JP2949234B2 - 画像処理方法 - Google Patents
画像処理方法Info
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- JP2949234B2 JP2949234B2 JP1204398A JP20439889A JP2949234B2 JP 2949234 B2 JP2949234 B2 JP 2949234B2 JP 1204398 A JP1204398 A JP 1204398A JP 20439889 A JP20439889 A JP 20439889A JP 2949234 B2 JP2949234 B2 JP 2949234B2
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- Facsimiles In General (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、データ形式が異なる、第１の解像度を有す
る画像データと、第１の解像度より高い第２の解像度を
有する画像データを、データ形式に応じて展開し合成す
る画像処理方法に関する。
る画像データと、第１の解像度より高い第２の解像度を
有する画像データを、データ形式に応じて展開し合成す
る画像処理方法に関する。
［従来の技術］ 従来より、ホスト装置から転送されるイメージデータ
を受け取り、これを記録紙等に記録する記録装置が各種
提供されている。そして、このような記録装置として、
ホスト装置から２値化されたドットデータを受け取って
記録するものがある。
を受け取り、これを記録紙等に記録する記録装置が各種
提供されている。そして、このような記録装置として、
ホスト装置から２値化されたドットデータを受け取って
記録するものがある。
ところが、２値化されたドットデータを受け取って記
録する記録装置においては、記録装置の高解像化に伴っ
て転送すべきデータ量が増大するため、データの転送時
間が長くなり、高速記録が妨げられてしまうという欠点
があった。
録する記録装置においては、記録装置の高解像化に伴っ
て転送すべきデータ量が増大するため、データの転送時
間が長くなり、高速記録が妨げられてしまうという欠点
があった。
そこで、元のデータが階調を持っており、これを２値
化して送る場合であれば、２値化データを転送する代わ
りに、各階調レベルをパレットナンバーとしたパレット
データを転送するようにして転送データの量を減少させ
る方法が提案されている。
化して送る場合であれば、２値化データを転送する代わ
りに、各階調レベルをパレットナンバーとしたパレット
データを転送するようにして転送データの量を減少させ
る方法が提案されている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記のようにパレットデータを受け取
り、これから２値化展開を行って記録を行うようにする
と、文字などの階調を持たないデータもパレットデータ
とみなされて記録装置側で２値化展開されるため、文字
などの解像度が２値化展開に用いたマトリクスサイズに
まで落ちてしまうという欠点があった。
り、これから２値化展開を行って記録を行うようにする
と、文字などの階調を持たないデータもパレットデータ
とみなされて記録装置側で２値化展開されるため、文字
などの解像度が２値化展開に用いたマトリクスサイズに
まで落ちてしまうという欠点があった。
本発明は、画像の特徴に応じた解像度を有する画像デ
ータを使用できるようにすることにより、効率的に高品
位の出力画像を得ることができるようにすることを目的
とする。
ータを使用できるようにすることにより、効率的に高品
位の出力画像を得ることができるようにすることを目的
とする。
［課題を解決する手段］ 本発明は、データ形式が異なる、第１の解像度を有す
る画像データと、前記第１の解像度より高い第２の解像
度を有する画像データとを入力し、前記データ形式に応
じた展開処理を行って合成する画像処理方法であって、
前記第１の解像度を有する画像データを、前記第２の解
像度を有する複数の画像データに変換してメモリに展開
することにより、前記第２の解像度を有する複数の画像
データと合成し、前記異なるデータ形式には、前記第１
の解像度を有するパレットデータと、前記第２の解像度
を有する２値データとが含まれることを特徴とする。
る画像データと、前記第１の解像度より高い第２の解像
度を有する画像データとを入力し、前記データ形式に応
じた展開処理を行って合成する画像処理方法であって、
前記第１の解像度を有する画像データを、前記第２の解
像度を有する複数の画像データに変換してメモリに展開
することにより、前記第２の解像度を有する複数の画像
データと合成し、前記異なるデータ形式には、前記第１
の解像度を有するパレットデータと、前記第２の解像度
を有する２値データとが含まれることを特徴とする。
［作用］ 本発明では、第１の解像度を有する画像データを第２
の解像度を有する複数の画像データに変換してメモリに
展開することにより、前記第２の解像度を有する複数の
画像データと合成する構成を有する。したがって、画像
の特徴に応じた解像度を有する画像データを使用するこ
とができ、効率的に高品位の出力画像を得ることができ
る。
の解像度を有する複数の画像データに変換してメモリに
展開することにより、前記第２の解像度を有する複数の
画像データと合成する構成を有する。したがって、画像
の特徴に応じた解像度を有する画像データを使用するこ
とができ、効率的に高品位の出力画像を得ることができ
る。
［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示す記録装置の構成を
説明するブロック図である。
説明するブロック図である。
この記録装置は、CPU1は、装置全体の制御を行なうも
のであり、インターフェース回路４により受け取った制
御コードの解釈およびパレットデータの記録バッファ５
への展開等を行なう。ROM（リードオンメモリ）２は、C
PU1の制御プログラムおよびパレットマトリクス等を格
納してある。RAM（ランダムアクセスメモリ）３は、CPU
1のワークエリアおよびCPU1により解釈されたイメージ
モード等の記録設定用として使われる。このRAM3は、cu
rrent raster pointerによってデータの読み出しを行う
ものとなっている。
のであり、インターフェース回路４により受け取った制
御コードの解釈およびパレットデータの記録バッファ５
への展開等を行なう。ROM（リードオンメモリ）２は、C
PU1の制御プログラムおよびパレットマトリクス等を格
納してある。RAM（ランダムアクセスメモリ）３は、CPU
1のワークエリアおよびCPU1により解釈されたイメージ
モード等の記録設定用として使われる。このRAM3は、cu
rrent raster pointerによってデータの読み出しを行う
ものとなっている。
また、インターフェース回路４は、図示しないホスト
装置からの制御コードおよび記録データを受け取ってCP
U1に渡す。
装置からの制御コードおよび記録データを受け取ってCP
U1に渡す。
記録バッファ５は、ホスト装置から転送された２値デ
ータあるいはCPU1により２値展開されたパレットデータ
が一旦格納されるものである。この記録バッファ５に格
納されたデータは、CPU1により再び読み出され、記録ヘ
ッド６に転送され記録される。
ータあるいはCPU1により２値展開されたパレットデータ
が一旦格納されるものである。この記録バッファ５に格
納されたデータは、CPU1により再び読み出され、記録ヘ
ッド６に転送され記録される。
次に、ホスト装置から転送される２値データとパレッ
トデータ、並びに記録バッファ上に展開される記録デー
タとを説明する。
トデータ、並びに記録バッファ上に展開される記録デー
タとを説明する。
第２図（１）は、ホスト装置から転送される２値デー
タを示す模式図である。
タを示す模式図である。
本実施例においては、記録ヘッドの解像度を生かすた
めに、２値データの１ビットが、記録ドット１ドットに
対応しており、２値データは矢印ｐの方向に８ビット単
位で１ラスタずつ送られる。
めに、２値データの１ビットが、記録ドット１ドットに
対応しており、２値データは矢印ｐの方向に８ビット単
位で１ラスタずつ送られる。
一方、第２図（２）は、ホスト装置から転送されるパ
レットデータを示す模式図である。
レットデータを示す模式図である。
本実施例では、０から４までの５階調が、それぞれパ
レットナンバー０から４で表されている。従ってパレッ
トデータは、０から４までの値が表現できればよく、本
実施例においては、３ビットのパレットデータが矢印ｑ
の方向に１ラスタずつ転送される。
レットナンバー０から４で表されている。従ってパレッ
トデータは、０から４までの値が表現できればよく、本
実施例においては、３ビットのパレットデータが矢印ｑ
の方向に１ラスタずつ転送される。
また、本実施例においては、記録ヘッド６は２×２の
マトリクスを用いて５階調を表現するようになってい
る。従って、第２図（２）に示すようなパレットデータ
は、記録ヘッドの1/2の解像度でホスト装置から転送す
ればよい。
マトリクスを用いて５階調を表現するようになってい
る。従って、第２図（２）に示すようなパレットデータ
は、記録ヘッドの1/2の解像度でホスト装置から転送す
ればよい。
第２図（３）は、記録バッファ５上における２値デー
タおよびパレットデータの展開状態を示す模式図であ
る。
タおよびパレットデータの展開状態を示す模式図であ
る。
図示のように、２値データは、そのまま記録バッファ
５上に展開されるのに対し、パレットデータは、パレッ
トナンバーに対応した２×２のマトリクスパターンに展
開される。このようにして両者は展開され、CPU1により
記録ヘッド６に転送され、記録が行なわれる。
５上に展開されるのに対し、パレットデータは、パレッ
トナンバーに対応した２×２のマトリクスパターンに展
開される。このようにして両者は展開され、CPU1により
記録ヘッド６に転送され、記録が行なわれる。
なお、この時使用される２×２のマトリクスパターン
はあらかじめROM2に格納されている。
はあらかじめROM2に格納されている。
第３図（１）、（２）は、２値データとパレットデー
タの転送フォーマットを示す模式図である。すなわち、
ホスト装置が２値データを転送する場合には、第３図
（１）に示すようなフォーマットでデータを転送し、パ
レットデータを転送する場合には、第３図（２）に示す
ようなフォーマットでデータを転送する。これにより記
録装置においては、ESC（Escape）に続く１バイトのデ
ータから、転送されるデータが２値データかパレットデ
ータかを判断することが可能となる。
タの転送フォーマットを示す模式図である。すなわち、
ホスト装置が２値データを転送する場合には、第３図
（１）に示すようなフォーマットでデータを転送し、パ
レットデータを転送する場合には、第３図（２）に示す
ようなフォーマットでデータを転送する。これにより記
録装置においては、ESC（Escape）に続く１バイトのデ
ータから、転送されるデータが２値データかパレットデ
ータかを判断することが可能となる。
第３図（３）は、１ラスタの終了を示す制御コードを
示しており、このコードを受け取る毎に、記録装置は記
録バッファ５のドット展開位置を１ラスタ分進める。
示しており、このコードを受け取る毎に、記録装置は記
録バッファ５のドット展開位置を１ラスタ分進める。
また、２値データとパレットデータとでは、解像度が
異なっているので、第３図（４）に示すように１ラスタ
の終了コードを転送することにより解像度の違いを吸収
している。
異なっているので、第３図（４）に示すように１ラスタ
の終了コードを転送することにより解像度の違いを吸収
している。
第４図（１）〜（３）は、第２図に示す２値データ
（文字データ）とパレットデータが、第３図に示すフォ
ーマットにより記録バッファ５に格納される様子を説明
する模式図である。
（文字データ）とパレットデータが、第３図に示すフォ
ーマットにより記録バッファ５に格納される様子を説明
する模式図である。
まず、記録装置は記録バッファ５をイニシャライズし
てクリアし、またRAM3内のワークエリアにある上記curr
ent raster pointerをイニシャライズして第４図（１）
に示すように、記録バッファ５の第１ラスターを指すよ
うにする。
てクリアし、またRAM3内のワークエリアにある上記curr
ent raster pointerをイニシャライズして第４図（１）
に示すように、記録バッファ５の第１ラスターを指すよ
うにする。
次に、ホスト装置は、第２図（２）に示すパレットデ
ータを図中矢印ｑで示す方向にラスター単位で転送する
ため、第４図（１）で示すようなパレットデータ転送コ
マンドESC‘P'0X 10およびパレットデータ0011123400…
を記録装置側に転送する。ここでパレットデータ転送コ
マンドの３バイト目の0X 10は、転送データ数を表して
おり、コマンドに続き16個のパレットデータが転送され
ることを示している。
ータを図中矢印ｑで示す方向にラスター単位で転送する
ため、第４図（１）で示すようなパレットデータ転送コ
マンドESC‘P'0X 10およびパレットデータ0011123400…
を記録装置側に転送する。ここでパレットデータ転送コ
マンドの３バイト目の0X 10は、転送データ数を表して
おり、コマンドに続き16個のパレットデータが転送され
ることを示している。
これらのコマンドおよびパレットデータを受け取った
記録装置は、第４図（１）に示すように、ROM2から対応
するマトリクスパターンを読出して記録バッファ５に格
納する。また、このとき１ラスタの終了コマンド‘LD'
は転送されていないので、current raster pointerはイ
ニシャライズ状態のままである。
記録装置は、第４図（１）に示すように、ROM2から対応
するマトリクスパターンを読出して記録バッファ５に格
納する。また、このとき１ラスタの終了コマンド‘LD'
は転送されていないので、current raster pointerはイ
ニシャライズ状態のままである。
次に、ホスト装置は、第２図（１）に示される２値デ
ータ（文字データ）を図中矢印ｐで示す方向にラスター
単位で転送するために、第４図（２）で示すように、２
値データ転送コマンドESC‘B'0X 04および２値データ0X
000X 000X 420X 42および１ラスタ終了コマンド‘LF'
を記録装置側に転送する。ここで２値データ転送コマン
ドの３バイト目の0X 04は転送データ数を表しており、
コマンドに続き４バイトの２値データが転送されること
を示している。
ータ（文字データ）を図中矢印ｐで示す方向にラスター
単位で転送するために、第４図（２）で示すように、２
値データ転送コマンドESC‘B'0X 04および２値データ0X
000X 000X 420X 42および１ラスタ終了コマンド‘LF'
を記録装置側に転送する。ここで２値データ転送コマン
ドの３バイト目の0X 04は転送データ数を表しており、
コマンドに続き４バイトの２値データが転送されること
を示している。
これらのコマンドおよびデータを受け取った記録装置
は、第４図（２）に示されるように、受信した２値デー
タを記録バッファ５内に、同バッファ内のデータとの論
理和をとって格納する。また、１ラスタ終了コマンドを
受け取っているのでcurrent raster pointerは次のラス
ターを指す。
は、第４図（２）に示されるように、受信した２値デー
タを記録バッファ５内に、同バッファ内のデータとの論
理和をとって格納する。また、１ラスタ終了コマンドを
受け取っているのでcurrent raster pointerは次のラス
ターを指す。
さらにホスト装置は第４図（３）で示すように第２ラ
スターの２値データを転送するために、２値データ転送
のコマンドESC‘B'0X 04および２値データの0X 000X 00
0X 420X 62および１ラスタ終了コマンド‘LF'を記録装
置側に転送する。
スターの２値データを転送するために、２値データ転送
のコマンドESC‘B'0X 04および２値データの0X 000X 00
0X 420X 62および１ラスタ終了コマンド‘LF'を記録装
置側に転送する。
これらのコマンドおよびデータを受け取った記録装置
は、同様に第４図（３）に示すように２値データを記録
バッファ５内に格納し、current raster pointerを次の
ラスターに進める。
は、同様に第４図（３）に示すように２値データを記録
バッファ５内に格納し、current raster pointerを次の
ラスターに進める。
以上の動作を繰り返すことにより、第２図に示すパレ
ットデータおよび２値データは記録バッファ５に格納さ
れる。
ットデータおよび２値データは記録バッファ５に格納さ
れる。
このように本実施例においては、パレットデータを１
ラスター分転送した後で２ラスター分の２値データを転
送することによりパレットデータと２値データとの解像
度の差を吸収している。
ラスター分転送した後で２ラスター分の２値データを転
送することによりパレットデータと２値データとの解像
度の差を吸収している。
第５図は、本実施例によるデータ処理手順を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
まず、MPU1は記録バッファ５をクリアし、またcurren
t raster pointerを記録バッファ５の第１ラスターを指
すようにセットしてイニシャライズを行う（S1）。次
に、I/F4からコマンドを受信するのを待ち、受信したコ
マンドがパレットデータ転送コマンド（ESC‘P'm）であ
ればS12へ移行する（S2）。また、受信したコマンドが
２値データ転送コマンド（ESC‘B'n）であればS8へ移行
する（S3）。さらに、受信したコマンドが１ラスターの
終了コマンド（‘LF'）であればS5へ移行し、そうでな
ければ、再びS2へ戻ってI/F4からのコマンド受信を待
つ。
t raster pointerを記録バッファ５の第１ラスターを指
すようにセットしてイニシャライズを行う（S1）。次
に、I/F4からコマンドを受信するのを待ち、受信したコ
マンドがパレットデータ転送コマンド（ESC‘P'm）であ
ればS12へ移行する（S2）。また、受信したコマンドが
２値データ転送コマンド（ESC‘B'n）であればS8へ移行
する（S3）。さらに、受信したコマンドが１ラスターの
終了コマンド（‘LF'）であればS5へ移行し、そうでな
ければ、再びS2へ戻ってI/F4からのコマンド受信を待
つ。
S5においては、既に１ラスターの終了コマンドを受け
取ったのでcurrent raster pointerを１インクリメント
して、次のラスターを指すようにセットする。さらに6S
にすすみ、current raster pointerが記録バッファ５の
持つラスター数を越えたかどうかをチェックする。もし
も越えていないならば、再びS2へ戻り、I/F4からのコマ
ンド受信を待つ。一方越えた場合には、S7へ移行し、記
録ヘッド６へ記録バッファ５の内容を転送して、記録動
作を行う。そしてS1へ戻り、再び記録バッファ５および
current raster pointerのイニシャライズを行ない、以
上の動作を繰り返す。
取ったのでcurrent raster pointerを１インクリメント
して、次のラスターを指すようにセットする。さらに6S
にすすみ、current raster pointerが記録バッファ５の
持つラスター数を越えたかどうかをチェックする。もし
も越えていないならば、再びS2へ戻り、I/F4からのコマ
ンド受信を待つ。一方越えた場合には、S7へ移行し、記
録ヘッド６へ記録バッファ５の内容を転送して、記録動
作を行う。そしてS1へ戻り、再び記録バッファ５および
current raster pointerのイニシャライズを行ない、以
上の動作を繰り返す。
一方、S8においては、既に２値データ転送コマンドを
受け取っているので、ESC‘B'に続くｎの値により転送
データ数を設定する。この値ｎは、RAM3の中のワークエ
リア内に格納される。次にS9に進み、I/F4から２値デー
タを受信し、さらにS10に進んで、同２値データを記録
バッファ５内に同バッファ内のデータとの論理和をとっ
て格納する。そしてS11に進み、受信した２値データがS
8で設定した転送データ数に達したかどうかをチェック
し、まだ達していない場合にはS9に戻り、同様の動作を
繰り返す。一方、転送データ数に達した場合には、S2に
戻り、再びコマンドの受信を待つ。
受け取っているので、ESC‘B'に続くｎの値により転送
データ数を設定する。この値ｎは、RAM3の中のワークエ
リア内に格納される。次にS9に進み、I/F4から２値デー
タを受信し、さらにS10に進んで、同２値データを記録
バッファ５内に同バッファ内のデータとの論理和をとっ
て格納する。そしてS11に進み、受信した２値データがS
8で設定した転送データ数に達したかどうかをチェック
し、まだ達していない場合にはS9に戻り、同様の動作を
繰り返す。一方、転送データ数に達した場合には、S2に
戻り、再びコマンドの受信を待つ。
最後にS12においては、既にパレットデータ転送コマ
ンドを受け取っているので、ESC‘P'に続くｍの値によ
り転送データ数を設定する。この値ｍは、値ｎと同様に
RAM3の中のワークエリア内に格納される。次に、S13に
進み、I/F4からパレットデータを受信し、さらにS14に
進み、ROM2からパレットデータに対応するマトリクスパ
ターンを読み出し、S15において記録バッファ５内に同
パターンを格納する。そして、S16に進み、受信したパ
レットデータがS12で設定した、転送データ数に達した
かどうかをチェックし、まだ達していない場合には、S1
3に戻り、同様の動作を繰り返す。一方、転送データ数
に達した場合には、S2に戻り、再びコマンドの受信を待
つ。
ンドを受け取っているので、ESC‘P'に続くｍの値によ
り転送データ数を設定する。この値ｍは、値ｎと同様に
RAM3の中のワークエリア内に格納される。次に、S13に
進み、I/F4からパレットデータを受信し、さらにS14に
進み、ROM2からパレットデータに対応するマトリクスパ
ターンを読み出し、S15において記録バッファ５内に同
パターンを格納する。そして、S16に進み、受信したパ
レットデータがS12で設定した、転送データ数に達した
かどうかをチェックし、まだ達していない場合には、S1
3に戻り、同様の動作を繰り返す。一方、転送データ数
に達した場合には、S2に戻り、再びコマンドの受信を待
つ。
第６図は、本発明の第２実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、パレットデータの２値化手段７であ
り、これによってMPU1とは独立して、パレットデータを
記録バッファ５上に展開する。すなわち、上記第１実施
例においては、MPU1がROM3にあらかじめ格納されたパレ
ットパターンを読み出して、記録バッファ５上に展開し
ていたのに対し、本第２実施例においては、MPU1とは独
立して、パレットパターンを記録バッファ５上に展開で
きる。本実施例によれは、パレットデータ展開用の専用
の手段を設けることにより、より高速処理が可能とな
る。
る。この実施例は、パレットデータの２値化手段７であ
り、これによってMPU1とは独立して、パレットデータを
記録バッファ５上に展開する。すなわち、上記第１実施
例においては、MPU1がROM3にあらかじめ格納されたパレ
ットパターンを読み出して、記録バッファ５上に展開し
ていたのに対し、本第２実施例においては、MPU1とは独
立して、パレットパターンを記録バッファ５上に展開で
きる。本実施例によれは、パレットデータ展開用の専用
の手段を設けることにより、より高速処理が可能とな
る。
以上説明したように、本実施例によれば、ホスト装置
から転送されるデータが、２値データであるかパレット
データであるかを判断する選択手段と、選択されたモー
ドに応じて記録バッファにデータを展開する展開手段と
を設けることにより、２値データと、パレットデータを
処理することができ、特に高解像度の記録装置におい
て、解像度およびデータ転送時間の両面で優れた効果を
得ることができる。
から転送されるデータが、２値データであるかパレット
データであるかを判断する選択手段と、選択されたモー
ドに応じて記録バッファにデータを展開する展開手段と
を設けることにより、２値データと、パレットデータを
処理することができ、特に高解像度の記録装置におい
て、解像度およびデータ転送時間の両面で優れた効果を
得ることができる。
［発明の効果］ 本発明によれば、第１の解像度を有する画像データを
第２の解像度を有する複数の画像データに変換してメモ
リに展開することにより、前記第２の解像度を有する複
数の画像データと合成する構成を有することから、画像
の特徴に応じた解像度を有する画像データを使用するこ
とができ、効率的に高品位の出力画像を得ることができ
る。
第２の解像度を有する複数の画像データに変換してメモ
リに展開することにより、前記第２の解像度を有する複
数の画像データと合成する構成を有することから、画像
の特徴に応じた解像度を有する画像データを使用するこ
とができ、効率的に高品位の出力画像を得ることができ
る。
たとえば、文字画像に対しては第２の解像度を有する
画像データを用いることにより高品位に出力することが
できる。また、たとえば、階調画像に対しては第１の解
像度を有する画像データを用いることにより、階調を良
好に再現できるとともにデータ量を少なくすることがで
きる。
画像データを用いることにより高品位に出力することが
できる。また、たとえば、階調画像に対しては第１の解
像度を有する画像データを用いることにより、階調を良
好に再現できるとともにデータ量を少なくすることがで
きる。
第１図は、本発明の第１実施例を示す記録装置の構成を
説明するブロック図である。 第２図（１）〜（３）は、同実施例における文字デー
タ、パレットデータおよび記録データを説明する模式図
である。 第３図は（１）〜（４）、同実施例における２値データ
およびパレットデータの転送方法を説明する模式図であ
る。 第４図（１）〜（３）は、同実施例において、第２図に
示す文字データとパレットデータが、第３図で示すフォ
ーマットにより記録バッファに格納される様子を説明す
る模式図である。 第５図は、同実施例によるデータ処理手順を説明するフ
ローチャートである。 第６図は、本発明の第２実施例の構成を示すブロック図
である。 １……MPU、 ２……ROM、 ３……RAM、 ４……インターフェース回路、 ５……記録バッファ、 ６……記録ヘッド。
説明するブロック図である。 第２図（１）〜（３）は、同実施例における文字デー
タ、パレットデータおよび記録データを説明する模式図
である。 第３図は（１）〜（４）、同実施例における２値データ
およびパレットデータの転送方法を説明する模式図であ
る。 第４図（１）〜（３）は、同実施例において、第２図に
示す文字データとパレットデータが、第３図で示すフォ
ーマットにより記録バッファに格納される様子を説明す
る模式図である。 第５図は、同実施例によるデータ処理手順を説明するフ
ローチャートである。 第６図は、本発明の第２実施例の構成を示すブロック図
である。 １……MPU、 ２……ROM、 ３……RAM、 ４……インターフェース回路、 ５……記録バッファ、 ６……記録ヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06T 1/00 B41J 2/485 - 2/52 H04N 1/387
Claims (2)
- 【請求項１】データ形式が異なる、第１の解像度を有す
る画像データと、前記第１の解像度より高い第２の解像
度を有する画像データとを入力し、前記データ形式に応
じた展開処理を行って合成する画像処理方法であって、 前記第１の解像度を有する画像データを、前記第２の解
像度を有する複数の画像データに変換してメモリに展開
することにより、前記第２の解像度を有する複数の画像
データと合成し、 前記異なるデータ形式には、前記第１の解像度を有する
パレットデータと、前記第２の解像度を有する２値デー
タとが含まれることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項２】請求項（１）において、 前記パレットデータに対しては、前記第２の解像度を有
する画像データで示されるパレットナンバーに対応した
マスクパターンを用いて展開処理を行うことを特徴とす
る画像処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1204398A JP2949234B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1204398A JP2949234B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 画像処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368252A JPH0368252A (ja) | 1991-03-25 |
| JP2949234B2 true JP2949234B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=16489883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1204398A Expired - Fee Related JP2949234B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 画像処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949234B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1204398A patent/JP2949234B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0368252A (ja) | 1991-03-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |