JPH08251438A - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JPH08251438A JPH08251438A JP7054197A JP5419795A JPH08251438A JP H08251438 A JPH08251438 A JP H08251438A JP 7054197 A JP7054197 A JP 7054197A JP 5419795 A JP5419795 A JP 5419795A JP H08251438 A JPH08251438 A JP H08251438A
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- Japan
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- vertical
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Abstract
(57)【要約】
【目的】映像ソフトによって字幕の挿入状態が異なって
も、自由にその表示形態を調整することができ見やすい
字幕を映し出せるようにする。 【構成】第１のアスペクト比の映像信号をそのアスペク
ト比より広い第２のアスペクト比の画面に拡大表示し、
また字幕信号を処理しその字幕走査期間では垂直振幅を
圧縮して表示する映像信号処理装置であって、絵柄検出
回路１３は絵柄の検出を行いその開始、終了位相値とラ
イン数を出力し、字幕検出回路１４は字幕の検出を行い
その開始、終了位相置とライン数を出力する。字幕圧縮
信号発生回路１５は、前記位相値とライン数を演算し字
幕の領域期間に絵柄、字幕のライン数に応じたレベルを
示す字幕圧縮信号を生成する。鋸歯状波制御回路１９
は、前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜を制
御して得られた偏向コイル電流が垂直偏向コイルに供給
される。
も、自由にその表示形態を調整することができ見やすい
字幕を映し出せるようにする。 【構成】第１のアスペクト比の映像信号をそのアスペク
ト比より広い第２のアスペクト比の画面に拡大表示し、
また字幕信号を処理しその字幕走査期間では垂直振幅を
圧縮して表示する映像信号処理装置であって、絵柄検出
回路１３は絵柄の検出を行いその開始、終了位相値とラ
イン数を出力し、字幕検出回路１４は字幕の検出を行い
その開始、終了位相置とライン数を出力する。字幕圧縮
信号発生回路１５は、前記位相値とライン数を演算し字
幕の領域期間に絵柄、字幕のライン数に応じたレベルを
示す字幕圧縮信号を生成する。鋸歯状波制御回路１９
は、前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜を制
御して得られた偏向コイル電流が垂直偏向コイルに供給
される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
に用いられ、特にワイドアスペクト比の画面にＮＴＳＣ
放送の画像を表示させる場合にその字幕表示状態を制御
できるようにした映像信号処理装置に関する。
に用いられ、特にワイドアスペクト比の画面にＮＴＳＣ
放送の画像を表示させる場合にその字幕表示状態を制御
できるようにした映像信号処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】シネマサイズの映像に対応するアスペク
ト比３：４のワイド映像（シネマスコープやビスタサイ
ズ）には、映像情報がない上下部分に字幕スーパーを挿
入している映像信号がある。また、これらのシネマサイ
ズの映像信号に対応する映像をアスペクト比９：１６の
画面に映し出すとき、映像を拡大表示する機能を備えた
テレビジョン受像機がある。
ト比３：４のワイド映像（シネマスコープやビスタサイ
ズ）には、映像情報がない上下部分に字幕スーパーを挿
入している映像信号がある。また、これらのシネマサイ
ズの映像信号に対応する映像をアスペクト比９：１６の
画面に映し出すとき、映像を拡大表示する機能を備えた
テレビジョン受像機がある。
【０００３】この受像機において、第１の信号処理モー
ドとして図４（Ａ）に示すように、３：４のアスペクト
比の映像信号に対して水平走査方向に３／４の比率で時
間圧縮する処理を施し、画面の左右にブランキング領域
を形成しながら３：４のアスペクト比の映像を９：１６
の画面に映し出すモード、いわゆるノーマルモードがあ
る。また第２の信号処理モードとして、図４（Ｂ）に示
すように、アスペクト比３：４の映像信号に対して垂直
方向の伸張処理を施し、９：１６の画面の全体に映し出
すモード、いわゆるズームモードがある。
ドとして図４（Ａ）に示すように、３：４のアスペクト
比の映像信号に対して水平走査方向に３／４の比率で時
間圧縮する処理を施し、画面の左右にブランキング領域
を形成しながら３：４のアスペクト比の映像を９：１６
の画面に映し出すモード、いわゆるノーマルモードがあ
る。また第２の信号処理モードとして、図４（Ｂ）に示
すように、アスペクト比３：４の映像信号に対して垂直
方向の伸張処理を施し、９：１６の画面の全体に映し出
すモード、いわゆるズームモードがある。
【０００４】第２の信号処理モードでは、映像を現す走
査線の数が第１の信号処理モードのときに比べて少なく
なり、かつ上下部分が欠けている映像を画面に映し出す
ことになるが、３：４のアスペクト比の映像信号が上下
部分に最初から映像情報を含まないシネマサイズの映像
のものであるときは、この処理モードは有効に利用する
ことができる。しかしシネマサイズの映像の上下部分に
字幕が挿入されているときは、第２の信号処理モードで
は上下部分の字幕を画面に映し出すことができない。
査線の数が第１の信号処理モードのときに比べて少なく
なり、かつ上下部分が欠けている映像を画面に映し出す
ことになるが、３：４のアスペクト比の映像信号が上下
部分に最初から映像情報を含まないシネマサイズの映像
のものであるときは、この処理モードは有効に利用する
ことができる。しかしシネマサイズの映像の上下部分に
字幕が挿入されているときは、第２の信号処理モードで
は上下部分の字幕を画面に映し出すことができない。
【０００５】そこで、上下部分に挿入されている字幕領
域の垂直振幅を縮めて圧縮して表示することにより、字
幕部分を画面上に現し、かつ出来るだけ絵柄に真円率を
１に近付けるように映出する信号処理装置が提案されて
いる。
域の垂直振幅を縮めて圧縮して表示することにより、字
幕部分を画面上に現し、かつ出来るだけ絵柄に真円率を
１に近付けるように映出する信号処理装置が提案されて
いる。
【０００６】図５（Ａ）は上記の信号処理を行う映像信
号処理装置の構成を示す図である。入力端子１には映像
信号が導入され、同期処理回路２及び字幕検出回路３に
供給される。同期処理回路２で得られた水平・垂直同期
信号は、字幕検出回路３に供給され字幕検出のタイミン
グ信号として用いられ、また鋸歯状波発生回路４に供給
されて電子ビームを偏向する偏向コイルに供給するため
の信号作成用に用いられる。
号処理装置の構成を示す図である。入力端子１には映像
信号が導入され、同期処理回路２及び字幕検出回路３に
供給される。同期処理回路２で得られた水平・垂直同期
信号は、字幕検出回路３に供給され字幕検出のタイミン
グ信号として用いられ、また鋸歯状波発生回路４に供給
されて電子ビームを偏向する偏向コイルに供給するため
の信号作成用に用いられる。
【０００７】字幕検出回路３からは、字幕領域を示す垂
直位相値が出力され、字幕圧縮信号発生回路５に供給さ
れる。この字幕圧縮信号発生回路５は、字幕の圧縮率を
示す一定レベルの字幕圧縮信号を生成し、これを鋸歯状
波制御回路６に供給する。この鋸歯状波制御回路６は、
鋸歯状波発生回路４からの鋸歯状波を、字幕圧縮信号に
基づいて制御するもので、字幕領域では鋸歯状波の傾斜
が緩慢になるように制御する。この傾斜は字幕圧縮信号
のレベルにより決まる。
直位相値が出力され、字幕圧縮信号発生回路５に供給さ
れる。この字幕圧縮信号発生回路５は、字幕の圧縮率を
示す一定レベルの字幕圧縮信号を生成し、これを鋸歯状
波制御回路６に供給する。この鋸歯状波制御回路６は、
鋸歯状波発生回路４からの鋸歯状波を、字幕圧縮信号に
基づいて制御するもので、字幕領域では鋸歯状波の傾斜
が緩慢になるように制御する。この傾斜は字幕圧縮信号
のレベルにより決まる。
【０００８】この制御により、字幕領域の傾斜が緩慢な
鋸歯状波電圧が生成され、この鋸歯状波電圧は垂直出力
回路７に供給され、この鋸歯状波電圧に相似な垂直偏向
コイル電流となり偏向ヨーク８に供給される。
鋸歯状波電圧が生成され、この鋸歯状波電圧は垂直出力
回路７に供給され、この鋸歯状波電圧に相似な垂直偏向
コイル電流となり偏向ヨーク８に供給される。
【０００９】図５（Ｂ）は、垂直周期における同期信号
と鋸歯状波電圧（電流）の波形例を示している。またこ
の例では、字幕が画面下部に現れる例であり、字幕圧縮
信号のタイミングも示している。字幕圧縮期間では、鋸
歯状波の傾斜が緩慢となっている。このことは、画面の
下部の表示領域内で垂直方向の掃引速度が遅くなり、字
幕を表示できることである。即ち、受像管の電子ビーム
によって走査される範囲は、偏向電流の傾斜が一定の場
合よりも広くなり、第２の信号処理モードの場合でも画
面字幕領域部分は垂直方向へ圧縮され画面に現れる。
と鋸歯状波電圧（電流）の波形例を示している。またこ
の例では、字幕が画面下部に現れる例であり、字幕圧縮
信号のタイミングも示している。字幕圧縮期間では、鋸
歯状波の傾斜が緩慢となっている。このことは、画面の
下部の表示領域内で垂直方向の掃引速度が遅くなり、字
幕を表示できることである。即ち、受像管の電子ビーム
によって走査される範囲は、偏向電流の傾斜が一定の場
合よりも広くなり、第２の信号処理モードの場合でも画
面字幕領域部分は垂直方向へ圧縮され画面に現れる。
【００１０】ところでワイド映像によっては、映像部分
の画角の広さや、挿入されている字幕スーパーの大き
さ、映像の余白部分に表示される行数が異なる映像ソフ
トが存在する。上記従来の映像信号処理装置において
は、字幕の圧縮比率が一定であるため入力される映像ソ
フトによっては、字幕の圧縮を行っても全映像の画面に
表示しきれないものがある。また字幕文字が小さくライ
ン数が少ないものは、圧縮のために小さくなり、読みに
くくなる場合がある。さらにまた複数行の文字が絵柄部
分と余白部分にまたがって表示されるものでは余白部分
に表示される字幕のみ圧縮して絵柄部分と字幕部分の文
字の大きさが異なり、上下文字のバランスが悪くなり表
示映像の品位が悪化するという不具合がある。
の画角の広さや、挿入されている字幕スーパーの大き
さ、映像の余白部分に表示される行数が異なる映像ソフ
トが存在する。上記従来の映像信号処理装置において
は、字幕の圧縮比率が一定であるため入力される映像ソ
フトによっては、字幕の圧縮を行っても全映像の画面に
表示しきれないものがある。また字幕文字が小さくライ
ン数が少ないものは、圧縮のために小さくなり、読みに
くくなる場合がある。さらにまた複数行の文字が絵柄部
分と余白部分にまたがって表示されるものでは余白部分
に表示される字幕のみ圧縮して絵柄部分と字幕部分の文
字の大きさが異なり、上下文字のバランスが悪くなり表
示映像の品位が悪化するという不具合がある。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
映像信号処理装置においては、上記した第２の信号処理
モードで、字幕の圧縮を行い画面に表示した場合であっ
ても、全映像部分を表示しきれないものや字幕文字の品
位が悪化するもの、複数行の字幕文字の大きさのバラン
スが悪くなるもの等が現れる。
映像信号処理装置においては、上記した第２の信号処理
モードで、字幕の圧縮を行い画面に表示した場合であっ
ても、全映像部分を表示しきれないものや字幕文字の品
位が悪化するもの、複数行の字幕文字の大きさのバラン
スが悪くなるもの等が現れる。
【００１２】そこでこの発明は、映像ソフトによって字
幕の挿入状態が異なっても、自由にその表示形態を調整
することができ見やすい字幕を映し出すことができる映
像信号処理装置を提供することを目的とする。
幕の挿入状態が異なっても、自由にその表示形態を調整
することができ見やすい字幕を映し出すことができる映
像信号処理装置を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記テレビ
信号を処理して水平・垂直同期信号を生成する同期信号
処理回路と、前記テレビ信号及び水平・垂直同期信号よ
り絵柄の検出を行い、その開始、終了位相値とライン数
を出力する絵柄検出回路と、字幕の検出を行いその開
始、終了位相置とライン数を出力する字幕検出回路と、
前記絵柄検出回路と字幕検出回路により得られる位相値
とライン数を演算し字幕の領域期間に絵柄、字幕のライ
ン数に応じたレベルを示す字幕圧縮信号を生成する字幕
圧縮発生回路と、前記同期処理回路から得られる垂直同
期信号に基づいて鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発生
回路と、前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜
を制御する鋸歯状波制御回路と、前記鋸歯状波制御回路
によって制御する鋸歯状波電圧に相似の偏向コイル電流
を垂直偏向コイルに供給する垂直出力回路とを備えるも
のである。
信号を処理して水平・垂直同期信号を生成する同期信号
処理回路と、前記テレビ信号及び水平・垂直同期信号よ
り絵柄の検出を行い、その開始、終了位相値とライン数
を出力する絵柄検出回路と、字幕の検出を行いその開
始、終了位相置とライン数を出力する字幕検出回路と、
前記絵柄検出回路と字幕検出回路により得られる位相値
とライン数を演算し字幕の領域期間に絵柄、字幕のライ
ン数に応じたレベルを示す字幕圧縮信号を生成する字幕
圧縮発生回路と、前記同期処理回路から得られる垂直同
期信号に基づいて鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発生
回路と、前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜
を制御する鋸歯状波制御回路と、前記鋸歯状波制御回路
によって制御する鋸歯状波電圧に相似の偏向コイル電流
を垂直偏向コイルに供給する垂直出力回路とを備えるも
のである。
【００１４】
【作用】上記の手段により、入力映像信号の絵柄と字幕
を検出し、検出した絵柄、字幕のライン数と位相値によ
って適応的に字幕の圧縮率を可変、また垂直振幅、位相
を補正できるようにしたので、映像ソフトによって字幕
の挿入状態が異なっても、自由にその表示形態を調整す
ることができ見やすい字幕を映し出すことができる。
を検出し、検出した絵柄、字幕のライン数と位相値によ
って適応的に字幕の圧縮率を可変、また垂直振幅、位相
を補正できるようにしたので、映像ソフトによって字幕
の挿入状態が異なっても、自由にその表示形態を調整す
ることができ見やすい字幕を映し出すことができる。
【００１５】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図１はこの発明の一実施例である。入力端子１
１には、映像信号が導入され、この映像信号は、同期処
理回路１２、絵柄検出回路１３、字幕検出回路１４に供
給される。同期処理回路１２は、映像信号より水平・垂
直同期信号を分離生成する。この同期信号に基づいて絵
柄検出回路１３では絵柄の開始、終了位相を検出し、絵
柄ライン数、位相値を出力する。また字幕検出回路１４
では、字幕の有無を検出し、検出した字幕の開始、終了
のライン数、位相値を出力する。字幕圧縮信号発生回路
１５は、絵柄検出回路１３からの絵柄ライン数、位相
値、字幕検出回路１４からの字幕ライン数、位相値に基
づいて字幕圧縮信号を発生する。この字幕圧縮信号は、
字幕位相値の位相期間に字幕の圧縮率を示すレベルをも
つ信号であり、その字幕圧縮レベルは、絵柄、字幕のラ
イン数の値に応じて適応的に可変する。例えば字幕圧縮
レベルは、次のように式で示す値となる。
明する。図１はこの発明の一実施例である。入力端子１
１には、映像信号が導入され、この映像信号は、同期処
理回路１２、絵柄検出回路１３、字幕検出回路１４に供
給される。同期処理回路１２は、映像信号より水平・垂
直同期信号を分離生成する。この同期信号に基づいて絵
柄検出回路１３では絵柄の開始、終了位相を検出し、絵
柄ライン数、位相値を出力する。また字幕検出回路１４
では、字幕の有無を検出し、検出した字幕の開始、終了
のライン数、位相値を出力する。字幕圧縮信号発生回路
１５は、絵柄検出回路１３からの絵柄ライン数、位相
値、字幕検出回路１４からの字幕ライン数、位相値に基
づいて字幕圧縮信号を発生する。この字幕圧縮信号は、
字幕位相値の位相期間に字幕の圧縮率を示すレベルをも
つ信号であり、その字幕圧縮レベルは、絵柄、字幕のラ
イン数の値に応じて適応的に可変する。例えば字幕圧縮
レベルは、次のように式で示す値となる。
【００１６】ＪＬＶＬ＝Ｍ×Ｊ×ｊ ｛Ｊ≧ｃ、（Ｊ＜ｃ、Ｍ＋Ｊ≦ａのときＪＬＶＬ＝
０）｝ ＪＬＶＬ…字幕圧縮レベル値、Ｍ…絵柄ライン数、Ｊ…
字幕ライン数、ｊ…字幕圧縮レベル定数、ａ…ズームモ
ード時画面表示されるライン数（５２５ラインの約７５
％）、ｃ…字幕圧縮を行う字幕の最小ライン数。
０）｝ ＪＬＶＬ…字幕圧縮レベル値、Ｍ…絵柄ライン数、Ｊ…
字幕ライン数、ｊ…字幕圧縮レベル定数、ａ…ズームモ
ード時画面表示されるライン数（５２５ラインの約７５
％）、ｃ…字幕圧縮を行う字幕の最小ライン数。
【００１７】つまり、字幕領域期間に上記の式で示すよ
うな字幕圧縮レベルをもつ字幕圧縮信号を発生し出力す
る。一方、鋸歯状波発生回路１８では、同期処理回路１
２からの垂直同期信号に基づいて鋸歯状波信号を発生す
る。鋸歯状波制御回路１９では鋸歯状波信号と字幕領域
信号により字幕領域の鋸歯状波の傾斜が緩慢になるよう
に制御する。この制御により字幕領域の傾斜が緩慢な鋸
歯状波電圧を生成することができ、この電圧を受けて垂
直出力回路２１では、鋸歯状波電圧に相似な偏向コイル
電流を垂直偏向コイル２２に流す。
うな字幕圧縮レベルをもつ字幕圧縮信号を発生し出力す
る。一方、鋸歯状波発生回路１８では、同期処理回路１
２からの垂直同期信号に基づいて鋸歯状波信号を発生す
る。鋸歯状波制御回路１９では鋸歯状波信号と字幕領域
信号により字幕領域の鋸歯状波の傾斜が緩慢になるよう
に制御する。この制御により字幕領域の傾斜が緩慢な鋸
歯状波電圧を生成することができ、この電圧を受けて垂
直出力回路２１では、鋸歯状波電圧に相似な偏向コイル
電流を垂直偏向コイル２２に流す。
【００１８】このような処理により、垂直走査期間の字
幕領域において垂直偏向電流の傾斜が不連続となり、こ
の字幕領域では偏向速度が緩慢となる。即ち、受像管の
電子ビームによって走査される範囲は、偏向電流の傾斜
が一定の場合よりも広くなり、第２の信号処理モードで
信号処理が行われても、画面の字幕領域部分は圧縮され
て表示される。
幕領域において垂直偏向電流の傾斜が不連続となり、こ
の字幕領域では偏向速度が緩慢となる。即ち、受像管の
電子ビームによって走査される範囲は、偏向電流の傾斜
が一定の場合よりも広くなり、第２の信号処理モードで
信号処理が行われても、画面の字幕領域部分は圧縮され
て表示される。
【００１９】このとき、字幕領域の圧縮率は、前述した
ように絵柄、字幕ラインの数により適応的に可変されて
いる。したがって、図２（Ａ）に示すように、従来の方
法では絵柄が画面の外に欠けてしまうような場合でも、
この実施例であると絵柄・字幕のライン数に応じて圧縮
率を可変して画面が欠けることのない映像表示を得るこ
とができる。従来であると、字幕の圧縮率が一定であ
り、絵柄や字幕のライン数に応じた圧縮が行えず、画面
が欠けることがある。
ように絵柄、字幕ラインの数により適応的に可変されて
いる。したがって、図２（Ａ）に示すように、従来の方
法では絵柄が画面の外に欠けてしまうような場合でも、
この実施例であると絵柄・字幕のライン数に応じて圧縮
率を可変して画面が欠けることのない映像表示を得るこ
とができる。従来であると、字幕の圧縮率が一定であ
り、絵柄や字幕のライン数に応じた圧縮が行えず、画面
が欠けることがある。
【００２０】また、もともと上下に無画部が存在し、絵
柄部に字幕が存在する映像をズームモードで拡大した場
合は、図２（Ｂ）に示すように、絵柄部のみが画面に会
うように設定されるので、従来の如く一定比率で圧縮す
るような不必要に字幕の圧縮を行わずに済む。
柄部に字幕が存在する映像をズームモードで拡大した場
合は、図２（Ｂ）に示すように、絵柄部のみが画面に会
うように設定されるので、従来の如く一定比率で圧縮す
るような不必要に字幕の圧縮を行わずに済む。
【００２１】図１に戻って説明する。絵柄検出回路１３
からの絵柄ライン数、位相値、字幕検出回路１４からの
字幕ライン数、位相値は、垂直振幅補正信号発生回路１
６にも入力されている。この垂直振幅補正信号発生回路
１６は、絵柄、字幕のライン数を用いて演算を行い字幕
圧縮の状態に応じて適応的に画面全体の垂直振幅を補正
することができる垂直振幅補正信号を発生する。このと
きの垂直振幅補正値は、例えば次のような式で示す値に
なる。
からの絵柄ライン数、位相値、字幕検出回路１４からの
字幕ライン数、位相値は、垂直振幅補正信号発生回路１
６にも入力されている。この垂直振幅補正信号発生回路
１６は、絵柄、字幕のライン数を用いて演算を行い字幕
圧縮の状態に応じて適応的に画面全体の垂直振幅を補正
することができる垂直振幅補正信号を発生する。このと
きの垂直振幅補正値は、例えば次のような式で示す値に
なる。
【００２２】ＶＨＩＴ＝Ｍ×Ｉ×ｈ ＶＨＩＴ…垂直振幅補正値、ｈ…垂直振幅補正定数 つまり、絵柄、字幕ライン数の値に応じて（比例し
て）、垂直振幅の補正を行うための値を示す垂直振幅補
正信号を発生し出力する。一方、垂直振幅制御回路１７
では、鋸歯状波の波高値を可変することで、全体の垂直
振幅の補正を行うもので、その制御信号を鋸歯状波制御
回路１９に与えている。よって絵柄、字幕のライン数
（字幕の圧縮率）に応じて垂直振幅の補正が行われる。
て）、垂直振幅の補正を行うための値を示す垂直振幅補
正信号を発生し出力する。一方、垂直振幅制御回路１７
では、鋸歯状波の波高値を可変することで、全体の垂直
振幅の補正を行うもので、その制御信号を鋸歯状波制御
回路１９に与えている。よって絵柄、字幕のライン数
（字幕の圧縮率）に応じて垂直振幅の補正が行われる。
【００２３】上記した映像信号処理装置によれば、図２
（Ｃ）に示すように、絵柄、字幕ライン数に応じて字幕
圧縮率が可変され、かつ垂直振幅が補正されるために、
画面が有効に活用され、絵柄がはみでることもなく字幕
の品位が悪化することもない。従来の如く一定比率で圧
縮してしまうと、字幕文字のライン数が少なく、文字が
小さい場合には文字までも小さくなり読みにくくなると
いう問題があったが、この装置によるとこのような問題
が解消される。
（Ｃ）に示すように、絵柄、字幕ライン数に応じて字幕
圧縮率が可変され、かつ垂直振幅が補正されるために、
画面が有効に活用され、絵柄がはみでることもなく字幕
の品位が悪化することもない。従来の如く一定比率で圧
縮してしまうと、字幕文字のライン数が少なく、文字が
小さい場合には文字までも小さくなり読みにくくなると
いう問題があったが、この装置によるとこのような問題
が解消される。
【００２４】さらに図３（Ａ）に示すように、映像によ
っては絵柄部分と無画部に跨がって複数行で字幕が存在
する場合もある。このような映像信号の場合は、従来で
あると下の行の文字が小さく、絵柄分文字はそのままと
いうアンバランス状態が生じたが、この発明の装置であ
ると、上下の文字の大きさが等しく表示される。
っては絵柄部分と無画部に跨がって複数行で字幕が存在
する場合もある。このような映像信号の場合は、従来で
あると下の行の文字が小さく、絵柄分文字はそのままと
いうアンバランス状態が生じたが、この発明の装置であ
ると、上下の文字の大きさが等しく表示される。
【００２５】図１に戻って説明する。また、垂直位相補
正信号発生回路２３が設けられている。この垂直位相補
正信号発生回路２３は、絵柄、字幕のライン数を用いて
演算を行い字幕圧縮の状態に応じて適応的に画面全体の
垂直位相を補正することができる垂直位相補正信号を発
生する。このときの垂直位相補正値は、例えば次のよう
な式で示す値になる。
正信号発生回路２３が設けられている。この垂直位相補
正信号発生回路２３は、絵柄、字幕のライン数を用いて
演算を行い字幕圧縮の状態に応じて適応的に画面全体の
垂直位相を補正することができる垂直位相補正信号を発
生する。このときの垂直位相補正値は、例えば次のよう
な式で示す値になる。
【００２６】ＶＰＯＳ＝Ｍ×Ｊ×ｐ ＶＰＯＳ…垂直位相補正値、ｐ…垂直位相補正定数 つまり、絵柄、字幕ライン数の値に応じて（比例し
て）、垂直位相の補正を行うための値を示す垂直位相補
正信号を発生し出力する。一方、垂直位相制御回路２４
では、偏向ヨークに流す垂直偏向直流電流を制御するこ
とで垂直位相の可変制御を行う。垂直位相補正信号の値
によって垂直偏向直流電流を可変し垂直位相の補正を行
うことができる。よって絵柄、字幕のライン数（字幕の
圧縮率）に応じて垂直位相の補正を行うことが可能とな
る。
て）、垂直位相の補正を行うための値を示す垂直位相補
正信号を発生し出力する。一方、垂直位相制御回路２４
では、偏向ヨークに流す垂直偏向直流電流を制御するこ
とで垂直位相の可変制御を行う。垂直位相補正信号の値
によって垂直偏向直流電流を可変し垂直位相の補正を行
うことができる。よって絵柄、字幕のライン数（字幕の
圧縮率）に応じて垂直位相の補正を行うことが可能とな
る。
【００２７】例えば図３（Ｂ）に示すように、従来の字
幕の圧縮率が一定の場合には絵柄、字幕ライン数に応じ
た圧縮率で圧縮が行えなかった。絵柄のライン数や字幕
文字のライン数が多く、大きい場合には字幕圧縮を行っ
ても絵柄が画面より欠けてしまう。しかしこの発明の装
置によれば、絵柄、字幕のライン数に応じて字幕圧縮率
を可変し、垂直振幅、位相を補正するので画面が欠ける
ことのない映像表示を得ることができる。
幕の圧縮率が一定の場合には絵柄、字幕ライン数に応じ
た圧縮率で圧縮が行えなかった。絵柄のライン数や字幕
文字のライン数が多く、大きい場合には字幕圧縮を行っ
ても絵柄が画面より欠けてしまう。しかしこの発明の装
置によれば、絵柄、字幕のライン数に応じて字幕圧縮率
を可変し、垂直振幅、位相を補正するので画面が欠ける
ことのない映像表示を得ることができる。
【００２８】上記したように、入力映像信号の絵柄と字
幕を検出し、検出した絵柄、字幕のライン数と位相値に
よって適応的に字幕の圧縮率を可変、また垂直振幅、位
相を補正できるので、従来の字幕圧縮の一定の圧縮率で
は絵柄が画面の外に欠けてしまう場合でも、画面が欠け
ることのない映像表示を得られる。また字幕文字のライ
ン数が少なく小さい場合には、従来であると字幕圧縮に
より読みにくくなるが、この発明の装置では絵柄、字幕
のライン数に応じて字幕圧縮率を可変し、垂直振幅を補
正するので、字幕の品位が劣化するのを防止できる。さ
らに複数行の文字が絵柄部分と余白部（無画部）に跨が
って表示されるものでは、従来では余白部分に表示され
る字幕のみ圧縮し、絵柄部分の文字と余白部分の文字と
の大きさが異なり上下文字のバランスが悪くなっていた
が、この発明の装置であるとこのような不具合もなくな
る。なおノーマルとズームモードの切り換えは、切り換
え回路２０からの制御信号が垂直振幅制御回路１７を介
して鋸歯状波制御回路１９に与えられる。
幕を検出し、検出した絵柄、字幕のライン数と位相値に
よって適応的に字幕の圧縮率を可変、また垂直振幅、位
相を補正できるので、従来の字幕圧縮の一定の圧縮率で
は絵柄が画面の外に欠けてしまう場合でも、画面が欠け
ることのない映像表示を得られる。また字幕文字のライ
ン数が少なく小さい場合には、従来であると字幕圧縮に
より読みにくくなるが、この発明の装置では絵柄、字幕
のライン数に応じて字幕圧縮率を可変し、垂直振幅を補
正するので、字幕の品位が劣化するのを防止できる。さ
らに複数行の文字が絵柄部分と余白部（無画部）に跨が
って表示されるものでは、従来では余白部分に表示され
る字幕のみ圧縮し、絵柄部分の文字と余白部分の文字と
の大きさが異なり上下文字のバランスが悪くなっていた
が、この発明の装置であるとこのような不具合もなくな
る。なおノーマルとズームモードの切り換えは、切り換
え回路２０からの制御信号が垂直振幅制御回路１７を介
して鋸歯状波制御回路１９に与えられる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
映像ソフトによって字幕の挿入状態が異なっても、自由
にその表示形態を調整することができ見やすい字幕を映
し出すことができる。
映像ソフトによって字幕の挿入状態が異なっても、自由
にその表示形態を調整することができ見やすい字幕を映
し出すことができる。
【図１】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】この発明の装置による表示効果を説明するのに
示した画面表示例を示す図。
示した画面表示例を示す図。
【図３】この発明の装置による表示効果を説明するのに
示した画面表示例を示す図。
示した画面表示例を示す図。
【図４】アスペクト比の異なる画面と、これに表示され
る画像信号の例を示す図。
る画像信号の例を示す図。
【図５】従来の映像信号処理装置の構成及びその動作波
形の例を示す図。
形の例を示す図。
１２…同期処理回路、１３…絵柄検出回路、１４…字幕
検出回路、１５…字幕圧縮信号発生回路、１６…垂直振
幅補正信号発生回路、１７…垂直振幅制御回路、１８…
鋸歯状波発生回路、１９…鋸歯状波制御回路、２０…ノ
ーマル・ズーム切り換え回路、２１…垂直出力回路、２
２…偏向ヨーク。
検出回路、１５…字幕圧縮信号発生回路、１６…垂直振
幅補正信号発生回路、１７…垂直振幅制御回路、１８…
鋸歯状波発生回路、１９…鋸歯状波制御回路、２０…ノ
ーマル・ズーム切り換え回路、２１…垂直出力回路、２
２…偏向ヨーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 7/035
Claims (3)
- 【請求項１】第１のアスペクト比を有するテレビ信号を
受信処理することによって得られる映像信号を第１のア
スペクト比よりも広い第２のアスペクト比を有する画面
に拡大して表示するとともに前記テレビ信号に含まれる
字幕信号を処理し、その字幕領域の走査期間では垂直振
幅を圧縮して表示することができるようにした映像信号
処理装置であって、 前記テレビ信号を処理して水平・垂直同期信号を生成す
る同期信号処理回路と、 前記テレビ信号及び水平・垂直同期信号より絵柄の検出
を行い、その開始、終了位相値とライン数を出力する絵
柄検出回路と、 字幕の検出を行いその開始、終了位相置とライン数を出
力する字幕検出回路と、 前記絵柄検出回路と字幕検出回路により得られる位相値
とライン数を演算し字幕の領域期間に絵柄、字幕のライ
ン数に応じたレベルを示す字幕圧縮信号を生成する字幕
圧縮発生回路と、 前記同期処理回路から得られる垂直同期信号に基づいて
鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発生回路と、 前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜を制御す
る鋸歯状波制御回路と、 前記鋸歯状波制御回路によって制御する鋸歯状波電圧に
相似の偏向コイル電流を垂直偏向コイルに供給する垂直
出力回路とを具備したことを特徴とする映像信号処理装
置。 - 【請求項２】第１のアスペクト比を有するテレビ信号を
受信処理することによって得られる映像信号を第１のア
スペクト比よりも広い第２のアスペクト比を有する画面
に拡大して表示するとともに前記テレビ信号に含まれる
字幕信号を処理し、その字幕領域の走査期間では垂直振
幅を圧縮して表示することができるようにした映像信号
処理装置であって、 前記テレビ信号を処理して水平・垂直同期信号を生成す
る同期信号処理回路と、 前記テレビ信号及び水平・垂直同期信号より絵柄の検出
を行い、その開始、終了位相値とライン数を出力する絵
柄検出回路と、 字幕の検出を行いその開始、終了位相置とライン数を出
力する字幕検出回路と、 前記絵柄検出回路と字幕検出回路により得られる位相値
とライン数を演算し字幕の領域期間に絵柄、字幕のライ
ン数に応じたレベルを示す字幕圧縮信号を生成する字幕
圧縮発生回路と、 前記同期処理回路から得られる垂直同期信号に基づいて
鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発生回路と、 前記字幕圧縮信号によって鋸歯状波信号の傾斜を制御す
る鋸歯状波制御回路と、 前記鋸歯状波制御回路によって制御する鋸歯状波電圧に
相似の偏向コイル電流を垂直偏向コイルに供給する垂直
出力回路と、 前記絵柄検出回路と字幕検出回路より得られるライン数
を演算し、この演算結果の値に応じて画面全体の垂直振
幅を補正する垂直振幅補正信号を発生する垂直振幅補正
信号発生回路と、 前記垂直補正信号に応じて前記鋸歯状波の波高値を可変
し、垂直振幅を制御する垂直振幅制御回路とを有したこ
とを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項３】前記絵柄検出回路と字幕検出回路より得ら
れる位相値とライン数を演算し、この演算結果の値に応
じて画面全体の垂直位相を補正する垂直位相補正信号を
発生する垂直位相補正信号発生回路と、 前記垂直位相補正信号に応じて偏向ヨークに流す垂直偏
向電流を制御することで垂直位相を可変制御する垂直位
相制御回路とをさらに有したことを特徴とする請求項２
記載の映像信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054197A JPH08251438A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7054197A JPH08251438A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 映像信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251438A true JPH08251438A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12963825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7054197A Pending JPH08251438A (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251438A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884004A (en) * | 1995-09-29 | 1999-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and an optical disc for generating a bitstream containing a plurality of video objects including video and audio data |
| US6219382B1 (en) * | 1996-11-25 | 2001-04-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for locating a caption-added frame in a moving picture signal |
-
1995
- 1995-03-14 JP JP7054197A patent/JPH08251438A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884004A (en) * | 1995-09-29 | 1999-03-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and an optical disc for generating a bitstream containing a plurality of video objects including video and audio data |
| US6219382B1 (en) * | 1996-11-25 | 2001-04-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method and apparatus for locating a caption-added frame in a moving picture signal |
| US6301302B1 (en) * | 1996-11-25 | 2001-10-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Moving picture search system cross reference to related application |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |