JP2949652B2 - 地下水汚染防止用杭カバー - Google Patents

地下水汚染防止用杭カバー

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JP2949652B2 JP26325392A JP26325392A JP2949652B2 JP 2949652 B2 JP2949652 B2 JP 2949652B2 JP 26325392 A JP26325392 A JP 26325392A JP 26325392 A JP26325392 A JP 26325392A JP 2949652 B2 JP2949652 B2 JP 2949652B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、場所打ち杭において、
コンクリート中のアルカリ分が地下水に溶けん込んで水
質汚染するのを防止するための杭カバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】場所打ち杭で、コンクリートを常水面下
まで打設する場合、打設コンクリートのアルカリ分が地
下水に溶け込み、それが水質汚染の原因となっている。
従来、杭孔内から溢れ出る汚染水は汚水処理によって管
理されているが、杭孔内にコンクリートが打設された
後、その打設コンクリートが地下水に接して溶け出るア
ルカリ分の処理は何らなされていない。過去、この汚染
水の影響で養魚場の魚が死んだとする実例もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑み創案されたもので、杭孔内で打設されたコンクリー
トのアルカリ分が地下水と接することを防止し、もって
地下水の汚染を防止する場所打ち杭用の地下水汚染防止
用杭カバーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
形状維持部材1、杭孔壁密着部材2および底部弁状部材
3で構成した。
【0005】 形状維持部材1は、コンクリートを打設
したときに、その圧ですみやかに破壊される仮の内筒と
しての、複数の空気孔4を有する筒状である。杭孔壁
密着部材2は、形状維持部材1を内装して形状維持部材
1と部分的に結合されたギャザー状の筒形状で、打設コ
ンクリートの圧を受けて拡大し杭孔壁に密着する本体外
筒としてのものである。そして、底部弁状部材3は、杭
孔壁密着部材2の底壁を構成し、流氷穴5を有する平板
状の水密性に富む底板6と、底板6の周端部に設けられ
た重いリング7と、流氷穴5を覆う形態で底板6上に部
分的に結合された弁材8とで構成されるものである。
【0006】尚、底部弁状部材底板6の流水穴5の周囲
に、弁材8と密着する密着剤9を設けると良い。
【0007】
【作用】本発明の作用を、図を参照しながら説明する。
場所打ち杭の杭孔を掘削後、その杭孔内に本発明に係る
杭カバーを装填する(図3)。このとき、杭カバーの形
状は形状維持部材1によって杭孔の径に装填できる寸法
に設定されていること、および底部弁状部材3の周端部
に重いリング7を設けていることにより、杭カバーはそ
の自重によって容易に杭孔内に装填される。又、杭孔内
に地下水14が溜まっている場合、その地下水14は杭カバ
ーが下降するに伴い底板6の流水穴5に設けられている
弁材8を押し上げて杭カバー内に侵入し、これによって
杭カバーの杭孔内への装填を可能としている(図4)。
弁材8は底板6に全体的ではなく部分的に結合されてい
るので、地下水14による弁材8の押上げが可能となって
いる。又、形状維持部材1に空気孔4を形成したことに
よって(図1)、形状維持部材1と杭孔壁密着部材2と
の間の空間に空気が溜まることがなく、従って、杭カバ
ーは杭孔内で浮くことなく容易に杭孔底まで装填され
る。
【0009】杭カバーが杭孔内に挿着されると、その杭
孔内にコンクリート13が打設される。打設されたコンク
リート13の圧力によって肉薄で機械的強度の小さい形状
維持部材1は破壊し、その外周に位置する杭孔壁密着部
材2はコンクリート13によって外方に押圧され杭孔壁10
に押圧されて密着する(図5)。又、形状維持部材1と
杭孔壁密着部材2とは部分的に結合されているので、両
者の組付きは容易に解かれ、これによっても杭孔壁密着
部材2の杭孔壁10への密着がより容易となっている。さ
らに、杭孔壁密着部材2はギャザー状に構成されている
ため杭孔の径が大きい部分ではギャザーが開いて拡がる
ことによって杭孔壁10への密着が可能となっている。
又、この杭孔壁密着部材2は、機械的強度と柔軟性に優
れているために打設されたコンクリート13の圧力によっ
て破壊することなく杭孔壁10に密着できるものである。
さらに又、杭孔壁密着部材2は水密性に優れているた
め、杭カバー内に打設されたコンクリート13が杭孔内の
地下水14と接触することがなく、よってコンクリート13
のアルカリ分が地下水14に溶け込むことがない。
【0010】杭カバー内に打設されたコンクリート13
は、又、弁材8を押圧してその弁材8を底板6上に密着
する(図6)。これによって、コンクリート13打設後は
流水穴5からの地下水14の侵入が防げ、コンクリート13
と地下水14とが接触することがない。尚、底部弁状部材
3底板6の流水穴5の周囲に、弁材8と密着する密着剤
9を設けると、弁材8と密着剤9とが密着し、地下水14
の杭カバー内への侵入をより確実に防止することができ
る。
【0011】
【実施例】図1および図2に、本発明の一実施例を示
す。本実施例において形状維持部材1は、コンクリート
13の圧力によって容易に破壊する肉薄ビニール製の円筒
形状としている。杭孔壁密着部材2とは、多数の点付け
12によって結合している。又、空気孔4もその全域にわ
たって多数形成している。この形状維持部材1は、杭カ
バーを制作から装填までの間、設計杭径に保ち、又、コ
ンクリート13打設前の杭孔壁密着部材2のギャザーの拡
がりを防ぐはたらきをする。
【0012】杭孔壁密着部材2は、肉厚のビニールをギ
ャザー状に丸めた凹凸のある円筒形状で、形状維持部材
1よりやや大径でその形状維持部材1を内装するもので
ある。杭孔壁密着部材2をギャザー状としたことで、杭
孔の径が玉石等により不均一となり、杭孔壁密着部材2
と杭孔壁10との間に空洞11が生じた場合にも、ギャザー
が開いて拡大するので、杭孔壁10との密着を確実に達成
することができる。
【0013】底部弁状部材3は、杭孔壁密着部材2の底
壁となる肉厚で機械的強度に優れる円板形状で、その中
央部に円状の流水穴5を有する底板6と、その底板6上
に流水穴5を覆う形態で四箇所点付け12されたフレキシ
ブル性に富む肉薄円形状の弁材8と、底板6の周端部に
組付けられた鉛製のリング7とから構成している。鉛
は、安価で比重が大きく、杭カバーを杭孔底まで装填す
るおもりとして適当である。又、底板6上面の流水穴5
の周囲には密着剤(コンプリパウンド)9を全周にわた
って設けている。この密着剤(コンプリパウンド)9に
弁材8が密着することによって地下水14の杭カバーへの
侵入が確実に防止できる。
【0014】
【発明の効果】このように、本発明は、杭孔内に打設さ
れるコンクリートをいわゆる袋詰めの状態にして地下水
との接触を未然に阻止することとしたので、コンクリー
トのアルカリ分が地下水に溶け込むことがなく、よって
地下水の汚染を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部拡大斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す一部拡大斜視図であ
る。
【図3】本発明の一使用形態を示す平面図である。
【図4】本発明の一使用形態を示す断面図である。
【図5】本発明の一使用形態を示す平面図である。
【図6】本発明の一使用形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 形状維持部材 2 杭孔壁密着部材 3 底部弁状部材 4 空気孔 5 流水穴 6 底板 7 リング 8 弁材 9 密着剤 10 杭孔壁 11 空洞 12 点付け 13 コンクリート 14 地下水

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートを打設したときに、その圧
    ですみやかに破壊される仮の内筒としての、複数の空気
    孔(4)を有する筒状の形状維持部材(1)と、前記形
    状維持部材(1)を内装して該形状維持部材(1)と部
    分的に結合されたギャザー状の筒形状で、水密性で打設
    コンクリートの圧を受けて拡大し杭孔壁に密着する本体
    外筒としての杭孔壁密着部材(2)と、前記杭孔壁密着
    部材(2)の底壁を構成し、流氷穴(5)を有する平板
    状の水密性に富む底板(6)と、該底板(6)の周端部
    に設けられた重いリング(7)と、前記流氷穴(5)を
    覆う形態で前記底板(6)上に部分的に結合された弁材
    (8)とで構成される底部弁状部材(3)と、から成る
    地下水汚染防止用杭カバー。
  2. 【請求項2】 底部弁状部材(3) 底板(6) の流水穴(5)
    の周囲に、弁材(8)と密着する密着剤(9) を設けて成る
    請求項1記載の地下水汚染防止用杭カバー。
JP26325392A 1992-09-04 1992-09-04 地下水汚染防止用杭カバー Expired - Fee Related JP2949652B2 (ja)

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