JP2948683B2 - 光コネクタ切替接続装置 - Google Patents

光コネクタ切替接続装置

Info

Publication number
JP2948683B2
JP2948683B2 JP16244291A JP16244291A JP2948683B2 JP 2948683 B2 JP2948683 B2 JP 2948683B2 JP 16244291 A JP16244291 A JP 16244291A JP 16244291 A JP16244291 A JP 16244291A JP 2948683 B2 JP2948683 B2 JP 2948683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
drum
axis
holder
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16244291A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04361215A (ja
Inventor
健雄 小宮
英利 ▲高▼杉
和彦 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumiden Opcom Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumiden Opcom Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumiden Opcom Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumiden Opcom Ltd
Priority to JP16244291A priority Critical patent/JP2948683B2/ja
Publication of JPH04361215A publication Critical patent/JPH04361215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2948683B2 publication Critical patent/JP2948683B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信システムにおけ
る光線路の切替え接続に用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムにおいて、光線路である
光ファイバを切替える方式としては、プリズムによるも
のと、光コネクタによるものとが主に実用化されてい
る。本発明で対象としている光コネクタ式の従来のもの
の例としては、昭和62年電子情報通信学会半導体・材
料部門全国大会の予稿集の28「セラミックフェルール
を用いた高密度1×1000光スイッチ」等が発表され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の1
×N光スイッチは測定等に使用することが多いが、最近
の測定項目の多様化によりM×N(M<N)のような複
数対複数の組合せが用いられるようになってきている。
【0004】このような光スイッチにおいては、Mのコ
ネクタのうちどのコネクタを使用するかが重要になって
くる。この場合、選択して接続する装置としては、切替
え時間の短縮及び信頼性の点から小型軽量な構造が必要
である。
【0005】従来のこの種の装置は、Mのコネクタの一
個一個に選択用のモータを取付けるものであったため、
構造の大型化を招くと共に、制御、回路等が複雑になっ
てしまうという問題があた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、多数の光コネクタの一方側を横一列に
配置し、光コネクタのもう一方側である光ファイバをそ
れぞれ保持するホルダを前記一方側と平行に配置すると
共に、光ファイバが前記一方側と接続分離する方向に各
ホルダを移動自在とし、各ホルダに、径の細い部分ある
いは幅の狭い部分を有するシャフトを一体に結合する一
方、ホルダの配列方向と軸線を平行にしてドラムを駆動
回転可能に支持すると共に、ドラムを前記ホルダ側に進
退移動可能とし、さらに前記ドラムに前記シャフトが差
し込まれる溝を円周方向に形成すると共に、溝の幅に変
化をつけて前記シャフトが係合し得るようにして光コネ
クタ切替接続装置を構成したのである。
【0007】
【作用】上記構成の光コネクタ切替接続装置において
は、ドラムを回転することにより溝と係合するシャフト
が選択される。接続すべき光ファイバを保持するホルダ
と一体のシャフトを選択した後ドラムをホルダ側に向け
て移動すると、選択されたシャフトのみ溝に係合するこ
とから、ドラムと共に移動し、他のシャフト即ちホルダ
は停止状態を維持する。よって選択されたシャフトと一
体のホルダに保持されている光ファイバが光コネクタを
構成する一方側と接続される。
【0008】この構成において、ホルダ,ドラム等を光
コネクタの一方側の配列方向に沿って移動できるように
しておけばM×N光スイッチのさらに接続系統の多いも
のに対応できる。
【0009】
【実施例】本発明に係る光コネクタ切替接続装置の一実
施例を図1ないし図5に示す。図4には装置外観を示し
てあり、図5には平面、図1,2,3には要部詳細が示
してある。
【0010】図4,5に示すように、装置本体1の前壁
面2には、光コネクタの一方側をなすコネクタアダプタ
3が横一列に配置されている。各コネクタアダプタ3に
は一方側の光ファイバであるフェルールが予め差し込ま
れる。例えば、円筒状のフェルール同士を突き合わせて
割りスリーブで位置決め保持するタイプのものを採用し
ている場合には、コネクタアダプタ3内に割スリーブが
内蔵される。
【0011】装置本体1の底面4上にはコネクタアダプ
タ3の配列方向(X軸方向)と平行に二本のX軸レール
5が敷設されており、これら二本のX軸レール5上にZ
軸(X軸と直交する軸)ベース6が乗り、X軸レール5
上を移動可能とされている。装置本体1の底面4上にお
けるX軸方向一端側には、回転軸にプーリ7が取付けら
れたX軸駆動用モータ8が設けられ、底面4上における
X軸方向他端側にはプーリ9が設けられ、これらプーリ
7,9間にベルト10が掛けられ、ベルト10の両端が
それぞれZ軸ベース6に係着されている。したがった、
X軸駆動用モータ8の正転あるいは逆転作動により、Z
軸ベース6はX軸レール5上を移動される。
【0012】Z軸ベース6上における前記コネクタアダ
プタ3側の軸部には、上面にZ軸方向に平行な多数のガ
イド溝11を有するガイドベース12が前記コネクタア
ダプタ3の配列方向と平行に固定されており、このガイ
ドベース12上に各ガイド溝11を案内としてZ軸方向
に移動自在に多数のフェルールホルダ13が設置されて
いる。各フェルールホルダ13は光コネクタのもう一方
側となるフェルール14をそれぞれ保持している。
【0013】各フェルールホルダ13のフェルール14
が突出している側と反対の側にはZ軸方向に平行なシャ
フト15が固定されている。各シャフト15の端部近く
には径の細い部分あるいは幅の狭い部分(以下、細径部
等)15aが形成されている。
【0014】また、Z軸ベース6上にはZ軸方向に平行
にZ軸ガイド16が設けられ、このZ軸ガイド16上に
θ軸ベース17がZ軸方向に移動可能に乗っている。Z
軸ベース16上にはZ軸駆動用モータ18が回転軸をZ
軸方向と平行にして設けられ、回転軸と一体のねじ軸1
9がθ軸ベース17にねじ込まれている。したがって、
Z軸駆動用モータ18の正転あるいは逆転により、θ軸
ベース17はZ軸方向において前記フェルールホルダ1
3に対し前進しあるいは後退する。
【0015】θ軸ベース17上には前記フェルールホル
ダ13の配列方向(Z軸方向)と軸線を平行にして円筒
状のドラム20が回転自在に支持されている。ドラム2
0の一端の軸部21にはプーリ22が固定され、θ軸ベ
ース17上に設置されたθ軸回転用モータ23の回転軸
にもプーリ24が取付けられ、これらのプーリ22,2
4間にベルト25が掛けられている。したがって、θ軸
回転用モータ23の正転・逆転によりドラム20は正転
あるいは逆転される。
【0016】円筒状のドラム20の周面には、円周方向
に沿う弧状の溝26が前記シャフト15と同数同ピッチ
で形成されている。溝26は、ドラム20の表面から内
部に貫通している。各溝26には、幅に変化がつけら
れ、その展開図である図3に示すように、シャフト15
の細径部等15aのみが通り得る溝幅の狭い部分(幅狭
部)26aと、それ以外のシャフト15の径の太い部分
あるいは幅の広い部分(以下、大径部等)15bが通り
得る分(幅広部)26bとが形成されている。説明の便
宜上(図1,3に示す)溝26を左からNO.1,2…
と呼ぶこととすると、この例では、NO.1と6,N
O.2と7,NO.3と8,NO.4と9,NO.5と
10が同じ溝形状となっている。すべての溝26の下部
は幅狭部26aとなっており、上部はすべて幅広部26
bとなっいる。
【0017】これらの溝26に前記シャフト15がおの
おの差し込まれている。シャフト15は上部幅広部26
bから差し込まれる。一方、ドラム20は、θ軸回転用
モータ23の作動により、溝26下部の幅狭部26bを
基点に30°ごと6個所(A,B,C,D,E,F)の
位置で位置決め停止するように図られている。
【0018】次に、この装置による光コネクタの切替接
続について説明する。シャフト15が溝26のA位置に
来るようにドラム20が回転して停止している場合に
は、溝26がすべて幅狭部26aであるため、Z軸駆動
用モータ18を駆動してθ軸ベース17と共にドラム2
0をフェルールホルダ13に向けて移動すると、ドラム
20の外周面がすべてのシャフト15のホルダ側大径部
15bの端面に当たり、すべてのシャフト15が押し出
される。その結果、シャフト15と一体のすべてのフェ
ルールホルダ13がコネクタアダプタ3に向けて前進さ
れ、すべてのフェルール14がコネクタアダプタ3に挿
入接続される。θ軸ベース17が逆方向に移動されれ
ば、ドラム20の内周面が反対側の大径部15bの端面
に当り、シャフト15と共にフェルールホルダ13、フ
ェルール14が後退移動され、コネクタアダプタ3とフ
ェルール14との分離がなされる。
【0019】ドラム20が30°回転して、図3中
「B」で示す溝26とシャフト15との位置関係になっ
た場合には、NO.1と6の溝26内のシャフト15の
み幅狭部26aに位置し、他の溝26内のシャフト15
は幅広部26bに位置することになる。そのため、この
状態でドラム20を前進させると、NO.1と6の溝2
6に挿入されているシャフト15のみがドラム20の外
周面と係合してシャフト15及びそれと一体のフェルー
ルホルダ13、フェルール14が移動し、他の溝26内
におけるシャフト15は幅広部26bをすり抜け、シャ
フト15,フェルールホルダ13,フェルール14は停
止した状態を保つ。つまり、NO.1と6の溝26内シ
ャフト15に対応するフェルール14のみがコネクタア
ダプタ3と接続されているのである。分離の場合も同様
である。
【0020】同様に、ドラム20の回転角度を選択する
ことにより、所望のフェルール14とコネクタアダプタ
3との切替接続ができる。また、Z軸ベース6自体をモ
ータ8の作動によりX軸方向に位置変えすることによ
り、横方向に並ぶ他のコネクタアダプタ3とフェルール
14との接続分離が可能となる。つまり、さらに多数の
接続系続(N×M)の切替接続ができるのである。
【0021】次に、具体的試験例について示す。上記実
施例において、コネクタアダプタ3として50個配列
し、これと接続されるフェルール14を10心配列し
た。円筒状のドラム20の形状としては、外径30mm,
内径20mm,肉厚5mmとし、シャフト15としては直径
4mmのものに細径部を形成して用いた。溝26の形状は
前述の通り、30°おきに6個所の押し出し点を設け、
A点では10心を押し出し、B点ではNO.1と6、C
点ではNO.2と7、D点ではNO.3と8、E点では
NO.4と9、F点ではNO.5と10を選択できるよ
うにした。よって、溝26は円周方向に180°形成し
た。Z軸方向のガイドにはクロスローラガイドを、モー
タとしてはパルスモータを採用した。位置決め精度は±
0.7°で許容精度±3°を十分満たしている。
【0022】上記具体的装置を用いて2心又は10心の
フェルールの選択を試みた。10万回の選択を試みて平
均選択時間は1.5秒、成功率100%で変形及び損傷
等は認められなかった。この装置で、実際に光コネクタ
を使用し、切替作動実験を実施した結果、10万回での
接続損失の変動幅は0.1dB以下と良好であった。
【0023】なお、本発明は上記実施例構造に限らず、
種々変更して実施可能である。例えば、同時に移動する
フェルールの本数も2本に限られるものではなく、移動
の駆動系なども適宜変更可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る光コネクタ切替接続装置に
よれば、ドラムの回転及び移動により一または複数の光
ファイバを選択して接続分離することができ、簡単でか
つ信頼性の高い光コネクタの切替接続が実現できる。
【0025】また、駆動機構も簡素化され、制御等が容
易になると共に、装置の小型化が図れ、複雑化を招くこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る光コネクタ切替接続装置の主要
部の概略斜視図である。
【図2】同じく実施例の一部断面とした断面図である。
【図3】実施例におけるドラムの展開図である。
【図4】実施例に係る装置の外観図である。
【図5】実施例の概略平面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 コネクタアダプタ 5 X軸レール 6 Z軸ベース 11 ガイド溝 13 フェルールホルダ 14 フェルール 15 シャフト 17 θ軸ベース 20 ドラム 26 溝
フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼杉 英利 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 有本 和彦 東京都大田区大森西七丁目6番31号 住 電オプコム株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 26/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の光コネクタの一方側を横一列に配
    置し、光コネクタのもう一方側である光ファイバをそれ
    ぞれ保持するホルダを前記一方側と平行に配置すると共
    に、光ファイバが前記一方側と接続分離する方向に各ホ
    ルダを移動自在とし、各ホルダに、径の細い部分あるい
    は幅の狭い部分を有するシャフトを一体に結合する一
    方、ホルダの配列方向と軸線を平行にしてドラムを駆動
    回転可能に支持すると共に、ドラムを前記ホルダ側に進
    退移動可能とし、さらに前記ドラムに前記シャフトが差
    し込まれる溝を円周方向に形成すると共に、溝の幅に変
    化をつけて前記シャフトが係合し得るようにしてあるこ
    とを特徴とする光コネクタ切替接続装置。
JP16244291A 1991-06-07 1991-06-07 光コネクタ切替接続装置 Expired - Fee Related JP2948683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16244291A JP2948683B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 光コネクタ切替接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16244291A JP2948683B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 光コネクタ切替接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04361215A JPH04361215A (ja) 1992-12-14
JP2948683B2 true JP2948683B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=15754696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16244291A Expired - Fee Related JP2948683B2 (ja) 1991-06-07 1991-06-07 光コネクタ切替接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2948683B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04361215A (ja) 1992-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100591266B1 (ko) 광 커넥터 플러그
JP3186293B2 (ja) 光ファイバの配線切替装置及びその配線切替方法
US6335993B1 (en) Rotary switch type optical fiber switch
US4623156A (en) Optical fiber chuck
US20230003958A1 (en) Optical cable termination unit
US4946247A (en) Fiber optic bypass switch
KR910001289B1 (ko) 광파이버 융착접속용 축 맞춤장치
JP2948683B2 (ja) 光コネクタ切替接続装置
JP3352199B2 (ja) 光ファイバ配線切替装置
CN116974024A (zh) 免熔接免冗余光纤配线箱
JPH06181584A (ja) 光ファイバ方式自動化光mdf
JPH04343317A (ja) 光スイッチ
JP3206970B2 (ja) 光スイッチ及び光ファイバの駆動機構
JPH07104200A (ja) 光切替器
CN220775360U (zh) 一种电缆插头连接用辅助装置
JP2005326457A (ja) 光ファイバ把持装置及び光ファイバ融着接続機
JP3124328B2 (ja) 光スイッチ装置
JPH07234367A (ja) 光ファイバ配線切替装置
JPH1123899A (ja) 光ファイバ位置決め装置及びこの位置決め装置を備える光コネクタ
JP3032102B2 (ja) 光スイッチ
JPH09127359A (ja) 光ファイバ融着接続装置における位置決め溝のガイド機構
JP2828500B2 (ja) 多心マトリクス光ファイバスイッチ
JP2529242Y2 (ja) 光学部品位置合せ用移動装置
JPH0743623A (ja) 光線路完全群切替装置
JPH08184768A (ja) 光スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees