JP2954820B2 - サーマルヘッド押圧装置 - Google Patents

サーマルヘッド押圧装置

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JP2954820B2 JP25534193A JP25534193A JP2954820B2 JP 2954820 B2 JP2954820 B2 JP 2954820B2 JP 25534193 A JP25534193 A JP 25534193A JP 25534193 A JP25534193 A JP 25534193A JP 2954820 B2 JP2954820 B2 JP 2954820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに利
用されるサーマルヘッド押圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタにおいて、印字に際し
てはプラテン上の用紙やインクリボンにサーマルヘッド
を圧接し、プラテンとサーマルヘッドとの間に用紙やイ
ンクリボンを挿入するとき、或いは、用紙を搬送する場
合には、プラテンからサーマルヘッドを離反させる必要
がある。そのために、プラテンに対してサーマルヘッド
を接離自在に支持する構造が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平2−139268号公報に
は、サーマルヘッドを支持するフレームをプラテンから
離反する方向に付勢し、カムによりフレームをプラテン
側に押圧し、カムの回転位置によってフレームをサーマ
ルヘッドとともにプラテンから離反させる内容が記載さ
れている。
【0004】また、特開平2−281984号公報に
は、サーマルヘッドが固定されたヘッド支持板を支軸に
より揺動自在に支持し、このヘッド支持板の両側をそれ
ぞれ独立したスプリングで付勢して回動させることによ
り、サーマルヘッドをプラテンに圧接させ、このとき
に、相対向する側板に形成された長溝で支軸の両端をヘ
ッド支持体とともに微動させることにより、サーマルヘ
ッドを前幅に渡ってプラテンに均一な圧力をもって圧接
させる内容が記載されている。
【0005】さらに、特公昭55−39465(特開昭
52−119337)号公報には、サーマルヘッドを連
結部材を介してブロックに固定し、サーマルヘッドと連
結部材とブロックとの組立体をジンバル接手により支持
し、スプリングによりブロックを押圧してサーマルヘッ
ドをプラテンに圧接させ、また、ブロックに設けたロッ
ドを摘みで引くことにより、サーマルヘッドをプラテン
から離反させる内容が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−13926
8号公報に記載された発明は、サーマルヘッドを保持す
るフレームが、回動支点となる軸に貫通されているた
め、組み立て又はメンテナンスに際して、フレームをサ
ーマルヘッドと共に着脱する作業が困難である。
【0007】特開平2−281984号公報に記載され
た発明も、側板及びヘッド支持板に支軸が貫通されてい
るため、サーマルヘッドをヘッド支持板とともに着脱す
る作業が困難である。
【0008】特公昭55−39465号公報に記載され
た発明は、連結部材が螺子によりブロックに固定されて
いるとともにジンバル接手により保持されているため、
この連結部材をサーマルヘッドと共に交換する作業は極
めて大変である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サーマルヘッドを含むヘッドユニットの背面を押圧する
複数のスプリングが保持された押圧板とモータに連結さ
れた入力部とを有するヘッド押圧・解除機構をプラテン
に対して接近及び離反する方向に移動自在に設け、前記
ヘッド押圧・解除機構に前記ヘッドユニットを前記プラ
テンに対する接離方向に所定の遊びをもって変位自在及
び着脱自在に保持するヘッド保持部を設け、前記ヘッド
ユニットの背面に着脱自在に取り付けられる取付部を一
端に有して前記押圧板を貫通し他端にその押圧板の背面
に対向する拡開部を有する止着具を設け、前記モータと
前記ヘッド押圧・解除機構とそれらの間を連結する動力
伝達部品との何れかの位置を検出する位置検出手段の検
出信号により前記モータの動作を制御するモータ制御手
段を設けた。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、モータとヘッド押圧・解除機構とそれらの
間を連結する動力伝達部品との何れかに係止部を形成
し、一方向に付勢されて前記係止部に係止される係止レ
バーを電磁石に連結して変位自在に設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、止着具を外すだけの簡
単な操作でヘッドユニットをヘッド押圧・解除機構から
外すことができ、また、ヘッドユニットをヘッド保持部
により保持し、押圧板の背面から挿入した止着具の係止
部をヘッドユニットの背面に取り付けるだけの簡単な操
作で、ヘッドユニットをヘッド押圧・解除機構に連結す
ることができる。また、モータの駆動力を入力部を介し
て押圧板に伝達することにより、押圧板をプラテン側に
移動させた場合には、スプリングの圧力を高めてヘッド
ユニットをプラテンに圧接し、押圧板をプラテンから離
反する方向に移動させた場合には、押圧板で止着具の拡
開部を引いてプラテンからヘッドユニットを離反させる
ことができる。この場合、モータとヘッド押圧・解除
とそれらの間を連結する動力伝達部品との何れかの位
置を位置検出手段により検出し、その検出信号によりモ
ータの動作をモータ制御手段で制御することにより、プ
ラテンに対するヘッドユニットの印字位置と退避位置と
を安定状態で設定することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、モータとヘッド押
圧・解除機構とそれらの間を連結する動力伝達部品との
何れかに形成された係止部に係止レバーを付勢力によっ
て係止させることにより、ヘッドユニットを印字位置に
安定させることができる。これにより、モータへの通電
を遮断しモータの加熱を抑制することができる。また、
電磁石で係止レバーを係止部から退避させることによ
り、停止状態のモータを再駆動することが可能である。
【0013】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図5に基づいて説明する。図2において、1はサーマル
ヘッドで、このサーマルヘッド1はプラテン2の軸心に
沿う多数の発熱素子(図示せず)を有する。プラテン2
の両端にはその軸心上に位置する同心円部(リング)3
が設けられている。また、サーマルヘッド1の背面は半
円形の取付片4を有する板状のヘッド支持体5に螺子6
により取り付けられている。しかして、サーマルヘッド
1の両側には、係止体7が螺子8により位置調節自在に
取り付けられている。すなわち、左右の係止体7は同一
のプレス金型で形成されたもので、サーマルヘッド1の
両側に形成された螺子孔9に対向して螺子8が遊びをも
って挿通される大きさの取付孔10と、前記プラテン2
に配列された同心円部3に着脱自在に嵌合される切欠1
1と、軸受嵌合孔12とを有する。この軸受嵌合孔12
には、リボンガイドローラ13の両端を回転自在に保持
する軸受14が嵌合されている。15は軸受14から突
出するリボンガイドローラ13の端部に止着される止め
輪である。しかして、サーマルヘッド1と、ヘッド支持
体5と、係止体7と、リボンガイドローラ13とにより
ヘッドユニット16が形成されている。なお、係止体7
をヘッド支持体5の両側に一体に形成してもよいが、本
実施例のように独立的に形成することにより、寸法精度
を高めることができる。
【0014】次に、図1を参照して、前記ヘッドユニッ
ト16を前記プラテン2に対して接離させるヘッド押圧
・解除機構17の構造について説明する。このヘッド押
圧・解除機構17は、後述するヘッドリフトモータに駆
動される入力部であるセンターシャフト18と、このセ
ンターシャフト18に固定的に嵌合された押圧板19と
よりなる。この押圧板19の内面の両側には、前記ヘッ
ド支持体5を押圧するスプリング20の一端を保持する
ボス21が形成され、中央部には止着具であるスクリュ
ウ22が挿入される円孔23が形成されている。スクリ
ュウ22の一端にはヘッド支持体5に着脱自在に取り付
けられる取付部である螺子24が形成され、他端には拡
開部であるフランジ25が形成されている。また、セン
ターシャフト18の中央には前記取付片4をプラテン2
に対する接離方向に変位自在及び着脱自在に保持するヘ
ッド保持部である環状溝18aが形成されている。
【0015】図4に示すように、前記センターシャフト
18は動力伝達部品を介してモータであるヘッドリフト
モータ31に連結されている。動力伝達部品とは、ドラ
イブギヤ26、ストッパギヤ27、アイドラギヤ28,
29、モータギヤ30等であり、ヘッドリフトモータ3
1には正逆回転自在のステッピングモータが用いられて
いる。そして、前記センターシャフト18の端部に固定
されたドライブギヤ26の外周の一部には、図5に示す
ように切欠34が形成され、この切欠34を検出するこ
とによりドライブギヤ26の回転方向の位置を検出する
位置検出手段である透過型の光電検出器35,36が設
けられている。さらに、これらの光電検出器35,36
の検出信号に基づいて前記ヘッドリフトモータ31の動
作を制御するモータ制御手段(図示せず)が設けられて
いる。
【0016】このような構成において、左右の係止体7
の切欠11の中心を結ぶ直線がサーマルヘッド1の発熱
素子の配列ラインと平行になるように、サーマルヘッド
1の両側に係止体7を位置調節して取り付ける。そし
て、サーマルヘッド1の背面を押圧板19に取り付ける
ことにより、ヘッドユニット16が完成する。このヘッ
ドユニット16は、ヘッド支持体5の取付片4をセンタ
ーシャフト18の環状溝18aに嵌合することにより、
センターシャフト18を中心とする回動方向に対して所
定の遊びをもってヘッド押圧・解除機構17に取り付け
られる。
【0017】そして、図4(b)に示すように、ヘッド
リフトモータ31を反時計方向に回転させ、センターシ
ャフト18を押圧板19とともに反時計方向に回動させ
ることにより、押圧板19がスクリュウ22のフランジ
25を右方に押圧するため、ヘッドユニット16がプラ
テン2から離反される。この状態で、プラテン2とサー
マルヘッド1との間に用紙32を挿入し、或いは、プラ
テン2を回転させて用紙を搬送することができる。さら
に、ヘッドリフトモータ31を反時計方向に回転させて
ヘッドユニット16をプラテン2から大きく退避させる
ことにより、インクリボン33の交換が可能である。こ
の後に、図4(a)に示すように、ヘッドリフトモータ
31を時計方向に回転させると、センターシャフト18
が押圧板19とともに時計方向に回動するため、スプリ
ング20が圧縮され、その圧縮力によりサーマルヘッド
1がプラテン2上の用紙32とインクリボン33とを圧
接する。(図3参照)この状態で、サーマルヘッド1を
駆動することにより、インクリボン33のインクが用紙
32に転写される。すなわち、印字がなされる。なお、
図3に示すように、用紙32は図示しないフィードロー
ラにより矢印A方向に搬送され、インクリボン33は図
示しないリボンリールにより矢印B方向に巻取られるた
め、用紙32とインクリボン33とはリボンガイドロー
ラ13上で分離される。
【0018】図4(a)に示すように、ヘッドユニット
16がプラテン2に圧接された状態では、図5に示すよ
うに、ドライブギヤ26が時計方向に回転して切欠34
が光電検出器35に対向する。すなわち、一方の光電検
出器35がドライブギヤ26の切欠34を検出するた
め、その検出信号に基づいてモータ制御手段がヘッドリ
フトモータ31を停止させ、ヘッドユニット16を印字
位置に安定させる。また、用紙32を搬送するために、
図4(b)に示すようにヘッドユニット16をプラテン
2から退避させた状態では、図5に示す状態からドライ
ブギヤ26が反時計方向に回転して切欠34が光電検出
器36に対向する。すなわち、他方の光電検出器36が
ドライブギヤ26の切欠34を検出するため、その検出
信号に基づいてモータ制御手段がヘッドリフトモータ3
1を停止させ、ヘッドユニット16を退避位置に安定さ
せる。
【0019】そして、メンテナンスに際しては、ヘッド
支持体5からスクリュウ22を外すだけの簡単な操作で
ヘッドユニット16の取付片4をヘッド押圧・解除機構
17の環状溝18aから外すことができる。また、取付
片4を環状溝18aに嵌合し、押圧板19の背面から挿
入した一本のスクリュウ22の螺子24をヘッド支持体
5の背面に螺合するだけの簡単な操作で、ヘッドユニッ
ト16をヘッド押圧・解除機構17に連結することがで
きる。
【0020】ところで、サーマルヘッド1をプラテン2
に圧接させた状態では、係止体7の切欠11がプラテン
2の軸心上に配列された同心円部3に嵌合されるが、ヘ
ッドユニット16の組み立てに際して、左右の係止体7
の切欠11の中心を結ぶ直線がサーマルヘッド1の発熱
素子の配列ラインと平行になるように、サーマルヘッド
1の両側に係止体7を位置調節して取り付けておくこと
により、用紙32の搬送方向において、サーマルヘッド
1の発熱素子の配列ラインをプラテン2の軸心と平行に
することが容易になされる。
【0021】また、用紙32とインクリボン33とはリ
ボンガイドローラ13上で分離されるときに、用紙32
はインクリボン33の粘着力により引っ張られることが
ある。この場合、リボンガイドローラ13の軸心がプラ
テン2と平行でないと、換言すれば、用紙32の搬送方
向と直角な直線に対してリボンガイドローラ13が傾斜
すると、用紙32がスキューする。しかし、本実施例に
よれば、左右の係止体7に形成された切欠11の中心を
結ぶ直線と平行な直線上に位置させてリボンガイドロー
ラ13の両端を保持する軸受14が係止体7のそれぞれ
に設けられているため、プラテン2とリボンガイドロー
ラ13とを極めて容易に平行にすることができる。これ
により、プラテン2を通過した用紙32とインクリボン
33とを用紙32の搬送方向と直角なリボンガイドロー
ラ13上で分離することができる。したがって、用紙3
2のスキューを防止することができる。
【0022】次いで、請求項2記載の発明の一実施例を
図6に基づいて説明する。前記実施例において説明した
部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。動力
伝達部品としてのストッパギヤ27の外周の一部には係
止部である二つのラチェット歯37,38が形成され、
これらのラチェット歯37,38の何れかに係止される
係止レバー39がスプリング40により反時計方向に付
勢されて支軸41により回動自在に保持されている。こ
の係止レバー39は電磁石42のプランジャ43に回動
自在に連結されている。
【0023】このような構成において、図6(a)に示
すように、ヘッドリフトモータ31を時計方向に回転さ
せてヘッドユニット16をプラテン2に圧接すると、図
4(a)を参照して前述したように、光電検出器35の
検出信号によりヘッドリフトモータ31が停止するが、
本発明においてはヘッドリフトモータ31への通電を遮
断してもヘッドユニット16を正しい印字位置に安定さ
せることができる。すなわち、係止レバー39がスプリ
ング40の付勢力でラチェット歯37に係止するため、
スプリング20の反力による押圧体19のプラテン2か
ら離反する方向の動きを係止レバー39によって阻止す
ることが可能である。
【0024】ヘッドユニット16をプラテン2から離反
させる場合には、図6(a)に示す印字位置において、
ヘッドリフトモータ31を時計方向に数パルス駆動して
ストッパギヤ27を反時計方向に微動させ状態で、電磁
石42を励磁することにより、係止レバー39をラチェ
ット歯37から抵抗を受けることなくラチェット歯37
から外すことができる。これにより、係止レバー39を
ストッパギヤ27から退避させることができる。この状
態で、図6(b)に示すように、ヘッドリフトモータ3
1を反時計方向に回転させると、図4(b)を参照して
前述したように、光電検出器36がドライブギヤ36の
切欠34を検出する時点でヘッドリフトモータ31を停
止させる。これにより、ヘッドユニット16がプラテン
2に対する退避位置に位置する状態となる。この過程
で、係止レバー39がラチェット歯37の背面に接触し
た時点では電磁石42への通電が遮断される。
【0025】なお、図6(b)に示す状態から、さら
に、ヘッドリフトモータ31を反時計方向に回転させる
と、係止レバー39はラチェット歯38と係止してスト
ッパギヤ27の回転を阻止する。この状態では、ヘッド
ユニット16はプラテン2から遠く離れるため、インク
リボン33の交換等の作業が容易になされる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
ヘッドユニットの背面を押圧する複数のスプリングが保
持された押圧板とモータに連結された入力部とを有する
ヘッド押圧・解除機構をプラテンに対して接近及び離反
する方向に移動自在に設け、ヘッド押圧・解除機構にヘ
ッドユニットを変位自在及び着脱自在に保持するヘッド
保持部を設け、ヘッドユニットの背面に着脱自在に取り
付けられる取付部を一端に有して前記押圧板を貫通し他
端にその押圧板の背面に対向する拡開部を有する止着具
を設けたので、止着具を外すだけの簡単な操作でヘッド
ユニットをヘッド押圧・解除機構から外すことができ、
また、ヘッドユニットをヘッド保持部により保持し、押
圧板の背面から挿入した止着具の係止部をヘッドユニッ
トの背面に取り付けるだけの簡単な操作で、ヘッドユニ
ットをヘッド押圧・解除機構に連結することができ、ま
た、モータの駆動力を入力部を介して押圧板に伝達する
ことにより、押圧板をプラテン側に移動させた場合に
は、スプリングの圧力を高めてヘッドユニットをプラテ
ンに圧接し、押圧板をプラテンから離反する方向に移動
させた場合には、押圧板で止着具の拡開部を引いてプラ
テンからヘッドユニットを離反させることができ、さら
に、モータとヘッド押圧・解除機構とそれらの間を連結
する動力伝達部品との何れかの位置を検出する位置検出
手段の検出信号によりモータの動作を制御するモータ制
御手段を設けたので、プラテンに対するヘッドユニット
の印字位置と退避位置とを安定状態で設定することがで
きる。
【0027】請求項2記載の発明は、上述のように、モ
ータとヘッド押圧・解除機構とそれらの間を連結する動
力伝達部品との何れかに係止部を形成し、一方向に付勢
されて係止部に係止される係止レバーを電磁石に連結し
て変位自在に設けたので、係止部に係止レバーを付勢力
によって係止させることにより、ヘッドユニットを印字
位置に安定させることができ、これにより、モータへの
通電を遮断しモータの加熱を抑制することができ、ま
た、電磁石で係止レバーを係止部から退避させることに
より、停止状態のモータを再駆動することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示すもので、
ヘッドユニットとヘッド押圧・解除機構との関係を示す
分解斜視図である。
【図2】ヘッドユニットの分解斜視図である。
【図3】用紙及びインクリボンの経路を示す側面図であ
る。
【図4】ヘッド押圧・解除機構の動作を示す側面図であ
る。
【図5】位置検出手段を示す一部の側面図である。
【図6】請求項2記載の発明の一実施例を示すもので、
ヘッド押圧・解除機構の動作を示す側面図である。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド 2 プラテン 16 ヘッドユニット 17 ヘッド押圧・解除機構 18 入力部 18a ヘッド保持部 19 押圧板 20 スプリング 22 止着具 24 取付部 25 拡開部 26〜30 動力伝達部材 31 モータ 35,36 位置検出手段 37,38 係止部 39 係止レバー 42 電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 彰 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京 電気株式会社大仁工場内 (56)参考文献 特開 平3−230987(JP,A) 実開 昭59−15552(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 25/304 B41J 2/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドを含むヘッドユニットの
    背面を押圧する複数のスプリングが保持された押圧板と
    モータに連結された入力部とを有するヘッド押圧・解除
    機構をプラテンに対して接近及び離反する方向に移動自
    在に設け、前記ヘッド押圧・解除機構に前記ヘッドユニ
    ットを前記プラテンに対する接離方向に所定の遊びをも
    って変位自在及び着脱自在に保持するヘッド保持部を設
    け、前記ヘッドユニットの背面に着脱自在に取り付けら
    れる取付部を一端に有して前記押圧板を貫通し他端にそ
    の押圧板の背面に対向する拡開部を有する止着具を設
    け、前記モータと前記ヘッド押圧・解除機構とそれらの
    間を連結する動力伝達部品との何れかの位置を検出する
    位置検出手段の検出信号により前記モータの動作を制御
    するモータ制御手段を設けたことを特徴とするサーマル
    ヘッド押圧装置。
  2. 【請求項2】 モータとヘッド押圧・解除機構とそれら
    の間を連結する動力伝達部品との何れかに係止部を形成
    し、一方向に付勢されて前記係止部に係止される係止レ
    バーを電磁石に連結して変位自在に設けたことを特徴と
    する請求項1記載のサーマルヘッド押圧装置。
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