JP2953320B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2953320B2
JP2953320B2 JP22414294A JP22414294A JP2953320B2 JP 2953320 B2 JP2953320 B2 JP 2953320B2 JP 22414294 A JP22414294 A JP 22414294A JP 22414294 A JP22414294 A JP 22414294A JP 2953320 B2 JP2953320 B2 JP 2953320B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオデータ及び
/又はビデオデータ(即ち、オーディオデータのみ、ビ
デオデータのみ、オーディオデータ及びビデオデータの
3態様を意味しており、以下、「AVデータ」と記す)
の記録/再生(即ち、記録、再生、記録再生の3態様を
意味しており、以下、「記録/再生」と記す)が可能な
光ディスクを駆動する光ディスク駆動部を備えると共
に、こうしたAVデータの記録/再生が可能なメモリカ
ートリッジを駆動する情報記録再生装置に関する。因み
に、後述する「VCD」はMPEG(Moving Picture Im
age Coding Experts Group)に準拠したデータ圧縮を行
ってデータ記録を行うビデオCD(Video Compact Disc
)、「CD−DA」はオーディオ専用の規格の光ディ
スク(外径が8cm又は/及び12cmの通常のCD)を夫
々意味している(以下、「VCD」、「CD−DA」と
記す)。
【0002】
【従来の技術】オーディオ再生用光ディスクとしてのC
D(Compact Disc)が市場に出てから約10年が経過し、
既にオーディオ情報の記録媒体としては従来のカセット
テープを凌駕して目覚ましい普及をみせている。そし
て、ディジタルディスクであるCDの物理・論理フォー
マットは、8ビット固定データ長シンボルのEFM変調
記録方式やサブコード・オーディオデータ・CRC等の
データフォーマット方式として確立しており、各種のア
プリケーション機能を付加したCDプレーヤが開発され
ている。
【0003】また、CDはそのサブコードにおけるQチ
ャンネルのコントロールビット(4ビット)で識別させ
ることによってデータ用のCD−ROM(Read Only Mem
ory)としても利用されており、ディジタルディスクの大
容量性や高速アクセス性を有効に利用して電子出版の分
野でその用途を拡大しつつある(図3に図示)。特に、
CD−ROMとしての利用態様の内、カラオケの普及に
伴って音楽と簡易動画の再生を目的としたカラオケCD
(CD動画カラオケ)規格のディスクが広範に出回って
いる。
【0004】ところで、最近、前記のカラオケCD(C
D動画カラオケ)規格を拡張したVCD規格がまとめら
れ(図4〜図8に図示)、それまでのカラオケCDが主
に業務用に利用されているのに対し、家庭用カラオケ装
置への展開が期待されている。このVCD規格は、次の
ような仕様でまとめられており、単純な動画再生だけで
なく、動画と静止画を組み合わせた音楽・教育・電子出
版ソフト等の提供も可能になるため、非常に広い利用範
囲を有している。 物理フォーマット:CD−ROM(XA) ディジタルビデオ: ・MPEG1準拠 ・画素寸法(画素数)/フレーム周波数;352×240/29.
97 Hz(NTSC), 352×240/23.976Hz(フィルム),352×28
8/25 Hz(PAL) ・データ転送速度;最大1.152Mビット/ 秒 ・ビデオパック;2296バイト ディジタルオーディオ: ・MPEG1・レイヤ2 ・標本化周波数;44.1kHz ・データ転送速度:224kビット/ 秒 ・オーディオパック;2279バイト 再生時間:最大74分 静止画の画素数: 標準レベル;352 ×240 ,高精細レベル;704 ×480 再生仕様:通常再生,スロー,ポーズなどプレーバ
ックコントロールを使用したメニュー再生 ビデオ信号出力:NTSC/ PAL 応用分野:映画,カラオケ,音楽,教育,フォトア
ルバムなど
【0005】そして、VCDは次のような具体的特徴を
有している。 (1) 従来のCDプレーヤにMPEGデコーダやRAM
を追加したシステムで対応することができる。また、既
存のCD−I FMV(CD-Interactive FullMotion Vid
eo)との互換性を有している。 (2) ディスク全体のデータは図4に示すような構成
(CD−ROM XA仕様のフォーム1に準拠)になっ
ており、ファイル管理がISO9660フォーマットに従っ
て行われる。特に、第1トラックの部分にVCDインフ
ォメーション(INF・VCD)部が設けられており、
各種のディスク情報を記録することができる。 (3) ビデオデータとオーディオデータの記録フォーマ
ットはMPEG1に準拠しており、ビデオ側に約1.2
Mビット/ 秒、オーディオ側に約0.2Mビット/秒を
割り当てている。 (4) オーディオデータの記録フォーマットはMPEG
1・レイヤ2を使用し、符号化速度を224kビット/
秒に設定している。 (5) トラック構成は図5のようになっており、ディス
ク上ではMPEGデータ部にビデオセクタとオーディオ
セクタが平均的に約6:1の比率でインタリーブ記録さ
れる。 (6) ビデオ及びオーディオの各セクタフォーマットは
図6及び図7のようになっており(括弧内の数字はバイ
ト数を示す)、CD−ROMの1セクタのユーザデータ
領域である2324バイトでパックヘッダとパックデー
タからなる1パックを構成する。従って、MPEGのビ
デオセクタ(VS)とオーディオセクタ(AS)は、例えば図8
のようにインタリーブ記録され、各セクタVSとASの平均
比率は前記のように約6:1となる。
【0006】一方、上記のCD及びそのバリエイション
であるカラオケCD等のオーディオディスクに対し、録
音/再生が可能なディジタルディスクであるMD(Mini
disc)が開発され、CDと同様の高品質なオーディオ情
報をより小型のディスク装置で記録/再生できることか
ら、CD等と平行してその普及が期待されている。この
MDにおいては、前記のCDやそのバリエイション類と
異なる独自のデータ圧縮技術とデータフォーマットが採
用されている。即ち、MDでは、ATRAC(Adaptive
Transform Acoustic Coding)によるデータ圧縮を行うと
共に、36セクタ(1セクタは2352バイト)を1ク
ラスタとして、リンクセクタ(3セクタ)・サブデータ
(1セクタ)・圧縮オーディオデータ(32セクタ)を記
録するようになっており、その独自のデータ圧縮方式に
よって、通常のCDの外径サイズが120mmであるのに
対し、MDではATRACの採用によって外径サイズが
64mmのディスクにCDと同等のオーディオ情報(録音
再生時間: 最大74分間)が記録できる。
【0007】ところで、上記のVCDとMDにおいて、
VCDはそのデータ圧縮に関して国際標準方式であるM
PEGを採用しており、CDプレーヤにMPEGデコー
ダを付加する程度の改良で再生装置を構成できるのに対
し、MDはその提案機関の独自のフォーマットと特殊な
圧縮技術を用いているために専用の再生装置でしか再生
することができない。
【0008】また、VCDは上記のようにビデオデータ
とオーディオデータを記録するものであるが、MPEG
を採用しているため、オーディオデータのみのデータ量
に換算すれば、通常のCD規格の記録エリアより遥かに
小さいエリアに同等量のオーディオ情報を記録すること
が可能になる。換言すれば、圧縮データにはなるが、通
常のCDより遥かに小さい外径のディスクでCDと同等
のオーディオ情報を記録することができ、MDに匹敵す
るオーディオディスクを構成することが可能になる。
【0009】そのような観点から、本願出願人は、VC
Dの規格に若干の変更を加え、CDのバリエイションデ
ィスクでありながらオーディオ情報の収録密度が極めて
高く、MDに匹敵するサイズで同等のオーディオ情報を
記録/再生することが可能な新規格のオーディオディス
クの提案を行った(特願平 6-24728号)。そのディスク
は、外径がほぼ7cmであって、VCD規格のデータフォ
ーマットを基本フォーマットとして、前記基本フォーマ
ットにおける第1トラックのインフォメーション部にオ
ーディオ専用コードを記録すると共に、第2トラック以
降に記録される全てのセクタをMPEGに準拠したデー
タ圧縮方式のオーディオセクタとした光ディスク(以
下、「7cmCD」という)である。より具体的には、図
9に示すようなサイズ等に係る規格を有し、外径70mm
で、直径50〜66mmの範囲がデータエリアとされ、第
2トラック以降の各セクタが図10に示すようにMPE
Gオーディオセクタとされることにより、データエリア
に約74分間のオーディオデータを記録することを可能
にしている。
【0010】さて、SRAM(スタティツクRAM),
EEPROM(繰り返し消去可能なROM)等の固体メ
モリの高集積化に伴い、上述した光ディスクの記録容量
と同様のメモリ容量を備えたものが出現している。こう
した固体メモリを用いて上述した光ディスクのデータ記
録再生動作と同様のデータ記録再生動作が可能であり、
しかも携帯に便利な小型メモリカートリッジ(いわゆる
メモリカード)の開発が行われており、上述した光ディ
スクに代わって小型で軽量な携帯型端末にこうしたメモ
リカートリッジが使用されるようになった。しかしなが
ら、この携帯型端末の用途は液晶等のディスプレイをも
つ携帯通信機(電話機)であり、ビデオ・オーディオ向
けのAVデータをこうした携帯型端末に装着したメモリ
カートリッジに記録再生することによりどこででもビデ
オ・オーディオを楽しめむためのAV用携帯型端末を提
供することはなされていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、小型
で軽量なAV用携帯型端末に上記したメモリカートリッ
ジを着脱自在に装着してAVパッケージソフトを記録再
生することは考えられていなかったが、こうした用途に
用いるメモリカートリッジはSRAM,EEPROM等
の固体メモリを使用すること容易に得られることは知ら
れていた。
【0012】本発明は、MPEG方式によるデータ圧縮
技術を採用したVCDに対応するディスク、このVCD
規格を変更してオーディオ専用とした7cmCDに対応
するディスクの記録再生が可能であり、かつメモリカー
トリッジでVCD規格、7cmCD規格との互換性を有
するAVデータの記録再生が可能であり、しかも携帯に
適した小型軽量の情報記録再生装置を提供することを目
的とする。詳しくは、光ディスクによりAVデータを記
録/再生できるステレオセット(ビデオCDなど)に対
してメモリカートリッジの記録/再生を行うメモリ駆動
部を設け、光ディスクの記録/再生の際に用いられる信
号処理部を共用しながら、供給されるAVデータを選択
的に記録/再生すると共に、信号処理部を介さずに光デ
ィスクとメモリカートリッジ間を直接接続する記録モー
ド(特殊記録モード、パス記録モード)により、両者間
の記録/再生を可能とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の(1)
〜(4)の構成になる情報記録再生装置を提供する。 (1) AVデータ再生専用ディスクまたはAVデータ
記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆動する(スピ
ンドルモータ2,読取り/書込み部3,スピンドルサー
ボ部4,フォーカス・トラッキングサーボ部5,サーボ
制御回路6,RF増幅器7,再生用デコーダ8,レーザ
駆動部9,記録用エンコーダ10から構成される)ディ
スク駆動部を備えると共に、AVデータ再生専用メモリ
またはAVデータ記録再生用メモリ(メモリカートリッ
ジ30)を作動させる情報記録再生装置AAであって、
前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)から読み出さ
れるAVデータに応じた所定フォーマット形態の再生信
号を出力するディスク再生モードと、前記AVデータ再
生専用メモリまたは前記AVデータ記録再生用メモリ
(メモリカートリッジ30)から読み出されるAVデー
タに応じた所定フォーマット形態の再生信号を出力する
メモリ再生モードとのいずれかのモードを選択する再生
モード選択手段(操作部15)と、メモリ再生モード選
択時、前記AVデータ再生専用メモリまたは前記AVデ
ータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)から
読み出されるAVデータを切り換え出力し、ディスク再
生モード選択時、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ
8)から読み出されるAVデータを切り換え出力する切
換手段(スイッチ回路32)と、前記切換手段よって供
給される所定形態の再生信号を、その所定フォーマット
形態に応じて選択的に用いられるデコード部22,26
を含む信号処理手段11とを具備することを特徴とする
情報記録再生装置。
【0014】(2) AVデータ再生専用ディスクまた
はAVデータ記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆
動する(スピンドルモータ2,読取り/書込み部3,ス
ピンドルサーボ部4,フォーカス・トラッキングサーボ
部5,サーボ制御回路6,RF増幅器7,再生用デコー
ダ8,レーザ駆動部9,記録用エンコーダ10から構成
される)ディスク駆動部を備えると共に、AVデータ再
生専用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリ(メモ
リカートリッジ30)を作動させる情報記録再生装置A
Aであって、前記AVデータ記録再生用ディスク(光デ
ィスク1)を駆動する前記ディスク駆動部(記録用エン
コーダ10)または前記AVデータ記録再生用メモリ
(メモリカートリッジ30)に記録すべきAVデータを
(信号処理回路11を経由して)供給する通常記録モー
ドと、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)から読
み出されるAVデータに応じた再生データを前記AVデ
ータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)に直
接(信号処理回路11を経由しないで)供給するか、前
記AVデータ再生専用メモリまたは前記AVデータ記録
再生用メモリ(メモリカートリッジ30)から読み出さ
れるAVデータを前記ディスク駆動部(記録用エンコー
ダ10)に直接(信号処理回路11を経由しないで)供
給する特殊記録モードとのいずれかのモードを選択する
と共に、前記通常記録モードが選択された時、前記記録
すべきAVデータの所定の記録フォーマット形態を選択
する記録モード選択手段(操作部15)と、前記記録す
べきAVデータを、前記記録モード選択手段によって選
択的に用いられるエンコード部21,25を含む信号処
理手段11と、通常記録モード選択時、前記AVデータ
記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆動する前記デ
ィスク駆動部(記録用エンコーダ10)または前記AV
データ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)に
(信号処理回路11を経由した)、前記信号処理手段か
ら供給される記録すべきAVデータを切り換え出力する
第1の切換手段(スイッチ回路32)と、特殊記録モー
ド選択時、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)か
ら読み出されるAVデータに応じた再生データを前記A
Vデータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)
に切り換え出力するかあるいは前記AVデータ再生専用
メモリまたは前記AVデータ記録再生用メモリ(メモリ
カートリッジ30)から読み出されるAVデータを前記
ディスク駆動部(記録用エンコーダ10)に切り換え出
力する第2の切換手段(スイッチ回路29,31)とを
具備することを特徴とする情報記録再生装置AA。
【0015】(3) AVデータ再生専用ディスクまた
はAVデータ記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆
動する(スピンドルモータ2,読取り/書込み部3,ス
ピンドルサーボ部4,フォーカス・トラッキングサーボ
部5,サーボ制御回路6,RF増幅器7,再生用デコー
ダ8,レーザ駆動部9,記録用エンコーダ10から構成
される)ディスク駆動部を備えると共に、AVデータ再
生専用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリ(メモ
リカートリッジ30)を作動させる情報記録再生装置A
Aであって、前記AVデータ記録再生用ディスク(光デ
ィスク1)を駆動する前記ディスク駆動部(記録用エン
コーダ10)または前記AVデータ記録再生用メモリ
(メモリカートリッジ30)に記録すべきAVデータを
(信号処理回路11を経由して)供給する通常記録モー
ドと、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)から読
み出されるAVデータに応じた再生データを前記AVデ
ータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)に直
接(信号処理回路11を経由しないで)供給するか、前
記AVデータ再生専用メモリまたは前記AVデータ記録
再生用メモリ(メモリカートリッジ30)から読み出さ
れるAVデータを前記ディスク駆動部(記録用エンコー
ダ10)に直接(信号処理回路11を経由しないで)供
給する特殊記録モードとのいずれかのモードを選択する
と共に、前記通常記録モードが選択された時、前記記録
すべきAVデータの所定の記録フォーマット形態を選択
する記録モード選択手段(操作部15)と、前記記録す
べきAVデータを、前記記録モード選択手段によって選
択的に用いられるエンコード部21,25を含む信号処
理手段11と、通常記録モード選択時、前記AVデータ
記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆動する前記デ
ィスク駆動部(記録用エンコーダ10)または前記AV
データ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)に
(信号処理回路11を経由した)、前記信号処理手段か
ら供給される記録すべきAVデータを切り換え出力する
第1の切換手段(スイッチ回路32)と、特殊記録モー
ド選択時、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)か
ら読み出されるAVデータに応じた再生データを前記A
Vデータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)
に切り換え出力するかあるいは前記AVデータ再生専用
メモリまたは前記AVデータ記録再生用メモリ(メモリ
カートリッジ30)から読み出されるAVデータを前記
ディスク駆動部(記録用エンコーダ10)に切り換え出
力する第2の切換手段(スイッチ回路29,31)と、
前記AVデータ記録再生用ディスク(光ディスク1)ま
たは前記AVデータ記録再生用メモリ(メモリカートリ
ッジ30)の空き記録容量を検出し、かつAVデータま
たは再生データの伝送(光ディスク1→メモリカートリ
ッジ30の伝送,メモリカートリッジ30→光ディスク
1の伝送)に先立って伝送されてくるAVデータまたは
再生データのTOC情報に基づいてそのデータ量(AV
データ量)を比較検出する検出手段(CPU17)とを
具備することを特徴とする情報記録再生装置AA。
【0016】(4) AVデータ再生専用ディスクまた
はAVデータ記録再生用ディスク(光ディスク1)を駆
動する(スピンドルモータ2,読取り/書込み部3,ス
ピンドルサーボ部4,フォーカス・トラッキングサーボ
部5,サーボ制御回路6,RF増幅器7,再生用デコー
ダ8,レーザ駆動部9,記録用エンコーダ10から構成
される)ディスク駆動部を備えると共に、AVデータ再
生専用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリ(メモ
リカートリッジ30)を作動させる情報記録再生装置A
Aであって、前記ディスク駆動部(再生用デコーダ8)
から読み出されるAVデータに応じた再生信号を出力す
るディスク再生モードと、前記AVデータ再生専用メモ
リまたは前記AVデータ記録再生用メモリ(メモリカー
トリッジ30)から読み出されるAVデータに応じた再
生信号を出力するメモリ再生モードとのいずれかのモー
ドを選択する再生モード選択手段(操作部15)と、メ
モリ再生モード選択時、前記AVデータ再生専用メモリ
または前記AVデータ記録再生用メモリ(メモリカート
リッジ30)から読み出されるAVデータを切り換え出
力し、ディスク再生モード選択時、前記ディスク駆動部
(再生用デコーダ8)から読み出されるAVデータを切
り換え出力する切換手段(スイッチ回路32)と、前記
AVデータ再生専用またはAVデータ記録再生用ディス
ク(光ディスク1)、前記AVデータ再生専用またはA
Vデータ記録再生用メモリ(メモリカートリッジ30)
のうちいずれか一方が装着されている場合は装着されて
いる方を選択再生し、どちらも装着されている場合には
記録されている方を選択再生し、どちらも装着されかつ
記録されている場合には前記AVデータ再生専用または
AVデータ記録再生用ディスクを選択再生するように、
前記切換手段(スイッチ回路32)を切換え制御する制
御手段(CPU17)とを具備することを特徴とする情
報記録再生装置。
【0017】
【実施例】以下、本発明の情報記録再生装置を図1〜図
3、図11〜図17を用いて詳細に説明する。図1は本
発明の情報記録再生装置の基本となる光ディスク装置の
全体ブロック図、図2は光ディスク装置の再生モードに
おけるフローチャート、図3はTOC情報のQチャンネ
ルのフレーム構造を示す図、図11は本発明の情報記録
再生装置の一実施例になるシステム回路図、図12は本
発明の情報記録再生装置の再生モードにおけるフローチ
ャート、図13は本発明の情報記録再生装置の記録モー
ドにおけるフローチャート、図14,図15はメモリカ
ートリッジの外観図、図16は本発明の情報記録再生装
置の再生モードにおけるディスク、メモリカートリッジ
の装着状態を検出するフローチャート、図17は本発明
の情報記録再生装置の特殊記録モードにおけるディス
ク、メモリカートリッジの装着状態を検出するフローチ
ャートである。
【0018】本発明の情報記録再生装置の基本となる光
ディスク装置は、図1に示すように、2はスピンドルモ
ータ(SPモータ)、3は読取り/書込み部、4はスピ
ンドルサーボ部(SPサーボ部)、5は読取り/書込み
部3に対するフォーカス・トラッキングサーボ部、6は
サーボ制御回路、7は読取り部3の読取り信号を増幅す
るRF増幅器、8は増幅後の読取り信号をEFM復調す
る再生用デコーダ、9はレーザパワー制御(再生時は一
定、記録時は記録情報で変調)を行うレーザ駆動部、1
0は信号処理がなされたデータをEFM変調する記録用
エンコーダ、11は信号処理回路、12はD/Aコンバ
ータ等を含むオーディオ・ビデオ信号の出力アナログ系
回路、13はA/Dコンバータ等を含むオーディオ・ビ
デオ信号の入力アナログ系回路、14は信号処理回路1
1を制御するCPU、15はCD−DA/7cmCD/V
CDの選択ボタンを含む各種操作ボタン設けた操作部、
16は表示部、17はシステム全体を制御するCPUか
ら構成される。同図中、1は装置に装填されるCD−D
A規格又は7cmCD規格又はVCD規格の着脱自在の光
ディスク(ここでは相変化ディスクとする)である。
【0019】上記した構成の光ディスク装置の特徴は、
図1に示すように、信号処理回路11がCIRC符号化
/復号化・誤り検出と訂正等を実行するCD−DA信号
処理部20と共に、CD−ROM(XA)フォーマットに係
るエンコーダ21とデコーダ22、そのエンコーダ21
とデコーダ22のスルーパス回路を構成するスイッチ回
路23,24、MPEGに係るエンコーダ25とデコー
ダ26、及びそのエンコーダ25とデコーダ26のスル
ーパス回路を構成するスイッチ回路27,28を内蔵し
ており、記録モードでは操作部15からの選択指示入力
により、再生モードではCD−DA信号処理部20から
得られる復号処理データに基づいたCPU14の制御に
よって各スイッチ回路23,24,27,28の接続状
態が切換えられる点にある。
【0020】先ず、記録モードにおいては、操作者が操
作部15から記録モードを設定すると共に、装填した光
ディスク1の規格と記録フォーマットに対応したフォー
マット選択ボタンをONにすると、CPU17はその選
択信号をCPU14へ通知し、CPU14が選択された
CD−DA/7cmCD/VCDに対応させてスイッチ回
路23,27の接続状態を制御する。即ち、記録モー
ドの設定により出力系のスイッチ回路24,28はフロ
ーティング状態とされ、CD−DAフォーマットが選
択された場合には、スイッチ回路23がe側に、スイッ
チ回路27がg側に接続されて、各エンコーダ21,2
5が双方ともスルーパスモードに設定され、7cmCD
フォーマットが選択された場合には、スイッチ回路23
がe側に、スイッチ回路27がh側に接続されて、エン
コーダ21がスルーパスモードに、エンコーダ25がエ
ンコードモードに設定され、VCDフォーマットが選
択された場合には、スイッチ回路23がf側に、スイッ
チ回路27がh側に接続されて、各エンコーダ21,2
5の双方がエンコードモードに設定される。
【0021】また、記録モードの設定により、サーボ制
御回路6がスピンドルサーボ部4とフォーカス・トラッ
キングサーボ部5によってSPモータ2の回転速度と読
取り部3のフォーカスを最適に設定し、読取り/書込み
部3の位置を光ディスク1の記録開始位置にセットす
る。
【0022】そして、入力アナログ系回路13を介して
記録信号が入力されると、CD−DAフォーマットの選
択状態では、CD−DA信号処理部21のみでCIR
C符号化処理を施して、その符号化信号を記録用エンコ
ーダ10へ出力させて光ディスク(CD−DA)1に対
して通常のCD規格フォーマットでの記録を行い、7cm
CDのフォーマットの選択状態では、エンコーダ25
でMPEG方式の圧縮処理を行ったデータにCD−DA
信号処理部21でCIRC符号化処理を施し、その符号
化信号を記録用エンコーダ10へ出力させて光ディスク
(7cmCD)1へ7cmCD規格フォーマットでの記録を
行い、VCDフォーマットの選択状態では、エンコー
ダ25でMPEG方式の圧縮処理を行い、その圧縮処理
後のオーディオ・ビデオデータをエンコーダ21でVC
D規格に対応したインタリーブフォーマットとし、その
データに対してCD−DA信号処理部21でCIRC符
号化処理した後、その符号化信号を記録用エンコーダへ
出力させて光ディスク(VCD)1へVCD規格フォー
マットでの記録を行う。また、光ディスク1のプリフォ
ーマット部やプリグルーブ部から得られるアドレス情報
に基づいて、記録の開始/終了位置やアドレス・時間に
係る情報がTOC情報として光ディスクのインナーエリ
アに記録される。
【0023】次に、再生モードにおける動作手順を図2
のフローチャートを参照しながら説明する。先ず、スイ
ッチ回路23,24,27,28はフローティング状態
になっており、光ディスク1を装填した状態で操作部1
5から再生モードを設定して再生指示を与えると、記録
モードの場合と同様にスピンドル・フォーカス制御が実
行されると共に、読取り/書込み部3が光ディスク1の
インナーエリアへ移動せしめられて、そのエリアのTO
C情報を読取る(S1,S2)。このとき、TOC情報
はRF増幅器7から再生用デコーダ8を介して信号処理
回路11に入力されるが、信号処理回路11のCD−D
A信号処理部20でCIRC復号処理されたTOC情報
はCPU14を介してCPU17にセーブされる。
【0024】ところで、TOC情報は光ディスク1に記
録されたプログラム(楽曲や映像)の番号やアドレス・
時間情報等の目次情報を含んでいるが、データエリアの
サブコーディングと同様に、そのQチャンネルは図3に
示すようなフレーム構造になっており、前記の情報を表
すデータビット(72ビット)に先行してコントロール
ビット(4ビット)とアドレスビット(4ビット)が付
加されている。そして、コントロールビットQ1〜Q4
は、Q2が“0”の場合にはオーディオディスクである
ことを、“1”の場合にはデータディスクであることを
示すようになっており、CD−DAは当然にオーディオ
ディスクであり、CD−ROM(7cmCD及びVCDを
含む)はデータディスクとして扱われる。そこで、CP
U17はセーブされたコントロールビットQ1〜Q4の
内容からディスク1の種別を判断する。
【0025】今、コントロールビットQ1〜Q4が“0
000”/“1000”/“0001”/“1001”
の何れかでQ2が“0”であった場合、CPU17は直ち
にCD−DAフラグをONにし、そのフラグが立ったこ
とを検知したCPU14は信号処理回路11のスイッチ
回路24をb側に、スイッチ回路28をd側に接続させ
る(S3→S4,S5)。即ち、Q2が“0”であるこ
とに基づいて装填されている光ディスク1がCD−DA
であると判断し、再生系のCD−ROM(XA)デコーダ2
2とMPEGデコーダ26をスルーパスモードにして、
CD−DA信号処理部20のみを動作モードとする。
【0026】そして、サーボ制御部6がトラッキングサ
ーボ部5によって読取り/書込み部3を光ディスク1の
第1トラックへ移動させ、以降、サーボ制御回路6でス
ピンドル・トラッキング制御を実行しながら第1トラッ
ク以降のデータを読出して再生する(S6)。具体的に
は、光ディスク1から読取られた信号はRF増幅器7で
増幅され、再生用デコーダ8でEFM復調されて信号処
理回路11へ入力され、信号処理回路11ではCD−D
A信号処理部20でCIRC復号処理等を施し、スイッ
チ回路4,28で構成されたスルーパス回路を経て出力
アナログ系回路12へ出力され、出力アナログ系回路1
2でD/A変換されてオーディオ再生信号が得られるこ
とになる。
【0027】次に、コントロールビットQ1〜Q4が
“0100”でQ2が“1”であった場合には、CPU
17は装填されている光ディスク1がCD−ROMであ
ると仮定し、サーボ制御部6によって読取り/書込み部
3を光ディスク1の第1トラックへ移動させてそのトラ
ックを読取らせ、第1トラックに含まれているインフォ
メーション部のコードを確認する(S3→S7,S
8)。この場合、再生用デコーダ8のEFM復調データ
から確認してもよいが、本実施例では信号処理回路11
のCD−DA信号処理部20でCIRC復号されたイン
フォメーション部のコードをCPU14が検出する。
【0028】ところで、そのインフォメーション部に
は、上記のVCD及び7cmCDの規格で説明したよう
に、VCDの場合には通常のVCDコードが、VCDの
変更規格である7cmCDの場合にはオーディオ専用コー
ドが記録されており、CPU14は検出したコードに基
づいて装填されている光ディスク1が7cmCDかVCD
かを確認することができる。
【0029】ここで、前記の検出コードがオーディオ専
用コードであった場合には、CPU14は信号処理回路
11へスイッチ制御信号を出力し、スイッチ回路24を
b側に接続させてCD−ROM(XA)デコーダ22をスル
ーパスモードとする(S7,S8→S9)。即ち、オー
ディオ専用コードが検出されたことによって装填されて
いる光ディスク1が7cmCDと想定されるが、7cmCD
は図10で示したように各トラックのデータ領域がオー
ディオセクタのみで構成されているため、CD−ROM
(XA)デコーダ22による復号を必要としない。尚、この段
階ではスイッチ回路28を制御せず、そのままのフロー
ティング状態に保つ。
【0030】そして、前記のスイッチ回路24の切換え
が完了した後、CD−ROMであることを検知している
CPU17は予備再生モードを設定し、サーボ制御回路
6によって読取り/書込み部3を光ディスク1の第2ト
ラックへ移動させ、予備的にそのトラックのデータを再
生させる(S10,S11)。
【0031】この予備再生モードでは、CPU14がM
PEGデコーダ26の出力側から直接的にデータを取込
み、その復号データが正常なMPEGフォーマットにな
っているか否かを確認する。そして、正常なMPEG復
号データであることが確認された場合には、直ちに7cm
CDフラグをONにすると共に信号処理回路11へ制御
信号を出力し、この段階でスイッチ回路28をc側に接
続させる(S13〜S15)。即ち、この場合には、オ
ーディオ専用コードによって装填されている光ディスク
1が一応7cmCDであると判断されるが、その段階では
未だ7cmCDであると確定させず、前記の予備再生モー
ドで確認結果を待ってその判断を確定させる。尚、この
段階に至るまではスイッチ回路28がフローティング状
態を保っているため、予備再生モードにおける読取り・
復号データは出力アナログ系回路12側へ出力されな
い。
【0032】以上の手順を経てスイッチ回路28がc側
に接続されると、信号処理回路11から出力アナログ系
回路12へのMPEG復号データの出力が可能になり、
CPU17はサーボ制御回路6によって再度第2トラッ
クの最初から読取り動作を開始させ、その第2トラック
以降のオーディオデータを順次再生させる(S16)。
その場合、信号処理回路11では、CD−DA信号処理
部20でCIRC復号されたデータをCD−ROM(XA)
デコーダを介さずにMPEGデコーダ28へ転送し、M
PEGデコーダ28で復号されたデータを出力アナログ
系回路12へ出力させる。
【0033】一方、前記のステップS8においてインフ
ォメーション部のコードがオーディオ専用コードではな
くVCDコードであった場合には、CPU14は信号処
理回路11へスイッチ制御信号を出力し、スイッチ回路
24をa側に接続させてCD−ROM(XA)デコーダ22
をデコードモードとする(S8→S17,S18)。即
ち、VCDは図8に示したように、オーディオセクタ(A
S)とビデオセクタ(VS)がインタリーブされているため、
CD−ROM(XA)フォーマットを復号する必要があり、
CD−ROM(XA)デコーダ22をデコードモードにして
おく。
【0034】そして、その段階ではスイッチ回路28を
制御せずに、そのままのフローティング状態に保つこ
と、及びそれ以降の予備再生モードに係る手順は前記の
7cmCDに係る再生の場合と同様に実行される(S19
〜S22)。従って、予備再生モードでは、CD−RO
M(XA)デコーダ22でデコードされたデータがMPEG
デコーダ28で復号され、その復号データが正常か否か
が確認されることになり、正常であればCPU17がV
CDフラグをONにすると共に信号処理回路11へスイ
ッチ制御信号を出力させてスイッチ回路28をc側へ接
続させる(S22〜S24)。
【0035】以上の手順を経てスイッチ回路28がc側
に接続されると、信号処理回路11から出力アナログ系
回路12へのMPEG復号データの出力が可能になり、
CPU17はサーボ制御回路6によって再度第2トラッ
クの最初から読取りを開始させ、その第2トラック以降
のオーディオ・ビデオデータを順次再生させる(S2
5)。その場合、信号処理回路11では、CD−DA信
号処理部20でCIRC復号されたデータをCD−RO
M(XA)デコーダで復号してMPEGデコーダ28へ転送
し、MPEGデコーダ28で復号されたデータを出力ア
ナログ系回路12へ出力させる。
【0036】尚、ステップS3でCD−ROMと判別さ
れていても、ステップS8→S17においてオーディオ
専用コードもVCDコードも検出されなかった場合や、
ステップS13,S22において正常な復号データが得
られなかった場合は、この光ディスク装置で再生できな
い他のバリエイションディスクが装填されているものと
推定され、CPU17は表示部16へ再生不能に係る表示
データを転送してその旨の表示を実行させる(S17,
S13,S22→S26)。
【0037】以上のように、本発明の情報記録再生装置
の基本となる光ディスク装置はCD−DAと7cmCDと
VCDを共用して記録/再生ができる構成を有している
が、CD−DAと7cmCDのみの共用構成であってもよ
いことは当然であり、またここでは予備再生モードを設
けているが、それはTOC情報やトラックのインフォメ
ーション部の読取りエラーに伴う再生エラーを防止する
ものであり、その読取りの信頼性が確保されていれば敢
えて予備再生モードを設ける必要はない。また、記録/
再生が可能な光ディスク装置であるため、光ディスク1
を相変化ディスクとしたが、当然に再生専用の光ディス
クであってもよく、更に光磁気ディスクにおいても、装
置の読取り/書込み部3とレーザ駆動部9を光磁気方式
に変更するだけで、同様の手順をもってCD−DAと7
cmCDとVCDの共用再生を行わせることができる。
【0038】さて、本発明の情報記録再生装置について
説明する。本発明の情報記録再生装置AAは、図11に
示すように、スピンドルモータ2、読取り/書込み部
3、スピンドルサーボ部4、フォーカス・トラッキング
サーボ部5、サーボ制御回路6、RF増幅器7、再生用
デコーダ8は、レーザ駆動部9、記録用エンコーダ1
0、信号処理回路11、出力アナログ系回路12、入力
アナログ系回路13、CPU14、操作部15、表示部
16、システム全体を制御するCPU17、スイッチ回
路29,31,32から構成される。同図中、30はメ
モリカートリッジである。前述したものと同一構成部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。前記した操
作部15は、CD−DA/7cmCD/VCDの選択ボタ
ンを含む各種操作ボタンの他、ディスク再生モード/メ
モリ再生モード/通常記録モード(ディスク記録モード
/メモリ記録モード)/特殊記録モード(ディスク再生
→メモリ記録モード/メモリ再生→ディスク記録モー
ド)の選択ボタンを設けている。
【0039】上記した構成の情報記録再生装置AAの特
徴は、図11に示すように、前述した光ディスク装置
(図1に図示)の構成に後述するスイッチ回路29,3
1,32、着脱自在のメモリカートリッジ30を付加し
たものと同様なものであり、操作部15からの選択指示
入力(ディスク再生モード/メモリ再生モード/通常記
録モード/特殊記録モード)に応じたCPU17の制御
(前述したCPU17の制御に加えて、メモリカートリ
ッジ30へのAVデータ(再生データ)書込読み出し制
御、スイッチ回路29,31,32の切換制御等)によ
って各スイッチ回路29,31,32の接続状態が切換
えられることにより、光ディスク1の再生(ディスク再
生モード)、メモリカートリッジ30の再生(メモリ再
生モード)、光ディスク1の記録(通常記録モード)、
メモリカートリッジ30の記録(通常記録モード)、光
ディスク1からの再生信号をメモリカートリッジ30で
直接記録(特殊記録モード)、メモリカートリッジ30
からの再生信号を光ディスク1で直接記録(特殊記録モ
ード)が可能な点にある。
【0040】情報記録再生装置AAの記録再生動作を、
次の(1)〜(6)の順に説明する。 (1)ディスク再生モード (2)メモリ再生モード (3)通常記録モード(ディスク記録モード) (4)通常記録モード(メモリ記録モード) (5)特殊記録モード(ディスク再生→メモリ記録モー
ド) (6)特殊記録モード(メモリ再生 →ディスク記録モ
ード)
【0041】(1)ディスク再生モード(再生動作手順
は図12に図示) 操作者が操作部15からのディスク再生モードを設定す
ると共に、装填した光ディスク1の規格と記録フォーマ
ットに対応したフォーマット選択ボタンをONにする。
これに応じて、CPU17はその選択信号をCPU14
へ通知すると共にスイッチ回路32(スイッチ32a)
の接続状態を制御する。またCPU14は選択されたC
D−DA/7cmCD/VCDに対応させて出力系のスイ
ッチ回路24,28の接続状態を制御する。即ち、デ
ィスク再生モードの設定によりスイッチ回路29,3
1,スイッチ回路32を構成するスイッチ32bはフロ
ーティング状態とされ、CD−DAフォーマットが選
択された場合には、スイッチ回路24がb側に、スイッ
チ回路28がd側に接続されて、各デコーダ22,26
が双方ともスルーパスモードに設定され、7cmCDフ
ォーマットが選択された場合には、スイッチ回路24が
b側に、スイッチ回路28がc側に接続されて、デコー
ダ22がスルーパスモードに、デコーダ26がデコード
モードに設定され、VCDフォーマットが選択された
場合には、スイッチ回路24がa側に、スイッチ回路2
8がc側に接続されて、各デコーダ22,26の双方が
デコードモードに設定される。この間、スイッチ回路3
2を構成するスイッチ32aはi側に接続される。こう
して、光ディスク1を再生駆動することにより再生用デ
コーダ8から読み出されるAVデータに応じた再生信号
は、スイッチ回路32を構成するスイッチ32a、信号
処理回路11、出力アナログ回路12を経てビデオ・オ
ーディオ信号として外部へ出力することができる。
【0042】(2)メモリ再生モード(再生動作手順は
図12に図示) 操作者が操作部15からのメモリ再生モードを設定する
と、これに応じて、CPU17はその選択信号をCPU
14へ通知すると共にスイッチ回路32(スイッチ32
a)の接続状態を制御する。またCPU14は出力系の
スイッチ回路24,28の接続状態を制御する。即ち、
メモリ再生モードの設定によりスイッチ回路21,2
5,29,31,スイッチ回路32を構成するスイッチ
32bはフローティング状態とされ、スイッチ回路32
を構成するスイッチ32aはj側に接続される。こうし
て、メモリカートリッジ30から読み出されるAVデー
タに応じた再生信号は、スイッチ回路32を構成するス
イッチ32a、信号処理回路11、出力アナログ回路1
2を経てビデオ・オーディオ信号として外部へ出力する
ことができる。
【0043】(3)通常記録モード(ディスク記録モー
ド) 操作者が操作部15からディスク記録モードを設定する
と共に、装填した光ディスク1の規格と記録フォーマッ
トに対応したフォーマット選択ボタンをONにする。こ
れに応じて、CPU17はその選択信号をCPU14へ
通知すると共にスイッチ回路32(スイッチ32b)の
接続状態を制御する。またCPU14は選択されたCD
−DA/7cmCD/VCDに対応させて入力系のスイッ
チ回路23,27の接続状態を制御する。即ち、ディ
スク記録モードの設定によりスイッチ回路29,31,
スイッチ回路32を構成するスイッチ32aはフローテ
ィング状態とされ、CD−DAフォーマットが選択さ
れた場合には、スイッチ回路23がe側に、スイッチ回
路27がg側に接続されて、各エンコーダ21,25が
双方ともスルーパスモードに設定され、7cmCDフォ
ーマットが選択された場合には、スイッチ回路23がe
側に、スイッチ回路27がh側に接続されて、エンコー
ダ10がスルーパスモードに、エンコーダ25がエンコ
ードモードに設定され、VCDフォーマットが選択さ
れた場合には、スイッチ回路2アがf側に、スイッチ回
路27がh側に接続されて、各エンコーダ21,25の
双方がエンコードモードに設定される。この間、スイッ
チ回路32を構成するスイッチ32bはk側に接続され
る。こうして、外部から供給されるビデオ・オーディオ
信号は入力アナログ回路13、信号処理回路11、スイ
ッチ回路32を構成するスイッチ32b、記録用エンコ
ーダを介して光ディスク1に記録することができる。
【0044】(4)通常記録モード(メモリ記録モー
ド) 操作者が操作部15からのメモリ記録モードを設定する
と、これに応じて、CPU17はその選択信号をCPU
14へ通知すると共にスイッチ回路32(スイッチ32
b)の接続状態を制御する。またCPU14は入力系の
スイッチ回路23,27の接続状態を制御する。即ち、
メモリ記録モードの設定によりスイッチ回路29,3
1,スイッチ回路32を構成するスイッチ32aはフロ
ーティング状態とされ、スイッチ回路32を構成するス
イッチ32bはl側に接続される。こうして、外部から
供給されるビデオ・オーディオ信号は入力アナログ回路
13、信号処理回路11、スイッチ回路32を構成する
スイッチ32bを介してメモリカートリッジ30に記録
することができる。
【0045】(5)特殊記録モード(ディスク再生→メ
モリ記録モード) (記録動作手順は図13に図示) 操作者が操作部15からの「ディスク再生→メモリ記録
モード」を設定すると共に、装填した光ディスク1の規
格と記録フォーマットに対応したフォーマット選択ボタ
ンをONにする。これに応じて、CPU17はスイッチ
回路31の接続状態を制御する。即ち、「ディスク再生
→メモリ記録モード」の設定によりスイッチ回路29,
スイッチ回路32を構成するスイッチ32a,32bは
フローティング状態とされると共に、スイッチ回路31
はオンされる。こうして、光ディスク1を再生駆動する
ことにより再生用デコーダ8から読み出されるAVデー
タに応じた再生データは、スイッチ回路31を経てメモ
リカートリッジ30に記録することができる。
【0046】(5)特殊記録モード(メモリ再生→ディ
スク記録モード) 操作者が操作部15からの「メモリ再生→ディスク記録
モード」を設定すると共に、装填した光ディスク1の規
格と記録フォーマットに対応したフォーマット選択ボタ
ンをONにする。これに応じて、CPU17はスイッチ
回路29の接続状態を制御する。即ち、「メモリ再生→
ディスク記録モード」の設定によりスイッチ回路31,
スイッチ回路32を構成するスイッチ32a,32bは
フローティング状態とされると共に、スイッチ回路29
はオンされる。こうして、メモリカートリッジ30から
読み出されるAVデータは、スイッチ回路29、記録用
エンコーダ10を経て光ディスク1に記録することがで
きる。
【0047】上記したメモリカートリッジ30はいわゆ
るメモリカード(SRAMカード、EEPROMカード
など)と称され、図14,図15に示すように、基体部
30aと接続部30bからなる。基体部30aはAVデ
ータ等を記録する固体メモリ部であり、また接続部30
bは装置AAに取付けられた図示せぬコネクタに着脱自
在に接続可能な多数の接続ピンを有している。
【0048】次に、本発明の情報記録再生装置の再生モ
ードにおけるディスク、メモリカートリッジの装着状態
を検出することについて説明する。図16に示すよう
に、まず、AVデータ再生専用ディスクまたはAVデー
タ記録再生用ディスク(ディスク)が装置AAに装着さ
れているか判定し、装着されている場合はAVデータ再
生専用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリ(メモ
リ)も装着されているか判定する(S100,S10
1)。ディスクが装着されていない場合はメモリが装着
されているか判定する(S102)。ディスク、メモリ
が共に装着されていなければ再生操作不能となる(S1
03)。ディスク、メモリが共に装着されてあり、さら
にディスクが記録済のものである場合には、表示部16
はディスク再生を表示すると共に、操作部15のディス
ク再生モード選択ボタンが優先設定されディスクの再生
が行われる(S104〜S106)。ディスク、メモリ
が共に装着されてあってもディスクが未記録のものであ
る場合には、表示部16は再生不能を表示し、ディスク
の再生は行われない(S107)。また、ディスクのみ
装着され、このディスクが記録済のものである場合に
は、操作部15のディスク再生モード選択ボタンが優先
設定されディスクの再生が行われる(S108,S10
6)。ディスクのみ装着されていても未記録のものであ
る場合には、表示部16は再生不能を表示し、ディスク
の再生は行われない(S109)。さらに、メモリのみ
装着され、このメモリが記録済のものである場合には、
操作部15のメモリ再生モード選択ボタンが優先設定さ
れメモリの再生が行われる(S110,S111)。メ
モリのみ装着されていても未記録のものである場合に
は、表示部16は再生不能を表示し、メモリの再生は行
われない(S109)。このように、記録済ディスク、
記録済メモリの両方が装着されている場合は、記録済デ
ィスクを優先して再生し、また、そのいずれか一方が装
着されている場合には、それを再生し、さらに、未記録
ディスク、未記録メモリの両方が装着されている場合に
は再生しないように、CPU17はスイッチ回路32を
構成するスイッチ32a,32bに対して切換制御を行
う。
【0049】次に、本発明の情報記録再生装置の特殊記
録モード(ディスク再生→メモリ記録モード、メモリ再
生→ディスク記録モード)におけるディスク、メモリカ
ートリッジの装着状態を検出することについて説明す
る。図17に示すように、まず、AVデータ再生専用デ
ィスクまたはAVデータ記録再生用ディスク(ディス
ク)が装置AAに装着されているか判定し、装着されて
いる場合はAVデータ記録再生用メモリ(メモリ)が装
着されているか判定する(S120,S121)。ディ
スクが装着されていない場合はメモリが装着されている
か判定する(S122)。ディスク、メモリが共に装着
されていなければ、記録操作不能となる(S123)。
メモリのみ装着されていれば表示部16は記録不能を表
示し、ディスク再生→メモリ記録は行われない(S12
4)。ディスク、メモリが共に装着されてあり、さらに
ディスクが記録済のものである場合であって、メモリに
空き記録容量がある場合には表示部16は特殊記録モー
ド(ディスク再生→メモリ記録モード)を表示すると共
に、操作部15の特殊記録モード(ディスク再生→メモ
リ記録モード)選択ボタンが優先設定されディスクを再
生したAVデータ信号に応じた再生データ信号をメモリ
に直接供給する(S125〜S128)。メモリに空き
記録容量がない場合には表示部16は記録不能を表示
し、記録は行われない(S126,S124)。ディス
ク、メモリが共に装着されてあってもメモリが記録済で
ある場合には、表示部16は記録不能を表示し、この特
殊記録モードによる記録は行われない(S129,S1
24)。一方、ディスク、メモリが共に装着されてあっ
てメモリが記録済である場合には、表示部16は特殊記
録モード(メモリ再生→ディスク記録モード)を表示す
ると共に、操作部15の特殊記録モード(メモリ再生→
ディスク記録モード)選択ボタンが優先設定され、記録
済のメモリを再生したAVデータ信号をディスクに直接
供給する(S129〜S131)このようにして、特殊
記録モードを実現することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の情報記録再生装
置は、メモリ再生モード選択時、AVデータ再生専用メ
モリまたはAVデータ記録再生用メモリから読み出され
るAVデータを信号処理部に切り換え出力し、ディスク
再生モード選択時、ディスク駆動部から読み出されるA
Vデータを先の信号処理部に切り換え出力する切換手段
と、記録フォーマットに応じて復号化するエンコード部
を含む信号処理手段とを具備しているから、AVデータ
再生専用ディスクまたはAVデータ記録再生用ディスク
や、AVデータ再生専用メモリまたはAVデータ記録再
生用メモリからの再生信号の処理のための信号処理部を
共用化することができ、また、例えば、MPEG方式に
よるデータ圧縮技術を採用したVCDに対応するディス
ク、このVCD規格を変更してオーディオ専用とした7
cmCDに対応するディスクの記録再生ができ、かつメ
モリカートリッジでVCD規格、CD−DA規格との互
換性を有するAVデータの記録再生ができ、しかも携帯
に適した小型軽量の情報記録再生装置を提供することが
できる。請求項2記載の本発明の情報記録再生装置は、
通常記録モード選択時、AVデータ記録再生用ディスク
を駆動するディスク駆動部またはAVデータ記録再生用
メモリに、記録モード選択手段によって選択的に用いら
れるエンコード部を含む信号処理手段から供給される
録すべきAVデータを切り換え出力する第1の切換手段
と、特殊記録モード選択時、ディスク駆動部から読み出
されるAVデータに応じた再生データをAVデータ記録
再生用メモリに切り換え出力するかあるいはAVデータ
再生専用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリから
読み出されるAVデータをディスク駆動部に切り換え出
力する第2の切換手段とを具備しているから、上記した
効果に加えて、例えば、通常記録モード選択時は共用す
る信号処理部を介して光ディスクとメモリカートリッジ
の外部供給されるビデオ・オーディオ信号を個別記録動
作を行うことができ、また、特殊記録モード選択時には
共用する信号処理部を介さずに光ディスクとメモリカー
トリッジとを直接接続し、相互の情報が記録できると共
に、伝送系での劣化がほとんどないオリジナルな品質を
有するAVデータを光ディスクまたはメモリカートリッ
ジに直接記録(ダビング)することができる。請求項3
記載の本発明の情報記録再生装置は、AVデータ記録再
生用ディスクまたはAVデータ記録再生用メモリの空き
記録容量を検出し、かつAVデータまたは再生データの
伝送に先立って伝送されてくるAVデータまたは再生デ
ータのTOC情報に基づいてそのデータ量を比較検出す
る検出手段とを具備しているから、特殊記録モード選択
時において、記録側のメモリカートリッジ(あるいは光
ディスク)の空き記録容量が再生側の光ディスク(ある
いはメモリカートリッジ)のAVデータを全て記録でき
るか否かを予め確認し、その空き記録容量が足らない場
合には操作者に表示部で報知することにより、こうした
特殊記録モード選択時における記録の失敗を未然に防止
することができる。請求項4記載の本発明の情報記録再
生装置は、AVデータ再生専用またはAVデータ記録再
生用ディスク、AVデータ再生専用またはAVデータ記
録再生用メモリのうちいずれか一方が装着されている場
合は装着されている方を選択再生し、どちらも装着され
ている場合には記録されている方を選択再生し、どちら
も装着されかつ記録されている場合にはAVデータ再生
専用またはAVデータ記録再生用ディスクを選択再生す
るように、メモリ再生モード選択時、AVデータ再生専
用メモリまたはAVデータ記録再生用メモリから読み出
されるAVデータを切り換え出力し、ディスク再生モー
ド選択時、ディスク駆動部から読み出されるAVデータ
を切り換え出力する切換手段を切換え制御する制御手段
を具備しているから、AVデータ再生専用またはAVデ
ータ記録再生用ディスク、AVデータ再生専用またはA
Vデータ記録再生用メモリが混在して装着されている場
合に装着されているディスク、メモリの種別及び記録の
有無を確認した後、再生可能なものを選択して特殊記録
モードで記録操作するといった再生に際しての繁雑な手
間を省くことができ、特殊記録モードを選択すると、装
着されているディスク、メモリの内容に応じて自動的に
記録動作の適否を判別できるので、特殊記録モードによ
る記録を操作性良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の基本となる光ディ
スク装置の全体ブロック図である。
【図2】光ディスク装置の再生モードにおけるフローチ
ャートである。
【図3】TOC情報のQチャンネルのフレーム構造を示
す図である。
【図4】VCD規格におけるディスク全体のデータ構成
を示す図である。
【図5】VCD規格におけるトラック構成を示す図であ
る。
【図6】VCD規格におけるビデオセクタのセクタフォ
ーマットを示す図である。
【図7】VCD規格におけるオーディオセクタのセクタ
フォーマットを示す図である。
【図8】VCD規格におけるオーディオセクタとビデオ
セクタのインタリーブ記録態様を示す図である。
【図9】7cmCDのサイズ等に係る規格を示す図であ
る。
【図10】7cmCDを再生する場合のMPEGデータ
(セクタ列)の内容を示す図である。
【図11】本発明の情報記録再生装置の一実施例になる
全体ブロック図である。
【図12】本発明の情報記録再生装置の再生モードにお
けるフローチャートである。
【図13】本発明の情報記録再生装置の記録モードにお
けるフローチャートである。
【図14】メモリカートリッジの外観図である。
【図15】メモリカートリッジの外観図である。
【図16】本発明の情報記録再生装置の再生モードにお
けるディスク、メモリカートリッジの装着状態を検出す
るフローチャートである。
【図17】本発明の情報記録再生装置の特殊記録モード
におけるディスク、メモリカートリッジの装着状態を検
出するフローチャートである。
【符号の説明】
1…光ディスク(AVデータ再生専用ディスク,AVデ
ータ記録再生用ディスク) 2…スピンドルモータ 3…読取り/書込み部 4…スピンドルサーボ部 5…フォーカス・トラッキングサーボ部 6…サーボ制御回路 7…RF増幅器 8…再生用デコーダ 9…レーザ駆動部 10…記録用エンコーダ 11…信号処理回路 17…CPU(検出手段,制御手段) 15…操作部(再生モード選択手段,記録モード選択手
段) 23,24,27,28,29,31,32…スイッチ
回路 30…メモリカートリッジ(AVデータ再生専用メモ
リ,AVデータ記録再生用メモリ) AA…情報記録再生装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AVデータ再生専用ディスクまたはAVデ
    ータ記録再生用ディスクを駆動するディスク駆動部を備
    えると共に、AVデータ再生専用メモリまたはAVデー
    タ記録再生用メモリを作動させる情報記録再生装置であ
    って、 前記ディスク駆動部から読み出されるAVデータに応じ
    所定フォーマット形態の再生信号を出力するディスク
    再生モードと、前記AVデータ再生専用メモリまたは前
    記AVデータ記録再生用メモリから読み出されるAVデ
    ータに応じた所定フォーマット形態の再生信号を出力す
    るメモリ再生モードとのいずれかのモードを選択する再
    生モード選択手段と、 メモリ再生モード選択時、前記AVデータ再生専用メモ
    リまたは前記AVデータ記録再生用メモリから読み出さ
    れるAVデータを切り換え出力し、ディスク再生モード
    選択時、前記ディスク駆動部から読み出されるAVデー
    タを切り換え出力する切換手段と、前記切換手段よって供給される所定形態の再生信号を、
    その所定フォーマット形態に応じて選択的に用いられる
    デコード部を含む信号処理手段と、 を具備することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】AVデータ再生専用ディスクまたはAVデ
    ータ記録再生用ディスクを駆動するディスク駆動部を備
    えると共に、AVデータ再生専用メモリまたはAVデー
    タ記録再生用メモリを作動させる情報記録再生装置であ
    って、 前記AVデータ記録再生用ディスクを駆動する前記ディ
    スク駆動部または前記AVデータ記録再生用メモリに記
    録すべきAVデータを供給する通常記録モードと、前記
    ディスク駆動部から読み出されるAVデータに応じた再
    生データを前記AVデータ記録再生用メモリに直接供給
    するか、前記AVデータ再生専用メモリまたは前記AV
    データ記録再生用メモリから読み出されるAVデータを
    前記ディスク駆動部に直接供給する特殊記録モードとの
    いずれかのモードを選択すると共に、前記通常記録モー
    ドが選択された時、前記記録すべきAVデータの所定の
    記録フォーマット形態を選択する記録モード選択手段
    と、前記記録すべきAVデータを、前記記録モード選択手段
    によって選択的に用いられるエンコード部を含む信号処
    理手段と、 通常記録モード選択時、前記AVデータ記録再生用ディ
    スクを駆動する前記ディスク駆動部または前記AVデー
    タ記録再生用メモリに、前記信号処理手段から供給され
    記録すべきAVデータを切り換え出力する第1の切換
    手段と、 特殊記録モード選択時、前記ディスク駆動部から読み出
    されるAVデータに応じた再生データを前記AVデータ
    記録再生用メモリに切り換え出力するかあるいは前記A
    Vデータ再生専用メモリまたは前記AVデータ記録再生
    用メモリから読み出されるAVデータを前記ディスク駆
    動部に切り換え出力する第2の切換手段と、 を具備することを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】AVデータ再生専用ディスクまたはAVデ
    ータ記録再生用ディスクを駆動するディスク駆動部を備
    えると共に、AVデータ再生専用メモリまたはAVデー
    タ記録再生用メモリを作動させる情報記録再生装置であ
    って、 前記AVデータ記録再生用ディスクを駆動する前記ディ
    スク駆動部または前記AVデータ記録再生用メモリに記
    録すべきAVデータを供給する通常記録モードと、前記
    ディスク駆動部から読み出されるAVデータに応じた再
    生データを前記AVデータ記録再生用メモリに直接供給
    するか、前記AVデータ再生専用メモリまたは前記AV
    データ記録再生用メモリから読み出されるAVデータを
    前記ディスク駆動部に直接供給する特殊記録モードとの
    いずれかのモードを選択すると共に、前記通常記録モー
    ドが選択された時、前記記録すべきAVデータの所定の
    記録フォーマット形態を選択する記録モード選択手段
    と、前記記録すべきAVデータを、前記記録モード選択手段
    によって選択的に用いられるエンコード部を含む信号処
    理手段と、 通常記録モード選択時、前記AVデータ記録再生用ディ
    スクを駆動する前記ディスク駆動部または前記AVデー
    タ記録再生用メモリに、前記信号処理手段から供給され
    記録すべきAVデータを切り換え出力する第1の切換
    手段と、 特殊記録モード選択時、前記ディスク駆動部から読み出
    されるAVデータに応じた再生データを前記AVデータ
    記録再生用メモリに切り換え出力するかあるいは前記A
    Vデータ再生専用メモリまたは前記AVデータ記録再生
    用メモリから読み出されるAVデータを前記ディスク駆
    動部に切り換え出力する第2の切換手段と、 前記AVデータ記録再生用ディスクまたは前記AVデー
    タ記録再生用メモリの空き記録容量を検出し、かつAV
    データまたは再生データの伝送に先立って伝送されてく
    るAVデータまたは再生データのTOC情報に基づいて
    そのデータ量を比較検出する検出手段と、 を具備することを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】AVデータ再生専用ディスクまたはAVデ
    ータ記録再生用ディスクを駆動するディスク駆動部を備
    えると共に、AVデータ再生専用メモリまたはAVデー
    タ記録再生用メモリを作動させる情報記録再生装置であ
    って、 前記ディスク駆動部から読み出されるAVデータに応じ
    た再生信号を出力するディスク再生モードと、前記AV
    データ再生専用メモリまたは前記AVデータ記録再生用
    メモリから読み出されるAVデータに応じた再生信号を
    出力するメモリ再生モードとのいずれかのモードを選択
    する再生モード選択手段と、 メモリ再生モード選択時、前記AVデータ再生専用メモ
    リまたは前記AVデータ記録再生用メモリから読み出さ
    れるAVデータを切り換え出力し、ディスク再生モード
    選択時、前記ディスク駆動部から読み出されるAVデー
    タを切り換え出力する切換手段と、 前記AVデータ再生専用またはAVデータ記録再生用デ
    ィスク、前記AVデータ再生専用またはAVデータ記録
    再生用メモリのうちいずれか一方が装着されている場合
    は装着されている方を選択再生し、どちらも装着されて
    いる場合には記録されている方を選択再生し、どちらも
    装着されかつ記録されている場合には前記AVデータ再
    生専用またはAVデータ記録再生用ディスクを選択再生
    するように、前記切換手段を切換え制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする情報記録再生装置。
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