JP2950161B2 - 混合弁および湯水混合装置 - Google Patents

混合弁および湯水混合装置

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JP2950161B2
JP2950161B2 JP23099194A JP23099194A JP2950161B2 JP 2950161 B2 JP2950161 B2 JP 2950161B2 JP 23099194 A JP23099194 A JP 23099194A JP 23099194 A JP23099194 A JP 23099194A JP 2950161 B2 JP2950161 B2 JP 2950161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量混合たとえば湯と
水を混合して適温の給湯をする等が可能な混合弁および
湯水混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の混合弁および湯水混合装
置(例えば実開昭62−119586号公報)を、図
9、図10および図11に示す。同図において、1は弁
本体、2、3は入口ポート、4は出口ポートである。弁
本体1の入口ポート2、3間の弁室1aは筒状に形成さ
れていて、その弁室1a内にその内径に合致する外径を
有した筒状の弁体5が水密的に回動可能に配置されてい
る。この弁体5の一端部5aの中央には弁本体1の上端
面に装備したステッピングモータ6の駆動軸7が固定さ
れ、また他端部5bは開口して出口ポート4に連通して
いる。また、弁体5の周面には、図10に示すように2
カ所に開口部5c、5dが形成されていて、一方の開口
部5cが入口ポート2に連通し、また他方の開口部5d
が入口ポート3に連通している。
【0003】ステッピングモータ6により弁体5を回動
させると入口ポート2、3の開口面積が可変されて、入
口ポート2、3から開口部5c、5dを通って弁室1a
内に流入する冷水、熱水の流量が可変される。図12の
流量特性線図に示されるように、弁体5の回転角度位置
θがステッピングモータ6によって回転されるのに応じ
て、冷水の流量が増加すると同時に熱水の流量は減少す
る。またステッピングモータ6を逆方向に回転すると弁
体5も逆方向に回転し、冷水流量が減少し熱水流量が増
加する。なお、流量特性線図のヒステリシスは、ステッ
ピングモータ6の減速ギアのバックラッシによって生じ
たものである。また湯側の流量線図のリニアリティが良
くないのは、一般的に湯側の入口ポート3に作用する湯
側供給圧が、入口ポート2に作用する水側供給圧より低
く、入口ポート2が開口し始めて入口ポート3の開口面
積が絞られ始めると、入口ポート2から弁体5の開口部
5cに流れ込む水流の勢いが入口ポート3から弁体5の
開口部5dに流れ込む湯を塞ぐように水側の動圧が作用
し、弁体5の回転角度に対して湯側流量の減少する勾配
が変化するためである。
【0004】また弁体5の他端部5b側には混合羽根8
が配置されている。入口ポート2、3から弁室1a内に
流入した冷水、熱水はその混合羽根8を通る際に乱流を
生じて強制的に混合される。
【0005】出口ポート4内には、混合羽根8により混
合された冷水と熱水の温度を検知するサーミスタ9が配
置されている。このサーミスタ9の検知信号は電子コン
トローラ10に出力され、ここで目標温度との偏差量が
求められ、その偏差量に応じた制御信号が電子コントロ
ーラ10からステッピングモータ6に出力される。
【0006】図11に上記混合弁を装備した給湯装置を
示している。111は電気温水器、112は減圧弁であ
る。電気温水器111から配管113を通って弁本体1
の入口ポート3に熱水が供給される一方、減圧弁11
2、配管114を介して冷水が弁本体1の入口ポート2
に供給される。入口ポート2、3に供給された冷水と熱
水は、混合羽根8により強制的に混合されて混合水とな
った後、出口ポート4内で検知手段9により直ちに温度
が検出される。検知信号は電子コントローラ10に出力
され、その電子コントローラ10からステッピングモー
タ6に制御信号が出力されて目標温度となるように入口
ポート2、3の開口度が可変される。そして目標温度に
調整された混合水が出口ポート4から配管115を介し
て各場所に給湯されるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の混合弁および湯水混合装置では、水側供給
圧および湯側供給圧の条件によって弁体5の回転角度に
対する湯水の混合流量変化が図12のように屈曲し、弁
体5の回転角に対して滑らかな混合温度可変がしずらか
ったり、電子コントローラ10でステッピングモータ6
および弁体5を駆動制御して、目標温度に保持しようと
しても混合出湯温度がハンチングして変動したり、目標
温度を変えた時の応答速度が遅かったりする不具合を生
じるなどの課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するものであり、
弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変化の直線性が
優れ、弁体の回転角に対して滑らかな混合温度可変がし
易い混合弁を提供することを第一の目的としている。
【0009】第二の目的は、弁体の回転角度に対する湯
水の混合流量変化の直線性が優れ、モータで弁体を回転
しその回転角に対しほぼ同じ変化率で滑らかに混合温度
を可変できる混合弁を提供することにある。
【0010】第三の目的は、弁体の回転角度に対する湯
水の混合流量変化の直線性が優れ、モータで弁体を回転
しその回転角に対しほぼ同じ変化率で滑らかに混合温度
を可変でき、混合弁制御器でハンチング等のない安定し
た混合出湯温度制御ができる湯水混合装置を提供するこ
とにある。
【0011】第四の目的は、湯側および水側の供給圧変
動や供給圧のアンバランスがあっても安定した混合出湯
温度制御ができる湯水混合装置を提供することにある。
【0012】第五の目的は、必要以上にステッピングモ
ータを回転させることなく高寿命でかつハンチング等の
ない安定した混合出湯温度制御ができる湯水混合装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために本発明の混合弁は、湯流入路と水流入路と混合
流出路を有するハウジングと、前記ハウジング内に回動
可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口孔および端面に
出口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔
との間に仕切り壁を設けたものである。
【0014】上記第二の目的を達成するために本発明の
混合弁は、湯流入路と水流入路と混合流出路を有するハ
ウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ側
面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した弁
体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた仕
切り壁と、前記弁体を回転駆動するモータと、前記モー
タの回転を前記弁体に伝達する回転動力伝達部を設けた
ものである。
【0015】上記第三の目的を達成するために本発明の
湯水混合装置は、湯流入路と水流入路と混合流出路を有
するハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設け
られ側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有
した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設
けた仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するモータと、前
記出口孔の下流の混合湯温を検出する混合温度検出器
と、混合湯温を設定する温度設定器と、前記混合温度検
出器と温度設定器からの信号に基づき比較演算して前記
モータを駆動する混合弁制御器を設けたものである。
【0016】上記第四の目的を達成するために本発明の
湯水混合装置は、湯流入路と水流入路と混合流出路を有
するハウジングと、前記湯流入路と水流入路の両方の圧
力を受けてその差圧力に応じて圧力の高い方の流路を自
動的に狭める流入差圧減小弁と、前記ハウジング内に回
動可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口孔および端面
に出口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口
孔との間に設けた仕切り壁と、前記弁体を回転駆動する
モータと、前記出口孔の下流の混合湯温を検出する混合
温度検出器と、混合湯温を設定する温度設定器と、前記
混合温度検出器と温度設定器からの信号に基づき比較演
算して前記モータを駆動する混合弁制御器を設けたもの
である。
【0017】上記第五の目的を達成するために本発明の
湯水混合装置は、湯流入路と水流入路と混合流出路を有
するハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設け
られ側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有
した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設
けた仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するステッピング
モータと、前記ステッピングモータの出力軸の回転位置
の少なくとも1カ所検出する位置検出器と、前記位置検
出器の検出信号でゼロリセットしそこからの駆動パルス
数により前記ステッピングモータの回転位置を検出する
位置検出回路と、前記出口孔の下流の混合湯温を検出す
る混合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設定器
と、前記混合温度検出器と温度設定器と位置検出回路か
らの信号に基づき前記ステッピングモータを駆動制御す
る混合弁制御器を設けたものである。
【0018】
【作用】本発明の混合弁は、ハウジング内に回動可能に
設けられ側面に設けられた湯入口孔と水入口孔および端
面に出口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入
口孔との間に仕切り壁を設けたことにより、弁体の水入
口孔からと湯入口孔からの水流の動圧によってどちらか
の流れを塞ぐような直接的な流れの干渉が防止される。
したがって、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変
化の直線性が優れ、弁体の回転角に対して滑らかな混合
温度可変が可能になる。
【0019】また本発明の混合弁は、ハウジング内に回
動可能に設けられ側面に設けられた湯入口孔と水入口孔
および端面に出口孔を有した弁体と、その弁体を回転駆
動するモータと、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間
に仕切り壁を設けたことにより、弁体の水入口孔からと
湯入口孔からの水流の動圧によってどちらかの流れを塞
ぐような直接的な流れの干渉が防止される。したがっ
て、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変化の直線
性が優れ、モータで弁体を回転しそのモータの回転角に
対しほぼ同じ変化率で滑らかな混合温度可変が可能にな
る。
【0020】また本発明の湯水混合装置は、湯流入路と
水流入路と混合流出路を有するハウジングと、前記ハウ
ジング内に回動可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口
孔および端面に出口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入
口孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁と、前記弁体を
回転駆動するモータと、前記出口孔の下流の混合湯温を
検出する混合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設
定器と、前記混合温度検出器と温度設定器からの信号に
基づき比較演算して前記モータを駆動する混合弁制御器
を設けたことにより、弁体の水入口孔からと湯入口孔か
らの水流の動圧によってどちらかの流れを塞ぐような直
接的な流れの干渉が防止される。したがって、弁体の回
転角度に対する湯水の混合流量変化の直線性が優れ、モ
ータで弁体を回転しその回転角に対しほぼ同じ変化率で
滑らかに混合温度を可変でき、混合弁制御器でハンチン
グ等のない安定した混合出湯温度制御が可能になる。
【0021】また本発明の湯水混合装置は、湯流入路と
水流入路と混合流出路を有するハウジングと、前記湯流
入路と水流入路の両方の圧力を受けてその差圧力に応じ
て圧力の高い方の流路を自動的に狭める流入差圧減小弁
と、前記ハウジング内に回動可能に設けられ側面に湯入
口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した弁体と、前
記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁
と、前記弁体を回転駆動するモータと、前記出口孔の下
流の混合湯温を検出する混合温度検出器と、混合湯温を
設定する温度設定器と、前記混合温度検出器と温度設定
器からの信号に基づき比較演算して前記モータを駆動す
る混合弁制御器を設けたことにより、前記流入差圧減小
弁によって湯側および水側の供給圧変動や供給圧のアン
バランスがあっても弁体の水入口孔および湯入口孔に作
用するそれぞれの入口圧は近い値になる。また前記仕切
り壁によって、弁体の水入口孔からと湯入口孔からの水
流の動圧によってどちらかの流れを塞ぐような直接的な
流れの干渉が防止される。したがって、弁体の回転角度
に対する湯水の混合流量変化の直線性が優れ、モータで
弁体を回転しその回転角に対しほぼ同じ変化率で滑らか
に混合温度を可変でき、しかも湯側および水側の供給圧
変動や供給圧のアンバランスがあっても安定した混合出
湯温度制御が可能になる。
【0022】また本発明の湯水混合装置は、湯流入路と
水流入路と混合流出路を有するハウジングと、前記ハウ
ジング内に回動可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口
孔および端面に出口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入
口孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁と、前記弁体を
回転駆動するステッピングモータと、前記ステッピング
モータの出力軸の回転位置の少なくとも1カ所検出する
位置検出器と、前記位置検出器の検出信号でゼロリセッ
トしそこからの駆動パルス数により前記ステッピングモ
ータの回転位置を検出する位置検出回路と、前記出口孔
の下流の混合湯温を検出する混合温度検出器と、混合湯
温を設定する温度設定器と、前記混合温度検出器と温度
設定器と位置検出回路からの信号に基づき前記ステッピ
ングモータを駆動制御する混合弁制御器を設けたことに
より、前記位置検出器と位置検出回路によってステッピ
ングモータおよび弁体の回転位置が常時認識でき温度設
定器の設定温度と混合温度検出器の混合温度とからステ
ッピングモータの回転方向が混合弁制御器によって即座
に判断指示されるのと合わせて、ステッピングモータの
有効回転範囲つまりそれ以上回転しても目標温度に近づ
けることにならなくなる回転位置を正確に認識できるた
め、必要以上に無駄な回転負荷をステッピングモータお
よび弁体やその他回転伝達部などにかけることを防止で
きる。また前記仕切り壁によって、弁体の水入口孔から
と湯入口孔からの水流の動圧によってどちらかの流れを
塞ぐような直接的な流れの干渉が防止される。したがっ
て、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変化の直線
性が優れ、モータで弁体を回転しその回転角に対しほぼ
同じ変化率で滑らかに混合温度を可変でき、安定した混
合出湯温度制御でかつ長寿命の湯水混合装置を実現す
る。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
【0024】図1は本発明の第一の実施例を示す混合弁
11の構成図であり、図2(a)〜(d)は図1のA−
A断面図であり、図3は弁体12および弁軸13の斜視
図である。同図において14はハウジングであり、湯流
入路15と水流入路16と混合流出路17を有してい
る。12はハウジング14内に回動可能に設けらた略球
形の弁体であり、その弁体12は側面に湯入口孔18と
水入口孔19および端面に出口孔20を有し、弁体12
の内部には湯入口孔18と水入口孔19との間に仕切り
壁21が形成してある。また、弁体12の出口孔20と
は反対側の端部に、図3のように弁軸13の先端凸部2
2が挿入される凹溝23が形成してある。
【0025】また弁軸13の軸シール部24はリング状
の溝25が形成されており、その溝25にX字形断面の
弾性シール部材26が設けられている。さらに弁軸13
の凸部22とは反対側の端部に、操作つまみ27の駆動
軸28を挿入する軸穴29が形成されている。軸穴29
の形状は図3のように円形の円弧部分2カ所を対称的に
削り取った形をしており、弁体12は操作つまみ27の
駆動軸28の回転にともなって回転される。
【0026】また、弁軸13の軸穴29の外側に弁体1
2の回転範囲角度を規制する回転角規制部材30が設け
られている。33は混合温度を検出する温度検出器であ
る。
【0027】なお、ハウジング14の湯流入路15と弁
体12との間および水流入路16と弁体12との間に
は、それぞれリング状のシール部材31、32が装着さ
れている。
【0028】以上の構成において本実施例の動作につい
て説明する。図2(a)は湯入口孔18を全開し、水入
口孔19を全閉にした状態を示したものであり、水流入
路16と混合流出路17とは連通せず、ハウジング14
と弁体12との間のシール部材32によって水側の内部
漏れが防止されている。図2(b)は湯入口孔18およ
び水入口孔19とも弁半開状態で湯水が約半々に混合さ
れて混合流出路17に流れ出る状態、図2(c)は湯入
口孔18を約20%開き、水入口孔19を約80%開い
た状態を示したものであり、図2(d)は水入口孔19
を全開し、湯入口孔18を全閉の状態を示したものであ
り、湯流入路15と混合流出路17とは連通せず、ハウ
ジング14と弁体12との間のシール部材31によって
水側の内部漏れが防止されている。
【0029】図2(b)のように弁体12が湯入口孔1
8および水入口孔19とも弁半開状態のとき、まず湯は
湯流入路15から弁体12の側面の湯入口孔18から弁
体12の内部に流入し、仕切り壁21に沿って出口孔2
0へ流れる。同時に水は水流入路16から水入口孔19
から弁体12の内部に流入し、仕切り壁21に沿って出
口孔20へ流れる。このように湯と水は弁体12の内部
に形成された仕切り壁21によって隔てられ、その表裏
を平行して流れ、弁体12の出口孔20を経てハウジン
グ14の混合流出路17へ至る。図9および図10の従
来の混合弁の場合、入口ポート2から弁体5の開口部5
cを経ての弁体5の内部に流れ込む水の流れと、他方の
入口ポート3から開口部5dを経て弁体5の内部に流れ
込む湯の流れが互いに正面衝突し、供給圧が高い水流の
勢いが供給圧の低い湯の流れをその動圧によって押さえ
込むように作用し、弁体5の回転角度に対する湯水の混
合流量変化が図12のように屈曲し、弁体5の回転角に
対して滑らかな混合温度可変がしずらかったのに比較
し、本実施例においては、湯と水は仕切り壁21によっ
て互いに平行した順方向の流れのまま自然に混合される
構成なので、湯および水は各入口孔18、19の開口度
合つまり弁体12の回転角に応じた流量可変ができ、図
4の線図に示すような直線性の優れた流量特性になる。
【0030】したがって、操作つまみ27の回転角度に
応じて、滑らかに混合湯温が可変でき、混合湯温の調節
がしやすく使い勝手がよい。
【0031】以上述べたように本実施例によれば、ハウ
ジング14内に回動可能に設けられ側面に設けられた湯
入口孔18と水入口孔19および端面に出口孔20を有
した弁体12と、弁体12の湯入口孔18と水入口孔1
9との間に仕切り壁21を設けたことにより、弁体12
の水入口孔19からと湯入口孔18からの水流の動圧に
よってどちらかの流れを塞ぐような直接的な流れの干渉
が防止される。したがって、弁体12の回転角度に対す
る湯水の混合比変化の直線性が優れ、弁体12の回転角
に対して滑らかな混合温度可変が可能になる。
【0032】図5は本発明の第二の実施例を示す混合弁
34の構成図であり、図1の混合弁11の構成と異なる
点は、弁体12を回転駆動する操作つまみ28および駆
動軸28を、モータ35および駆動軸36で構成したも
ので、本発明の第一の実施例の混合弁11の作用効果に
加えて、モータ35の回転角度に応じて、滑らかに混合
湯温が可変でき、混合湯温の調節がしやすく使い勝手が
よい。
【0033】以上のように本実施例によれば、ハウジン
グ14内に回動可能に設けられ側面に設けられた湯入口
孔18と水入口孔19および端面に出口孔20を有した
弁体12と、弁体12の湯入口孔18と水入口孔19と
の間に仕切り壁21を設けたことにより、弁体12の水
入口孔19からと湯入口孔18からの水流の動圧によっ
てどちらかの流れを塞ぐような直接対向した流れの干渉
が防止される。したがって、弁体12の回転角度に対す
る湯水の混合比変化の直線性が優れ、弁体12の回転角
に対して滑らかな混合温度可変が可能になる。したがっ
て、弁体12の回転角度に対する湯水の混合流量変化の
直線性が優れ、モータ35で弁体12を回転しそのモー
タ35の回転角に対しほぼ同じ変化率で滑らかな混合温
度可変が可能になる。
【0034】図6は、本発明の第三の実施例を示す湯水
混合装置37の構成図であり、図5の混合弁34に出口
孔20の下流の混合湯温を検出する混合温度検出器33
と、混合湯温を設定する温度設定器38と、混合温度検
出器33と温度設定器38からの信号に基づき比較演算
してモータ35を駆動する混合弁制御器39を設けた構
成で、温度設定器38で所望する混合湯温を設定する
と、サーミスタにてなる温度検出器33で混合湯温が検
出され、それら温度設定器38の設定温度信号および温
度検出器33の混合湯温信号を混合弁制御器39が取り
込んで比較演算し、その偏差をなくす方向の駆動信号を
モータ35に入力して、弁体12を回転制御して、湯と
水の混合比を加減調節しながら、混合温度を設定温度に
保持すべく作用する。このとき、図9〜図11に示した
従来の混合弁および湯水混合装置では、水側供給圧およ
び湯側供給圧の条件によって弁体5の回転角度に対する
湯水の混合流量変化が図12のように屈曲し、弁体5の
回転角に対して滑らかな混合温度可変がしずらかった
り、電子コントローラ10でステッピングモータ6およ
び弁体5を駆動制御して、目標温度に保持しようとして
も混合出湯温度がハンチングして変動したり、目標温度
に到達するまでの応答速度が遅かったりする不具合があ
ったのに対し、本実施例においては、湯と水は仕切り壁
21によって互いに平行した順方向の流れのまま自然に
混合される構成なので、湯および水は各入口孔18、1
9の開口度合つまり弁体12の回転角に応じた流量可変
ができ、図4の線図に示すような直線性の優れた流量特
性が得られ、モータ35および弁体12の回転角度に応
じて、直線的で滑らかな湯温可変ができ、ハンチング等
の不具合がなく素早い応答で混合湯温が目標温度に到達
保持できる。
【0035】以上のように本実施例によれば、湯流入路
15と水流入路16と混合流出路17を有するハウジン
グ14と、ハウジング14内に回動可能に設けられ側面
に湯入口孔18と水入口孔19および端面に出口孔20
を有した弁体12と、弁体12の湯入口孔18と水入口
孔19との間に設けた仕切り壁21と、弁体12を回転
駆動するモータ35と、出口孔20の下流の混合湯温を
検出する混合温度検出器33と、混合湯温を設定する温
度設定器38と、混合温度検出器33と温度設定器38
からの信号に基づき比較演算してモータ35を駆動する
混合弁制御器39を設けたことにより、弁体12の水入
口孔19からと湯入口孔18からの水流の動圧によって
どちらかの流れを塞ぐような直接的な流れの干渉が防止
される。したがって、弁体12の回転角度に対する湯水
の混合流量変化の直線性が優れ、モータ35で弁体12
を回転しその回転角に対しほぼ同じ変化率で滑らかに混
合温度を可変でき、混合弁制御器39でハンチング等の
ない安定した混合出湯温度制御が可能になる。
【0036】図7は、本発明の第四の実施例を示す湯水
混合装置40の構成図であり、図2(a)〜(d)は図
7のA−A断面図である。図6の湯水混合装置37の構
成と異なる点は、湯流入路15と水流入路16の両方の
圧力を受けてその差圧力に応じて圧力の高い水流入路1
6を自動的に狭める流入差圧減小弁41を設けた構成
で、本発明の第三の実施例の湯水混合装置37の作用効
果に加えて、湯側および水側の供給圧変動や供給圧のア
ンバランスがあっても弁体12の水入口孔19および湯
入口孔18に作用するそれぞれの入口圧は近い値にな
り、供給圧変動や供給圧のアンバランスがあっても安定
した混合出湯温度制御が可能になる。
【0037】以上のように本実施例によれば、湯流入路
15と水流入路16と混合流出路17を有するハウジン
グ14と、湯流入路15と水流入路16の両方の圧力を
受けてその差圧力に応じて圧力の高い方の流路を自動的
に狭める流入差圧減小弁41と、ハウジング14内に回
動可能に設けられ側面に湯入口孔18と水入口孔19お
よび端面に出口孔20を有した弁体12と、弁体12の
湯入口孔18と水入口孔19との間に設けた仕切り壁2
1と、弁体12を回転駆動するモータ35と、出口孔2
0の下流の混合湯温を検出する混合温度検出器33と、
混合湯温を設定する温度設定器38と、混合温度検出器
33と温度設定器38からの信号に基づき比較演算して
モータ35を駆動する混合弁制御器39を設けたことに
より、流入差圧減小弁45によって湯側および水側の供
給圧変動や供給圧のアンバランスがあっても弁体12の
水入口孔19および湯入口孔18に作用するそれぞれの
入口圧は近い値になる。また仕切り壁21によって、弁
体12の水入口孔19からと湯入口孔18からの水流の
動圧によってどちらかの流れを塞ぐような直接的な流れ
の干渉が防止される。したがって、弁体12の回転角度
に対する湯水の混合流量変化の直線性が優れ、モータ3
5で弁体12を回転しその回転角に対しほぼ同じ変化率
で滑らかに混合温度を可変でき、しかも湯側および水側
の供給圧変動や供給圧のアンバランスがあっても安定し
た混合出湯温度制御が可能になる。
【0038】図8は、本発明の第五の実施例を示す湯水
混合装置42の構成図であり、図2(a)〜(d)は図
8のA−A断面図である。図6の湯水混合装置37の構
成と異なる点は、弁体12を回転駆動するステッピング
モータ43の駆動軸36の回転位置の少なくとも1カ所
検出する位置検出器44と、位置検出器44の検出信号
でゼロリセットしそこからの駆動パルス数によりステッ
ピングモータ43の回転位置を検出する位置検出回路4
5と、混合温度検出器33と温度設定器38と位置検出
回路44からの信号に基づきステッピングモータ43を
駆動制御する混合弁制御器46を設けた構成で、本発明
の第三の実施例の湯水混合装置37の作用効果に加え
て、位置検出器44と位置検出回路45によってステッ
ピングモータ43および弁体12の回転位置が常時認識
でき温度設定器38の設定温度と混合温度検出器33の
混合温度とからステッピングモータ43の回転方向が混
合弁制御器46によって即座に判断指示されるのと合わ
せて、ステッピングモータ43の有効回転範囲つまりそ
れ以上回転しても目標温度に近づけることにならなくな
る回転位置を正確に認識できるため、必要以上に無駄な
回転負荷をステッピングモータ43および弁体12やそ
の他回転伝達部などにかけることを防止でき、長寿命の
湯水混合装置を実現できるほか、仕切り壁21による直
線性の良い混合湯温変化特性と弁体動作位置の認識でき
ることとが相まって、より的確で安定性応答性の優れた
湯水混合制御ができる。なぜならば、温度偏差と弁体1
2の現在位置とから、どちらの方向にステッピングモー
タ43を何ステップ分回転すべきといったように、混合
弁制御器46のマイクロコンピュータが的確な制御量を
学習記憶補正する等のさらに高度な制御が可能になるた
めである。
【0039】なお、ステッピングモータ43の駆動軸3
6の回転位置を検出する位置検出器44は、ステッピン
グモータ43の減速ギアの出力段のギアに小さい永久磁
石を取付、対向位置の基板にホール素子を取り付け、ス
テッピングモータ43と一体的に構成してある。
【0040】以上述べたように本実施例によれば、湯流
入路15と水流入路16と混合流出路17を有するハウ
ジング14と、ハウジング14内に回動可能に設けられ
側面に湯入口孔18と水入口孔19および端面に出口孔
20を有した弁体12と、弁体12の湯入口孔18と水
入口孔19との間に設けた仕切り壁21と、弁体12を
回転駆動するステッピングモータ43と、ステッピング
モータ43の駆動軸36の回転位置の少なくとも1カ所
検出する位置検出器44と、位置検出器44の検出信号
でゼロリセットしそこからの駆動パルス数によりステッ
ピングモータ43の回転位置を検出する位置検出回路4
5と、出口孔20の下流の混合湯温を検出する混合温度
検出器33と、混合湯温を設定する温度設定器38と、
混合温度検出器33と温度設定器38と位置検出回路4
5からの信号に基づきステッピングモータ43を駆動制
御する混合弁制御器46を設けたことにより、位置検出
器44と位置検出回路45によってステッピングモータ
43および弁体12の回転位置が常時認識でき温度設定
器38の設定温度と混合温度検出器33の混合温度とか
らステッピングモータ43の回転方向が混合弁制御器4
6によって即座に判断指示されるのと合わせて、ステッ
ピングモータ43の有効回転範囲つまりそれ以上回転し
ても目標温度に近づけることにならなくなる回転位置を
正確に認識できるため、必要以上に無駄な回転負荷をス
テッピングモータ43および弁体12やその他回転伝達
部などにかけることを防止できる。また仕切り壁21に
よって、弁体12の水入口孔19からと湯入口孔18か
らの水流の動圧によってどちらかの流れを塞ぐような直
接的な流れの干渉が防止される。したがって、弁体12
の回転角度に対する湯水の混合流量変化の直線性が優
れ、ステッピングモータ43で弁体12を的確に回転制
御でき、より安定した混合出湯温度制御でかつ長寿命の
湯水混合装置を提供できる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の混合弁は、
ハウジング内に回動可能に設けられ側面に設けられた湯
入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した弁体と、
その弁体の湯入口孔と水入口孔との間に仕切り壁を設け
たことにより、その水入口孔からと湯入口孔からの水流
の動圧によってどちらかの流れを塞ぐような直接的な流
れの干渉が防止され、弁体の回転角度に対する湯水の混
合比変化の直線性が優れ、弁体の回転角に対して滑らか
な混合温度可変を可能にする効果が得られる。
【0042】また、本発明の混合弁は、ハウジング内に
回動可能に設けられ側面に設けられた湯入口孔と水入口
孔および端面に出口孔を有した弁体と、その弁体の湯入
口孔と水入口孔との間に仕切り壁を設けたことにより、
その水入口孔からと湯入口孔からの水流の動圧によって
どちらかの流れを塞ぐような直接対向した流れの干渉が
防止され、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変化
の直線性が優れ、弁体を回転するモータの回転角に対し
ほぼ同じ変化率で温度可変ができ、モータによる混合温
度調節をやり易くできる効果が得られる。
【0043】また、本発明の湯水混合装置は、湯流入路
と水流入路と混合流出路を有するハウジングと、ハウジ
ング内に回動可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口孔
および端面に出口孔を有した弁体と、その弁体の湯入口
孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁と、弁体を回転駆
動するモータと、出口孔の下流の混合湯温を検出する混
合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設定器と、混
合温度検出器と温度設定器からの信号に基づき比較演算
してモータを駆動する混合弁制御器を設けたことによ
り、弁体の水入口孔からと湯入口孔からの水流の動圧に
よってどちらかの流れを塞ぐような直接的な流れの干渉
が防止され、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変
化の直線性が優れ、モータで弁体を回転しその回転角に
対しほぼ同じ変化率で滑らかに混合温度を可変でき、混
合弁制御器でハンチング等のない安定した混合出湯温度
制御を可能にする効果がある。
【0044】また、本発明の湯水混合装置は、湯流入路
と水流入路と混合流出路を有するハウジングと、湯流入
路と水流入路の両方の圧力を受けてその差圧力に応じて
圧力の高い方の流路を自動的に狭める流入差圧減小弁
と、ハウジング内に回動可能に設けられ側面に湯入口孔
と水入口孔および端面に出口孔を有した弁体と、その弁
体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁と、弁
体を回転駆動するモータと、出口孔の下流の混合湯温を
検出する混合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設
定器と、混合温度検出器と温度設定器からの信号に基づ
き比較演算してモータを駆動する混合弁制御器を設けた
ことにより、流入差圧減小弁によって湯側および水側の
供給圧変動や供給圧のアンバランスがあっても弁体の水
入口孔および湯入口孔に作用するそれぞれの入口圧は近
い値になり、また仕切り壁によって弁体の水入口孔から
と湯入口孔からの水流の動圧によってどちらかの流れを
塞ぐような直接的な流れの干渉が防止され、弁体の回転
角度に対する湯水の混合流量変化の直線性が優れ、モー
タで弁体を回転しその回転角に対しほぼ同じ変化率で滑
らかに混合温度を可変でき、しかも湯側および水側の供
給圧変動や供給圧のアンバランスがあっても安定した混
合出湯温度制御を可能にする効果がある。
【0045】また、本発明の湯水混合装置は、湯流入路
と水流入路と混合流出路を有するハウジングと、ハウジ
ング内に回動可能に設けられ側面に湯入口孔と水入口孔
および端面に出口孔を有した弁体と、その弁体の湯入口
孔と水入口孔との間に設けた仕切り壁と、弁体を回転駆
動するステッピングモータと、そのステッピングモータ
の駆動軸の回転位置の少なくとも1カ所検出する位置検
出器と、位置検出器の検出信号でゼロリセットしそこか
らの駆動パルス数によりステッピングモータの回転位置
を検出する位置検出回路と、出口孔の下流の混合湯温を
検出する混合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設
定器と、混合温度検出器と温度設定器と位置検出回路か
らの信号に基づきステッピングモータを駆動制御する混
合弁制御器を設けたことにより、位置検出器と位置検出
回路によってステッピングモータおよび弁体の回転位置
が常時認識でき温度設定器の設定温度と混合温度検出器
の混合温度とからステッピングモータの回転方向が混合
弁制御器によって即座に判断指示されるのと合わせて、
ステッピングモータの有効回転範囲つまりそれ以上回転
しても目標温度に近づけることにならなくなる回転位置
を正確に認識できるため、必要以上に無駄な回転負荷を
ステッピングモータおよび弁体やその他回転伝達部など
にかけることを防止でき、また仕切り壁によって、弁体
の水入口孔からと湯入口孔からの水流の動圧によってど
ちらかの流れを塞ぐような直接的な流れの干渉が防止さ
れ、弁体の回転角度に対する湯水の混合流量変化の直線
性が優れ、ステッピングモータで弁体を的確に回転制御
でき、より安定した混合出湯温度制御でかつ長寿命の湯
水混合装置を提供できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す混合弁の断面図
【図2】(a)同混合弁の水入口孔全閉の状態を示すA
−A断面図 (b)同混合弁の半開状態を示すA−A断面図 (c)同混合弁の湯入口孔20%、水入口孔80%開い
た状態を示すA−A断面図 (d)同混合弁の湯入口孔全閉の状態を示すA−A断面
【図3】同混合弁の弁体の分解斜視図
【図4】同混合弁の流量特性図
【図5】本発明の第二の実施例を示す混合弁の断面図
【図6】本発明の第三の実施例を示す湯水混合装置の構
成図
【図7】本発明の第四の実施例を示す湯水混合装置の構
成図
【図8】本発明の第五の実施例を示す湯水混合装置の構
成図
【図9】従来の混合弁であるの混合弁の断面図
【図10】同混合弁の弁体の断面図
【図11】同混合弁を装備した給湯装置の構成図
【図12】同混合弁の流量特性図
【符号の説明】
11 混合弁 12 弁体 14 ハウジング 15 湯流入路 16 水流入路 17 混合流出路 18 湯入口孔 19 水入口孔 20 出口孔 21 仕切り壁 33 温度検出器 34 混合弁 35 モータ 37 湯水混合装置 38 温度設定器 39 混合弁制御器 40 湯水混合装置 41 流入差圧減小弁 42 湯水混合装置 43 ステッピングモータ 44 位置検出器 45 位置検出回路 46 混合弁制御器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−256071(JP,A) 特開 平4−29685(JP,A) 特開 昭63−254276(JP,A) 特開 平1−206169(JP,A) 特開 平3−24374(JP,A) 実開 昭58−119672(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 5/00 - 5/06 F16K 11/00 - 11/24 F16K 31/00 - 31/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯流入路と水流入路と混合流出路を有する
    ハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ
    側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した
    弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に仕切り
    壁を設けた混合弁。
  2. 【請求項2】湯流入路と水流入路と混合流出路を有する
    ハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ
    側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した
    弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた
    仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するモータと、前記モ
    ータの回転を前記弁体に伝達する回転動力伝達部を設け
    た混合弁。
  3. 【請求項3】湯流入路と水流入路と混合流出路を有する
    ハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ
    側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した
    弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた
    仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するモータと、前記出
    口孔の下流の混合湯温を検出する混合温度検出器と、混
    合湯温を設定する温度設定器と、前記混合温度検出器と
    温度設定器からの信号に基づき比較演算して前記モータ
    を駆動する混合弁制御器を備えた湯水混合装置。
  4. 【請求項4】湯流入路と水流入路と混合流出路を有する
    ハウジングと、前記湯流入路と水流入路の両方の圧力を
    受けてその差圧力に応じて圧力の高い方の流路を自動的
    に狭める流入差圧減小弁と、前記ハウジング内に回動可
    能に設けられ側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出
    口孔を有した弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔と
    の間に設けた仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するモー
    タと、前記出口孔の下流の混合湯温を検出する混合温度
    検出器と、混合湯温を設定する温度設定器と、前記混合
    温度検出器と温度設定器からの信号に基づき比較演算し
    て前記モータを駆動する混合弁制御器を備えた湯水混合
    装置。
  5. 【請求項5】湯流入路と水流入路と混合流出路を有する
    ハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ
    側面に湯入口孔と水入口孔および端面に出口孔を有した
    弁体と、前記弁体の湯入口孔と水入口孔との間に設けた
    仕切り壁と、前記弁体を回転駆動するステッピングモー
    タと、前記ステッピングモータの出力軸の回転位置の少
    なくとも1カ所検出する位置検出器と、前記位置検出器
    の検出信号でゼロリセットしそこからの駆動パルス数に
    より前記ステッピングモータの回転位置を検出する位置
    検出回路と、前記出口孔の下流の混合湯温を検出する混
    合温度検出器と、混合湯温を設定する温度設定器と、前
    記混合温度検出器と温度設定器と位置検出回路からの信
    号に基づき前記ステッピングモータを駆動制御する混合
    弁制御器を備えた湯水混合装置。
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