JPH04343317A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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Publication number
JPH04343317A
JPH04343317A JP14392691A JP14392691A JPH04343317A JP H04343317 A JPH04343317 A JP H04343317A JP 14392691 A JP14392691 A JP 14392691A JP 14392691 A JP14392691 A JP 14392691A JP H04343317 A JPH04343317 A JP H04343317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
positioning
positioning pin
optical fiber
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP14392691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Masao Ishikawa
石川 雅勇
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
Takahide Kimura
木村 隆秀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP14392691A priority Critical patent/JPH04343317A/ja
Publication of JPH04343317A publication Critical patent/JPH04343317A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ線路の接続
の切り換えを機械的なスライド回転移動によって行う光
スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ線路の接続の切り換えを機械
的なスライド回転移動によって行う光スイッチが実開昭
62−143920 号公報や特開昭63−14352
1 号公報等に提案されている。実開昭62−1439
20 号公報のものは、一対のフェルールを対向配置し
、それぞれのフェルールに複数の光ファイバを設置し、
回転駆動源を用いて一対のフェルールを回転中心軸を中
心として相対回転移動させ、フェルールの外周に設けた
円形溝とスリーブ状の突起の嵌め合いによって回転の位
置決めを行い、一方側のフェルールの光ファイバと他方
側のフェルールの光ファイバとの接続の切り換えを行う
ものである。
【0003】また、特開昭63−143521 号公報
のものは、同様に、一対のフェルールを対向配置し、一
方側のフェルールには位置決めピンを保持させ、他方側
のフェルールには半円状の溝を設け、回転駆動源を用い
て一方側のフェルールと他方側のフェルールを回転軸を
中心にして相対回転させ、その回転の位置決めを位置決
めピンと半円状の溝の係合によって行い、一方側のフェ
ルールの光ファイバと他方側のフェルールの光ファイバ
との接続の切り換えを行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の提案装置はいずれもフェルールの相対回転を回転駆
動源を用いて行っているため、光スイッチ全体が大型化
してしまうという問題があった。
【0005】また、前記提案装置はいずれも光ファイバ
の接続の切り換えを行うとき、フェルールの広角度の回
転を余儀なくされる構造となっているため、フェルール
の回転に伴い光ファイバに捩じりや曲げの作用が大きく
働き、光伝送損失が悪くなる上に、フェルールの回転の
ストロークが大きいため、迅速な接続の切り換えを行う
ことができないという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、装置の小型化を図り
、フェルールの微小回転によって光ファイバの接続の切
り換えを迅速に行うことができる光スイッチを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、接続端面を対向させて配置される第1のフェル
ールと第2のフェルールを同心状態で相対回転させる回
転規制部を備え、第1のフェルールの接続端面には少な
くとも1個以上の同心円周上に1心以上の第1の光ファ
イバ端面を配設し、第2のフェルールの接続端面には前
記第1の光ファイバ端面と同一半径の円周上に2心以上
の光ファイバ端面を配設し、前記第1および第2の両フ
ェルールには第1の光ファイバ端面と第2の光ファイバ
端面の組み合わせを異にして軸合わせを行う複数の位置
決め穴が設けられるとともに、各組み合わせの位置決め
穴に抜き差しして第1の光ファイバ端面と第2の光ファ
イバ端面の接続の切り換えを行う各組み毎の位置決めピ
ンを有し、各組みの位置決めピンの抜き差し移動はピン
の進退駆動機構によって行われており、前記位置決めピ
ンには、接続の切り換え時に、第1のフェルールと第2
のフェルールの位置ずれしている次の位置決め穴にまた
がって挿入しながら第1のフェルールと第2のフェルー
ルを相対回転させて前記位置決め穴の位置ずれを修正す
るカム面が形成されていることを特徴として構成されて
いる。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、第1のフェルール
の光ファイバと第2のフェルールの光ファイバの接続の
切り換えを行うときには、まず、ピンの進退駆動機構を
動作させて、今まで位置合わせしていた位置決めピンを
抜き出し、次の接続を行う他の位置決めピンを次の組の
位置決め穴に挿入していく。このとき、第1のフェルー
ルの位置決め穴と第2のフェルールの位置決め穴はずれ
た状態になっており、このずれた状態の位置決め穴に位
置決めピンを挿入して行くと、位置決めピンのカム面に
より第1のフェルールの位置決め穴と第2のフェルール
の位置決め穴は一致する方向に回転して両位置決め穴の
軸合わせが行われる。この軸合わせ状態で位置決めピン
は第1のフェルールと第2のフェルールの位置決め穴に
またがって挿入され、この位置決め穴に対応する第1の
フェルールの第1の光ファイバ端面と第2のフェルール
の第2の光ファイバ端面との軸合わせが達成されること
で、第1のフェルール側の光ファイバと第2のフェルー
ル側の光ファイバの接続が切り換わる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2には本発明に係る光スイッチの第
1の実施例が示されている。これらの図において、固定
台1には進退駆動機構として機能する直動式のアクチュ
エータ2,3と、支持台4と、ばね押え板5とが固定さ
れている。支持台4の上側には円柱状をした合成樹脂製
の第1のフェルール6が固定されている。
【0010】この第1のフェルール6には中心孔7が貫
通して開けられている。また、第1のフェルール6には
第1の位置決め穴8と第2の位置決め穴10と6個のフ
ァイバ孔11が貫通して開けられている。そして、6個
のファイバ孔11にはそれぞれ第1の光ファイバ12a
〜12fが挿入されて接着剤を用いて固定されている。 各第1の光ファイバ12a〜12fの接続端面は第1の
フェルール6の接続端面13に一致している。
【0011】この実施例では第1の位置決め穴8と中心
孔7の中心を結ぶ線は基準線Lとなっている。前記第1
の光ファイバ12a〜12fは中心孔7の中心を基準と
する同一半径の円周上に配置されており、第1の光ファ
イバ12bと12eは基準線L上に一致している。そし
て、第1の光ファイバ12aと12cと12dと12f
は基準線Lに対して2αの角度を持った位置に配置され
ている。また、第1の位置決め穴8と第2の位置決め穴
10は同一の円周上にあり、第2の位置決め穴10は基
準線Lに対して角度αの位置に形成されている。
【0012】合成樹脂製の第2のフェルール14は前記
第1のフェルール6と全く同一形状に形成されており、
第1のフェルール6の接続端面13と第2のフェルール
14の接続端面15側から見た図は同一となっている。 第2のフェルール14側の第1の位置決め穴16は第1
のフェルール6の第1の位置決め穴8に対応しており、
同様に、第2のフェルール14の第2の位置決め穴17
は第1のフェルール6の第2の位置決め穴10に対応し
ており、さらに、第2のフェルール14のファイバ孔1
8は第1のフェルール6のファイバ孔11に対応してい
る。そして、第1のフェルール6の第1の光ファイバ1
2a〜12fが設置されている円周と同一半径の円周上
に第2の光ファイバ20a〜20fの端面が配設されて
いる。この第2の光ファイバ20bと20eは基準線L
上に一致しており、第2の光ファイバ20aと20cと
20dと20fは基準線Lに対して2αの角度を持った
位置に配置されている。また、第2の位置決め穴17は
基準線Lに対してαの角度を持った位置に設けられてい
る。なお、第1の位置決め穴16と第2の位置決め穴1
7は同一円周上に設けられており、この円周の半径は第
1のフェルール6の第1の位置決め穴8と第2の位置決
め穴10の円周半径と等しくなっている。
【0013】第2のフェルール14の中心孔21には回
転規制部として機能する回転軸22の基端側が嵌合固定
されており、回転軸22の突出先端側は第1のフェルー
ル6の中心孔7にがたつきなく挿入されて第1のフェル
ール6と第2のフェルール14の相対回転が可能となっ
ている。
【0014】前記ばね押え板5と第2のフェルール14
の間には圧縮状態のばね23が介設されており、第1の
フェルール6の接続端面13と第2のフェルール14の
接続端面15とがばね23の付勢力でもって隙間なく圧
接されている。
【0015】前記アクチュエータ2には第1のフェルー
ル6と第2のフェルール14の第1の位置決め穴8,1
6に挿入する第1の位置決めピン24が進退摺動自在に
設けられている。この第1の位置決めピン24の最大進
出のストローク位置で、第1の位置決めピン24は第1
のフェルール6側から第2のフェルール14の第1の位
置決め穴16内にまたがってがたつきなく挿入した状態
となり、第1の位置決めピン24の最大後退ストローク
位置で、第1の位置決めピン24は第2のフェルール1
4の第1の位置決め穴16から抜け出して第1のフェル
ール6の第1の位置決め穴8内に待機した状態となる。
【0016】アクチュエータ3側には進退摺動軸25が
進退移動自在に設けられており、この進退摺動軸25の
先端側には継手26を介して第2の位置決めピン27の
基端側が固定されている。この第2の位置決めピン27
は第2のフェルール14側の第2の位置決め穴17と第
1のフェルール6の第2の位置決め穴10にまたがって
挿入するようになっており、第2の位置決めピン27の
最大進出ストローク位置で、第2の位置決めピン27は
第2の位置決め穴17,10にまたがってがたつきなく
挿入した状態となり、第2の位置決めピン27の最大後
退ストローク位置で第1のフェルール6の第2の位置決
め穴10から抜け出して第2のフェルール14の第2の
位置決め穴17内に待機するようになっている。この第
2の位置決めピン27は継手26の摺動穴28に沿って
摺動自在となっており、第2のフェルール14が第1の
フェルール6に対して第2の位置決めピン27とともに
相対回転するときに、摺動穴28は第2の位置決めピン
27の回転方向の移動を邪魔しない逃げ穴として機能し
ている。
【0017】前記第1の位置決めピン24と第2の位置
決めピン27の先端側にはカム面として機能するテーパ
面30が形成されている。このテーパ面30は先端側に
向かうにつれて小径化しており、例えば図3の(a)に
示すように第2の位置決め穴10,17に第2の位置決
めピン27がまたがって挿入している状態では第1の位
置決め穴8と16は円周方向に位置ずれしており、この
状態で、第2の位置決めピン27を第1のフェルール6
側の第2の位置決め穴10から抜き出しながら第1の位
置決めピン24を進出方向に摺動すると、第1の位置決
めピン24のテーパ面30が第1の位置決め穴8,16
の重なり合う斜線で示す穴31に入り込む。さらに第1
の位置決めピン24を進出摺動させると、テーパ面30
によって第2のフェルール14側の第1の位置決め穴1
6を第1のフェルール6側の第1の位置決め穴8に一致
する方向に第2のフェルール14が回転する。そして、
第1の位置決め穴8,16が完全に一致したときに、第
1の位置決めピン24が第1の位置決め穴8側から第2
のフェルール14の第1の位置決め穴16にまたがって
入り込み、図4の(b)に示すように第1のフェルール
6側の第1の光ファイバ12a〜12fの端面と第2の
フェルール14側の第2の光ファイバ20a〜20fの
全部が接続状態となる。
【0018】この状態で、第1の位置決めピン24を第
2のフェルール14側の第1の位置決め穴16から抜き
出して、第2の位置決めピン27を進出させると、第2
の位置決めピン27は第2のフェルール14側から図3
の(b)に示すように2αだけずれている第2の位置決
め穴10と17との重なり合う斜線で示す穴32に入り
込み、第2のフェルール14を第2の位置決め穴10,
17が一致する方向にテーパ面30で回転させ、第2の
位置決め穴10,17が一致したときに第2の位置決め
ピン27は第2の位置決め穴10,17にまたがって入
り込み、図4の(a)に示すように、第1の光ファイバ
12bと第2の光ファイバ20aの端面同士が接続され
、同様に、12cと20b、12eと20d、12fと
20eがそれぞれ突き合わされて第1のフェルール6側
の第1の光ファイバと第2のフェルール14側の第2の
光ファイバとの接続切り換えが達成される。
【0019】本実施例によれば、第1の位置決めピン2
4と第2の位置決めピン27を交互に出し入れする簡単
な構成で光ファイバの接続の切り換えが達成されること
となる。そして、この第1の位置決めピン24と第2の
位置決めピン27の出し入れに際し、位置決めピン24
,27の先端側に設けられているテーパ面30がカム面
として機能して第2のフェルール14を接続切り換え位
置に回転させることが可能となり、従来例において必須
であったフェルールの回転駆動源が不要となり、装置構
成の簡易化と小型化を達成することができる。
【0020】さらに、第1のフェルール6側の第1の光
ファイバと第2のフェルール14側の第2の光ファイバ
との接続切り換え後には、対応する第1の位置決めピン
24あるいは第2の位置決めピン27が第1の位置決め
穴8,16または第2の位置決め穴10,17にがたつ
きなく挿入されているので、第1のフェルール6と第2
のフェルール14との位置決め状態を保持する外力付加
装置が不要となり、前記回転駆動源が不要なことと相ま
ってよりいっそうの装置構成の簡易化と小型化をはかる
ことができるとともに、装置コストの大幅な低減化が可
能となる。
【0021】さらに、第1の位置決めピン24が第1の
位置決め穴8,16に嵌まり込む第1組の接続位置と第
2の位置決めピン27が第2の位置決め穴10,17に
入り込む第2組の接続位置間の第2のフェルール14の
回転角(回転ストローク)は非常に微小であり、これに
より、接続切り換えの迅速化が達成されるとともに、こ
の接続回転によって光ファイバに大きな捩じれや曲げが
加わることもなく、光伝送損失の小さい光線路の接続切
り換えが可能となる。
【0022】図5には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例は、第1のフェルール6の接続
端面13側から見て、第2の位置決め穴10を基準線L
に対して2αの角度を持った位置に配置し、第2のフェ
ルール14側の第2の位置決め穴17を基準線L上に配
置して第1のフェルール6の接続端面13側の形状と第
2のフェルール14の接続端面15側の形状を異形に形
成したものであり、それ以外の構成は前記第1の実施例
と同様である。
【0023】この第2の実施例においても、第1の位置
決めピン24と第2の位置決めピン27を交互に対応す
る第1の位置決め穴8,16と第2の位置決め穴10,
17に出し入れすることにより、第1のフェルール6側
の第1の光ファイバ12a〜12fと第2のフェルール
14側の第2の光ファイバ20a〜20fの各組み合わ
せによる光ファイバ線路の接続切り換えが達成される。
【0024】図6には本発明の第3の実施例が示されて
いる。この第3の実施例は、第1のフェルール6の第1
の光ファイバ12a〜12lと第2のフェルール14の
第2の光ファイバ20a〜20lをそれぞれ第1の位置
決め穴8,16と第2の位置決め穴10,17の中心を
通る同一円周上に上下2分割して配置し、各光ファイバ
12a〜12f,12g〜12l,20a〜20f,2
0g〜20lの間隔をαの等間隔に配置したことであり
、それ以外の構成は前記第1の実施例と同様である。
【0025】この第3の実施例では、第1の位置決めピ
ン24を第1の位置決め穴8,16にまたがって挿入す
ることにより、図7(a)に示すように、第1の光ファ
イバ12a〜12lと第2の光ファイバ20a〜20l
は全て接続状態となり、次に、第1の位置決めピン24
を第2のフェルール14側の第1の位置決め穴16から
抜き出し、第2の位置決めピン27を第2の位置決め穴
10,17にまたがって挿入することにより、図7の(
b)に示すように、光ファイバが2つずれた接続状態と
なって、接続の切り換えが行われる。
【0026】図8には本発明の第4の実施例が示されて
いる。この実施例は、第1のフェルール6と第2のフェ
ルール14の各接続端面13,15における複数の(こ
の例では3個の)異なる半径の各円周上に対応する第1
の光ファイバ12a〜12rと第2の光ファイバ20a
〜20rを上下2分割して配置したものである。
【0027】この第4の実施例のように、半径の異なる
複数の円周上に複数の第1の光ファイバと第2の光ファ
イバを配置することで、前記各実施例の場合に比べ、光
ファイバ線路の高密度の接続切り換えが可能となる。
【0028】図9には本発明の第5の実施例が示されて
いる。この第5の実施例は、第1のフェルール6と第2
のフェルール14を同心状に相対回転させる回転規制部
をスリーブ33を用いて構成したものであり、それ以外
の構成は前記第1の実施例と同様である。この第5の実
施例では、スリーブ33の内周面に第1のフェルール6
が固定されており、第2のフェルール14はスリーブ3
3の内周面に回転自在に装着されている。そして、スリ
ーブ33は図1に示す支持台4に固定されることになる
【0029】この第5の実施例においても、第1の位置
決めピン24と第2の位置決めピン27の交互の出し入
れにより第1の光ファイバ12a〜12fと第2の光フ
ァイバ20a〜20fとの接続の切り換えが前記図4の
ように行われることになる。
【0030】図10には本発明の第6の実施例が示され
ている。この第6の実施例は、第1の位置決めピン24
と第2の位置決めピン27の進退移動を同一のアクチュ
エータ2により行うようにしたものであり、それ以外の
構成は前記第1の実施例と同様である。この実施例では
、アクチュエータ2の進退摺動ロッド34にフレーム3
5を固定し、このフレーム35の平行壁面36側に第1
の位置決めピン24の基端側を固定し、平行壁面37側
に第2の位置決めピン27の基端側を固定し、第1の位
置決めピン24と第2の位置決めピン27をアクチュエ
ータ2の進退摺動ロッド34と平行に突設したものであ
る。
【0031】この実施例では進退摺動ロッド34の最大
進出ストローク位置で、第1の位置決めピン24は第1
のフェルール6側の第1の位置決め穴8から第2のフェ
ルール14の第1の位置決め穴16にまたがって挿入す
るようになっており、この状態で、第2の位置決めピン
27は第2のフェルール14側の第2の位置決め穴17
側に待機状態になっている。そして、進退摺動ロッド3
4を後退移動すると、第1の位置決めピン24が第1の
位置決め穴16から抜け出すに伴って第2の位置決めピ
ン27が第2の位置決め穴10側に入り込み、同ピン2
7のテーパ面30により第2のフェルール14を回転さ
せながら第2の位置決め穴10と17を一致させ、進退
摺動ロッド34の最大後退ストローク位置で、第2の位
置決めピン27は第2の位置決め穴10にまたがって挿
入する。このように、第1の位置決めピン24と第2の
位置決めピン27の交互の出し入れを1個のアクチュエ
ータ2により行うことにより目的とする光ファイバ線路
の接続の切り換えが達成されるのである。
【0032】図11には本発明の第7の実施例が示され
ている。この第7の実施例は、第1のフェルール6に第
1の位置決め穴8と第2の位置決め穴10と第3の位置
決め穴38とダミー用の第4の位置決め穴40を形成し
、第2のフェルール14側にも同様に第1の位置決め穴
16と第2の位置決め穴17と第3の位置決め穴41と
ダミー用の第4の位置決め穴42とを設けたものであり
、第1のフェルール6の接続端面13側から見た形状と
第2のフェルール14の接続端面15から見た形状は全
く同一の形状にしてある。 そして、第1のフェルール6には第1の光ファイバ12
a〜12lが、第2のフェルール14には第2の光ファ
イバ20a〜20lがそれぞれファイバ孔11,18を
利用して同一円周上に上下左右4分割の状態で配設され
ている。
【0033】第3の位置決め穴38,41と中心孔7,
21と第4の位置決め孔40,42の中心は水平基準線
H上にあり、この水平基準線H上に光ファイバ12e,
12kおよび20k,20eが配置されている。そして
、水平基準線Hに対して2αの角度を持って光ファイバ
12d,12f,12l,12g,20d,20f,2
0l,20gがそれぞれ配置されている。また、光ファ
イバ12b,12h,20b,20hはそれぞれ前記水
平基準線Hに対して直交して中心孔7,21の中心を通
る垂直基準線V上にあり、光ファイバ12a,12c,
12g,12i,20a,20c,20g,20iはそ
れぞれ垂直基準線Vに対して2αの角度を持って配置さ
れている。また、第1の位置決め穴8,16と第2の位
置決め穴10,17はそれぞれの垂直基準線Vに対して
αの角度を持って配置されている。第1のフェルール6
側の第1の光ファイバ12a〜12lが配置されている
円周と第2のフェルール14側の第2の光ファイバ20
a〜20lが配設されている円周は同一半径の円周とな
っており、また、第1のフェルール6側の第1の位置決
め穴8から第4の位置決め穴40が配置される円周は第
2のフェルール14側に配置される第1の位置決め穴1
6から第4の位置決め穴42の円周と同一半径の円周と
なっている。なお、回転軸22の基端側は第2のフェル
ール14の中心孔21に装着固定され、先端側は第1の
フェルール6の中心孔7に回転自在に嵌合する。
【0034】この実施例では前記第1の実施例に比べ、
アクチュエータが1個増設されることとなり、第1のフ
ェルール6側に第1の位置決めピン24を進退移動する
アクチュエータと第2の位置決めピン27を進退移動す
るアクチュエータが配設され、第2のフェルール14側
に第3の位置決めピン43を進退移動するアクチュエー
タが設けられることになる。
【0035】前記第1の位置決めピン24は第1の位置
決め穴8,16に挿入し、第2の位置決めピン27は第
2の位置決め穴10,17に挿入し、さらに、第3の位
置決めピン43は第3の位置決め穴38,41に挿入す
るものであり、これら第1の位置決めピン24と第2の
位置決めピン27と第3の位置決めピン43を交互に対
応する位置決め穴に出し入れすることにより、第1の光
ファイバ12a〜12lと第2の光ファイバ20a〜2
0lの各組の接続切り換えが行われる。
【0036】例えば、第1の位置決めピン24を第1の
位置決め穴8,16にまたがって挿入することで、図1
2の(a)に示すように、第1の光ファイバ12b,1
2c,12e,12f,12h,12i,12k,12
llと第2の光ファイバ20a,20b,20d,20
e,20g,20h,20j,20kとが接続され、第
1の位置決めピンが第1の位置決め穴16から抜かれた
状態で第2の位置決めピン27が第2の位置決め穴10
,17にまたがって挿入されることで、図12の(b)
に示すように接続状態が切り換わり、さらに、第2の位
置決めピン27が第2の位置決め穴17から抜かれた状
態で第3の位置決めピン43を第3の位置決め穴38,
41にまたがって挿入することで、図12の(c)に示
すように第1の光ファイバ12a〜12lと第2の光フ
ァイバ20a〜20lの全てが接続するように切り換わ
る。このように、位置決めピン24,27,43を交互
に対応する位置決め穴に対して出し入れすることにより
3組の対応で第1の光ファイバと第2の光ファイバとの
接続の切り換えが行われるのである。
【0037】図13には本発明の第8の実施例が示され
ている。この実施例は、1個のアクチュエータにより第
1の位置決めピン24と第2の位置決めピン27と第3
の位置決めピン43の出し入れを行うように構成したも
ので、それ以外の構成は前記第7の実施例と同様である
【0038】この実施例では、1個のアクチュエータ2
の進退摺動ロッド34に前記第6の実施例と同様にフレ
ーム35を固定し、このフレーム35の平行壁面36,
37の一方側の壁面36に第1の位置決めピン24の基
端側と第3の位置決めピン43の基端側とを固定し、他
方側の壁面37には第2の位置決めピン27の基端側を
固定し、第1〜第3の位置決めピン24,27,43を
ピンの進退方向に平行に突設したものである。この実施
例では第3の位置決めピン43の後面側にもカム面とし
て機能するテーパ面44が形成されており、このテーパ
面44の後端側は第3の位置決め穴38,41の内径に
比べ十分に細いロッド部45となっている。
【0039】この実施例で、図13の(a)に示すよう
に、第1の位置決めピン24が第1の位置決め穴8と1
6にまたがって挿入されている状態では、前記図12の
(a)に示す状態で第1の光ファイバと第2の光ファイ
バとの接続が行われており、この状態で、進退摺動ロッ
ド34を後退方向に摺動していくと、第1の位置決めピ
ン24が第1の位置決め穴16から抜け出し、第3の位
置決めピン43のテーパ面44が第3の位置決め穴41
側から38側に後退摺動しながら入り込む。このとき、
第3の位置決め穴38,41は図14に示すように位置
ずれしているが、テーパ面44が第3の位置決め穴38
に入り込むことで、第2のフェルール14は第3の位置
決め穴38と41が一致する方向にテーパ面44に押さ
れて回転し、位置決め穴38,41が完全に一致した状
態で図13の(b)に示すように第3の位置決めピン4
3は第3の位置決め穴38と41にまたがった状態で挿
入される。この状態で、第1の光ファイバと第2の光フ
ァイバは前記図12の(c)に示す如く接続の切り換え
が行われる。
【0040】次に、進退摺動ロッド34をさらに後退移
動させると、第3の位置決めピン43は第3の位置決め
穴41から抜け出し、第2の位置決めピン27が第2の
位置決め穴17側から10側に入り込む。このとき、第
2の位置決めピン27のテーパ面30は第2の位置決め
穴10と17を一致する方向に第2のフェルール14を
回転させる結果、第2の位置決め穴10と17が位置合
わせされ、この状態で第2の位置決めピン27は第2の
位置決め穴17側から10側にまたがって入り込み、第
1の光ファイバと第2の光ファイバは前記図12の(b
)に示す如く接続の切り換えが行われる。そして、この
状態から進退摺動ロッド34を進出方向に摺動していく
ことにより、図13の(b)の状態となり、さらに進出
摺動することにより図13の(a)の状態となり、第1
の位置決めピン24と第2の位置決めピン27と第3の
位置決めピン43の交互の出し入れにより3通りの第1
の光ファイバと第2の光ファイバとの接続切り換えが達
成されるのである。
【0041】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得るものである。 例えば、上記各実施例では第1のフェルール6と第2の
フェルール14との外形寸法を同一にしているが、この
外形寸法は異なったものでもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は第1のフェルール側の第1の光
ファイバと第2のフェルール側の第2の光ファイバとの
各組の接続を行う位置決めピンを対応する位置決め穴に
抜き差しすることにより位置決めピンのカム面を利用し
て第1のフェルールと第2のフェルールとを相対回転さ
せて接続の位置決めを行うように構成したものであるか
ら、従来装置に必須であったフェルールの回転駆動源が
省略でき、装置構成の簡易小型化と装置コストの大幅な
低減化が可能となる。
【0043】また、接続の切り換え後にあっては、位置
決めピンが第1のフェルールと第2のフェルールの対応
する位置決め穴にまたがって挿入された状態となってい
るので、接続の位置合わせ状態が安定に維持されること
となり、この接続の位置決め状態を維持するための外力
付加手段を設ける必要もない。
【0044】さらに、接続の切り換えに要する第1のフ
ェルールと第2のフェルールとの相対回転量が非常に小
さく、これにより、光ファイバの接続を迅速に行うこと
ができるとともに、前記接続に要するフェルールの相対
回転量が小さいことから光ファイバが大きく捩じれたり
曲げられたりすることがなく、これにより光伝送損失の
小さい高精度の接続切り換えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光スイッチの第1の実施例を示す
全体外観図である。
【図2】同実施例における第1のフェルールと第2のフ
ェルールの斜視構成図である。
【図3】同実施例における光ファイバの接続切り換えの
動作状態を示す説明図である。
【図4】同実施例における光ファイバの2通りの接続切
り換え態様の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す要部説明図である
【図6】本発明の第3の実施例を示す要部説明図である
【図7】同実施例における光ファイバの接続切り換え態
様の説明図である。
【図8】本発明の第4の実施例の要部説明図である。
【図9】本発明の第5の実施例の要部説明図である。
【図10】本発明の第6の実施例の要部説明図である。
【図11】本発明の第7の実施例を示す要部説明図であ
る。
【図12】同実施例における光ファイバの切り換え接続
態様を示す説明図である。
【図13】本発明の第8の実施例を位置決めピンの切り
換え動作状態で示す説明図である。
【図14】同実施例における第3の位置決めピンの作用
説明図である。
【符号の説明】
6  第1のフェルール 8,16  第1の位置決め穴 10,17  第2の位置決め穴 12a〜12r  第1の光ファイバ 14  第2のフェルール 20a〜20r  第2の光ファイバ 22  回転軸 24  第1の位置決めピン 27  第2の位置決めピン 30,44  テーパ面 38,41  第3の位置決め穴 40,42  第4の位置決め穴 43  第3の位置決めピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  接続端面を対向させて配置される第1
    のフェルールと第2のフェルールを同心状態で相対回転
    させる回転規制部を備え、第1のフェルールの接続端面
    には少なくとも1個以上の同心円周上に1心以上の第1
    の光ファイバ端面を配設し、第2のフェルールの接続端
    面には前記第1の光ファイバ端面が配設される円周と同
    一半径の円周上に2心以上の光ファイバ端面を配設し、
    前記第1および第2の両フェルールには第1の光ファイ
    バ端面と第2の光ファイバ端面の組み合わせを異にして
    軸合わせを行う複数の位置決め穴が設けられるとともに
    、各組み合わせの位置決め穴に抜き差しして第1の光フ
    ァイバ端面と第2の光ファイバ端面の接続の切り換えを
    行う各組み毎の位置決めピンを有し、各組みの位置決め
    ピンの抜き差し移動はピンの進退駆動機構によって行わ
    れており、前記位置決めピンには、接続の切り換え時に
    、第1のフェルールと第2のフェルールの位置ずれして
    いる次の位置決め穴にまたがって挿入しながら第1のフ
    ェルールと第2のフェルールを相対回転させて前記位置
    決め穴の位置ずれを修正するカム面が形成されている光
    スイッチ。
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