JP2948751B2 - 電気機器収納用ボックスの錠装置 - Google Patents

電気機器収納用ボックスの錠装置

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JP2948751B2
JP2948751B2 JP7316365A JP31636595A JP2948751B2 JP 2948751 B2 JP2948751 B2 JP 2948751B2 JP 7316365 A JP7316365 A JP 7316365A JP 31636595 A JP31636595 A JP 31636595A JP 2948751 B2 JP2948751 B2 JP 2948751B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電気機器収納用ボ
ックスのボックス本体と扉との間に取り付けられる電気
機器収納用ボックスの錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器収納用ボックスの錠装置として
は、図9に示されるように本体20とレバー21とリンク22
とを備えたものが知られている。この従来の錠装置は、
ボックスのボデー23に本体20を取付けるとともにボック
スの扉24側に受け金具25を取付け、図示のようにレバー
21の先端の係合部26を受け金具25に引っ掛けたうえでレ
バー21を下方に押圧すると、リンク22が後方に回転して
リンク22とレバー21との連結点が力学的な中立線を越え
たときにパチンと安定なロックポジションに入る構造の
ものである。このためこの種の錠装置はパチン錠と呼ば
れている。
【0003】ところが、このような従来の錠装置は、リ
ンク22を本体20に枢着するための軸27と、リンク22にレ
バー21を枢着するための軸28との2本の軸が必要となる
ために部品点数が多く、また組付け後の軸の脱落を防止
するためのかしめ箇所も多く必要となるという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、部品点数を削減して組付け後の軸
のかしめ箇所を減少させることができ、しかも従来品と
同様に確実にボックス本体と扉とをロックすることがで
きる電気機器収納用ボックスの錠装置を提供するために
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、先端にボックス扉の受け金具と
の係合部を備えたレバーを、リンクを介してボックスボ
デー側の本体に取付けた電気機器収納用ボックスの錠装
置であって、このリンクは中央部を本体に枢着され、両
端部でレバーを支持するクランク状のリンクであり、か
つこのクランク状のリンクは左右に分割された2個のリ
ンクピンを接続した構造のものであることを特徴とする
ものである。なお、本体とレバーとの間に、レバーが持
ち上げられたときにレバーを開く方向に弾発するバネを
組み込んでおくことが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1、図2は第1の実施の形態を示す図であり、
1は電気機器収納用ボックスのボデー、2はボックスの
扉である。3は錠装置の本体であり、ボデー1に止めネ
ジ4により固定されている。またボックスの扉2には、
先端をボデー1の反対側にくの字状に屈曲させた受け金
具5が止めネジ5aにより固定されている。
【0007】本体3は2枚の平行な垂直板を備え、これ
らの垂直板の間にクランク状のリンク6が取り付けられ
ている。このリンク6は図2の下部に示されるように左
右に分割された2個のリンクピン6a、6bを中央部分で差
し込んで接続した構造のものとされている。そしてクラ
ンク状のリンク6の中央部は本体3の垂直板の孔7に枢
着され、リンク6の両端部はレバー8の両側板の孔9に
挿入されてレバー8を支持している。なお、クランク状
のリンク6の両端部を結ぶ直線とリンク6の中央部とは
平行となっている。
【0008】レバー8は本体3の上面を覆うことができ
る形状のもので、その先端には前記した受け金具5との
係合部10を備えている。また本発明においては必ずしも
必須のものではないが、図示の例では本体3とレバー8
との間に、レバー8を開く方向に弾発するバネ11を組み
込んである。このバネ11はリンク6の中央部分に巻かれ
ており、その一端11a を本体3に接触させ、その他端11
b をレバー8の裏面に当接させている。
【0009】なお、12、13は本体3とレバー8に設けら
れた施錠孔である。これらはレバー8が下がったロック
状態において一致し、南京錠等を通して施錠することが
可能である。
【0010】以上に説明した図1、図2の実施の形態で
は2個のリンクピン6a、6bのうち、一方に設けた突起を
他方に設けた孔に差し込んでクランク状のリンク6を構
成したが、図3、図4に示す第2の実施の形態のよう
に、2個のリンクピン6a、6bの外側に接続用のパイプ14
を被せて両方のリンクピン6a、6bを接続してもよい。そ
の他の構成及び以下に説明する機能はいずれの場合も同
一である。
【0011】このように構成された本発明の錠装置を用
いて電気機器収納用ボックスのボデー1とボックスの扉
2とを施錠するには、まず図5のようにレバー8が開い
た状態からレバー8を図の右方向に移動させ、図6、図
7のようにレバー8の係合部10をボックスの扉2側の受
け金具5に引っ掛ける。このようなレバー8の移動は、
クランク状のリンク6の回転により支障なく行われる。
【0012】次に、図7の状態からレバー8を反時計方
向に回転させるようにレバー8の左端を押し下げれば、
クランク状のリンク6も反時計方向に回転する。そして
レバー8の係合部10の先端とクランク状のリンク6の中
央部の位置(孔7の位置)とを結ぶ直線よりもクランク
状のリンク6の両端(孔9の位置)が下側に来ると、力
学的な中立線を越えるために、図8のようにレバー8は
受け金具5の弾力及びバネ11の弾力によってパチンと下
方に閉じ、ボデー1とボックスの扉2とが施錠される。
なお、図8の状態において施錠孔12、13に南京錠等を通
して施錠することもできる。
【0013】また、逆に図8の状態から施錠を解除する
にはレバー8の左端をバネ力に抗して持ち上げ、リンク
6の両端(孔9の位置)を中立線よりも上に移動させる
と、バネ11の弾力によってレバー8は図7のように上方
に持ち上げられるので、容易に解錠することができる。
【0014】上記したように、本発明の錠装置はリンク
の両端に2本の軸を必要としていた従来品を改良し、ク
ランク状のリンク6を用いることにより、部品点数およ
び組付け後の軸のかしめ箇所の削減を図ったものであ
る。しかもこのクランク状のリンク6を左右に分割され
た2個のリンクピン6a、6bを接続した構造のものとした
ので、組立も支障なく行うことができる。
【0015】その他、本発明の錠装置は次のような利点
を有する。 凹凸をなくした箱錠のすっきりしたデザ
インとすることができる。 ワンタッチで開閉操作を
行うことができる。 バネ11を設けておけば、レバー
8を閉じた状態ではバネ11の端11b がレバー8を上側に
押圧し受け金具5と係止させておくことにより、振動や
衝撃を受けても外れにくい。 施錠孔12、13を利用し
て施錠が可能であり、従来品のように施錠部が出張らな
いので変形を受けにくい。 レバー8により受け金具
5の止めネジ5aが覆われるので、防犯上安全である。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器収納用ボックスの錠装置は2個のリンクピンを接続し
た構造のクランク状のリンクを用いたことにより、部品
点数を削減して組付け後の軸のかしめ箇所を減少させる
ことができ、しかも確実にボックス本体と扉とをロック
することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する断面図で
ある。
【図2】図1のレバーを略した平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明する平面図で
ある。
【図4】図3の一部切欠平面図である。
【図5】本発明の錠装置の操作を説明する側面図であ
る。
【図6】本発明の錠装置の操作を説明する側面図であ
る。
【図7】本発明の錠装置の操作を説明する側面図であ
る。
【図8】本発明の錠装置の操作を説明する側面図であ
る。
【図9】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納用ボックスのボデー 2 電気機器収納用ボックスのボックスの扉 3 錠装置の本体 4 止めネジ 5 受け金具 5a 止めネジ 6 クランク状のリンク 6a リンクピン 6b リンクピン 7 本体の垂直板の孔 8 レバー 9 レバーの孔 10 受け金具との係合部 11 バネ 11a バネの一端 11b バネの他端 12 施錠孔 13 施錠孔 14 接続用のパイプ 20 従来例の本体 21 従来例のレバー 22 従来例のリンク 23 従来例のボックスのボデー 24 従来例のボックスの扉 25 従来例の受け金具 26 従来例のレバー先端の係合部 27 従来例の軸 28 従来例の軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にボックス扉の受け金具との係合部
    を備えたレバーを、リンクを介してボックスボデー側の
    本体に取付けた電気機器収納用ボックスの錠装置であっ
    て、このリンクは中央部を本体に枢着され、両端部でレ
    バーを支持するクランク状のリンクであり、かつこのク
    ランク状のリンクは左右に分割された2個のリンクピン
    を接続した構造のものであることを特徴とする電気機器
    収納用ボックスの錠装置。
  2. 【請求項2】 本体とレバーとの間に、レバーが持ち上
    げられたときにレバーを開く方向に弾発するバネを組み
    込んだ請求項1に記載の電気機器収納用ボックスの錠装
    置。
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