JP3055969B2 - プリンタの着脱型補助紙送りユニット - Google Patents
プリンタの着脱型補助紙送りユニットInfo
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- JP3055969B2 JP3055969B2 JP3147144A JP14714491A JP3055969B2 JP 3055969 B2 JP3055969 B2 JP 3055969B2 JP 3147144 A JP3147144 A JP 3147144A JP 14714491 A JP14714491 A JP 14714491A JP 3055969 B2 JP3055969 B2 JP 3055969B2
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- Japan
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- unit
- paper
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
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- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタの着脱型補助紙
送りユニット、特に、ユニット内に設けられている紙送
りローラ及びクランプ機構を簡単な構造としながら、か
つ紙送りローラのプリンタ本体に対する位置を正しく設
定可能な改良された構造に関する。
送りユニット、特に、ユニット内に設けられている紙送
りローラ及びクランプ機構を簡単な構造としながら、か
つ紙送りローラのプリンタ本体に対する位置を正しく設
定可能な改良された構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プラテンに巻き付けられた用紙に対し、
印字ヘッドを搭載したキャリッジをプラテンの軸方向と
平行に移動させて所定のドットマトリクス印字あるいは
感熱サーマル印字を行うプリンタにおいては、プラテン
上の用紙を安定に保持するため、用紙送り路のプラテン
出側においても紙送り機構を設け、用紙に対して常に所
定のテンションをかけ、あるいはプラテンからゆるみな
く用紙を引き出すことが好ましい。
印字ヘッドを搭載したキャリッジをプラテンの軸方向と
平行に移動させて所定のドットマトリクス印字あるいは
感熱サーマル印字を行うプリンタにおいては、プラテン
上の用紙を安定に保持するため、用紙送り路のプラテン
出側においても紙送り機構を設け、用紙に対して常に所
定のテンションをかけ、あるいはプラテンからゆるみな
く用紙を引き出すことが好ましい。
【0003】しかしながら、プリンタ本体のプラテン出
側にこのような紙送り機構を内蔵させると、その他の付
加的な紙送り機構をプリンタ本体に後付けで設置するこ
とができなくなるという問題がある。
側にこのような紙送り機構を内蔵させると、その他の付
加的な紙送り機構をプリンタ本体に後付けで設置するこ
とができなくなるという問題がある。
【0004】このような後付けされる付加機構として
は、例えば、伝票あるいはスリップ紙等をプラテンに対
して上方から給紙するための単票紙送り機構、あるいは
スプロケット紙をプラテンから引き出すためのプルトラ
クタ等があり、通常の場合プリンタ本体でロール紙を給
紙しているときに、単票紙あるいはスプロケット紙への
交換を行う際にこれらの付加的紙送り機構がプリンタ本
体に装着される必要がある。
は、例えば、伝票あるいはスリップ紙等をプラテンに対
して上方から給紙するための単票紙送り機構、あるいは
スプロケット紙をプラテンから引き出すためのプルトラ
クタ等があり、通常の場合プリンタ本体でロール紙を給
紙しているときに、単票紙あるいはスプロケット紙への
交換を行う際にこれらの付加的紙送り機構がプリンタ本
体に装着される必要がある。
【0005】従って、前述したプラテン出側に紙送り機
構を内蔵すると、これらの付加的紙送り機構を装着する
ことが極めて困難となり、プリンタの用紙種類を制約し
てしまうという問題があった。
構を内蔵すると、これらの付加的紙送り機構を装着する
ことが極めて困難となり、プリンタの用紙種類を制約し
てしまうという問題があった。
【0006】従来においては、このようなプラテン出側
の紙送り機構は、プリンタ本体に対して着脱可能な補助
紙送りユニットとして設けることが実用的である。
の紙送り機構は、プリンタ本体に対して着脱可能な補助
紙送りユニットとして設けることが実用的である。
【0007】従来において、このような補助紙送りユニ
ットは、それ自体プリンタ本体に着脱自在に装着される
ユニットフレームを含み、このユニットフレーム内にプ
ラテンから用紙を引き出すための紙送りローラ、この紙
送りローラと圧接して用紙を挾み込む押えローラ、そし
て、プリンタ本体の紙送り駆動力を前記紙送りローラに
伝達するための歯車機構が内蔵されている。
ットは、それ自体プリンタ本体に着脱自在に装着される
ユニットフレームを含み、このユニットフレーム内にプ
ラテンから用紙を引き出すための紙送りローラ、この紙
送りローラと圧接して用紙を挾み込む押えローラ、そし
て、プリンタ本体の紙送り駆動力を前記紙送りローラに
伝達するための歯車機構が内蔵されている。
【0008】そして、このような補助紙送りユニット
は、プリンタ本体の所定位置に位置決めされ、更に両者
をしっかりと固定するために、補助紙送りユニットには
プリンタ本体に係止するためのクランプレバーが設けら
れている。
は、プリンタ本体の所定位置に位置決めされ、更に両者
をしっかりと固定するために、補助紙送りユニットには
プリンタ本体に係止するためのクランプレバーが設けら
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た補助紙送りユニットは、前述したとおり、そのユニッ
トフレーム内に紙送り機構及びクランプ機構を内蔵しな
ければならないので、比較的複雑な構造で、かつ大型の
構成となり、近年の装置の小型化に適合しないという問
題があった。
た補助紙送りユニットは、前述したとおり、そのユニッ
トフレーム内に紙送り機構及びクランプ機構を内蔵しな
ければならないので、比較的複雑な構造で、かつ大型の
構成となり、近年の装置の小型化に適合しないという問
題があった。
【0010】特に、ユニットとプリンタ本体とのクラン
プ機構は、操作性及び確実な位置決め、そして紙送りロ
ーラの位置を正しく定めるために、従来においてはどう
しても複雑な構造となっていた。
プ機構は、操作性及び確実な位置決め、そして紙送りロ
ーラの位置を正しく定めるために、従来においてはどう
しても複雑な構造となっていた。
【0011】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、簡単な構造で組み立て性に優
れ、かつ補助紙送りユニットの装着時の位置決めを簡単
かつ高精度で定めることができ、特に紙送りローラの位
置をプリンタ本体のプラテンと正確に位置決め可能な改
良された補助紙送りユニットを提供することにある。
のであり、その目的は、簡単な構造で組み立て性に優
れ、かつ補助紙送りユニットの装着時の位置決めを簡単
かつ高精度で定めることができ、特に紙送りローラの位
置をプリンタ本体のプラテンと正確に位置決め可能な改
良された補助紙送りユニットを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、プリンタ本体に着脱自在に装着
されるフレームと、プラテン出側において紙を送るため
のローラと、フレームをプリンタ本体に係止するための
クランプレバーと、を含むプリンタの着脱型補助紙送り
ユニットにおいて、前記クランプレバーは筒部とプリン
タ本体の固定位置決め部に係止されるフックとを有し、
前記クランプレバーの筒部は前記ローラの軸に貫装して
いる。
に、本発明においては、プリンタ本体に着脱自在に装着
されるフレームと、プラテン出側において紙を送るため
のローラと、フレームをプリンタ本体に係止するための
クランプレバーと、を含むプリンタの着脱型補助紙送り
ユニットにおいて、前記クランプレバーは筒部とプリン
タ本体の固定位置決め部に係止されるフックとを有し、
前記クランプレバーの筒部は前記ローラの軸に貫装して
いる。
【0013】
【作用】従って、本発明によれば、補助紙送りユニット
はプリンタ本体のプラテン出側に載置され、プリンタ本
体側に設けられている固定ピン等にクランプレバーのフ
ックを弾圧状態で係止して、ユニットをプリンタ本体に
しっかりと装着することができる。
はプリンタ本体のプラテン出側に載置され、プリンタ本
体側に設けられている固定ピン等にクランプレバーのフ
ックを弾圧状態で係止して、ユニットをプリンタ本体に
しっかりと装着することができる。
【0014】従って、このクランプレバーの軸は、プリ
ンタ本体に対して正確な相対位置を有することとなり、
これによって、プラテン出側の用紙引き出しを正しく制
御し、送り誤差、テンション不良、あるいはスキュー等
が生じることのない、良好な補助紙送りユニットを得る
ことができる。
ンタ本体に対して正確な相対位置を有することとなり、
これによって、プラテン出側の用紙引き出しを正しく制
御し、送り誤差、テンション不良、あるいはスキュー等
が生じることのない、良好な補助紙送りユニットを得る
ことができる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
【0016】図1には本発明に係る補助紙送りユニット
がドットプリンタに装着された状態の要部が示されてい
る。
がドットプリンタに装着された状態の要部が示されてい
る。
【0017】図において、プリンタ本体10はフレーム
11を含み、このフレーム11には周知の如くプラテン
12が回転自在に設けられ、用紙Pがこのプラテン12
に巻き付けられ、プラテン12の回転によって所定量ず
つ紙送りされている。
11を含み、このフレーム11には周知の如くプラテン
12が回転自在に設けられ、用紙Pがこのプラテン12
に巻き付けられ、プラテン12の回転によって所定量ず
つ紙送りされている。
【0018】フレーム11には、更に、キャリッジ送り
軸13が設けられており、このキャリッジ送り軸13に
沿ってキャリッジ14が前記プラテン12の軸方向と平
行に移動する。このキャリッジ14は印字ヘッド15を
搭載しており、実施例においてこの印字ヘッド15はド
ットマトリクスヘッドから成り、詳細には図示していな
いドットマトリクスピンが前記プラテン12に巻き付け
られた用紙Pに向かって所望の印字作用を行う。
軸13が設けられており、このキャリッジ送り軸13に
沿ってキャリッジ14が前記プラテン12の軸方向と平
行に移動する。このキャリッジ14は印字ヘッド15を
搭載しており、実施例においてこの印字ヘッド15はド
ットマトリクスヘッドから成り、詳細には図示していな
いドットマトリクスピンが前記プラテン12に巻き付け
られた用紙Pに向かって所望の印字作用を行う。
【0019】プリンタ本体10内部において、用紙Pを
プラテン12に沿って正しく送り駆動するために、一対
のピンチローラ16,17が設けられており、用紙Pは
これらのピンチローラ16,17によって印字ヘッド1
5の入側において正しく送り駆動される。
プラテン12に沿って正しく送り駆動するために、一対
のピンチローラ16,17が設けられており、用紙Pは
これらのピンチローラ16,17によって印字ヘッド1
5の入側において正しく送り駆動される。
【0020】そして、プラテン12に巻き付けられた用
紙Pをプラテン12の印字部出側において引き出し紙送
りするために、本発明において特徴的な着脱型補助紙送
りユニット20がプリンタ本体10に着脱自在に装着さ
れる。この紙送りユニット20はユニットフレームを含
み、図において、このユニットフレームはサイドフレー
ム21とカバーフレーム22とを含む。そして、この補
助紙送りユニット20内には、用紙Pをプラテン出側に
おいて引き出し駆動する紙送りローラ、この紙送りロー
ラに交互に対向配置されて用紙Pを挟む押えローラ、紙
送りローラにプリンタ本体10から所定の紙送り駆動力
を与える送り歯車、そして紙送りユニット20をプリン
タ本体10にしっかりと係止するための係止機構を内蔵
しており、以下に図1の全体構成図に加えてユニット要
部を分解して示す図2、そしてユニット20をプリンタ
本体10に装着した状態を示す図3、そして、着脱作業
を示す図4に基づいて詳細に説明する。
紙Pをプラテン12の印字部出側において引き出し紙送
りするために、本発明において特徴的な着脱型補助紙送
りユニット20がプリンタ本体10に着脱自在に装着さ
れる。この紙送りユニット20はユニットフレームを含
み、図において、このユニットフレームはサイドフレー
ム21とカバーフレーム22とを含む。そして、この補
助紙送りユニット20内には、用紙Pをプラテン出側に
おいて引き出し駆動する紙送りローラ、この紙送りロー
ラに交互に対向配置されて用紙Pを挟む押えローラ、紙
送りローラにプリンタ本体10から所定の紙送り駆動力
を与える送り歯車、そして紙送りユニット20をプリン
タ本体10にしっかりと係止するための係止機構を内蔵
しており、以下に図1の全体構成図に加えてユニット要
部を分解して示す図2、そしてユニット20をプリンタ
本体10に装着した状態を示す図3、そして、着脱作業
を示す図4に基づいて詳細に説明する。
【0021】本実施例における紙送りローラ23は少な
くともその表面がゴムローラから成り、その軸24がユ
ニット20内で軸支されており、また、紙送りローラ軸
24の一端には駆動伝達ギア25が固定されている。
くともその表面がゴムローラから成り、その軸24がユ
ニット20内で軸支されており、また、紙送りローラ軸
24の一端には駆動伝達ギア25が固定されている。
【0022】サイドフレーム21には、押えローラ26
が回転自在に軸支されており、この押えローラ26が前
記紙送りローラ23と協働して用紙Pをプラテン12の
出側において引き出し紙送りすることが理解される。
が回転自在に軸支されており、この押えローラ26が前
記紙送りローラ23と協働して用紙Pをプラテン12の
出側において引き出し紙送りすることが理解される。
【0023】前記紙送りローラ23をプリンタ本体10
の駆動力によって回転駆動するため、紙送りユニット2
0内にはアイドルギア27が軸支されており、このアイ
ドルギア27は前記駆動伝達ギア25と常時噛合してお
り、更に図1のユニット装着状態において、このアイド
ルギア27はプリンタ本体10に設けられている紙送り
ギア28と噛み合う。実施例における紙送りギア28
は、プラテン12と同軸一体に固定されており、図示し
ていない駆動モータによって所定の紙送り量駆動され
る。
の駆動力によって回転駆動するため、紙送りユニット2
0内にはアイドルギア27が軸支されており、このアイ
ドルギア27は前記駆動伝達ギア25と常時噛合してお
り、更に図1のユニット装着状態において、このアイド
ルギア27はプリンタ本体10に設けられている紙送り
ギア28と噛み合う。実施例における紙送りギア28
は、プラテン12と同軸一体に固定されており、図示し
ていない駆動モータによって所定の紙送り量駆動され
る。
【0024】従って、アイドルギア27を介してプリン
タ本体10のプラテン12の回転と紙送りユニット20
側の紙送りローラ23の送り量とが同期して制御される
こととなる。
タ本体10のプラテン12の回転と紙送りユニット20
側の紙送りローラ23の送り量とが同期して制御される
こととなる。
【0025】プリンタ本体10側には、ユニット20を
位置決めするための固定ピン29,30が設けられてお
り、一方、補助紙送りユニット20のサイドフレーム2
1には前記両固定ピン29,30と係合するための受け
溝21a,21bが設けられている。従って、紙送りユ
ニット20をプリンタ本体10に係合したとき、両受け
溝21a,21bが両固定ピン29,30と係合してユ
ニット20の位置を正しく位置決めすることができる。
位置決めするための固定ピン29,30が設けられてお
り、一方、補助紙送りユニット20のサイドフレーム2
1には前記両固定ピン29,30と係合するための受け
溝21a,21bが設けられている。従って、紙送りユ
ニット20をプリンタ本体10に係合したとき、両受け
溝21a,21bが両固定ピン29,30と係合してユ
ニット20の位置を正しく位置決めすることができる。
【0026】しかしながら、このような固定ピン29,
30とサイドフレーム21との係合のみでは、到底補助
紙送りユニット20をプリンタ本体10に対してしっか
りと固定保持することはできず、本発明においても、こ
の保持のためにクランプレバーが用いられている。
30とサイドフレーム21との係合のみでは、到底補助
紙送りユニット20をプリンタ本体10に対してしっか
りと固定保持することはできず、本発明においても、こ
の保持のためにクランプレバーが用いられている。
【0027】図2には、本発明におけるクランプレバー
31が拡大斜視図で示されており、実施例においてプラ
スチックの一体成形部材から構成されている。このクラ
ンプレバー31は、筒部32とこの筒部32から一方側
に伸張したフック33、そして前記フック33と異なる
方向に伸びた外しアーム34を含み、更に、実施例にお
いては前記外しアーム34と並行して薄板状の弾圧板3
5を含む。
31が拡大斜視図で示されており、実施例においてプラ
スチックの一体成形部材から構成されている。このクラ
ンプレバー31は、筒部32とこの筒部32から一方側
に伸張したフック33、そして前記フック33と異なる
方向に伸びた外しアーム34を含み、更に、実施例にお
いては前記外しアーム34と並行して薄板状の弾圧板3
5を含む。
【0028】図2には、前記紙送りローラ23の軸24
が示されており、本発明において特徴的なことは、前記
クランプレバー31がこの送りローラ軸24の軸受を兼
用していることである。
が示されており、本発明において特徴的なことは、前記
クランプレバー31がこの送りローラ軸24の軸受を兼
用していることである。
【0029】すなわち、クランプレバー31はその一端
がサイドフレーム21に設けられた軸穴36に遊合し、
軸穴36で回動自在に支持される。図2において、筒部
32の一端近傍には複数の突起32aが設けられ、これ
によってクランプレバー31はサイドフレーム21に対
して軸方向の移動が規制されている。
がサイドフレーム21に設けられた軸穴36に遊合し、
軸穴36で回動自在に支持される。図2において、筒部
32の一端近傍には複数の突起32aが設けられ、これ
によってクランプレバー31はサイドフレーム21に対
して軸方向の移動が規制されている。
【0030】そして、前述したように、サイドフレーム
21に回動自在に支持されたクランプレバー31は更に
その内径によって前記紙送りローラ軸24を回動自在に
支持している。
21に回動自在に支持されたクランプレバー31は更に
その内径によって前記紙送りローラ軸24を回動自在に
支持している。
【0031】前記紙送りローラ軸24の一端はD軸24
aに形成され、このD軸24aに駆動伝達ギア25が固
定される。
aに形成され、このD軸24aに駆動伝達ギア25が固
定される。
【0032】図3には紙送りユニット20がプリンタ本
体10に装着され、更に、クランプレバー31によって
クランプされた状態が示されており、図1の装着状態に
加えて、フック33が固定ピン30と係止してユニット
20と本体10とがしっかりと固定保持される。図3か
ら明らかなように、フック33はクランプレバー31の
弾圧板35がカバーフレーム22と突っ張った状態で固
定ピン30にしっかりと固定される。従って、このユニ
ット装着状態では、クランプレバー31の筒部32とフ
ック33とによって、プリンタ本体すなわち固定ピン3
0と筒部32に軸支されている紙送りローラ軸24とが
正しい相対位置で固定支持されることとなり、紙送り精
度を著しく向上させ、スキューの生じない良好な紙送り
を可能とする。
体10に装着され、更に、クランプレバー31によって
クランプされた状態が示されており、図1の装着状態に
加えて、フック33が固定ピン30と係止してユニット
20と本体10とがしっかりと固定保持される。図3か
ら明らかなように、フック33はクランプレバー31の
弾圧板35がカバーフレーム22と突っ張った状態で固
定ピン30にしっかりと固定される。従って、このユニ
ット装着状態では、クランプレバー31の筒部32とフ
ック33とによって、プリンタ本体すなわち固定ピン3
0と筒部32に軸支されている紙送りローラ軸24とが
正しい相対位置で固定支持されることとなり、紙送り精
度を著しく向上させ、スキューの生じない良好な紙送り
を可能とする。
【0033】図4は紙送りユニット20の取り外し状態
を示しており、外しアーム34を矢印A方向に押し上げ
ると、クランプレバー31は弾圧版35の付勢力に抗し
て反時計方向へ回動し、この結果フック33が固定ピン
30と外れ、紙送りユニット20自体をプリンタ本体1
0から取り外すことができる。
を示しており、外しアーム34を矢印A方向に押し上げ
ると、クランプレバー31は弾圧版35の付勢力に抗し
て反時計方向へ回動し、この結果フック33が固定ピン
30と外れ、紙送りユニット20自体をプリンタ本体1
0から取り外すことができる。
【0034】従って、本発明に係る補助紙送りユニット
は簡単な構成でありながら、容易にプリンタ本体に装着
し、また容易に取り外すことができるという利点があ
る。
は簡単な構成でありながら、容易にプリンタ本体に装着
し、また容易に取り外すことができるという利点があ
る。
【0035】また、図から明らかなように、ユニット装
着状態において、紙送りローラはプリンタ本体と正確な
相対位置に位置決めされ、また紙送りローラ軸24とク
ランプレバー31の筒部32と同軸配置してサイドフレ
ーム21の軸穴36に互いに回動自在に軸支したので、
部品点数が少なく、組み立てが容易となる利点がある。
着状態において、紙送りローラはプリンタ本体と正確な
相対位置に位置決めされ、また紙送りローラ軸24とク
ランプレバー31の筒部32と同軸配置してサイドフレ
ーム21の軸穴36に互いに回動自在に軸支したので、
部品点数が少なく、組み立てが容易となる利点がある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構造で部品点数の少ない補助紙送りユニットを構
成することができ、また、ユニットをプリンタ本体に容
易に着脱し、更に装着状態ではプラテンの出側において
用紙を送るための前記ローラの位置を正しく位置決めす
ることができるという利点がある。
簡単な構造で部品点数の少ない補助紙送りユニットを構
成することができ、また、ユニットをプリンタ本体に容
易に着脱し、更に装着状態ではプラテンの出側において
用紙を送るための前記ローラの位置を正しく位置決めす
ることができるという利点がある。
【図1】本発明に係る着脱型補助紙送りユニットをドッ
トマトリクスプリンタに装着した状態を示す要部全体構
成図である。
トマトリクスプリンタに装着した状態を示す要部全体構
成図である。
【図2】図1に示した実施例の紙送りユニット要部を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図3】実施例における装着状態の要部説明図である。
【図4】実施例におけるユニット取り外し状態の説明図
である。
である。
10 プリンタ本体 12 プラテン 20 補助紙送りユニット 21 サイドフレーム 22 カバーフレーム 23 紙送りローラ 24 紙送りローラ軸 25 駆動伝達ギア 26 押えローラ 29,30 固定ピン 31 クランプレバー 32 筒部 33 フック 34 外しアーム 35 弾圧板 36 軸穴
Claims (3)
- 【請求項1】 プリンタ本体に着脱自在に装着されるフ
レームと、プラテン出側において紙を送るためのローラ
と、フレームをプリンタ本体に係止するためのクランプ
レバーと、を含むプリンタの着脱型補助紙送りユニット
において、 前記クランプレバーは筒部とプリンタ本体の固定位置決
め部に係止されるフックとを有し、前 記クランプレバーの筒部は前記ローラの軸に貫装して
いることを特徴とするプリンタの着脱型補助紙送りユニ
ット。 - 【請求項2】 前記ローラは、プリンタ本体の紙送り駆
動ギアと連動して用紙をプラテンから引き出す紙送りロ
ーラであることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ
の着脱型補助紙送りユニット。 - 【請求項3】 前記ローラの軸は前記筒部に回動自在に
軸支されることを特徴とする請求項1又は2に記載のプ
リンタの着脱型補助紙送りユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3147144A JP3055969B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プリンタの着脱型補助紙送りユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3147144A JP3055969B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プリンタの着脱型補助紙送りユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04369570A JPH04369570A (ja) | 1992-12-22 |
JP3055969B2 true JP3055969B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15423581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3147144A Expired - Lifetime JP3055969B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | プリンタの着脱型補助紙送りユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055969B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109367254B (zh) * | 2018-11-20 | 2024-07-02 | 新会江裕信息产业有限公司 | 一种条码标签打印机 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3147144A patent/JP3055969B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04369570A (ja) | 1992-12-22 |
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