JP2950773B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents
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- D06F37/40—Driving arrangements for driving the receptacle and an agitator or impeller, e.g. alternatively
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- Textile Engineering (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、全自動洗濯機に関
するものにて、更に詳細には全自動洗濯機の洗濯及びす
すぎ工程時に、反転するパルセーターの回転力によっ
て、洗濯水の一部をパルセーターの反転方向に沿って上
昇せしめた後、上昇された洗濯水を上側全域において、
洗濯物が入れられた内側に向けて浴びせかけることによ
り、パルセーターの反転によって浮き上がる洗濯物に衝
撃を加え、又、それによって洗濯物が十分に浸された状
態において、洗濯及びすすぎ工程を遂行することによ
り、洗濯効率を向上せしめることができる、全自動洗濯
機に関するものである。
するものにて、更に詳細には全自動洗濯機の洗濯及びす
すぎ工程時に、反転するパルセーターの回転力によっ
て、洗濯水の一部をパルセーターの反転方向に沿って上
昇せしめた後、上昇された洗濯水を上側全域において、
洗濯物が入れられた内側に向けて浴びせかけることによ
り、パルセーターの反転によって浮き上がる洗濯物に衝
撃を加え、又、それによって洗濯物が十分に浸された状
態において、洗濯及びすすぎ工程を遂行することによ
り、洗濯効率を向上せしめることができる、全自動洗濯
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的に全自動洗濯機は、洗濯機コント
ロール部に洗濯、すすぎ、更に排水及び脱水等の工程
を、予め、マイコンにプログラム化させておき、該プロ
グラムを使用者が選択的に洗濯駆動制御することができ
るべく成され、これによって洗濯物が全自動に洗濯され
得るべく成されている。
ロール部に洗濯、すすぎ、更に排水及び脱水等の工程
を、予め、マイコンにプログラム化させておき、該プロ
グラムを使用者が選択的に洗濯駆動制御することができ
るべく成され、これによって洗濯物が全自動に洗濯され
得るべく成されている。
【０００３】このような全自動洗濯機は、一般的に、図
１において示されるところのようなもので、洗濯機の本
体１内部に固定設置され、洗濯に必要な一定量の洗濯水
を貯水する、水槽２と、水槽２内に設置され、パルセー
ター４を設けた洗濯槽３、更に、水槽２の外側下部に設
けられ、洗濯に必要な動力を伝達する動力駆動部５にて
大別される。
１において示されるところのようなもので、洗濯機の本
体１内部に固定設置され、洗濯に必要な一定量の洗濯水
を貯水する、水槽２と、水槽２内に設置され、パルセー
ター４を設けた洗濯槽３、更に、水槽２の外側下部に設
けられ、洗濯に必要な動力を伝達する動力駆動部５にて
大別される。
【０００４】動力駆動部５は、水槽２の外側下部に設け
られ、動力を発生する駆動モータ５ａと、駆動モータ５
ａの動力の伝達を受け、洗濯槽３とパルセーター４を駆
動せしめる動力区分伝達部５ｂにて構成される。
られ、動力を発生する駆動モータ５ａと、駆動モータ５
ａの動力の伝達を受け、洗濯槽３とパルセーター４を駆
動せしめる動力区分伝達部５ｂにて構成される。
【０００５】更に、洗濯槽３の内側には空間部が形成さ
れるべく、一部区間だけ二重体にて構成して、洗濯水を
上向き案内する案内フロー３ａが設置される。
れるべく、一部区間だけ二重体にて構成して、洗濯水を
上向き案内する案内フロー３ａが設置される。
【０００６】案内フロー３ａはその下側に洗濯及びすす
ぎ工程時に、洗濯水が流入する流入孔３ｂと、その上側
に流入孔３ｂを通じて流入された洗濯水を排水する排水
孔３ｃと、排水孔３ｃの前方外周縁に着脱可能に設置さ
れ、排水孔３ｃを通じて排水される洗濯水に含有された
異物質を漉してやる網状のフィルター部材３ｄを有す
る。
ぎ工程時に、洗濯水が流入する流入孔３ｂと、その上側
に流入孔３ｂを通じて流入された洗濯水を排水する排水
孔３ｃと、排水孔３ｃの前方外周縁に着脱可能に設置さ
れ、排水孔３ｃを通じて排水される洗濯水に含有された
異物質を漉してやる網状のフィルター部材３ｄを有す
る。
【０００７】従って、洗濯及びすすぎ工程時に、駆動モ
ータ５ａの動力の伝達を受け、パルセーター４が間欠的
に反転し、洗濯及びすすぎ工程を遂行する。
ータ５ａの動力の伝達を受け、パルセーター４が間欠的
に反転し、洗濯及びすすぎ工程を遂行する。
【０００８】反転されるパルセター４は、インペラーの
役割を遂行しながら発生する回転力によって、洗濯水の
一部を案内フロー３ａの流入孔３ｂを通じて、強制的に
流入せしめるようになる。
役割を遂行しながら発生する回転力によって、洗濯水の
一部を案内フロー３ａの流入孔３ｂを通じて、強制的に
流入せしめるようになる。
【０００９】前記流入孔３ｂを通じて流入された洗濯水
は、パルセーター４の持続的なる回転力により、案内フ
ロー３ａ上側の排水孔３ｃを通じて繰り返し排水され
る。
は、パルセーター４の持続的なる回転力により、案内フ
ロー３ａ上側の排水孔３ｃを通じて繰り返し排水され
る。
【００１０】この過程は予めプログラム化された時間の
間繰返し遂行し、洗濯及びすすぎ工程を遂行するように
なり、この時、排水孔３ｃを通じて排水される洗濯水に
含有された異物質はフィルター部材３ｄにおいて漉され
るようになる。
間繰返し遂行し、洗濯及びすすぎ工程を遂行するように
なり、この時、排水孔３ｃを通じて排水される洗濯水に
含有された異物質はフィルター部材３ｄにおいて漉され
るようになる。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】このような全自動洗濯
機において、特に、洗濯及びすすぎ工程中洗濯水に含有
された異物質を漉しながら、洗濯、すすぎ工程を遂行す
るには、卓越な効果がある反面、次のような欠点が随伴
された。
機において、特に、洗濯及びすすぎ工程中洗濯水に含有
された異物質を漉しながら、洗濯、すすぎ工程を遂行す
るには、卓越な効果がある反面、次のような欠点が随伴
された。
【００１２】即ち、洗濯及びすすぎ工程時パルセーター
は反転されるし、洗濯水に水流を形成せしめるが、洗濯
物は洗濯水流と共に回転し、洗濯槽の内壁に沿って浮き
上がり洗濯水より露出される。
は反転されるし、洗濯水に水流を形成せしめるが、洗濯
物は洗濯水流と共に回転し、洗濯槽の内壁に沿って浮き
上がり洗濯水より露出される。
【００１３】従って、洗濯物が洗濯水に十分に浸されな
い状態において洗濯が進行されるので、それによって洗
濯効率が低下する問題点が発生する。
い状態において洗濯が進行されるので、それによって洗
濯効率が低下する問題点が発生する。
【００１４】従って、本発明は、このような従来の技術
欠点を勘案して創出したもので、全自動洗濯機の洗濯及
びすすぎ工程時に、反転するパルセーターの回転力によ
って洗濯水の一部を、パルセーターの反転方向に沿って
上昇せしめた後、上昇された洗濯水を上側全域において
洗濯物が入っている内側に向けて浴びせかけるので、パ
ルセーターの反転によって浮き上がる洗濯物に衝撃を加
え、又、それによって洗濯物が洗濯水に十分に浸された
状態において、洗濯及びすすぎ工程を遂行することによ
り、洗濯効率を向上せしめることができる全自動洗濯機
を提供することにその目的がある。
欠点を勘案して創出したもので、全自動洗濯機の洗濯及
びすすぎ工程時に、反転するパルセーターの回転力によ
って洗濯水の一部を、パルセーターの反転方向に沿って
上昇せしめた後、上昇された洗濯水を上側全域において
洗濯物が入っている内側に向けて浴びせかけるので、パ
ルセーターの反転によって浮き上がる洗濯物に衝撃を加
え、又、それによって洗濯物が洗濯水に十分に浸された
状態において、洗濯及びすすぎ工程を遂行することによ
り、洗濯効率を向上せしめることができる全自動洗濯機
を提供することにその目的がある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、水槽と；垂直軸にて回転可能に前記
水槽内に配列され、底壁と垂直壁にて成された洗濯槽
と、；下部の洗濯水を前記洗濯槽上部に送る水路を成す
べく、前記洗濯槽内に固定配置せしめた内槽と；前記底
壁上部に配置され、前記垂直軸にて回転可能であり、回
転運動によってその半径方向へ洗濯水を排出する、多数
の半径方向延長ベインを有するパルセーターと；前記ベ
インの回転力によって前記水路内に流入された洗濯水を
旋回させつつ上昇させ、前記パルセーターの回転方向に
沿って洗濯水を噴射する洗濯水旋回手段と；が設けられ
たことを特徴とする全自動洗濯機を提供する。
るために本発明は、水槽と；垂直軸にて回転可能に前記
水槽内に配列され、底壁と垂直壁にて成された洗濯槽
と、；下部の洗濯水を前記洗濯槽上部に送る水路を成す
べく、前記洗濯槽内に固定配置せしめた内槽と；前記底
壁上部に配置され、前記垂直軸にて回転可能であり、回
転運動によってその半径方向へ洗濯水を排出する、多数
の半径方向延長ベインを有するパルセーターと；前記ベ
インの回転力によって前記水路内に流入された洗濯水を
旋回させつつ上昇させ、前記パルセーターの回転方向に
沿って洗濯水を噴射する洗濯水旋回手段と；が設けられ
たことを特徴とする全自動洗濯機を提供する。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下においては、このような目的
を達成する本発明の好ましき実施の形態を、添付図面を
参照して詳細に説明する。図２、３、４は、本発明に伴
う全自動洗濯機の第１実施の形態である。ここに図示さ
れたところのように、全自動洗濯機の本体１０内部に
は、一定量の洗濯水が貯水される水槽２０が固定設置さ
れる。前記水槽２０の内側には後述する脱水槽の機能を
遂行すべく外周面に多数の脱水孔３２と、上側には液体
バランス３１を有する洗濯槽３０が設置される。
を達成する本発明の好ましき実施の形態を、添付図面を
参照して詳細に説明する。図２、３、４は、本発明に伴
う全自動洗濯機の第１実施の形態である。ここに図示さ
れたところのように、全自動洗濯機の本体１０内部に
は、一定量の洗濯水が貯水される水槽２０が固定設置さ
れる。前記水槽２０の内側には後述する脱水槽の機能を
遂行すべく外周面に多数の脱水孔３２と、上側には液体
バランス３１を有する洗濯槽３０が設置される。
【００１７】更に、前記洗濯槽３０の内側には、洗濯物
の洗濯及びすすぎ工程の機能を遂行する内槽４０が、前
記洗濯槽３０と一定なる間隔を維持した状態において、
締結手段５０によって一体に締結される。
の洗濯及びすすぎ工程の機能を遂行する内槽４０が、前
記洗濯槽３０と一定なる間隔を維持した状態において、
締結手段５０によって一体に締結される。
【００１８】前記内槽は円筒体にて形成され、その下端
部がパルセーター７０の羽根７１（請求項でいうところ
の「半径方向延長ベイン」に対応）を向いて折り曲げら
れ、洗濯水の一部が流入する流入口４１を形成し、上端
部は前記液体バランス３１の下側と隔離され、前記流入
口を通じて流入された洗濯水が吐出される吐出口４２を
設ける。
部がパルセーター７０の羽根７１（請求項でいうところ
の「半径方向延長ベイン」に対応）を向いて折り曲げら
れ、洗濯水の一部が流入する流入口４１を形成し、上端
部は前記液体バランス３１の下側と隔離され、前記流入
口を通じて流入された洗濯水が吐出される吐出口４２を
設ける。
【００１９】前記締結手段５０は、前記洗濯槽３０と内
壁４０を一体に成す一方、前記洗濯槽３０と内槽４０の
内・外いずれかの一側において、突出して設けられる多
数のボス５１を有し前記洗濯槽３０と内槽４０の外側
（又は内側）において、前記ボス５１と前記洗濯槽３０
と内壁４０を一体に締結する締結部材５２にて設けられ
る。
壁４０を一体に成す一方、前記洗濯槽３０と内槽４０の
内・外いずれかの一側において、突出して設けられる多
数のボス５１を有し前記洗濯槽３０と内槽４０の外側
（又は内側）において、前記ボス５１と前記洗濯槽３０
と内壁４０を一体に締結する締結部材５２にて設けられ
る。
【００２０】更に、前記水槽２０の外側下方にはモータ
の動力を、前記締結手段５０により一体に締結された前
記洗濯槽３０と内槽４０側に伝達する動力伝達部６０が
設けられ、前記洗濯槽３０と内槽４０内には、前記動力
伝達部６０の正・逆回転によって駆動される複数個の羽
根７１等を有するパルセーター７０が収容される。
の動力を、前記締結手段５０により一体に締結された前
記洗濯槽３０と内槽４０側に伝達する動力伝達部６０が
設けられ、前記洗濯槽３０と内槽４０内には、前記動力
伝達部６０の正・逆回転によって駆動される複数個の羽
根７１等を有するパルセーター７０が収容される。
【００２１】更に、洗濯槽３０と内槽４０の内・外周面
には、洗濯水旋回手段８０を設け、前記パルセーター７
０の反転によって、前記洗濯槽３０と内槽４０との間の
洗濯水をパルセーター７０の反転方向に沿って旋回、上
昇せしめ、前記内槽４０の内側に洗濯水を強制吐出せし
めるものである。
には、洗濯水旋回手段８０を設け、前記パルセーター７
０の反転によって、前記洗濯槽３０と内槽４０との間の
洗濯水をパルセーター７０の反転方向に沿って旋回、上
昇せしめ、前記内槽４０の内側に洗濯水を強制吐出せし
めるものである。
【００２２】前記洗濯水旋回手段８０は、図５、６、７
において示されるところのように、前記洗濯槽３０の内
周面に、中央を基準として対称的に設けられ、その一端
面８１Ｅが前記内壁４０の外周面と隔離される、少なく
とも一対以上の旋回部材８１Ａ、８１Ｂにて成される。
該旋回部材８１Ａ、８１Ｂは洗濯槽３０の下部、即ち、
流入口４１近傍より洗濯槽３０の上部、即ち、吐出口４
２近傍まで螺旋形状にて延長される。
において示されるところのように、前記洗濯槽３０の内
周面に、中央を基準として対称的に設けられ、その一端
面８１Ｅが前記内壁４０の外周面と隔離される、少なく
とも一対以上の旋回部材８１Ａ、８１Ｂにて成される。
該旋回部材８１Ａ、８１Ｂは洗濯槽３０の下部、即ち、
流入口４１近傍より洗濯槽３０の上部、即ち、吐出口４
２近傍まで螺旋形状にて延長される。
【００２３】他方、前記洗濯水旋回手段８０は図８、
９、１０において示すところのように、前記内槽４０の
外周面に、中央を基準として対称的に旋回すべく一体に
設けられ、その一端面が前記洗濯槽３０の内周面と隔離
される、少なくとも一対以上の旋回部材８１Ｃ、８１Ｄ
を設けることもできる。
９、１０において示すところのように、前記内槽４０の
外周面に、中央を基準として対称的に旋回すべく一体に
設けられ、その一端面が前記洗濯槽３０の内周面と隔離
される、少なくとも一対以上の旋回部材８１Ｃ、８１Ｄ
を設けることもできる。
【００２４】このように構成された本発明の動作を説明
すれば次の通りである。図２及び図８のように、洗濯槽
３０と内槽４０は締結手段５０によって、一体に締結さ
れた状態において、一般的に洗濯機の洗濯槽機能を遂行
する。即ち、該状態で前記内槽４０内に所定量の洗濯物
と洗濯水が入っている状態において、洗濯及びすすぎ工
程が進行される。
すれば次の通りである。図２及び図８のように、洗濯槽
３０と内槽４０は締結手段５０によって、一体に締結さ
れた状態において、一般的に洗濯機の洗濯槽機能を遂行
する。即ち、該状態で前記内槽４０内に所定量の洗濯物
と洗濯水が入っている状態において、洗濯及びすすぎ工
程が進行される。
【００２５】即ち、洗濯物と洗濯水が前記内槽４０の内
側に入っている状態において、洗濯及びすすぎ工程が進
行すれば、動力伝達装置６０が駆動され、パルセーター
７０を正・逆回転せしめる。
側に入っている状態において、洗濯及びすすぎ工程が進
行すれば、動力伝達装置６０が駆動され、パルセーター
７０を正・逆回転せしめる。
【００２６】前記パルセーター７０が正・逆回転すれ
ば、その回転力により前記パルセーター７０の下側に設
けられた、多数の羽根７１等はインペラー機能を遂行
し、洗濯水に反転する前記パルセーターの方向に従っ
て、水流を発生せしめる。
ば、その回転力により前記パルセーター７０の下側に設
けられた、多数の羽根７１等はインペラー機能を遂行
し、洗濯水に反転する前記パルセーターの方向に従っ
て、水流を発生せしめる。
【００２７】この時、前記パルセーター７０が、図７に
おけるように、反時計方向へ回転すれば、洗濯水は前記
羽根７１の回転力によって流入口４１を通じて洗濯水旋
回手段８０内に洗濯水が強制流入され、このように流入
された洗濯水は、前記パルセーター７０の下側に設けら
れた羽根７１の持続的な回転力によって、旋回部材８１
Ａの上面に沿って上昇して、吐出口４２を通じて、洗濯
物が入っている前記内槽４０の内側へ吐出される。
おけるように、反時計方向へ回転すれば、洗濯水は前記
羽根７１の回転力によって流入口４１を通じて洗濯水旋
回手段８０内に洗濯水が強制流入され、このように流入
された洗濯水は、前記パルセーター７０の下側に設けら
れた羽根７１の持続的な回転力によって、旋回部材８１
Ａの上面に沿って上昇して、吐出口４２を通じて、洗濯
物が入っている前記内槽４０の内側へ吐出される。
【００２８】パルセーター７０が反時計方向へ回転すれ
ば、洗濯物は内槽４０の内側、即ち、洗濯水旋回部材８
１Ａに沿って上昇しながら、反時計方向へ移動する水流
に沿って同じ方向へ移動する。即ち、洗濯物は水面外に
上昇すると共に、前記内槽４０に沿って移動する。この
ように移動する洗濯物の後方を、前記吐出口４２を通じ
て吐出する洗濯水が打撃するようになる。
ば、洗濯物は内槽４０の内側、即ち、洗濯水旋回部材８
１Ａに沿って上昇しながら、反時計方向へ移動する水流
に沿って同じ方向へ移動する。即ち、洗濯物は水面外に
上昇すると共に、前記内槽４０に沿って移動する。この
ように移動する洗濯物の後方を、前記吐出口４２を通じ
て吐出する洗濯水が打撃するようになる。
【００２９】この時、パルセーター７０の回転数が大き
くなり洗濯物の浮き上がりが更に大きくなるとしても、
洗濯水の吐出力はパルセーター７０の回転数に比例する
ので、洗濯物を水面下に送り込むことができる。
くなり洗濯物の浮き上がりが更に大きくなるとしても、
洗濯水の吐出力はパルセーター７０の回転数に比例する
ので、洗濯物を水面下に送り込むことができる。
【００３０】一方、パルセーター７０が図７におけるよ
うに、時計方向へ回転すれば、洗濯水は洗濯水旋回手段
８０の旋回部材８１Ｂに沿って上昇して、吐出口４２を
通じて内槽４０内側へ吐出されるものである。この詳細
な説明は、前記パルセーター７０の反時計方向回転時と
同一なるため、ここにおいては省略する。
うに、時計方向へ回転すれば、洗濯水は洗濯水旋回手段
８０の旋回部材８１Ｂに沿って上昇して、吐出口４２を
通じて内槽４０内側へ吐出されるものである。この詳細
な説明は、前記パルセーター７０の反時計方向回転時と
同一なるため、ここにおいては省略する。
【００３１】このように洗濯物等がパルセーター７０の
反転により形成された洗濯水流と共に回転し、洗濯水の
外側に沿って浮き上がる洗濯物等の上側に、洗濯水が持
続的にポンピングされて浴びせかけながら発生する衝撃
により、洗濯及びすすぎ工程が進行するので、洗濯効率
が向上される。
反転により形成された洗濯水流と共に回転し、洗濯水の
外側に沿って浮き上がる洗濯物等の上側に、洗濯水が持
続的にポンピングされて浴びせかけながら発生する衝撃
により、洗濯及びすすぎ工程が進行するので、洗濯効率
が向上される。
【００３２】勿論、脱水工程時には前記高速回転する洗
濯槽３０と内槽４０と、前記パルセーター７０により洗
濯物から飛び出された洗濯水は、前記洗濯槽３０と内槽
４０の内壁面に沿って上向いた後、前記洗濯槽３０と内
槽４０の上側に形成された脱水孔３２を通じて、従来と
同一に排水される。
濯槽３０と内槽４０と、前記パルセーター７０により洗
濯物から飛び出された洗濯水は、前記洗濯槽３０と内槽
４０の内壁面に沿って上向いた後、前記洗濯槽３０と内
槽４０の上側に形成された脱水孔３２を通じて、従来と
同一に排水される。
【００３３】従って、洗濯及びすすぎ工程時に、反転さ
れるパルセーターによって形成された洗濯水流と共に洗
濯物が回転し、洗濯水の外側に浮き上がり、露出される
ことによって、洗濯物が洗濯水に十分に浸されない状態
において、洗濯が進行され洗濯効率が低下された従来の
問題点は解決される。
れるパルセーターによって形成された洗濯水流と共に洗
濯物が回転し、洗濯水の外側に浮き上がり、露出される
ことによって、洗濯物が洗濯水に十分に浸されない状態
において、洗濯が進行され洗濯効率が低下された従来の
問題点は解決される。
【００３４】
【発明の効果】以上において、詳細に説明したところの
ように本発明は、洗濯及びすすぎ工程時に反転されるパ
ルセーターの回転力により、洗濯水の一部を上側に引き
揚げ洗濯物が入っている内槽内を向いて浴びせかけ、洗
濯及びすすぎ工程を遂行することにより、洗濯物に衝撃
を加え、又、洗濯物が洗濯水に十分に浸された状態にお
いて、洗濯及びすすぎ工程が進行されるので、洗濯及び
すすぎ効率を向上せしめることができるのである。
ように本発明は、洗濯及びすすぎ工程時に反転されるパ
ルセーターの回転力により、洗濯水の一部を上側に引き
揚げ洗濯物が入っている内槽内を向いて浴びせかけ、洗
濯及びすすぎ工程を遂行することにより、洗濯物に衝撃
を加え、又、洗濯物が洗濯水に十分に浸された状態にお
いて、洗濯及びすすぎ工程が進行されるので、洗濯及び
すすぎ効率を向上せしめることができるのである。
【図１】 従来の全自動洗濯機の断面構成図である。
【図２】 本発明に伴う全自動洗濯機の１実施例を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図３】 図２のＸ部位拡大断面図である。
【図４】 図２のＹ部位拡大断面図である。
【図５】 本発明に伴う洗濯水旋回手段を示すための図
２のＡ−Ａ線断面図である。
２のＡ−Ａ線断面図である。
【図６】 本発明に伴う洗濯水旋回手段を示すための図
２のＢ−Ｂ線断面図である。
２のＢ−Ｂ線断面図である。
【図７】 本発明に伴う洗濯水の吐出状態を示した平面
図である。
図である。
【図８】 本発明に伴う全自動洗濯機の第２実施例を示
した断面図である。
した断面図である。
【図９】 図８のＺ部位拡大断面図である。
【図１０】 本発明に伴う図８の内壁の側面図である。
１０ 本体 ２０ 水槽 ３０ 洗濯槽 ４０ 内槽 ８０ 洗濯水旋回手段 ８１ 旋回部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) D06F 17/10 D06F 39/12
Claims (4)
- 【請求項１】 水槽と； 垂直軸にて回転可能に前記水槽内に配列され、底壁と垂
直壁にて成された洗濯槽と； 下部の洗濯水を前記洗濯槽上部に送る水路を成すべく前
記洗濯槽内に固定配置せしめた内槽と； 前記底壁上部に配置され、前記垂直軸にて回転可能であ
り、回転運動によりその半径方向へ洗濯水を排出する多
数の半径方向延長ベインを有するパルセーターと；前記ベインの回転力によって前記水路内に流入された洗
濯水を旋回させつつ上昇させ、 前記パルセーターの回転
方向に沿って洗濯水を噴射する洗濯水旋回手段と、を設
けたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項２】 前記洗濯水旋回手段が螺旋形状にて形成
された、多数の旋回部材にて成されたことを特徴とす
る、請求項１記載の洗濯機。 - 【請求項３】 前記旋回部材が前記洗濯槽の内側面に設
置されたことを特徴とする、請求項２記載の洗濯機。 - 【請求項４】 前記旋回部材が前記内壁の外側面に設置
されたことを特徴とする、請求項２記載の洗濯機。
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