JP2951076B2 - 速度変調制御信号発生装置 - Google Patents
速度変調制御信号発生装置Info
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- JP2951076B2 JP2951076B2 JP3289944A JP28994491A JP2951076B2 JP 2951076 B2 JP2951076 B2 JP 2951076B2 JP 3289944 A JP3289944 A JP 3289944A JP 28994491 A JP28994491 A JP 28994491A JP 2951076 B2 JP2951076 B2 JP 2951076B2
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- speed modulation
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ画面の一部に第
２のテレビ信号を圧縮して表示する機能（Picture In P
icture； 以下ＰＩＰという。）を有するテレビジョン
受像機に関する。
２のテレビ信号を圧縮して表示する機能（Picture In P
icture； 以下ＰＩＰという。）を有するテレビジョン
受像機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図１ａに示すように、親画面の中
に子画面を表示する場合、子画面の画像輪郭を強調する
方法として、電子ビームの速度を速くすると暗くなり、
遅くすると明るくなるという性質を利用してブラウン管
の電子ビームの量を変化させずに電子ビームの走査速度
を変化させることで輪郭強調を行っている。
に子画面を表示する場合、子画面の画像輪郭を強調する
方法として、電子ビームの速度を速くすると暗くなり、
遅くすると明るくなるという性質を利用してブラウン管
の電子ビームの量を変化させずに電子ビームの走査速度
を変化させることで輪郭強調を行っている。
【０００３】この従来の速度変調方式の制御回路のブロ
ック図を図１ｂに示す。
ック図を図１ｂに示す。
【０００４】（１）はビデオ信号処理回路であり、親画
面信号（ｄ）の処理と速度変調用信号（ｅ）を作ってい
る。
面信号（ｄ）の処理と速度変調用信号（ｅ）を作ってい
る。
【０００５】（２）はＰＩＰ信号処理回路であり、ブラ
ンキング信号（ａ）と子画面信号（ｃ）を出力する。
ンキング信号（ａ）と子画面信号（ｃ）を出力する。
【０００６】（５）はスイッチ回路であり、通常の表
示、即ちＰＩＰを表示しない場合は、ｈ側に設定し、親
画面信号（ｄ）は出力回路（６）を通り、ＣＲＴ（７）
に表示される。
示、即ちＰＩＰを表示しない場合は、ｈ側に設定し、親
画面信号（ｄ）は出力回路（６）を通り、ＣＲＴ（７）
に表示される。
【０００７】この場合、速度変調回路はスイッチングさ
れず、親信号の速度変調信号に従って速度変調を行う。
れず、親信号の速度変調信号に従って速度変調を行う。
【０００８】また、ＰＩＰ表示を行う場合、スイッチ回
路（５）はＰＩＰ信号処理回路のブランキング信号
（ａ）によりｉ側に設定され、親信号に子信号を割り込
ませて出力回路（６）を通りＣＲＴ（７）に親画面，子
画面とも表示される。
路（５）はＰＩＰ信号処理回路のブランキング信号
（ａ）によりｉ側に設定され、親信号に子信号を割り込
ませて出力回路（６）を通りＣＲＴ（７）に親画面，子
画面とも表示される。
【０００９】（３）は速度変調回路であり、ブランキン
グ信号（ｂ）によってスイッチング回路（４）を動作さ
せ子画面表示期間のみ速度変調動作を停止させる。
グ信号（ｂ）によってスイッチング回路（４）を動作さ
せ子画面表示期間のみ速度変調動作を停止させる。
【００１０】図３に従来の速度変調方式における各部の
波形を示す。
波形を示す。
【００１１】図中、（ａ）はブランキング信号すなわち
親／子信号の切換信号である。（ｂ）は速度変調スイッ
チ信号でありブランキング信号（ａ）と同一のものであ
る。
親／子信号の切換信号である。（ｂ）は速度変調スイッ
チ信号でありブランキング信号（ａ）と同一のものであ
る。
【００１２】（ｃ）は子画面信号でありブランキング信
号（ａ）がＨレベルの期間出力される。
号（ａ）がＨレベルの期間出力される。
【００１３】（ｆ）は速度変調信号であり、速度変調ス
イッチ信号（ｂ）により、当該速度変調スイッチ信号
（ｂ）がＬの期間のみ速度変調信号（ｆ）を出力する。
イッチ信号（ｂ）により、当該速度変調スイッチ信号
（ｂ）がＬの期間のみ速度変調信号（ｆ）を出力する。
【００１４】ここで、ブランキング信号（ａ）と速度変
調スイッチ信号（ｂ）を同一の信号を用いているため、
速度変調信号（ｆ）が速度変調スイッチ信号（ｂ）の立
ち上がり時に不要信号（ｇ）として残る。
調スイッチ信号（ｂ）を同一の信号を用いているため、
速度変調信号（ｆ）が速度変調スイッチ信号（ｂ）の立
ち上がり時に不要信号（ｇ）として残る。
【００１５】このように、親／子画面切換信号と速度変
調停止するスイッチング信号を同一のものを用いると、
不要信号により図２に示す如く歪んだ子画面表示になる
という欠点がある。
調停止するスイッチング信号を同一のものを用いると、
不要信号により図２に示す如く歪んだ子画面表示になる
という欠点がある。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、ＰＩＰ，マルチＰＩＰなど
の映像信号をディジタル処理して子画面を表示できる機
能を有するテレビ受像機では、速度変調回路の影響によ
り子画面に生じる歪みを改善することを技術的課題とす
る。
鑑みてなされたものであり、ＰＩＰ，マルチＰＩＰなど
の映像信号をディジタル処理して子画面を表示できる機
能を有するテレビ受像機では、速度変調回路の影響によ
り子画面に生じる歪みを改善することを技術的課題とす
る。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、映像信号の輝度信号成分を微分して速度変
調回路に加え、その出力を陰極線の偏向ヨ−クに加えて
画像の輪郭を補正し、子画面、文字などを表示するテレ
ビジョン受像機において、子画面、文字多重信号、オン
スクリーンなどの信号を親画面に割り込ませるための切
り換えスイッチ信号を発生させる第１のスイッチ信号発
生手段と、上記切り換えスイッチ信号より前後の幅の広
い速度変調信号を停止させるためのスイッチ信号を発生
させる第２のスイッチ信号発生手段と、を有し、上記第
１のスイッチ信号発生手段と上記第２の信号発生手段を
独立して制御することを特徴とする。
するために、映像信号の輝度信号成分を微分して速度変
調回路に加え、その出力を陰極線の偏向ヨ−クに加えて
画像の輪郭を補正し、子画面、文字などを表示するテレ
ビジョン受像機において、子画面、文字多重信号、オン
スクリーンなどの信号を親画面に割り込ませるための切
り換えスイッチ信号を発生させる第１のスイッチ信号発
生手段と、上記切り換えスイッチ信号より前後の幅の広
い速度変調信号を停止させるためのスイッチ信号を発生
させる第２のスイッチ信号発生手段と、を有し、上記第
１のスイッチ信号発生手段と上記第２の信号発生手段を
独立して制御することを特徴とする。
【００１８】
【作用】本発明の速度変調制御信号発生装置は、速度変
調スイッチ信号の幅を親／子画面切り換え信号の幅より
も前後を広くすることによって、速度変調信号による子
画面への影響を取り除くことができる。
調スイッチ信号の幅を親／子画面切り換え信号の幅より
も前後を広くすることによって、速度変調信号による子
画面への影響を取り除くことができる。
【００１９】
【実施例】以下、図４〜図７を用いて本発明の速度変調
制御信号発生装置の一実施例について詳細に説明する。
制御信号発生装置の一実施例について詳細に説明する。
【００２０】図４は、本発明にかかる速度変調制御信号
発生装置のブロック図である。
発生装置のブロック図である。
【００２１】図中、（１）はビデオ信号処理回路であ
り、親画面信号（ｄ）の処理と速度変調用信号（ｅ）を
作っている。
り、親画面信号（ｄ）の処理と速度変調用信号（ｅ）を
作っている。
【００２２】（２）はＰＩＰ信号処理回路であり、子画
面信号を発生するとともに、ブランキング信号（ａ）と
子画面信号（ｃ）を出力する。
面信号を発生するとともに、ブランキング信号（ａ）と
子画面信号（ｃ）を出力する。
【００２３】（５）はスイッチ回路であり、通常の表
示、即ちＰＩＰを表示しない場合は、ｈ側に設定し、親
画面信号（ｄ）は出力回路（６）を通り、ＣＲＴ（７）
に表示される。
示、即ちＰＩＰを表示しない場合は、ｈ側に設定し、親
画面信号（ｄ）は出力回路（６）を通り、ＣＲＴ（７）
に表示される。
【００２４】この場合、速度変調回路はスイッチングさ
れず、親信号の速度変調信号に従って速度変調を行う。
れず、親信号の速度変調信号に従って速度変調を行う。
【００２５】また、ＰＩＰ表示を行う場合、スイッチ回
路（５）はＰＩＰ信号処理回路のブランキング信号
（ａ）によりｉ側に設定され、親信号に子信号を割り込
ませて出力回路（６）を通りＣＲＴ（７）に親画面，子
画面とも表示される。
路（５）はＰＩＰ信号処理回路のブランキング信号
（ａ）によりｉ側に設定され、親信号に子信号を割り込
ませて出力回路（６）を通りＣＲＴ（７）に親画面，子
画面とも表示される。
【００２６】（３）は速度変調回路であり、ブランキン
グ信号（ｂ）によってスイッチング回路（４）を動作さ
せ子画面表示期間のみ速度変調動作を停止させる。
グ信号（ｂ）によってスイッチング回路（４）を動作さ
せ子画面表示期間のみ速度変調動作を停止させる。
【００２７】このときの、各部の波形を図５に示す。
【００２８】（ａ）はブランキング信号すなわち親／子
信号の切換信号である。（ｂ）は速度変調スイッチ信号
である。
信号の切換信号である。（ｂ）は速度変調スイッチ信号
である。
【００２９】（ｃ）は子画面信号でありブランキング信
号（ａ）がＨレベルの期間出力される。
号（ａ）がＨレベルの期間出力される。
【００３０】（ｆ）は速度変調信号であり、速度変調ス
イッチ信号（ｂ）により、当該速度変調スイッチ信号
（ｂ）がＬの期間のみ速度変調信号（ｆ）を出力する。
イッチ信号（ｂ）により、当該速度変調スイッチ信号
（ｂ）がＬの期間のみ速度変調信号（ｆ）を出力する。
【００３１】ここで、ブランキング信号（ａ）と速度変
調スイッチ信号（ｂ）は図５に示すように、ブランキン
グ信号（ａ）よりもと速度変調スイッチ信号（ｂ）が前
後に２００ns以上幅の広い信号となるように作成する。
調スイッチ信号（ｂ）は図５に示すように、ブランキン
グ信号（ａ）よりもと速度変調スイッチ信号（ｂ）が前
後に２００ns以上幅の広い信号となるように作成する。
【００３２】このようにすることで、速度変調スイッチ
信号（ｂ）による速度変調信号（ｆ）の不要信号が子画
面信号（ｃ）に重なることを防ぐ。
信号（ｂ）による速度変調信号（ｆ）の不要信号が子画
面信号（ｃ）に重なることを防ぐ。
【００３３】図６にＰＩＰ信号処理回路（２）に内蔵さ
れる親／子画面切換信号（ａ）および速度変調信号
（ｂ）を発生させるための回路のブロック図を示す。
れる親／子画面切換信号（ａ）および速度変調信号
（ｂ）を発生させるための回路のブロック図を示す。
【００３４】また、図７は図６における各部の信号を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【００３５】親画面の水平同期信号H-SYNCの立ち上がり
または立ち下がりのいずれかから、発振器OSC の出力パ
ルスを２つのカウンタで計数する。
または立ち下がりのいずれかから、発振器OSC の出力パ
ルスを２つのカウンタで計数する。
【００３６】第１のカウンタは子画面の表示開始位置で
リセットされ子画面の出力期間をカウントする。この子
画面出力期間、親／子切換信号を出力する。
リセットされ子画面の出力期間をカウントする。この子
画面出力期間、親／子切換信号を出力する。
【００３７】同様に、第２のカウンタは子画面の表示開
始位置２００ns以上早くリセットされるように設定し、
子画面の出力期間にさらに２００ns間に出力されるパル
スよりも多くカウントする。この出力期間、速度変調信
号を出力する。
始位置２００ns以上早くリセットされるように設定し、
子画面の出力期間にさらに２００ns間に出力されるパル
スよりも多くカウントする。この出力期間、速度変調信
号を出力する。
【００３８】このようにすることで、図７に示す如く、
親／子切換信号よりも前後２００ns以上の幅を持つ速度
変調スイッチ信号を得ることができる。
親／子切換信号よりも前後２００ns以上の幅を持つ速度
変調スイッチ信号を得ることができる。
【００３９】
【発明の効果】本発明は、上述の如く速度変調信号によ
る子画面への影響を取り除くことができるために、歪み
のない子画面表示をすることが可能になる。
る子画面への影響を取り除くことができるために、歪み
のない子画面表示をすることが可能になる。
【図１】（ａ）子画面表示の模式図。 （ｂ）従来の子画面表示機能を有するテレビ受像機の速
度変調制御信号発生装置のブロック図。
度変調制御信号発生装置のブロック図。
【図２】従来の速度変調制御信号発生装置による子画面
表示への影響を示した図。
表示への影響を示した図。
【図３】従来の子画面表示機能を有するテレビ受像機の
速度変調制御信号発生装置の各部の信号のタイミングチ
ャート。
速度変調制御信号発生装置の各部の信号のタイミングチ
ャート。
【図４】本発明の子画面表示機能を有するテレビ受像機
の速度変調制御信号発生装置のブロック図。
の速度変調制御信号発生装置のブロック図。
【図５】本発明の子画面表示機能を有するテレビ受像機
の速度変調制御信号発生装置の各部の信号のタイミング
チャート。
の速度変調制御信号発生装置の各部の信号のタイミング
チャート。
【図６】本発明の速度変調制御信号発生部のブロック
図。
図。
【図７】本発明の速度変調制御信号発生部の各部の信号
のタイミングチャート。
のタイミングチャート。
１．ビデオ信号処理回路 ２．ＰＩＰ信号処理回路 ３．速度変調回路 ４．スイッチング回路 ５．スイッチ ６．出力回路 ７．ＣＲＴ ａ．親／子切換信号 ｂ．速度変調スイッチ信号 ｃ．子画面信号 ｄ．親画面信号 ｅ．速度変調用信号 ｆ．速度変調信号
Claims (1)
- 【請求項１】 映像信号の輝度信号成分を微分して速度
変調回路に加え、その出力を陰極線の偏向ヨ−クに加え
て画像の輪郭を補正し、子画面、文字などを表示するテ
レビジョン受像機において、子画面、文字多重信号、オ
ンスクリーンなどの信号を親画面に割り込ませるための
切り換えスイッチ信号を発生させる第１のスイッチ信号
発生手段と、上記切り換えスイッチ信号より前後の幅の
広い速度変調信号を停止させるためのスイッチ信号を発
生させる第２のスイッチ信号発生手段と、を有し、上記
第１のスイッチ信号発生手段と上記第２の信号発生手段
を独立して制御することを特徴とする速度変調制御信号
発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289944A JP2951076B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 速度変調制御信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289944A JP2951076B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 速度変調制御信号発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05137083A JPH05137083A (ja) | 1993-06-01 |
| JP2951076B2 true JP2951076B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17749761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3289944A Expired - Fee Related JP2951076B2 (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | 速度変調制御信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2951076B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100225336B1 (ko) * | 1996-11-26 | 1999-10-15 | 전주범 | 다화면텔레비전의 속도변조절환제어장치 |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP3289944A patent/JP2951076B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05137083A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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