JP2953761B2 - 電源ノイズ検出回路 - Google Patents

電源ノイズ検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 電子回路の電源に印加される誤動作の原因となるノイ
ズを検出する電源ノイズ検出回路に関し、 電子回路の電源ラインに接続されたフリップフロップ
の出力を監視することで電子回路に外来ノイズが印加さ
れたかどうかを確認できるようにすることを目的とし、 被給電回路(9A)へ接続される電源ラインにクロック
入力を接続したフリップフロップと、該フリップフロッ
プの出力反転の認識出力を発生する出力回路とで構成し
たものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子回路の電源に印加される誤動作の原因
となるノイズを検出する電源ノイズ検出回路に関するも
のである。
近年、電子回路の誤動作の原因として問題視されてい
るものに静電気などの外来ノイズがある。静電気などの
外来ノイズによる回路誤動作で問題となるのはノイズが
印加された瞬間に電子回路が誤動作したとき、電子回路
に前記誤動作の形跡が残っておらず、その他の誤動作発
生原因、例えばプログラム、コネクタのピン抜け等との
区別をすることができないために、誤動作の原因解析に
多大を時間と労力を要することである。したがって、ノ
イズが印加されたことを検出記憶することができれば、
回路誤動作の原因解析時間の短縮および電子回路の自動
的な再スタートが可能となる。
〔従来の技術〕
従来、静電気などの外来ノイズによる回路誤動作の防
止方法として信号/電源ラインにノイズフィルタなどを
接続して外来ノイズを電子回路内に侵入させない方法が
取られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ノイズフィルタを接続する構成では、
印加される特定の強さおよび種類のノイズを抑圧し得る
に過ぎないため、そのような周波数特性のノイズフィル
タでは抑圧乃至抑止し得ないノイズが入力されるときに
は、そのノイズはノイズフィルタを素通りし、電子回路
を誤動作させてしまうという課題があった。
また、いろいろなノイズに対応したノイズフィルタを
各種取り付けることでノイズ対策も執り得るが、その解
決手段はコストおよび実装スペースなどの問題で実現す
ることが難しいなどの課題があった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、電子回路の電源ライン上に生じたノイズの如何
を問わず、電子回路の誤動作原因となるノイズを検出、
認識し得る電源ノイズ検出回路を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図を示す。2Aは外部入
出力機器12等から周辺回路9等の被給電ディジタル電子
回路9Aへ接続される電源ラインにクロック入力を接続し
たフリップフロップ、5Aは該フリップフロップ2の出力
反転の認識出力を発生させる出力回路である。本発明は
これらの構成要素から構成される。
〔作 用〕
本発明によれば、電子回路の電源ラインにクロック入
力を接続しているフリップフロップ2Aの出力は、本来反
転することがない。しかし、外来ノイズが電源ラインに
乗ると(第2図の(a),(b)参照)、フリップフロ
ップ2Aの出力は反転する(第2図の(c)参照)。出力
回路5Aはフリップフロップ2Aの出力反転の認識出力を発
生する。
〔実施例〕
第3図は本発明の一実施例を示す回路構成図で、図に
おいて、1は電源投入に応答してリセット信号を出力す
るリセット信号発生回路、2は外来ノイズ検出用D−フ
リップフロップ(第1図のフリップフロップ2A対応)
で、この外来ノイズ検出用フリップフロップ2のD入力
をハイレベルに抵抗R1を介してプルアップすると共に、
クロック入力を抵抗R2を介して電源ラインに接続したも
のである。抵抗R1,R2の値は等しい値であっても、そう
でなくてもよい。3は従来ノイズによるリセット信号発
生用フリップフロップで、そのD入力に外来ノイズ検出
用フリップフロップ2のQ出力が印加される。又、その
クロックCKにはクロックパルスは周辺回路9から供給さ
れる。
4は外来ノイズによるリセットが行われたことを記憶
するリセット記憶用フリップフロップで、抵抗R1を経た
D入力レベルがそのD入力に印加された状態でフリップ
フロップ2のQ出力に現われる高レベルの遷移で外来ノ
イズの発生を記憶する。5は外来ノイズによるリセット
が行われたことを表示する発行ダイオード点灯回路で、
この発光ダイオード点灯回路5はフリップフロップ4の
Q出力をゲートに接続するトランジスタ6および発光ダ
イオード7、並びに抵抗R3,R4により構成されている。
8はリセット信号発生回路1よりの電源投入リセット信
号と外来ノイズによるリセット信号(フリップフロップ
3の)との論理和をとるアンドゲート、9は論理演算
等のディジタル処理のほか、本発明で用いられるリセッ
ト信号ラッチ用クロックを出力するための発振器や分周
回路などを有する周辺回路(第1図の被給電ディジタル
電子回路9Aに対応)、10は外部入出力機器用電源出力コ
ネクタ、11は本体装置で、この本体装置11はリセット信
号発生回路1と、外来ノイズ検出用フリップフロップ2
と、リセット信号発生用フリップフロップ3と、リセッ
ト記憶用フリップフロップ4と、発光ダイオード点灯回
路5と、アンドゲート8とにより構成されている。12は
外部入出力機器用電源出力コネクタ10、ケブル13を介し
て本体装置11に接続されるキーボードやカードリーダな
どの外部入出力機器である。
次に動作について説明する。
電源を投入すると(第4図の(a)参照。この(a)
は第3図にも付されている。(b)〜(h)についても
同じ。)、リセット信号発生回路1よりの低レベルの電
源投入リセット信号(第4図の(b)参照)により外来
ノイズ検出用フリップフロップ2、リセット信号発生用
フリップフロップ3およびリセット記憶用フリップフロ
ップ4がリセットされる。又、この時刻にアンドゲート
8からのシステムリセット信号は低レベルとなる(第4
図の(h)参照)。しかるのち、例えば外部入出力機器
12、ケーブル13に人間が触れると、静電気ノイズが外部
入出力機器12乃至電源ラインの電源電圧に重量され、そ
の変動レベルが外来ノイズ検出用フリップフロップ2の
動作レベルにまで達すると(第4図の(c)参照)、こ
の電源ラインに接続された外来ノイズ検出用フリップフ
ロップ2の出力Qが反転してノイズが印加されたことを
示す(第4図の(d)参照)。この外来ノイズ検出用フ
リップフロップ2の出力反転に伴って外部ノイズによる
リセット記憶用フリップフロップ4が動作し、外来ノイ
ズによるリセット表示用発光ダイオード点灯回路5のト
ランジスタ6をオンして発光ダイオード7を点灯させる
(第4図の(g)参照)。外来ノイズによるリセット信
号発生用フリップフロップ3は外来ノイズ検出用フリッ
プフロップ2の出力反転を周辺回路9から入力されるリ
セット信号ラッチ用クロック(第4図の(e)参照)で
ラッチしてアンドゲート8よりのシステムリセット信号
(第4図の(h)参照)を低レベルへ遷移させる。シス
テムリセット信号の低レベルの遷移で、先に外来ノイズ
を検出した外来ノイズ検出用フリップフロップ2は、リ
セットされ、周辺回路9にシステムリセットが掛けられ
る。外来ノイズ検出用フリップフロップ2は、そのリセ
ットによりその出力はノイズが加わる前の初期状態に戻
る。外来ノイズ検出用フリップフロップ2の出力が初期
状態に戻ることにより外来ノイズによるリセット信号発
生用フリップフロップ3はリセット信号を発生した次の
リセット信号ラッチ用クロック信号で入力システムリセ
ットを解除する(第4図の(e),(h)参照)。シス
テムリセットが解除されることで周辺回路9は再スター
トする。リセット信号発生用フリップフロップ3に入力
されるクロックは周辺回路9のリセットに必要なパルス
幅が得られるように選択する。また、外来ノイズによる
リセットが行われたことを表示するためのリセット記憶
用フリップフロップ4は外来ノイズによるシステムリセ
ット信号によってリセットされないため、外来ノイズ表
示用発光ダイオード7の表示は消えることがない。
なお、前記実施例においては、外来ノイズ検出用フリ
ップフロップとして、D−フリップフロップを用いる例
を示したが、他の形式のフリップフロップでもよい。抵
抗R1,R2も又同じである。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、静電気などの外
来ノイズが電源電圧に重量入力されて周辺回路等へ入力
されるとき、その外来ノイズでフリップフロップをセッ
トし、外来ノイズの発生を表示等するように構成したの
で、誤動作発生原因が外来ノイズによるものであること
の認識手段が提供される。装置の設置環境にノイズが加
わったとしても、他の誤動作原因との識別を容易にし、
その対策を立て易くし、誤動作原因解析コストの低減、
解析時間の短縮が図れ、装置の信頼性を向上させること
ができる。そして、前記フリップフロップの反転出力は
周辺回路等のシステムリセット、その再スタートに利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は第1図の動作を説明するタイムチャート、 第3図は本発明の一実施例を示す図、 第4図は第3図の動作を説明するタイムチャー である。 第1図、第2図、第3図において、 2Aはフリップフロップ(D−フリップフロップ2)、 5Aは出力回路(発光ダイオード点灯回路5)、 9Aは被給電ディジタル電子回路(周辺回路9)、 12は外部入出力機器である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被給電ディジタル電子回路(9A)へ接続さ
    れる電源ラインにクロック入力を接続したフリップフロ
    ップ(2A)と、 このフリップフロップ(2A)の出力反転の認識出力を発
    生させる出力回路(5A)とからなる電源ノイズ検出回
    路。
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