JPH0646347A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH0646347A
JPH0646347A JP19522892A JP19522892A JPH0646347A JP H0646347 A JPH0646347 A JP H0646347A JP 19522892 A JP19522892 A JP 19522892A JP 19522892 A JP19522892 A JP 19522892A JP H0646347 A JPH0646347 A JP H0646347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
switch
screen
pulse
Prior art date
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Pending
Application number
JP19522892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Kawakatsu
忠男 川勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0646347A publication Critical patent/JPH0646347A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アスペクト比が4:3の画面上に、アスペク
ト比16:9の画像を表示し、かつ子画面表示もできる
ようにしたテレビジョン受像機において、無画部に発生
する妨害をマスクすると共に子画面も支障なく表示でき
るテレビジョン受像機を提供せんとする。 【構成】 第1スイッチ15は制御部22からの子画面
表示パルスによって切り替えられ、子画面期間は子画面
作成部14に接続される。第2スイッチ19は、子画面
ビデオ信号がビデオ信号処理部17で受ける遅延と略同
じ遅延を与えられた子画面表示パルスと、制御部22か
ら発生される無画部パルスとをゲート部24でゲートし
て得られたパルスによって切り替えられ、無画部であっ
てかつ子画面表示部でない期間のみ疑似信号発生部18
の信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比4:3の
ディスプレイ上にアスペクト比16:9の画像を表示す
るようになすとともに、子画面表示機能を有するテレビ
ジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種テレビジョン受像機とし
て、特開平2−285897号公報(H04N11/2
0)に示されるものがある。
【0003】この装置は、MUSE方式によって帯域圧
縮されたアスペクト比16:9の、図3(a)に示すよ
うなハイビジョン画像信号を入力して、図3(c)に示
すようにアスペクト比4:3のNTSC用ディスプレイ
上にアスペクト比16:9で表示しようとするものであ
る。
【0004】このような従来の装置においては、図3
(c)に示すように、画像部分の走査線が350本しか
なく画質が悪いという問題点がある。
【0005】この問題点を解決するために、本件出願人
は先に、特願平3−316755として図2にその要部
を簡略化して示すテレビジョン受像機を提案した。
【0006】図2において、1はスクイズ画像入力端
子、2はスクイズ信号を垂直方向に時間圧縮するスクイ
ズ画像圧縮手段、3は無画部に走査線を付加するブラン
キング挿入手段、4はNTSC信号入力端子、5はNT
SC信号デコーダ、6は走査線数変換手段、7は切替ス
イッチである。
【0007】この装置は、特開平2−285897号公
報に示される装置と異なり、走査線数525本のスクイ
ズ画像を走査線数変換することなく垂直方向に時間圧縮
し、無画部に走査線を付加し、全体として走査線数が7
35本の画像信号を出力するようしている。
【0008】さらにこの装置では、通常のNTSC信号
入力時にも走査線数を前記と同じ735本に変換し、偏
向回路をモードに応じて切り換えることなく、アスペク
ト比16:9の画像とアスペクト比4:3の画像を高画
質で表示できるようになしている。
【0009】このような従来技術はどちらも、デジタル
化した信号を垂直方向に時間圧縮しているが、この時間
圧縮は、1フィールド分の信号をメモリに書き込み、書
き込み速度よりも速い速度で読み出すことによりなされ
ている。この様子を図4に示す。
【0010】図4(a)は、水平方向に時間、垂直方向
にメモリアドレスをとって表されており、実線がメモリ
への書き込みを、点線がメモリからの読みだしを示して
いる。また、図4(b)に示す波形は、読み込まれる信
号の垂直同期信号の位置を示している。さて、この図か
らわかるように、単に速度を上げて読み出しただけで
は、画像は図4(d)に示すように画面の下側に寄って
しまう。そこで図4(c)のように、読み出した信号の
垂直同期信号の位置を変更することにより、図4(e)
のように画像が中央に位置するようにしている。
【0011】ところでこれらのデジタル処理は、PLL
回路等で作成された、入力される信号の同期信号に同期
した基準クロックに基づいて行われるが、図4(c)、
(e)にAで示す位置は、読み込まれる信号の垂直同期
信号が存在している位置であり、基準クロックも乱れが
ちとなる。そのため、この位置ではブランキング期間が
表示されてしまう等の問題点が発生しやすい。
【0012】また、これらの回路に入力される信号が、
例えばVTRからの再生信号であって、標準のNTSC
信号でない場合、(例えば水平走査線数が525本でな
いような場合)走査線数変換の結果、走査線数が整数値
にならない場合等が発生する。この影響も無画部に現
れ、本来何も表示されないはずの無画部に不要な信号が
発生したり、水平同期信号が不連続になる部分が発生し
たりし、見苦しい画面になってしまう。
【0013】このような問題点を解決するためには、疑
似信号発生部を設け、ビデオ信号処理が終了した後段、
即ち表示の直前で、無画部を疑似信号に置き換えマスク
してしまえばよい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、アスペク
ト比4:3のディスプレイ上にアスペクト比16:9の
画像を表示するようにしたテレビジョン受像機に、さら
に子画面表示機能を設けるとすると、画面は図5に示す
ようになり、無画部27と子画面部26が一部重なるこ
とになる。従って、無画部26に発生する妨害をマスク
するために、表示の直前で無画部26を疑似信号に置き
換えてしまうと、子画面26の一部もマスクされてしま
うという問題点が新たに発生する。
【0015】本発明は以上のような問題点を解決せんと
するものであり、無画部に発生する妨害をマスクすると
共に子画面も支障なく表示できるテレビジョン受像機を
提供せんとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このために本発明のテレ
ビジョン受像機は、アスペクト比が16:9の画像部分
と画像が表示されない無画部とを持ち、両部分を合わせ
てアスペクト比が4:3となる画像信号を作成するワイ
ド画像作成部と、テレビジョン信号を縦横に圧縮し、子
画面を作成する子画面作成部と、前記ワイド画像作成部
と前記子画面作成部に接続され、子画面表示パルスに基
づいて前記子画面作成部からの信号を選択出力する第1
スイッチと、第1スイッチの出力に接続されたビデオ信
号処理部と、NTSC方式の疑似信号を発生する疑似信
号発生部と、前記ビデオ信号処理部と前記疑似信号発生
部に接続される第2スイッチとからなり、前記第2スイ
ッチは、前記無画部期間であって、かつ子画面表示期間
でないときに、前記疑似信号発生部からの信号を出力す
るように構成される。
【0017】さらに本発明は、前記第2スイッチを切り
替える切替信号を、第1スイッチを経た信号がビデオ処
理部で処理される際に遅延する時間と略同じ時間、第1
スイッチを切り替える子画面表示パルスを遅延し、この
遅延された子画面表示パルスと無画部期間を示す無画部
パルスとから作成するように構成される。
【0018】
【作用】子画面を表示するときは、無画部期間であって
かつ子画面表示期間でないときにのみ、疑似信号が第2
スイッチで選択されて出力されるから、無画部で発生す
る妨害は画面上に表示されず、また子画面も支障なく表
示できる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示しており、以下
図面を参照しながら説明する。図1において、9は第1
ビデオ入力端子、10は第2ビデオ入力端子、11、1
2はAD変換器である。ここにおいて、第1ビデオ入力
端子9には、アスペクト比16:9の画面全体がアスペ
クト比4:3の画面に入るように水平方向に圧縮された
信号(スクイズ画像信号)が入力される。(図3(b)
参照)13はワイド画像作成部、14は子画面作成部、
15は後述する子画面表示パルスによって切り替えられ
る第1スイッチである。16はDA変換器、17は輝度
信号、色差信号からRGBの原色信号を作成するマトリ
クスやコントラスト調整等を含むビデオ信号処理部、1
8は水平フライバックパルスを入力して、これを整形
し、疑似のNTSC信号を発生する疑似信号発生部、1
9は、ビデオ信号処理部17の出力と疑似信号発生部1
8の出力を、後述する切替信号で切り替えて出力する第
2スイッチ、20は出力アンプなどを含むRGB処理
部、21はCRT、22は第1、第2スイッチ15、1
9を切り替える制御信号を発生する制御部、23は第1
スイッチに与えられる子画面表示パルスを、画像信号が
ビデオ処理部17で受ける遅延と略同じだけ遅延させる
遅延部、24は子画面表示パルスと無画部パルスをゲー
トするゲート部である。
【0020】次に信号の流れについて説明する。第1ビ
デオ入力端子9に入力されるビデオ信号はAD変換器1
1でAD変換され、ワイド画像作成部13に入力され
る。先に述べたとおり第1ビデオ入力端子9に入力され
る信号はスクイズ画像であり、図2に示す従来例と同様
に、垂直方向に時間圧縮したのち無画部に走査線を付加
して全体として735本の走査線を持つビデオ信号を出
力する。第2ビデオ入力端子10に入力されるビデオ信
号はAD変換器12でAD変換され、子画面作成部14
に入力される。子画面作成部14では、入力されたビデ
オ信号を縦横に圧縮し出力する。こうして処理されたワ
イド画像作成部13からのビデオ信号、あるいは子画面
作成部14からのビデオ信号は、第1スイッチ15、D
A変換器16、ビデオ信号処理部17を、さらに第2ス
イッチ19からRGB処理部20を経てCRT21上に
表示される。
【0021】次に、図5を参照しながら、第1スイッチ
15、第2スイッチ19の切替制御について説明する。
図5の(a)はアスペクト比4:3の画面にアスペクト
比16:9の画像25を表示し、更に子画面26を表示
したときの画面構成を示している。27は無画部であ
る。図5(b)は制御部22から発生される子画面表示
パルスを示しているが、画面の垂直方向のタイミングの
みを示していることは理解されるべきである。図5
(c)は制御部22から出力される無画部パルスを示し
ている。
【0022】さて、子画面機能がオンされているときに
は、このように子画面の位置に対応したタイミングで、
子画面表示パルスが生成され、この信号に基づいて第1
スイッチ15は制御される。即ち子画面表示パルスがハ
イの時には、子画面作成部14の信号が選択され、それ
以外のときはワイド画像作成部13の信号が選択され
る。このとき第2スイッチ19は、制御部22から出力
される無画部パルスと子画面表示パルスがゲート部24
でゲートされた結果発生する図5(d)に示す第2スイ
ッチ切替パルスによって制御される。従って、無画部で
あって、かつ子画面でない部分のみが疑似信号によって
マスクされる。
【0023】子画面表示機能がオフされているときは、
子画面表示パルスはローであるので、第1スイッチ15
は常にワイド画像作成部13に接続され、また、第2ス
イッチ19は図5(c)に示す無画部パルスで制御され
る。
【0024】なお、第1スイッチ15を経てビデオ信号
処理部17で処理される信号は遅延を生じるので、子画
面表示パルスをゲート部24に供給する前に、同等の遅
延を与える遅延部23を設けている。従って、第2スイ
ッチ切替パルスとビデオ処理部17から出力されるビデ
オ信号がずれ、即ち、第2スイッチ19の切替タイミン
グがずれて子画面の一部がマスクされることもない。
【0025】図6は本発明の他の実施例を示している
が、図1の実施例との違いは、第1スイッチ15の前に
DA変換器16、16を設け、子画面とのスイッチング
をアナログ信号で行うようにした点である。
【0026】以上の実施例においては、子画面表示パル
ス、無画部パルスは制御部22から出力されると説明し
たが、実際には、ワイド画像作成部13や子画面作成部
14においてなされるデジタル処理に必要であり、PL
L回路等で作成される各種クロックやタイミング信号か
ら、これらの2つのパルスも容易に作成できることは明
らかである。
【0027】また、ワイド画像作成部13の処理とし
て、走査線数を735本に増加させる場合を説明した
が、先に上げた特開平2ー285897号公報に示され
るように、画面全体の走査線数は525本のままとして
表示するよう処理しても、本発明には何等不都合ではな
いことも明かである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アスペク
ト比4:3のディスプレイ上にアスペクト比16:9の
画像を表示する際に、無画部に不要な妨害が表示される
ことがなく、また更に子画面表示機能をオンにした際
に、子画面の一部がマスクされてしまうと言うような不
都合が発生しない好適なテレビジョン受像機を得ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図面である。
【図2】ワイド画像作成部の一例を示す図面である。
【図3】画面表示を説明するための図面である。
【図4】ワイド画像作成部の動作を説明するための図面
である。
【図5】16:9の画像と子画面を同時表示したときの
画面構成を示す図面である。
【図6】本発明の他の実施例を示す図面である。
【符号の説明】
13 ワイド画像作成部 14 子画面作成部 15 第1スイッチ 17 ビデオ信号処理部 18 疑似信号発生部 19 第2スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比4:3の画面を持つテレビ
    ジョン受像機において、アスペクト比が16:9の画像
    部分と画像が表示されない無画部分とを持ち、両部分を
    合わせてアスペクト比が4:3となる画像信号を作成す
    るワイド画像作成部と、テレビジョン信号を縦横に圧縮
    し、子画面を作成する子画面作成部と、前記ワイド画像
    作成部と前記子画面作成部に接続され、子画面表示パル
    スに基づいて前記子画面作成部からの信号を選択出力す
    る第1スイッチと、第1スイッチの出力に接続されたビ
    デオ信号処理部と、NTSC方式の疑似信号を発生する
    疑似信号発生部と、前記ビデオ信号処理部と前記疑似信
    号発生部に接続される第2スイッチとからなり、前記第
    2スイッチは、前記無画部分期間であって、かつ子画面
    表示期間でないときに、前記疑似信号発生部からの信号
    を出力するようにしたテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン受像機に
    おいて、第1スイッチを経た信号がビデオ処理部で処理
    される際に遅延する時間と略同じ時間、第1スイッチを
    切り替える子画面表示パルスを遅延し、この遅延された
    子画面表示パルスと無画部期間を示す無画部パルスとか
    ら第2スイッチを切り替える切替信号を作成するように
    したテレビジョン受像機。
JP19522892A 1992-07-22 1992-07-22 テレビジョン受像機 Pending JPH0646347A (ja)

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