい。 【0029】また、下端接続端子部11を、上段接続端
子部8と同様、両側部の端子部11を前側に、中央部の
端子部11を後側に、前後にずらすようにしてもよく、
さらに、下段接続端子部11に接続される下段ケーブル
15のヘッド17も、その幾つかを傾斜するようにして
もよい。 【0030】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。両
遮断器3、4のCT、ZCTが別体でなく、CT、ZC
T一体形変流器24、25が用いられているため、従来
のCT配置位置にほぼ等しい位置にCT、ZCT一体形
変流器24、25を配置することにより、従来のよう
に、CTと別体のZCTを設置する必要がなく、スペー
スを縮小できる。 【0031】さらに、3相上段接続導体6先端の上段接
続端子部8が、両側部と中央部とが前後に位置している
ため、充分な絶縁距離を確保することができ、箱体1の
幅を縮小できる。 【0032】その上、3相の上段接続端子部8に接続さ
れる上段ケーブル12上端のヘッド14が傾斜している
ため、ケーブル12接続時、ケーブル12に無理な力が
かからず、箱体1の上下方向の長さを縮小でき、箱体1
の縮小化をはかることができる。 【0033】そして、この箱体1、即ち配電線盤18の
高さの縮小により、列盤される変圧器2次盤19及び母
線連絡盤20も低くでき、大幅なコストダウンをはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の1形態の切断右側面図である。 【図2】図1の形態の切断背面図である。 【図3】図1の一部の切断平面図である。 【図4】従来例の切断右側面図である。 【図5】従来例の切断背面図である。 【図6】図4の一部の切断平面図である。 【図7】列盤状態の正面図である。 【符号の説明】 1 スイッチギヤ箱体 3 上段遮断器 4 下段遮断器 5 母線 6 上段接続導体 8 上段接続端子部 9 下段接続導体 11 下段接続端子部 12 上段ケーブル 14 上段ヘッド 15 下段ケーブル 17 下段ヘッド 23 制御器 24 CT、ZCT一体形上段変流器 25 CT、ZCT一体形下段変流器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 スイッチギヤ箱体内の前側上部及び下部
    に配置された上段遮断器及び下段遮断器と、 前記両遮断器間の上部及び下部に配置された母線及び制
    御器と、 前記上段遮断器に接続され、CT、ZCT一体形上段変
    流器を経由し、先端の上段接続端子部が、前記箱体後側
    上部に、両側部と中央部とが前後に位置した3相上段接
    続導体と、 下方から立上り上端の各ヘッドが前記各上段接続端子部
    に接続され、前記ヘッドが傾斜した上段ケーブルと、 前記下段遮断器に接続され、CT、ZCT一体形下段変
    流器を経由し、先端の下段接続端子部が、前記箱体後側
    中程に位置した3相下段接続導体と、 下方から立上り上端の各ヘッドが前記各下段接続端子部
    に接続された下段ケーブルとを備えたことを特徴とする
    スイッチギヤ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086141A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ
WO2013031495A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 日新電機株式会社 スイッチギヤ
CN103094845A (zh) * 2011-11-04 2013-05-08 江苏普瑞特科技股份有限公司 一种智能节电进线总柜
JP7124499B2 (ja) 2018-07-06 2022-08-24 日新電機株式会社 盤筐体及び換気装置

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