JP2949110B1 - 養生資材用粘着テープ - Google Patents

養生資材用粘着テープ

Info

Publication number
JP2949110B1
JP2949110B1 JP10156684A JP15668498A JP2949110B1 JP 2949110 B1 JP2949110 B1 JP 2949110B1 JP 10156684 A JP10156684 A JP 10156684A JP 15668498 A JP15668498 A JP 15668498A JP 2949110 B1 JP2949110 B1 JP 2949110B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
adhesive tape
tape body
adhesive surface
adhered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10156684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11323274A (ja
Inventor
司 阿部
Original Assignee
宝養生資材株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宝養生資材株式会社 filed Critical 宝養生資材株式会社
Priority to JP10156684A priority Critical patent/JP2949110B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2949110B1 publication Critical patent/JP2949110B1/ja
Publication of JPH11323274A publication Critical patent/JPH11323274A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 使用時において養生部材に粘着させて取り付
け、かつ被養生面に粘着させることで、同じ養生部材を
繰り返し再使用可能にすること。 【解決手段】 強粘着面11と弱粘着面を有する粘着テ
ープ体10と、該粘着テープ体10の弱粘着面上に、そ
の非粘着面21を合わせ、かつその弱粘着面22を上向
きとして適宜枚数が剥離可能として重合された粘着テー
プ体20と、粘着テープ体10の強粘着面11の全面に
粘着され、かつ該粘着面の一部分を残して強粘着面11
の大部分が剥離可能とされるとともに、残余の部分で重
合粘着テープ体の弱粘着面22が覆われる剥離紙体30
とを含み、剥離紙体30を剥離除去して露呈の強粘着面
11をもって養生部材に粘着されるとともに、粘着テー
プ体20の弱粘着面22をもって被養生面に粘着され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋等の建築工事
中、或いは工事完成から入居するまでの間において、壁
面や床面等の被養生面をベニヤ板や養生シート等の養生
部材で一時的に養生保護する養生資材用の粘着テープに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁面や床面等の被養生面の養
生保護は、作業現場において、作業員が別に用意したベ
ニヤ板等の養生部材の適所に剥離紙を剥いで両面粘着テ
ープを取り付け、該粘着テープを介して被養生面に養生
部材を取り付け養生しているのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、その都度
両面粘着テープを取り付けなければならないために、多
くの時間と労力を要し、かつ面倒であって作業性が悪
く、また、両面の剥離紙を剥いで両面粘着テープを取り
付けるため、剥いだ多量の剥離紙がゴミとなって出ると
いう問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、使用の都度両面粘
着テープをベニヤ板等の養生部材に粘着させることな
く、始めの使用時に養生部材に粘着させて置き、再度の
使用時には、そのまま使用済の次の粘着テープ体を介し
て被養生面に粘着させることで、養生作業を簡単にし
て、かつ短時間で行うことができて、作業性の向上と費
用の削減化が可能な経済性に優れた養生資材用粘着テー
プを提供することにある。
【0005】また、本発明のもう一つの目的は、使用の
都度剥離紙を剥がす必要がなく、ゴミとしての剥離紙の
廃棄量が少なくて済む養生資材用粘着テープを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ベニヤ等の養生部材50に粘着される一
方の全面が強い強粘着面11とされ、他方の非粘着端縁
部を除いた全面が粘着面にのりを残すことなく剥離可能
な粘着力を有する弱粘着面12とされた適宜の幅と長さ
を有する粘着テープ体10と、該粘着テープ体10の弱
粘着面12にその非粘着面21の全面を合わせ、かつ粘
着テープ体10における弱粘着面12の非粘着端縁部と
適合した非粘着面にして、使用方法についての説明文表
示24が印刷表示されためくり片部23を有する弱粘着
面22を上向きとして適宜枚数が剥離可能として一体的
に重合された粘着テープ体10と略同形の粘着テープ体
20と、前記粘着テープ体10における強粘着面11の
全面に粘着され、かつ粘着テープ体10の長手方向端部
よりやや内側に位置した長手方向の剥離線26を介して
強粘着面11より剥離除去されるとともに、長手方向端
縁部25に粘着されている残余の部分で前記重合粘着テ
ープ体における最上部粘着テープ体20の弱粘着面22
が覆われる剥離紙体30とを含み、前記剥離紙体30に
おける強粘着面11との粘着面が剥離線26より剥離除
去されて露呈した強粘着面11が前記養生部材50に粘
着されるとともに、前記最上部粘着テープ体20の弱粘
着面12が養生すべき壁面等の被養生面60に粘着され
て使用され、使用後においては、前記養生部材50に粘
着されたままの状態で、かつ前記剥離紙体30の残余の
部分によって使用済粘着テープ体の次位の粘着テープ体
20の弱粘着面22が覆われて該弱粘着面22の劣化防
止、防塵効果が得られるようにした構成を特徴とするも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る養生資材用粘
着テープの一例での一部省略の平面図、図2は図1の2
−2線に沿った一部省略の拡大断面図、図3は図1の3
−3線に沿った一部省略の拡大断面図で、これら図にお
いて、本養生資材用粘着テープは、粘着テープ体と、該
粘着テープ体上面に重合の適宜枚数の粘着テープ体と、
粘着テープ体下面に粘着の剥離紙体とを含んでいる。
【0008】
【実施例】以下に具体的実施例について説明する。粘着
テープ体10は、適宜の幅と長さを有する帯状体であっ
て、該粘着テープ体10は、図3及び図4に示されてい
るように、その一方の全面が粘着力の強い強粘着面11
となっており、他方の非粘着端縁部を除いた全面が粘着
面にのりを残すことなく、しかも下地に何らの跡も残す
ことなくきれいに剥がすことができる粘着力を有する弱
粘着面12となっている。
【0009】粘着テープ体10の弱粘着面12上に一体
的に重合された適宜枚数の各粘着テープ体20は、粘着
テープ体10と同じ幅と長さを有する同形であって、図
3及び図5に示されているように、弱粘着面12と対接
する一方の全面が非粘着面21となっており、他方の面
は、その短手方向の上端縁である非粘着面とされためく
り片部23(図1及び図3参照)、或いは長手方向の端
縁である非粘着面とされためくり片部23(図6及び図
7参照)を除いた全面が弱粘着面12と同等な弱粘着面
22となっている。そして、めくり片部23の表面に
は、該めくり片部23の使用方法、例えば「この部分を
押さえながら下地を剥がさないように取って下さい」の
ような説明文表示24が印刷により施され、これら粘着
テープ体20は、その弱粘着面21を上向きとして剥離
可能として重合されている。
【0010】粘着テープ体10における強粘着面11の
全面に粘着された剥離紙体30は、その長さが粘着テー
プ体10、20と等長にして、その幅が粘着テープ体1
0、20の幅の2倍よりもやや広く設定され、その長手
方向の一方に細帯状の端縁部25が形成されるようにミ
シン目のような剥離線26が設けられ、後述するよう
に、使用時においては、該剥離線26を介して粘着テー
プ体10に粘着の剥離紙体30が、その端縁部25に粘
着されている残余の部分を残して剥離除去され、これに
より露呈した粘着テープ体10の強粘着面11をもって
ベニヤ板等の養生部材50に粘着されるようになってい
る。
【0011】なお、剥離紙体30は、図11に示されて
いるように、粘着テープ体10の強粘着面11の端縁に
粘着されるとともに、該剥離紙体30の端縁部31を覆
って粘着テープ体10の強粘着面11に、粘着テープ体
10、20と等長の剥離紙体40が粘着され、該剥離紙
体40と粘着テープ体10とで挟着して設けるようにし
てもよい。
【0012】このように構成された本粘着テープは、粘
着テープ体10に粘着の剥離紙体30が、その端縁部2
5に粘着されている部分を残して剥離除去され、或いは
剥離紙体40が剥離除去されてそれぞれ露呈した粘着テ
ープ体10の強粘着面11をもって養生部材50に粘着
される。この場合において、残余のやや幅広の剥離紙体
30は、図8に示されているように外側に出ている。そ
して、この状態において、粘着テープ体10上に重合の
最上部粘着テープ体20の弱粘着面22が壁面等の被養
生面60に粘着され、被養生面60は養生部材50によ
って養生保護される。
【0013】同一の養生部材50を再度使用する場合に
は、被養生面60より全体を剥離除去し、最初に使用済
の粘着テープ体20のめくり片部23をもって説明文表
示24に示す要領で剥離除去し、次の粘着テープ体20
により前記同様に粘着させて使用する。このようにすれ
ば、粘着テープ体20の枚数分だけ同一の養生部材50
を繰り返し使用できる。
【0014】使用後や、養生部材50を何枚も重ね置き
保管する場合等にあっては、図10に示されているよう
に、剥離紙体30で最上部の粘着テープ体20の弱粘着
面22を覆っておけばよく、これにより、弱粘着面22
の劣化が防止され、また、塵埃の付着等が防止される。
また、重ね置きにあっては、互いに粘着し合うことがな
くなるので、取り扱いが容易となる。
【0015】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、従来のよう
に、現場での養生部材に対する両面粘着テープの取り付
け作業が不要となるので、養生作業を速やかにして、か
つ容易に行うことができて、作業時間の短縮化と人件費
の低減化が可能となる。
【0016】また、被養生面からの養生部材の取り除き
は、被養生面から粘着テープ体の弱粘着面を剥がすだけ
で、被養生面にのり、傷等何らの跡も残すことなくきれ
いに剥がして取り除くことができ、また、粘着テープ体
の枚数分だけ同じ養生部材を繰り返し再使用できるの
で、経済性に優れる。
【0017】また、使用の都度剥離紙を剥がす必要がな
く、カバーとしての剥離紙を剥がせば、繰り返し同じ養
生部材の再使用ができるので、ゴミとしての剥離紙の廃
棄量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る養生資材用粘着テープの一例での
一部省略の平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った一部省略の拡大断面図
である。
【図3】図1の3−3線に沿った一部省略の拡大断面図
である。
【図4】粘着テープ体の一部省略の拡大断面図である。
【図5】重合された粘着テープ体の一部省略の拡大断面
図である。
【図6】本発明の他例を示す一部省略の平面図である。
【図7】図6の7−7線に沿った一部省略の拡大断面図
である。
【図8】使用状態を示す平面図である。
【図9】使用状態を示す一部省略の拡大断面図である。
【図10】粘着テープ体に対する剥離紙体のカバー状態
を示す一部省略の拡大断面図である。
【図11】剥離紙体の取り付け他例を示す一部省略の拡
大断面図である。
【符号の説明】
10 粘着テープ体 11 強粘着面 12、22 弱粘着面 20 重合粘着テープ体 21 非粘着面 23 めくり片部 24 説明文表示 25 端縁部 26 剥離線 30、40 剥離紙体 31 端縁部 50 養生部材 60 被養生面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベニヤ等の養生部材50に粘着される一
    方の全面が強い強粘着面11とされ、他方の非粘着端縁
    部を除いた全面が粘着面にのりを残すことなく剥離可能
    な粘着力を有する弱粘着面12とされた適宜の幅と長さ
    を有する粘着テープ体10と、 該粘着テープ体10の弱粘着面12にその非粘着面21
    の全面を合わせ、かつ粘着テープ体10における弱粘着
    面12の非粘着端縁部と適合した非粘着面にして、使用
    方法についての説明文表示24が印刷表示されためくり
    片部23を有する弱粘着面22を上向きとして適宜枚数
    が剥離可能として一体的に重合された粘着テープ体10
    と略同形の粘着テープ体20と、 前記粘着テープ体10における強粘着面11の全面に粘
    着され、かつ粘着テープ体10の長手方向端部よりやや
    内側に位置した長手方向の剥離線26を介して強粘着面
    11より剥離除去されるとともに、長手方向端縁部25
    に粘着されている残余の部分で前記重合粘着テープ体に
    おける最上部粘着テープ体20の弱粘着面22が覆われ
    る剥離紙体30とを含み、 前記剥離紙体30における強粘着面11との粘着面が剥
    離線26より剥離除去されて露呈した強粘着面11が前
    記養生部材50に粘着されるとともに、前記最上部粘着
    テープ体20の弱粘着面12が養生すべき壁面等の被養
    生面60に粘着されて使用され、使用後においては、前
    記養生部材50に粘着されたままの状態で、かつ前記剥
    離紙体30の残余の部分によって使用済粘着テープ体の
    次位の粘着テープ体20の弱粘着面22が覆われて該弱
    粘着面22の劣化防止、防塵効果が得られるようにした
    構成を特徴とする養生資材用粘着テープ。
JP10156684A 1998-05-21 1998-05-21 養生資材用粘着テープ Expired - Fee Related JP2949110B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10156684A JP2949110B1 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 養生資材用粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10156684A JP2949110B1 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 養生資材用粘着テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2949110B1 true JP2949110B1 (ja) 1999-09-13
JPH11323274A JPH11323274A (ja) 1999-11-26

Family

ID=15633075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10156684A Expired - Fee Related JP2949110B1 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 養生資材用粘着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2949110B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2023136365A1 (ja) * 2023-05-23 2023-07-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11323274A (ja) 1999-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000265132A (ja) 両面テープ
JP2949110B1 (ja) 養生資材用粘着テープ
JP3496747B2 (ja) ラベル再利用防止構造
JP4633394B2 (ja) 剥離用プルタブ付両面接着テープの貼り付け方法
JP2001356692A (ja) 表示ラベルの剥離破断構造
US7593231B2 (en) Adhesive sheet for attaching an electronic part and an electronic device having such an electronic part
JP2011241370A (ja) セパレータ付き粘着材付保護フィルム
JP4102808B2 (ja) 隅部用防水部材および隅部の防水施工方法
JPH0630135Y2 (ja) 汚れ除去シート
CN211445595U (zh) 保护膜
JPS58148485A (ja) リリ−スシ−トを備えたフレキシブル回路板
JP3010339U (ja) 粘着テ−プ
JP4511159B2 (ja) 粘着体
JP3005548U (ja) 両面テープ
JPH05271630A (ja) 両面粘着テープ及びそれを用いたフレキソ版の固定方法
JP3262545B2 (ja) 養生資材用の両面接着シート
JPH0243856Y2 (ja)
JPS58169989A (ja) フイルム保護膜の剥離方法
JP3026284U (ja) 強弱2種類の接着剤を付与した緩衝材
JPH054978U (ja) 引き剥がし可能なフツク
KR20210004292A (ko) 효율적인 양면테이프 제조방법
JP2001175181A (ja) ラベル積層体
JPH077296Y2 (ja) 剥離性シ−ト材
JPS61121930A (ja) 転写接着剤積層シ−ト
CA2101022A1 (en) 'show it' chart paper

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees