JP2953495B2 - 指示計器 - Google Patents

指示計器

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JP2953495B2
JP2953495B2 JP8642195A JP8642195A JP2953495B2 JP 2953495 B2 JP2953495 B2 JP 2953495B2 JP 8642195 A JP8642195 A JP 8642195A JP 8642195 A JP8642195 A JP 8642195A JP 2953495 B2 JP2953495 B2 JP 2953495B2
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英登 馬場
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の速度計,
燃料計,温度計等として適用される指示計器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、指針の回動角度によって指示
動作を行う指示計器は、指針が本来の指示範囲外に振れ
ることを防止するため、指針の回動範囲を規制するスト
ッパー機構が設けられている。例えば図4,図5に示す
ように、指針1の回動範囲を規制するため、表示板2の
貫通孔3に扇形の切欠部4を設け、指針基部5から突出
形成されたストッパーピン6を切欠部4の当接部7に当
接させることが知られている(例えば実開昭55−44
240号公報参照)。
【0003】しかしながら、貫通孔3の切欠部4は指針
1の回動範囲に応じて大きくする必要があり、それに伴
って表示板2の貫通孔3が大型化するため、表示板2を
照明する光源の光が指針基部5の周辺に漏れやすくな
り、指示計器の視認性を低下させていた。
【0004】このような問題に対して、例えば図6に示
すように、表示板2の後方に指針停止部材8を設け、更
に指針軸9に当接部材10を設け、当接部材10に形成され
た突出部11を指針停止部材8の当接部7に当接させるよ
うに構成すれば、上述した従来例のように表示板2の貫
通孔3に切欠部4を設ける必要がなく、貫通孔3からの
光漏れを防ぐことができる(例えば特開平5−2157
78号公報参照)。
【0005】しかしながら、このような当接部材10を設
けることは、貫通孔3からの光漏れを防止できるという
利点を有する一方で、指針1とは別体の当接部材10が必
要となり、部品点数を増加させるばかりでなく、指針1
の指標部12が所望の位置を指示するために指標部12と当
接部材10の突出部11との角度を正確に調整しなければな
らず、指示計器の組立てが煩雑となるという問題を有し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、組立てが煩
雑になることなく、表示板の貫通孔からの光漏れを防止
することができる指示計器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、計器本体の指針軸に固定された指針が回動
し、前記指針の指標部が表示板を指示する指示計器にお
いて、前記指針に設けられ前記指針軸に挿入固定するボ
ス部及び前記表示板の後方で前記ボス部から突出する突
出部と、前記表示板に形成され前記ボス部が貫通する孔
部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入固定するときに前
記突出部が通過する逃げ部からなる貫通孔と、前記表示
板を後方から照明する光源と、前記突出部が当接するこ
とにより前記指針の回動範囲を規制する当接部を有する
ストッパ部材と、を有するものである。
【0008】また、本発明は、計器本体の指針軸に固定
された指針が回動し、前記指針の指標部が表示板を指示
する指示計器において、前記指針に設けられ前記指針軸
に挿入固定するボス部及び前記表示板の後方で前記ボス
部から突出する突出部と、前記表示板に形成され前記ボ
ス部が貫通する孔部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入
固定するときに前記突出部が通過する逃げ部からなる貫
通孔と、前記表示板を後方から照明する光源と、前記光
源から発せられた光を導き前記指針に光を供給する導光
体と、前記導光体に形成され前記突出部が当接すること
により前記指針の回動範囲を規制する当接部と、を有す
るものである。
【0009】
【作用】指針のボス部に形成された突出部は貫通孔の逃
げ部を通って挿入され、表示板の貫通孔が大型化するこ
とを防ぐことができ、光源の光を貫通孔から漏れにくく
することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は断面図,図2は要部拡大図であり、理解
を容易とするため、従来例と同一の個所には同一の符号
を付して説明する。
【0011】指示計器は、計器本体13から前方へ立設し
た指針軸9に固定された指針1が回動し、指針1の指標
部12が表示板2の表示部14を指示する。計器本体13は可
動磁石型であり、計器本体13の内部に設けられた可動磁
石(図示しない)の回動に従って、指針軸9が回動する
ようになっている。表示板2には貫通孔3が形成されて
おり、この貫通孔3を通して指針1と計器本体13とが固
定される。指針1は発光型となっており、後述する導光
体から光を供給され、指標部12を明揮させることができ
る。また、指針1は略円筒形状のボス部15を有してお
り、このボス部15を指針軸9に圧入し挿入固定すること
により、指針1が計器本体13に固定される。指針1のボ
ス部15には表示板2の後方で突出する突出部16が設けら
れている。
【0012】17は回路基板であり、計器本体13が固定さ
れると共に、計器本体13に導通され必要な電力を供給す
る。18は光源であり、この光源18は回路基板17に固定さ
れ、表示板2を後方から照明することができる。19は光
源18の光を導き指針1に供給する導光体(ストッパ部
材)であり、光源18から発せられた光は導光体19により
指針基部5の後方に導かれ、導光体19に形成された反射
面20及び指針1に形成された反射面21により指標部12方
向に反射され、指針1の指標部12を明揮させることがで
きる。
【0013】図2に示すように、表示板2の貫通孔3は
指針1のボス部15が挿通可能程度に小さい円形状の孔部
22及びこの孔部22から半径方向の外向きに切り込まれた
逃げ部23からなっている。指針1のボス部15を指針軸9
に圧入するときは、指針1のボス部15は孔部22を貫通
し、指針1の突出部16は貫通孔3の逃げ部23を通過する
ようになっている。即ち、突出部16が表示板2の逃げ部
23の真上になるように指針1を保持し圧入することによ
り、突出部16は表示板2の逃げ部23を通過し、突出部16
は表示板2の後方で突出することとなり、指針1が指針
軸9に従って回動可能となる。
【0014】導光体19は貫通孔24を有しており、貫通孔
24は表示板2の孔部22に対応して形成される孔部25と、
この孔部25から略扇形に切り欠かれた切欠部26とからな
っている。27は貫通孔24に形成された当接部であり、こ
の当接部27に突出部16が当接する。即ち、突出部16は指
針1の回動に伴って切欠き部26を移動することとなる
が、指針1の突出部16が当接することにより、指針1の
回動範囲を規制することができる。
【0015】本実施例によれば、表示板2の逃げ部23は
指針1の突出部16が通過する程度の大きさにすることが
でき、表示板2の貫通孔3は指針1のボス部15が挿通可
能程度に小さくなるため大型化することを防ぐことがで
き、光源18の光が表示板2の貫通孔3から漏れにくくす
ることができる。また、従来のような指針1と別体の当
接部材10を設ける必要がなく、組立てが煩雑となること
がない。
【0016】なお、図3に示すように、指針停止部材28
(ストッパ部材)を設け、この指針停止部材28に当接部
29を形成し、指針の1の突出部16を当接部29に当接さ
せ、指針1の回動範囲を規制するように構成しても良い
が、上記実施例のように導光体19をストッパ部材として
用いれば、専用のストッパ部材が不要となり一層好適で
ある。
【0017】
【発明の効果】本発明は、計器本体の指針軸に固定され
た指針が回動し、前記指針の指標部が表示板を指示する
指示計器において、前記指針に設けられ前記指針軸に挿
入固定するボス部及び前記表示板の後方で前記ボス部か
ら突出する突出部と、前記表示板に形成され前記ボス部
が貫通する孔部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入固定
するときに前記突出部が通過する逃げ部からなる貫通孔
と、前記表示板を後方から照明する光源と、前記突出部
が当接することにより前記指針の回動範囲を規制する当
接部を有するストッパ部材と、を有するものであり、指
針のボス部に形成された突出部は貫通孔の逃げ部を通っ
て挿入され、表示板の貫通孔が大型化することを防ぐこ
とができ、光源の光が貫通孔から漏れにくくすることが
でき、且つ、組立てが煩雑になることない。
【0018】また、本発明は、計器本体の指針軸に固定
された指針が回動し、前記指針の指標部が表示板を指示
する指示計器において、前記指針に設けられ前記指針軸
に挿入固定するボス部及び前記表示板の後方で前記ボス
部から突出する突出部と、前記表示板に形成され前記ボ
ス部が貫通する孔部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入
固定するときに前記突出部が通過する逃げ部からなる貫
通孔と、前記表示板を後方から照明する光源と、前記光
源から発せられた光を導き前記指針に光を供給する導光
体と、前記導光体に形成され前記突出部が当接すること
により前記指針の回動範囲を規制する当接部と、を有す
るものであり、指針のボス部に形成された突出部は貫通
孔の逃げ部を通って挿入され、表示板の貫通孔が大型化
することを防ぐことができ、光源の光が貫通孔から漏れ
にくくすることができ、且つ、組立てが煩雑になること
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図。
【図2】同上実施例の要部拡大斜視図。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部拡大断面図。
【図4】従来例を示す平面図。
【図5】同上従来例を示す要部拡大平面図。
【図6】他の従来例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 指針 2 表示板 9 指針軸 12 指標部 13 計器本体 15 ボス部 16 突出部 18 光源 19 導光体(ストッパ部材) 22 孔部 23 逃げ部 27 当接部 28 指針停止部材(ストッパ部材) 29 当接部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体の指針軸に固定された指針が回
    動し、前記指針の指標部が表示板を指示する指示計器に
    おいて、前記指針に設けられ前記指針軸に挿入固定する
    ボス部及び前記表示板の後方で前記ボス部から突出する
    突出部と、前記表示板に形成され前記ボス部が貫通する
    孔部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入固定するときに
    前記突出部が通過する逃げ部からなる貫通孔と、前記表
    示板を後方から照明する光源と、前記突出部が当接する
    ことにより前記指針の回動範囲を規制する当接部を有す
    るストッパ部材と、を有することを特徴とする指示計
    器。
  2. 【請求項2】 計器本体の指針軸に固定された指針が回
    動し、前記指針の指標部が表示板を指示する指示計器に
    おいて、前記指針に設けられ前記指針軸に挿入固定する
    ボス部及び前記表示板の後方で前記ボス部から突出する
    突出部と、前記表示板に形成され前記ボス部が貫通する
    孔部及び前記ボス部を前記指針軸に挿入固定するときに
    前記突出部が通過する逃げ部からなる貫通孔と、前記表
    示板を後方から照明する光源と、前記光源から発せられ
    た光を導き前記指針に光を供給する導光体と、前記導光
    体に形成され前記突出部が当接することにより前記指針
    の回動範囲を規制する当接部と、を有することを特徴と
    する指示計器。
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