JP3311673B2 - 洗濯機の運転方法 - Google Patents

洗濯機の運転方法

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JP3311673B2
JP3311673B2 JP14858098A JP14858098A JP3311673B2 JP 3311673 B2 JP3311673 B2 JP 3311673B2 JP 14858098 A JP14858098 A JP 14858098A JP 14858098 A JP14858098 A JP 14858098A JP 3311673 B2 JP3311673 B2 JP 3311673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の運転方法
に関する。特に、二重の槽を有し、且つ注水しながらす
すぐ注水すすぎを行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】二重の槽を有する洗濯機、例えば、従来
の全自動洗濯機では、外槽内に配置された脱水槽の側面
に、脱水時に水を逃がすための多数の小孔が開いてい
る。よって、洗いやすすぎ時には、脱水槽内の水は、小
孔を通って脱水槽と外槽との間へ流れる。
【0003】ところで、すすぎの一つに、注水すすぎが
ある。注水すすぎでは、脱水槽に水を注水しながら洗濯
物を攪拌させる。すると、洗剤が溶け出した余分な水
は、外槽上部にある溢水口から溢れ出る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、注水すすぎ
時、上から脱水槽に供給される水の一部は、脱水槽内に
行き渡らず、脱水槽の側面の小孔を通って、脱水槽と外
槽との間へと流れ、溢水口から流れ出ることが考えられ
る。これでは、せっかく供給した新しい水が洗濯物の洗
剤をすすぐことにならず、水の無駄使いになってしま
う。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、注水すすぎの際に注水された水を脱水槽内
に行き渡らせて、水の利用効率を高めることのできる洗
濯機の運転方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の洗濯機の運転方法は、予め定
める水位を超える水を排水する溢水口を有する外槽と、
外槽内に設けられた脱水槽であって、その側面には、内
部に溜める水の水位よりも低い位置に孔が形成されてお
らず、その底面に脱水槽の内外を連通する連通口が開口
した脱水槽と、脱水槽の内部で回動して洗濯物および水
を攪拌するための攪拌翼と、脱水槽へ上方から給水する
給水手段と、攪拌翼の回転により、脱水槽と外槽との間
に溜まった水を脱水槽内の上方へ移動させる水移動手段
とを備えた洗濯機の運転方法において、注水すすぎを行
う際に、給水手段により水を給水しつつ、攪拌翼を第1
時間の間回転させる第1の行程と、攪拌翼を第1時間よ
りも長い第2時間の間停止させる第2の行程とを、予め
定める注水すすぎ時間の間繰り返すことを特徴とする。
【0007】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、側面に孔のない脱水槽で攪拌翼を回動する
と、水移動手段により水は脱水槽外から連通口を通じて
脱水槽内にくみ出され、脱水槽内に水が溜められて、そ
の水量が増える。また、この状態で、攪拌翼を停止する
と、脱水槽の内外の水位差により、内外の水位差が少な
くなるように、脱水槽内の水は連通口を通じて外槽内に
流出する。従って、上述の第1の行程では、攪拌翼を回
動して、水が脱水槽外から連通口を通じて脱水槽内にく
み出されるともに、水は、給水手段により上方から脱水
槽へ注水される。このとき、脱水槽内の水は、脱水槽の
側面から流出しないので、上部から注水された水はひろ
く脱水槽内に行き渡ることができ、この状態で効率よく
洗濯物がすすがれる。第2の行程では、攪拌翼が停止し
て、すすぎ後の水が、連通口を通じて外槽内に流出し、
溢水口から排水される。このように、注水された水を脱
水槽内に行き渡らせることができ、しかも脱水槽の内外
で水を流通させているので、水の利用効率が向上する。
その結果、より一層効率よくすすぐことができる。請求
項2記載の発明の洗濯機の運転方法は、請求項1記載の
洗濯機の運転方法において、第2の行程では、給水手段
による給水を停止させることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、請求項1記載の発明の
作用に加えて、給水した水が第2の行程中にすぐに排水
されることを防止することができる。
【0009】請求項3記載の発明の洗濯機の運転方法
は、請求項1または2記載の洗濯機の運転方法におい
て、洗濯を行う際には、攪拌翼の回動により水移動手段
によって脱水槽と外槽との間の水が脱水槽内へ移動され
て、脱水槽内の水位が脱水槽外の水位よりも高くなり、
その内外の水位が等しい水位に戻るのに要する時間より
も短い停止時間を挟んで攪拌翼が間欠駆動されることを
特徴とする。
【0010】この構成によれば、請求項1または2記載
の発明の作用に加えて、請求項1記載の発明の作用で説
明したように、洗濯を行う際に、脱水槽と外槽との間に
溜まった水を利用して、脱水槽内の水量を増し、洗浄力
を高めることができるので、水を有効利用することがで
きる。その結果、洗濯機全体としての水の利用効率を高
めることができる。ここで、洗濯は、洗いおよびすすぎ
を含み、このすすぎは、例えば、ためすすぎであり、注
水すすぎを含まない。
【0011】請求項4記載の発明の洗濯機の運転方法
は、請求項1乃至3の何れかに記載の洗濯機の運転方法
において、第2時間は、脱水槽の内外の水位が等しい水
位に戻るのに要する時間よりも長い時間に設定されてい
ることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、請求項1乃至3の何れ
かに記載の発明の作用に加えて、第2時間の間に、脱水
槽の内外の水位が等しくなるように、脱水槽と外槽との
間の水位を高めることができ、すすぎ後の水を溢水口か
ら確実に排水することができる。
【0013】請求項5記載の発明の洗濯機の運転方法
は、予め定める水位を超える水を排水する溢水口を有す
る外槽と、外槽内に設けられた脱水槽であって、その側
面には、内部に溜める水の水位よりも低い位置に孔が形
成されておらず、その底面に脱水槽の内外を連通する連
通口が開口した脱水槽と、脱水槽の内部で回動して洗濯
物および水を攪拌するための攪拌翼と、脱水槽へ上方か
ら給水する給水手段と、攪拌翼の回転により、脱水槽と
外槽との間に溜まった水を脱水槽内の上方へ移動させる
水移動手段とを備えた洗濯機の運転方法において、注水
すすぎを行う際に、給水手段により水を給水しつつ、攪
拌翼の回動と停止とを繰り返して、水移動手段により脱
水槽内の水位を脱水槽外の水位よりも高く保ちながらす
すぎを行う第1の行程と、次に、攪拌翼を停止させ、且
つ給水を停止して、脱水槽の内外の水位が等しい水位に
戻るように溢水口から排水する第2の行程とを予め定め
る注水すすぎ時間の間繰り返すことを特徴とする。
【0014】この構成によれば、以下の作用を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明の作用と同様にして、孔
のない側面を有する脱水槽内では、注水された水を脱水
槽内に行き渡らせることができ、しかも、脱水槽の内外
で水を流通させているので、水の利用効率が向上する。
さらに、第1の行程では脱水槽内の水位を脱水槽外の水
位よりも高く保つことで大量の水で効率よくすすげ、次
の第2の行程で、脱水槽に溜まっているすすぎ後の水を
一気に流出させることができるので、さらにより一層効
率よくすすぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の洗
濯機を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、本洗濯機の概略構成を示す正面断面図である。本洗
濯機1は、これの外形を決める箱状のハウジング2内
に、つり棒4を介して支持された洗濯槽3を有してい
る。洗濯槽3は、内部に水を溜めることのできる外槽5
と、この外槽5の内部に回動可能に支持された脱水槽6
とを有している。脱水槽6内の底部61には、攪拌翼7
が回動可能に支持されている。攪拌翼7の表面には凹凸
が形成されている。脱水槽6および攪拌翼7は、モータ
8等を含む駆動機構9によって駆動される。洗いおよび
すすぎ時には攪拌翼7のみが一方向に回転するか、また
は一方向と他方向とに反転を繰り返し、脱水時には攪拌
翼7および脱水槽6がともに高速で一方向に回転する。
【0016】また、ハウジング2内上部には、洗濯槽3
内に給水するための給水手段として、外部の水道等の給
水設備(図示せず)に一端が接続されている管15と、
この管15の途中に設けられた電磁弁からなる給水弁1
6とを有している。管15の他端は、脱水槽6の上部に
導入され、ここに注水口17が設けられている。この注
水口17を通じた水が、脱水槽6の内部に注水される。
水は、脱水槽6内に注水されると、脱水槽6の連通口6
1aを通じて外槽5内にも溜まる。また、洗濯槽3から
排水するために、外槽5の底部に形成された排水口5a
に接続された排水管11と、排水管11の途中に設けら
れた排水弁12と、排水弁12に対して下流側の排水管
11から上方に延びる溢水管13とが設けられている。
溢水管13の上端は、外槽5に設けられた溢水口5bに
接続されている。溢水口5bから、予め定めた水位(後
述する水位H8)を超える水を排水する。また、各部を
制御するための制御部10がハウジング2内に設けられ
ている。
【0017】本発明では、脱水槽6の周面には孔がな
く、脱水槽6の底部61にだけ連通口61aが形成され
ている。それゆえ、脱水槽6内と、脱水槽6と外槽5と
の間とは、連通口61aだけで連通している。また、脱
水槽6と外槽5との間に溜められる水を脱水槽6内にく
み出せるように、上述の連通口61aと、この連通口6
1aを通じて水をくみ出すべく攪拌翼7の裏面に形成さ
れた裏羽7aと、裏羽7aにより移動する水を脱水槽6
の上部に導く導水路6aとが設けられている。以下、各
部を詳細に説明する。
【0018】外槽5は、底部の周縁から立ち上がる筒状
の側部を有している。また、外槽5の側部には、水位H
8となる高さ位置に上述の溢水口5bが開口している。
【0019】図2は、脱水槽の斜視図である。図1と図
2とを参照する。脱水槽6は、駆動装置9に駆動連結さ
れた底部61と、筒状の側部62と、側部62の上部に
設けられた中空環状のバランサ63とを有している。洗
濯時には、脱水槽6内の水位は、後述するようにして、
予め定められた洗濯水位H9とされ、側部62の略中央
近くの高さまで水が溜められる。また、脱水槽6の内部
には、底部61から側部62にまたがって導水路カバー
64が取り付けられている。導水路カバー64は、底部
61および側部62との間に上述の導水路6aを区画し
ている。
【0020】側部62は、底部61の周縁部から鉛直方
向に立ち上がる円筒状に形成され、ここに脱水用の水抜
き孔は形成されていない。ここで、側部62は、貫通す
る孔がなくて、水を通さないようしてあればよく、凹凸
があるのは構わない。
【0021】底部61は、側部62の下端に接合され、
凹湾曲面で形成されている。底部61の中央に、凹部6
1bが形成されている。凹部61bには、攪拌翼7が取
り付けられ、また、脱水槽6の内外を連通する複数の連
通口61aが形成されている。連通口61aは、攪拌翼
7の裏面7eと対向して開口し、攪拌翼7の回転中心近
傍に配置されている。この連通口61aを通じて、脱水
槽6の内外で水を流通させることができる。
【0022】導水路6aは、凹部61bの外周面に開口
する入口6cと、脱水槽6の内部の上部に開口する出口
6dとを有して、上下方向に延びている。入口6cは、
攪拌翼7の外周面に対向し、後述するように、攪拌翼7
の裏羽7aにより生じる水流を受け入れるようにされて
いる。出口6dは、洗濯水位H9よりも高い位置に設け
られ、ここには、糸屑等を捕獲するリントフィルタ65
が取り付けられている。
【0023】攪拌翼7は、駆動装置9と駆動連結された
円板7bと、円板7bの表面(上面)に突設されて洗濯
物および水を攪拌するための複数の突起部7cと、円板
7bの裏面(下面)にあって水を移動させ得る上述の裏
羽7aとを有している。円板7bは、その回転中心軸が
上下に延びて配置されている。円板7bの外周寄りの部
分には、通水孔7dが形成されており、攪拌翼7の円板
7bの上下を連通している。裏羽7aは、円板7bの裏
面に下方へ向けて突設するリブ状に形成され、径方向に
沿って延びて、複数が中心から放射状に設けられてい
る。
【0024】攪拌翼7および脱水槽6は、モータ8によ
って駆動され、制御部10によって制御される。
【0025】制御部10は、制御中枢としてのマイクロ
コンピュータ(CPU)を含んでおり、CPUが、RO
M、RAM等に予め記憶されたプログラムやデータに基
づいて制御を実行してゆく。CPUは、ソフトウェア上
に設定したカウンタの計数量によって時間を計時しなが
ら各部の制御を行う。CPUは、駆動回路(図示せず)
を介して、モータ8と給水弁16とに接続されている。
CPUは、モータ8の駆動およびその停止を行うことが
できる。また、CPUは、給水弁16を開閉して、給水
を開始し、また、停止することができる。また、CPU
には、洗濯槽3内の水位を検知する水位センサ(図示せ
ず)が接続されている。
【0026】本洗濯機1は、制御部10の制御のもと
で、洗濯を行うことができる。特に、注水すすぎを行う
ことができる。
【0027】先ず、洗濯時の制御内容と、洗濯機1の動
作を、図3の模式図と、図4のタイミングチャートとを
参照して説明する。
【0028】洗濯時には、予め、脱水槽6に所定の水位
H1まで給水される。この状態で、攪拌翼7の回動と停
止が繰り返される。攪拌翼7は、所定時間T1(回動時
間)、例えば1.8〜2.2秒間、正回転でモータ8に
よって駆動される。次に、モータ8による駆動が所定時
間T2(停止時間)、例えば0.7秒間、停止される。
その後、攪拌翼7は正回転と逆回転とで反転しながら駆
動される。ここで、停止時間T2は、脱水槽6の内外の
水位が等しくなるまでの時間よりも短い時間に設定され
ている。例えば、回動時間が停止時間よりも長くなるよ
うに設定されている。
【0029】攪拌翼7が回転すると、裏羽7aは凹部6
1b内の水を径方向の外方へ押し動かす。これに伴い、
図3(a)に示すように、水が脱水槽6の下方から連通
口61aを通じて吸い込まれる。また、水は、裏羽7a
で押されて、入口6cから、導水路6aの内部、リント
フィルタ65を通じて、脱水槽6の内部の上部から注が
れる。攪拌翼7が駆動される間、連通口61aは、脱水
槽6外から脱水槽6内への流れのみを通すので、脱水槽
6外の水位は低下して水位J2になり、脱水槽6内の水
位は上昇して水位H2になり、脱水槽6内の水量は増加
し、脱水槽6の内外に水位差が生じる。この状態で、攪
拌翼7が停止すると、図3(b)に示すように、脱水槽
6内の水は、脱水槽6の内外の水位差によって、連通口
61aを通じて脱水槽6の下方の空間に効率よく流出す
る。その結果、脱水槽6内の水位は、水位H2から水位
H3に低下する一方で、脱水槽6外の水位は、水位J2
から水位J3に上昇し、内外の水位差は少なくなる。こ
こで、停止時間T2は、脱水槽6の内外の水位が等しく
なるまでの時間よりも短くされているので、攪拌翼7の
回動と停止とを繰り返しつつ確実に脱水槽6内の水位が
高くなり、内部に一定量の水を、内外の水位が同じにな
る場合よりも多く溜めることができる。
【0030】また、脱水槽6内では、攪拌翼7の回動時
に、水は、脱水槽6外から導水路6aを通じて脱水槽6
の上部に流入しつつ、攪拌翼7の停止時に、底部61の
連通口61aを通じて脱水槽6外へ流出する。このよう
に、脱水槽6の内外を循環しつつ脱水槽6内を上から下
へ流れる。さらに、注水口17から脱水槽6内上部に注
水される。このようにして生じる上下方向の流れと、攪
拌翼7による回転する流れとにより、洗濯物および水
は、良く攪拌されながらすすがれる。また、脱水槽6の
下方に溜められている水を、攪拌翼7により導水路6a
を通じて移動させることで、多量の水をスムーズに移動
できて、脱水槽6の内外を循環する水流を確実に得られ
る。
【0031】次に、注水すすぎでの制御内容とそれによ
る動作とを、図5のタイミングチャートと図6の模式図
とを参照しながら説明する。
【0032】注水すすぎは、例えば、ユーザにより選択
されたときに実行される。注水すすぎ時には、脱水槽6
内に一定量の水、例えば洗濯時と同量の水量が給水され
て、攪拌翼7の回動が開始され、その後も、給水手段に
より脱水槽6への注水が行われる。これにより、洗濯槽
3内の水位を高めて、すすぎに使用されて洗剤が混ざっ
た水を、溢水口5bを通じて速やかに排水することがで
きるので、効率よくすすぎを行うことができる。
【0033】注水すすぎ時には、以下のように、攪拌翼
7の回動および停止とが、予め定められた注水すすぎ時
間の間繰り返し行われる。すなわち、攪拌翼7は、所定
時間T1(回動時間)、例えば1.8〜2.2秒間、正
回転でモータ8によって駆動される。この間、給水手段
により脱水槽6に注水される。次に、モータ8による駆
動が第2の所定時間T3(停止時間)、例えば5秒〜1
0秒間、停止し、同時に、給水手段による注水も停止さ
れる。なお、攪拌翼7を停止中も、注水してもよいが、
後述するように停止するほうが好ましい。その後、攪拌
翼7は正回転と逆回転とで反転しながら、回動と停止が
繰り返される。ここで、停止時間T3は、脱水槽6の内
外の水位が等しくなるまでの時間よりも長く設定されて
いる。
【0034】注水すすぎ時の動作としては、攪拌翼7の
回転時には、図6(a)に示すように、上述の洗濯時の
動作で説明した水の流れが生じ、脱水槽6と外槽5との
間から水が脱水槽6内にくみ出されて、脱水槽6内に水
が溜められる。それに加えて、注水すすぎ時には、脱水
槽6内の上部へ給水手段により注水される。このように
して、脱水槽6内の水位が高まり(水位H7)、多量の
水が溜められて、この水で洗濯物がすすがれる。一方、
脱水槽6と外槽5との間の水位は低下し(水位J7)、
溢水口5bからの排水もなくなる。
【0035】また、攪拌翼7が停止すると、図6(b)
に示すように、脱水槽6の内外の水位差が少なくなるよ
うに、水が脱水槽6内から連通口61aを通じて流出
し、このとき、脱水槽6内に上から下への流れが生じ
る。そして、停止時間T2が経過するまで、脱水槽6の
内外の水位が等しくなるように変化する。通常、注水す
すぎ時には、脱水槽6の内外の水位が等しくなる前に、
脱水槽6と外槽5との間の水位が上昇して溢水口5bに
至り(水位H8)、その後水位は変化せずに、水が溢水
口5bから排水が開始される。一方、脱水槽6と外槽5
との間の水位(水位J)が溢水口5bに至った後も、脱
水槽6内の水位Hは低下し続けて、やがて、溢水口5b
に対応する水位H8になる。このように、脱水槽6内の
水は、連通口61aを通じて、脱水槽6と外槽5との間
に入り、溢水口5bから排水される。また、脱水槽6と
外槽5との間の水位が溢水口5bに至ったときから、脱
水槽6内の水位が溢水口5bに対応する水位になるまで
の間の、脱水槽6内の水位差に対応する水量(図5
(c)にハッチングを施した部分)が排水される。
【0036】なお、注水すすぎ時の攪拌翼7の回転と停
止の繰り返しの態様は、上述のものに限定されない。例
えば、図7に示すように、注水すすぎ時、洗濯時と同様
に、脱水槽6内の水位を脱水槽6外の水位よりも所定高
さ高く保つように、攪拌翼7の回転時間T1での回転と
停止時間T2での停止とを繰り返す第1の行程を予め定
める所定時間T5の間設け、この第1の行程の次に、停
止時間T2よりも長い上述の停止時間T3で攪拌翼7を
停止させる第2の行程を設け、第1および第2の行程
を、注水すすぎ時間の間繰り返してもよい。第1の行程
の間、給水手段は脱水槽6へ注水し、第2の行程で注水
は停止される。なお、時間T1〜T3は、上述の実施の
形態で説明した時間と同様に設定されている。
【0037】このように、第1の行程で、脱水槽6内の
水位を確実に高めて、脱水槽6内外に水位差を確実に生
じさせているので、次の第2の行程で、脱水槽6内から
連通口61aを通じて一気に水を流出させることができ
る。ここで、所定時間T5は、その間の攪拌翼7の回動
による脱水槽6内の水位の上昇および、給水手段による
脱水槽6内の水位の上昇が生じたとしても、水が溢れた
り、水跳ねが生じないように設定するのが好ましい。
【0038】このように本実施の形態によれば、注水す
すぎを行う際に、給水手段により水を給水しつつ、攪拌
翼7を第1時間としての回転時間T1の間回転させる第
1の行程と、攪拌翼7を時間T1よりも長い第2時間と
しての停止時間T3の間停止させる第2の行程とを、予
め定める注水すすぎ時間の間繰り返すようにした運転方
法により、第1の行程では、水が、脱水槽6外から連通
口61aを通じて脱水槽6内にくみ出されるともに、給
水手段により上方から脱水槽6へ注水され、脱水槽6の
側部62からの流出が防止されているので、上部から注
水された水はひろく脱水槽6内に行き渡ることができ、
この状態で効率よく洗濯物がすすがれる。そして、第2
の行程ですすぎ後の水が、連通口61aを通じて外槽5
内に流出し、溢水口5bから排水される。このように、
注水された水を脱水槽6内に行き渡らせることができ
て、しかも脱水槽6の内外で水を流通させているので、
水の利用効率が向上する。その結果、より一層効率よく
すすぐことができる。また、攪拌翼7の停止中に給水手
段が停止されるので、攪拌翼7の停止時に溢水口5bか
らの排水に際して、給水した水がすぐに排水されること
を防止することができる。ここで、給水手段の停止は攪
拌翼7の停止中、継続していればより好ましい。
【0039】また、洗濯時には、攪拌翼7の回動により
水移動手段としての裏羽7aによって脱水槽6と外槽5
との間の水が脱水槽6内へ移動されて、脱水槽6内の水
位が脱水槽6外の水位よりも高くなり、その内外の水位
が等しい水位に戻るのに要する時間よりも短い停止時間
T2を挟んで攪拌翼が間欠駆動されるので、洗濯を行う
際に、脱水槽6と外槽5との間に溜まった水を利用し
て、脱水槽6内の水量を増し、洗浄力を高めることがで
きるので、水を有効利用することができる。その結果、
洗濯機全体としての水の利用効率を高めることができ
る。ここでの、洗濯は、洗いおよびすすぎを含み、この
すすぎは、例えば、注水を止めてすすぐためすすぎであ
り、注水すすぎを含まない。
【0040】また、攪拌翼7を停止する上述の第2時間
としての停止時間T3は、脱水槽6の内外の水位が等し
い水位に戻るのに要する時間よりも長い時間に設定され
ているので、脱水槽6と外槽5との間の水位を高めて、
すすぎ後の水を溢水口5bから確実に排水することがで
きる。
【0041】また、注水すすぎを行う際に、給水手段に
より水を給水しつつ攪拌翼7の回動と停止とを繰り返し
て、水移動手段としての裏羽7aにより脱水槽6内の水
位を脱水槽6と外槽5との間の水位よりも高く保ちなが
らすすぎを行う第1の行程と、次に、攪拌翼7を停止さ
せ、且つ給水を停止して、脱水槽6の内外の水位が等し
い水位に戻るように溢水口5bから排水する第2の行程
とを予め定める注水すすぎ時間の間繰り返す運転方法に
よれば、上述の各作用効果に加えて、さらに、第1の行
程で脱水槽6内の水位を脱水槽6外の水位よりも高く保
つことで大量の水で効率よくすすぐことができ、また、
次の第2の行程で、脱水槽6に溜まっているすすぎ後の
水を一気に流出させることができる。その結果、より一
層効率よくすすぐことができる。
【0042】なお、上述のように周面に孔のない脱水槽
6であっても、以下のように問題なく脱水が行われる。
すなわち、脱水時、洗濯槽3の内部は排水されて、脱水
槽6と攪拌翼7とが一方向に高速回転する。このとき、
洗濯槽3は、上部が振れつつ、回転中心軸が傾くように
揺れて、側部62の内面は、鉛直方向と交差した傾斜状
になる。この傾斜した内面を伝って、脱水槽6の内側に
ある水滴は、遠心力により上方へ移動する。そして、水
滴は、側部62の上端部から径方向の外側へ飛び出す。
その結果、洗濯物を脱水することができる。このように
脱水する脱水槽6では、側部62の上端部に水抜き用の
隙間や孔等が開放されていればよい。また、側部62
の、内部に溜まる水位よりも高い位置、例えば、洗濯水
位H9よりも高い位置にだけ、脱水用の水抜き孔を形成
して、洗濯水位H9よりも低い位置には孔を形成しない
ようにしてもよい。このように水抜き孔があれば、効率
よく脱水でき、洗濯時の水位よりも高い位置にある水抜
き孔では、内部に溜めた水が流出する虞がない。
【0043】また、脱水槽6の側部62は、円筒状の
他、上部の直径が下部の直径よりも大きく形成されたテ
ーパ状の筒でもよい。この場合には、脱水槽6が高速回
転したときに、水滴が内周面を伝って上方へ移動し易
い。また、このようなテーパを有する側部62は、底部
61と一体に形成し易い。
【0044】また、上述の実施の形態では、攪拌翼7の
裏羽7aにより脱水槽6外から連通口61aを通じて脱
水槽6内に水を移動させて導水路6aを通じて上方へ導
いていたが、これには限定されず、攪拌翼7の回転によ
り、脱水槽6と外槽5との間に溜まった水を脱水槽6内
の上方へ移動させる水移動手段が設けられていればよ
い。
【0045】その他、本発明の要旨を変更しない範囲で
種々の設計変更を施すことが可能である。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、以下の効
果を奏する。すなわち、給水しながら第1時間で攪拌翼
を回転させる第1の行程と、第1時間よりも長い第2時
間で攪拌翼を停止させる第2の行程とを繰り返すこと
で、孔のない側面を含む脱水槽に、第1の行程で注水さ
れた水を溜めて確実に行き渡らせてすすぎ、第2の行程
で、すすぎ後の水を連通口を通じて流出させて、効率よ
くすすぐことができる。しかも脱水槽の内外で水を流通
させているので、水の利用効率が向上する。その結果、
より一層効率よくすすぐことができる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、第2の行程では給水手段を停
止するので、給水した水がすぐに排水されることを防止
できる結果、水の利用効率をより一層高めることができ
る。
【0048】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明の効果に加えて、以下の効果を奏す
る。すなわち、洗濯を行う際には、攪拌翼を回動して脱
水槽内の水位を脱水槽外の水位よりも高め、その内外の
水位が等しい水位に戻るのに要する時間よりも短い停止
時間を挟んで攪拌翼を間欠駆動する。これにより、洗濯
時にも、脱水槽内の水量を増して洗浄力を高めることが
できるので、洗濯機全体としての水の利用効率を高める
ことができる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明の効果に加えて、以下の効果
を奏する。すなわち、第2時間は、脱水槽の内外の水位
が等しい水位に戻るのに要する時間よりも長い時間に設
定されているので、外槽の水位を高めて、すすぎ後の水
を溢水口から確実に排水することができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、以下の効果
を奏する。すなわち、注水すすぎを行う際に、脱水槽内
の水位を脱水槽外の水位よりも高く保ちながらすすぎを
行う第1の行程と、次に内外の水位を等しくして溢水口
から排水する第2の行程とを繰り返すことで、請求項1
記載の発明の効果を同様に得られて、水の利用効率が向
上する。さらに、第1の行程で脱水槽内の水位を高く保
って大量の水で効率よくすすげ、次の第2の行程で、脱
水槽からすすぎ後の水を一気に流出させることができる
ので、より一層効率よくすすぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の洗濯機の概略構成の正
面断面図である。
【図2】図1の洗濯機の内槽の斜視図であり、上方から
見た状態を図示している。
【図3】図1の洗濯機の洗濯時の動作を示す洗濯槽の模
式図である。
【図4】図1の洗濯機の洗濯時の動作のタイミングチャ
ートであり、(a)に攪拌翼の駆動状態を、(b)に脱
水槽内の水位の変化を示す。
【図5】図1の洗濯機の注水すすぎ時の動作のタイミン
グチャートであり、(a)に攪拌翼の駆動状態を、
(b)に給水弁の動作を、(c)に脱水槽内の水位を実
線Hで、脱水槽外の水位を一点鎖線Jで示した。
【図6】図5の動作を示す洗濯槽の模式図である。
【図7】図1の洗濯機の注水すすぎ時の動作の他の実施
の形態のタイミングチャートであり、(a)に攪拌翼の
駆動状態を、(b)に給水弁の動作を、(c)に脱水槽
内の水位の変化を示した。
【符号の説明】
1 洗濯機 5 外槽 5b 溢水口 6 脱水槽 6a 導水路(水移動手段) 7 攪拌翼 7a 裏羽(水移動手段) 16 給水弁(給水手段) 61 底部(底面) 61a 連通口 62 側部(側面) T1 回動時間(第1時間) T2 停止時間 T3 停止時間(第2時間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−114061(JP,A) 特開 平7−8671(JP,A) 特開 昭56−143198(JP,A) 特開 平9−313773(JP,A) 実開 昭53−86863(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 39/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定める水位を超える水を排水する溢水
    口を有する外槽と、 外槽内に設けられた脱水槽であって、その側面には、内
    部に溜める水の水位よりも低い位置に孔が形成されてお
    らず、その底面に脱水槽の内外を連通する連通口が開口
    した脱水槽と、 脱水槽の内部で回動して洗濯物および水を攪拌するため
    の攪拌翼と、 脱水槽へ上方から給水する給水手段と、 攪拌翼の回転により、脱水槽と外槽との間に溜まった水
    を脱水槽内の上方へ移動させる水移動手段とを備えた洗
    濯機の運転方法において、 注水すすぎを行う際に、 給水手段により水を給水しつつ、攪拌翼を第1時間の間
    回転させる第1の行程と、 攪拌翼を第1時間よりも長い第2時間の間停止させる第
    2の行程とを、予め定める注水すすぎ時間の間繰り返す
    ことを特徴とする洗濯機の運転方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洗濯機の運転方法におい
    て、 第2の行程では、給水手段による給水を停止させること
    を特徴とする洗濯機の運転方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の洗濯機の運転方法
    において、 洗濯を行う際には、 攪拌翼の回動により水移動手段によって脱水槽と外槽と
    の間の水が脱水槽内へ移動されて、脱水槽内の水位が脱
    水槽外の水位よりも高くなり、その内外の水位が等しい
    水位に戻るのに要する時間よりも短い停止時間を挟んで
    攪拌翼が間欠駆動されることを特徴とする洗濯機の運転
    方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載の洗濯機の
    運転方法において、 第2時間は、脱水槽の内外の水位が等しい水位に戻るの
    に要する時間よりも長い時間に設定されていることを特
    徴とする洗濯機の運転方法。
  5. 【請求項5】予め定める水位を超える水を排水する溢水
    口を有する外槽と、 外槽内に設けられた脱水槽であって、その側面には、内
    部に溜める水の水位よりも低い位置に孔が形成されてお
    らず、その底面に脱水槽の内外を連通する連通口が開口
    した脱水槽と、 脱水槽の内部で回動して洗濯物および水を攪拌するため
    の攪拌翼と、 脱水槽へ上方から給水する給水手段と、 攪拌翼の回転により、脱水槽と外槽との間に溜まった水
    を脱水槽内の上方へ移動させる水移動手段とを備えた洗
    濯機の運転方法において、 注水すすぎを行う際に、 給水手段により水を給水しつつ、攪拌翼の回動と停止と
    を繰り返して、水移動手段により脱水槽内の水位を脱水
    槽外の水位よりも高く保ちながらすすぎを行う第1の行
    程と、 次に、攪拌翼を停止させ、且つ給水を停止して、脱水槽
    の内外の水位が等しい水位に戻るように溢水口から排水
    する第2の行程とを予め定める注水すすぎ時間の間繰り
    返すことを特徴とする洗濯機の運転方法。
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