JP4661521B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水等の各行程を行うドラム式洗濯機に関するものである。
従来の回転ドラムの回転軸が水平方向であるドラム式洗濯機について、図8により説明する。ドラム式洗濯機の筐体101内に、サスペンションによって支持された外槽102と、外槽102内に回転自在に支持された回転ドラム103を配設している。回転ドラム103は、駆動モータ104によって回転駆動される。筐体101の正面側に開閉自在に設けた扉体105を開くことにより、外槽102の開口部102a及び回転ドラム103にある開口部103aを通して洗濯物を回転ドラム103内から出し入れすることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなドラム式洗濯機における洗濯行程について説明する。扉体105が開かれて回転ドラム103内に洗濯物が投入され、さらに洗剤が投入されて運転が開始されると、まず、給水弁106を開き外槽102内に所定の水位まで給水する。その後、駆動モータ104により回転ドラム103を所定回転速度で回転駆動させると、回転ドラム103に収容された洗濯物は、回転ドラム103の内面に設けられた撹拌突起107に引っ掛けられて回転方向に持ち上げられて適当な高さから落下しその衝撃力で洗濯される、いわゆる叩き洗いを行う。
この洗濯行程の後、汚れた洗濯水を排水し、新たに供給した水を用いてすすぎ行程を実行し、すすぎ行程が終了すると回転ドラム103を高速回転させる脱水行程を行う。
このような構成では、洗濯物が十分洗濯水を含まない状態で洗濯行程を行うので、洗浄力の不足や、洗浄ムラ、さらに一定の洗浄力を確保するには洗いに時間がかかるという課題があった。
これらの課題を解決するものとして、洗濯水を洗濯物に降りかけて十分に浸透するように、外槽102内に溜まった洗濯水を回転ドラム内に戻すことが考えられ、そのために、洗濯水を循環させる循環経路を設け、回転ドラムの回転により洗濯水を循環経路で回転ドラム内に循環させる方法が考えられている。
特開平9−215894号公報
しかしながら、このような回転ドラムの回転により洗濯水を循環経路で回転ドラム内に循環させる構成では、循環経路内に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まり、効率よくすすぐことができないという問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、循環経路に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まるのを防いで、すすぎ効率を高めることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、筐体と、略水平方向または傾斜方向に回転軸を有
する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包した外槽と、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路に設けられた排水手段と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、洗剤を収納する洗剤ケースと、前記外槽内に給水する給水手段と、前記駆動モータ及び給水手段等を含む各部の一連の動作および洗い、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通する循環経路と、前記循環経路の他端と連通し前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記給水手段は、前記洗剤ケースを介して前記外槽内に給水する第1の給水経路と、前記洗剤ケースを介することなく前記循環経路に給水する第3の給水経路を設け、前記制御手段は、洗い行程後または/およびすすぎ行程後に、前記第3の給水経路を介して前記循環経路に給水するとともに、前記排水手段を駆動させ前記循環経路から排水するものである。
これにより、洗濯水を外槽に設けた取水口に取り込み、取水口から取り込んだ洗濯水を吐出口から回転ドラムに戻すことにより、洗濯水が何度も洗濯物にふりかかるため洗濯物に含まれやすくなり、洗浄力を向上させることができる。また、第3の給水経路を循環経路に連通させ水を供給することで、循環経路に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まるのを防ぐとともに、吐出口から吐出される循環水量の減少を抑え、脱水行程及びすすぎ行程時に溜まった洗濯水や泡が外槽内に戻ることを防ぐことができる。
本発明のドラム式洗濯機は、循環ポンプ等を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に戻して洗浄力を高めることができるとともに、循環経路における洗剤を含んだ洗濯液や泡を洗い流し循環経路に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まるのを防いで、脱水行程及びすすぎ行程時に溜まった洗濯水や泡が外槽内に戻ることを防ぐことができる。
第1の発明に係るドラム式洗濯機は、筐体と、略水平方向または傾斜方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包した外槽と、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路に設けられた排水手段と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、洗剤を収納する洗剤ケースと、前記外槽内に給水する給水手段と、前記駆動モータ及び給水手段等を含む各部の一連の動作および洗い、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通する循環経路と、前記循環経路の他端と連通し前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記給水手段は、前記洗剤ケースを介して前記外槽内に給水する第1の給水経路と、前記洗剤ケースを介することなく前記循環経路に給水する第3の給水経路を設け、前記制御手段は、洗い行程後または/およびすすぎ行程後に、前記第3の給水経路を介して前記循環経路に給水するとともに、前記排水手段を駆動させ前記循環経路から排水することにより、洗濯水を外槽に設けた取水口に取り込み、取水口から取り込んだ洗濯水を吐出口から回転ドラムに戻すことにより、洗濯水が何度も洗濯物にふりかかるため洗濯物に含まれやすくなり、洗浄力を向上させることができるともに洗浄ムラをなくすことができる。また、第3の給水経路を循環経路に連通させ水を供給することで、循環経路に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まるのを防ぐとともに、吐出口から吐出される循環水量の減少を抑え、脱水行程及びすすぎ行程時に溜まった洗濯水や泡が外槽内に戻ることを防ぐことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第3の給水経路は、回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口近傍の循環経路に水を供給するようにしたことにより、循環経路の出口である吐出口近傍に水を供給することで、循環経路の全域を効率よく洗い流すことができ、洗濯液や泡の溜まるのを防ぐことができる。
第3の発明は、特に、第1の発明または第2の発明の第3の給水経路は、脱水行程の定常飽和回転数よりも低い回転数の起動時に水を供給するようにしたことにより、脱水行程の起動時に循環経路に水を供給し洗い流すので、回転ドラムの回転に伴なって発生する風圧が小さい間に泡を排水経路から排出し、循環経路に残った泡が吐出口から外槽内に戻ることを防ぐことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明の回転ドラムの前面開口部の吐出口金から前記回転ドラムの内部に向けて給水する第2の給水経路を設け、第3の給水経路は、前記第2の給水経路から分岐した水を供給するようにしたことにより、給水弁などの機構を必要とせずに、洗剤ケースを介さない第2の給水経路の水を循環経路に供給することができるので、構造及び制御が簡単で製造コストを低く抑えることができる。また、脱水時の起動時に給水することで、循環経路の泡を洗い流すとともに、第2の給水経路から回転ドラム内にも給水されるので、すすぎの効果を高めることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つ発明の制御手段は、第3の給水経路から給水する洗濯行程後の脱水時の給水時間を、すすぎ行程後の脱水時の給水時間より長くしたことにより、衣類に含まれる洗剤を含んだ洗濯水の量は、洗濯行程後が最も多くすすぎ行程では少なくなるので、洗濯行程後の給水時間を長くしすすぎ行程後の給水時間を短くすることで、少ない水量でも循環経路を洗う効果を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の断面図を示すものである。図1において、ドラム式洗濯機の筐体1内には、有底円筒状の外槽6がサスペンション構造(図示せず)によって筐体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した状態で支持されている。外槽6は外槽本体2と外槽カバー3とで構成され、その接続部分で第1のパッキング部材4を介して水密的に接続固定されている。外槽6は、その内側に有底円筒形に形成された回転ドラム5を、その回転軸が筐体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜するように回転自在に支持している。
筐体1の正面側には、洗濯物を出し入れするための筐体開口部1aが設けられており、さらにその筐体開口部1aを開閉自在に覆う扉体8が設けられている。外槽カバー3には、筐体開口部1aの対応位置に外槽カバー開口部(第1開口部)3aが設けられており、回転ドラム5には、筐体開口部1a及び外槽カバー開口部3aの対応位置に、回転ドラム開口部5a(第2開口部)が設けられている。この筐体開口部1a、外槽カバー開口部3a及び回転ドラム開口部5aを介して、筐体1の外から回転ドラム5内への洗濯物の出し入れを行う。
回転ドラム5は、回転ドラム開口部5aが設けられた回転ドラム前面部5b、有底円筒状の胴部を構成する回転ドラム胴部5c及び底部を構成する回転ドラム底部5dより構成され、また、回転ドラム胴部5cの内面には攪拌突起5eが複数個設けられており、外槽本体2の外槽本体底部2cの外方に取り付けられた駆動モータ7によって回転駆動され、その回転速度や回転方向は可変である。
第1の給水弁(給水手段)9には、第1の給水ホース(第1の給水経路)13aの一端が接続され、第1の給水ホース(第1の給水経路)13aの他端は洗剤13bを収納する洗剤ケース13cに接続され、さらに洗剤ケース13cの下部に注水管路13dが接続され、水道水が洗剤ケース13c、注水管路13dを通過して外槽6内へ給水される。
洗剤ケース13cの上面には、第1の給水ホース(第1の給水経路)13aに連通し水をシャワー状に出す複数の注水穴13eが設けられ、注水穴13eより出たシャワー状の水は洗剤13bの上に落下し、洗剤13bとともに外槽6内に流れ落ちる。
第2の給水弁(給水手段)11には、第2の給水ホース10aの一端が接続され、第2の給水ホース(第2の給水経路)10aの他端は、注水口金部10bに接続されている。前記注水口金部10bは、回転ドラム5の上方から内部方向へ横方向に広がったスリット状に開口しており、前記注水口金部10bからの注水は、回転ドラム5内に薄い膜状に全体的に広がるように注水される。第2の給水ホース(第2の給水経路)10aは、途中で第3の給水ホース(第3の給水経路)45と分岐接続部45aで分岐され、第4の循環経路28と連通しており、循環経路内に注水される。
また、外槽6内部の洗濯水を機外に排水する場合は、外槽6の底部に接続した排水管路(排水経路)44の途中に設けられた排水弁(排水手段)43が開かれることにより、洗濯水が外槽6外へ排水される。水抜き経路(排水経路)52は、他端が第2の循環経路26(図3に示す)の底部に設けられた循環経路接続部26aと連通しており、第2の循環経路26に溜まった洗濯水を排水口53へ排水するものである。
後述する第4の循環経路28の吐出口34は、外槽6の外槽カバー開口部3a下方近傍に構成され、循環水を回転ドラム5内に吐出するように配されている。さらに、外槽6内の洗濯水の水位を検知する水位検知手段14(図2に示す)及び洗濯行程から脱水行程までの運転動作の一連行程を制御する制御装置15(図2に示す)などを設けている。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の制御装置15の構成を示すブロック図である。制御装置15は、制御手段16、設定手段17、記憶手段18及びパワースイッチング手段19等から構成される。マイクロコンピュータにより構成される制御手段16は、設定手段17から入力される運転コースの選択などの設定入力に応じて、記憶手段18に記憶された制御プログラムを用いてパワースイッチング手段19に制御指令を出力する。
パワースイッチング手段19はSCR(サイリスタ)等のスイッチング素子を用いて構成されており、制御手段16からの制御指令に応じて駆動モータ7、第1の給水弁9、第2の給水弁11、排水弁43などの動作を制御する。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外槽本体2の斜視図である。外槽本体2は、外槽本体開口部2a、外槽本体胴部2bおよび外槽本体底部2cを有する有底円筒型である。
外槽本体底部2cと外槽本体胴部2bの境界部の近傍であって外槽本体底部2c内面には、略凹状に形成された外槽本体底溝部2dを、外槽本体胴部2bと略同心円の円弧状に設けている。外槽本体底溝部2dには、内面側より外槽本体底溝部2dに対応した形状の外槽本体溝蓋23が、その外周近傍に設けられた第2のパッキング部材24を介して外周部をねじ25にてねじ止め固定されており、この外槽本体底溝部2dと外槽本体溝蓋23とにより第1の循環経路22が形成されている。
第1の循環経路22の一端である取水口20は、底面が外槽本体底溝部2dの底面から外槽本体底部2cの内面まで徐々に変化する案内凹部21に連通している。また、外槽本体2には、その外槽本体胴部2bの外側に、外槽本体開口部2aから外槽本体底部2cまで連通するパイプ状の第2の循環経路26が一体に形成されており、この第2の循環経路
26の外槽本体底部2c側の端が第1の循環経路22の他端に連通している。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の外槽カバー3の斜視図である。外槽カバー3は、外槽カバー開口部3aが設けられた外槽カバー前面部3bと、外槽カバー胴部3cと、外槽カバー後方開口部3dを有する略円筒状に形成されている。外槽カバー3には、その外槽カバー胴部3cの外側で、第2の循環経路26に対応する位置に外槽カバー後方開口部3dから外槽カバー前面部3bまで連通する第3の循環経路27が一体に形成されている。
外槽カバー前面部3b内面には、略凹状に形成された外槽カバー前面溝部3eが設けられている。この外槽カバー前面溝部3eは、外槽カバー前面部3bの外周側から外槽カバー開口部3aに近づくにつれ、途中で二股に分かれるような略Y字状に設けられている。この外槽カバー前面溝部3eには、内面側より外槽カバー前面溝部3eの形状に対応した形状の外槽カバー溝蓋29が、その外周近傍に設けられた第3のパッキング部材30を介して、外周部をねじ31にてねじ止め固定されている。この外槽カバー前面溝部3eと外槽カバー溝蓋29とにより、略Y字状の第4の循環経路28が形成されている。
第4の循環経路28の略Y字状の下側端である一端は、第3の循環経路27の外槽カバー前面部3b側の端と連通している。外槽カバー溝蓋29には、二股に分かれた先端部分の近傍に、洗濯水を吐出するための吐出口34がそれぞれ設けられている。この構成により、図1に示すように吐出口34は、外槽カバー開口部3aの外周近傍で、かつ、外槽カバー前面部3bの内面側であって、回転ドラム開口部5a内に面するように配設されている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定され、外槽6として筐体1に支持された状態において、吐出口34は、外槽カバー前面部3bの下半分の部分に位置し、取水口20より低い位置になるように設けられている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定された時において、第2の循環経路26と第3の循環経路27は、前述した外槽本体2と外槽カバー3を接続固定する方法と同様にして第1のパッキング部材4を介して水密的に接続固定されている。
図5(a)は本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の吐出口34の正面図、図5(b)は同吐出口34の平面図、図5(c)は同吐出口34の側断面図である。吐出口34は、一端が第4の循環経路28と連通し、他端が回転ドラム5の内面側へ突出した略円筒状のノズル34aと、下半分がノズル34aの突出した端の下半分と一体に形成され、上半分が回転ドラム5の内面側へ向かうにつれてノズル34aから離れるように傾斜し、その上端の高さがノズル34aの上端と略同じ高さになるように形成された略円盤状の調節板33とで構成されている。
この調節板33の上半分をノズル34aと離すことにより吐出小口32を形成している。また、調節板33の傾斜角度を調節することにより、第1〜第4の循環経路を通ってきた洗濯水の吐出角度を調節することができる。
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の回転ドラム5の回転ドラム底部5dを外方から見たA矢視の平面図であり、図7は、同回転ドラム5の要部縦断面図である。回転ドラム底部5dは、その外周に外側へ突出するフランジ部5fを設けることで、略凹状に形成され、回転ドラム胴部5cの後端部分と、フランジ部5fとをかしめ、または、溶接等により連接している。
この回転ドラム底部5dの外面側のフランジ部5f内には、3本の延設部35aを略放射状に有するアルミダイキャスト製のドラム固定部材35が設けられるとともに、3本の延設部35a間に、それぞれ回転ドラム底部5dの外周に沿うように形成された略円弧状のリブ取付部材37が設けられている。ドラム固定部材35は、駆動モータ7から延出したシャフト7aとその中央部分で連結され、駆動モータ7の回転を回転ドラム5に伝達している。
リブ取付部材37は、外周に後方へ凸の外壁40および内壁41を設けることで、略凹状に形成し、その内部に外壁40と内壁41とを連結する多数のリブ38を外壁40と内壁41とほぼ同じ高さで、回転ドラム5の中心に対し放射状に設けている。また、その円周方向の両端には、リブ取付部材37をドラム固定部材35の延設部35aに取り付けるための延設リブ38aをそれぞれ設け、ねじ39aで取付けている。
ここで、以上のように構成された循環手段で水を循環させる動作について説明する。制御手段16は、第1の給水弁9、第2の給水弁11を動作させ、外槽6内に水道水を給水する。給水された洗濯水は、外槽6と回転ドラム5とが筐体1の正面側から背面側に向かって傾斜して配設されているため、外槽本体胴部2b内面と外槽本体底部2c内面との境界近傍でかつ下方に溜まった状態となる。
その後、洗濯行程に移行する。駆動モータ7により回転ドラム5を回転させると、回転ドラム5に取り付けられたリブ取付部材37のリブ38のポンプ羽根の働きにより洗濯水はかきまわされ、回転ドラム5の回転速度が所定の回転速度以上、すなわち、洗濯物が回転ドラム5の内面に張り付く程度の回転速度(例えば、80r/min)になると、洗濯水は、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始める。
ここで、外壁40を設けたことにより、リブ38に掻きあげられて遠心力により外槽本体胴部2b側へ向かおうとする洗濯水は、リブ取付部材37に設けた外壁40によって図7のリブ38を矢印Bのように外壁40に沿って取水口20が設けられた外槽本体底部2c側に流れ出ることになる。
このように洗濯水は、外槽本体底部2c側に流れ出るとともに、外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍を回転する。このとき、外槽本体底部2cには案内凹部21が設けられているので、洗濯水はリブ取付部材37から流れ出た勢いと重力とによって案内凹部21に案内され、取水口20を介して第1の循環経路22に流れ込む。その後、流れ込んだ洗濯水は、第2の循環経路26から第3の循環経路27および第4の循環経路28を通り、吐出口34に達する。
吐出口34に達した洗濯水は、調節板33により、所定の角度で所定の広がりをもって吐出口34から吐出される。以上のようにして吐出された洗濯水は、回転ドラム5内で回転ドラム5とともに回転している洗濯物にふりかかることになる。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下にその動作及び作用を説明する。回転ドラム5内に洗濯物が投入され、運転開始の入力が行われると、制御手段16は制御プログラムを記憶手段18から読み出し、以下のような制御手順に応じた制御動作を開始する。
まず、回転ドラム5を回転させて布量検知手段12により洗濯物の量を検知する。布量検知手段12は、洗濯物の量に応じて駆動モータ7が受ける負荷変化から洗濯物の量を検知するものであり、検知された洗濯物の量は記憶手段18に記憶される。次に、検知され
た洗濯物の量に応じて給水する水位が決定される。
次に、給水弁9および11により外槽6内に水道水を給水する。給水された洗濯水は外槽6内に溜まっていき、外槽6の下部から排水管路44に流れ込む。排水弁43は排水口53を閉塞しているため、洗濯水は排水口53から流れ出ず排水管路44に溜まる。
外槽6内に所定の水位まで給水されたことが検知されると、給水弁9および11を閉じて給水を停止する。給水された洗濯水は、外槽6と回転ドラム5とが筐体1の正面側から背面側に向かって傾斜して配設されているため、外槽本体胴部2b内面と外槽本体底部2c内面との境界近傍でかつ下方に溜まった状態となる。
その後、洗い行程に移行する。駆動モータ7により回転ドラム5を回転させると、回転ドラム5に取り付けられたリブ取付部材37のリブ38の回転により洗濯水が掻きあげられ始める。回転ドラム5の回転速度が、所定の回転速度以上、すなわち、洗濯物が回転ドラム5の内面に張り付く程度の回転速度(例えば、80r/min)になると、洗濯水は、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始める。
ここで、外壁40を設けたことにより、リブ38に掻きあげられて遠心力により外槽本体胴部2b側へ向かおうとする洗濯水は、リブ取付部材37に設けた外壁40によって図7のリブ38を矢印Bのように外壁40に沿って取水口20が設けられた外槽本体底部2c側に流れ出ることになる。
このように洗濯水は、外槽本体底部2c側に流れ出るとともに、外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍を矢印C方向へ回転する。このとき、外槽本体底部2cには案内凹部21が設けられているので、洗濯水はリブ取付部材37から流れ出た勢いと重力とによって案内凹部21に案内され、取水口20を介して第1の循環経路22に流れ込む。
その後、流れ込んだ洗濯水は、第2の循環経路26、第3の循環経路27および第4の循環経路28を通り、吐出口34に達する。このとき、第1の循環経路22は円弧状に設けられているので、洗濯水の流れが妨げられることなくスムーズな洗濯水の流れとなる。
吐出口34に達した洗濯水は、調節板33により、所定の角度で所定の広がりをもって吐出口34から吐出される。このようにして吐出された洗濯水は、回転ドラム5内で回転ドラム5とともに回転している洗濯物に降りかかる。洗濯物に降りかかった洗濯水は、洗濯物に染み込んだ後、その回転の遠心力により回転ドラム5に設けられた透孔5gから回転ドラム5の外に排水され、再び外槽6内に戻ることとなる。
以上のようにして、洗濯水を循環させ洗濯物に早期に浸透させることができる。ここで、第2の循環経路26に連通する水抜き経路52の内部に、逆止弁57を設けていることから、取水口20から取り込んだ洗濯水は水抜き経路52を通って排水管路44に流れ込み、第1〜第4の循環経路22、26、27、28内の洗濯水が減ってしまい、吐出口34から吐出される水量が減ってしまうおそれがある。
しかし、排水口53は排水弁43により閉塞されているため筐体1の外へは排水されず、また、排水管路44は外槽6とつながっているが、水抜き経路52から排水管路44へ流れ込んだ洗濯水が外槽6に戻らないよう、排水管路44と水抜き経路52との連通部分の間に逆止弁57を設けているので、洗濯水は排水管路44を通って外槽6に戻ることはなく、水抜き経路52や排水弁13と逆止弁57との間に溜まっていき、やがて水抜き経路52が満杯になると、取水口20から取り込んだ洗濯水は水抜き経路52に流れること
なく全て吐出口34から吐出されるので、循環水量や吐出される勢いが減ることがなく、取水口20から取り込んだ洗濯水を吐出口34から勢いよく吐出させることができる。
その後、回転ドラム5の回転を一旦停止し、次に回転ドラム5の内面に設けられた撹拌突起5eに引っ掛けられて回転方向に持ち上げられて適当な高さから落下する回転速度で、回転ドラム5を回転させる動作、すなわち叩き洗いを行う。ここでは、外槽6に溜まった洗濯水を回転ドラム5内へ循環させることにより、洗濯物に洗濯水が十分浸透した状態で叩き洗いが行われるため、洗濯水の浸透が不十分な場合に比べて洗浄力を向上させることができるともに、洗浄ムラを減らすことができる。また、同じ洗浄効果を得るための時間が短くなり、洗い時間を短縮することが可能となる。
以上の洗い行程を終了すると、次にすすぎ行程、脱水行程に移る。すすぎ行程、脱水行程において、排水時に排水弁43を開き、外槽6および第1〜第4の循環経路22、26、27、28に溜まった洗濯水を筐体1外へ排水する。排水弁43を開くと、筐体1外との圧力と、洗濯水が溜まっている逆止弁57と排水口53の間の圧力との差により、逆止弁57は排水口53側へ開くので、外槽6から排水管路44に溜まっていた洗濯水は逆止弁57、排水口53を通って筐体1外へ排水される。また同時に、第1〜第4の循環経路22、26、27、28に溜まった洗濯水も水抜き経路52、排水口53を通って筐体1外へ排水される。
ここで、第1〜第4の循環経路22、26、27、28に溜まった洗濯水は泡水を含んでいるため、洗濯水が排水口53から排水された後に洗剤泡が残っている場合がある。この洗剤泡をそのまま放置していると、脱水行程時に回転ドラムの回転に伴なって発生する風圧により洗剤泡が飛ばされて吐出口34から回転ドラム5内に戻されてしまう可能性がある。
しかし、第2の給水ホース(第2の給水経路)10aは、途中で第3の給水ホース(第3の給水経路)45と分岐接続部45aで分岐され、第4の循環経路28と連通しており、循環経路内に注水され、洗剤泡を洗い流し、水抜き経路52を通って排水口53から排水される。これにより、洗剤泡の逆流を防ぐことができるとともに、同時に第2の給水ホース10aを通り注水口金部10bから回転ドラム5内に薄い膜状に全体的に広がるように注水されるため、衣類のすすぎ性能を上げることができる。
また、脱水行程では、回転ドラム5を所定の回転速度(例えば、900r/min)で回転させ、水を含んだ衣類に遠心力をかけて水分を衣類から分離させるわけであるが、所定の回転数への立ち上げ時に洗濯物の一部分だけに水分を含んでいると、その部分の重量が増しアンバランスになり、外槽6が大きく振れてしまう。そのため、所定の回転速度までバランスを取りながら少しずつ回転数を上げていく動作をおこなう。
洗い行程の後の脱水行程では、衣類から洗剤を含んだ水が排出されるため、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始め、泡が発生しやすい状態になる。また、発生した泡は取水口20を介して第1の循環経路22に流れ込み、吐出口34に達した泡は回転ドラム5内に戻ることになる。その場合にも、第3の給水ホース45から第4の循環経路28に給水することで、泡を洗い流し回転ドラム5内への逆流を防ぐことができる。
また、第3の給水ホース45は吐出口34の近傍に接続することで、循環経路全体を洗い流すとともに、吐出口34付近に残った泡が風圧で回転ドラム5に吹き出すのを防止することができる。
また、すすぎ行程後の脱水行程では、衣類に含まれている洗剤が少ないので泡立ちが少なく、第3の給水ホース45からの給水量は少なくしても同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態では、第3の給水経路は第2の給水経路から分岐した構成としたが、第3の給水手段を設けて第3の給水経路を連通させ個別に制御しても良い。
また、上記実施の形態では、回転ドラム5を傾斜配置した構成を示したが、回転ドラム5を水平方向に配置した場合においても、回転ドラム5の回転速度を変更することにより同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、循環ポンプ等を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に戻して洗浄力を高めることができるとともに、循環経路に洗剤を含んだ洗濯液や泡が溜まるのを防いで、すすぎ効率を高めることができるので、洗濯機に限らず、回転ドラムを回転させながら洗浄を行う各種機器、装置にも適用できるものである。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の断面図 同ドラム式洗濯機の制御装置の構成を示すブロック図 同ドラム式洗濯機の外槽本体の斜視図 同ドラム式洗濯機の外槽カバーの斜視図 (a)同ドラム式洗濯機の吐出口の正面図(b)同吐出口の平面図(c)同吐出口の側断面図 同ドラム式洗濯機の回転ドラムの底部の外方からの平面図 同ドラム式洗濯機の回転ドラムの縦断面図 従来のドラム式洗濯機の断面図
1 筐体
5 回転ドラム
6 外槽
7 駆動モータ
10a 第2の給水ホース(第2の給水経路)
13a 第1の給水ホース(第1の給水経路)
13c 洗剤ケース
15 制御手段
20 取水口
22 第1の循環経路
26 第2の循環経路
27 第3の循環経路
28 第4の循環経路
34 吐出口
43 排水弁(排水手段)
44 排水管路(排水経路)
45 第3の給水ホース(第3の給水経路)
52 水抜き経路(排水経路)

Claims (5)

  1. 筐体と、略水平方向または傾斜方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ドラムを内包した外槽と、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路に設けられた排水手段と、前記回転ドラムを回転させる駆動モータと、洗剤を収納する洗剤ケースと、前記外槽内に給水する給水手段と、前記駆動モータ及び給水手段等を含む各部の一連の動作および洗い、すすぎ、脱水の各行程を制御する制御手段とを備え、前記外槽は、前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通する循環経路と、前記循環経路の他端と連通し前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記給水手段は、前記洗剤ケースを介して前記外槽内に給水する第1の給水経路と、前記洗剤ケースを介することなく前記循環経路に給水する第3の給水経路を設け、前記制御手段は、洗い行程後または/およびすすぎ行程後に、前記第3の給水経路を介して前記循環経路に給水するとともに、前記排水手段を駆動させ前記循環経路から排水するようにしたドラム式洗濯機。
  2. 第3の給水経路は、回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口近傍の循環経路に水を供給するようにした請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 第3の給水経路は、脱水行程の定常飽和回転数よりも低い回転数の起動時に水を供給するようにした請求項1または2記載のドラム式洗濯機。
  4. 回転ドラムの前面開口部の吐出口金から前記回転ドラムの内部に向けて給水する第2の給水経路を設け、第3の給水経路は、前記第2の給水経路から分岐した水を供給するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
  5. 制御手段は、第3の給水経路から給水する洗行程後の脱水時の給水時間を、すすぎ行程後の脱水時の給水時間より長くした請求項1〜4のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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