JP4466531B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、水平方向もしくは斜め方向に回転軸を有する回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水等の各行程を行うドラム式洗濯機に関するものである。
従来におけるこの種のドラム式洗濯機について以下説明する。
図11は、回転ドラムの回転軸が水平方向であるドラム式洗濯機の断面図である。ドラム式洗濯機の筐体101内に、サスペンションによって支持された外槽102と、外槽102内に回転自在に支持された回転ドラム103を配設している。回転ドラム103は、駆動モータ104によって回転駆動される。筐体101の正面側に開閉自在に設けた扉体105を開くことにより、外槽102の開口部102a及び回転ドラム103にある開口部103aを通して洗濯物を回転ドラム103内から出し入れすることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなドラム式洗濯機における洗濯行程について説明する。扉体105が開かれて回転ドラム103内に洗濯物が投入され、さらに洗剤が投入されて運転が開始されると、まず、給水弁106を開き外槽102内に所定の水位まで給水する。その後、駆動モータ104により回転ドラム103を所定回転速度で回転駆動させると、回転ドラム103に収容された洗濯物は、回転ドラム103の内面に設けられた撹拌突起107に引っ掛けられて回転方向に持ち上げられて適当な高さから落下しその衝撃力で洗濯される、いわゆる叩き洗いを行う。
この洗濯行程の後、汚れた洗濯水を排水し、新たに供給した水を用いてすすぎ行程を実行し、すすぎ行程が終了すると回転ドラム103を高速回転させる脱水行程を行う。
このような構成では、洗濯物が十分洗濯水を含まない状態で洗濯行程を行うので、洗浄力の不足や、洗浄ムラ、さらに一定の洗浄力を確保するには洗いに時間がかかるという課題があった。
これらの課題を解決するものとして、外槽102内に溜まった洗濯水を循環ポンプで吸い上げ、回転ドラム内に戻すことにより洗濯物に洗濯水を十分に給水させて洗浄力を高める技術がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−215894号公報 特開平9−215893号公報
しかしながら、このような従来のドラム式洗濯機では、循環ポンプにより循環することができる水量は循環ポンプの大きさによって異なるため、洗濯物に洗濯水を十分に給水させるには大きな循環ポンプが必要となるが、洗濯機本体をコンパクト化するには循環ポンプも小さくせざるを得ず、そのため十分な循環流量を得ることができないという問題があった。また、循環ポンプという新たな構成が必要となってしまうため複雑な構成となり、製造コストがかかるものであった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、循環ポンプ等を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に戻すことにより、洗浄力を向上させ、洗浄ムラを減少させることができるとともに製造コストを低く抑えるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、筐体と、前記筐体に内包され衣類出入用の第1開口部を有する有底円筒状の外槽と、前記外槽に回転自在に内包され前記第1開口部に対応して開口する第2開口部と前記筐体の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した回転軸とを有する有底円筒状の回転ドラムと、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路内に設けられ排水を制御する排水手段とを備え、前記外槽は、外槽底部内面と外槽胴部内面との境界近傍に設けられ前記回転ドラムの回転に伴って前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通し前記取水口から下方に延設され外槽胴部外面を経由して外槽前方へ延設された循環水路と、前記循環水路の他端と連通し前記外槽前面部の内面側より前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記排水経路は、前記循環水路に連通し内部に残った洗濯水を排水する水抜き経路と連通する連通部分を、前記排水手段より上流側に有し、前記連通部分より上流側には、上流側から下流側へは開き下流側から上流側へは閉じる逆止弁が設けられたものである。
これにより、回転ドラムが背面側に向かって下向きに傾斜しているため、回転ドラムの回転に伴って外槽の底部と胴部の境界近傍に洗濯水が集まって回転し、回転している洗濯水を外槽底部内面と外槽胴部内面の境界近傍に設けた取水口に取り込み、取水口から取り込んだ洗濯水を吐出口から回転ドラムに戻すことにより、洗濯水が何度も洗濯物にふりかかるため洗濯物に含まれやすくなり、洗浄力を向上させることができるともに洗浄ムラをなくすことができる。また、循環水路と連通する水抜き経路を設けたので、排水時に循環水路内に水が溜まるのを防ぐことができ、さらにその水抜き経路には逆止弁を設けたので、洗い行程において循環水路内の洗濯水が水抜き経路を通って外槽内に戻るのを防ぐことができ、吐出口から吐出される循環水量の減少を抑えることができる。
本発明のドラム式洗濯機は、循環ポンプ等を用いることなく外槽内の洗濯水を回転ドラム内に戻すことにより、洗浄力を向上させ、洗浄ムラを減少させることができるとともに製造コストを低く抑えることができる。
第1の発明は、筐体と、前記筐体に内包され衣類出入用の第1開口部を有する有底円筒状の外槽と、前記外槽に回転自在に内包され前記第1開口部に対応して開口する第2開口部と前記筐体の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した回転軸とを有する有底円筒状の回転ドラムと、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路内に設けられ排水を制御する排水手段とを備え、前記外槽は、外槽底部内面と外槽胴部内面との境界近傍に設けられ前記回転ドラムの回転に伴って前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通し前記取水口から下方に延設され外槽胴部外面を経由して外槽前方へ延設された循環水路と、前記循環水路の他端と連通し前記外槽
前面部の内面側より前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記排水経路は、前記循環水路に連通し内部に残った洗濯水を排水する水抜き経路と連通する連通部分を、前記排水手段より上流側に有し、前記連通部分より上流側には、上流側から下流側へは開き下流側から上流側へは閉じる逆止弁が設けられたものである。
この構成によると、回転ドラムが背面側に向かって下向きに傾斜しているため、回転ドラムの回転に伴って外槽の底部と胴部の境界近傍に洗濯水が集まって回転し、回転している洗濯水を外槽底部内面と外槽胴部内面の境界近傍に設けた取水口に取り込み、取水口から取り込んだ洗濯水を吐出口から回転ドラムに戻すことにより、洗濯水が何度も洗濯物にふりかかるため洗濯物に含まれやすくなり、洗浄力を向上させることができるともに洗浄ムラをなくすことができる。また、循環水路と連通する水抜き経路を設けたので、排水時に循環水路内に水が溜まるのを防ぐことができ、さらにその水抜き経路には逆止弁を設けたので、洗い行程において循環水路内の洗濯水が水抜き経路を通って外槽内に戻るのを防ぐことができ、吐出口から吐出される循環水量の減少を抑えることができる。
第2の発明は、前記請求項1に記載の発明において、逆止弁の上端部を係止する略環状の弁保持部材が排水経路内に固定され、前記弁保持部材は、前記逆止弁の外周部に設けた平面部が当接する略環状の当接面を内壁に有するものである。
この構成によると、逆止弁を弁保持部材に装着し、弁保持部材を排水経路に固定するので、逆止弁を直接排水経路内に取り付ける場合に比べて取り付けやすく作業性が向上する。
第3の発明は、前記請求項2に記載の発明において、弁保持部材の当接面は、上端部が下端部よりも上流側に位置するよう上流側へ向かって傾斜する構成としたものである。
この構成によると、逆止弁は上端部と平面部の接続部分で折れ曲がるため弾性力により当接面に密着し、また、逆止弁が当接面の上に位置するため逆止弁が自重によりさらに当接面に密着するので、水抜き経路から流れ込んだ洗濯水が下流側から上流側に向かって逆止弁を通過するのを防ぐことができる。
第4の発明は、前記請求項2または3に記載の発明において、排水経路に排水経路フタを設け、前記排水経路フタを脱着することで前記排水経路内への弁保持部材の着脱を可能としたものである。
この構成によると、排水経路フタを開けることにより簡単に弁保持部材を取り外すことができるので、弁保持部材や排水経路内に溜まった洗濯水に含まれる洗剤やリント等の異物を取り除くことができる。
第5の発明は、前記請求項4に記載の発明において、排水経路は、一端が外槽と連通する第1の排水管路と、一端が排水手段と連通し他端に第3開口部を有し側面で第1の排水管路の他端と連通する略円筒状の第2の排水管路とを有し、水抜き経路は、前記第1の排水管路と前記第2の排水管路の連通部分と前記排水手段と前記第2の排水管路の連通部分との間で第2の排水管路と連通し、前記第2の排水管路は、前記第1の排水管路との連通部分と前記水抜き経路との連通部分との間に設けられ内壁から突出する段部と、前記第3開口部を覆う排水経路フタとを有し、弁保持部材は、前記段部と前記排水経路フタに挟まれて固定されるよう構成したものである。
この構成によると、排水経路フタを閉めることにより、段部に係止された弁保持部材を固定することができるため、弁保持部材を固定するための別部材が不要となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の断面図を示している。図1において、ドラム式洗濯機の筐体1内には、有底円筒状の外槽6が図示しないサスペンション構造によって筐体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した状態で支持されている。外槽6は外槽本体2と外槽カバー3とで構成され、その接続部分で第1のパッキング部材4を介して接続固定されている。外槽6は、その内側に有底円筒形に形成された回転ドラム5を、その回転軸が筐体1の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜するように回転自在に支持している。
筐体1の正面側には、洗濯物を出し入れするための筐体開口部1aが設けられており、さらにその筐体開口部1aを開閉自在に覆う扉体8が設けられている。
外槽カバー3には、筐体開口部1aの対応位置に外槽カバー開口部(第1開口部)3aが設けられており、回転ドラム5には、筐体開口部1a及び外槽カバー開口部3aの対応位置に、回転ドラム開口部5a(第2開口部)が設けられている。この筐体開口部1a、外槽カバー開口部3a及び回転ドラム開口部5aを介して、筐体1の外から回転ドラム5内への洗濯物の出し入れを行う。
回転ドラム5は、回転ドラム開口部5aが設けられた回転ドラム前面部5b、有底円筒状の胴部を構成する回転ドラム胴部5c及び底部を構成する回転ドラム底部5dより構成され、また回転ドラム胴部5cの内面には攪拌突起5eが複数個設けられており、外槽本体2の外槽本体底部2cの外方に取り付けられた駆動モータ7によって回転駆動され、その回転速度や回転方向は可変である。
外槽6には、給水経路9が配管接続されており、筐体1内に設けられた給水弁11(図5に示す)が開かれることにより、水道水が洗剤ケース9a、給水経路9を通過して外槽6内へ給水される。また、外槽6の下方に設けた排水接続部48(図6に示す)と排水経路10は連通しており、排水接続部48に溜まった洗濯水は排水経路10へ流れる。排水経路10の途中には排水弁13が設けられており、排水時は排水弁13を開くことにより、洗濯水は筐体1外へ排水される。
ここで、図2は本発明の第1の実施の形態における排水経路10の断面図であり、図1および図2を用いて排水経路10について説明する。
排水経路10は、第1の排水管路42、第2の排水管路43、排水手段44および第3の排水管路45で構成されている。
第1の排水管路42は、一端にエアトラップ部46を一体に有するとともに、他端で第2の排水管路43の側面と略垂直に連通し、また側面から上方へ突出する第1の排水管路接続部47は、外槽6の底部に設けた排水接続部48と連通した状態で接続されている。エアトラップ部46は、上部にエアチューブ49の一端が連通しており、エアチューブ49の他端は筐体1の上方に設けた水位検知手段14に連通している。
第2の排水管路43は、一端が開口しており、その開口を覆う排水経路フタ50が略円形のパッキング部材51を介して開閉自在に取り付けられている。また、他端は排水手段44と連通している。さらに、側面において第1の排水管路42と連通しており、第1の
排水管路42との連通部分54と排水口53との間の側面には、水抜き経路52の一端と連通する第2排水管路接続部43aが設けられている。水抜き経路52は、他端が第2の循環水路26(図6に示す)の底部に設けられた循環水路接続部26aと連通しており、第2の循環水路26に溜まった洗濯水を排水口53へ排水するものである。第2の排水管路接続部43aおよび循環水路接続部26aには、先端に水抜き経路52を係止するための係止部43b、26bがそれぞれ設けられており、水抜き経路52は、その内壁が第2の排水管路接続部43aおよび循環水路接続部26aに接するよう差し込まれることにより係止部43b、26bに係止され、さらに係止部43b、26bの近傍を外側からバンド(図示せず)で留められて固定されている。
また、第1の排水管路42との連通部分54と水抜き経路52との連通部分55との間には、内壁から突出する略環状の段部56を設けている。
図3(a)は、本発明の実施の形態1における逆止弁57の斜視図、図3(b)は、本発明の実施の形態1における弁保持部材58の断面図である。逆止弁57は、弾性体により形成されており、上端部に設けたフック部59が弁保持部材58の一端近傍の上部に設けた凹部60に係止され、略垂直に保持されている。
弁保持部材58は、略円筒状に形成されており、外壁が第2の排水管路43に内接している。また、側面には、その途中から逆止弁57を設けた一端から他端に向かって開口部61が設けられている。この開口部61が第1の排水管路42と第2の排水管路43との連通部分54に対応する位置にくるように、第2の排水管路43には2本の位置決めリブ62、弁保持部材58の外壁には位置決めリブ62に対応する位置に位置決め凹部63を2つ設け、弁保持部材58を第2の排水管路43に挿入するときに位置決めリブ62と位置決め凹部63とを嵌合させることで位置決めを行っている。
また、弁保持部材58は、凹部60近傍の内壁から内方へ突出する略環状の内壁リブ64を一体に設けており、内壁リブ64の逆止弁57を装着した下流側の面には、逆止弁57が閉じているとき逆止弁57の外周近傍に設けた平面部65が当接する第1の当接面66を形成している。平面部65が第1の当接面66に当接することで、排水口53側から外槽6側へ向かう洗濯水の流れ、すなわち下流側から上流側への洗濯水の流れを遮断することができる。さらに、内壁リブ64の逆止弁57を装着していない上流側の面には、弁保持部材58の内壁から内壁リブ64になだらかに変化する傾斜部67を設けている。
このように構成された逆止弁57および弁保持部材58の取り付け方を説明する。まず、弁保持部材58の凹部60に逆止弁57の上端部を係止して逆止弁57を装着する。次に、第2の排水管路51の開口した一端から、位置決め凹部62が位置決めリブ63に嵌まるよう、逆止弁57を有する一端を前にして弁保持部材58を挿入し、段部56に逆止弁57を有する一端が当たる位置まで挿入する。次に、第2の排水管路43の開口した一端にパッキング部材51を介して排水経路フタ50を取り付ける。排水経路フタ50を取り付けると、弁保持部材58は、排水経路フタ50によって排水口53側へ押される状態になり、弁保持部材58は段部56と排水経路フタ50に挟まれて第2の排水管路43内に固定される。
排水手段44は、一端が排水口53を有するとともに第2の排水管路43と連通し、内部に排水口53を開閉する排水弁13を有している。排水弁13は、排水時以外はバネ付勢により伸張しているため排水口53を閉塞しており、排水時は開閉操作部68に連結されたギアドモータ(図示せず)の駆動によりバネ付勢に抗して収縮し、排水口53を開く。また、側面において第3の排水管路45と連通している。
第3の排水管路45は、一端が排水手段44と連通し、他端は2股に分かれおり、一方は排水ホース74の一端と連通し他方は溢水排水管路69と連通している。排水ホース74の他端は筐体1の外に引き出されており、排水口53を通過した洗濯水は排水ホース74を通って筐体1の外に排水される。また、溢水排水管路69は、外槽6の外槽カバー前面部3bの下方に設けた溢水口70(図7に示す)と連通しており、溢水口70に入った洗濯水は溢水排水管路69を通って第3の排水管路45に排水され、排水ホース74を通って筐体1外に排水される。
図4は、本発明の実施の形態1における排水接続部48および第1の排水管路42の断面図である。図4に示すように、第1の排水管路42は、2箇所に取付ボス部71を有し、外槽6の下部に形成したボス部72にビス止めで下方から取り付けられている。また、取付板72は排水接続部48に対応する位置に開口部を有しており、開口部から突出する排水接続部48の下端に設けられた下方へ開口する凹部48aに、排水管路接続部47の上端が下方から接着剤を介して嵌められることにより、排水管路接続部47と排水接続部48が互いに固定されている。
水位検知手段14は、エアチューブ49を介して伝わったエアトラップ部46内の空圧の変化により外槽6内の水位を検知する。すなわち、外槽6内に給水が行われると、洗濯水は排水接続部48から第1の排水管路42へ流れ込む。排水時以外では排水弁13は閉塞しているので排水口53からは排水されず、洗濯水は第1の排水管路42および第2の排水管路43内に溜まる。エアトラップ部46は第1の排水管路42と連通しているので、第1の排水管路42および第2の排水管路43内に溜まった洗濯水の水位に応じてエアトラップ部46内の空気が圧縮され、この空圧がエアチューブ49を通じて水位検知手段14に伝わり、水位検知手段14は外槽6内の水位を検知する。
制御手段16は、洗濯行程から脱水行程までの運転動作の一連行程を制御する。図5は、本発明の第1の実施の形態における制御装置15の構成を示すブロック図である。制御装置15は、制御手段16、設定手段17、記憶手段18及びパワースイッチング手段19等から構成される。マイクロコンピュータにより構成される制御手段16は、設定手段17から入力される運転コースの選択などの設定入力に応じて、記憶手段18に記憶された制御プログラムを用いてパワースイッチング手段19に制御指令を出力する。
パワースイッチング手段19はSCR等のスイッチング素子を用いて構成されており、制御手段16からの制御指令に応じて駆動モータ7、給水弁11、排水弁13などの動作を制御する。
図6は、本発明の第1の実施の形態における外槽本体2の斜視図である。外槽本体2は、外槽本体開口部2a、外槽本体胴部2bおよび外槽本体底部2cを有する有底円筒型である。
外槽本体底部2cと外槽本体胴部2bの境界部の近傍であって外槽本体底部2c内面には、略凹状に形成された外槽本体底溝部2dを、外槽本体胴部2bと略同心円の円弧状に設けている。外槽本体底溝部2dには、内面側より外槽本体底溝部2dに対応した形状の外槽本体溝蓋23が、その外周近傍に設けられた第2のパッキング部材24を介して外周部をねじ25にてねじ止め固定されており、この外槽本体底溝部2dと外槽本体溝蓋23とにより第1の循環水路22が形成されている。
第1の循環水路22の一端である取水口20は、底面が外槽本体底溝部2dの底面から外槽本体底部2cの内面まで徐々に変化する案内凹部21に連通している。また、外槽本体2には、その外槽本体胴部2bの外側に、外槽本体開口部2aから外槽本体底部2cま
で連通するパイプ状の第2の循環水路26が一体に形成されており、この第2の循環水路26の外槽本体底部2c側の端が第1の循環水路22の他端に連通している。
図7は、本発明の第1の実施の形態における外槽カバー3の斜視図である。
外槽カバー3は、外槽カバー開口部3aが設けられた外槽カバー前面部3bと、外槽カバー胴部3cと、外槽カバー後方開口部3dを有する略円筒状に形成されている。
外槽カバー3には、その外槽カバー胴部3cの外側で、第2の循環水路26に対応する位置に外槽カバー後方開口部3dから外槽カバー前面部3bまで連通する第3の循環水路27が一体に形成されている。
外槽カバー前面部3b内面には、略凹状に形成された外槽カバー前面溝部3eを、外槽カバー前面部3bの外周側から外槽カバー開口部3aに近づくにつれ、途中で二股に分かれるような略Y字状に設けられている。この外槽カバー前面溝部3eには、内面側より外槽カバー前面溝部3eの形状に対応した形状の外槽カバー溝蓋29が、その外周近傍に設けられた第3のパッキング部材30を介して、外周部をねじ31にてねじ止め固定されている。この外槽カバー前面溝部3eと外槽カバー溝蓋29とにより、略Y字状の第4の循環水路28が形成されている。
第4の循環水路28の略Y字状の下側端である一端は、第3の循環水路27の外槽カバー前面部3b側の端と連通している。外槽カバー溝蓋29には、二股に分かれた先端部分の近傍に、洗濯水を吐出するための循環ノズル34がそれぞれ設けられている。
この構成により、図1に示すように循環ノズル34は、外槽カバー開口部3aの外周近傍で、かつ、外槽カバー前面部3cの内面側であって、回転ドラム開口部5a内に面するように配設されている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定され外槽6として筐体1に支持された状態において、循環ノズル34は、外槽カバー前面部5cの下半分の部分に位置し、取水口20より低い位置になるように設けられている。
また、外槽本体2と外槽カバー3が接続固定された時において、第2の循環水路26と第3の循環水路27は、前述した外槽本体2と外槽カバー3を接続固定する方法と同様にして第1のパッキング部材4を介して接続固定されている。
図8(a)は本発明の第1の実施の形態における循環ノズル34の正面図、図8(b)は同循環ノズル34の平面図、図8(c)は同循環ノズル34の側断面図である。循環ノズル34は、一端が第4の循環水路28と連通し、他端が回転ドラム5の内面側へ突出した、略円筒状のノズル34aと、下半分がノズル34aの突出した端の下半分と一体に形成され、上半分が回転ドラム5の内面側へ向かうにつれてノズル34aから離れるように傾斜し、その上端の高さがノズル34aの上端と略同じ高さになるように形成された略円盤状の調節板33とで構成されている。この調節板33の上半分をノズル34aと離すことにより吐出口32を形成している。また、調節板33の傾斜角度を調節することにより、第1〜4の循環水路を通ってきた洗濯水の吐出角度を調節することができる。
図9は、本発明の第1の実施の形態における回転ドラム5の回転ドラム底部5dの外方からの平面図であり、図10は、回転ドラム5の縦断面図である。
回転ドラム底部5dは、その外周に外側へ突出するフランジ部5fを設けることで、略
凹状に形成され、回転ドラム胴部5cの後端部分と、フランジ部5fとをかしめまたは溶接等により連接している。
この回転ドラム底部5dの外面側のフランジ部5f内には、3本の延設部35aを略放射状に有するアルミダイキャスト製のドラム固定部材35が設けられるとともに、3本の延設部35a間に、それぞれ回転ドラム底部5dの外周に沿うように形成された略円弧状のリブ取付部材37が設けられている。
ドラム固定部材35は、モータ7から延出したシャフト7aとその中央部分で連結され、モータ7の回転を回転ドラム5に伝達している。
リブ取付部材37は、外周に後方へ凸の外壁40および内壁41を設けることで、略凹状に形成し、その内部に外壁40と内壁41とを連結する複数本のリブ38を外壁40と内壁41とほぼ同じ高さで、回転ドラム5の中心に対し放射状に設けている。また、その円周方向の両端には、リブ取付部材37をドラム固定部材35の延設部35aに取り付けるための延設リブ38aをそれぞれ設けている。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下その動作及び作用を説明する。
回転ドラム5内に洗濯物が投入され、運転開始の入力が行われると、制御手段16は制御プログラムを記憶手段18から読み出し、以下のような制御手順に応じた制御動作を開始する。
まず、回転ドラム5を回転させて布量検知手段9aにより洗濯物の量を検知する。布量検知手段9aは、洗濯物の量に応じて駆動モータ7が受ける負荷変化から洗濯物の量を検知するものであり、検知された洗濯物の量は記憶手段18に記憶される。次に、検知された洗濯物の量に応じて給水する水位が決定される。
次に、給水弁11により外槽6内に水道水を給水する。給水された洗濯水は外槽6内に溜まっていき、外槽6の下部に設けた排水接続部48から第1の排水管路42および第2の排水管路43に流れ込む。排水弁13は排水口53を閉塞しているため、洗濯水は排水口53から流れ出ず第1の排水管路42および第2の排水管路43に溜まる。これによりエアトラップ部46の空気が圧縮され、この空圧の変化がエアチューブ49を通じて水位検知手段14に伝わり、水位検知手段14は空圧の変化から外槽6内の水位を検知する。
外槽6内に所定の水位まで給水されたことが検知されると、給水弁11を閉じて給水を停止する。給水された洗濯水は、外槽6と回転ドラム5とが筐体1の正面側から背面側に向かって傾斜して配設されているため、外槽本体胴部2b内面と外槽本体底部2c内面との境界近傍でかつ下方に溜まった状態となる。
その後、洗い行程に移行する。モータ7により回転ドラム5を回転させると、回転ドラム5に取り付けられたリブ取付部材37のリブ38の回転により洗濯水が図3の矢印Aの方向に掻きあげられ始める。回転ドラム5の回転速度が、所定の回転速度以上、すなわち洗濯物が回転ドラム5の内面に張り付く程度の回転速度(例えば80r/min)になると、洗濯水は、遠心力の影響で外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍に集まって回転し始める。
ここで、外壁40を設けたことにより、リブ38に掻きあげられて遠心力により外槽本体胴部2b側へ向かおうとする洗濯水は、リブ取付部材37に設けた外壁40によって図10のリブ38矢印Bのように外壁40に沿って取水口20が設けられた外槽本体底部2
c側に流れ出ることになる。
このように洗濯水は、外槽本体底部2c側に流れ出るとともに、外槽本体胴部2bと外槽本体底部2cの境界近傍を回転する。このとき、外槽本体底部2cには案内凹部21が設けられているので、洗濯水はリブ取付部材37から流れ出た勢いと重力とによって案内凹部21に案内され、取水口20を介して第1の循環水路22に流れ込む。
その後、流れ込んだ洗濯水は、第2の循環水路26、第3の循環水路27および第4の循環水路28を通り、循環ノズル34に達する。このとき、第2の循環水路26は円弧状に設けられているので、洗濯水の流れが妨げられることなくスムーズな洗濯水の流れとなる。
循環ノズル34に達した洗濯水は、調節板33により、所定の角度で所定の広がりをもって吐出口から吐出される。このようにして吐出された洗濯水は、回転ドラム5内で回転ドラム5とともに回転している洗濯物に降りかかる。
このように洗濯物に降りかかった洗濯水は、洗濯物に染み込んだ後、その回転の遠心力により回転ドラム5に設けられた透孔5gから回転ドラム5の外に排水され、再び外槽6内に戻ることとなる。
以上のようにして、洗濯水を循環させ洗濯物に早期に浸透させることができる。
ここで、第2の循環水路26に連通する水抜き経路52の内部に、逆止弁57を設けていることから、取水口20から取り込んだ洗濯水は水抜き経路52を通って第2の排水管路43に流れ込み、第1〜4の循環水路22、26、27、28内の洗濯水が減ってしまい、吐出口32から吐出される水量が減ってしまうおそれがある。
しかし、排水口53は排水弁13により閉塞されているため筐体1の外へは排水されず、また、第2の排水管路43は第1の排水管路42を介して外槽6とつながっているが、水抜き経路52から第2の排水管路43へ流れ込んだ洗濯水が外槽6に戻らないよう、第2の排水管路43の、第1の排水管路42との連通部分54と水抜き経路52との連通部分55の間に逆止弁57を設けているので、洗濯水は第1の排水管路42を通って外槽6に戻ることはなく、水抜き経路52や排水弁13と逆止弁57との間に溜まっていき、やがて水抜き経路52が満杯になると、取水口20から取り込んだ洗濯水は水抜き経路52に流れることなく全て吐出口32から吐出されるので、循環水量や吐出される勢いが減ることがなく、取水口20から取り込んだ洗濯水を吐出口32から勢いよく吐出させることができる。
また、弁保持部材58における当接面66の下端部が、上端部よりも下流側に位置するよう、当接面66を上流側に向かって傾斜させているため、逆止弁57を弁保持部材58に取り付けたとき、逆止弁57はフック部59と平面部65の接続部分73で折れ曲がり、弾性力により当接面66に密着する。また、当接面66を逆止弁57が当接面66の上になるよう当接するので、逆止弁57は自重によりさらに当接面66にさらに密着する。これにより、水抜き経路52から第2の排水管路43に流れ込んだ洗濯水が第1の排水管路42に流れ込み外槽6内へ戻ってしまうのを防ぐことができる。
また、第2の排水管路43には排水経路フタ50を設けているので、排水経路フタ50を開くことにより、第1の排水管路42、第2の排水管路43、弁保持部材58等に残った洗剤やリント等の異物を取り除くことができる。特に、外槽6内の洗濯水がはじめに流れ込む第1の排水管路42や内壁リブ64を有する弁保持部材58には溶けなかった洗剤
やリント等の異物が残留しやすいが、排水経路フタ50を第1の排水管路42および弁保持部材58に近い位置に設けているので、洗剤やリント等の異物を取り出しやすい。
また、弁保持部材58を、第2の排水管路43に設けた段部56で係止し、さらに排水経路フタ50が段部56側へ押すため、排水経路フタ50を取り付けるだけで弁保持部材58を固定でき、また排水経路フタ50を取り外すだけで弁保持部材58を取り出すことができるので、簡単に弁保持部材58が着脱可能となり作業性が向上する。
また、逆止弁57を弁保持部材58に装着し、弁保持部材58を第2の排水管路43に取り付けているので、逆止弁57のみを直接第2の排水管路43に取り付ける場合に比べて取り付けやすくなり、作業性が向上する。
その後、回転ドラム5の回転を一旦停止し、次に回転ドラム5の内面に設けられた撹拌突起5eに引っ掛けられて回転方向に持ち上げられて適当な高さから落下する回転速度で、回転ドラム5を回転させる動作、すなわち叩き洗いを行う。ここでは、外槽6に溜まった洗濯水を回転ドラム5内へ循環させることにより、洗濯物に洗濯水が十分浸透した状態で叩き洗いが行われるため、洗濯水の浸透が不十分な場合に比べて洗浄力を向上させることができるともに、洗浄ムラを減らすことができる。また、同じ洗浄効果を得るための時間が短くなり、洗い時間を短縮することが可能となる。
以上の洗い行程を終了すると、次にすすぎ行程、脱水行程に移る。すすぎ行程、脱水行程において、排水時に排水弁13を開き、外槽6および第1〜4の循環水路22、26、27、28に溜まった洗濯水を筐体1外へ排水する。排水弁13を開くと、筐体1外と連通している第3の排水管路45の圧力と、洗濯水が溜まっている逆止弁57と排水口53の間の圧力との差により、逆止弁57は排水口53側へ開くので、外槽6から第1の排水管路42を通って第2の排水管路43に溜まっていた洗濯水は逆止弁57、排水口53を通って筐体1外へ排水される。また同時に、第1〜4の循環水路22、26、27、28に溜まった洗濯水も水抜き経路52、排水口53を通って筐体1外へ排水される。
このとき、弁保持部材58の内壁リブ64に傾斜部67を設けているので、洗濯水を排水するときに、洗濯水に含まれるリント等の異物が内壁リブ64に引っかかりにくくなり、洗濯水とともに筐体1の外へ排出することができる。
なお、本実施の形態では、逆止弁としてバタフライ弁について説明したが、外槽6から排水口53へ流れる洗濯水を通し、循環水路22、26、27、28から水抜き経路52を通り外槽6へ向かう方向に流れる洗濯水を通さないようにする弁等であればどのようなものでもよく、同じ効果を奏する場所であればどのような場所に設けても良い。
なお、本実施の形態において取水口20の位置は図6で示したように外槽本体底部2cの上半分でかつ洗濯水が回転して流れる下流側に配置したが、回転ドラム5の回転に伴って外槽6内を回転して流れる洗濯水を取り込み、吐出口32から吐出させることができれば、取水口20の位置はこの場所に限らない。
また、本実施の形態では、循環ノズル34を2つ形成したが、循環ノズル34は単数でも複数でもよく、また配置場所は洗濯水を回転ドラム5内へ循環できる場所であればよい。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、循環ポンプを用いずに叩き洗いすることができるため、洗浄力を向上させることができるともに洗浄ムラを減少させることが
可能となるので、洗濯機に限らず、回転ドラムを回転させながら洗浄を行う各種機器、装置にも広く適用できるものである。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の断面図 同排水経路の断面図 (a)同逆止弁の斜視図(b)同弁保持部材の断面図 同排水溝と第1の排水管路の断面図 同制御装置の構成を示すブロック図 同外槽本体の斜視図 同外槽カバーの斜視図 (a)同循環ノズルの正面図(b)同循環ノズルの平面図(c)同循環ノズルの側断面図 同回転ドラムの底部の外方からの平面図 同回転ドラムの縦断面図 従来のドラム式洗濯機の構造を示す断面図
1 筐体
5 回転ドラム
6 外槽
10 排水経路
20 取水口
22 第1の循環水路
26 第2の循環水路
27 第3の循環水路
28 第4の循環水路
32 吐出口
44 排水手段
52 水抜き経路
57 逆止弁

Claims (5)

  1. 筐体と、前記筐体に内包され衣類出入用の第1開口部を有する有底円筒状の外槽と、前記外槽に回転自在に内包され前記第1開口部に対応して開口する第2開口部と前記筐体の正面側から背面側に向かって下向きに傾斜した回転軸とを有する有底円筒状の回転ドラムと、前記外槽内の洗濯水を前記筐体外へ排水する排水経路と、前記排水経路内に設けられ排水を制御する排水手段とを備え、前記外槽は、外槽底部内面と外槽胴部内面との境界近傍に設けられ前記回転ドラムの回転に伴って前記外槽内を回転する洗濯水が入り込む取水口と、前記取水口と一端が連通し前記取水口から下方に延設され外槽胴部外面を経由して外槽前方へ延設された循環水路と、前記循環水路の他端と連通し前記外槽前面部の内面側より前記回転ドラム内に洗濯水を吐出する吐出口とを有し、前記排水経路は、前記循環水路に連通し内部に残った洗濯水を排水する水抜き経路と連通する連通部分を、前記排水手段より上流側に有し、前記連通部分より上流側には、上流側から下流側へは開き下流側から上流側へは閉じる逆止弁が設けられたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 逆止弁の上端部を係止する略環状の弁保持部材が排水経路内に固定され、前記弁保持部材は、前記逆止弁の外周部に設けた平面部が当接する略環状の当接面を内壁に有することを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 弁保持部材の当接面は、上端部が下端部よりも上流側に位置するよう上流側へ向かって傾斜する構成としたことを特徴とする請求項2記載のドラム式洗濯機。
  4. 排水経路に排水経路フタを設け、前記排水経路フタを脱着することで前記排水経路内への弁保持部材の着脱を可能としたことを特徴とする請求項2または3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 排水経路は、一端が外槽と連通する第1の排水管路と、一端が排水手段と連通し他端に第3開口部を有し側面で第1の排水管路の他端と連通する略円筒状の第2の排水管路とを有し、水抜き経路は、前記第1の排水管路と前記第2の排水管路の連通部分と前記排水手段と前記第2の排水管路の連通部分との間で第2の排水管路と連通し、前記第2の排水管路は、前記第1の排水管路との連通部分と前記水抜き経路との連通部分との間に設けられ内
    壁から突出する段部と、前記第3開口部を覆う排水経路フタとを有し、弁保持部材は、前記段部と前記排水経路フタに挟まれて固定されるよう構成した請求項4記載のドラム式洗濯機。
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