JPH06181584A - 光ファイバ方式自動化光mdf - Google Patents

光ファイバ方式自動化光mdf

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JPH06181584A
JPH06181584A JP4332730A JP33273092A JPH06181584A JP H06181584 A JPH06181584 A JP H06181584A JP 4332730 A JP4332730 A JP 4332730A JP 33273092 A JP33273092 A JP 33273092A JP H06181584 A JPH06181584 A JP H06181584A
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MDFにおけるジャンパ作業を自動的に、小
さな接続損失で安価に行えるようにすると共に、光線路
試験も自動的に行えるようにする。 【構成】 加入者線路側光ファイバFu のコネクタプラ
グ部10を保持する光ファイバ整列板2と、加入者線路
側光ファイバFu のコネクタプラグ部10と局内側光フ
ァイバFk ・試験光ファイバFt のコネクタプラグ部1
7を保持するコネクタ配列板3と、コネクタプラグ部1
0を選択・把持してコネクタ配列板3のコネクタアダプ
タ部に挿入する選択・付線作業用ロボット4と、光ファ
イバを一対のローラ30、31で挟持し、巻戻し可能に
保持する巻取りローラ装置5と、ローラ30、31を選
択・駆動し、不用の光ファイバを撤去する撤去作業用ロ
ボット6から構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信網に使用され
る光MDF(Main Distributing Frame)の自動化装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は光通信網における光MDFの周辺
を示すもので、加入者101側に光回線終端装置(FS
U)102が配設され、局内に光MDF103、加入者
系光局内装置(FSE)104、広帯域加入者線端局装
置(BSLT)105、オペレーションセンタ106、
ディジタル交換機108が配設されている。
【0003】加入者101対応に配置されるFSU10
2に接続された加入者線路側光ファイバFu は、光MD
F103により局内側光ファイバFk のいずれかに完全
群接続される。また、FSE104は、BSLT105
を介してオペレーションセンタ106に、IFE107
を介してディジタル交換機108に接続されている。な
お、図中、2本で表された線は光ファイバを、また1本
で表された線はメタリックワイヤをそれぞれ示してい
る。
【0004】従来の光MDFは、図10に示すように、
加入者線路側光ファイバ終端架111と局内側光ファイ
バ収容架112から構成されている。加入者線路側光フ
ァイバ終端架111には、図11に示すように、端子板
113のコネクタアダプタ114に先端が接続された加
入者線路側光ファイバFu が収容されており、また局内
側光ファイバ収容架112には、先端にコネクタプラグ
115を有した局内側光ファイバFk が収容されてい
る。
【0005】このような装置において、所定の加入者に
サービスを開始するには、この加入者に対応した加入者
線路側光ファイバFu が収容されている端子板113を
選び、この端子板113の対応するコネクタアダプタ1
14に、サービスの種類に応じた局内側光ファイバFk
のコネクタアダプタ115を挿入する。これにより光フ
ァイバ同士が接続される。
【0006】また、住所変更等により、加入者が別の加
入者線路側光ファイバFu に対応するようになった場合
は、この加入者線路側光ファイバFu が収容されている
端子板113を選び、この端子板113のコネクタアダ
プタ114に、それまで使用していた局内側光ファイバ
Fk 、または同様なサービスの種類に応じた局内側光フ
ァイバFk のコネクタプラグ115を挿入する必要があ
る。なお、これらの接続作業は、一般にジャンパ作業と
呼ばれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のジャンパ作業は人手により行われており、人手
を必要とすると共に、作業に時間がかかる。現時点では
光通信網自体がそれほど普及していないので大きな問題
とはならないが、今後、通信サービスの高度化に伴い、
本格的な普及が予想され、将来、電話局運用経費の中で
光MDFの人手によるジャンパ作業に要する経費が大き
な割合を占めるようになることが懸念される。
【0008】また、現用の光MDFが、人手作業を前提
にしているため、コネクタプラグの挿入・引抜きに道具
等を用いたとしても、人が目視識別する大きさ、人が作
業できる空間等を考慮すると、数100から数1000
の回線を収容する装置の小型化に限界がある。
【0009】さらに、前述したように全ての加入者線路
側光ファイバは、いったん光MDFを経由した後、局内
装置へ導かれるため、光MDFは光線路の試験を行う場
所となっている。即ち、各加入者線路側光ファイバには
方向性結合器が装着され、分岐された光ファイバの端が
複数本束ねられ、多心コネクタに取り付けられた状態で
心線選択装置と称する装置の端子板に収容されている。
【0010】一方、試験のための光を送出すると共に後
方散乱光を検出する光パルス試験機(OTDR)は、先
端に単心コネクタを有する試験用光コードを備えてお
り、前記多心コネクタと単心コネクタとはX−Yレコー
ダの紙と印字ヘッドとに対応した関係で配置されてい
る。
【0011】このような構成において、試験を行う場合
には、ワークステーションから試験装置を介して心線選
択装置を呼び出し、前述した試験用光コードの単心コネ
クタを該当する加入者線路側光ファイバが収容されてい
る多心コネクタの所定の位置へ接続する。これにより、
光線路試験のルートが設定されたことになり、この状態
でOTDRから光信号を送出し、後方散乱光を検出する
ことにより、その状態を試験する。この光試験のルート
設定は既に自動化されている。
【0012】しかしながら、前述したようにジャンパ作
業は手動で行われているため、自動化されている光線路
試験のルート設定とはアンバランスの状態になり、かえ
って光線路試験の手順が煩雑になるという問題があっ
た。
【0013】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、自動化により手動操作によるジャ
ンパ作業をなくすことができ、また接続損失を大きくす
ることなく小形で運用経費の安い自動化光MDFを提供
することを第1の目的とする。さらに、光MDFの基本
機能であるジャンパ作業を行う構成と光線路試験のルー
ト設定を行う構成とを共用化し、加入者線路側光ファイ
バと局内側光ファイバとをコネクタを介して直接接続
し、より経済的な自動化光MDFを提供することを第2
の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、次のような構成とした。即ち、光MDF
を、加入者線路側光ファイバのフェルールにより端末成
形されたコネクタプラグ部が挿入される保持穴がマトリ
ックス状に配列され、この加入者線路側光ファイバを、
そのコネクタプラグ部の一部が前記保持穴から突出した
状態で保持する光ファイバ整列板と、局内側光ファイバ
のフェルールにより端末成形されたコネクタプラグ部と
前記加入者線路側光ファイバのコネクタプラグ部とを接
続するスリーブを含むコネクタアダプタ部がマトリック
ス状に配列され、前記局内側光ファイバを、そのコネク
タプラグ部が前記コネクタアダプタ部内に挿入された状
態で保持するコネクタ配列板と、前記光ファイバ整列板
の保持穴に保持されている加入者線路側光ファイバのコ
ネクタプラグ部を選択・把持し、前記コネクタ配列板の
所定のコネクタアダプタ部へ挿入する光ファイバ選択・
付線作業用ロボットと、前記加入者線路側光ファイバを
一対のローラで個別に挟持し、巻戻し可能に保持する巻
取りローラ装置と、この巻取りローラ装置のローラを選
択・駆動し、不用となった既付線の光ファイバを引き戻
して撤去する光ファイバ撤去作業用ロボットから構成す
る。
【0015】また、光ファイバ整列板のコネクタプラグ
部が突出している側の面と、コネクタ配列板のコネクタ
プラグ部を挿入する側の面を同一平面内に配置し、前記
光ファイバ選択・付線作業用ロボットと光ファイバ撤去
作業用ロボットとを前記同一平面を挟んで相対する空間
に別々に配置し、前記光ファイバ選択・付線作業用ロボ
ットはコネクタプラグ部の突出・挿入側に配置する。
【0016】さらに、加入者線路側光ファイバを方向性
結合器により接続用加入者線路側光ファイバと分岐光フ
ァイバに分岐し、この接続用加入者線路側光ファイバと
分岐光ファイバとを光ファイバ整列板に保持し、光パル
ス試験器の試験光ファイバを局内側光ファイバと同じ状
態でコネクタ配列板に接続する。
【0017】
【作用】以上のような構成において、指定された加入者
線路側光ファイバのコネクタプラグ部を光ファイバ選択
・付線作業用ロボットにより光ファイバ整列板から引き
出し、コネクタ配列板のコネクタアダプタ部内に挿入し
て局内側光ファイバに接続する。不用となった加入者線
路側光ファイバは、巻取りローラ装置と光ファイバ撤去
作業用ロボットにより引き戻され、そのコネクタプラグ
が光ファイバ整列板に保持される。加入者線路側光ファ
イバと局内側光ファイバとを自動的に接続でき、また、
一箇所のコネクタを介して低損失接続でき、光ファイバ
を高密度に実装できる。さらに、高密度実装の光ファイ
バ端を光ファイバ整列板によりマトリックス状に正確に
位置決めでき、これによりロボットの選択動作機能を簡
略化でき、またロボットの作業別分離配置により単純
化、小型化でき、各部分に必要な光ファイバ処理空間を
共用化して装置全体を小型化できる。
【0018】加入者線路側光ファイバから方向性結合器
により分岐された分岐光ファイバは、前述の加入者線路
側光ファイバの選択・付線作業と同様の動作により試験
光ファイバに接続される。加入者線路側と局内側との接
続を切断することなく、また自動的に光線路試験ルート
の設定を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1、図2は、この発明の光MDF
の実施例を示す斜視図、概略図、図3はコネクタプラグ
部の斜視図、図4〜6、図7はシャンパ作業における選
択・付線、撤去を示す斜視図、図8は光MDFの他の実
施例を示す斜視図である。
【0020】図1、図2に示すように、この発明の光M
DF1は、主として光ファイバ整列板2と、コネクタ配
列板3と、光ファイバ選択・付線作業用ロボット4と、
巻取りローラ装置5と、光ファイバ撤去作業用ロボット
6と、方向性結合器7と、OTDR(光パルス試験機)
8から構成され、加入者線側光ファイバFu の接続用加
入者線路側光ファイバFu-1 と局内側光ファイバFk を
自動的に直接接続し、分岐光ファイバFu-2 と試験光フ
ァイバFt を自動的に直接接続するように構成されてい
る。
【0021】光ファイバ整列板2とコネクタ配列板3
は、同一平面P内に配置し、この平面Pを境にして一方
の空間側に、巻取りローラ装置5、光ファイバ撤去作業
用ロボット6、方向性結合器7、OTDR8、未使用の
光ファイバFu-1 ・Fu-2 を配置し、他方の空間側に、
光ファイバ選択・付線作業用ロボット4を配置する。こ
のロボット4側に使用中の光ファイバ部分Fu ’が位置
することになる。
【0022】加入者線側光ファイバFu は、光路を切り
換える方向性結合器7を介して接続用加入者線路側光フ
ァイバFu-1 と分岐光ファイバFu-2 に分岐され、この
光ファイバFu-1 、Fu-2 の先端におけるコネクタプラ
グ部10が、未使用時に光ファイバ整列板2に保持さ
れ、使用時にコネクタ配列板3に挿入固定される。
【0023】光ファイバ整列板2およびコネクタ配列板
3は、コネクタプラグ部10が挿入される保持穴14、
接続穴15がマトリックス状に高密度に配設されてい
る。光ファイバ整列板2の保持穴14は、コネクタプラ
グ部10をその先端フェルール11が光ファイバ整列板
2の表面からロボット4側へ突き出るように保持する穴
であり、ローラ装置5側に設けた図示しない係止部など
によりロボット4側へは抜け出ることができるが、ロー
ラ装置5側へは抜け出ないようにされている。
【0024】コネクタ配列板3の接続穴15は、その中
に市販の光コネクタに使用されているものと同等のスリ
ーブ16が設けられており、コネクタアダプタ部が形成
される。このスリーブ16のローラ装置5側に、局内側
光ファイバFk と試験光ファイバFt のコネクタプラグ
部17のフェルール11が挿入固定される(図2参
照)。スリーブ16のロボット4側には、接続用加入者
線路側光ファイバFu-1 あるいは分岐光ファイバFu-2
のコネクタプラグ部10のフェルール11が挿入され、
スリーブ16内で各光ファイバが導通することになる。
【0025】図3は、コネクタプラグ部10、17の構
造の一例であり、各ファイバの外被を除去した外径約
0.9mmの心線を覆い端面処理された金属金具付きの
フェルール(外径約1.25mmの外形精度の良い円
筒)11と、このフェルール11とファイバ心線とを固
定するフェルール保持部品12と、このフェルール保持
部品12の外周部分に設けられるリング状弾性体13か
ら構成されている。このリング状弾性体13により、コ
ネクタプラグ部10、17が保持穴14、接続穴15に
弾性支持された状態で固定される。
【0026】光ファイバ選択・付線作業用ロボット4
は、光ファイバFu-1 、Fu-2 のコネクタプラグ部10
を把持する主ハンド20と、コネクタプラグ部10の方
向を180°変える持替えハンド21と、これらハンド
20、21を所定の方向に移動あるいは回転させる駆動
機構22からなる。主ハンド20は、先端にZ軸方向に
開閉する一対のグリッパ20aを有し、持替えハンド2
1は、先端にX軸方向に開閉する一対のグリッパ21a
を有する。
【0027】主ハンド20は、図1に示すように、弾性
支持した本体基部をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向に移
動可能とし、持替えハンド21は、θ方向に回転可能と
し、主ハンド20と共にX軸方向に移動可能とする。具
体的な駆動機構としては、図4に示すように、基台23
上にテーブル24を三段配置し、各テーブル24をモー
タ・ボールスクリュー方式の駆動装置25により移動さ
せる構成とする。
【0028】主ハンド20はテーブル24Y上に設け、
持替えハンド21は回転駆動装置26を介してテーブル
24X上に設ける。なお、持替えハンド21の位置は、
Y軸方向に退避移動した後退位置における主ハンド20
の下方とし、さらに詳しくは、図1に示すように、主ハ
ンド20のグリッパ20aにより上下から把持されたコ
ネクタプラグ部10の中間部分を、グリッパ21aによ
り横方向から把持できる位置とする。また、持替えハン
ド21はY軸方向とZ軸方向に移動可能としてもよい。
【0029】巻取りローラ装置5は、接続用加入者線路
側光ファイバFu-1 あるいは分岐光ファイバFu-2 が部
分的に巻き掛けられる巻取りローラ30と、この光ファ
イバを挟持するピンチローラ31からなり、これら光フ
ァイバが使用されていない状態、即ちコネクタプラグ部
10が光ファイバ整列板2に保持されている状態で、全
ての光ファイバを余長を持たせて保持し、また光ファイ
バ選択・付線作業用ロボット4により光ファイバが引き
出されてコネクタ配列板3に接続された状態でも、接続
された光ファイバが余裕を持って配線されるようにし、
さらに配線された光ファイバを後述する光ファイバ撤去
作業用ロボット6により巻戻せるようにしたものであ
る。なお、一対のローラ30、31は、支持軸32、3
3に回転自在に支持されており、光ファイバのFu-1 、
Fu-2 の数だけ配設される。
【0030】光ファイバ撤去作業用ロボット6は、X軸
方向とZ軸方向に移動して、指定された光ファイバを挟
持しているピンチローラ31を回転駆動させ、指定され
た光ファイバを引き戻す装置であり、モータ41により
回転駆動される駆動ローラ40を備えている。撤去すべ
き光ファイバへアクセスするためのZ軸方向の移動は、
本体をガイドロッド42に沿って移動自在とし、図示し
ない駆動機構により移動させて行う。この実施例では、
巻取りローラ装置5がFu-1 用とFu-2 用の2台に分離
されており、この場合、各々の巻取りローラ装置へアク
セスするためのX軸方向の移動は、図1に示すように、
アーム43を揺動させることにより行う。また、図2に
示すように、ガイド44によってX軸方向に直線移動さ
せてもよい。
【0031】以上のような構成において、次のように動
作する。 <光ファイバの選択・付線作業(図4〜図6参照)> (1) 回線管理者から付線命令が下されると、指定された
光ファイバ整列板2の行と列の番号に基づいて、選択・
付線作業用ロボット4の主ハンド20がX軸方向、Z軸
方向に移動し、指定の接続用加入者線路側光ファイバF
u-1 の位置へ位置決めされる。 (2) 主ハンド20がY軸方向に前進移動し、所定の光フ
ァイバFu-1 のコネクタプラグ部10を把持する。
【0032】(3) 主ハンド20が後退移動することによ
り指定の光ファイバFu-1 を引き出し、そのコネクタプ
ラグ部10が持替えハンド21位置に達すると停止す
る。持替えハンド21でコネクタプラグ部10を把持す
る。 (4) 持替えハンド21が180°回転しつつ、主ハンド
20がX軸方向に移動してコネクタ配列板3の手前に達
する。 (5) コネクタプラグ部10が持替えハンド21から主ハ
ンド20へ把持される。主ハンド20がX軸方向、Z軸
方向に移動し、指定の局内側光ファイバFk の位置へ位
置決めされる。主ハンド20がY軸方向に移動してコネ
クタプラグ部10がコネクタ配列板3の指定の接続穴1
5の入口側に挿入される。
【0033】<光ファイバの撤去作業(図7参照)> (1) 回線管理者から撤去命令が下されると、指定された
コネクタ配列板3の行と列の番号に基づいて、選択・付
線作業用ロボット4の主ハンド20がX軸方向、Z軸方
向に移動し、指定の局内側光ファイバFk の位置へ位置
決めされる。主ハンド20がY軸方向に前進移動し、既
付線されている接続用加入者線路側光ファイバFu-1 の
コネクタプラグ部10を把持する。
【0034】(2) 主ハンド20が把持して引き出したコ
ネクタプラグ部10を手放し、光ファイバFu-1 が自由
な状態となる。これと同時に光ファイバ撤去作業用ロボ
ット6が撤去すべき光ファイバFu-1 が保持されている
ローラ30・31へ移動する。 (3) ロボット6の駆動ローラ40が回転し、既付線光フ
ァイバFu-1 が引き戻され、そのコネクタプラグ部10
が光ファイバ整列板2の保持穴14に挿入される。
【0035】全ての光ファイバは、これらが配列支持さ
れている光ファイバ整列板1およびコネクタ配列板3の
各穴14、15に付けられている行と列の番号を用いて
識別することができ、付線と撤去が自動的に短時間で行
われる。
【0036】<光パルス試験>前述の選択・付線作業と
同様の手順で、分岐光ファイバFu-2 が光ファイバ整列
板2から引き出され、コネクタ配列板3の試験光ファイ
バFt に接続される。OTDR8から送出された試験光
が方向性結合器7で接続された加入者線路側光ファイバ
Fu に導かれ、この試験光の後方散乱光がOTDR8で
検出される。この検出光により、加入者線路側光ファイ
バFu の状態、例えば断線しているか否か等を知ること
ができる。
【0037】なお、加入者線路側と局内側の各光ファイ
バは、その接続関係を逆にして、図8に示すように、コ
ネクタ配列板3に加入者線路側光ファイバFu を接続
し、光ファイバ整列板2に局内側光ファイバFk を接続
するようにしても、何ら問題はない。
【0038】
【発明の効果】この発明の自動化光MDFは、以上のよ
うな構成からなるので、次のような効果を奏する。 (1) ジャンパ作業を自動的に短時間で行うことができ
る。また、加入者線路側光ファイバのコネクタプラグ部
を光ファイバ整列板にマトリックス状に整端したことに
より、狭い空間に高密度に実装でき、しかも所定の加入
者線路側光ファイバの選択・引出し・巻戻しが正確かつ
容易となる。その結果、ロボットおよび装置全体の高密
度実装・小型化・機構の簡略化が図れる。 (2) 光ファイバの選択・付線作業と既付線光ファイバの
撤去作業を分離し、各々の作業に専用化したロボットを
光ファイバ整列板面・コネクタ配列板面を境に分離配置
したことにより、既に付線された多くの光ファイバによ
り付線空間が錯綜状態であっても、付線空間とは反対側
の空間に位置する巻取りローラを光ファイバ撤去作業用
ロボットで選択・駆動することにより、既設の光ファイ
バに干渉されることなく、所定の光ファイバを巻取るこ
とができる。 (3) ジャンパ線は加入者線路側光ファイバで構成され、
本装置内の光通信経路には接続点が1箇所だけであるた
め、挿入損失を光コネクタと同等に小さくでき、しかも
低コスト化が図れる。 (4) 各加入者線路側光ファイバに方向性結合器を設け、
その分岐光ファイバを加入者線路側光ファイバと同じ光
ファイバ整列板に収容したため、光線路試験ルートの設
定を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光MDFの構成を示す斜視図であ
る。
【図2】この発明の光MDFの構成を示す概略図であ
る。
【図3】コネクタプラグ部の構造の一例を示す斜視図で
ある。
【図4】ジャンパ作業における選択・付線動作を順に示
す斜視図(その1)である。
【図5】ジャンパ作業における選択・付線動作を順に示
す斜視図(その2)である。
【図6】ジャンパ作業における選択・付線動作を示す斜
視図(その3)である。
【図7】ジャンパ作業における撤去動作を順に示す斜視
図である。
【図8】この発明の光MDFの他の構成例を示す斜視図
である。
【図9】光ファイバ通信網における光MDFの周辺を示
す構成図である。
【図10】従来の光MDFの全体構成を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の光MDFの接続状況を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
Fu 加入者線路側光ファイバ Fu-1 接続用加入者線路側光ファイバ Fu-2 分岐光ファイバ Fk 局内側光ファイバ Ft 試験光ファイバ 1 光MDF 2 光ファイバ整列板 3 コネクタ配列板 4 光ファイバ選択・付線作業用ロボット 5 巻取りローラ装置 6 光ファイバ撤去作業用ロボット 7 方向性結合器 8 OTDR(光パルス試験機) 10 コネクタプラグ部 11 フェルール 12 フェルール保持部品 13 弾性体 14 保持穴 15 接続穴 16 スリーブ 17 コネクタプラグ部 20 主ハンド 21 持替えハンド 22 駆動機構 23 基台 40
駆動ローラ 24 テーブル 41
モータ 25 駆動装置 42
ガイドロッド 30 巻取りローラ 43
アーム 31 ピンチローラ 44
ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線路側光ファイバのフェルールに
    より端末成形されたコネクタプラグ部が挿入される保持
    穴がマトリックス状に配列され、この加入者線路側光フ
    ァイバを、そのコネクタプラグ部の一部が前記保持穴か
    ら突出した状態で保持する光ファイバ整列板と、 局内側光ファイバのフェルールにより端末成形されたコ
    ネクタプラグ部と前記加入者線路側光ファイバのコネク
    タプラグ部とを接続するスリーブを含むコネクタアダプ
    タ部がマトリックス状に配列され、前記局内側光ファイ
    バを、そのコネクタプラグ部が前記コネクタアダプタ部
    内に挿入された状態で保持するコネクタ配列板と、 前記光ファイバ整列板の保持穴に保持されている加入者
    線路側光ファイバのコネクタプラグ部を選択・把持し、
    前記コネクタ配列板の所定のコネクタアダプタ部へ挿入
    する光ファイバ選択・付線作業用ロボットと、 前記加入者線路側光ファイバを一対のローラで個別に挟
    持し、巻戻し可能に保持する巻取りローラ装置と、 この巻取りローラ装置のローラを選択・駆動し、不用と
    なった既付線の光ファイバを引き戻して撤去する光ファ
    イバ撤去作業用ロボットを備えていることを特徴とする
    光ファイバ方式自動化光MDF。
  2. 【請求項2】 請求項1において、光ファイバ整列板の
    コネクタプラグ部が突出している側の面と、コネクタ配
    列板のコネクタプラグ部を挿入する側の面を同一平面内
    に配置し、前記光ファイバ選択・付線作業用ロボットと
    光ファイバ撤去作業用ロボットとを前記同一平面を挟ん
    で相対する空間に別々に配置し、前記光ファイバ選択・
    付線作業用ロボットはコネクタプラグ部の突出・挿入側
    に配置したことを特徴とする光ファイバ方式自動化光M
    DF。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、加入
    者線路側光ファイバを方向性結合器により接続用加入者
    線路側光ファイバと分岐光ファイバに分岐し、この接続
    用加入者線路側光ファイバと分岐光ファイバとを光ファ
    イバ整列板に保持し、光パルス試験器の試験光ファイバ
    を局内側光ファイバと同じ状態でコネクタ配列板に接続
    したことを特徴とする光ファイバ方式自動化光MDF。
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