JP3263849B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3263849B2
JP3263849B2 JP07758491A JP7758491A JP3263849B2 JP 3263849 B2 JP3263849 B2 JP 3263849B2 JP 07758491 A JP07758491 A JP 07758491A JP 7758491 A JP7758491 A JP 7758491A JP 3263849 B2 JP3263849 B2 JP 3263849B2
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video signal
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signal
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尚隆 安藤
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズーム機能等を有する
場合に好適な表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アスペクトレシオ(画面の横:縦
の比率)が16:9であるようなワイド画面の表示装置
(テレビジョン受像機,モニタディスプレイ,プロジェ
クタ等)が普及し始めている。これらの表示装置のワイ
ド画面に従来からの映像を表示すると、図4(a),
(b),(c)に示すようになる。
【0003】図4において、(a)はアスペクトレシオ
が16:9の画面に従来からの4:3のアスペクトレシ
オの映像を映し出した例であり、通常左右に黒味部分を
持った表示となる。(b)はその4:3のアスペクトレ
シオの映像の中でもトリミングされていないシネマスコ
ープサイズの映画ソフトレーザーディスクなどの映像を
映し出した例であり、上下左右に黒味部分の多い表示と
なる。そこで、従来は(c)に示すように、周知のズー
ム機能を用いて、(b)の表示をワイド画面いっぱいに
広げて黒味部分を最小限にしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術のズーム機能によるシネマスコープサイズの映
像表示では、洋画の場合などにおいて下の黒味部分を利
用してそこに字幕スーパーが表示されていることが多
く、ズームされることによってその字幕スーパー等が画
面外に食み出されて表示できなくなる不都合があった。
【0005】このような不都合を解消するために、従
来、ディジタル技術を用い、字幕スーパー部分をピック
アップして映像部分に表示し直す方式が実用化されてい
る。しかし、この方式を実現するにはA/Dコンバー
タ,D/Aコンバータ,メモリなどを必要とし、回路規
模が大きくなって、コストがかかるという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、映像信号をズーム機構
等を用いて表示するような場合に、簡単な回路構成で、
画面から食み出して表示されない映像信号の文字部分等
を、表示される映像信号の部分に重ねて表示できる表示
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の表示装置においては、映像信号に垂直同期
した垂直偏向波形を発振する垂直偏向波形発振回路と、
映像信号に垂直同期し、垂直方向の所定の箇所を指示す
るタイミングパルスを発振するタイミングパルス発振回
路と、垂直偏向波形発振回路の垂直偏向波形から、タイ
ミングパルス発振回路のタイミングパルスを減算し、表
示装置の垂直偏向信号を合成する減算部と 、タイミング
パルス発振回路のタイミングパルスを受け、このタイミ
ングパルスの期間、映像信号の文字信号部分に対し振幅
操作を行う振幅操作回路とを具備することを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明の表示装置では、ズーム機能を用いて映
像信号を表示するような場合に、画面から食み出して表
示されない映像信号の文字部分等を、見易いように振幅
操作するとともに、減算部で合成された垂直偏向信号に
より垂直方向の所定の箇所に重ねて走査することによ
り、表示される映像信号の映像部分に重ねて表示できる
ようにしている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の要部の構成を示
すブロック図である。本実施例の構成部分として、図中
の1は垂直偏向波形発振回路、2はタイミングパルス発
振回路、3は減算部、4は垂直偏向信号の増幅器、5は
振幅操作回路、6は映像信号の増幅器である。本実施例
の表示装置は、上記の構成部分以外の構成部分を有する
が、それらは水平および垂直の偏向回路を有する一般の
表示装置と同じであるので、図では省略してある。
【0011】上記において、垂直偏向波形発振回路1
は、映像信号に垂直同期した垂直偏向波形Aとしてのノ
コギリ波を発生する。ここで、外部よりノーマル/ズー
ムのモード切り替え信号を受け、ズームの場合には通常
のノーマルな波形よりも振幅を大きくし、かつタイミン
グを調整して減算部3の一方の入力に送出する。なお、
図では省略されているが、ズーム時には水平偏向信号の
波形も同様に振幅等が操作される。タイミングパルス発
振回路2は、ズーム時において映像信号に垂直同期した
矩形状のタイミングパルスBを発生し、減算部3のもう
一方の入力に送出する。ここで、このタイミングパルス
Bは、パルス幅によりズーム時に画面から食み出される
映像信号中の字幕スーパー等の文字信号部分の位置を指
定し、その振幅により画面上に重ねて表示する表示位置
を指定する。減算部3は、上記で入力された垂直偏向波
形発振回路1の垂直偏向波形AからタイミングパルスB
を減算し、垂直偏向信号Cを合成し、増幅器4を通して
垂直偏向電流(電圧)を偏向ヨーク(DY)に通電また
は印加する。
【0012】一方、ビデオ信号D等の映像信号は、振幅
操作回路5を通し、増幅回路6を通して陰極線管(CR
T)に印加される。ここで、振幅操作回路5は、前述の
タイミングパルスBを入力し、そのタイミングパルスB
の期間(パルス幅の期間)、ビデオ信号Dの文字信号部
分に対しAGCと黒つぶしの処理を施し、映像部分に文
字部分を重ね合わせるために、ブライトの状態に無関係
に黒レベルをペデスタル以下とし、ピークをビデオ信号
の映像部分の白ピークに一致させた信号Eを増幅回路6
へ出力する。
【0013】以上のように構成した一実施例の動作およ
び作用を述べる。図2は本実施例の動作を示す各部波形
図、図3(a),(b),(c)はその表示状態を示す
説明図である。
【0014】図2において、A〜Eは図1のブロック図
における同符号の各部の入出力信号を示している。垂直
偏向波形AおよびタイミングパルスBは、ビデオ信号D
に垂直同期して発振されている。タイミングパルスB
は、ビデオ信号D中の垂直(V)方向における字幕スー
パー等の文字信号部分D2の区間において画面上でその
文字信号を表示する際の先頭位置に対応する振幅で出力
される。次に、減算部3において、ズーム用に拡大され
た垂直偏向波形AからタイミングパルスBが減算される
と、ビデオ信号中の映像部分D1の終了時点でタイミン
グパルスBの振幅位置から再度ノコギリ波形が立ち上が
る垂直偏向信号Cが得られる。これが増幅されて偏向ヨ
ークに通電または印加される垂直偏向電流(電圧)とな
る。一方ビデオ信号Dは、文字信号部分D2のみが、振
幅操作されて信号Eとなり、映像部分D1に重ね合わせ
て表示される際に見易くされて、振幅操作後CRTへ印
加される。
【0015】以上の信号波形操作によるCRTの画面表
示動作を示したものが図3である。図において、左側は
垂直偏向電流(電圧)波形を、右側は対応する表示状態
を示し、(a)はノーマルな表示状態を、(b)は水平
・垂直偏向電流(電圧)の振幅を大きくするなどしてズ
ームを行った表示状態を、(c)は上記実施例による表
示状態をそれぞれ示している。本実施例は、(b)のズ
ーム時に垂直偏向電流(電圧)波形を(c)のEに示す
波形として、画面から食み出してしまう字幕スーパー等
の文字部分D2を画面内で再走査することにより、映像
部分D1に重ねて表示できるようにしている。
【0016】本実施例は、このようにタイミングパルス
発生回路2と、減算部3と、振幅操作回路5による波形
操作のみで画像の重ね合わせを実現することができるの
で、ディジタル技術を用いて画像の重ね合わせを行う場
合に比べ、付加する回路および構成が簡単となり、コス
ト上有利である。
【0017】なお、本発明は、その主旨に沿って種々に
応用され、種々の実施態様を取り得るものである。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
表示装置によれば、追加回路,追加コストが極めて少な
く、ズーム時に画面から食み出される字幕スーパー等を
映像内に移動して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】上記実施例の動作を示す各部波形図
【図3】(a),(b),(c)は上記実施例の表示状
態を示す説明図
【図4】(a),(b),(c)は従来の技術による表
示状態を示す説明図
【符号の説明】
1…垂直偏向波形発振回路、2…タイミングパルス発振
回路、3…減算部、5…振幅操作回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/16 H04N 5/445

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に垂直同期した垂直偏向波形を
    発振する垂直偏向波形発振回路と、 前記映像信号に垂直同期し、垂直方向の所定の箇所を指
    示するタイミングパルスを発振するタイミングパルス発
    振回路と、 前記垂直偏向波形発振回路の垂直偏向波形から、前記タ
    イミングパルス発振回路のタイミングパルスを減算し、
    表示装置の垂直偏向信号を合成する減算部と、 前記タイミングパルス発振回路のタイミングパルスを受
    け、該タイミングパルスの期間、映像信号の文字信号部
    分に対し振幅操作を行う振幅操作回路と、 を備え前記振幅操作回路で振幅操作を行う映像信号の文字信号
    部分は、前記減算部で合成された前記垂直偏向信号によ
    り垂直方向の所定箇所に重ねて走査することにより、前
    記表示装置に表示される映像信号の映像部分に重ね合わ
    せて表示される ことを特徴とする表示装置。
JP07758491A 1991-04-10 1991-04-10 表示装置 Expired - Lifetime JP3263849B2 (ja)

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JPH04311167A JPH04311167A (ja) 1992-11-02
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