JP2949044B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2949044B2
JP2949044B2 JP6282083A JP28208394A JP2949044B2 JP 2949044 B2 JP2949044 B2 JP 2949044B2 JP 6282083 A JP6282083 A JP 6282083A JP 28208394 A JP28208394 A JP 28208394A JP 2949044 B2 JP2949044 B2 JP 2949044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像素子とこの固
体撮像素子の出力を処理する回路を構成する基板を有す
る撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の発達に伴い、内視鏡の
分野においても電子化が進み、電荷結合素子(CCD)
などの固体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡が各
種用いられている。
【0003】この電子内視鏡は、挿入部先端に設けられ
た先端硬質部に撮像装置を設けており、この撮像装置
は、先端側から順に複数のレンズ系からなる観察光学系
と、固体撮像素子と、固体撮像素子の出力を増幅等する
ためのICが実装された回路基板とを有している。回路
基板には、ビデオプロセッサに接続されるケーブルが電
気的に接続され、このケーブルを介して信号がビデオプ
ロセッサに供給されるようになっている。
【0004】特開昭63−222732号公報には、以
下のような撮像装置を有する電子内視鏡が開示されてい
る。すなわち、この電子内視鏡の撮像装置は、先端構成
部内に挿入部の軸方向に配置された支持部材とその上部
に前記固体撮像素子を固着すると共に、固体撮像素子の
操作部側に回路基板を配置し、前記固体撮像素子と前記
回路基板をボンディングワイヤにより接続した構造をし
ている。
【0005】前記公報記載の構成は、先端部の細径化と
先端硬質部長の短縮化を図ったものであるが、固体撮像
素子の外部リードに直接回路基板を接続した方が、さら
なる短縮化を図ることができる。しかしながら、図16
の実線で示すように、CCD71のリード72に回路基
板73を直接接続した場合、先端硬質部の短縮化は図れ
ても、実装された部品74の高さが高いものがあり、C
CD71の幅より突出してしまう。このため、挿入部の
細径化は図れない。
【0006】一方、図16の破線で示すように、部品7
4を内側に向けて回路基板73を配置した場合、部品の
高さによる欠点は解消されるが、リード72は通常二列
に平行に配列されており、基板73が接続されない側の
リード72が半田付け作業の障害となり、作業性の面で
効率が悪い。
【0007】また、回路基板に搭載されている部品、特
に固体撮像素子の出力を増幅するICは、小型化と共に
環境変化に対して安定に動作し信頼性を確保する必要が
ある。特に、内視鏡に搭載される撮像装置は、体腔内に
挿入され湾曲動作がなされ、機械的なストレスが頻繁に
加えられる。また、ICを露出したまま実装したので
は、電気的ショックにはとても耐えられない。さらに、
空気や、特に工業用の内視鏡において顕著であるが、サ
ーマルショック等の外部環境により、ICの機能が劣化
することも考えられ、撮像機能に支障を来す虞がある。
【0008】このため、ICを樹脂等の封止剤により保
護することが一般的になされている。例えば図15に示
すように、小型のIC81をボンディングワイヤ82を
介して回路基板83と接続するワイヤボンディングによ
る構成がある。この構成では、IC81の端部からボン
ディングワイヤ82が基板上に接続されるまでの距離を
ある程度必要とする。従って、封止剤84で封止して
も、封止する範囲が広くなり、回路基板全体の小型化に
は不向きである。
【0009】また、撮像装置を構成する従来の固体撮像
装置は、例えば特公昭63−2402072号公報に開
示されているように固体撮像素子の撮像面に対向する光
学ガラスに極配線部を形成して、この電極配線部と固体
撮像素子の電極パッドとの間にバンプなどの部材を介在
させると共に、固体撮像素子の撮像面を透光性部材で覆
う構成となっている。
【0010】一般に、電極配線部やバンプ等は、金属で
形成されており、しかも表面が滑らかなので光を強く反
射する。こうした電極配線部などは、特に固体撮像素子
の撮像面の近くに形成されているので、例えば電極配線
部に当たった光が反射して撮像面に入射しフレアゴース
トが発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、撮像
装置のうち特に内視鏡に搭載されるものは、機械的なス
トレスが頻繁に加えられ、製作中や湾曲動作中における
電気的ショック、あるいは空気やサーマルショック等の
外部環境により、ICが破損したりその機能が劣化する
ことも考えられ、撮像機能に支障を来す虞がある。
【0012】このため、封止部材を用いるが、例えばワ
イヤボンディング接続方式によるICを封止剤で封止し
ても、封止する範囲が広くなり、回路基板全体の十分な
小型化が図れない。
【0013】また、前述のように固体撮像素子のリード
に回路基板を直接接続して軸方向の短縮化を図る構成に
おいて、軸方向の短縮化は図れても、実装された部品が
固体撮像素子の幅より突出してしまい、太径化しつまり
挿入部の細径化は図れないという欠点がある。また、部
品を内側に向けて突出しない構成にした場合、部品の高
さによる欠点は解消されるが、回路基板が接続されない
側のリードが半田付け作業の障害となり、作業性の面で
効率が悪くなるという欠点を有している。
【0014】また、固体撮像素子は、入出力用信号と一
対一に対応して固定化されており、部品の配置や接続位
置あるいはパターンの引き回し等の制約により、つまり
回路設計上の自由度が小さいので、回路基板の小型化を
図る上で難しい面がある。これにより、設計や製作上の
コストもかかる傾向にあった。
【0015】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、回路基板上に搭載された部品が機械的・電気的シ
ョック、空気やサーマルショック等の外部環境による劣
化することを防止し、撮像装置を構成する回路の信頼性
を確保すると共に、小型化を図ることができる撮像装置
を提供することを目的としている。
【0016】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、回路設計あるいは回路基板の配置等に伴う大型化
の欠点を解消し、小型化を図ることができる撮像装置を
提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、固体撮像素子と、この固体撮像素子と電気的に接続
される回路基板と、少なくとも回路基板と対向した側に
配置されてこの回路基板と電気的に接続される端子又は
電極を有しかつ前記回路基板に搭載された電子部品と、
を有する撮像装置において、前記電子部品の端子又は電
極と前記回路基板との間には、第1の封止剤を充填し、
前記電子部品の全体及び第1の封止剤を第1の封止剤よ
り粘性の高い第2の封止剤により封止している。
【0018】請求項2に記載の発明は、複数のリード及
び撮像素子チップを封止したパッケージ部とを有する固
体撮像素子と、この固体撮像素子のリードと電気的に接
続される回路基板と、この回路基板と電気的に接続され
る端子又は電極を有しかつ前記回路基板に搭載された電
子部品と、を有する撮像装置において、前記固体撮像素
子は、対向する二列のリード群を前記パッケージ部から
突出して配列し、配列されたリード間の中心をパッケー
ジ部の中心に対して離間させて配置すると共に、前記パ
ッケージ部の中心からより離れた一方のリード群に信号
線を接続すると共に、他方のリード群に前記一方のリー
ド群側とは反対側の面に前記電子部品を備えた前記回路
基板を接続した。
【0019】請求項3に記載の発明は、複数のリード及
び撮像素子チップを封止したパッケージ部とを有する固
体撮像素子と、この固体撮像素子のリードと電気的に接
続される回路基板と、この回路基板と電気的に接続され
る端子又は電極を有しかつ前記回路基板に搭載された電
子部品と、を有する撮像装置において、前記固体撮像素
子の複数のリードのうち、同一信号を伝達するリードの
数を2以上設けた。請求項4に記載の発明は、前記回路
基板が前記二列に配列されたリード群の内側に配置され
る。
【0020】
【作用】請求項1に記載の構成では、第2の封止剤より
粘性の低い第1の封止剤を充填するので、電子部品の端
子又は電極と回路基板との間が狭くても電極等を含めそ
の周囲に封止剤が十分に行き渡りショックや外部環境に
対する耐久性が向上し、さらに電子部品の全体及び第1
の封止剤を第1の封止剤より粘性の高い第2の封止剤に
より封止しているので、封止剤の全体的な広がりを小さ
く抑えられるので小型化が図れる。
【0021】請求項2に記載の構成では、パッケージ部
の中心に対して二列のリード群が配列されたリード間の
中心を離間させて配置すると共に、前記パッケージ部の
中心からより離れた一方のリード群に信号線を接続する
と共に、他方のリード群に前記一方のリード群側とは反
対側の面に前記電子部品を備えており、回路基板のうち
部品が搭載された面を外側つまり固体撮像素子の外端部
に向けても離間されたオフセットの分だけ余裕があるの
で、部品が固体撮像素子の外端部から突出しないように
構成でき、また部品搭載側の配線パターンとリードとを
直接半田付け等による接続作業も容易である。
【0022】請求項3に記載の構成では、前記固体撮像
素子の複数のリードのうち、同一信号を伝達するリード
の数を2以上設けてあるので、設計上の自由度が高く小
型化が容易である。請求項4に記載の構成では、前記回
路基板を、前記二列に配列されたリード群の内側に配置
する。
【0023】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
り、図1は撮像装置の詳細を示す軸方向縦断面図、図2
(a)は撮像装置を構成する回路基板の上面図、図2
(b)は回路基板の側面図、図3は比較説明図、図4は
CCDの内部を透視した側面図である。
【0024】図1に示す撮像装置1は、図示しない内視
鏡の挿入部の先端硬質部に配置され、被写体を撮像し
て、図示しないビデオプロセッサに撮像信号を出力する
ものである。
【0025】前記撮像装置1は、固体撮像素子、例えば
CCD4を有する固体撮像素子ユニット(以下、CCD
ユニットと称する)2と、このCCDユニット2より前
方に配置され、かつ前記固体撮像素子に像を結像する対
物レンズユニット3とを有している。
【0026】前記CCD4は、図4に示すように、撮像
面を有しパッケージ4d内に封止された撮像チップ4a
と、この撮像チップ4aに電気的に接続され背面側に突
出する複数のリード4bと、前記撮像面を保護するよう
に設けられた透明カバー4cとを有している。CCD4
の透明カバー4cは、対物レンズユニット3の後述する
光学系と対向するように配置されるようになっている。
【0027】前記対物レンズユニット3には、先端側に
第1のレンズ群21が第1のレンズ枠22に収められ、
第1のレンズ枠22の中途から後端部外周に筒状の絶縁
部材23が嵌合している。さらに、第1のレンズ枠22
先端近傍から絶縁部材23の外周には、第2のレンズ枠
24が嵌合している。
【0028】また、前記対物レンズユニット3には、前
記第1のレンズ枠22から後方に延出する絶縁部材23
の内面に第3のレンズ枠26が嵌合され、この第3のレ
ンズ枠26には、その内部に第2のレンズ群25が収め
られている。この第2のレンズ群25は、第1のレンズ
群21の後方にあって、この第1のレンズ群21により
伝達された被写体像をCCD4の撮像面上に結像するよ
うになっている。
【0029】前記CCDユニット2では、前記対物レン
ズユニット3の第2のレンズ群25の後方に、第3のレ
ンズ枠26の後部に外嵌されたホルダ6の後端部内に、
カバーガラス5を配置している。このカバーガラス5
は、その前面の外周側では、ホルダ6の突部との間で、
迷光防止用の遮光マスク7をではさみこんだ状態で、こ
のカバーガラス5の外周に塗布された接着剤によってホ
ルダ6に固定されている。また、カバーガラス5は、そ
の背面では、透明カバー4bと対向してCCD4と芯出
し接合されている。
【0030】前記撮像装置1は、最終的に第3のレンズ
枠26の外周と、ホルダ6の内周とがピント出しされ
て、嵌合することにより構成されている。
【0031】前記ホルダ6は、その後端部に例えば細長
の筒状をした金属製のシールド部材9が外嵌され導通さ
れており、このシールド部材9はホルダ6の後方に延出
している。シールド部材9内には、その中途から後部に
かけて、例えばCCD4の出力信号を増幅するIC11
やコンデンサ等を含む電子部品12,13が実装された
回路基板10が、軸方向に沿って配置されている。この
回路基板10は、搭載部品とともにCCD4の信号を処
理する回路を構成している。
【0032】図4に示すように、CCD4はリードオフ
セット構造となっている。前記CCD4にはリード4b
が複数突設されており、例えば平行に二列に配列されて
いる。このCCD4のリード4bは、二列に配列された
その中心線が図4に示すように、パッケージ部4dの中
心に対してオフセットする位置に設けられている。また
同様にCCD4のリード4bの中心は、イメージ(撮像
面)中心に対してオフセットされている。
【0033】回路基板10の少なくとも片面上には、種
々の構成品をバランスよくかつスペースを無駄にしない
ように配置するために、回路基板の位置を適切に決める
必要があり、CCDのリードをオフセットさせた構成を
とっている。
【0034】なお、撮像チップ4aは、その撮像面の中
心を極力、パッケージ部4dの中心に一致させた方がC
CDの小型化を図れるので、リード中心は撮像面(イメ
ージ)の中心とほぼ一致することになる。
【0035】図2(a)に示すように、回路基板10に
は、少なくとも片側に配線パターンが配置されると共
に、例えば図1及び図2(b)に示すように、片側にの
みIC11や電子部品13等の突出物が搭載されてい
る。この回路基板10上には、一端に端子SUB(GN
D),VIN1 ,VIN2 ,VDD,φABが配置されており、
これらの端子にCCD4のリード4bのうち該当するリ
ードが電気的に接続されるようになっている。なお、V
DDは、CCD4を駆動するための電源である。
【0036】前記回路基板10の端子とCCD4の片側
に配列されたリード4bとが、電気的に接続されるよう
になっている。この接続がされる際、前記回路基板10
は、電子部品等をシールド部材9側に向けて配置されて
いる。すなわち、回路基板10は、二列に配列されたリ
ード4bの内側に配置されるようになってる。
【0037】前記CCDユニット2内には、その後方か
ら、前記ビデオプロセッサに接続される信号ケーブル1
4が挿通され、このケーブル14は、CCD4や回路基
板10に電気的に接続されている。この信号ケーブル1
4は、ビデオプロセッサからの駆動信号をCCD4に供
給すると共に、CCD4が光電変換し回路基板10のI
C11等を介して増幅された電気信号をビデオプロセッ
サに伝達するものである。
【0038】前記信号ケーブル14は、外皮の内部に、
複数の同軸シールド信号線(以下信号線と称する)14
a,14bが挿通され、この信号線14a,14bは、
被覆材により被覆された導線とこれらを覆う同軸シール
ド部材とを挿通し、これらがさらにシールド及び外皮に
より覆われている。なお、信号ケーブル14の構成例
は、これに限らない。
【0039】図1に示す信号ケーブル14の信号線14
aは、その同軸シールド部材が、電子部品12のGND
側に接続され導通している。また、信号線14aの導線
は、前記回路基板10上の必要な個所、例えばコンデン
サのプラス側に接続されている。
【0040】前記CCD4のリード4bのうち、回路基
板10が接続されないリードには、信号ケーブル14の
信号線14bの導線が直接接続されている。また、これ
ら信号線14bの同軸シールド部材は導電線17が巻き
付けられ、この導電線17を介して前記電子部品12の
GND側に電気的に接続されている。
【0041】以上のようにして、CCD4から回路を構
成する回路基板10と、信号線14とが電気的に接続さ
れる。
【0042】前記信号ケーブル14の先端で露出した信
号線14aと信号線14bとは、回路基板10の後端部
近傍で、分岐されて配線されている。回路基板10の部
品が実装された面上には信号線14aを延出する一方、
部品が実装されない面上には、信号線14bを延出して
いる。
【0043】前記回路基板10は、図2(b)に示すよ
うに、パターンが形成されていない側の後端部に後端に
向かって厚みが小さくなるように形成した面取部10A
が設けられている。面取り部10Aをパターンを設けて
いない面に構成したのは、回路基板10の全長を極力短
くするためである。すなわち、信号ケーブル14の信号
線14bは、回路基板10後端にできるだけ近い位置で
分岐点14cで分岐できるよう、この面取部10Aに沿
って配設されるようになっている。尚、裏側にパターン
を設けた基板を用いても良い。
【0044】前記シールド部材9は、前述のようにCC
D4及び回路基板10を覆っており、先端部がホルダ6
に導通して固定されている。さらにシールド部材9の外
周は絶縁性の被覆チューブ19で覆われており、シール
ド部材9の内部全体には接着剤20が充填されCCD
4、回路基板10及び信号ケーブル14を封止してい
る。前記被覆チューブ19は、後端部がシールド部材9
より延出し後方に向かって細径となるように形成され、
信号ケーブル14の外皮を覆う例えば弾性材で構成され
た保護部材18を保持・固定している。
【0045】次に、図2(a),(b)を参照して回路
基板10上のIC11の構成について説明する。
【0046】前記IC11は、少なくとも回路基板10
と対向する側の面に接続電極を有しており、例えばフリ
ップチップ型のものを用いる。従って、この回路基板1
0の一方の面上には、図2(b)に示す複数のバンプ1
1cを介して、回路基板10のパターンに接続されてい
る。接続された状態で、このIC11と回路基板10と
の間は、例えば約10〜30μm程度の隙間が形成され
る。
【0047】前記IC11は、振動等の機械的ショッ
ク、電気的ショックあるいは外部環境から、保護するた
めに封止材により封止する必要がある。
【0048】本実施例では、IC11と回路基板10と
の間は、第1の封止剤11bで封止し、さらに第1の封
止材11bを含めてIC11全体を第2の封止剤11a
で封止している。この時使用する第1の封止剤11bは
低粘度のものであり、第2の封止剤11aはそれよりも
高粘度のものを使用する。
【0049】本実施例では、回路基板10の後端側に面
取部10Aを設けており、端部が角張っていないので、
分岐点14cにおける信号線14bの外皮を傷つけられ
ることはなく、また分岐点14cをより回路基板10に
近づけて配置でき撮像装置1の短縮化が図れ、かつ分岐
が容易にできるので組立も容易となる。
【0050】また、本実施例では、回路基板上のICの
実装を、バンプ接続によりフリップチップ方式にするこ
とにより、IC実装部の面積を小さくすることができ
る。これにより基板を小さくでき結果として、撮像装置
1を小さくできる。
【0051】さらに本実施例では、CCD4のリード中
心を前述したようにオフセットすることにより、CCD
4の後方に設けた回路基板10がCCD4外径からはみ
出すことがない配置にでき、撮像装置1を大きくしない
で済む。
【0052】本実施例では、IC11の封止を前述のよ
うに低粘度の第1の封止材11bと高粘度の第2の封止
材11aで封止した。
【0053】ここで、仮に、封止材を高粘度のものだけ
で封止しようとすると、極めて隙間が狭いIC11と回
路基板10との間すなわちバンプ11cの周囲等には、
封止材が行き渡らず、ICの信頼性向上といった封止材
の役割が十分でなくなる。
【0054】一方、封止材全てを低粘度のものとする
と、バンプ11cの周囲にも十分、封止材を充填するこ
とができるが、図3のように裾のが広がりすぎてしま
う。これでは、半田付けを必要とするパターンまで覆っ
てしまい、作業性が悪くなるばかりか、半田付け部との
距離確保の点から小型化の要請にも反する。
【0055】本実施例は、前述のように異なる粘度の封
止材を適切に使い分けており、隙間の狭いIC11と回
路基板10との間には、粘性の低い封止材を用いて確実
な封止を可能とし、ICの信頼性を向上させることがで
きる。そして、さらに本実施例では、全体を覆う第2の
封止剤には高粘度のものを用いることによって封止材の
広がりをすくなくでき、回路基板10の小型化を容易と
している。
【0056】以上述べたよう本実施例は、回路基板上に
搭載された部品が機械的・電気的ショック、あるいは空
気やサーマルショック等の外部環境による劣化すること
を防止し、撮像装置を構成する回路の信頼性を確保する
と共に、封止材の広がりを防ぐことにより小型化を図る
ことができる。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0058】図5及び図6は本発明の第2実施例に係
り、図5(a)は左側面図、図5(b)はCCDの正面
図、図5(c)はCCDの右側面図、図5(d)はCC
Dの内部の概略構成図、図6(a)は図1におけるA方
向矢視と同じ向きの断面図、図6(b)は図1における
B方向矢視と同じ向きの断面図である。
【0059】本第2実施例は、図1に示す第1実施例の
CCD4に代えてCCD30が設けられている。その
他、第1実施例と同様の構成及び作用については、同じ
符号を付して説明を省略すると共に、異なる点について
のみ説明する。
【0060】図5(a)〜(d)に示すように、CCD
30は、撮像面を有しパッケージ4d内に封止された撮
像チップ30dと、この撮像チップ4aに電気的に接続
され背面側に突出するリード30a,30b,30cを
含む複数のリードと、前記撮像面を保護するように設け
られた透明カバー4cとを有している。CCD4の透明
カバー4cは、対物レンズユニット3の図示しない前記
光学系と対向するように配置されるようになっている。
【0061】前記CCD30の複数のリードは、例えば
10本設けられており、CCD駆動信号φS1,φS2,φ
P ,φABの各入力リード、撮像した信号VIN1 ,VIN2
の出力リード、駆動電源VDDの供給リード30a,30
b、及びGND端子SUBからなる。
【0062】前記CCD30では、各信号のうち、例え
ばCCD駆動電源VDDの信号に対して2つのリード30
a,30bが割りあてられている。リード30aと30
bは、図5(d)に示すようにCCD30の撮像チップ
30d内部で導通している。図示例では、二列に配列さ
れたリード群のそれぞれに設けられている。なお、導通
したリードの配置は、この例に限らない。
【0063】図5(a)に示すように、ケーブル14の
信号線31が一方のリード30aに接続されることによ
り、VDD電圧は、前記ビデオプロセッサ側よりCCD3
0に印加される。また、VDD、GND端子間には電子部
品12が直接接続されるが、図5(b)に示すように反
対側に設けられた他方のVDD供給リード30bとGND
端子30c(SUB)とに、それぞれの電子部品12の
電極が接続される。
【0064】本実施例のようにVDDの供給リードを2本
設けたことにより、VDDの供給リードが1本の構成であ
る場合に比べ、電子部品12やVDD信号線(単線)31
を同一部分に接続する場合に比べ、組立性が向上する。
また、同種のリードが複数設けられているので、回路基
板10のパターンの引き回しや部品の配置の自由度が増
し、回路基板の小型化や回路設計の容易さを向上させる
ことができる。
【0065】なお、導通したリードの種類、その数や配
置等は、前述の例に限定されるものではない。
【0066】図7及び図8は本発明の第3実施例に係
り、図7(a)は左側面図、図7(b)はCCDの正面
図、図7(c)はCCDの右側面図、図7(d)はCC
Dの内部の概略構成図、図8(a)は図1におけるA方
向矢視と同じ向きの断面図、図8(b)は図1と同じ側
断面図、図9は図1におけるB方向矢視と同じ向きの断
面図である。
【0067】本第3実施例は、図1に示す第1実施例の
CCD4に代えてCCD41が設けられている。その
他、第1実施例と同様の構成及び作用については、同じ
符号を付して説明を省略すると共に、異なる点について
のみ説明する。
【0068】図7(a)〜(d)に示すように、CCD
41は、撮像面を有しパッケージ4d内に封止された撮
像チップ41dと、この撮像チップ41dに電気的に接
続され背面側に突出するリード41a,41b,41
c,41fを含む複数のリードと、前記撮像面を保護す
るように設けられた透明カバー4cとを有している。前
記CCD41の透明カバー4cは、対物レンズユニット
3の図示しない前記光学系と対向するように配置される
ようになっている。
【0069】前記CCD41は、CCDチップ4b上に
おける内部リードバンプ式接合となっている。CCDチ
ップ41d上には、例えば6つの信号用のバンプ接続部
41eが設けられている。この6つのバンプ接続部41
eには、それぞれ外部リードVDD,Vout ,SUB,φ
P ,φS ,φABが電気的に接続されている。
【0070】また外部リードは、これら6つの信号に対
するものの以外に、リード41b,41cを設けてい
る。このリード41bとリード41cとは、図7(d)
に示すように、CCD41内部で導通しているが、リー
ド自体には信号は直接的には割りあてられていない。
【0071】図8(a),(b)及び図9には、CCD
41を搭載した撮像装置40を示してい。
【0072】前記CCD41のリード41aは、φAB
(アンチブルーミング)信号用であり、図8(a)に示
すように、それに隣接するリード41bと接合されるよ
うになっている。一方、その反対側のリード41cと、
GNDリード41fとの間には、電子部品12のそれぞ
れの電極が接続されるようになっている。
【0073】前記構成では、CCD41のリード41b
は、リード41aと接合され短絡されることにより、C
CD41からのφABの信号が割りあてられる。従って、
リード41bと導通するリード41cも同様にφABの信
号が割りあてられることになる。
【0074】本実施例ではCCDの構成上、φABやSU
B(GND)のリードが予め41a,41fに固定され
ているが、リード41b,41cの存在により電子部品
12等の実装やパターン設計における自由度が増し、設
計が容易になると共に、組立性も容易にすることができ
る。又、本実施例ではリード41b,41cにφABが割
りあてられたが、他の信号でもよく図示例に限定される
ものではない。
【0075】図10及び図11は第4実施例に係り、図
10はCCDの断面図、図11はリードの製造に関する
説明図である。
【0076】本実施例の固体撮像素子としてのCCD
は、内部リードがバンプ接続式のものであって、バンプ
接続部側の内部リード端の物体面側の形状を鋭角に形成
している。その他、第1実施例と構成及び作用について
は同様であり、同じ符号を付して説明を省略すると共
に、異なる点についてのみ説明する。
【0077】図10に示すCCD50は、不透明例えば
黒色の部材からなるパッケージ部50aと、このパッケ
ージ部50aにより周囲が封止されたCCDチップ50
bとを有している。CCDチップ50b上にはボンディ
ングパット部50dと、イメージエリア部50fとが設
けられている。リード50cは、金属性のバンプ50g
を介して、ボンディングパッド50d上に接続され、チ
ップ50bとリード50cとをつないでいる。
【0078】前記リード50cは、バンプ側端部には、
斜面部50eが物体(被写体)側が鋭角に形成され、イ
メージエリア部50f側に向かって拡径となるテーパー
状に形成されている。尚、リード50cの他端は外部リ
ードとなってパッケージ部50aから突出している。ま
た、CCD50は、イメージエリア部50f、斜面部5
0e及びバンプ50gの一部が透明封止剤50hにより
覆われている。
【0079】前記リード50cは、例えばエッチングに
より形成することができ、図11に示すようにリード用
の板状部材をマスキング51で覆い、エッチング用の溶
剤で溶解する。このとき、リード50cは、マスキング
51側から次第に溶解し最終的にはマスキング51から
離れに従って細径となるテーパー状に形成される。この
形状を斜面部50eとして利用して、つまり、図11の
部材のうちマスキング側を上にして、図10のようにリ
ード50cを配置する。
【0080】前記構成において、リード50cに被写体
側が鋭角の斜面部50eを形成することにより、視野外
光が集中して、イメージエリア50fに反射することを
減少させることができ、これにより視野外光フレアを防
止できる。
【0081】図12及び図13は第5実施例に係り、図
12はCCDの断面図、図13はリードの製造に関する
説明図である。
【0082】本実施例は、第4実施例のCCDの斜面部
を設ける構成に代えて、バンプ接続部側の内部リード端
をチップ側に向かって湾曲させる構成になっている。そ
の他、第4実施例と同様の構成及び作用については、同
じ符号を付して説明を省略する。
【0083】本実施例の固体撮像素子としてのCCD5
2は、リード50cの端部50iの形状をチップ50b
側に向かって湾曲させている。
【0084】このリード50cの端部50iを湾曲させ
るには、次のようなボンディングの接合工程と同時に行
うことができる。
【0085】ボンディングベース53に載置されたCC
Dチップ50b上のバンプ50gに、リード50cを超
音波熱圧着により接合させる際に、突部55を設けたボ
ンディングヘッド54をリード50cに当接させ、超音
波振動により熱圧着する。このとき、ボンディングヘッ
ド54の突部55によりリード50cの先端が押し下げ
られ、湾曲した端部50iが形成される。
【0086】本実施例では、リード50cの端部50i
をチップ側に湾曲させたことにより、視野外光が内部リ
ード端部付近に当たっても、イメージエリア50fの方
向には反射しない。これにより、視野外光によるフレア
を防止することができる。
【0087】図14は第6実施例に係るCCDの断面図
である。
【0088】本実施例の固体撮像素子としてのCCD
は、バンプ接続部側の内部リード端の上方に遮光用のマ
スクを設けた構成となっている。その他、第4実施例と
同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明
を省略すると共に、異なる点についてのみ説明する。
【0089】リード50cのボンディングパッド接続部
付近の上方には、マスク材56が設けられている。マス
ク部材56は反射防止効果のある薄板となっている。例
えばポリイミドのテープでもよい。
【0090】本実施例では、視野外光がマスク材56で
カットされ、イメージエリア50fに入射しない。それ
により、視野外光フレアを防止できる。
【0091】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1)固体撮像素子と、この固体撮像素子と電気的に接
続される回路基板と、少なくとも回路基板と対向した側
に配置されてこの回路基板と電気的に接続される端子又
は電極を有しかつ前記回路基板に搭載された電子部品
と、を有する撮像装置において、前記電子部品の端子又
は電極と前記回路基板との間には、第1の封止剤を充填
し、前記電子部品の全体及び第1の封止剤を第1の封止
剤より粘性の高い第2の封止剤により封止している。
【0092】付記1に記載の構成では、撮像装置を構成
する回路の信頼性を確保し、小型化を図ることができ
る。
【0093】(2)第1の封止剤は前記電子部品の端子
又は電極と前記回路基板との隙間に充填可能な程度に粘
性の低いものである付記1に記載の撮像装置。
【0094】(3)前記第2の封止剤は、前記電子部品
を封止した端部が電子部品から極力距離が短くできる程
度の高い粘性である付記1に記載の撮像装置。
【0095】(4)前記電子部品は、前記固体撮像素子
の出力を増幅するICチップである付記1に記載の撮像
装置。
【0096】(5)前記ICチップは、前記回路基板と
対向する電極としてのバンプを有するフリップチップ型
の素子である付記4に記載の撮像装置。
【0097】(6)複数のリード及び撮像素子チップを
封止したパッケージ部とを有する固体撮像素子と、この
固体撮像素子のリードと電気的に接続される回路基板
と、この回路基板と電気的に接続される端子又は電極を
有しかつ前記回路基板に搭載された電子部品と、を有す
る撮像装置において、前記固体撮像素子は、対向する二
列のリード群を前記パッケージ部から突出して配列し、
配列されたリード間の中心をパッケージ部の中心に対し
て離間させて配置した撮像装置。
【0098】(7)前記配列されたリード間の中心を前
記撮像素子チップの撮像面の中心に対して離間させて配
置した付記6に記載された撮像装置。
【0099】(8)複数のリード及び撮像素子チップを
封止したパッケージ部とを有する固体撮像素子と、この
固体撮像素子のリードと電気的に接続される回路基板
と、この回路基板と電気的に接続される端子又は電極を
有しかつ前記回路基板に搭載された電子部品と、を有す
る撮像装置において、前記固体撮像素子の複数のリード
のうち、同じ種類の信号を伝達するリードの数を2以上
設けた。
【0100】(9)前記固体撮像素子の複数のリード
は、前記撮像素子チップと電気的に接続されており、同
じ種類の信号を伝達するリードは、前記撮像素子チップ
内で電気的に接続されている付記8に記載の撮像装置。
【0101】(10)複数のリード及び撮像素子チップ
を封止したパッケージ部とを有する固体撮像素子と、こ
の固体撮像素子のリードと電気的に接続される回路基板
と、この回路基板と電気的に接続される端子又は電極を
有しかつ前記回路基板に搭載された電子部品と、を有す
る撮像装置において、前記固体撮像素子の外部に延出す
るリードの数を、前記撮像素子チップ上に設けた電極の
数より多く設けた撮像装置。
【0102】(11)前記固体撮像素子の外部に延出す
るリードのうち一部は、パッケージ内部で電気的に接続
されている付記10に記載の撮像装置。
【0103】(12)固体撮像素子と、この固体撮像素
子と電気的に接続される回路基板と、この回路基板に搭
載された電子部品と、前記回路基板又は固体撮像素子の
すくなとも一方と電気的に接続されるケーブルとを有す
る撮像装置において、前記回路基板のうち前記ケーブル
が複数の信号線に分岐される分岐部が配置される側の端
部に面取り部を設けている。
【0104】付記12に記載の構成では、ケーブルの分
岐部分が配置される側端部を面取りしているので、分岐
部分を回路基板の端部により近づけることができ、当該
固体撮像素子の小型化を図ることができる。
【0105】(13)撮像面を有する撮像素子チップ
と、複数のリードと電気的に接続される撮像素子チップ
と、この撮像素子チップを封止したパッケージ部と、を
有する固体撮像素子において、前記リードの撮像素子チ
ップに接続される側の端部であって、被写体側の形状を
鋭角にし前記撮像面側が拡径となるテーパー状に形成し
た固体撮像素子。
【0106】付記13に記載の構成では、視野外光に起
因した内部リードによるフレアの防止を図る。
【0107】(14)撮像面を有する撮像素子チップ
と、複数のリードと電気的に接続される撮像素子チップ
と、この撮像素子チップを封止したパッケージ部と、を
有する固体撮像素子において、前記リードの撮像素子チ
ップに接続される側の端部であって、この端部を前記撮
像素子チップ側に向かって湾曲させた固体撮像素子。
【0108】(15)撮像面を有する撮像素子チップ
と、複数のリードと電気的に接続される撮像素子チップ
と、この撮像素子チップを封止したパッケージ部と、を
有する固体撮像素子において、前記リードの撮像素子チ
ップに接続される側の端部であって、この端部の被写体
側を遮光マスクで覆った固体撮像素子。
【0109】付記13〜付記15に記載の構成では、視
野外光に起因した内部リードによるフレアの防止を図
る。
【0110】
【発明の効果】以上述べたよう請求項1に記載の発明に
よれば、回路基板上に搭載された部品が機械的・電気的
ショック、空気やサーマルショック等の外部環境による
劣化することを防止し、撮像装置を構成する回路の信頼
性を確保すると共に、封止材の広がりを防ぐことにより
小型化を図ることができるという効果がある。
【0111】以上説明したように請求項2に記載の発明
によれば、回路基板のうち部品が搭載された面を外側つ
まり固体撮像素子の外端部に向けてもリード中心がオフ
セットされた分だけ余裕があるので、回路設計あるいは
回路基板の配置等に伴う大型化の欠点が解消でき、小型
化を図ることができると共に、作業性も向上させること
ができるという効果がある。
【0112】以上説明したように請求項3に記載の発明
によれば、固体撮像素子の複数のリードのうち、同一信
を伝達するリードの数を2以上設けてあるので、設計
上の自由度が高く小型化が容易であり、設計等のコスト
も低下させることができるという効果がある。以上説明
したように請求項4に記載の発明によれば、請求項2に
記載の発明と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は第1実施例に係り、図1は撮
像装置の詳細を示す軸方向縦断面図。
【図2】図2(a)は撮像装置を構成する回路基板の上
面図、図2(b)は回路基板の側面図。
【図3】図3は比較説明図。
【図4】図4はCCDの内部を透視した側面図。
【図5】図5及び図6は第2実施例に係り、図5(a)
は左側面図、図5(b)はCCDの正面図、図5(c)
はCCDの右側面図、図5(d)はCCDの内部の概略
構成図。
【図6】図6(a)は図1におけるA方向矢視と同じ向
きの断面図、図6(b)は図1におけるB方向矢視と同
じ向きの断面図。
【図7】図7及び図8は第3実施例に係り、図7(a)
は左側面図、図7(b)はCCDの正面図、図7(c)
はCCDの右側面図、図7(d)はCCDの内部の概略
構成図。
【図8】図8(a)は図1におけるA方向矢視と同じ向
きの断面図、図8(b)は図1と同じ側断面図。
【図9】図9は図1におけるB方向矢視と同じ向きの断
面図。
【図10】図10及び図11は第4実施例に係り、図1
0はCCDの断面図。
【図11】図11はリードの製造に関する説明図。
【図12】図12及び図13は第5実施例に係り、図1
2はCCDの断面図。
【図13】図13はリードの製造に関する説明図。
【図14】図14は第6実施例に係るCCDの断面図。
【図15】図15はワイヤボンディング方式のICの封
止に関する説明図。
【図16】図16はCCDと回路基板の直接接続に関す
る説明図。
【符号の説明】
1…撮像装置 4…CCD 10…回路基板 11…IC 11a…第2の封止剤 11b…第1の封止剤 12,13…電子部品 14…ケーブル 41a…φAB 41b,41c…ショートピン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子と、この固体撮像素子と電気
    的に接続される回路基板と、少なくとも回路基板と対向
    した側に配置されてこの回路基板と電気的に接続される
    端子又は電極を有しかつ前記回路基板に搭載された電子
    部品と、を有する撮像装置において、 前記電子部品の端子又は電極と前記回路基板との間に
    は、第1の封止剤を充填し、前記電子部品の全体及び第
    1の封止剤を第1の封止剤より粘性の高い第2の封止剤
    により封止していることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】複数のリード及び撮像素子チップを封止し
    たパッケージ部とを有する固体撮像素子と、この固体撮
    像素子のリードと電気的に接続される回路基板と、この
    回路基板と電気的に接続される端子又は電極を有しかつ
    前記回路基板に搭載された電子部品と、を有する撮像装
    置において、 前記固体撮像素子は、対向する二列のリード群を前記パ
    ッケージ部から突出して配列し、配列されたリード間の
    中心をパッケージ部の中心に対して離間させて配置する
    と共に、前記パッケージ部の中心からより離れた一方の
    リード群に信号線を接続すると共に、他方のリード群に
    前記一方のリード群側とは反対側の面に前記電子部品を
    備えた前記回路基板を接続したことを特徴とする撮像装
    置。
  3. 【請求項3】複数のリード及び撮像素子チップを封止し
    たパッケージ部とを有する固体撮像素子と、この固体撮
    像素子のリードと電気的に接続される回路基板と、この
    回路基板と電気的に接続される端子又は電極を有しかつ
    前記回路基板に搭載された電子部品と、を有する撮像装
    置において、 前記固体撮像素子の複数のリードのうち、同一信号を伝
    達するリードの数を2以上設けたことを特徴としている
    撮像装置。
  4. 【請求項4】前記回路基板は前記二列に配列されたリー
    ド群の内側に配置されることを特徴とする請求項2に記
    載の撮像装置。
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